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2016年01月31日(日)
国を表わす「3文字」をボケ防止のつもりで覚えたい

先日観戦した「アジア自転車競技選手権大会」。
場所は「東京五輪・自転車競技(トラックレース)会場」となる、
静岡県伊豆市の「伊豆ベロドローム」だった。
ここで展開された世界レベルの雰囲気を、4年前から少しずつ味わい、
できれば「東京五輪」、もう一度ここでを迎えたい、と考えていた。
まず会場に入り「本日のプログラムです」と渡された配布資料には、
英数字が漠然と並び、その見方さえわからなかったけれど、
競技が進むにしたがい、目前で行なわれているレース名、選手名、
そして、国名がわかるようになってくる。
普段目になることが多い「JPN」「KOR」「CHN」は誰でもわかるし、
「HKG」「TPE」「IND」「SIN」「UAE」は、ほぼ予想できるが、
「KAZ」「MAS」「UZB」「THA」「KSA」「IRI」などは、
選手紹介の場内アナウンスで国名を知り、へぇ・・となった。(汗)
アジアの国々だけでも、こんなにわからないのだから、
世界の国々の「3文字」は、どんな表記なのか、とても興味深い。
私の子どもの頃は「国旗」のデザインで国名を当てて喜んだが、
今の子どもたちは、この「3文字」を、さらっと覚えるに違いない。
私も今年は58歳だから「国を表わす『3文字』」を楽しみながら、
ボケ防止のつもりで覚えてみようかな。
でも、その前に、世界にどんな国があるのか、まずはおさらいだ。



2016年01月30日(土)
映画「スター・ウォーズ」は、小説「十二国記」と似ているね

久しぶりに「へぇ・・ここに繋がっていたのか」と呟いてしまった。
今、映画「スター・ウォーズ フォースの覚醒」が上映されているのに、
なぜか、1978年6月30日公開の記念すべき、第1作が観たくなり、
そのままの勢いで、今まで公開された「全6作品」を鑑賞し直した。
後日、一作ごと「気になる一言」を見つけ、日記にしていくが、
まずは、ジョージ・ルーカス監督の、先見性に驚くばかりであった。
「1978年」と言えば「昭和53年」(38年前)であり、
私はまだ大学生、就職すらしていない。その当時に
「スター・ウォーズ エピソード4 新たなる希望」(第1作)が作られ、
後に前章となる3部作(「エピソード1〜3」)が生まれた。
人間で言えば「現在・過去」の順序で、自分史を見てきた感じがする。
そして、これから始まる「未来」を、どうまとめあげるのか、
私の期待は、膨らむばかりである。
こんなことを書くと「一気に、6作品を観た感想は?」と聴かれるから、
敢えて、へそ曲がりにこんな感想を書いておきたい。
「映画『スター・ウォーズ』は、小説『十二国記』と似ているね」
(本来は「十二国記」は「スタ・ウォーズ」と似ているね、だけど・・)
小説「十二国記」(小野不由美著)も、年代順に作品が書かれていなく、
えっ、あの作品とこの作品って、こんなところで繋がっていたんだ、と
思うことも多く、さらには、主人公のひとり、陽子(慶国景王)は、
「ライトセーバー」ならぬ「慶国秘蔵の宝重・水寓刀」という刀で、
自分の身を守りながら、悪い奴らを叩き切っていく。
その共通点は、探せば探すほど出てくるから、このフレーズになった。
「映画と小説」両方のファンじゃないとわからない感想だから、
ひねくれていて意地悪かな、まさしく私のダークサイド暗黒面だ。(汗)

P.S.(関連情報)
「スター・ウォーズ展」(未来へつづく、創造のビジョン。)
2016.1.23〜3.27 (静岡市美術館・月曜休館)



2016年01月29日(金)
「スリー・ツー・ワン」と「ワン・ツー・スリー」

わが町と海外友好都市の関係にある、台湾苗栗(みやおり)市から、
中学生8人が交換中学生として、訪れてくれた。
三島西ロータリークラブの主催で、毎年、数人の中学生が、
行ったり来たりし、今年で30回目を迎えた。
「国際交流」も、わが課(まちづくり係)の担当なので、
歓迎会の司会をしながら、台湾と日本の文化の違いを見つけて、
気になる一言の題材にしたいな、とメモをした。
私のメモ帳に書かれたのは、なんと写真を撮る時の掛け声。
私は、古いのか「say,cheese!」と言うのかと思ったら、
わが町の広報担当は「「スリー・ツー・ワン」(バシャ)。
なるほど・・その方がわかりやすいな、と感心していたら、
台湾の写真担当は「ワン・ツー・スリー」(バシャ)。
えっ・・どっち?、私の頭の中は、今日はこのネタ、と喜んだ。
東京五輪が近づくにつれ、外国人が日本を訪れる機会が増え、
当然「シャッターを押してくれませんか?」と、
スマホやデジカメを渡されるケースも増えるに違いない。
そんな時、何と声を掛ければいいのか?、知りたくなった。
もちろん、各国の言葉が話せればカッコいいけれど、
とりあえず「万国共通」のフレーズがあればいいな、と感じた。
たぶん・・滑舌も悪いし、伝わってないと思うけれど・・(汗)
久しぶりに、英語で会話をして、妙に緊張してしまったなぁ。



2016年01月28日(木)
口コミで広がる「観光地」を目指します

最近「どんな観光地を目指しているのですか?」と
訊かれる場面が多いが、実はその答えはなかなか難しい。
みなさんのイメージする「観光地」ではなく、
「観光」をキーワードに、まちづくりをするんです、
そう答えても、なかなかイメージが伝わりにくい。
また「観光交流型」とか「地域振興型」など、
観光にも、いろいろなタイプがあるようだけど、
観光を生業にしている人がほとんどいない現状では、
そんなに急いで「観光客」を招き入れる政策が、
必要とも感じられない。
そういった意味でも、じっくり「観光」(その街の光)を育て、
みんなが羨ましがるような町にしたいと考えている。
ただ、町史以来、初めて出来た「産業観光課」なのに
「観光地化はしない」と言っても、意味がないだろうから、
ここは、視点を変えて、こう言おうと思う。
「口コミで広がる『観光地』を目指します」。
これが一番、確実なことは、誰もが知っているから・・。



2016年01月27日(水)
人には2種類ある。ロマンチストとリアリスト。

映画「ハッピーエンドが書けるまで」(ジョシュ・ブーン監督)から。
原題「Stuck in Love」が、どう解釈したらこの邦題になるのか、
とても興味深かった。(笑)
さて、今回の気になる一言は、姉が弟に諭すシーンから。
映画や書籍に良くありがちな、人間の2つのパターンだが、
私は、この表現が好きらしく、ついついメモをしてしまう。
さて、自分はどちらだろうか?なんて、考えながら・・(汗)。
「人には2種類ある。ロマンチストとリアリスト。
リアリストは、意中の人をいい女の1人として見る。
ロマンチストは、その人が神が選んだ1人だと信じる。
でも神は存在しないし、人生の意義も思い込みにすぎない。
女を抱けるのは、リアリストよ。」
最近「若者は恋愛ベタ」なんて話を耳にしていたからこそ、
この表現が気になったのかもしれない。
今の若い男性たちは、自分が傷つくのが怖いから、
恋愛に対しても、理想を追い求め、ロマンチストになっている。
だから、女が抱けない。
ということは、結婚もしないし、子どもも作らない。
当然、少子化になる・・・そんな傾向が目の前に広がっている。
どちらかが正しくてどちらかが間違っている、という話ではないが、
時には、突然「ロマンチスト」から「リアリスト」へ、
変身してもいいんじゃないかな、と思う。
人は、どちらか一方になんか分別できないのだから。



2016年01月26日(火)
まずは「ルール」と「楽しみ方」を知るところから

アジア最高峰の自転車レース、と言われている
「アジア自転車競技選手権大会」が、静岡県伊豆市の
伊豆ベロドロームで開催されていると知り、観戦に出かけた。
もちろん、東京五輪の自転車トラックレース会場である。
近くにいながらも、こんな機会でもなければ行くことがない、
五輪競技に使用される「国内で唯一の全天候型板張り屋内バンク」は
私の予想を超えた、大迫力のレースを観させてくれた。
4年後には、ここでオリンピック競技が開催され、
その時、私は、どこで何をしているのか、想像がつかないけれど、
なんだか、ワクワク感・ドキドキ感だけは込み上げてきた。
10年以上前に開催された「静岡国体」で、ホッケー競技を開催した時、
始めは何もわからず、正直、運営の大変さだけが際立っていたが、
少しずつ「ルール」と「楽しみ方」を知ってから、夢中になれた。
だからこそ、今でもわが町には「ホッケー」が根付いている。
これは、どんなスポーツ観戦でも同じことが言えそうだ。
まずはその競技のルール、そして楽しみ方を知ることにより、
その競技が好きになり、最後は、楽しみながら観戦ができる。
一番最初の「ルール」を覚えることって、面倒くさいけれど、
実は、これが「楽しむ」近道であることを理解して欲しいな。

P.S.
この自転車レース、今月30日(土)まで開催しています。
アジアのレベルとはいえ、一見の価値はありますので、
是非、この機会をお見逃しなく。



2016年01月25日(月)
東名高速、中央高速、脳梗塞

真面目な話題が続いているのに、申し訳ない。
誰かに伝えないと、私の記憶から離れないので・・。(汗)
車の燃費、ガソリンの値段、車検など、男同士が集まると、
車に関しての話題で、けっこう盛り上がる。
「最近、高速道路が整備されて、日本全国が近くなったね」
そんな話に続けて「どこまで車で行ったことある?」など、
長距離のドライブ自慢に繋がる。
静岡在住なのに、九州一周とか、東北や四国の祭り、
キャンピングカーで北海道一周の話まで飛び出し、驚いた。
そこで「よく使う高速(こうそく)は、どこ?」と訊いたら、
さらっと聞こえてきたのが「東名高速、中央高速、脳梗塞」。
不意を突かれたけど、やはり「うまい」と唸った。
最近、よく耳にするフレーズだけれど、タイミングよく、
そんなフレーズが出ること自体が素晴らしい、と拍手した。
保険屋さんには、欠かせないネタじゃないかな。
あっ、それなら「東名高速、脳梗塞、心筋梗塞」かな。



2016年01月24日(日)
この大会をしっかり走れたことで、次に繋げられる

第21回全国都道府県対抗男子駅伝大会に「静岡県代表」として、
わが町出身の佐藤悠基選手(日清食品グループ)が、出場した。
昨年は、直前のインフルエンザで欠場したため、今回は本人から
「静岡代表として出させてください」と、志願してくれたようだ。
今まで、出身高校が長野県「佐久長聖」だったので、
どうしても「長野県代表」として参加することが多かったが、
今回は、ふるさと(清水町出身)選手として「静岡県に恩返したい」、
そんなメッセージが、本当に嬉しかった。
町立清水南中3年以来14大会ぶりに静岡県代表で走った佐藤選手は、
淡々と走りながらも、7位から4位に順位を上げる区間2位の走りで、
テレビの前で応援する私たちの期待に応えてくれたし、
レース後の「今の気持ちは?(走った感想は?)」の質問に、
「この大会をしっかり走れたことで、次に繋げられる」と語った。
4月の「ロンドンマラソン」、そして「リオ五輪」へと続く中、
1つひとつの走る機会を大切にしている彼らしいコメントだった。
最近、仕事でも良く耳にするのは「持続可能な取り組みかどうか」、
単なる話題づくりの、1回限りの打ち上げ花火ではなく、
常に次を意識して、組織、人材育成がなされているかどうか、
本当に次も任せられるかどうか、そんなことが注目されている。
そのためには、目の前に与えられたことにしっかり対応すること、
そんなことを、彼から教えてもらった気がする。
やはり「佐藤悠基さん」は、わが町の「誇り」だな。
もしかしたら・・いやたぶん「柿田川」より有名に違いない。(汗)



2016年01月23日(土)
怒ってんじゃないよ、悲しいんだ

メモを整理していたら、捨て切れずに残っていた
正月に観た「芸能人格付けランキング」という番組だったかな。
今まで、一度も外したことがないGACKTさんが、
チームメンバー(本人ではなく)が間違い、連続正解が途切れた時、
テレビ受けするようにか、がっかりした表情を浮かべた。
MCは、面白おかしく「GACKTさん、怒ってますよ」と言い、
外れたメンバーも、彼の様子を覗ったリアクションをした。
その時、彼がさらっと言い返した台詞が
「怒ってんじゃないよ、悲しいんだ」。
メモしたままになっていたが、後になって読み返すと、
子育てでも、夫婦間でも、もちろん学校の授業でも使える
名セリフだな、と思った。
今まで「怒るのではなく、叱りましょう」と言い続けてきた。
その時々の感情に任せて「怒る」のではなく、
まず相手のことを考えて「叱る」視点で・・と。
しかし、この「悲しむ」という表現は、その上をいっている。
「この人を悲しませてはいけない」と思う気持ちが、
その人を成長させるのだな、と感じたから。
さすが「一流芸能人」のGACKTさん、話す言葉も一流だな。



2016年01月22日(金)
「紅炉一点雪」(こうろいってんのゆき)

映画「終戦のエンペラー」(ピーター・ウェーバー監督)から。
つい気になってしまう、作品の中に出てくる「掛け軸」の言葉。
1つは、近衛文麿邸でみつけた「天地人」。
戦に勝つことや物事を成功させるには、3つの条件(天・地・人)
が必要だと言われ、その意味は、
「天の恵みの絶好のタイミングは地の利には及ばない。
その地の利でさえ、人々の団結力には及ばない」。
なるほど・・出来ることなら戦争を回避しようとした近衛文麿氏は
そんな気持ちで戦争を考えていたのか、と映画を振り返った。
しかし、今回はもう一つ、作品の中で発見した。
西田敏行さん演じる「鹿島」宅でのワンシーン。
(ほんの瞬間なので、あっているのかちょっと不安ですが・・)
「紅炉一点雪」(こうろいってんのゆき)(正確には「紅炉上一点雪)
この禅語の意味は「真っ赤に燃えている炉に、
一片の雪が舞い落ちて瞬時になくなるように、跡形を残さないこと。
人間のはかない命や寿命、また煩悩や妄想が一瞬のうちに消え去る」。
こんな意味の禅語である「掛け軸」を、どうして飾ってあったのか、
それが、この作品を理解するうえで、とっても大切な気がしている。
戦争の勝利に、執着心をもっている、当時の日本国に対して
その雪のように、すべては無常であると教えているのだろうか。



2016年01月21日(木)
恒例とは「意識的に」「同じ間隔で」「3回以上」

私の日記には「恒例」という単語が溢れているらしい。(汗)
「しもさんの『気になる一言』には、頻繁に「恒例」という
単語が出てきますが、どんな時に使いますか?」という
素朴な疑問がメールで届いた。
辞書によると「いつもきまって行われること、
しきたりの儀式または行事。定例」とある。
英語では「an established custom」。
私が「持続力の秘訣」について話をするとき、
「ライフスタイル(生活習慣)にしてしまう」
「恒例にしてしまう」というアドバイスをするが、
それでも「恒例」の定義が、人それぞれなんだと思う。
私の場合、そんなに難しく考えないで
「意識的に」「同じ間隔で」「3回以上」実施すれば、
それは「恒例(行事)」と定義している。
気になる「同じ間隔」の間隔については
「毎日」「毎週」「毎月」「毎年」「5年ごと」「10年ごと」
・・言い換えれば、何でも構わない。
「20年ごと海外旅行している」でも、本人が意識していれば、
その人にとっては「恒例行事」だと私は考えている。
だから私の手帳は、もう既に「恒例行事」で溢れている。(笑)
新しい手帳が、自分で決めた「恒例行事」で埋まっていると、
なんだか嬉しくなるのは私だけかな?



2016年01月20日(水)
あまりものは、あまりもの

「ヒロシです・・」で一躍有名になったヒロシさんの
日めくり「ネガティブカレンダー」が、売れているらしい。
自他ともに認める、松岡修造さんや、
お笑いコンビNON STYLEの井上裕介さんのように
前向きの明るい言葉で、自ら元気を出そうとする考えの、
「ポジティブ・シンキング派」と
いつでも、そんな「ポジティブ」で生きていたら疲れちゃう、
前向きじゃなくても生きていける・・と考えて、
一生懸命生きれば「ポジティブ」でなくてもいいじゃん・・
そんな「ネガティブ・シンキング派」が輝いていることも、
私は知っている。(つもり)
その「ネガティブ思考」満載の「ヒロシ」さんが呟く、
日めくりカレンダーは、意外と私の心に響いて可笑しかった。
その中で私がメモしたのは、彼もお気に入りだという
「あまりものは、あまりもの」。
ポジティブで考えれば「残りものには福がある」だけど、
ネガティブでは、こう表現される。(笑)
ズルい言い方かもしれないけれど、私はどちらでもない。
人間だから、当然両方の思考は持ち合わせているだろし、
どちらに偏った思考よりも、それをうまく使い分けて、
バランスよく生きる、がいいな。
「ポジディブ」なのも、私。「ネガティブ」なのも、私。
人生の醍醐味「喜怒哀楽」ってそんな言葉だと理解している。



2016年01月19日(火)
「シムキンの靴直し店」「ジミーの理髪店」

映画「靴職人と魔法のミシン」
(トーマス・マッカーシー監督)から。
原題は「The Cobbler」(靴直し店)
「shoemaker」「shoe repaire」でないところが面白い。
さて、私が気になったのは靴屋だけでなく「お店の名前」。
小さな町のストリートだからか、その理由はわからないが、
店舗の上に掲げられているお店の看板に、
「○○の○○店」と、経営者の名前が入っている点だ。
最近の日本のまちかど風景で感じることは、
店名だけの看板では、なんのお店かわからない。
だからこそ、今回場面設定されていた
「NY市ロウアー・イーストサイド 1903年」は、
「シムキンの靴直し店」「ジミーの理髪店」は新鮮だった。
お店の名前やメニュー、金額で客を引き付けるのではなく、
個人の名前で、常連客がつく経営こそ商売なのかもしれない。
こういった作品の場合、職人の主人公は正直者で不器用、と
相場が決まっているのも定番で面白い。
そう言えば、原題の「The Cobbler」って
「不器用(不注意な)職人」という意味もあるんだよなぁ。

P.S.
もう一度見直すと、理髪店ジミーの台詞が胸にしみる。



2016年01月18日(月)
SNSは「友達の共感」で成り立っているシステム

先日、「女性との対話は『あ・い・う・え・お』」という日記を書いた。
同じ頃、Facebookの「いいね」が、いくつかのパターンが増えた。
妙に、内容がシンクロして、可笑しかったが、根源は同じことだろう。
わざわざネットに投稿して、誰も共感してくれなかったら・・という
恐怖感から、投稿はせず読むだけ・・という人は多いし、
自分の投稿に、1人でも「いいね」を押して欲しいから、
他の人の投稿に「いいね」を押す、という人もいるらしい、
とにかく「読んだよ」という印に「いいね」を押す、という人もいた。
「愛」の反対語が「無視」であるように、
私たち人間は「無視」されることに慣れていないから、
誰かに共感されたい、と心のどこかに感じながら、投稿をする。
Facebookの「いいね」は、「いいね!」「超いいね!」の他、
「うけるね」「すごいね」「悲しいね」「ひどいね」が増えたけれど、
すべて「共感」を前提とした「いいね」のような気がする。
「私はそうは思わないよ」とか「あなたとは考え方が違うな」なんて、
ボタンが合っても、誰も押さないからかなぁ。(汗)
まぁ、自分と意見が違ったら、何もリアクションしない方がいい。
とにかく、SNSは「友達の共感」で成り立っているシステムだから・・。
Facebookの新しいリアクション、日本人らしく「あいうえお」
「あ〜」「いいね」「うんうん」「え〜」「お〜」だったらよかったな。



2016年01月17日(日)
「お前ら、近道しただろ?(笑)」「「はい、もちろんです」

天気に恵まれた、1月恒例の「町親子マラソン大会&駅伝大会」。
昨年末から、わが町の陸上部門は、県市町駅伝3位入賞から、
地元中学校の全国駅伝大会4位入賞、と話題には事欠かないが、
やはり、一番身近な大会は、今日の「町駅伝大会」である。
私も、昨年は走らせていただいて、独特の緊張感を経験したし、
今年も・・と張り切っていたが、年末年始の練習中に、
軽い肉離れや、足が何度もつったりして、戦意喪失、
補欠はおろか、補助員で参加させてもらうことになった。(汗)
私のそんな体調とは無関係に、我が職場の精鋭は本当に頑張り、
なんと、一般の部、悲願の初優勝に輝いた。
参加しなければしないで「なんだ、役場は出ないのか」と言われ、
優勝すればしたで「お前ら近道しただろ?(笑)」とからかわれる。
まったく、言いたい事を言ったてくれる・・と思いながらも、
実は、そんな会話で私をいじってくれることが、とても嬉しい。
親しみのある皮肉は、私たち職場にとってはありがたい。
「お前ら、近道しただろ?(笑)」と言われれば、
「はい、もちろんです。町内の道は熟知していますから」とかわし、
「職員が通過した後『通行止め』にしておきました」と言い返す。
「役場は暇だからな」と言われる前に「役場は暇じゃないですよ、
彼らは、ちゃんと仕事もしてます」と先手を打てる。(笑)
とにかく、町主催の事業に、その結果には関係なく、
「賑やかし」として参加することが、何よりも意義かある。
小さい町だからこそ、町民に顔を覚えてもらい、沿道で声援を受け、
最後には「役場、頑張ったな、おめでとう」と言われること、
それが、私の理想だった、町民とのコミュニケーション。
自分が走れなかったことは残念だけど(タイム的に無理だけど)
優勝できたことが、こんなに嬉しいなんて・・。
みんなでタスキを繋いでいく「駅伝」って、やっぱり楽しいな。



2016年01月16日(土)
女性との対話は「あ・い・う・え・お」

雑誌「ミセス」(2016.2月号)から。妻から勧められた特集記事、
「たびたび起こる男女間での『なぜ?』男女の脳に違いがありました。」
井ノ原快彦さん(V6)×黒川伊保子さん(感性アナリスト)の対談は、
ほんの数ページの記事なのに、私のメモは溢れた。
以前「幸せの『は・ひ・ふ・へ・ほ』」と題し、日記を書いた。
これを口にすると、周りに対する不平不満もなくなる、魔法の頭文字。
(は)半分でいい。(ひ)人並みでいい。(ふ)普通でいい。
(へ)平凡でいい。(ほ)程々でいい。これは今でも大切にしている。
今回は、女性との対話は「あ・い・う・え・お」。
黒川さんは、こう説明している。
「女性との対話の法則は『共感』は欠かせません。
女性は共感ではじまって、共感で終わる形をとらないと対話とは思いません」
だから、男性(男脳)の私たちが心掛けたいのは、
「あ〜」「いいね」「うんうん」「え〜」「お〜」という
「共感のあいうえお」。
結論を出して欲しいのでもなく、問題を解決して欲しいのではなく、
単に、話に共感して欲しい、という女性(女脳)の特徴があることを、
申し訳ない、今まで理解できなかった。(汗)
だから「たびたび起こる男女間での『なぜ?』」が発生していたのか・・。
この記事は、是非「夫婦」(男女)で一緒に読んで欲しい。
一緒に読まないと、余計に不満がたまるかもしれないから・・(笑)



2016年01月15日(金)
ゴシュジンサマ・ゴハンガデキマシタ

映画「ロボジー」(矢口史靖監督)から。
久しぶりに声を出して笑ってしまった作品である。
作品冒頭、ロボットの中に入ってもらう人を探すために、
「着ぐるみショー」と偽り、オーディションを開催。
1日3万円の日当目当てなのか、多くの人が集まり、
次々と審査されていくのだが、共通のチェック項目は
「ロボットらしい動きをしてみてください」。
パントマイムよろしく、若い人たちの感性が表現された。
その中で「一人暮らしの頑固老人・鈴木」がみせた演技は
ただチョコチョコ歩き「御主人様、ご飯が出来ました」
(ゴシュジンサマ・ゴハンガデキマシタ)と
直角に固まった2本の腕と手のひらに食事を載せて、
ぎこちなく運ぶ動きだった。(笑)
そうそう、私がオーディションを受けたら、たぶん、
同じような動きをしたんだろうな、と可笑しくなった。
私たち世代がイメージするロボット(鉄人28号等)と、
若い世代がイメージするロボットとの違いは、
大きな開きがあることを実感した。
誰もが「人間が入っているのでは?」と疑っているのに
「このロボット(ニュー潮風)、俺が入っているんだ」と
素直に告白しても誰も信じてくれない。
社会における高齢者の扱いって、こんなものなのかな、
そんな視点で観たら、ちょっぴり寂しくなった。
他には「勇猛精進」と書かれた掛け軸が気になったり、
お酒の自動販売機「サカリカップ」もメモしたが、
倒れて動かなくなった時「故障ですか?」の問いに
「大丈夫です、腰です、腰」と、ロボットが腰を押さえる場面、
何気ないカットなのだろうが、
私は笑いのツボにハマってしまった。



2016年01月14日(木)
レディの鼓動をきかせてあげる。

正月にメモした、化粧品メーカー「資生堂」の新聞広告。
「レディの鼓動をきかせてあげる。
自分をドキドキさせたら あの人をワクワクさせよう
世界だってキラキラにして それから、それから
レディにしあがれ。マキアージュ2016」
どうしてこのフレーズが気になったか、と言えば、
夕食後に確認する、私の女友達(Facebook)の投稿文には、
この「ドキドキ」「ワクワク」「キラキラ」という単語が多い。
1人でこの3つの単語を使う人は少ないかもしれないが、
個々の投稿を丁寧に読んでいると、この単語が頻繁に出てくる。
だから、このキャッチコピーを見つけた時、
「なるほど・・レディの鼓動だったんだ」と納得した。
それに比べて、男性の鼓動は、文字として表現しにくい。
「ドックンドックン」とか、文字にしても変だしなぁ。(笑)

P.S.(私の日記を検索したら、資生堂ネタが見つかりました)
2002年「いろはにぽ」、2008年「一瞬も 一生も 美しく」
そして、PUFFYの歌った『これが私の生きる道』も資生堂?。
漢字を組み合わせると「私生道」(資生堂)。うん・・参った。



2016年01月13日(水)
2016年は「ハイライトシーンを見ながら、レースを振り返る」

「10巻・20年」を目標に掲げて、書き続けてきた「気になる一言」、
毎年、箱根駅伝の10区間と比較しながら、区間ごとの走り方を参考にし、
私なりの、もうひとつの「箱根駅伝」の楽しみ方をしていた。
既に9巻(18年間分)を冊子にし、一昨年・昨年は「10区」の走りを参考に、
読売新聞本社前のゴールシーンを思い浮べて、書き続けてきた。
「10区」のアドバイスは「泣いても笑っても、明暗が分かれる最終区間」。
明になったか、暗になったかは、本人の考え方次第だろうけれど、
昨年の大晦日、とうとう「20年」という期間のゴールテープを切った。
(後は、6月の58歳誕生日まで、10巻目を印刷するだけ・・)
今年の正月は、20年間書き続けたという達成感が残っていたが、
よくよく「箱根駅伝の番組」を観察したら、最後は必ず、
「ハイライトシーンを見ながら、レースを振り返る」が放送される。
私も、書き続けた20年を振り返り、凸凹(デコボコ)の日常の中で、
「ハイライトシーン」を組み立てていきたいと思う。
冊子にするのは「10巻」で終えるが「気になる一言」は、
もうしばらく、書き続けていきたいな、と考えている。
レース後の「クールダウン」「ストレッチ」のつもりで、
どうぞ、もうしばらくお付き合いのほどを。



2016年01月12日(火)
悪い大人たちが話し合いに疲れて、鼻をつまみあうの

映画「グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札」
(オリビエ・ダアン監督)から。
ハリウッド女優が人気絶頂の時に引退し、
その後、生涯女優復帰をしなかったからこそ、
グレース・ケリーの輝きは今も焦ることがない。
ただ彼女の人生について語るよりも、
作品の中の台詞にスポットをあててみたくなった。
フランスとモナコの間に起りそうな戦争(侵攻)について、
彼女の子どもが、不安そうに「戦争ってなあに?」と訊ねる。
その時、グレースケリー役を演じたニコール・キッドマンが
小さな子供に理解できるように、こう説明した。
「悪い大人たちが話し合いに疲れて、鼻をつまみあうの」
う〜ん、いい表現だ、とメモをした。
「F1・モナコグランプリ」を見るたびに、
「モナコ公国」がヨーロッパ最古の王室であること、
そして、公妃のグレース・ケリーを思い出すのは、
私だけではないだろう。
日本だったら、完全に大河ドラマの主役だなぁ。(笑)



2016年01月11日(月)
大ホールが、甲子園球場の内野スタンドに変わる瞬間

私の1月の歳時記には「成人式の加藤学園」と書かれている。
数年前からこの時期の楽しみ、沼津市にある高等学校
「加藤学園吹奏楽部定期演奏会」を意味している。
年末「クリスマスの沼津商業」(吹奏楽部)の定期演奏会で、
1年を振り返り、レベルの高い演奏とショーを堪能し、正月を迎える。
年が明けて「成人式の加藤学園」(吹奏楽部)の定期演奏会では、
「マーチングバンドやチアーリーディテング」なども加わり、
私にとっては、元気をもらえる「ニューイヤー・コンサート」である。
特に、応援団やチアリーダー、野球部の部員たち参加し、
いつも自分たちのために演奏してくれる吹奏楽部に、エールを贈る。
沼津市民文化センターの大ホールが、甲子園球場の内野スタンドに変わる、
そんな瞬間が、私はとても好きだ。
(沼商の時も、野球部員が演奏会の裏方を率先して手伝っていたし・・)
運動部と文化部の部活が、日頃の感謝を込めて応援しあうなんて、
高校生しかできないことだなぁ、と羨ましくなった。
元気な高齢者もいいけれど、やはり、元気な高校生の方がいい。(笑)
彼らには、歳を重ねた私たちには限られてしまった、
時間と可能性が沢山あるから、パワーを感じるんだな、きっと。
「下(sus)から支える(port)」意の「サポート」(support)でも、 
「そばに(as)立つ(sist)」意の「アシスト」(assist)でもいいから
彼らの、あまりある才能を応援する活動がしたいな。



2016年01月10日(日)
「真田丸」は「期待に応える大河ドラマ」

今日から始まった、2016年のNHK大河ドラマ「真田丸」は、
いや〜予想以上に面白かった・・の感想を、まずは残しておきたい。
番組冒頭を飾る題字「真田丸」もインパクトが強かった。
1年間(全50回)見続けることになる、この文字は、
なんと左官「挟土秀平」(はさどしゅうへい)氏の作であり、
彼の左官の技術で書かれた(描かれた)ものであり、
書道とはまた違った趣があり「風土」という言葉が浮かんだ。
さて、毎回楽しみにするのは、もちろん番組内の「気になる一言」だが、
その前に、どうしても気になっているのが、ドラマの企画意図。
主人公・真田信繁(幸村)を、原作なしのオリジナルでまとめる、
脚本家の三谷幸喜さんを始め、製作者、演出者など周りを固めるスタッフが、
戦国武将をどんな視点で描き、どんな大河ドラマにするのか注目していた。
製作を担当する屋敷氏は「期待に応える大河ドラマ」とまとめ、真田信繁を
「期待されることを楽しみ、いつも期待を上回る結果を残した男」と称した。
演出を担当する木村氏は「愛と勇気に満ちあふれた冒険娯楽活劇」で
「誰もが楽しめる、ドキドキ・ワクワクが止まらない戦国絵巻」を目指すと、
公式ホームページで表現している。
1回目は、企画意図どおり、期待に応えてくれた気がするのは、
主人公の幼少時代から始まらない展開が、私を喜ばせてくれたからだろうか。
映画「レッドクリフ」を思い起こさせる「赤」が脳裏に鮮明に焼き付いたな。
次回が楽しみになったのは言うまでもない。
今年は、期待出来そうだ。(笑) 企画意図どおり、期待に応えて欲しい。



2016年01月09日(土)
2015年(平成27年)の成果指数「万歩計・4,392,230歩」

「データ大好きのしもさんへ、昨年の集計はまだですか?」
嬉しいことに(汗)、こんなメールが届くほど、
私の成果指標は、昨年を振り返る年始の恒例行事となっている。
ただ、性格上、日々の行動をデータ化するのが大好きなのと、
そのデータを眺めながら、ひとりでニヤニヤするのが好きなだけ。
とりあえず、1年間の目標は前年のデータを分析し、立てるけれど、
それが達成できたか、どうかは、仕事だけで十分。(笑)
プライベートでは、昨年も頑張ったな、よしよし・・と
自己満足の世界に浸るデータとして、集計しているだけだから。
手帳に付けている記録の書き出しだから、あまり苦にはならないが、
今年も「一覧表」を眺めて、自分でも驚いた。
しもさんの「2015年(平成27年)の成果指数」
万歩計・4,392,230歩。(目標365万歩)
読書・44冊、映画・66作品、講演会・22回、コンサート等・7回、
美術館・20館、献血・3回、新聞投稿(掲載)・3回。
最近、視力の衰えとともに、読書や映画鑑賞が減ってきた気がする。
今年は「柿田川三昧」を軸に、ライフスタイルを組み立てていくけど、
定年退職をしたら「読書三昧」「映画三昧」などと考えず、
読める時に読む、観れる時に観る、をモットーに過ごしたい。
コツはスタートダッシュ。3月末までにどれくらい積み上げられるか。
後は、流れに任せて、コツコツと・・。是非、お試しあれ。



2016年01月08日(金)
「一対一」って、英語では使い分けるの?

先月、映画「ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション」
(クリストファー・マッカリー監督)を観ていて気になったこと。
「一対一」と和訳された字幕を読んでいたら、
私の耳に入ってきた英語は、たぶん「face-to-face」。
私の少ないボキャブラリーで「一対一」と言えば「man to man」。
その他、「head-to-head」「one-to-one」など。
ちょっと違和感を感じ、メモを眺めていたら、逆に
「face-to-face」を「一対一」と訳したんだと理解した。(汗)
学生の頃、バスケットをやっていたので、ディフェンスの型として
「一対一」は「マンツーマン」、区域で守るには「ゾーン」と覚えた。
サッカーやラグビーなど、複数の人間同士がぶつかりあうスポーツは、
「一対一」は「マンツーマン」と呼んでいる気がする。
(ネットを挟むスポーツは、ちょっとわからないけれど・・)
その違い、その使い方が、どうも気になる。
向き合って対決する時は「face-to-face」なのかな、と予想したが、
では「head-to-head」「one-to-one」は?と、
私の英語力では、ますます判らなくなってしまった。
「一対一」って、英語では使い分けるの?
英語に詳しい読者のみなさん、なにかヒントがあったら教えて。



2016年01月07日(木)
平成28年の書き初めは「柿田川三昧」

数年前から、我が職場の管理職には「書き初め」が求められ、
お題は自由だから、人それぞれの作品が披露される。(汗)
私は場合は、あまり深く考えず、今年はどんな年にしたいか、
どんな気持ちで1年を過ごしたいか、そんなことを文字にしている。
平成25年「日日是好日」、平成26年「自分に厳しく他人に甘く」
平成27年「刺激しあう」と、書き続けてきた。
そして、平成28年の書き初めは「柿田川三昧」。 
泣いても笑っても、私の公務員人生は3年ちょっとだから、
1年間、朝から晩まで、柿田川のことを考えてもいいだろう、
そんなことを感じたからだ。
もちろん、昨年だって一昨年だって、考えなかったわけではない。
ただ、なにか言い訳をして「柿田川三昧」とまではいかなかった。
(まぁ「柿田川浸け」程度ののめり込み方かな?)
調べてみると「三昧」とは、もとは仏教語で、
修行において重要視される特殊な集中心のこと。
サンスクリット語のsamādhiの音訳らしい。
修行の際に、ある一つの対象に対して、まっすぐ平等に働き、
他の対象に気が移ったり乱れたりしないこころの状態をいうようだ。
私の場合「そのことに熱中するという意を表す」つもりで書いた
「柿田川三昧の暮らし」・・楽しみな1年がスタートした。



2016年01月06日(水)
コントロールできないものは飼わない。(使用しない)

元旦の「第60回・全日本実業団対抗駅伝」でのトラブル。
沿道から子犬が飛びたしてきて、コニカミノルタの選手が転倒。
本当に驚いたが、実はとても悲しかった。
(ネット上では、すでに炎上していることなのだが・・)
正月元旦のこのレースのために、1年間調整してきた外国人選手には、
大変申し訳ないことをしてしまった・・と、日本人として謝りたい。
最近、公共施設や公園でも、ペット禁止の看板があるにもかかわらず、
平気な顔して、散歩している人たちを見かける。
本人たちにとっては、わが子のように可愛がっている犬や猫でも、
ペットが苦手や嫌いな人たちがいることを理解しようとしない。
だから、今回のようなことが起きる。
これは、ハプニングでも、アクシデントでもく、トラブルだ。
(ハプニングは「偶然の出来事」、アクシデントは「思いがけない事件」
そして、トラブルは「もめごと」)
異論反論を覚悟で書くとすれば、ペットの飼い主は、選手を始め、
「全日本実業団対抗駅伝」を楽しみにしていた国民に対して、
自分の愚かさを、何かの方法で謝罪すべきだとさえ感じる。
躾の出来ていない犬を、公の場に連れ出したことに対して・・。
外国では、ペットの躾がしっかりできているからこそ、
公園や公共施設にも、一緒に連れて歩くことが出来るということ。
この「コントロールできないものは飼わない」という原理原則は、
ペットのみならず、原子力発電でも通じる考え方であろう。
「人間がコントロールできないものは使用しない」
判断に迷ったら、この考え方を基準にして欲しいなぁ。



2016年01月05日(火)
古い土台が、その上に積まれる新しい石を支えるように

映画「愛を積むひと」(朝原雄三監督)から。
予告編を何度も見てしまったので、物語はほぼ予想どおり。(汗)
だから「愛を積む人ひと」の意味が知りたくて、メモをした。
最初に引っかかったのは、主役の佐藤浩市さんの台詞。
「この塀を作り始めてから、つくづく思うことがあるんだ。
でかく形のいい石ばかりで塀が出来上がっているわけじゃない。
小さく割れた石とか、おかしな形のいびつな石とか、
そういう奴らにもな、塀を支えるのに、必ず役に立つ場所がある。
たぶん、俺にも、お前にもだ」と、若者に諭すシーン。
しかし、答えはラストに待っていた。
樋口可南子さん演ずる妻が、死の直前につづった夫への手紙の一節。
「古い土台が、その上に積まれる新しい石を支えるように、
私たちが毎日を一所懸命生きることが、世の中を変え、
次の世代の生きる支えになる。だから、篤ちゃんには、
一人になっても、最後まで石を積み続けて欲しいの」
自分のためではなく、次の世代の人たちのために、
私たちは、コツコツとその土台を積み上げていく作業をする。
「愛を積む」って、そういうことなんだな、とメモをした。

P.S.
北川景子さん演ずる、ひとり娘の名前が、聡子(さとこ)。
父親役の佐藤浩市さん、略すと「さとこ」。まさかねぇ。(笑)



2016年01月04日(月)
お味がよろしいようで・・

昨日に引き続き「箱根駅伝」の番組途中に挟まれるCM。
今回の話題は、TOKIOの国分太一さんの落語家っぽい仕草。
食べるシーン、飲むシーンは、落語家みたいだったね、という
会話が耳に入り、ついつい解説したくなってしまった。
実は、彼は映画で、主役の落語家「今昔亭三つ葉」を演じている。
映画「しゃべれども しゃべれども」(平山秀幸監督・2007年公開)
たぶん当時、演技指導とともに、落語に関して勉強したに違いない。
約10年経った今でも、その落語家らしい仕草は健在。
見えない缶ビールをプシュっと開けるシーン、
観客が、あぁ、ビールを飲みたいなぁ、と思わせるに相応しい。
本当に体が覚えていたな・・と1人、映画を思い出した。
当時、私が選んだ気になる一言は、
「下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる、当たり外れは風まかせ」
意味は「何事も根気よく続ければ、
そのうちにうまくいくものだということ」と書いている。
使い方は「下手な鉄砲も数打ちゃ当たるというから、
いつかは儲かることもあるだろう」と説明し、
「地道な努力、継続の大切さ」を伝えていたので、読み直した。
といいつつ、今回選んだのは「お味がよろしいようで・・」
「おあとがよろしいようで・・」と引っ掛けて、面白かったな。
〆の言葉で、サラッと言ったはずなのに、私には響いた。
この台詞を見ると、このCMを思い出すんだから、さすがだなぁ。



2016年01月03日(日)
箱根を応援している。箱根に応援されている。

毎年、正月恒例「箱根駅伝」のテレビ観戦。
往路(2日)、復路(3日)を合わせると、約12時間、コタツの中。
しかしこの時間は、翌日から始まる360日超えの生活習慣を決める、
とても大切な時間でもある。
真新しくなった手帳に、1年の目標や予定などを書き込むには、
やはりこれくらいじっくり座って、考える必要があるからだ。
2日間かけてほぼ出来上がった、今年の計画を眺めながら、
あとは、確実に、そして丁寧に実行していくだけ・・と心に刻む。
この「箱根駅伝」テレビ観戦の時間(12時間)があるからこそ、
目標に向かって充実した日々が積み重なっていくのだな、と感じた。
確かに、見た目だけは「箱根駅伝」をテレビで観ながら、
「食べて、飲んで、食べて、飲んで・・・また食べて」だけど、
私にとっては、驚くほど効率的な「1人企画会議」となっている。
(私と会う機会がある人は、いつか手帳をお見せしますけど・・)
さらに「箱根駅伝限定CM」は、言葉好きの私には楽しみのひとつ。
今年も、サッポロビールのキャッチコピーが光っていた。
「乾杯をもっとおいしく。」や「出会いの数だけ乾杯がある。」は、
もう定番中の定番だけど、今年は「応援続けて30年」。
誰もが口にする「頑張れ。」をキーワードにしながら、
「箱根を応援している。箱根に応援されている。」と纏めた。
「箱根駅伝」をテレビで応援しながら、実は私の1年を応援されている、
そんな感覚で、今年も「12時間」たっぷり費やした。
自分も頑張らないと、他人に頑張れ、なんて言えないから・・。
正月早々、スタートダッシュもいいけれど、設計図のある1年もいい。
1年のうちで、そんな時間を持ってみてはいかがだろうか?



2016年01月02日(土)
神が申す(天命)に従って、自分も周りの人も伸ばす1年

ネットで、新年のご挨拶している人より一日遅れですが・・
私にとって元旦は、前年の総決算なので、2日が年始め。
さて、今年の干支は「申」。(動物では「猿」)
だからというわけではないけれど、
自分の人生の中で「伸びた年」だったと思えるような
そんな一年にしたいな、と思う。
どうやら「申」という言葉の意味は「伸ばす」らしい。
「草木が十分に伸びきった時期で、実が成熟して
香りと味が備わり、固く殻におおわれていく時期」のこと。
「にんべん」を付けると「申」が「伸ばす」になるし、
さらに「示すへん」を付けると「神」にもなるな・・(汗)
「悪いことが去る」とか「病が去る」などもいいけれど、
やっぱり、定年前にもう一踏ん張りして、
「神が申す(天命)に従って、自分も周りの人も伸ばす1年」。
こんな言葉遊びを目標にするなんて・・と叱られそうだが、
本人は、けっこうお気に入りのフレーズとなった。
「申ネタ」での気になる一言、挨拶のネタにどうぞ。(笑)



2016年01月01日(金)
「2015の熟語」・・「Apple Watch」に決定

8年前から、年末恒例の世相を表す「漢字1字」に対抗して、
プライベートながら、1年を表す「熟語」を考えている。
元旦に、大晦日まで使いきった、昨年の手帳を開きながら書き出した、
2015年・月別の熟語は
1月・駅伝6区 (初めてのレース、3.3キロ)
2月・ハーフマラソン (伊豆ハーフマラソン、完走に自分でも驚き)
3月・奈良バスツアー(お水取り、雨中数時間の待機)
4月・我慢 (クレーマーなどの対応には、我慢しかなかった)
5月・Apple Watch (今までのライフスタイルが「激変」)
6月・九死に一生 (本気で、溺れ死ぬかと思った)
7月・初体験・放電 (長野八ヶ岳 乗馬・カヤック体験)
8月・クルーズ・カヤック (柿田川の楽しみ方?)
9月・チームShimo (以前一緒に働いたスタッフたちとの懇親会が続いた)
10月・観光とは? (10月から、いつも考えていたキーワード)
11月・家族会議 (大きな買物の前に開いた、我が家の情報交換会)
12月・言葉の力 (喜ばしてくれたり、残念だったり・・)

選考委員長(私自身)の弁
インパクトからすると、柿田川で溺れ、死にそうになったこと。
「やばい、やばい」しか声がでず「助けて〜」も言えなかった。
しかし、あまり思い出したくないことだから、選ばない。(汗)
一昨年前の秋から走り始め「心拍計」が欲しくなり探していたら、
「Apple Watch」にも搭載されていると知って、買い求めた。
携帯電話もガラケーで十分、壊れたらもう買わないと言っていたのに、
いつのまにか「スマホ」に変え、さらには「Apple Watch」まで。
おかげで、私のデジタル生活は、予想以上に激変したから、
2015年の熟語は「Apple Watch」、これに決まり。
「2016年」を代表する熟語は何だろう、今からワクワクするな。