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2013年03月31日(日) ■ |
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メールを読んだら、空メールを返す |
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ある本に書かれていた、時間短縮の方法。 (書籍名はメモし忘れ、というより、たぶん立ち読み) 毎日、多く届くメールにいちいち返信していたら、 時間がいくらあっても足りない。 それでも、送った相手は、読んだかどうか気になる。 だから、コメントの返信する余裕はないけれど、 とりあえず「メールを読んだよ」という意味で、 そのまま「返信」ボタンを押す。 「り」と打って「了解」を選択して返信する、 私の超短い返信より、もっと短い確認が「空メール」。 「メールを読んだら、空メールを返す」 相手に届いたつもりでも、実は届いてないこともあるし、 そんなトラブル解消にもつながるだろう。 皆がこのルールを知ってれば、お互いのストレスが減るな。 もしかして、これって、みんな知ってること?
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2013年03月30日(土) ■ |
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気分転換には「ハンカチのアイロンがけ」 |
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年度切替えの3月末、たるんできた気持ちを入れ替えるには、 「ハンカチのアイロンがけ」をお薦めしたい。 いつも何もしない私には、シャツやスボンのアイロンがけは難しいが、 ただ真四角の布であるハンカチのシワを伸ばすだけなので、 普段、アイロンがけなどしない私でも簡単にできた。 せっかく、毎日、家内がアイロンしてくれたのにもかかわらず、 アイロン台を前に正座し、もう一度、一枚一枚、シワを伸ばす。 なんと、これが気持ち良い。(笑) うまくいえないけれど、シャキッとする、そんな感じ。 ついでに拡げてみたら、意外な柄だったりして驚いたりもした。 離れて全体を見渡す視点、こんなところでも役に立ったりして・・。 今までの気分転換には、模様替えとか、配置替えなどをしてきたが、 そんな面倒なことをしなくても、気持ちの切り替えが出来る。 これからは、年度切替えだけでなく、季節の変わり目には、 「ハンカチのアイロンがけ」だな。 男性諸君にお勧め、騙されたと思って試して欲しい。
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2013年03月29日(金) ■ |
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ガキのうちは、どんなに恨まれてもかまわない。 |
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映画「あおげば尊し」(市川準監督)から。 「なぜ、死体を見ちゃいけないんですか?」と訊かれ、 「とにかくやめろ」としか言えなかった、テリー伊藤さん扮する教師は、 「死」というものに興味をもつ年代の子どもたちに、 余命僅かな自分の父親の闘病生活に関わらせることで、 命の重さや大切さ、一所懸命生きることの素晴らしさを伝えようとする。 しかし、そんな取組みを批判する人たちが必ず登場し、こう言い放つ。 「人の生き死には、教材じゃないですよ。命の重さをわかってないのは、 子どもじゃなくて先生の方じゃないんですか?」・・ 自分たちは、何も行動しようとしないくせに・・と思ってしまう。 勿論、判断は十人十色だし、その効果なんて何十年先かもしれない。 それでも、愛情と自信を持って行なう教育こそ、価値があるのではないか。 主人公の父親も先生だが、彼の教育に対する考え方は 「ガキのうちは、どんなに恨まれてもかまわない。 彼らが大人になった時に、俺の教えがわかってくれればいい」だった。 たぶん、息子も同じ考えで、子どもたちに真っ正面から向かっている。 父親が亡くなった時に、葬儀に駆けつけてくれた教え子たちが、 「あおげば尊し」を精一杯の声で歌ってくれたシーンは、涙腺が緩んだ。 やはりこの歌は、先生と生徒を繋げる素敵な歌であると思う。 是非、これからも、卒業式には歌い続けて欲しいな。
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2013年03月28日(木) ■ |
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人間の心は、石で出来てるわけじゃない。 |
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映画「ショーシャンクの空に」(フランク・ダラボン監督)から。 ショーシャンク刑務所での受刑者たちの行動、会話がメモの対象。 「最初の夜が一番辛い。素っ裸で歩かされる。 独房に入り、鉄格子が閉められた時、現実だと気付く。 今までの人生を失い、際限のない時と葛藤が始まる」・・ そして先輩たちは、新人で誰が一番最初に泣き出すか掛けをする。 それくらい辛い生活の中で、彼らは心を閉ざしていくが、 主人公は、彼独自の魅力で、まわりの受刑者たちを明るくしていく。 「心の豊かを失っちゃダメだ」「どうして?」 「人間の心は、石で出来てるわけじゃない。心の中には何かある。 誰も奪えない、あるものが・・。君の心にも」 「一体なんだ?」「希望だよ」そんな会話が印象に残った。 刑務所に暮らす犯罪者に限らず、引きこもりの人たちにも通ずる会話。 しかし、長年の経験から、先輩の受刑者はこう言い返す。 「お前に言っておくが、希望は危険だぞ。正気を失わせる塀の中では、 禁物だ。よく覚えておけ」・・それは「自殺」を意味するからだろう。 何度も何度も辛い目に遭いながら、それでも「希望」を持ち続け、 最後は目的を達成した主人公。 「心の豊かさ」「心の弾力性」を持ち続けた結果だったと拍手を送りたい。 このフレーズ、私たちの生活の場でもきっと役に立つに違いない。 つい、心を閉ざしがちになる時、思いだそうっと。
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2013年03月27日(水) ■ |
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全て「不可抗力」です |
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職場の先輩がこの春(年度末)に退職するというので、 後輩たちが音頭をとって、ゆかりのある人たちが集うことになった。 メンバーを眺めると、36年間の勤務で一緒に仕事をしたというより、 プライベートで、お世話になった人達が集った、 建前抜きの、それはそれは楽しい送別会になった気がする。 宴の途中、1人ずつ、退職される先輩との思い出を語ったが、 私たちでも知らないエピソードが語られ、大爆笑の渦に包まれた。 あぁ、この先輩の人徳だなぁ、と思われるシーンもいろいろ。(笑) 今となっては、笑い飛ばせる思い出も、 当時はインパクトのある出来事として私たちの脳裏に焼き付いていた。 そんな抱腹絶倒な出来事を耳にして、最後に退職される先輩のコメントに 耳を傾けていたら、なんと最初に口にした台詞が 「全て『不可抗力』です」 「不可抗力」とはネットで調べると、 「人間の力ではどうにもさからうことのできない力や事態」のこと。 え〜先輩、もう少しうんこ我慢できたでしょう?とか、 あの場面では我慢すれば断ることできたのでは?なんて反論も出来るが、 断固として「全て『不可抗力』です」。 腹を抱えて笑うほどのハプニングも「不可抗力」と信じたい。(汗) でも、退職に際して、同じ課で一度も仕事もしていないのに、 こんなに多くの先輩・後輩が集るなんて素敵なことだな、思う。 年度末、退職等で別れることは寂しいけれど、 こんな機会が増えることに感謝したい季節でもある。 新しい出会いにワクワクしながらも、昔を思い出してセンチな気分に・・。 これがサラリーマンの宿命である「年度末」の風景であろう。
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2013年03月26日(火) ■ |
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小学校で、習いました。 |
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書籍「生存者ゼロ」(安生正著・宝島社刊・409頁)から。 今までも「ジェノサイド」「64(ロクヨン)」など、 読み応えのある書籍に出会えると、時間が惜しく、 暇さえあればページをめくることとなる。 今回も、寝る暇を惜しんで、読み終えた。 ストーリーを書くだけで、字数・行数を必要とするので、 いつものように、内容にはあまり触れない。 フレーズとして、妙にインパクトがあったり、 この台詞、どこかで使えるな、と思ったものをメモしている。 今回は「小学校で、習いました。」 短く、ありきたりのフレーズのようだが、 使い方によっては、とても、パンチの効いた言葉となる。 本文では、こう使われていた。 「それまで堅物だった人間が、急に物分かりが良くなった時は、 必ず裏がある。小学校で、習いました。」 ちょっぴり皮肉っぽいが、私のアンテナには引っかかった。 そんな例えを聴いた女性が、ここぞとばかり突っ込む。 「裏がない分、相変わらず、嘘は下手ね。」 非常に緊張感した場面での会話だからこそ、良かった。 今度「ルール無視」とか「マナー違反」などの行為をみたら、 「小学校で、習いました。」を使ってみたいな。
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2013年03月25日(月) ■ |
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パンを2つに割って「はい(どうぞ)」 |
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映画「しあわせのパン」(三島有紀子監督)から。 私好みの、ほんわかムード満載の癒し映画だった。 作品の中で、何度も何度も登場する 「パンを2つに割って『はい(どうぞ)』」と渡すシーン。 気になっていたが、お互いの台詞としては、 何気なく「はい・・」と渡し「ありがとう」と言うだけ。 しかし、そのシーンこそ、しあわせのパンの食べ方だった。 パンは、どうやら「分け合いながら食べる」ものらしい。 その行動から「家族の原点」とも言える「仲間意識」が芽生え、 どんなことがあっても崩れない結束みたいなものが育つのだろう。 今回、素敵な台詞がいっぱいあったにも関わらず、何気なく、 「パンを2つに割って『はい(どうぞ)』」と渡す場面を選んでしまった。 言葉では表現できない、相手を思いやる行為がそこにあり、 それを嬉しそうに「ありがとう」と受け取るだけなのに、心に残った。 仲間で「分け合う」という行為こそ、人間だけの特性に違いない。 「仲間と一緒に・・それにこそ、幸せがあるような気がします」の台詞、 ある方からの手紙の一節だけれど、妙に納得した台詞となった。 それって、冒頭に紹介される絵本「月とマーニ」での会話、 「大切なことは、君が照らされていて、 君が照らしているということなんだよ」という台詞に繋がってくる。 「お月さんがいて、マーニがいる。マーニがいて、お月さんがいる」 なるほどなぁ。
P.S.「月とマーニ」(実際には出版されていない絵本だけど・・) 少年マーニは、自転車のカゴに月を乗せて、 いつも東の空から西の空へと走っていきます。 ある日、やせ細った月が言うのです。 「ねぇ、マーニ、太陽をとって。 一緒にお空にいるととっても眩しくって」 「ダメだよ、太陽をとったら困っちゃうよ」「どうして?」 「だって太陽とったら、君がいなくなっちゃうから。 そしたら、夜に道を歩く人が迷っちゃうじゃないか。 大切なのは、君が照らされていて、君が照らしている、ということなんだよ」
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2013年03月24日(日) ■ |
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本当に、本当に・・ありがとうございました |
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職場後輩の結婚披露宴だった。 心配された雨は降らなかったが、多くの仲間の目が濡れた。 先輩も後輩も、もちろん同級生も・・。 若い年齢の結婚ではなかったからか、新郎新婦とも、 自分の人生を支えてくれた人たちに対して、 感謝の言葉を何度も何度も、口にした。 2人のためなら・・と集った人たちも嬉しかったに違いない。 本当に感激した、本当に嬉しかった、本当に・・本当に・・ 数えたらきりがないくらい「本当に」という単語が使われた。 さらに「本当に、ありがとうございました」では、 今の自分たちの気持ちがうまく伝えられない・・と思ったのだろう、 最後は「本当に、本当に・・ありがとうございました」と言い残し、 深々と頭を下げた。 披露宴では決して泣かなかった新郎が、2次会では気が緩んだのか、 思わず、涙腺が緩んで涙ぐんだ。 それを目にした、先輩から後輩までがつられて、泣いてしまった。 「あれをみたかったんです」・・と強がっていた後輩の目にも涙。 「みんなの気持ちが嬉しくて泣く」って、いいもんだなぁ。
P.S. 披露宴開始12:00・2次会終了19:00 また7時間も飲んでいたのか。 嬉しくて、楽しくて、温かい気持ちになったから、良しとしようっと。
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2013年03月23日(土) ■ |
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段取りを 覚えた頃は 年度末 |
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1年の総決算ともいえる、わが課の送別会だった。 他課とは違って、スタッフが複数の施設に勤務しているから、 普通の職員では考えられない、月曜日や土日が、 送別会や歓迎会、暑気払い、忘年会、新年会に当てられる。 しかし、どうして月曜日から・・なぜわざわざ休みの土曜日に・・ なんて、文句を言うスタッフは誰もいない。 みんなの中に「おたがいさま」の気持ちが根付いている、 私は、そう解釈している。 送別会のはじめに、毎年恒例ということで、私が代表して 退職する人、異動する人への感謝の気持ちを言葉にしたら、 思い出が蘇り、挨拶している自分の方が涙腺が緩んでしまい困った。 宴は盛り上がり、午前様近くに帰宅して「送別会」を振り返ったら、 私の挨拶で言い忘れた「川柳」が、突然頭に浮かんできた。(笑) 「段取りを 覚えた頃は 年度末」 やっと仕事の段取りがわかり、これから・・と思う頃、 年度末を迎え、人事異動で他課へ移り、新しい仕事に就く。 だから、1年はあっという間だった、という意味と、 せっかく覚えた段取りが役に立たない、という意味の川柳だが、 実は、そんなことはない。(と私は思っている) 一度覚えた段取りは、応用しながら、きっと役に立つに違いない。 「新年度 覚えた段取り 活用し」・・そうあって欲しい。 そんな挨拶をするつもりだったのに・・う〜ん、残念。 まだまだ、タイムリーな挨拶が出来ていないなぁ。 「挨拶を 覚えた頃は 年度末」「新年度 覚えた挨拶 活用し」
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2013年03月22日(金) ■ |
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「いいね」は「読んだよ」って印ですから |
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「いいね」って思わないのに「いいね」って押せない。 以前の「気になる一言」でそんなことを書いたら、 私もそう思ってました、というメールが複数届いた。 逆に、そんなこと気にすることじゃないですよ、という メールも届き、その意味を再度確認したら、 「『いいね』は『読んだよ』って印ですから」。 同じようなことを、別の人にも言われた記憶がある。 「Facebook」は「mixi」みたいに、足跡が残らないから、 お友達に読んだよって知らせるんです、そんな答え。 そうか、だから「おはよう」の一言でも、 多くの「いいね」が押されているのか・・と関心した。 私はFacebook初心者だから、まだ納得できないけれど、 やっぱり「いいね」じゃないよなぁ、と思う。 「読んだよ」とか「足跡」の方が、理解できるし、 「読者」の反応をあまり意識しないで十年以上も書いているから、 私が、言うことでもないかな。 う〜ん、どう対応したらいいんだろう、まだ迷ってる。(汗)
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2013年03月21日(木) ■ |
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「製本教室」より「本の修理ボランティア養成講座」 |
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十数年前と違い、カルチャー教室が街に溢れている時代、 行政が安い受講料で「講座・教室」を開設するのは、 民間企業・NPOの活動を圧迫するのではないだろうか、 最近、そんなことばかり考えている。(汗) では、行政はどんな動きをすればいいのだろか、と 悩んでいたところ、 行政は「○○ボランティア養成講座」を開設し、 その育てた人材を活用する工夫をすればいい。 そんなことを耳にして、なるほどなぁ、と思った。 例えば、図書館で開催されることが多い、 「製本講座」や「手づくり絵本教室」なども、内容は同じでも ちょっと視点を変えれば、男性参加が期待できる。 定年退職した男性が、図書館に入り浸って本を読んでいる話は、 全国的な動きなのだろう。 そういう高齢者の男性を巻き込むには、技術系の仕事。 本を分解して、またきれいに組み立てる。 それが、まちづくりに役に立ち、みんなに喜ばれるのだから、 是非、試してみたい。 これからは、高齢者の男性をどう巻き込むか、これに尽きる。 だから「製本教室」より「本の修理ボランティア養成講座」 来年度は「図書館長」も私の肩書きに加わりそうなので、 さっそく、試してみよ〜っと(笑)。
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2013年03月20日(水) ■ |
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まるでアザラシのようなナオミ |
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映画「痴人の愛(1967)」(増村保造監督)から。 谷崎潤一郎の同名小説ってこんな作品だったかなぁ、と 読んだ記憶はあるが、なかなか思い出せない。 単なるママゴトとしか思えない物語の展開に、 時代のズレを感じたが、1924年(約89年前)に書かれ、 1949年(約64年前)・1960年(約53年前)・1967年(約46年前)、 3回も映画化されたところを考えると、 その度に社会に対して、訴えるものがあったに違いない。 「ナオミ」という若い女性を自分の手で磨きあげ最後に結婚する、 日本版「プリティ・ウーマン」と言いたいところだが、 ほど遠い結末に、何か空しいものを感じて、苛立ちさえ覚えた。 しかし、じっくりメモしながら眺めると、意図して表現したのか、 制作者の遊びの部分なのか、思わず笑えるシーンがあった。 彼女の成長記録とでも言えそうな「ナオミ日記」は、 主人公のナレーションと、写真撮影当時のメモで表現するのだが、 水着姿のナオミの映像に被せたナレーションは 「ナオミ、ひと夏で泳ぎを覚えてしまう、実に美しくてたくましい。 まるでイルカのようだ」 しかし、映像に残された記録板に書かれたメモには、 「まるでアザラシのようなナオミ」と書かれていたからだ。 このギャップが何を意味するのか、私にはサッパリわからないけれど、 こんな発見は「メモ魔」としては、妙に嬉しいものとなった。 原作に書かれているわけないよなぁ、こんなシーン。
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2013年03月19日(火) ■ |
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ダブルスチールを行ってもいいというサイン |
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WBC(2013)も、あっけなく幕をとじたが、 ちょうど昼休みに、準決勝のプエルトルコ戦をテレビで観戦。 試合終盤のあのシーンを、ライブで観てしまった。(汗) 私なりのコメントは、翌日の新聞を読んでから・・と決めていたが、 ネットでは、やはり負けた真犯人探しをしている。 私が今回の重盗失敗の場面から学んだことは、 大事な場面の指示は曖昧にしてはいけない、ということであった。 山本監督、8回の走塁の指示は 「ダブルスチールを行ってもいいというサイン」だった、という。 「必ず重盗をしろ、しかしタイミングは任せる」という話もある。 その「サインの曖昧さ」を知って、やっばりなぁ・・と感じた。 トップは「待て」又は「実行」しか、指示を出してはいけない。 「行ってもいい」とか「行けそうなら行け」は、サインではない。 選手(部下)が求めているのは「YES」か「NO」かだけだから。 自分の判断で・・は、カッコいいけれど、失敗した時、 責任の所在が曖昧になることは、プロ野球の選手だけじゃない。 山本監督「サインを曖昧にした私の責任です」ってコメント、 私は期待しています。(汗)
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2013年03月18日(月) ■ |
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たしか、主人公は「八重」だよなぁ(汗) |
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最近のNHK大河ドラマ「八重の桜」を観ての感想。 確かに、時代が激しく動いている時であるが、 それにしても「八重」の出番が少なすぎるのでは?、と思う。 もう既に11回を数え、吉田松陰、佐久間象山が死んだ。 彼らが死んでなければ、日本の歴史はどうなってただろう、 そんなことを想像しながら、幕末の歴史を復習している。(汗) 「江」の時は、あまりにファミリードラマ風で途中で挫折した。 今回は、あまりに登場しなさ過ぎで、そろそろ飽きてきた。 正月早々、画面のキレイさに驚き、今年は必ず続けて観るよ、と 豪語した私の周りの女性陣は、興味が薄れてきたようだ。 仕方ないよなぁ、八重が出てこないもの。 そこで、気になる一言は、久しぶりに私の呟き。 「たしか、主人公は『八重』だよなぁ(汗)」 他の時代ならともかく、幕末の時代を題材に、女性を主人公として 1年間の大河ドラマを繋げていくには、難しいことがわかる。 これからが「八重」の出番だけど、その前に疲れてしまった。 土日にイベントが続く平成25年度(4月から) 大河ドラマの私の優先順位は、残念ながら低い。 今年は、大河ドラマから選んだ気になる一言、少ないかも・・。
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2013年03月17日(日) ■ |
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「主と朝寝がしてみたい」by石原裕次郎 |
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映画「幕末太陽傳」(川島雄三監督)から。 落語好きには、もうたまらない作品である。 というよりも、この作品の脚本を書いた人たちが、 根っからの「(古典)落語」大好き人間に違いない。 フランキー堺さん扮する「居残り佐平次」をはじめ、 「品川心中」「三枚起請」「文七元結」「お見立て」・・ 落語初心者の私でもわかる「名作」がずらりと挿入されている。 他にも「あれっ、これはあの作品かな?」と思うようなシーン満載、 大満足で観終えた。 気になる一言は「三枚起請」という落語で出てくる「都々逸」、 「三千世界の烏を殺し、主と朝寝がしてみたい」の一部。 (これを説明すると長くなるので、書かないが・・(笑)) この作者は、幕末に活躍した「高杉晋作」と言われている。 その「高杉晋作」を演じていたのが、若かりし「石原裕次郎」さん。 やはり、若い頃からオーラを放っていたのがわかる。 作品の中でも「それは俺が作ったもんだ、目の前でやられちゃ、 さすがに照れる」っていうお風呂のシーンが印象的だ。 だから「『主と朝寝がしてみたい』by石原裕次郎」 もうきっと忘れることがない都々逸となった。 今回ばかりは「落語の名作」を聴いてから、観ることをお薦めしたい。
P.S. 今日は沼津市出身の落語家、三遊亭橘也(二つ目)さんの独演会。 聴くたびに上手になっているな、と感じたのは私だけではなさそうだ。 「真打ち」(有名)になってから応援するのではなく、 「前座」「二つ目」など無名の時代から応援するのが、人づくりだもの。
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2013年03月16日(土) ■ |
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人生の一大事は「邂逅」(かいこう) |
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講師「地元中学校の山中敏弘校長」演題「学校の夢」から。 生徒・保護者は、校長先生の話を聴く機会が何度かあるが、 地域の人々は、子どもや孫が学校に通っていない限り、 ほとんど、先生の話を聴くことなんてない。 世の中は「学社連携・学社融合」から「学校支援」へと移り、 地域の人たちが、地域の子どもたちを、見守り育てるといった 「地域の子育て力」が必要となっているというのに、 その学校の校長が何を考えているのかも知らずに、 ただ闇雲に「子どものため」を理由に、 学校へ入り込むのはいかがなものだろうか?、そんな疑問を胸に、 「生涯学習講座」としてお願いしたら、快く引き受けてくれた。 「久しぶりに、授業ができるって感じ」と前置きしながら、 社会科の先生らしく「意外な暗記が身につく」と言い切る。 「本能寺の変はイチゴパンツ」(1582)と覚えさせた」なんて、 サラッと笑わせてくれたセンスが光っていた。 その中で、私が気に入ったメモは 「人生の一大事は「邂逅」(かいこう)」というフレーズ。 「邂逅」とは、人生の大事な出会い・偶然の思いがけないめぐり逢い。 「ヘレンケラー・サリバン先生」「坂本龍馬・勝海舟・西郷隆盛」 「ゴッホ・ベートヴェン・ロッシーニ」など、多くの例に納得した。 聴講者が少なく、企画側としては申し訳なかったけれど、 少なくとも私たちが、現役校長先生の授業を受けたという事実、 そして、さらにこうして出会ったことを「邂逅」と位置づけたい。 「割り箸で、風呂桶の水、かき混ぜませんか?」との投げかけ、 よ〜し、一緒にかき混ぜてみるか、そんな気になった話であった。
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2013年03月15日(金) ■ |
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サイクル・ホームランですね |
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結局、夢中になってしまった「ワールド・ベースボール・クラシック」。 注目のWBC・第2ラウンド・オランダ戦は、チームで6本のホームラン。 その本塁打も「ソロHR・2点本塁打・3点本塁打・満塁本塁打」あり。 7回表、坂本選手の満塁ホームランが飛び出したところで、 侍ジャパン公認サポーターのSMAP中居くんが、興奮しながら叫んだ。 初回から毎回数字が並ぶスコアボードを眺めながら、 「1・5・1・3・1・1・4」「毎回得点ですね」と言うのかと思ったら、 「サイクル・ホームランですね」 ははは、そういう見方もあるな、と思わず、メモをしてしまった。 長年、野球観戦してきたが、なかなか耳にしたことがない単語。 1人の打者が1試合で「ヒット・2塁打・3塁打・本塁打」を打てば、 「サイクル・ヒット」という単語で高く評価される。 チーム(複数選手)で「サイクル・ホームラン」ってのはあるだろうけれど、 WBCでは、あまり記憶がない。 私としては、ついでに「ランニング・ホームラン」も観たかったなぁ。 その時、中居くんがどんなコメントするか、知りたかったもの。(笑) WBCもあと2試合、えっ、平日の午前中? どうすんだよ、仕事じゃん。(汗)
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2013年03月14日(木) ■ |
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ホワイトデーには「クッキー」より「パイ」を |
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3月14日は、1ヶ月前の感謝を込めて、恒例のお返し。 いつから「ホワイトデー」が誕生したのか、 お返しの品が「クッキー」になったのか知らないが、 私は「パイ」の方が面白いのにな、と思う。 「どうして?」と訊かれるけれど、3.14だから。 「3.14」は、私たちが覚えている円周率。 円周率は「π」と表記され、読み方は「パイ」。 ホワイトデー=3月14日=3.14=円周率=π=パイ。 こじ付けかもしれないが、理由もわからず、 クッキーを返すより、面白いのでは・・と思う。 だから「ホワイトデーには『クッキー』より『パイ』を」。 ケーキ屋さんとしても、クッキーよりパイの方が、 売上げに貢献するのになぁ、なんて考えてみた。 仕事柄、マンネリ化してきた事業の打破が楽しい。 ちょっと工夫するだけで、リニューアルできる。 以前に紹介した、毎月22日はショートケーキの日。 (カレンダーでは、必ず上に15(苺)がのっている。) この「ひと工夫」「ひとひねり」が、私は大好き。(笑)
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2013年03月13日(水) ■ |
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離婚ネタは、大統領選より売れるのよ |
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映画「明日の私に着がえたら」(ダイアン・イングリッシュ監督)から。 私の大好きな「メグ・ライアン」主演というミーハー的な関心と、 原題「The Women」と、邦題「明日の私に着がえたら」の違いに 興味があり、観始めたが、やや物足りなかった。 夫の浮気で、生活や人間関係まで一転するストーリーに驚いたが、 浮気や離婚のネタは、アメリカなどでは日常茶飯事で、 社会的には、話題にものぼらないネタだと思っていたら、作品中で、 ゴシップなどの記事も書く、売れっ子エッセイスト役が呟いた。 「離婚ネタは、大統領選より売れるのよ」 ちょっと意外な発言にメモをしたが、日本でも同じことが言える。 Yahoo!のトピックスの見出しは、毎日のように「離婚」ネタが溢れ、 東日本大震災や、原発事故と同じレベルで、 名前も知らないような芸能人やスポーツ選手の「離婚」ネタが 私の目に飛び込んでくる。 本当に「他人の不幸は蜜の味」なのだろうか、日本人を疑いたくなる。 「他人の不幸より、自分の幸せを」・・言い過ぎだろうか?(笑) まぁ、ハッピーエンドだから、良しとしようっと。
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2013年03月12日(火) ■ |
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自転車に乗るのと同じ |
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書籍「間抜けの構造」(ビートたけし著・新潮新書刊・187頁)から。 「北野武」ではなく「ビートたけし」・・ この名前を見つけただけで、書店で、手を伸ばしてしまった。 今回はちょっと「タイトル」とはかけ離れたフレーズだけれど、 なるほど、と思ったことを選んでみた。 「一度でも『これだ!』というものを掴むことが出来たやつは、 二回、三回と出来るようになってくる。自転車に乗るのと同じで、 一度乗り方を覚えると段々上手になるじゃない。それと一緒」 これって、どんな分野でも、どんなことでも共通している。 自転車なんて、最初からスイスイ乗れた人はいないはず。 失敗しながら、転びながらも、そのコツを掴んでいく。 時には、誰かに後ろを支えてもらっているから、と安心し、 ふと気がつくと1人でバランスをとって乗っている。 そう言えば、自転車って不思議な乗り物で、 その後、ず〜っと何年も乗る機会がなくても乗れてしまう。 それと同じで、最初は自分には無理だと思っていたことでも、 「一度でも『これだ!』というものを掴むことが出来た」時、 人間は、自然と身につくように出来ているのかもしれない。 やっぱり大切な事は、転んでも諦めないことなんだろうな。
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2013年03月11日(月) ■ |
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そっとしておく おもいやり |
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「3.11」この日が近づくにつれ、新聞・テレビをはじめ、 ネットの世界でも「風化してはいけない」と特集が組まれ、 あらゆる角度から、東日本大震災・福島原発事故が報じられる。 でも、ちょっと待って・・被災者はどう思っているんだろうか? 立場を変えた時、私の中で浮かんだのは、そっとしておいて。 辛い気持ち、悲しい想いは、早く風化させたいんじゃないか、 そんな気持ちが浮かんできた。 続いて思い出したのが、相田みつをさんの日めくり標語「24日」。 「親切という名の おせっかい。そっとしておく おもいやり」 国全体が悲しんでいる時に、天の邪鬼と思われるかもしれないが、 私は「早く忘れて欲しい」と願うひとりである。 あの時の津波被害を教訓にして、全国で独自に訓練をするのはいい。 家族で、いざという時のために話し合うのもいい。 しかし、あの当時を振り返る特集番組は、もう観たくない。 (震災当時を思い出すだけで、胸が締め付けられるから・・) 「北海道十勝沖地震」や「阪神淡路大震災」をはじめ、 「中越地震」や「ニュージーランド・クライストチャーチの地震」など 被災者の想いを少しずつ「時が解決している」気がしているから。 今一度、被災者の声に耳を傾けて欲しい。 本当に「風化して欲しくないから、毎年、特集を組んで欲しいのか」 世界から評価される日本の「思いやり」とは、相手の立ち場に立つこと。 「復興支援をしたい」という思いだけは、ずっと持ち続けて欲しい。 風化してはいけないのは「原発事故」ではないだろうか。
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2013年03月10日(日) ■ |
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人間は弱い存在ですが、絶望の時にも希望を持ちます |
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映画「タイタンの逆襲」(ジョナサン・リーベスマン監督)から。 ギリシャ神話の英雄ペルセウスの活躍を描いた 「タイタンの戦い」(2010)の続編だったらしいが、 やはり前作を観ないとストーリーが理解しにくいようだ。 そんなことも知らずに観ていたので、 「ポセイドン・ゼウス・ハデスの神器を作り、 3本を合わせた『三重の槍』こそ、クロノスを倒した」 との台詞をメモしたところで、まさか日本の歴史で有名な 「毛利元就と三本の矢?」と思わず笑ってしまった。 さて、物語とは直接関係ないが、メモした台詞。 今まで命令さえされたことのない、アンドロメダ女王が、 跪いて神器の作り手・ヘパイストスに協力をお願いするシーン。 「人間は弱い存在ですが、絶望の時にも希望を持ちます。 愚かと知りつつ、何かを信じます。 そして、時には劣勢を跳ね返して、勝利します」 この台詞は、神と人間の違いを認めながらも、 人間は、こんなに誠実なんです・・と訴えているようでもある。 だから、人間に力を貸してください、と。 誰よりも美しい女王に、手を握られ、こんな表現で頼まれたら、 どんな偏屈な男でも協力したくなるのも無理はない。(笑) まぁ、それは冗談としても、素敵なシーンだったな。
P.S. 3.11東日本大震災の特集を観ていて、 この映画・この台詞が浮かんできたのは、偶然ではないと思う。
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2013年03月09日(土) ■ |
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おいしい場面だと思って打席に立て |
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(寝不足です、昨晩のWBC疲れかな・・) 翌日、いつもより早い朝から仕事だというのに、 午前0時近くまで、テレビの前から離れられなかった。 もちろん、WBCの第2ラウンド、台湾戦。 数日前に「もう私の好きな『野球』じゃないな」と、 今回のWBCについて愚痴を書いたばかりなのに面目ない。(汗) 投球数については、いまだ不満が残るけれど、 野球ならでは、の楽しみ方が出来た試合だった。 「あの場面で、送りバンドはないだろう・・」 「セーフだったからいいけど、アウトだったらどうすんだよ」 「へぇ、こんな途中でピッチャー変えるの?」 「やっぱり、何かもってるね、おいしいところで回ってくる」 全国野球ファンの「解説」が聴こえてきそうな展開だった。 気になる一言に選んだのは、若き大砲、中田選手が 決勝の犠牲フライを打つ前に、阿部主将が耳打ちした台詞。 「チャンスだから打ってやろうと思わず、 おいしい場面だと思って打席に立て」 その一言で、肩の力が抜け、ボールが見えるようになったらしい。 自分も驚くくらいの打撃不振で、悩んでいるはずなのに、 若い人へのアドバイスを忘れないところが輝いていた。 どうしても、活躍した選手に光が当たるが、 このアドバイスこそ、陰のファインプレーだと評価したい。 (野球に興味のない人、昨晩の試合を見逃した人、ごめんなさい) 結果オーライの采配やプレーより、より冷静な指示が出来る主将。 こんな人材が、組織には必要なんだな、とメモをした。
P.S. 地方から東京ドーム通いをしていた私としては、 「大観衆の人たち、ちゃんと帰れたかな?」そればかりが気になった。 あの試合展開で、時間だから帰ろうって言えないものなぁ。(笑)
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2013年03月08日(金) ■ |
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今日は「黄砂」だから帰るよ(汗) |
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緊張島倉千代子(緊張しまくりの意味)の定例議会も、あともう少し。 明日は週末だし、ちょっぴり飲んで帰ろうかな?なんて 思っていたけれど、どうも気分が乗らない。 「じゃあ、一杯行きますか?」というお誘いにも、 「う〜ん・・・」と答える自分が、不思議でならなかった。 せっかく誘ってもらったのに悪いかな、と感じていたが、 口から出た台詞が「今日は『黄砂』だから帰るよ(汗)」。 これが断る理由なんて、四方末次郎さんだな。(「世も末」って意味) 「夕方からひどくなるらしいですよ」「いや、週末って話です」 そんな会話を耳にしていたからだろうか、面白いものだな。 「黄砂が凄くて、呑み屋から帰れないと困るだろ?」とか 「今日は早く帰宅して、家から出ちゃだめだぞ」なんて 冗談を言いながら帰宅し、妻の手料理を肴に手酌で飲んでいる。 「なんだ、結局は飲んでるんじゃないですか」と言われそうだ。 帰りがけ、寄り道しながら借りてきた、映画のDVD4本。 今晩は、(テレビも)砂嵐になると困るから、映画三昧だな。
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2013年03月07日(木) ■ |
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今、私はどの辺りを歩いているんですか? |
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朝、通勤途中で信号待ちをしていたら、 重たそうなリュックを担いだ初老の男性が近寄ってきた。 何かと思えば、地図を出し、私に道案内を求めている。 とっても大まかな地図を目の前に広げ、一言。 「今、私はどの辺りを歩いているんですか?」 小さな紙に、方位もなく、三島・沼津の文字だけが、 曲線で結ばれていた。 その線を横切るように「黄瀬川」が1本書いてあるだけ。 ナビゲーション全盛の時代に、まぁ大雑把なこと、と 呆れながらも、大体の現在地を指で示し、 「この道をまっすぐ行けば『沼津市』です」と告げた。 笑い話でもあるが、自分の立ち位置を確認することは、 地図だけでなく「人生」とか「生き方」でも大切だし、 仕事でのポジジョンとしても、重要となる。 今、自分がどこにいるのか、どこまで来ているのか、 あとどれくらいあるのか・・そんな基本情報を持たずに、 ただ歩いている人が多い昨今、この出来事は印象的だった。 常に、自分の位置を意識しながら生活すること。 忘れてはいけないことであろう。
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2013年03月06日(水) ■ |
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プラダを持ってきてよ、そしたら寝てあげる |
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映画「アン・ハサウェイ 裸の天使」(バーバラ・コップル監督)から。 タイトルに「アン・ハサウェイ」とあったので鑑賞したが、 何が「裸の天使」なのかすら、わからなかった。(汗) 単なる金持ちのお嬢さんの火遊び・・って感じだが、 いくら世間知らずでも、わざわざスラム街に足を運ぶことはしない。 「違う世界をみてみたいと思わない?」「毎日が退屈だと思わない?」 そんなお誘いにのり「怖かったけど、ちょっとだけワクワクした」と 白人女が、黒人の街へ遊びにいくこと自体、考えられない。 さらに自分たちで誘っておいて、レイプされた、と大騒ぎするなんて、 誘われた黒人たちの方が、可哀相になってしまったほどだ。 実は、彼女たちの曲がった根性が見え隠れするシーンがあった。 怖いもの知らずの2人の若い白人のお嬢ちゃんが、はしゃぐ。 「お金持ちでなくてもいいけど、一文無しと付き合う気はないの。 負け犬は用はない。あたしが欲しい? それなら稼いでプレゼントを買って。プラダを持ってきてよ、 そしたら寝てあげる」 この「寝てあげる」・・が、傲慢で私は許せない。 でも、さすがに映画「プラダを着た悪魔」に出演しただけあるな、 「プラダ」の宣伝することも忘れてないもの。
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2013年03月05日(火) ■ |
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もう私の好きな「野球」じゃないな |
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第3回を迎えている「ワールド・ベースボール・クラシック」。 どうも、今回は自分の中で盛り上がらない。 たぶん「WBCの特別ルール」が、以前から気に入らないから。 特に「投手の球数制限」は、耳を疑いたくなるほどだ。 表向きは「投手に無理をさせないために設けられている」らしい。 1試合につき1次ラウンドは65球、2次ラウンドは80球、 準決勝と決勝は95球で、前回大会より、いずれも5球減。 また1試合で50球以上投げた場合は次の登板まで中4日、 30球以上もしくは2試合連続で投げた場合は、中1日の間隔が必要」 バッターは、完投を目指している相手投手をどうやって疲れさせるか、 投手は、キメ球の前に、わざとボール球を投げて感覚を狂わせて・・ という野球本来の楽しみの1つである「心理戦」がなくなりそうだから。 だから「もう私の好きな『野球』じゃないな」を呟きとして残しておく。 オリンピック種目復活のためには「7回戦」も検討している記事を 目にするたびに、私はガッカリし、国民の野球離れが心配になる。 投手の投げる一球、一球に意味があり、タイミングの外し方、 投げるコース・球種により、野手の守備位置さえ変える面白さは、 このルールでは味わえない。 「野球」じゃなくて「ベースボール」だから・・という人もいる。 いやいや私は「9回裏ツーアウトからの大逆転」が大好きだし、 「じっくり投げて、じっくり攻める」そんな「野球」がいいな。
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2013年03月04日(月) ■ |
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1日10分間の「自分と向き合う時間」 |
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書籍「上昇思考」(長友佑都著・角川書店刊・202頁)から。 最近、サッカー選手の心の持ち方が気になって、読み漁っている。 今回は、長谷部選手とはタイプが違った感じの「長友佑都」さん。 「一流の人間でなければ、一流のプレーヤーになれない」を念頭にした 彼なりの心のトレーニングは「1日10分間の『自分と向き合う時間』」。 「その時間に、自分の夢を頭に描き、その夢や、途中に設定している 目標に対して、どれくらいの距離が残されているかを考える」。 これなら私でも出来そうな気がして、メモをした。 また、彼独自の「心のノート」と呼ばれるものがあり、 「今日は何を考えたか、どういう反省すべきことがあって、 そんな失敗を繰り返さないためには、どうすればいいか」を書き出すらしい。 これはこれで素晴らしいと思うが、私にはちょっと無理かなぁ、と考えて、 前者を実行に移してみたいと思う。 「いいプレイのためには早くチームに『馴染む』こと」 「自分の中の土台となる部分を崩すようなことではない限り、 気付きがあった次の瞬間に心のスイッチは切り替えられた方がいい」 「簡単に叶えられる夢ではなく、高い頂を目指しているからこそ、価値がある」 「やらされる練習よりも、自ら行なう練習は何倍も身になるのは間違いない」 そして「限界は、考えているより、ずっと先にある」 こんな短いフレーズが書き出されたが、1つでも参考にしてより成長したい。
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2013年03月03日(日) ■ |
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なによりうれしい ひな祭り |
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3月3日は「ひな祭り」、「上巳の節句」とも言う。 今年の3月最初の巳の日は4日だから「上巳の節句」は明日?。 そんな豆知識を、ネットで知ってメモしたけれど・・。 私が気になったのは、今日は何度も耳にした曲の一節。 「うれしいひな祭り」(サトウハチロー作詞・河村光陽作曲) その中でも4番の歌詞。(3番までは口にすることが多いかも) 「着物をきかえて 帯しめて 今日はわたしも はれ姿 春のやよいの このよき日 なによりうれしい ひな祭り」 さて、私はどこが気になったか、わかるだろうか。(汗) 「なによりうれしい」という使い方である。 あれっ「何より(も)嬉しい」じゃないのかな?という疑問。 例えよう(も)なく ・ 比べよう(も)なく・・と同じく、 「も」が入らないと、なんだか違和感があったから。 リズムを大切にする歌詞だから、字余りにならぬようしたのか。 書籍「舟を編む」の主人公、まじめ君に訊いてみたいな。
P.S.(「うれしいひな祭り」の雑感) 「お内裏様と おひな様」(お姫様だと勘違いしてた(汗)) 「すこし白酒 めされたか あかいお顔の 右大臣」 (「白・赤」って「桃」より「梅」って感じだな)
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2013年03月02日(土) ■ |
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友だちは選ばなあかんて、言うてきたやろ |
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映画「女の子ものがたり」(森岡利行監督)から。 人気漫画家・西原理恵子さんの人生って、 映画になりやすいのだろうか、もう何本も観た気がする。 主人公が作家(本作は漫画作家)であるということ、 さらに主人公が大人になり、書く(描く)という職業に就いた時、 ふと思い出すのは、幼い頃、友達と過ごした懐かしい思い出、 「なっちゃん 上手やなぁ」と誉めてくれた会話だったりする。 こんな設定に、名作「スタンド・バイ・ミー」とダブってしまった。 「日本版」というべきなのか、「少女版」というべきなのか、 評価の分かれるところであるが、男の子のように、 ちょっとした冒険ではないけれど、女の子らしい思い出とも言える。 さて、気になる一言は、主人公・なつみに言い聞かせる母親の台詞。 「友だちは選ばなあかんて、言うてきたやろ」 親があの子たちと仲良くしてはいけない、という友達こそ、 意外と本来の自分を理解してくれる相手だったりするから、 親の押し付けがましい「友達選び」に抵抗する子どもらしさが このフレーズには含まれているが、大人になって振り返ると、 自分の友達選びは間違いなかった、と再認識できる台詞とも言える。 現在の自分があるのは、あの頃の友達のお陰、 そんな主人公の隠れたメッセージまで「スタンド・バイ・ミー」同様。 今一度、2つの作品を比べてみると面白い。
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2013年03月01日(金) ■ |
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車輛の1番前は電源付き |
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先日、久しぶりの出張で乗った新幹線。 混んでいたので、どこでもいいやと慌てて座ったのは、 車輛の一番前の席だった。 目の前には、電源コンセントが付いていて、ちょっと驚いたが、 電車の中でもパソコンなどを使う人用なのかな、と思っていたら、 隣に座ったサラリーマン風の若い男性が、携帯電話の充電を始めた。 電源さえあれば、公共施設だろうと、喫茶店だろうと、 どこでも構わず充電する人たちがいることを耳にはしていたが、 もうマナー違反の行為ではなく、普通に認められている行為なんだと、 認識されたようなものだが、本当に必要なサービスなのだろうか。 確かに、あれば便利な電源コンセントではあるが、 ないからといって、新幹線に乗らない、という人はいないだろう。 わざわざ電源コンセントのある、便利な席に座っていて、 何もしないのは申し訳ないと感じるくらい居心地が悪かった。 冷たい視線を避けるため、寝たフリをしたのは言うまでもない。 世の中、節電に向かっていると思っていたのに違うらしい。 (えっ、知らなかったんですか?って、何人にも言われてしまった(笑))
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