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2016年08月31日(水) ■ |
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セキュリティの最大の欠陥は、人間だよ |
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映画「ピエロがお前を嘲笑う」(バラン・ボー・オダー監督)から。 ドイツ映画はあまり観る機会がなかったが、意外と面白かった。 特に物語終盤、トリックが幾重にも重なり、 なるほど・・そうか、と納得するが、またひっくり返されたり、 まさしく、手品を観ている感じさえした。 実は「ハッカー」なる人たちの行動・思考が理解できず、 少しでもヒントになれば、という軽い気持ちの鑑賞動機であったが、 「彼は侵入以外興味がなかった。彼のルールは3つ。 1つは、安全なシステムはない。その2 不可能に挑め。 その3 サイバーの世界と現実の世界を楽しめ。 つまり、楽しみを仮装世界だけに頼るな」の台詞で少し理解できた。 「安全」「侵入不可能」という単語を嘲笑うように、 「ハッカー」を楽しみながら「不可能」に挑戦しているようだ。 だから、本来の目的は「何も変えずに、システムを調べる」こと。 「素人は痕跡を残す」「土産をいただく者もいる」とプロを気取り、 巷で、ハッキングされたことが事件となるのは、素人だと言い切る。 自分たちの存在を認めて欲しくて、わざわざ「痕跡」を残す、 そんな気がしてならない。そしてこのフレーズで、ハッとさせられた。 「セキュリティの最大の欠陥は、人間だよ」 「ハッキングは、騙しソーシャルエンジアリングだ。 人は騙されやすく、争いを避けたがる。 この2つを利用して、欲しいものを手に入れる」と。 「人は見たいものを見る」、言い換えれば 「見たいものしか見ない」いや、見ようとしないからこそ、 そこに隙が生まれ、簡単なトリックにも引っかかってしまう。 「ハッキングはトリックさ。どちらも人を騙す」 冒頭に語られるこんな台詞が、思い出された。
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2016年08月30日(火) ■ |
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役割が果たせなくなったら「生前退位」 |
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「リオ五輪」の盛り上りで、落ち着いて考えられなかったから、 天皇の「お気持ち」について、ゆっくり読み直してみた。 いろいろな角度からその意味を分析する人たちが現われ、 へぇ、こんな視点があるのか・・と感心させられたから、 私も生活者の視点で書いてみたくなった。 天皇の「生前退位」を、私たち一般ピープルに落として 考えてみると、なるほどなぁ、と思うことが多々ある。 まずは「スムーズな世代交代」を望んでいる視点。 社長・会長・委員長・理事長など、会社・各種団体には、 「〜長」と呼ばれる人を筆頭にグループが形成されるが、 偉大であればあるほど、下が育たないという悩みを抱える。 そのためにも、適当な時期に「世代交代」をしないと、 組織として、うまく機能しなくなる危機感を感じたのかも・・ それは、一般の組織でも天皇家でも同じなのだろう。 次に「〜長」としての役割が果たせなくなったら、 周りに指摘される前に「自ら身を引く必要性」を感じた。 体力・知力・判断力・人間力などを、自分で分析して、 もう限界かな、と感じたら「引退」の道を選ぶ潔さ、 それを世の「〜長」に向けたメッセージかな、と受け取った。 天皇だから・・と他人事のように考えるのではなく、 私たち社会では・・という視点を持ち続けたいと思う。 だから今回は「役割が果たせなくなったら『生前退位』」を、 気になる一言に残しておこうと思う。(汗)
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2016年08月29日(月) ■ |
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ひとりぼっちになった粒は、惨めだ |
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書籍「まく子」(西加奈子著・福音館書店・253頁)から。 彼女の作品は、一気に読み終える楽しさを持っているな、 それが読後の感想である。(笑) 前半に気になったフレーズが、後半で輝いてくるから、 メモしていても、とても楽しい。 「どの煙も、大体似たようなものだった。 初めは、勢いよく煙突から溢れ、やがて勢いをなくして、薄く、 限りなく透明に近づいてゆく、ただの煙だった」の表現に、 人の一生を例えている気がしたし、 「永遠に続きがないから、きっと素敵なんだよ」 「それって、まくこととも関係してる?」 「うん、してる。全部、落ちるから素敵なの。全部落ちる」 の会話に、高齢になることをタブらせてみると、 歳を重ねることも悪くないな、と思わせてくれた。 今回の私のお気に入りの部分は、 「少しでも、時間が経つと、米粒は硬くなってしまう。 おにぎりするとあんなに美味しいのに。 ひとりぼっちになった粒は、惨めだ。 ただべったりと皿にはりついている」という表現だった。 人間の魅力を引き出すのは、やはり人間関係だな、 コミュニケーション能力は、大事にしようっと。
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2016年08月28日(日) ■ |
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4年後は何が消費されるのか? |
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リオバラリンピックが始まる前に、リオオリンピックを総括すると、 予想以上の日本人の活躍に、寝不足になり体調を崩した。(汗) それでは、今回のオリンピック開催の経済効果がわかりにくい。 実は、今回の「リオ五輪」の消費拡大するものを大会前に予想したが、 ものの見事に、ことごとく外れた。(笑) 私は、エコノミストにはなれないな、と再認識させられた。 私の予想は、4K高画質のテレビや、ブルーレイレコーダー、 より鮮明な、迫力あるシーンを求め、購買力が進むだったが、 しかし、日本国民は違うものを消費したようだ。 日本人の活躍により、出場選手と同じ「公式ウェア」などの スポーツ用品は、大いに売れたらしい。 また時差による深夜観戦が増えたため、唐揚げやスイーツなど、 小腹の足しになる軽食なども含め、24時間営業のコンビニ商品も 売り上げを伸ばした、という。 なるほど・・と頷きながら、私の関心はすでに「東京五輪」。 では「4年後は何が消費されるのか?」に興味が移っている。 読者の皆さんも、予想してみて欲しい。 たぶん、私の予想とはまったく違ったものが売れる予感がしている。 外国語が、その場で通訳される「ヘッドフォン」とか、 競技会場にいるような、臨場感たっぷりの「映画館」とか・・ 4年間の技術の進歩に期待しようっと・・楽しみだなぁ。
P.S. あっ、その前に、定年退職している私は、どこで何をしているのかな?
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2016年08月27日(土) ■ |
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じゃあ、この人も危ないね |
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仕事の帰り道、いつもと違ったルートを通った。 暫く歩くと、高校生だろうか、スマホ片手に 下を向きながら歩いている男子学生とぶつかった。 以前から「危ないな」と気になっていたので、 「スマホとか見ながら歩くのは良くないよ。 特に下を向きながらでは、危ないからね」と声を掛けたら、 「じゃあ、この人も危ないね」と答えが返ってきた。 彼が指したのは、昔からお馴染みの「二宮尊徳像」、 槇を背負いながら、下を向いて本を読んでいる。(笑) わが町の面白風景の一つで、暑い季節は赤白帽子を被り、 寒い冬には、誰かがマフラーを巻いている。(ようだ) 悪意で考えると、二宮尊徳をバカにしている、となるが、 善意で考えると、その像を見るだけで、ホッコリする。 その像の前で「夢中になって下を向いては危ない」と 注意したのだから、もう笑うしかなかった。 まさか「本はいいけど、スマホはダメだ」なんて、 理由にならないからなぁ。(汗) それに、私も「ポケモンGO!」にハマっているから、 今度は、周りの様子を見ながら、注意しようっと。(汗)
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2016年08月26日(金) ■ |
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「家族」って、時間をかけて煮込むもの |
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映画「惑う After the Rain」(林弘樹監督)から。 三島市を中心に、ロケ地先行試写会で鑑賞させていただいた。 「日本の家族制度が抱える光と闇を描いた人間ドラマ」 このワンフレーズでは片付けられない「家族」という キーワードが、頻繁に登場する。 「いわゆる、幸せの家庭というものを私は知らない」という フレーズは、性別、時代を超えて何回も登場したが、 「家族」と「家庭」の使い分けがされているのか、気になった。 「私の家の養子になりなさい、家族になろう」 「根無し草じゃない、家族になった」 「いつの間にか、日記のつもりが家族史になったな」 特に「例えるなら、家族ってなに?」の問いに 「おなべ・・考えるものではなく、味わうもの。 時間をかけて煮込むもの」という会話が心に残っている。 その美味しいお鍋の隠し味は「家族の笑顔と会話」とまで、 持っていけると、もっとよかったのになぁ。(笑) せっかく近くで撮影されたのだから、ロケ地を訪ねたりしながら 何回でも観てみたい。 きっと、観るたびに感想が変わるんだろうなぁ。
P.S. 冒頭の「檸檬 梶井基次郎」のページをめくるカットと、 時々画面に登場する「意味不明」な掛け軸の文字。 これが気になるので、今度、関係者に訊いてみようっと。
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2016年08月25日(木) ■ |
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物事は、すべてトレードオフであり、例外はない。 |
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書籍「本音で生きる」(堀江貴文著・SB新書刊・191頁)から。 一気に読み終えて感じたことは、彼の意見に頷くことが多かった。 冒頭、こんなフレーズがある。 「バンジージャンプは、誰でもできる。ただ、跳ぶだけだ。 世の中の多くは、それと一緒。 「できないと思っているだけで、跳んでみたら誰にでもできる」と。 彼の考え方は、とてもシンプルでわかり易い。 「物事は、すべてトレードオフであり、例外はない」、これに尽きる。 辞書によれば「トレードオフ」とは、 「何かを達成するために別の何かを犠牲にしなければならない関係のこと」 「エキサイティングな人生を送るとは、何かを犠牲にして、 何かを没頭することなのだ」と定義したあとで、 「『今の自分を変えたくない』が、『ちょっとしたコツ』で、 『エキサイティングな人生を送りたい』なんて、虫のいい話」と纏めた。 今あるものを手放せないのなら、それなりの人生で我慢しなさい、 そう言われているような気がした。 自分の人生だから、どちらが正しいと言うわけではないけれど、 「心躍る体験を味わおうとすれば、そのために費やす時間も必要になるし、 失敗のリスクもある」と前置きをしたあと、先ほどの 「物事は、すべてトレードオフであり、例外はない」と言い切っている。 まずは、何かを犠牲にしてでも達成したいことを見つけることかな。(汗)
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2016年08月24日(水) ■ |
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「オオカミには気をつけろ・・」「おじさんよりマシよ」 |
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(久しぶりの水曜日ネタです)(笑) 映画「イントゥ・ザ・ウッズ」(ロブ・マーシャル監督)から。 う〜ん・・ミュージカルは、どうも感情移入ができないな、 そんな感想で、観終わった。 私の固定概念が邪魔をしたのか、私の頭の中で 「シンデレラ」と「赤ずきん」、そして「ジャックと豆の木」が、 交互に入り乱れて、ストーリー自体が滅茶苦茶になってしまった。 その中で、メモしたフレーズから選ぶとしたら、 「「オオカミには気をつけろ・・」「おじさんよりマシよ」の会話。 子宝を授かるには、魔女に魔法を解いてもらわなければならない、 そのためには「血のように赤いずきん」が必要だった男は、 おばあさんの住む家へ向かう少女を、森の中で襲う。(笑) そして「オオカミには気をつけろ・・」と忠告するのだが、 少女は「おじさんよりマシよ」と言い返す。 そりゃそうだ・・と、メモしながら思いっきり笑ってしまったが、 「怖さは刺激的、優しさには裏がある」というフレーズもメモ。 「恐いもの見たさ」という言葉があるように、怖さは刺激的で、 人間を興奮させる要素が含まれている。 (「スター・ウォーズ」では「怖さ」は、暗黒面だが。) 逆に、取って付けたような優しさには、何か「裏」(目的)があり、 「赤ずきんちゃんとオオカミ」を、違った視点で観察できた。 やはり、ディズニーは、アニメの方がいいな。
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2016年08月23日(火) ■ |
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あなたを幸せにする甘い魔法 |
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(「リオ五輪」が閉幕したので、バラリンピック開幕まで、 また元の「気になる一言」に戻ります。(汗))
職場のスタッフが、厚生休暇で家族と出かけたのだろうか、 休み明け、お土産にいたただいたのが、 「KOBE Morry mama(神戸モリーママ)の Earl Grey(アールグレイ(紅茶))という「ラスク」。 しかし、味について細かく語るつもりはない。 私のアンテナはお洒落な箱に書かれていた「キャッチコピー」 「あなたを幸せにする甘い魔法」が気になった。 これだけで、なんだか手を伸ばしたくなるのは、不思議だ。 この「あなたを幸せにする・・」は、応用がきくから面白い。 その後ろに「形容詞」+「名詞」を付けるだけで、 いろいろな商品のキャッチコピーが出来上がる。 「あなたを幸せにする温かい言葉」とか 「あなたを幸せにする優しいボランティア」など、 食べ物に限らず、仕事や活動にも使えるところがさらにいい。 さて、職場のスタッフに教えようかな。 「あなたを幸せにする厳しい仕事」(笑) うそうそ「あなたを幸せにする楽しい仕事」。
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2016年08月22日(月) ■ |
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五輪は2回でなければダメだ |
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リオ五輪の閉会式を迎え、溢れたメモを整理していたら、 前半に行なわれた、競泳女子400メートルリレーに出場した 松本弥生選手の記事が目に止まった。 前回のロンドン五輪を終え、引退を考えていた矢先、 先輩から、こんなアドバイスを受けたと言う話。 「五輪は2回でなければダメだ」 1回目は、勢いや運も重なると出場できることもあるが、 2回連続となると、実力と4年間の努力がなければ難しい。 だからこそ、2回出場した人は、アスリートとして、 周りからも評価される、と伝えたかったのだろう。 彼女自身も「1回目の五輪は、浮かれ気分だったけど、 2回目はしっかりと戦う」と心に誓って臨んだようである。 結果は、8位だったけれど、先輩のアドバイスが 彼女には効いたようで、迷いなく4年間が過ごせたようだ。 各種目、これだけレベルが上がると、今回初出場で、 メダリストになれなかった選手にとって、これからは 国内の代表選考レースさえ、大きな壁となってくるだろう。 その時こそ、この言葉を胸に刻み、思い出して欲しい。 「五輪は2回でなければダメだ」 次を目指して頑張る人たちを、私たちは応援していく。 それが私たちの役目であり、楽しみだから・・。
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2016年08月21日(日) ■ |
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高瀬さんと藤光さんの先輩2人に感謝したい |
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「リオ五輪・男子陸上・400メートルリレー・銀メダル」 日本陸上界、いやオリンピックの歴史に名を残したのは、 ご存知「山県・飯塚・桐生・ケンブリッジ」選手の4人。 多くの記事に目を通して、一番気に入ったのは、 飯塚選手のコメントだった。 「(出られなかった)高瀬さんと藤光さんの先輩2人に感謝したい」 実際、調子が上がっていた高瀬選手を使うかどうか、 最後まで悩んだという関係者の言葉を耳にすると、 この銀メダルは、6人で掴んだものだな、と思った。 リオ五輪が終わり帰国しても、スポットは4人ばかりに当たる。 補欠の選手に光が当たることはほとんどない。 けれど、彼ら2人が万全の体制で準備を整えていたからこそ、 走った4人が思いっきり力を発揮できた、と感じるからだ。 チームは、出場したアスリートたちだけではない、 それを支える控えの選手まで含めて、チームなんだと。 高校野球でも、箱根駅伝でも、当日まで同じ練習をしてきた。 だからこそ、控えの選手に向けた「感謝」のメッセージは、 今までメモしてきたメダリストのコメントよりも、輝いていた。 こういった視点で練習をしてきたからこそ、銀メダルなんだな。
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2016年08月20日(土) ■ |
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日本の得意種目は「チーム(団体)戦」 |
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あと数日で終わってしまう「リオ五輪」だが、 予想以上のメダルラッシュに、関係者だけでなく、 毎日、テレビ観戦をしている私でも、正直、驚いている。 東京五輪でさらにメダル数を増やすにはどうしたらいいか、 なんて酔っぱらいながら(汗)考えてみたが、思いついたのが、 柔道、レスリングなど、個人個人の戦いにも、 なんとかチーム(団体)戦を考えて加える、だった。(笑) もちろん4年後の日程も、競技種目も決定しているから、 無理なことは承知しているが、それでも、と言いたくなるくらい、 「日本の得意種目は『チーム(団体)戦」』だから。 何度も耳にした「○○さんを手ぶらでは返すわけにはいかない」とか 「個人戦の悔しさを団体戦で」という台詞が印象的だったから。 日本人のモチベーションは、自分以外の「誰かのために」。 「他喜力」という単語を使う人もいるほど、日本独特の力の出し方、 そんな気がしてならない。 「和」(チームワーク)を大切にすること」が、こんなに爆発力を生む、 これは、古くから日本人が大切にしてきた考えであり、 聖徳太子が「十七条憲法」第一条に「和をもって貴しとなす」としたのは、 ただ単に誰とでも「仲良くしなさい」ではなく、 「お互いの違いを認めた上で、助け合いなさい」だと理解している。 それは「他人を思いやること」に通じるんだな、とも。 誰かのために頑張る、って気持ち、日本人が活躍する理由だな、たぶん。 私も常に「チームワーク」を大切にして、仕事をしていきたいな。
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2016年08月19日(金) ■ |
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自分がここからどう変わっていくか |
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柔道女子63キロ級の田代未来選手。 序盤からメダルラッシュに沸く、日本チームの中で 柔道という種目でメダルに届かず5位にとどまった彼女は、 人目を憚らず「情けない、ただ、弱かった」と号泣。 ただ、ほろ苦い経験を積んだ22歳の彼女は、 確実に4年後の「東京五輪」での雪辱を誓ったはずだ。 「自分がここからどう変わっていくか」 そうコメントを残した彼女を、4年間見守っていきたい。 単純に、体力が足りなかった、心が弱かった、などといった 一般論ではなく、徹底的に自分を見つめ直す機会を持ち、 もしかしたら、一度、なぜ私は柔道をやっているのだろう、 なぜ、五輪でメダルが欲しいのだろう、というところまで戻り、 わからなくなってしまうこともあるかもしれない。 それを乗り越え、自分に何が足りなかったのか、気付いたとき、 また一歩、東京五輪のメダルに近づく気がしている。 長いようで短く、短いようで長い4年間を、どう過ごすか、 楽しみに4年後を迎えたいと思う。 もう既に彼女は前を向いているはずだ。名前も「未来」だから。
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2016年08月18日(木) ■ |
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オリンピック=ありがとう(「支えてくれて」+「感動を」) |
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4年に1度のオリンピック。 メダリストも、メダルが取れなかった選手も 発せられたコメントを纏めてみると、共通項が見えてきた。 感謝する相手は、コーチ、親、兄弟(姉妹)、仲間など様々だけど、 オリンピックに出場するまで陰日向で支えてくれた人に対して、 必ずってほど「支えてくれて、ありがとう」を口にする。 そして、その気持ちを「メダル」を取るということで、 恩返ししようするが、メダルには限りがある。 日本人だけでなく、全世界のオリンピック出場者が、 同じことを考えているからだ。 そこで立場を変えて、応援する側のコメントも読むと、 これまた、勝っても負けても「感動を、ありがとう」と口にする。 言い換えれば、両者で「感謝し合う」大会、と言ってもいい。 普段はなかなか口に出して言えない「ありがとう」を、 この期間だけは、誰の目も気にすることなく、心から言える機会が、 オリンピックなのかもしれない。 開催中、毎日のように、新聞、テレビ、インターネットで溢れる 「ありがとう」のシャワーを耳にして、私たちも幸せに気分になる。 今回は短いフレーズを選べなかったので、私なりの数式にしてみた。 「オリンピック=ありがとう(「支えてくれて」+「感動を」)」 文系で不安ですが・・これであっているだろうか・・・(汗)
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2016年08月17日(水) ■ |
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なぜ、このタイミングなんだ? |
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人気グループ「SMAP」の解散が。まだ話題になっている。 いや、わざと話題にしようとしているのでは? へそ曲がりの私は、つい疑いたくなってしまう。 「なぜ、このタイミングなんだ?」と。 朝から晩まで、日本国中で盛り上がっている「リオ五輪」、 その最中での「解散発表」。 事件・事故ならまだしも、このような発表は、 どうしても今でなければ、という緊急性も感じられないし、 逆に、その裏に隠されている「何か」が気になる。 もし何も意味がなければ、よほど空気が読めない人たち、 そう言わざるを得ない。(汗) そもそも、グループの「解散宣言」や、 スポーツ選手や政治家などの「引退宣言」って、 何のためにやるのか、私にはちょっと理解できない。 以前のような人気がなくなったのならば、誰にも気付かれず こっそりと身を引いていくのが「引退」ではないのか。 戦国時代の切腹こそ「生きることの引退」として輝く。 「今から切腹します」なんて周りに公言して、 切腹する武士はいなかったと思うから。
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2016年08月16日(火) ■ |
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負けたことに負けるな |
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リオ五輪、陸上・女子マラソンに出場した 福士加代子選手(ワコール)の走りを応援しながら、 解説者の増田明美さんが紹介してくれた、 高校時代の恩師から言われたアドバイスが、 妙に私のアンテナに引っかかった。 「負けたことに負けるな」 勝負の世界だから、誰かが勝って、誰かが負ける。 それは、いつの世でも仕方がないことだけど、 「負けた」ということをいつまでも引きずっていても 何の成長もしないから、それを受け入れなさい、という 意味だろうか。 周りから期待されればされるほど、負けた時の記憶が 鮮明に残り、自分が弱かったから・・と自らを責める。 勝者には「勝って兜の緒を締めよ」などを始め、 勝ったからといって油断するな、気を引き締めろ、と 昔からの名言が残っているが、敗者に向けた名言には、 なかなかぶつからないな、と思っていたところ、 このフレーズを耳にした。「負けたことに負けるな」 今回のオリンピックでも、この一言を知って欲しい、 そう思う選手が多くいる。 今回負けたということに、負けないで欲しい。 4年後に勝てばいい。楽しみにしています。
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2016年08月15日(月) ■ |
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4年後の8月恒例行事との調整は? |
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終戦記念日の今日、4年後の東京五輪はどうするのだろう? 毎年続けてきた、半旗を掲げ、正午の黙祷は、どうするんだろう、 そんなことが気になって、日程を調べてみたら、 開会式は、7月24日午後8時から、 閉会式は、8月9日午後9時からと知り、安堵した。 前回、秋晴れの昭和39年(1964年)10月10日と違って、 酷暑が予想されるし、さらに終戦記念日(8月15日)と重なったら、 スポーツに政治が絡まりややこしくなるな、と感じたのは、 私だけではないだろうから。 もちろん、日程はしっかり外していたけれど、 8月6日広島、8月9日長崎の原爆投下された日は、 五輪期間中なので、どう対応するのかちょっぴり不安が残る。 以前、紹介したように「4年後の東京五輪」を意識し、 今回の「リオ五輪」を観察すると、課題も見えてくる。 テロ対策や治安も大切だけど、8月、子どもたちは夏休み中、 「第102回全国高校野球大会(夏の甲子園)」だってある。 地域によっては、夏祭りが花盛りの時期である。 だから「4年後の8月恒例行事との調整は?」を残したい。 他の行事との調整って大切なんだよなぁ、本当は。 ちょっと考え過ぎかな?(汗)
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2016年08月14日(日) ■ |
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五輪は記録じゃなくて順位 |
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リオ五輪、重量挙げ女子48キロ級銅メダルを獲得した 「三宅宏美選手」(いちご)が発したフレーズ。 「五輪は記録じゃなくて順位」 たしかに、選手紹介は「○○五輪、○メダル」が多い。 私たちの記憶のなかでも、記録は一切浮かばない。(笑) 誰と誰が競って、どちらが金メダル、もう一方が銅メダル。 そんな記憶は、おぼろげながら浮かぶし、 「オリンピック記録を目指している」というコメントよりも、 「金メダルを獲りたい」の方が、わかりやすく意気込みが伝わる。 それが「4年に一度のスポーツの祭典」と言われる所以だろう。 過去のアスリートが出したオリンピック記録との戦いというより、 その時その場にいる、同じ環境で競っている人間との比較。 だから、心理作戦があったり、レースの駆け引きがある。 そこが、オリンピックの魅力であり、私たちが寝不足覚悟で ライブ映像を見ようとする理由である。 「感動」の瞬間に立ち会った、という感覚を大切にして、 その時の心の動きや気持ちを、どれだけ日常生活で活かせるか、 そして何かにつまずいた時にも、その「感動」の瞬間を思い出し、 「私も、もう少し頑張ろう」って思えるか、なんじゃないかな。
P.S. 「いちご」って、三宅選手が所属する 「いちごグループホールディングス」のことだったんですね。 ずっと気になっていました。(笑)
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2016年08月13日(土) ■ |
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トップアスリートは「3度目の正直」と考えます |
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元体操選手・オリンピックのメダリストである池谷さんが、 五輪出場するような、トップアスリートの心構えを、 内村選手の「鉄棒」を例に出しながら、テレビで解説していた。 今回の「内村選手」は、団体の予選・決勝の2回とも、 得意とされる「鉄棒」で落下やミスをしているのを受けて、 「2度あることは3度ある、と不安にならなかったのかな?」と 質問を投げ掛けたら、自信を持って、否定された。 彼らは、たぶん私たちが驚くほどの練習を重ね、 ほぼ完璧に成功してきた、という経験から、 2度も続けてミスしたのだから、もう失敗はない、 だから、今度は必ず成功する、と確信できるようだ。 池谷さんは「トップアスリートは『2度あることは3度ある』と 考えず『3度目の正直』と考えます」と説明した。 その「3度連続のミスはありえない」という考え方があるから、 プレッシャーがかからず、いつものように演技が出来たようだ。 (腰痛をこらえていたのは、後で知りましたが・・) 4年に1度のオリンピックは、好奇心旺盛な私にとっても、 自分の心のアンテナを磨くいいチャンスだと捉えて、 「気になる一言」に紹介しなくても、書き留めておきたいな。
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2016年08月12日(金) ■ |
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王者が奇跡を起こしました |
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男子体操の内村選手が、個人総合、最終種目の「鉄棒」で、 大逆転の優勝を飾った。 実況中継は何度も「絶対王者」「王者の着地」と大声を挙げ、 優勝が決まった瞬間「王者が奇跡を起こしました」と絶叫した。 歴史に残る戦いとして、今後も何度も目にするシーンとなるが、 へそ曲がりの私は「王者は泰然自若として何事にも動じない」から、 「奇跡」という言葉は「王者」には相応しくないな、と感じた。 「王者」という言葉を使うのであれば、この結果は「当然」であり、 そんなに大騒ぎすることではないのでは・・とメモをした。 辞書によれば「奇跡」とは、 「常識で考えては起こりえない、不思議な出来事・現象」のこと。 だから、今回の内村選手の個人総合優勝は「奇跡」ではない。 「常識で考えては起こりえないことでもないし、 不思議な出来事・現象でもない」と感じるからだ。 それなのに、マスコミを含め、多くの関係者が「奇跡」と言う。 「奇跡」という単語の連発は、感動の押し売りに近いのでは、と思う。 同じ人間がやることだから、そう簡単に「奇跡」は起こらないし、 今回も「やはり最後は、王者が実力を発揮しました」くらいかな。 (「結婚して守るものが出来たから、優勝出来た」という解説も、 なんだか、無理やりこじつけたみたいで、笑えたなぁ)
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2016年08月11日(木) ■ |
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8月11日は「(下)山の日」 |
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今年から施行された、国民の祝日「山の日」。 制定の意義は「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」 林野庁キャッフレーズは「感じよう、山の恵み、森の恵み」。 日本人にとって「山」は心の拠りどころにもなっています、 そんな説明をメモしていたら、何を間違ったか、意識的か、 「山の日」を「下山の日」と、打ち間違えた。(笑) 制定の意義も、パロディで打ち間違えれば、 「(下)山に親しむ機会を得て、(下)山の恩恵に感謝する」 私と親しむ機会を得るのは、(先着順だから)意外と簡単だけど、 私が、皆に感謝されるような「恩恵」を与えているか?と問えば、 まだまだだなぁ・・と言わざるを得ない。(汗) ただ、せっかく出来た「山の日」だから、 まずは「山の恵み、森の恵み」を感じることに時間を使いたいな。 (私の場合、もちろん「富士山の恵み・柿田川」だけど・・) その上で、さらに「感じるだけでなく、守り、伝える」ことをしたい、 それが私に与えられた役割ではないかと思う、今日この頃。 子どもたちにとっては、夏休み中だから関係ないけど、 社会人にとっては、酷暑の疲れをとる8月の貴重な祝日でもあるし、 1日増えた休暇をどう過ごすかは・・本人次第だけど、 今日だけは「山の日」としいうことを、意識した1日にしたいな。
P.S. メダルラッシュで湧く「リオ五輪」ネタの「気になる一言」は、 書いてはいるけど、たぶん紹介し切れないな、多すぎて。(笑)
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2016年08月10日(水) ■ |
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「僕のことを必要としてくれますか」「必要だよ」 |
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「体操男子団体総合12年ぶり金」の見出しが、新聞を飾った。 優勝の勝因が気になって、新聞を読み漁ったら、 田中選手と内村選手の会話にぶつかった。 世界選手権などの大きな大会で失敗を繰り返し、 精神面の弱さを露呈していた田中選手はホテルに戻った夜、 内村選手に聞いた。「僕のことを必要としてくれますか」 内村選手は迷わず答えた。「必要だよ」。 田中選手は短い言葉に救われたという。 「他の人とは重みが違う。希望を持たせてくれる言葉だった」 勝因は数あれど、私が選んだ理由はこの会話だった気がする。 誰よりも自信をなくしかけていた彼を救ったのは、 チームのリーダーである内村選手の言葉だった。 「リオ五輪で金メダルを取るには、おまえの力が)必要だよ」 そんな意味だったのではないだろうか。 そして、田中選手は期待に応えて、出場した3種目でいずれも チーム最高点をたたき出した。 それは「(予選・決勝)×6種目、計12回」演技した内村選手への プレゼントだったのかもしれない。 大きい仕事をする時って、こういった信頼関係が大切だな。
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2016年08月09日(火) ■ |
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第98回全国高校野球選手権大会 |
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「リオ五輪」と同じく、真夏の甲子園が始まった。 記事は小さいが「第98回全国高校野球選手権大会」の 文字と写真が、私の目に留まった。 気になったのは「98」という回数、あと2年で 「100回」という大きな節目を迎えることを意味する。 突然、100回を迎えるのではなく、1回ずつの積み重ねで 100回という数字があるからこそ、その重みが伝わる。 たぶん関係者は、どういった100回の記念大会を開催し、 「高校野球」というスポーツで、どれだけ多くの国民に 「感動」を与えられるか、を考えているに違いない。 今年の夏は「リオ五輪」、2年後には「高校野球100回大会」、 さらに2年後には「東京五輪」と続くこの4年間は、 スポーツ好きの私にとって、楽しみが続くことになる。 今年1年生の高校球児は、3年生の時に、100回を迎える。 今からすることは?・・ドラッカー著の「マネジメント」を、 監督以下全員で読むことかな。(笑) 無理なら、書籍「「もし高校野球のマネージャーが、 ドラッカーの『マネジメント』を読んだら」を読むか、 同名映画を、鑑賞して欲しい。ヒントは隠されているから。
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2016年08月08日(月) ■ |
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4年後の「東京五輪」を意識してみる「リオ五輪」 |
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先週の始めだったろうか、一通のメールが届いた。 「リオ五輪の、気になる一言を楽しみにしています」。 恒例のように、4年に一度この時期は、勝者・敗者を問わず、 オリンピックアスリートのコメントが、ピックアップされるが、 今年は、イベント(仕事)優先して生活リズムを組立てたため、 実は、開会式から今まで、新聞をゆっくり読んでいない。 今日から、じっくりコメントをメモするつもりだ。 さらに「イチロー選手のメジャー通算3000本安打達成」や、 天皇陛下の「お気持ち公表」なども加わり、 書きたいことは溢れている。 少しずつ整理しながら、自分の意見を書いていこうと思うが、 面白いことに共通項が見つかったので、とりあえず、 「4年後を想像しながらの毎日ですよ」と返信した。 4年後、東京五輪も、この暑さの中で繰り広げられる。 室内競技なら対応出来るが、陸上、野球、サッカーなど、 屋外のスポーツ種目は、本当に暑さとの戦いになるな、と嘆き、 イチロー選手は、東京五輪で復活した種目「野球」を、 どんな役割で関わるのか、それも興味がある。 さらに、天皇陛下・皇后陛下のお気持ちを察すると、 4年後のオリンピック開会式は、予想が出来ない。 そういう私も、定年延長さえなければ、退職をしていることとなる。 常に、4年後の「東京五輪」を意識してみる「リオ五輪」。 今までとは違ったアスリートのコメントに反応しそうだな。
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2016年08月07日(日) ■ |
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世界から注目されるって、こういうことか |
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以前「たった1本の動画に15,000超えのアクセス」と書き、 SNS拡散(シェア)の威力を体験した話を、取り上げた。 まだ、ほんの1ヶ月半くらい前のことだったが、 その後も国内・国外に拡散続け、現在では「165,000」を超えている。 もちろんその背景には、外国人の方々のシェアが加わって、 急速に「柿田川ファン」が増えたことは間違いないだろう。 最初、戸惑っていた私も、最近では、やや落ち着きを取り戻し、 逆に、これからは中途半端な写真・動画はアップ出来ないな、と、 心地よいプレッシャーを感じながら、楽しんでいる。 本当の意味で「世界から注目されるって、こういうことか」って、 実感出来た気がする。 まだまだ「偶然」レベルの投稿であるが、少しずつ増えていった 「柿田川evol」に「いいね」を押してくれた800人以上の方々に、 感動を与えられるような「投稿」をしたいな、と思うようになった。 こうやって、感性や技術って磨かれ、成長していくんだなって、 わかってきたのも、この経験を通してである。 「いいね」を押す感覚と「シェア」する感覚は、表現しにくいが ちょっと違うことも、自分で経験してみて気付いた。 この感覚を大事にして、これからの「投稿」に活かしていきたいな。
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2016年08月06日(土) ■ |
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第69回全日本赤犬歌謡祭 |
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映画「味園ユニバース」(山下敦弘監督)から。 申し訳ない・・あまり意味がわからなかった。 メモも、この作品を思い出せるようなインパクトはなく、 まさか「ポチ男ノート」では・・と前半焦った。 冒頭、バットで頭を殴られたら死んじゃうでしょ・・と 映画だと知りつつ、嫌な気分になったし、 記憶喪失になるにも、もう少し違ったキッカケはないの?と 暴力的なシーンが続く展開に途中でやめようか、と思ったが、 やはり気になってしまったのは「赤犬」という市民バンドの存在。 この、やる気があるのかないのか判らないような演奏でも、 意外と地域では市民権を得ていて、そこそこ人気がある。 それを象徴するかのような表現は、イベント名にあった。 「第69回全日本赤犬歌謡祭」 この、コテコテの「全日本○○歌謡祭」というネーミングだけでなく、 「第69回」という数字は、生半可な人気ではないことを物語る。 もしかしたら、この回数なんてのもいい加減で、 今回は「第34回」にしようとか、勝手に変えているかも、なんて 考えただけでも、面白いものがあった。 主人公よりも、インパクトがあった「赤犬」というバンドだけど、 なんと、大阪を拠点とする、本物のバンドだったとは・・、 参りました。(汗)
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2016年08月05日(金) ■ |
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ベンチの多いまち「清水町」って、いいな |
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ここ数日、帰路は町内の「ポケストップ」探し。(笑) やはり歩き回ると、歩き慣れてる私でもさすがに疲れる。 どこがで一休み・・と思っても、意外と「ベンチ」が少なく、 ゆっくり腰を下ろせる場所がないことに気付いた。 柿田川公園は、ベンチもいろいろな形・高さがあり、 統一感はないけれど、高齢者から、子育て世代の親子まで、 老若男女の人たちが、楽しそうに座っていた。 (今は、スマホ片手の若者に占領されていることが多いけれど) その光景を目にして、私が考えたのは、生活弱者に優しい 「町民参加型の町内ベンチ設置大作戦」。 ベンチは公園だけのものではなく、町全体に広がりを持ち、 統一感を持って設置されると、オシャレ感を醸し出す。 その周りには、花が植えられたり、本が置いてあれば、 バスを待っている時などにも座って読むことができる。 歩行者や車いすの邪魔にならない場所を選び、 寄付で集めた資金を活用し、作業所に発注して製作する。 行政に頼らず、住民の気持ちを「ベンチ」という形で、 まちづくりに参加してもらうのはどうだろう。 町民参加型って、イベントだけじゃない気がするけど、 わが町の町民って、意外とシャイだから、だめかな・・。 (シャチではありませんので、あしからず(汗))
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2016年08月04日(木) ■ |
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生きてるものは、み〜んな手間がかがるの |
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映画「海街diary」(是枝裕和監督)から。 鎌倉を舞台にして、3姉妹が異母の妹を迎え入れて 4姉妹として一つ屋根の下で共同生活をすることで、 家族の絆を確かめていく様子が、新鮮であった。 3人の姉は、やや歳の離れた妹に、 各々の立場にあったアドバイスをするのが、実に面白い。 「すずは、もう妹なんだから『ちゃん』はつけないわよ」と 他人とは違う親密感を伝えたり、「好きな子できた? 世界が変わって見えるよ」と恋愛の話をして、その理由を 「クソつまんない仕事も耐えられる」と笑った。 梅の木の手入れをしていて「毛虫とったり消毒したり、 生きてるものは、み〜んな手間がかがるの」と、 「おばあちゃんの口癖」を披露する。 慌てて食べる様子に「すず・・(ご飯を)かき込まない」。 中学生の彼女に「ペティキュア」を塗ってやりながら、 「男のためじゃなくて、自分のため。 きれいになると気持ち上がるよ」と女性らしいアドバイス。 これらは教科書には載っていないけれど、 多くの経験を積んできた3人の姉が、妹にしてやれるプレゼント、 そんな気がした。 姉からの助言を素直に受け止める妹って、異母とはいえ、 可愛いんだろうな。きっと。
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2016年08月03日(水) ■ |
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美しい川。よろしくお願いします。 |
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「しもさんの『気になる一言』第10巻(縮刷版)」も、 なんとか希望者への配送が済み、 少しずつ「届きました」の連絡が届き始めた。(汗) メールあり、葉書あり、封書あり、その形は様々だけど、 今回も、喜んでいただいただけで、とても嬉しい。 1巻から持っている人もいるし、10巻だけの人もいるが、 どれもが「もうひと踏ん張り」してみるか、と思わせてくれる、 素敵なメッセージで溢れていた。 誰かの言葉を紹介したいけれど、プライベートなことなので、 私の心に大切にしまっておこうと思っていた矢先、 女優・冨士眞奈美さんから、いつもながらの派手派手な葉書が届き、 失礼ながら、つい、彼女らしい・・と嬉しくなった。 彼女との交際は、私が広報を担当している時(10年以上前)に遡る。 わが町出身の彼女にインタビューをしたくて、新宿区の自宅を訪ね、 ジャイアンツ・長嶋選手の話題で盛り上がったのが最初だ。(笑) その後も、誕生日や機会あるごとに連絡をして、繋いできたが、 個人的なメッセージとは別に、こう綴られていた。 「子供の頃は、夏休みは日が暮れる迄、柿田川で泳いでいました。 いい時代でした。美しい川。よろしくお願いします。」 最後に書かれたこのメッセージを読んで、 「はい、頑張ります」と独り言のように返事をしている私がいた。 やりたいことが見つかったので、あとは一直線だな。
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2016年08月02日(火) ■ |
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エジプトのバスってね |
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映画「スープ・オペラ」(瀧本智行監督)から。 監督の伝えたいことではないかもしれないが、 この作品を思い出すのは「エジプトのバス」の例え。 何かをしようと思うけれど、今はその環境にないから・・と 言い訳をする人にとっては、ヒントになったかも知れない。 「エジプトのバスってね。停留所がないんだよ。 しかも、いつ来るかもわからん」 「どうやって来るの?」 「大通りで待つのさ、ところが、これがなかなか来ないんだよ。 諦めた頃に、突然、やってくるんだ。 でも、来ても停まってくれないよ」 「乗れないじゃない・・」 「ちょっと減速してくれるの。そこを、えいって飛び乗るわけ」 時代の流れは、わざわざ、あなたのために止まってはくれない。 ただ、ちょっとスピードダウンしてくれるから、 あとは、それに飛び乗る勇気と、絶対乗れるという自信があれば、 エジプトのバスには乗れる、ということを感じた。 これは、仕事に限らず、恋愛でも、趣味でも同じこと。 全て整ってますから、さぁ、どうぞ・・なんてありえない。 大切なのは「このバスに乗りたい」と、本気で思うかどうか、 そんなことをメモしながら、観終えた。
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2016年08月01日(月) ■ |
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すぐそこまできているのに、もったいないね |
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以前、この「気になる一言」で紹介したように、 柿田川公園には「ボケストップ」が集中しているらしく、 スマホ片手に、多くの若者たちが集まってきている。 今まで、来場したことのない人たちが、これをきっかけに 柿田川・柿田川公園に興味を持ってくれるのならば、 それはそれで、観光資源になるな、と感想を書いた。 その言葉が本当に正しかったのか、確かめたくて 日々、第一展望台で「湧き間」を案内している方に、 「最近、どうですか?」と訊ねたら、返ってきた台詞が、 「上には、スマホ持った人たちがいるみたいだけど・・、 下には降りてこないね」 上とは、公園入口のエントランスや、ボケストップ周辺。 下とは、階段を下りて、柿田川の最上流部(湧き間)が、 目の前で見ることができる、第一展望台。 「すぐそこまできているのに(この風景を観ないなんて)、 もったいないね」と返したら、 「ほんとだねぇ」と言いながらも、残念そうではなかった。 柿田川を知るきっかけは「ポケモンGo」でもいいが、 せっかく繋がった、彼ら・彼女らに、 「柿田川」という川の素晴らしさを伝えるのは、 私たちの仕事なんだよなぁ、きっと。
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