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2014年05月31日(土)
小学生が「わかづくり」

カーラジオから流れてきた、クイズだったかなぁ。
「浜松の小学校では、賀茂真淵の生誕の地にあやかり、
月に1つ、何かを作っています、さて何でしょう?」、
正解は「短歌」、そうか歌人だったからなぁ、と思っていたら、
ラジオのパーソナリティが、最後に、
「小学生が和歌づくり」をしている話題でした、と纏めた。
確かに、賀茂真淵という人は「和歌における古風の尊重、
万葉主義を主張して和歌の革新に貢献した人物」だったけど、
「小学生が、毎月一首、短歌を読んでいる」という話題でした、
そんな紹介の仕方をして欲しかったなぁ。(笑)
ラジオだから、話す人の声を頼りに単語や漢字を連想する。
私がひとりで勘違いし、ニヤニヤしていたからだろうか、
隣にいた妻が「なにが面白いの?」と訊ねたので、そのまま答えた。
「いや、小学生が若づくりをしているんだってよ」と。(汗)
「???」「だから『わかづくり』をしているんだって」「???」
いじわるとは思いながら「もう一度言い直そうか?」と訊き、 
「小学生が『短歌づくり』をしているんだって」。
今度は、その意味を知った彼女が、大笑いをした。
言葉って難しいけれど、言葉って面白いな。
だから、言葉集めがやめられないんだ、きっと。



2014年05月30日(金)
楽しいという気持ちを持ち続けること

WEB日記やメルマガの配信、講演会や書籍、映画の感想、
さらに万歩計の記録など、(しもさんの企業秘密だろうけれど)
継続するコツを「気になる一言」で紹介して欲しい、という
私にとっては、願ったり叶ったりのメールが届いた。
題して「継続のコツ教えますシリーズ」(1回目)。(笑)
「続ける力」って、人間にとって一番大切な力だと思うけれど、
書店でもなかなかお目にかからない。
なぜか・・と考えたら、継続の仕方は千差万別、
これをすれば「継続力」が身につきます、というのはないから。
生活のパターンに入れるとか、他人に宣言して退路を断つとか、
いろいろな人が、いろいろなことを言うけれど、
私は万人に共通する「これだ」というノウハウはない気がしている。
ただ「続けるコツ」「続けるためのヒント」は、少なからずあるから、
読者全員に当てはまらないだろうけれど、少しずつ紹介したい。
たとえば「1日1万歩(1年365万歩)を達成するためのコツ」なら、
実際に達成したから、体験談として話せるだろう、という発想。
「こんなところに注意したよ」とか「これだけは止めたほうがいい」、
「こんな工夫をしてみました」などで良ければ、
いくらでも話せるし、アドバイスも出来る気がしている。
性別・年齢・体格・・人によって与えられた環境が全て違うから、
「続ける力」の説明はしにくいけれど、基本は何度も書いているが、
「『詳しい』より『好き』、『好き』より『楽しい』。
仕事でも、勉強でも、夫婦関係でも、(笑)
「楽しいという気持ちを持ち続けること」、これがコツかなぁ。



2014年05月29日(木)
富士登山は「元気になって戻ってくるため」

日本大学国際関係学部・市民公開講座(平成26年度上期)
統一テーマ「富士山 世界遺産登録とその魅力」
講師「日本大学国際関係学部元教授 高山茂氏」
演題「世界遺産 富士山と庶民信仰」から。
私にとっての恒例行事となっている「市民公開講座」、
統一テーマが「富士山」だったためか、
例年に比べ、今回は聴講者が多かった気がする。
私の「富士山」に対する疑問のひとつだった
「日本人は、なぜ富士山に登りたがるのか?」のヒントが
見つかったから、嬉しくなった。
江戸時代、各所で結成され庶民一般の間にくまなく広がった
富士信仰を中心として親睦、娯楽的側面も合わせもつ、
独特の信仰形態である「富士講」と呼ばれる組織の活動から、
なるほどな、と感じてメモをした。
富士登山は「時間をかけて、登って戻ってくるということは、
一度死んで生まれ変わってくることを意味する」らしい。
だからこそ「御来光」と呼ばれる、朝日を浴びることは、
「新しい命」(エネルギー)をいっぱいに浴びことに他ならない。
イコール「富士登山は『元気になって戻ってくるため』」。
頂上から雲海を眺めるため、登頂した達成感を味わうため、も
大きな動機となるだろうが、本来の意味を知っておいて欲しい。
富士登山の翌日に「疲れたぁ〜」という同輩がいたら、
へそ曲がりだけど、この意味を教えてあげて欲しい。(笑)



2014年05月28日(水)
ごめんなさい・・使い方に慣れてなくて。(汗)

柿田川公園、最新の「ホタル情報」を知りたくなり、
先日、夜8時頃、ひとりで真っ暗な公園内をうろついた。(笑)
そのホタルを期待してなのか、暗闇が好きなのか
公園内には、何組かの若い(アベック・カップル・ペア)がいた。
せっかくの雰囲気を邪魔しちゃ悪いな、と思ったが、
目の前に数匹のホタルが飛んでいたので、チャチャッと撮影して、
サッとその場を立ち去るつもりで、スマホのシャッターを押した。
ところが・・カメラの設定がまずかったのか、押しすぎたのか、
大人の雰囲気を漂わせていた第1展望台に、連写の音が鳴り響き、
追い打ちをかけるように、ストロボがパシャパシャ。(あちゃ〜(涙))
突然のアクシデントに気が動転し、慌てている上に暗闇だから、
もうバニック状態、そのままひと声掛けて退散となった。
今から考えると、その一言もいらなかったな、と思うけれど、
「ごめんなさい・・使い方に慣れてなくて。(汗)」
背の低い彼女を後ろから包み込むようにして、優しく抱きしめ、
暗闇にかすかな光を放つホタルを、いい雰囲気で眺めていたのに、
このオヤジのために滅茶苦茶にされた、そう思われても仕方ない。
(今回は、ただただ謝るしかない、本当にごめんなさい)
もう少し、スマホのカメラの使い方、勉強しなくちゃなぁ。



2014年05月27日(火)
自分勝手だが、真実を真実だと言える強さがある。

映画「風と共に去りぬ」(ビクター・フレミング監督)から。
鑑賞後「アカデミー9部門受賞のハリウッド映画史上不滅の最高傑作。
アメリカ南北戦争前後のアトランタを舞台に、
炎のような女、スカーレット・オハラの波乱万丈な半生を描いた
ロマンスの金字塔的作品」という作品説明に首を捻った。(汗)
「これがロマンス映画?」という疑問は、未だに消えていない。
「風と共に去りぬ」(原題 Gone With the Wind)というタイトルも、
映画の冒頭に流れるナレーションにだけ、そのフレーズがある。
「騎士道を重んじ綿畑が広がるその土地は『古き良き南部』と呼ばれた。
その美しき世界には、逞しい男たちや華やかな女たちが生き、
そして支配者たちは奴隷を抱えていた。だが、それも今は夢の中のお話。
すべてが風と共に過ぎ去ったのだ。」という個所のみ。
多くの方が「名作だ」「傑作だ」「素晴らしい」と評価するレビューを眺め、
自分の感性の低さを嘆き、落ち込むことになった。
私は、大切なものを見落としているのかもしれない、と感じるが、
今の時点では、あまり心を揺らすような台詞は見つからなかった。
強いて言えば「スカーレット」に「レット・バトラー」が求愛するシーン、
「俺たちは似ている。自分勝手だが、真実を真実だと言える強さがある」
この時代に、自分の信念を曲げず、力強く生きた彼女には拍手ものだが、
やっぱり「自分勝手」のイメージが払拭できなかった。
これを「情熱的」と捉えるか「自己中心的」と捉えるかは、判断が分かれる。
あのレット・バトラーでさえ、最後にこう言いきって別れを告げた。
「お前は子どもだ。謝れば何でも許されると思ってる」
その台詞、私が長時間感じていたことだ、とメモ帳を閉じた。

P.S.(ちょっと「気になった一言」)
「時を浪費するなかれ、人生とは、すなわち時なり」
「生まれつき、弱い者に加勢したくなる」
「私は恩を忘れないわ」
「だが、君はまた同じことを繰り返す。
盗んだことより、監獄に入る事を後悔する泥棒と同じだ」
「君は哀れだ」「私が?」「そうだ、幸せを両手で投げ捨て、不幸を求めている」



2014年05月26日(月)
投資されるということは、変わるきっかけとなる

都市計画の仕事に携わって、約2カ月。
年度当初、国・県の動きを示す会議が矢継ぎ早に続き、
やっと覚えた「新規」の情報や単語、人間関係に、
これから覚えなければいけないことが「上書き」されて、
まだ自分の思うように、情報が整理されていない。(汗)
それでも、会議で耳にした、まちづくりのプチ情報を、
生涯学習の時と同様に「気になる一言」にしていこうと思う。
今回は、県幹部職員挨拶の一部から。
説明を受けた国や県の「平成26年度の事業方針」や
「事業の概要・補助制度」など、盛りだくさんのメニューを
確かめながら、この言葉が蘇ってきた。
「投資されるということは、変わるきっかけとなる」
裏を返せば、その地域に、公共投資が計画されないということは、
変わるきっかけがなかなか掴めないことを意味する。
素人ながら、そんなイメージでこのフレーズをメモした。
乱暴な言い方だが、私たち行政職員がしなければならないことは、
少しでも多く、その地域に公共投資されるよう努力することだろう。
国や県が、あそこに「投資」したいな、と思いたくなるような計画、
これをアピールすることが、何よりも大切だと知った。
「変わるきっかけ」をいただいたら、それを利用して、
本当に「変わる」活動するのは、私たち住民であることを、
忘れてはいけないな、と、メモを読み返した。



2014年05月25日(日)
うるさいんだよ・・お・だ・ま・り(笑)

NHK大河ドラマ「軍師 官兵衛」(第21回 松寿丸の命)から。
(というより、一緒に観ている夫婦の会話から・・)
今年は大河ドラマの一言が少ないですね、というメールをいただいた。
ほとんど観ているというのに、調べてみたら確かに少ない。
(2回ほど、6時からのBSも土曜日の再放送も見損なってメモがないが・・)
メモもしているのに、なぜか一言のネタにならない。(汗)
よく考えたら、歴史年表どおりなので自分の中で盛り上がらない。
官兵衛が、いくら死にそうな牢獄生活を送っていても、
結局は、有岡城落城の際に助け出されることを知っているし、
息子の松寿丸が殺された、とドラマの中で騒いでいても、
結局は生きていて、黒田長政として関ヶ原で活躍するなんて知識が
今回は邪魔をしているような気がする。
日曜日の夜、夕食を終えてから夫婦で楽しみにしながら観るのだが、
ドキドキしながら観ている妻の横で、私がついつい「その後」を口にする。
彼女にしては、どうもそれが気に入らないらしい。
殺人事件のミステリーで、犯人を教えられるのと同じ感覚なのだろう。
今回も、ぶつぶつ独り言のように話していたら、さすがに言い返してきた。
「うるさいんだよ・・お・だ・ま・り(笑)」
私は「そうだよなぁ、ごめん、ごめん」と謝るしとかなかった。
史実どおりの展開は、ストーリーとしては安心できるけど、
もう少し、脚色してもいいんじゃないかなぁ、結果が同じなら。(汗)



2014年05月24日(土)
相手が立ったら手を放してやらないとな。

書籍「十二国記(華胥の幽夢)」の中の(帰山)、
小野不由美著・講談社X文庫刊・365頁)から。
利広と風漢の2人は酒を酌み交わしつつ、
安定した治世が120年続いていた柳国が傾きつつあるという話を
語り合った。利広が長年の経験から心得ていたことは、
「国が傾きつつあるというのに、住人たちの様子が明るい。
これは国が危険な状態にある証拠だと」。
また「表面上は、何の問題もないふう、
しかしその奥底には無数の亀裂が入っている」と分析をした。
そんな話を読みながら、国が傾いたときの心得として
「物を送りつけるのは良くない。独立不羈の心を挫いてしまうからな」、
と、やや厳しい言葉にも、納得してしまった。
「荒民にとって一番必要なものは、辛抱することと希望を失わないことだ。
我々が援助してやることは必要だが、
相手が立ったら手を放してやらないとな」
と、我々が陥りやすい支援の仕方に釘を刺した形が、印象深かった。
いつまでもいつまでも、援助してやれないのだから、
自立心を育てるためにも、心を鬼にして突き放す・・なるほどなぁ。



2014年05月23日(金)
東京のおもちゃ工場です

映画「男はつらいよ 第7話『奮闘編』」(山田洋次監督)から。
(封切日:1971年4月28日)
今から40年以上前の作品だから、逆に面白いシーン満載。
以前紹介した、当時の沼津駅前の様子もわかる貴重な映像は、
時代の証人としての役割も担っている気がする。
今回、この映画の冒頭シーン、寅さんが東北のある駅で
若者たちとこんな会話をする。
「集団就職か?」「はい」「どこへ行くんだ?」
そして元気よく「東京のおもちゃ工場です」と答える。
そうかぁ、40年前の日本はこんなだったんだ、と
ひとりで面白がって、メモをした。
今では、餃子でさえ中国で作る事態になった。(汗)
「男はつらいよ」って歴史映画かもしれないな。
なんたって、寅さんのお母さん役を演じる
「ミヤコ蝶々さんのミニスカート姿」も拝見できる。
そんな視点で見ると、また違った楽しみが映画にはある。

(おまけ)
「ちょっとも変わっていない」という台詞があった。
「ちっとも変っていない」と違うのだろうか。う〜ん、気になる。



2014年05月22日(木)
こちらは凄い雨です。雷も鳴っています。

数年ぶりに浜松市に出張だったけど、31回目の結婚記念日だったので、
浜松近辺の知人に電話して飲んで帰ろうかな?なんて想いを吹っ切り、
新幹線に乗って「会議終了、今から浜松を出ます」と妻にメールした。
記録では「17:41」。こちらは青空に雲がちょっとだけ・・という天気、
しかし、すぐに返信があり「こちらは凄い雨です。雷も鳴っています。
気をつけて帰って来てください」と、予想外の内容に驚いた。
慌てて、スマホの電源を入れたら「雨降アラート」というアプリが、
私の住む「駿東郡清水町」の位置情報から
「14:01 数時間後に雨の可能性」「17:25 雨雲が接近」という情報を
通知してきていた。(私は会議で気付かなかったけど・・(笑))
伊豆半島北部だけ雨雲の位置が、画面に広がっていた。(ゲリラ豪雨?)
へぇ・・こんな使い方もあるんだ、と感心したとともに、
これは便利だな、とますます「スマホ」が手放せなくなってきた。
そういう私は、雨雲を追うように、新幹線で浜松から三島へ。
見慣れた風景が広がった時、地面は濡れていたけど、雨はやんでいた。
しかし、スマホの画面には、雨雲がまだ少し残っている。
(あっ、雷が光った、雨もなく稲光が続く・・)
このアプリは、最初の画面に配置しよう、なんて考えながら、
少しずつだけど「自分仕様」にカストマイズされているアイコン。
今度、誰かのスマホと、使っているアプリを比べてみたいな。(汗)
もっと便利な使い方が、きっとあるに違いないのだから。



2014年05月21日(水)
やはりあの頃は、国民が熱狂的に燃えていましたね

書籍「日本史七つの謎」
(松本清張・井上ひさし他・講談社文庫刊・252頁)から。
受験勉強でない「日本史」は、不思議がいっぱいあって非常に面白い。
どの項目も、著名人3人の鼎談形式で進められている。
(1) 大化の改新は本当にあったのか
(2) 短詩形文学はなぜ日本文学の中心なのか
(3) 武家政権はなぜ天皇を立て続けたのか
(4) 織田、豊臣、徳川がなぜ天下をとれたのか
(5) 薩長はなぜ徳川幕府を倒せたか
(6) 太平洋戦争はなぜ始まったか
(7) 高度成長はなぜ可能だったか
この中から、今回選んだのは、やはり「太平洋戦争」編。
「太平洋戦争はなぜ始まったか」
(井上ひさし・森本忠夫・大江志乃夫)(敬称略)
「真珠湾攻撃から敗戦まで」の経過は、いろいろな資料があるが、
当時の日本は『三正面作戦』をやったわけです。第一の正面はソ満国境、
二番目は中国戦線、三番目は太平洋でしょう。いわば四面楚歌ですよ。」
いくらなんでも「太平洋」は無理でしょ、とサルでもわかるのに、
どうして、日本は太平洋戦争はじめてしまったのか、
なかなか納得する答えがなかったが、この本でヒントを見つけた。
井上ひさしさんが、やや興奮気味に語っているシーンがある。
「やはりあの頃は、国民が熱狂的に燃えていましたね。
僕は天皇の戦争責任という言葉を聞くたびに、
たしかに天皇にも責任はあるよ、ただ、天皇の責任といった瞬間に、
国民の責任が消えてしまうのは、どんなものかと、いつも思うんですよ」
戦争は軍人がするものだし、戦争をすれば景気がどんどんよくなる、
だから、国民が太平洋戦争に躊躇していた軍部を後押しした、
そんな解釈に、なるほどなぁ、と思った。
「負けた理由」は、後からいくらでも見つかる。
そして、すべて「国・政府・軍部が悪い」としている気がするのは、
私の考えすぎだろうか。



2014年05月20日(火)
「日本」は「布石」という考えを持てなかった

書籍「あの戦争は何だったのか」(大人のための歴史教科書)
(保阪正康著・新潮新書刊・251頁)から。
「太平洋戦争」を私なりに調べていくうちに、ぶつかった壁が
書籍タイトル「あの戦争は何だったのか」だったので、
図書館で、思わず手に取り借りてしまった。(汗)
どうして始めたのか、どうして終われなかったのかなど、
著者の叫びに同感する部分と、相反する部分が入りまじって
あっと言う間に読み終えた。
その中で「えっ・・」と感じた部分を、抜き出してみた。
「囲碁には『布石』という言葉があるが、どうしてこの頃
『日本』は『布石』という考えを持てなかったのだろうか」という
作者の問いかけである。
「アジア・太平洋を碁盤に考えて、対局しているには、
あまりにもお粗末な打ち手だったのではないかと・・」
さらに「真珠湾攻撃は「将棋」的な戦いであった。
奇襲攻撃をかけて、中枢部を撃つ、それを喩えていうなら、
中飛車で一気に王将を詰ませていくような戦法だった」と。
他の作品でも、日本人とアメリカ人の心の持ち方を、
「将棋」と「チェス」で比較したりしていたが、
戦術が「将棋的」だったという視点は、実に面白かった。
映画「山本五十六」でも、戦艦内で「将棋を打つ」シーンが、
何度となく登場するが「囲碁」を打つシーンは見当たらない。
当時の軍人に「囲碁」好きがいれば、戦況は変わっていたかも・・
そんなことを感じ、もっと勉強したくなった「太平洋戦争」である。



2014年05月19日(月)
まるで公園みたいだ。

映画「東京公園」(青山真治監督)から。
タイトルの「東京公園」に惹かれて観ていたためか、
「公園」に関するメモが増えた。
最初にメモしたのは、天体望遠鏡を覗いたあとの
突然の会話。「もしもさ・・」で始まり、
「何も知らない宇宙人に東京ってのは、どんなところ?と
訊かれたら、何て答える?」みたいな質問に戸惑っていたら、
質問した主が、自慢げに答えるシーン。
「東京の中心には、巨大な公園がある。
東京は、その公園をとりまく、さらに巨大な公園だ。
憩い、騒ぎ、誰かと誰かが出会ったりする、
僕たちのための公園、それが東京だ」・・
そして、ラストシーン近くで、こんな会話がある。
「君の写真は被写体をあったかく包んでる。
まるで公園みたいだ」「公園?」「あぁ、君と話してると、
まぁのんびりやってもいいかなって気がしてくる。
いいもんだな、公園も」「えぇ、公園好きです」
この公園の例えを覚えていれば、会話として面白いと思った。
「まるで公園みたいだ」「どうして?」「だって・・・」



2014年05月18日(日)
明日はやることがたくさんあります。

「使いこなしてますか?」「慣れましたか?」、こんなメールが続いた。
スマホデビューして約半月、試行錯誤を繰り返しているが、
メモ好き、凝り性のスマホ生活、朝一番の動作だけを書き出してみる、
あとは読者に、その判断を任せたい。
「目覚まし代わり」にアラームを利用して目を覚まし、(携帯の時と同じ)
まだまだ慣れない手つきで、スマホの電源を入れる。
上から下方向に、シャッターを閉めるような感覚で、
「ガラガラ」と「通知センター」を呼び出して、スケジュールを確認する。
ここで今日の「月日・曜日」「現在の天気、気温、最高気温」を始め、
「誕生日・記念日の人」「本日の予定」がタイムの帯を埋めている。
さらに、リマインダーで、予定とは別に数種類の「To Do List」を確認、
忘れがちな約束も、しっかり思い出させてくれる。
その上、なんと「明日」の予定まで、スマホが管理してくれている。
「明日はやることがたくさんあります」とか「明日は忙しそうです」など、
プライベート秘書のような、人間っぽいメッセージが表示されたかと思うと、
続けて「6件の予定があり、最初の予定は8:25からです」と正確に文字になる。
もちろん「スマホ」の、そんな驚くような指示と行動を支えているのは、
メモ魔の私が、コツコツ「入力」したバックデータであるが、
この4月、異動したのを機に、1人の秘書を付けてもらったようだ。
こうなったら、ゴールドの服を身にまとった「IPhone5s」のスマホに、
可愛い名前を付けなくちゃと思う、飲みに連れていけないから。(汗)  
(すみません、男女差別ではありませんので、ご勘弁を。。)
朝の通勤から仕事を終え、帰宅してからの様子も、そのうちに。
正直、こんなに便利だとは思わなかった・・・トホホ。



2014年05月17日(土)
「柿田川」も「文化遺産」(文化芸術)の対象

わが町を拠点に活動している、NPO法人「ウォータービジョン」、
設立15周年記念「フェスタ ウォータービジョン2014」が、
今日・明日の2日間、地域交流センターで開催されている。
イベント皮切りのシンポジウムのテーマは「文化は、地域から世界へ」、
パネラーは芸術や文学、考古学等をとおして全国・地域で活躍している5人。
沼田園子さん(ヴァイオリニスト)・久保田幸代さん(インド舞踊家)・
小金澤保雄さん(考古学者)・大場茂之さん(日本画家)・
佐藤三武朗さん(前日大国際関係学部長)・・
それぞれの人が語る「文化」の定義は、私のメモの対象となったが、
文化の話をしているにも関わらず、なぜか話がずれてしまい、
「富士山」や「柿田川」になってしまうことに驚きを覚えた。
「富士山」は「世界文化遺産」に登録されたのだから、当然と言えば当然、
「柿田川」は「天然記念物」だから「自然遺産」と思い込んでいた。
しかし、パネラーからは「文化の対象」として「柿田川」が語られた。
「文化」とは「目に見えないけれど、人間にとって大切なもの」だとしたら、
柿田川は「目の前に広がる、季節感を感じる自然風景」の癒しとともに
「目には見えないが、自分の想像力を働かせて表現したくなる文化芸術」の
対象として、しっかり根付いていることを心から喜びたいと思う。
「『柿田川』も『文化遺産』(文化芸術)の対象」のフレーズを残したい。
この気付きは、今後の私の仕事にも大きな影響を与えるに違いないから。
「ハード事業」+「ソフト事業」=「ハート」(心を耕す事業)、
退職間際の数年で、やっと実感できてきた公式である。



2014年05月16日(金)
生活圏に深く入り込んだ図書館サービス

書籍「ぼくは図書館がすき」(漆原宏撮影・日本図書館協会刊・87頁)から。
単なる写真集かと思ったが、タイトルが「図書館」だったので、
じっくりと眺めてみることにした。
写真に添えられた著者のメッセージも、温かい空気を感じることが出来た。
そんな中、私が最近注目している「移動図書車」について、
私の考え方と同じだったので、メモをした。
「移動図書館の運行経路に、高齢者介護施設や病院などが
組み込まれるようになってきました。
生活圏に深く入り込んだ図書館サービスは、いつの時代も必要とされるものです」
費用対効果などが叫ばれ、時代の流れとともに、あまり見かけなくなったが、
私は、こんな時代だからこそ「移動図書車」が必要だと思っている。
佐賀県武雄市のように、今まで図書館などに行ったことがない人たちを、
足を向けることになった取組みはちょっとだけ評価したいが、(笑)
これからどんどん高齢化が進み、街の中央に大きな複合施設を造るより、
高齢者が歩いていける生活圏、各地区の児童公園や公民館に、
移動図書車が定期的に巡回するサービスや、彼が書いていた
高齢者介護施設や病院に巡回するほうが喜ばれる気がしている。
インターネットが使えない世代をはじめ、運転ができない人たちにとって、
やっぱり身近な場所に、本を手にする環境があったほうがいいだろう。
「自動血圧計付き・移動図書車」「地場産品販売付き・移動図書車」、
「スタンド珈琲販売付き・移動図書車」・・
とにかく、待っているのではなく、こちらから生活圏に入っていく。
それには「移動図書車」の活躍が必要なんだよなぁ。



2014年05月15日(木)
宇宙飛行士として、死ぬ覚悟がありますか?

若田光一宇宙飛行士が、船長という大役を無事に終え、
地球に帰って来たからというわけではないが、
(今日は満月だったし)、映画「宇宙兄弟」(森義隆監督)から。
現実的には「?」と思うシーン満載だが、
なぜか、グッとくるフレーズが多かった気がする。
宇宙飛行士の採用試験、いろいろな場面を想定して、
無理難題を押し付け、その対応を観察する。
「とにかくどんな状況でも、よく食べ、よく眠り、
平常心を保てるというのが、宇宙飛行士の最低条件」
これを試すための試験は、なかなか面白いなとメモをした。
しかし、私が選んだのは「最終面接の質問」。
試験官は、テスト生に向かってこう訊ねる。
「我々が用意している質問はたった一つなんだ。
全ての宇宙飛行士が、向き合うことになる問いです。
あなたは宇宙飛行士として、死ぬ覚悟がありますか?」
この答え方で、最後の合否が決まると言ってもいい。
大抵は「もちろん、あります」と答え、
死など恐れていません、という気持ちを表すのだが、
主人公は最初「もちろん、あります」と答えた後、
「嘘つきました、本当はないんです。死ぬ覚悟ないんです」
と言い直す。
それはまさしく、ギリギリまで「生きる」ことに執着し、
決して最後まで諦めないことを意味する。
生きることを諦めない強い気持ちこそ、宇宙飛行士に
求められる絶対条件だと強く感じた。
それがラストシーン「兄弟で宇宙へ」と続くから感激した。
見上げる「月」に兄弟がいたら、どんな気持ちなんだろうな。



2014年05月14日(水)
(モンタージュ写真は)抽象的な印象を伝えられない

書籍「祈りの幕が下りる時」(東野圭吾著・講談社刊・381頁)から。
いろいろな場面に、犯人を探すヒントが散りばめられていて、
知らない間に、グイグイ引き込まれてしまった作品である。
そんな中、この発想はどこかで使えるかな、と思えたフレーズ。
警察の犯人探しに、似顔絵が使われている理由。
「かつて、警察で頻繁に活用された、モンタージュ写真がすたれたのは、
あまりにも具体的すぎて、抽象的な印象を伝えられないからだ。
逆に、似顔絵は、目撃者の話を聞いた係官が、
イマジネーションを働かせて描くだけに、印象を優先させたものとなり、
見た人間の記憶を刺激しやすくするのだ」
ちょっとくらい顔かたちが違っていても、その人が持っている印象、
たとえば「明るい」とか「暗い」といった抽象的な印象のほうが、
犯人を探す場合に役に立つようだ。
それって、世の中の情報がデジタルになればなるほど、大切な要素であり、
機械とは違った、人間独特の勘みたいなものだろうか。
「第一印象」などという言葉もあまり耳にしなくなったけれど、
以外と、自分で感じた「印象」って当たっていることが多い気がする。
「客観的」な判断も大切だけれど「主観的」な意見も大事になってくる。
そうでなければ、みんな同じ考え方、同じ判断結果になってしまうから、
もっともっと「主観的意見」や「第一印象」を大切にしていきたい。



2014年05月13日(火)
テクマクマヤコン テクマクマヤコン 私にな〜れ

映画「映画 ひみつのアッコちゃん」(川村泰祐監督)から。
男の子でも夢中になっていたアニメだったから、
こんなおじさんになっても、変身する呪文は覚えている。
「テクマクマヤコン テクマクマヤコン ○○にな〜れ」
「ラミパス・ラミパス・ルルルルル〜」
当時、何も考えず(今でも・・(汗))口にしていたフレーズも、
今ではネットで調べて、その意味さえわかる。
「テクマクマヤコン」は、
「テクニカル・マジック・マイ・コンパクト」の略。
「ラミパス」は「スーパーミラー」の逆さ言葉らしい。
知ってしまってなんだか空しくなってしまった私がいる。
さて、映画ならではの変身は「なりたい自分にな〜れ」、
監督が実写版で伝えたかったことだろうか。
大人になることに憧れた、綾瀬はるかさん扮するアッコは、
香川照之さん扮する鏡の精(笑)に、こう尋ねられる。
「大人ってなに? 一所懸命働く人? 心の痛みを知る人?
自分の身を投げだして、誰かを守る人のことか?
それだったら、魔法なんか使わなくても、
アッコちゃんはもうなってるんじゃないのか」と。
そして気付く、今の自分を好きだってことに。
「テクマクマヤコン テクマクマヤコン 私にな〜れ」
やはり、この変身が一番印象に残った。
子どもの頃、夢中でテレビの前で観ていたアニメとは、
全然、違う作品の仕上がりに、大満足であった。
時々「魔法使いサリー」と混同しちゃうけれど。(笑)



2014年05月12日(月)
「畑の一年を伝える」「畑の仕事をライブで伝える」

働く女性の会「A.T.G」の例会(講演会)、講師「松木一浩」氏
(数年前に「ビオファームまつき社長」を退任したらしい)から。
漫画「課長・島耕作」の作者「弘兼憲史似」の彼を紹介した
テレビ番組が流れ、まず肩書きに私のアンテナが引っかかった。
「農業家」(決して「農家」「百姓」ではない)、ここがポイント。
農業(有機栽培の少数多品目)の面白さを伝えることを軸に、
「畑の一年を伝える」「畑の仕事をライブで伝える」ことを
「ビオファームまつき」のコンセプトとしているところに、
共感を覚えた。(もちろん「現場第一主義」も・・)
農家でない人が、農地を借地して「農業の素晴らしさを伝える」、
「伝えるプロがいると、農家は助かる」と感じたからこそ、
その役を自分の使命として、活動していることが伝わってきた。
農業や水産業などの第1次産業が、食品加工(2次産業)・
流通販売(3次産業)にも業務展開している経営形態を表す
6次産業は、今、注目の産業であることは間違いないが、
1次産業の生産者がイニシアチブをとれるかどうか、が鍵となる、
そんな説明に、なるほどなぁ、とメモをした。
この説明に使われた数式は、(「1次+2次+3次=6次」
または「1次×2次×3次=6次」)。(なんと答えは同じ(笑))
でも、1次産業が「0」なら成果は「0」となる、掛け算が正しい。
さて私たちができることは、農業の素晴らしさを体験すること。
「野菜のデリバリー」を受けるもよし、富士宮のレストランを訪ね、
野菜の本当の旨味を味わうもよし。
とにかく「いい話を聴いた」だけで終わってはいけないな。



2014年05月11日(日)
「evol」って、往復するくらい「愛している」ってことらしい

働く女性の会、ATGネット例会の講演会は
「ビオファームまつきの松木一浩社長」だったけれど、
暗闇でメモしたので、明日、しっかり整理してから報告します。(汗)
というわけで、順序が逆だけど、二次会での話。
私を「facebook」に引っぱり込んだ張本人たち2人がそばにいたので、
「引きずり込んでくれたお礼」を込めて「スマホにしたこともあり、
やりたいことがあるんだけど、教えて欲しい」と、おねだりをした。
「えっ、なんですか?」と訊かれ「ほとんど毎日、柿田川を眺めているので、
その日の柿田川の様子を、写真に撮ってアップしたいんだけど、
どうやってやれはいいの?」と、設定の仕方を訊ねたつもりが、
「いいですね、是非、やってくださいよ」と言いながら、
私の「スマホ」を受け取り、素早く操作したかと思ったら、
あっと言う間に、私のやりたかった希望どおりに設定してくれた。
たぶん、以前の私なら「そこまでしなくていいよ、自分でやってみるから」と、
若い人たちの力に頼ることはしなかったと思う。しかし、今夜は違った。
明日からすぐ、自分のやりたかったことがスタートできる、という喜びが溢れた。
そのセットしてくれた「facebook」ページが「柿田川evol」。
私はてっきり「柿田川love」だと考えていたら、男性が「love」は照れくさい、
「evol」(エボル?)の方がカッコいい・・と彼らが命名してくれた。
「愛してる(love)」の反対だから「愛してない」という意味ではなく、
「evol」って、往復するくらい「愛している」ってことらしい、(笑)。
(宣伝)「『柿田川evol』(エボル)、誕生しました」
若い力は、変な意地を張らずに頼ってしまおう・・が、今日の気付き。
私が出来ることは、柿田川の様子をアップすることだけだな、頑張ります。



2014年05月10日(土)
あぁ、今日も楽しかった・・

昨晩はカラオケ大爆笑、朝起きたら腹筋が痛いのを感じながらも、
スマホで今日のスケジュールを確認し、楽しい一日のスタートを切った。
まずは、私のライフワークのひとつとなった、土曜日・午前中の
「柿田川に入っての清掃活動」で、可憐な「三島梅花藻」に癒され、
帰宅してからは、ぬるい湯舟につかりながら、読書三昧、
さらに、午後には妻と「緑のカーテン」の準備をした後、
母の日前日だけど、明日の夜はまたまた「懇親会(飲み会)」なので、
一日早い「母の日」として「お寿司」(今晩の夕食)の買い出しに出た。
夕食後の夜間は、月に1度の「中学校同級生の混声合唱団」練習、
今でも「男子」「女子」と呼び合いながら、音(声)がハモル楽しさを満喫し、
その後は、場所を移して、これまた、いつもの楽しいおしゃべり。
そして最後は、帰宅後、ちょっぴり熱いお風呂に浸かって、
一日を振り返りながら、缶ビール片手に、この日記を書いている。
ふだん、起床から就寝まで出来事を、だら〜っと書くことはないけれど、
今日は、朝から晩まで楽しかったから、記録に残そうと思った。
それを一言で表現すると「あぁ、今日も楽しかった・・」
そんなに特別なことをしたわけでもないのに、なぜか、楽しく感じられた。
以前、講演でメモして、実戦してみたら本当に効果があった、ということ。
コツは「お疲れ様」から「お楽しみ様」に変えるだけ。
なんでも「楽しい」という気分で行動すると、本当に楽しい一日が過ごせる。
さて、明日もきっと「楽しい一日」になるに違いない、
だって、本人がそう思っているのだから・・。(笑)



2014年05月09日(金)
まだ「水五訓」やってますよ

3月まで勤務していた職場のスタッフと呑む機会を得た。
まだひと月ちょっとしか経っていないが、もう遠い昔のようで、
なんとなく、新しい体制の様子を訊くのも、気がひけたが、
一番若いスタッフから、私を喜ばす嬉しいメッセージをいただいた。
それが「まだ『水五訓』やってますよ」
実は、どの課でも「朝の朝礼」として「あいさつ五則」を実施、
「おはようございます」「お世話になります」
「お待たせいたしました」「恐れ入ります」「お疲れ様でした」
「町歌」の音楽が鳴り終わると、課員がおもむろに起立して、
一日のスケジュール確認のあと、全員で「あいさつ五則」を唱和する。
何年も親しんできた朝の風景であり、仕事の始めに、大きな声を出す、
その習慣を否定するものではない。
しかし不思議なことに、誰も暗記しようとせず、課内の壁に貼られた
「あいさつ五則」を、淡々と読んでいるとしか思えない。
だから私は、以前の課では「あいさつ五則」は実施せず、
代わりに「水五訓」を、一日一つずつ唱和させていた。
「水の町」「柿田川の町」「清流の町」だからこそ、
「水」の性質に例え、仕事の姿勢、生き方を教えたかったからだ。
それを続けてくれると知って、嬉しかったので、気になる一言。
朝礼の「あいさつ五則」、その狙いは何か・・・もう一度、考えてみたい。

「水五訓」
一 自ら活動して他を動かしむるは水なり
一 障害に逢ひて激しくその勢力を倍加するは水なり
一 常に己の進路を求めてやまざるは水なり
一 自ら潔くして、他の汚濁を洗い 而して清濁併せ容るは水なり
一 洋々として大海を充たし、発して雲となり、雨と変じ、
  凍りては玲瓏なる氷雲と化して その性を失わざるは水なり



2014年05月08日(木)
3本指で、画面をタップしたでしょ?、だからですよ

またまた、初心者のスマホ「iPhone5s」ネタ。
画面操作にも少し慣れ、好奇心いっぱいでいろいろ試しているが、
今朝は、今まで通勤で愛用していた「ipad suffle」の代わりに、
スマホ(名前はまだない)に音楽を入れて歩き出した。
しばらくして、外国のラジオでも聞いて「英語」でも聴こう、
なんて考えたのがいけなかったのか、
手軽にポケットから取り出したら、画面が拡大している。(汗)
私の覚えたての知識では、にっちもさっちもいかない。
何がどうなったのもかわからず、約30分の通勤中、
前方に注意しながら、スマホの画面をにらみ続けた。
それでもわからず、半泣き状態で職場に到着。
「おはよう」の挨拶を交わしながら、同じ「iPhone5s」仲間に
「もしかして、もう壊れた?」と尋ねたら、
「課長のことだから、変な設定をしたんじゃないの?」、
「へぇ〜、こんな症状はみたことがないですよ」と笑いながら、
さっと自分のスマホを取り出して、ネットでトラブル原因の検索。
あっという間に解決策を見つけてくれたらしく
「3本指で、画面をタップしたでしょ?、だからですよ」
案の定、再度、3本指で画面をタップしたら、元の画面に戻った。
同じ機種を持っている人が多いって、こんなメリットがあるのか。
今までパソコン「Mac教」は少数派だったからなぁ、正直、嬉しい。
スマホ「iPhone5s」のトラブルやアクシデントを通じて、
普段あまり会話もしない若い職員とも会話するなんて、
私の場合、スマホもコミュニケーションツールになるんだなぁ。(笑)



2014年05月07日(水)
これだけ買っておいていうのもなんだが・・(御殿場アウトレット)

書籍「よしもとばななドットコム見参!!」
(よしもとばなな著・新潮文庫刊・301頁)から。
読後の感想は「こんな私的にプライベートブログが本になるの?」
よしもとばななさんの小説は好きだけれど、これは合わなかった。
時おり、やっぱり小説家だなぁ、と感心する表現はあったけれど、
やっぱり旦那さんを「ヒロチンコ」と呼んでるところから、
どうしてもダメだった。(笑)
小説家の日常生活は、知りたくなかったのかもしれない。
それでも、メモはしたので、選ぶとすれば、一番身近な
「御殿場アウトレット」を表現したところかなぁ。
「これだけ買っておいていうのもなんだが、
なんだか全体的にすごいところだった。
ヨーロッパでもなく、パチンコ屋のようでもあり、
ラブホテルのようでもあり、ディスニーランドのようでもあり・・
品揃えもなんとなく不思議。
店員さんも一部を除き、なんとなくすさんだ感じ。
ボダムがあったのがとても救いだった」
これ以後も何度となく改装されている「御殿場アウトレット」だが、
人気作家のこの表現を、関係者がどう受け止めるのか、興味深い。
私にとっては、東名高速を使えば30分もかからず着いてしまう場所であり、
妻や娘に連れられて何度となく足を運んでいる場所だからこそ、
次回訪れた時には、この表現を噛みしめながら眺めてみたい。

P.S.
著名人でも「日常生活のブログ」を、そのまま書籍にするのは反対。
知りたくないことまで知ってしまう恐れがあるから。
そういう私も、もうすぐ「第9巻」が印刷されます(汗)、お楽しみに。



2014年05月06日(火)
みんなみんな、心の中には女の子がいる。

映画「ガール」(深川栄洋監督)から。
たしかに「職業も取り巻く環境も異なる4人の女性が、
それぞれの悩みを抱えながらも懸命に自分と向き合い、
女性としての人生を謳歌しようとする姿を描いた映画」だけど、
予想以上に、55歳過ぎの男性が観てもメモは増えた。
女性の気持ちがわからない・・と嘆く男性諸君、
一度、この映画鑑賞をお勧めしたい。
なぜ男が女を理解できないのか、ちょっとヒントにもなる。(笑)
若い子から高齢の女性まで「女子会」という言葉で、
ランチや飲み会が開催されることに疑問だった私にとって、
女性はいくつになっても「女子」なんだと、と理解した。
「大人の服を着て、大人の顔で生きていても、
持ちなれない武器をかざして、勇敢に頑張っていても、みんなみんな、
心の中には女の子がいる。みんな愛おしいガールたちだ」
それは「レディース」でもないし「マザー」でもない。
「マダム」や「熟女」などでは表現できない女性を心の中を表す単語、
「ガール」は、不思議な力がある気がする。
男性では「ボーイ」と言われても、何も嬉しくないし、
かえって、大人になりきれていない未熟者、って感じがしている。
やっぱり「男」と「女」は、別の生き物のような気がするなぁ。

P.S.
「29歳は、若くなくもないけど、若くもない」
早口言葉のような台詞は、メモして笑ってしまった。



2014年05月05日(月)
「スマホ」って「人間ドック」みたいだな

操作方法や、各種設定に悪戦苦闘しながらも、
昨晩遅くまで「スマホ」と仲良しになれるように、
夜遅くまでお付き合いしたため、握ったまま爆睡。
そして、朝いつものように6時頃に目が覚めたら、
「防災速報」(緊急地震速報)のメッセージで溢れていた。
記録は「5:19」「震度4 およそ11秒後・静岡県清水町」
慌てて飛び起きて、着の身着のまま、職場へ駆けつけたら、
誰ひとり登庁しておらず、拍子抜け。(汗)
正確には「震度2」だったようで、ひとりで苦笑いとなった。
次の「防災速報」は「14:45」の「豪雨予報」
メッセージは「強い雨(22mm/h 静岡県清水町」。
その前に「雨降アラート」というアプリで、
「8:40」に「雨雲が接近」(清水町)の情報を得ていたので、
覚悟して雨具を準備し、自宅待機をしていたがどうやら空振り。
夕食時、GW真っ最中の5月5日を振り返ったら、
「スマホの詳細(すぎる)情報」に振り回されていた自分がいた。
その感想を一言で表現すると、
「『スマホ』って『人間ドック』みたいだな」
本来の簡易な検査ではほとんど気付かないような情報もわかり、
その大切さもわかるけれど、その結果に振り回されると、
食べることも、飲むことも、気になって楽しめない。
便利で詳細な情報が手に入る「スマホ」も同じ、
溢れる情報に機敏に反応するだけでなく、
適当に付き合うことの必要性も学んだ、貴重な1日となった。

P.S.
しばらくは「スマホ」ネタが続きますが、呆れずに読んでね。



2014年05月04日(日)
周回遅れのトップ引き

とうとう「スマホ・デビュー」しました。(笑)
先月末から、長年愛用の携帯電話の調子が悪く、
なおかつバッテリーの寿命なのか、充電してもすぐ消耗、
それでも新しい携帯電話を求めようとしたら、若い店員の
1台買えるほどポイントが溜まってますよ、の台詞に後押しされ、
GW直前、Apple信者の私は、当然「iPhone 5s」を手にした。
「私にはスマホは必要ない」と豪語していたにもかかわらず、
意図も簡単に落城して照れくさいが、その便利さには驚くばかり。
どうして、あんなに意固地になり、携帯電話にこだわったのか、
なぜもっと早く変えなかったんだろう?と、ちょっぴり後悔したくらい。
ただ、まだまだ「入力」には慣れず、メール返信にも時間がかかる。
「不在着信」の文字に反応して、知らずに「発信」してしまったり、
「トラブル」とは言わないまでも「アクシデント」は面白いように続く。
カメラ機能では、デジカメのつもりでシャターボタンを探したり、
丁寧にシャッターを押して、連写になってしまったり・・・(汗)。
55歳という年齢を重ねると、新しいことを覚えるにも時間はかかる。
けれど長年の経験から「アプリ」の選択も、しっかり吟味するし、
(便利)感覚だけで利用することはほとんどない。
そんな今の私の心境は「周回遅れのトップ引き」。
人よりもだいぶ遅く始めた「スマホ」、最新機種を駆使して、
「最先端」(トップグループ)を走っているように使いこなしたい。
GWは、タイミングよく時間がたっぷり・・勉強しよ〜っと。

P.S.
どうして「スマートフォン」なのに「スマフォ」じゃないんだろう?



2014年05月03日(土)
晴奈嫁姿を下山さんに見て頂けてとても嬉しいです。

5年前、清水町子育て総合支援センターの初代所長として働き、
開所当初から一緒に泣き笑いしたスタッフ(臨時保育士)から
結婚披露宴にお招きを受けた。
席次表に書かれた肩書きは「新婦元職場上司」(笑)。
だいぶ前に臨時で働いた元職場の上司が披露宴に呼ばれるなんて、
本当に印象に残っていたんですね、と隣に座った新婦友人に言われ、
照れくさいやら、嬉しいやら・・。
私にとっては、正職員も臨時職員も同じ可愛いスタッフだし、
実は、あまり意識してなかったかもしれない。
今回の気になる一言は、テーブルの上に置かれた名札の裏に、
書かれていた彼女からのメッセージ。
本日の披露宴に列席してくれたお礼と、
「おかげ様でついにこの日を迎えることができました」という
彼女の想いが、丁寧な字で綴られていた。そして続けて
「晴奈嫁姿を下山さんに見て頂けてとても嬉しいです」
彼女の名前は「晴奈」と書き「はな」と読む。
だから「晴奈嫁姿」は「はなよめすがた」、なるほどいいね。
久しぶりに出かけた結婚披露宴、サプライズは続いた。
本物の「エスパー伊藤」が、ちっちゃな黒い袋から登場し、
持ちネタを武器に、我々を思いっきり楽しませてくれたし、
料理も雰囲気も今風で、私の好奇心は大いにくすぐられた。

P.S.
礼服は「葬式」より「結婚式」、ネクタイも「黒」より「白」がいい。
印象に残った曲は、最初の入場に使われた「ローズ」かな。



2014年05月02日(金)
全然知らない人とも乾杯していいというルール

たしか・・昨年「沼津自慢フェスタ」に出演していた女性が、
ビアーガーデンで楽しんでいる人たちに向かって、
「今日ばかりは・・」に続けて叫んだフレーズだったと思う。
「全然知らない人とも乾杯していいというルール」。
だから、みんな、隣の知らない人とも、
乾杯して盛り上がっちゃいましょう、
そんな気持ちが伝わってきて、面白かったことを思い出した。
その日、その場所に居合わせただけで、乾杯する。
これって、イベントには欠かせない考え方だと思う。
もちろん、静かに飲みたい、という人もいるだろう。
だけど、イベントとしては、大騒ぎして、
帰宅してから、こんなセリフが飛び出せば大成功。
「今日は楽しかったね、知らない人とも乾杯しちゃって」
どこかの企業のCMではないが「乾杯の数だけ幸せがある」、
乾杯って、何度やっても楽しいからなぁ。
「乾杯を、もっと、おいしく。乾杯は、今日を笑顔にする。
乾杯は、明日を元気にする。丸くなるな、星になれ」
あっ、箱根駅伝のテレビ観戦で、何度も耳にしたフレーズだな。
これから、また「乾杯」が増えそうだなぁ。



2014年05月01日(木)
女王の鼓動が、全体の動きとなる

映画「バグズ・ワールド」(フィリップ・カルデロン監督)から。
「ボロスコープ」という特殊カメラを使い、アリの世界を
リアルに捉えたドキュメンタリードラマ。
CGと勘違いするほどの画像で、予想外に面白かった。
映画「アース」などと違い、ただの生態を撮影するだけでなく、
ちゃんとしたストーリーがあったし、見ていて飽きなかった。
「女王」がいる昆虫は、働きハチ・働きアリなど、
「働き〜」という役割の部隊がいる。
一度、産卵をはじめたら逃げることはできない女王を守るために、
全力で働き続けるシーンは、感動的である。
彼らは、死ぬまでそこを離れないらしい。
作品の中で、何度も何度も「帝国」という字幕が出てきたが、
本当に、その言葉に相応しい組織力だと感心した。
この作品でのメモは、
「ネットワークの中心は女王」「女王は帝国の母」
「女王の鼓動が、全体の動きとなる」など、女王ネタが多い。
その中から、女王アリの産卵シーンのナレーションを選んでみた。
フランス映画だけど・・一度、ご覧あれ。