|
|
2012年06月30日(土) ■ |
|
6月30日は、1年の大切なチェックポイント |
|
もう1年の半分が過ぎてしまった・・ いやいや、まだ半年、残っている・・ どう考えようと、半分過ぎたことに変わりはない。 数字・継続を成果指標にしている私にとっては、 その進捗状況を確認する意味で、 「6月30日は、1年の大切なチェックポイント」である。 目標より成果が少なすぎれば、あとの半年間で、 1月に決めた目標に近づくよう努力すべきだし、 逆に、成果が目標より多すぎれば、 どこかに負担がかかっていないか、を検証し、 これまた、目標に近づけるように、調整をしていきたい。 継続には欠かせない「チェックポイント」は、 意外と軽視されがちだが、私は「最重要」と位置づけている。 自宅から松本に行った時も、すぐに沼津インターで 「松本方面」の行き先案内表示は確認することが出来ない。 しばらくして、通過点である「甲府方面」などの表示で、 自分の位置、向かっている方向が間違っていないことを確認する。 そしてそのチェックポイントこそ、なかなか目的地が見えず、 不安だった自分に自信を与えてくれる、大切な道標であるからだ。 今年の1月、読者に対して、コミットメントをしているので、 明日は、その検証をして、新たな半年に向けて進んでいきたい。
P.S. お楽しみのチェックポイントは、1日10,000歩(1年3,660,000歩)。 さて、何歩歩いたか(笑)
|
2012年06月29日(金) ■ |
|
癒しと元気がつまってる |
|
私の大好きな「meijiアーモンドチョコレート」の箱に 書かれていた、発売50年「since1962」のキャッチコピー。 「癒しと元気がつまってる」 口に頬張りながら「う〜ん、確かに・・」と唸った。 精神的に疲れた時は「癒される」し、 体力的に疲れたら「元気」がもらえる、そんな気がしたから。 口に入れて「アーモンド」だけになるまで舐めたり、 途中で「ガリっ」と噛んだり、食べ方もいろいろだけど、 なぜか昔から、チョコレートと言えば「アーモンドチョコ」。 その理由は、自分でもよくわからない。 コンビニでチョコレートを探すと、必ずこの箱を手にしている。 パッケージは、ずっと変わらない。 今、じっくりと眺めると「白地に赤」のデザイン。 これで、真ん中の四角い赤が、丸だったら、日の丸だな、と つくづく思った。 そうか、日本人には馴染みのある、そして愛する白地に赤が、 何気なく手にしてしまう理由なのかもしれない。 今度、他の箱も観察してみようっと。
P.S. 惜しい、来年だったら、わが町の町政施行50年記念として、 私の独断と偏見で、公式チョコレートに認定するのになぁ(汗)
|
2012年06月28日(木) ■ |
|
俺は他人から、情けや施しを受ける身の上になったのか |
|
映画「武士の一分(いちぶん)」(山田洋次監督)から。 毒見役で、赤貝の毒にあたり、失明してしまう主人公、 木村拓哉さんが演じた下級武士、三村新之丞の言葉。 不安とイライラが募り、周りに当たり散らす。 さっきまで夢をみていて、景色や姿がはっきりしたのに、 目が覚めた途端、目の前が真っ暗で何も見えないことを 現実として、しっかり受け入れられない様子が伝わってきた。 そして、独りごとのように呟く。 「俺は他人から、情けや施しを受ける身の上になったのか」 それは、武士にとってとても恥ずかしいことであり、 そこまでして生きようとしている自分が許せないのだろう。 「他人から、情けや施しを受ける」ことが、不名誉な時代、 今で言えば「生活保護」を受給することと同じかな。(汗) 「生活保護」を受ける権利を声高々に主張するのは、 やはり何かの間違いではないだろうか。 ところで、タイトルにも使われている「一分」。 意味は「その人の面目。人間としての名誉、 一人の分際。一身の面目、または職責」 これだけは譲れないという「誇り」みたいなものかな。
P.S. キムタクって、時代劇向きの顔じゃないな、 パイロットとか、そういう役の方が似合っている。(笑)
|
2012年06月27日(水) ■ |
|
日本の「伊豆」ではなく、世界の「IZU」 |
|
先月30日から通い始めた、三島駅北口の日大国際関係学部の校舎、 週1回水曜日の夜は「日大市民公開講座」(全5回)。 統一テーマを「伊豆再発見」とし、多様なジャンルの話を耳にし、 本日5回目の講師、映画監督「原田眞人」氏で、幕を閉じた。 講演内容は、また後日詳しく採り上げるが、 日本の「伊豆」ではなく、世界の「IZU」という視点で仕事をする、 その姿勢は、これからの自分の仕事でも見習いたいと思う。 梅雨の季節にもかかわらず、一度も欠席せずに参加できたのは、 54歳を過ぎても、なぜか「もっと学びたい」という学習意欲と、 「続ける」ことの大切さを知っているからだろうか。 水曜日アフターファイブの習慣となった、学生気分で「学ぶこと」、 これをどう続けていくか、出来れば、新しい学び先を見つけたい。 そう言えば、講義内容だけでなく、運営方法のノウハウもメモをした。 いつの日か、学ぶ立ち場から学ぶ人をサポートする立ち場となり、 世界を意識した「生涯学習」を展開してみたい、と思う。 (アルコールが入って、ちょっと話が大きくなりましたが・・(汗))
|
2012年06月26日(火) ■ |
|
信西、なんとかせい!! |
|
NHK大河ドラマ「平清盛」から。 阿部サダヲさん扮する「信西」の政治改革は、 気持ちがいいほど順調に進み、彼の冷静さと行動力に、 清盛だけでなく、視聴者の私でさえ、感心させられた。 そんな時に限って、彼の足を引っぱる人たちが現れるのも世の常か。 後白河上皇から過剰な寵愛を受けている側近・藤原信頼は、 後白河上皇を通じて近衛大将の位をねだるが、信西は強く反対。 その反対を押し切って、怒鳴り声が彼に向かって飛ぶ。 「信西、なんとかせい!!」 あ〜あ、言っちゃったよ、その台詞、とメモをした。 物語の中では何気ない一言かもしれないけれど、 「なんとかせい!!」は、私にとって使いたくない台詞ナンバーワン。 無理を承知で言っている、私だって難しいことは知っている、 そんな思いが含まれているからこそ、耳にしたくない台詞である。 「なんとかした」後のことは、どうお考えですか?、と 聞き返してやればいいのに、と内心思ったりして・・。(汗) その結末が、来週待っている。 「信西になんとかさせようとした」後白河上皇の行く末は? そして「信西」を失う「平清盛」の気持ちは? そんな見方で楽しめば、低視聴率なんて気にならないし、関係ない。 「NHK、なんとかせい!!」なんて、言わないからね。(笑)
P.S. 私も、この台詞、何気なく使っているかもしれない、 気をつけなくちゃいけないなぁ。
|
2012年06月25日(月) ■ |
|
男とはなにか?祖国って何なのか? |
|
映画「あなたを忘れない」(花堂純次監督)から。 韓国と日本の違いは、知識としては増えた。 しかし、根底に流れる「何か」がわからなかった。 韓国の男には徴兵制度があり、精神的に強くなることは ゴルフやサッカーなどのスポーツでも立証済みだが、 どうして、徴兵制度が良いのかは、うまく説明が出来ずにいた。 しかし、この映画でその答えが、ハッキリした気がする。 冒頭「神聖な国防の義務だぞ、バカにするなよ」と友達同士の会話、 「父さんの言うとおり、早めに済ませてよかった」 「韓国の男は、皆そうして成長するんだ。お前も大人になったな」 という親子の会話があり、へぇ〜と思いメモをした。 物語後半「(我々韓国の男は)2年か、2年半、軍隊に入る」 「それが何だよ」と日本人の若者が怒鳴る。 「それは自由のない場所だ。できれば思い出したくない事ばかりだ。 しかし考える時間だけは、たっぷりあった。男とはなにか? 祖国って何なのか、戦争と平和の意味、自分の将来についても」 これだ、と思った。日本の若者は、考える時間が少ない。 いや、作ろうとしない、という表現が正しいのかもしれない。 人生の早い時期に「じっくり考える時間」を作った人との違いは、 その後の生き方に大きな差が出てくる気がしたから。 「韓流ブーム」もただの流行ではなく、そうした時間を持った人間が 自信を持って生きているから、魅力的なんだな、きっと。
|
2012年06月24日(日) ■ |
|
お〜、へぇ〜、そんなにするんだぁ |
|
小山町制100周年記念(小山町総合文化会館開館20周年記念) 「出張!なんでも鑑定団in小山町」の公開収録に足を運んだ。 放送前だから、もちろん内容は書かない。 ただ、20分ほどの枠の為に、2時間ほど掛かったことだけは 記録として残しておこうと思う。 今までにも何度か、公開収録に立ち会ったことがあるが、 いつも「AD」のトークの上手さに、感心することが多い。 今回も「携帯電話」についての注意は、ただお願いだけではなく 一度、皆に携帯電話を出してもらって、その場で電源を切ってもらう。 「マナーモードでも、電波障害を起こすから、切ってください」 これで切らない人はいないだろう。(実は、それでも鳴ったが(汗)) (撮影OKだったので)「カメラ撮影の練習」もした。 一度、撮影させてみて、フラッシュが発光しないように助言する。 さらに、拍手をはじめとした「リアクションの練習」が私には受けた。 ADに続いて観客が練習する。(お〜)「お〜」(へぇ〜)「へぇ〜」 (そんなにするんだぁ)「そんなにするんだぁ」・・ 最後に、本人評価額と鑑定額が違った時のリアクションまで。 「笑った後に拍手、これは小山町バージョンですね」と笑いをとった。 出演者も、登場するなり「ただで見るのは楽じゃないですね」と一言。 彼らのおかげで、会場が和やかな雰囲気になったのは言うまでもない。 この雰囲気づくり、是非真似したいテクニックである。
|
2012年06月23日(土) ■ |
|
お母さんもお父さんと同じになった |
|
反論は承知で、このフレーズを。(汗) 映画「RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語」 (錦織良成監督)から。 以前「仕事、楽しい? 楽しい、恥ずかしいくらいにな。」という 素敵な台詞を採り上げさせていただいたが、 今回の気になる一言は、ちょっとストーリーと関係ないが、 ドキッとした台詞なので、選んでみた。 仕事一筋で働いてきた父親に、娘役の本仮屋ユイカさんが投げつける 子どもの本音みたいなフレーズ。 「お母さんもお父さんと同じになった」 最近働き始めた母親は、自分の人生を楽しむかのように、 子どものことよりも、仕事中心になったという意味である。 何か大切な話をしていても、 「仕事があるからいかなきゃいけない」と途中で話が途切れる。 ゆったりとした時間でも過ごそうものなら、 「ぼやっとしていると、他人(ひと)に追い抜かれるよ」とハッパをかけ 極めつけは「話してる途中で時計を見る」 今まで、そんなことがなかった母親なのに、 働き出したら、仕事一筋で不満だった夫の行為と同じことをしている。 なんだ、偉そうなこと言ったって、大人ってみんな同じじゃないか、 そんな娘の叫びが聞こえてきそうで、辛かった。 働かなければ給料はもらえず、自分たちの生活を支えているのは、 働いている人たちだと気付いていながらも、 そのことによって少しずつ失っていった「親子・母娘」の関係に、 子どもたちは寂しい想いをしていることを知った。 働くということは、心に余裕がなくなってくる、ということなのか。 子どもの話をじっくり聴く親でありたい、と思う。
|
2012年06月22日(金) ■ |
|
子育て支援は「親子が接する時間を長くすること」 |
|
「子育て支援室長」を肩書きに仕事をしていた頃のメモが、 書類整理をしていたらみつかった。 子どもを持つ家庭が、保育所を必要とする数が増え、 それが、長時間保育につながっていることは明らか。 預かるのは、容易い。保育士を増やせばいいのだから。 (なかなか保育士が集まらない、という問題もあるが・・) しかし、それは根本的な問題解決になっていない。 親が、子どもに接する時間が短いから、 試行錯誤で覚えていくはずの子どもの育ちに必要な対応が、 できない気がする。 「長時間保育による親子関係の崩れ」が、一番心配である。 いつの世も、一番好きな人は「ママ」であるべきなのに、 いつも真剣に接してくれる「保育士の○○さん」となったら。 人として受け入れられ、愛されてると感じることによって、 子どもが子どもらしく育ち、また社会性が身につくはず。 本当の子育て支援は「親子が接する時間を長くすること」。 当時の私は、いつもそんなことを考えていたのかもしれない。
|
2012年06月21日(木) ■ |
|
韓国のタクシーって、一人の時、前に乗る? |
|
映画「ブレス」(キム・ギドク監督)から。 ちょっと重たい映画だったので、内容は・・う〜ん。 ただ、何度も画面に出てきて、気になるシーンがある。 主人公が、一人でタクシーに乗る場面。 なにも迷うことなく、運転手の横へ座った、それも何回も。 日本人の私には「???」っと思える習慣だった。 韓国に行ったことがないので、これ以上コメントできないが、 わさわざ、後ろの席が空いているのに、助手席を座る意味が、 どうしてもわからなかったが、 映画を通じて、韓国の文化に触れた気にはなった。 洋画は、字幕の台詞ばかりではなく、 起きてから寝るまでの生活習慣も気になり始めてきた。 ますます私の映画熱は、おさまりそうもない。
P.S. 韓国タクシー業界の大規模ストライキが話題になったので、 この映画を思い出しました。
|
2012年06月20日(水) ■ |
|
持たなきゃならない武器は「落ち込まないこと」 |
|
映画「ロック わんこの島」(中江功監督)から。 この作品は、三宅島の噴火で住みなれた地を離れるが、 新潟県中越地震発生時の山古志村を舞台にした作品もある。 東日本大震災・・も、きっと同じような作品が出来るだろう。 さて、気になる一言は、被災者に共通するかな、と選んでみた。 何もかもなくして、落ち込んでいる家族に、 父親役の佐藤隆太さんが、妻役の麻生久美子さんに向かって呟く。 「死んだじいちゃんが言ってた。噴火のような、 俺ら人間にはどうしようもない自然との戦いに直面した時、 俺たちが持たなきゃならない武器は1つ。 落ち込まないこと、落ち込んだら、負けるぞ」って。 私が被災していないから、説得力がないかもしれないが、 この台詞は、心に響いた。 (のちに、じいちゃんはそんなことは言ってない、とわかるのだが) 復興の鍵は、被災した人たちの気の持ち方、という話を、 阪神淡路大震災の経験者から、教わったことがある。 「落ち込まないこと」・・簡単そうで難しいことは承知の上で、 この台詞に光を当てることにした。 「傷付いたのは人間と動物だけじゃない」「お天道様が応援している」 こんな台詞もメモしてみた。 犬が主人公なのに、私の視点は被災者に向いてしまった。 子どもと動物が主役の映画は、観ないことにしているんだけどなぁ、 あっという間に、涙がこぼれちゃうから。
|
2012年06月19日(火) ■ |
|
主治医・Appleサポートコミュニティ |
|
約1週間前「愛機『iMac』瀕死の状態・・(涙)」の話題で、 気になる一言を書いたが、嬉しいことに息を吹き返した。 何度も電源を入れ、その度に表示されるエラーメッセージに、 ここ数日、肩を落としたが、私には強い味方がいることを思い出した。 それが「Appleサポートコミュニティ」。 Apple製品に関して、サポートや修理サービスが必要になった時に 相談するショップ店員よりも、驚くほど丁寧なアドバイスが得られる。 言い換えれば、少数派と呼ばれる、Mac愛好者(?)の集まりであるが、 自分のMacの機種やトラブルの症状を伝えることで、 とても詳しく、トラブルに関する解決方法を教えてくれる。 今回も彼らの力を借りて、ある程度まで回復することが出来た。 もちろん、名前も顔も知らない人たちであるが、 私にとっては、誰よりも頼りになる人々(コミュニティ)であり、 「Macの主治医」として、大切にしたいサポート隊である。 2007年10月13日(土)の気になる一言でこう書いた。 「サポートは『下から支える』、アシストは『そばに立つ』」 本当に、私の「マックな生活」を下から支えてくれる技術集団。 窓(Windows)には、あるのだろうか?
P.S. 今日は、愛機の回復を祝って乾杯したいところだが、 台風4号に備えて飲酒を控えて「自宅待機」。 久しぶりに、遊んであげようかなぁ、非常招集があるまで。
|
2012年06月18日(月) ■ |
|
旅先では、なぜかお礼の言葉がでる |
|
これって、直木賞作家・角田光代さんの言葉だったと思うのだが。 (すみません、テレビなのか書籍なのか、情報源が不明です) 「旅先では、なぜかお礼の言葉がでる」 どうしてだろう・・って、思っていたら、 旅先では、二度と逢わないかもしれないから、 自然とお礼の言葉がでるらしい。 たしかに、いつもはお礼の言葉など言ったことがなさそうな若者が、 帰りがけに「お世話になりました」とか「ありがとうございました」 などと大きな声で挨拶をしているシーンを見かけたことがある。 「へぇ〜」と感じたことも、何度かあった。 だから、このフレーズが気になってメモをした。 本来なら、いつも逢う人に言わなければいけない言葉を、 もう二度と逢わないかもしれない人には言えるなんて、不思議。 しかし今の世の中、素直な自分を見せることは照れくさい。 そんな自分を知られたくないから、知っている人にはお礼が言えない。 今度、旅先でそんなシーンを見かけたら、 突撃インタビューしてみようかな、このフレーズを持って。
|
2012年06月17日(日) ■ |
|
人の心を開く音楽を創りたい |
|
映画「歓びを歌にのせて」(ケイ・ポラック監督)から。 解説にある通り、指揮者として大成功を収めた男が心臓を病み、 田舎のコーラス隊の指導を通して新たな人生の歓びを見いだしていく。 その新たな歓びとは、人間として生きている歓びであり、 人を愛する歓びやみんなで1つの音を作っていく歓びなのであろう。 何もかもに疲れ、一度、音楽からは身を引いたはずの主人公が、 「人の心を開く音楽を創りたい」とコーラス指導をはじめた時から、 素人の集まりだった音楽隊が、少しずつであるが輝きを増し、 素敵なハーモニーを作り出していく。 その過程では、男女の嫉妬や、DV(ドメスティク・バイオレンス)から、 今まで誰にも言わなかったような愛の告白まで、 一人ひとりが心を開くシーンが繰り返される。 どんな時も、誰かが「あ〜」と声を出すと、他の人がつられて声を出し、 自然に、そして気持ちよくハモっていく。 感動の場面は、精神薄弱の若者が発した「声(トーン)」を元に、 1人、2人と声を重ねていき、最後は会場全体にその音が広がる場面、 私は、その音を耳にした時、何とも言えない幸せな気分になれた。 彼がコーラス指導を始める時に、素人の彼女らに諭すように言い放った 「何よりも大切なことは、よく聴くことだ」が蘇った。 音楽って、コーラスって、本当に人の心を開くんだな、と実感した。
|
2012年06月16日(土) ■ |
|
バンドは、ケミストリー(触発)だ |
|
映画「BECK」(堤幸彦監督)から。 いろいろな出会いがあり、結成されたバンド「BECK」。 各々の個性がぶつかり合い、解散寸前の状態で、 この台詞が飛び出す。 「バンドは、技術のある奴が集まればいいんじゃないんだ、 ケミストリーだ」 ケミストリーとは「チームワークや信頼関係などによって プラスαのエネルギーが生じること。また、その結束力。」 なるほどなぁ、と思ってメモしたが、どうもピンとこない、 それでは「チームワーク」の単語でいいじゃないか、と。 物語の中に「俺たちは、ただの仲良しバンドじゃないんだよ、 自分のことは、自分でのりきるしか・・」という台詞もある。 さらに調べると「化学変化」という意味を見つけたが、 「バンドは、化学変化」では、ちょっびりイメージが合わない。 どうしても、ぴったりした訳を見つけたいと探していたら、 「触発」という日本語訳にぶつかり、これだ!!と思った。 バンドのメンバー、お互いがお互いの音に触発されて、 個人のもっている以上の音を出す・・それが「バンド」なんだ。 そう解釈すれば、納得がいく。 「人気マンガの映画化」で、実はあまり期待していなかったが、 意外と楽しめる映画となった。 「BECK(犬)を助けてもらったお札(お礼)しなくちゃ」と 「イチかナナか、かけてみたくなったんだよ」のギャグは、 さすがに、引きました。(笑)
|
2012年06月15日(金) ■ |
|
「菊地か」「はい」「高橋か」「はい」 |
|
もちろん、オウム真理教の逃亡者逮捕に関する ふたりが捕まる時を表現した、ある新聞の見出しである。 しかし、私はなぜか違和感を覚えた。 いくら見出しだから短くしなければならないとはいえ、 「菊地か」「はい」「高橋か」「はい」ではわかりにくい。 捜査員の問いかけに、諦めの境地で答えたとすれば、 「菊地か?」「はい」「高橋か?」「はい」。 いいじゃない、それくらい・・という反論を覚悟で書けば、 やっぱり、その場の緊迫感を伝えるとすれば「?」は、 大切な一文字だと私は思う。 手配書に似ても似つかぬ顔を見ながら、不安げに訊ねる捜査員の 緊張感は「?」のマークが入るだけで、全然違う。 英語では疑問文の文法でわかるけれど、(たまに違うが(汗)) 日本語は語尾の上げ下げで、肯定が疑問を区別するのだから、 やはり、新聞表記は「菊地か?」「はい」「高橋か?」「はい」に して欲しかった、というのが私の感想である。 書きながらネットで調べたら、新聞によって表記が違うようだ。 たかが、?マークというなかれ、大きな意味を持っている。 言葉は力だ・・を最近、実感することが多い気がするな。
P.S そう言えば「菊池」と「菊地」も曖昧だった気がする。 情報は速さより、正確性だと思うのだが・・(汗)
|
2012年06月14日(木) ■ |
|
自分のわかっていることでも、人に説明するのって難しい |
|
映画「はやぶさ HAYABUSA」(堤幸彦監督)から。 小惑星探査機「はやぶさ」の話題でも、 捉え方の違いで、こんな展開になるのか・・とワクワクした。 映画「はやぶさ 遥かなる帰還」(瀧本智行監督)と、 主人公などをはじめ焦点の当て方が違うが、どちらも楽しかった。 今回の一言は、主人公、竹内結子さん演じる水沢が、 子どもたち相手に「(宇宙に関する、何でも)相談員」として、 専門用語いっぱいの長〜い台詞を、勢いよく話した後の台詞。 やや自己嫌悪に陥りながら「あの〜、自分のわかっていることでも、 他人(ひと)に説明するのって難しいんですね」と。 それに応えて、上司の西田敏行さんがそっとアドバイス。 「自分でわかっているつもりで話しているだけなんだって事に 気付かされるんだよね」 このシーンがあって、主人公は難しいことを簡単に説明しようと イラスト入りのホームページなどを考えつく。 「簡単なことを難しく説明するのが、大学教授」という視点と まったく逆の視点で物語が展開し、お陰でわかりやすかった。 「難しいことを簡単に説明する」テクニックは、意外と難しい。 子どもたちにもわかるように・・これは、宇宙関連の仕事でなくても、 どんな分野でも必要となることだから、是非、身につけたいと思う。
P.S それにしても、あの長〜い台詞、よく覚えたなぁ、さすが。
|
2012年06月13日(水) ■ |
|
同じテーマで違う先生(教授)の話を・・ |
|
年2回、前期・後期と開催される「日大市民公開講座」、 今回の共通テーマは「伊豆再発見」の5回シリーズ。(今日で3回目) 日大国際関係学部長から、映画監督・原田真人さんまで 豊富な講師陣を楽しみに、毎週水曜日、仕事を終えてから 三島駅北口の新校舎まで、約40分を歩いて学生気分を味わっている。 講義は毎回1時間30分、メモしているとあっという間に過ぎてしまうが、 学生時代より真剣にメモしている自分が可笑しい。(汗) 講義内容からの気になる一言は、近いうちに紹介するが、 今回は、新しい発見をしたので、気になる一言。 今まで、講演の演題を確認して、以前に聴いたことがあるかないかで、 聴講の参加・不参加を決めていたのだが、それは間違いだと気付いた。 同じテーマ・同じ演題でも、講師によって、全然捉え方が違う。 視点も違えば、結論も違うから、まったく新しい話を耳にしたようだ。 この気付きってある意味では、私にとって大きな収穫である。 これからは意識して「同じテーマで違う先生(教授)の話を」聴いてみたい。 まぁ、自宅へ向かう帰り道、ちょっと一杯・・と寄り道も出来るし、 新しい平日の楽しみ方として、近隣市町に勉強に行くのも悪くないな。
|
2012年06月12日(火) ■ |
|
やるだけのことはやった |
|
映画「キャプテン劇場版」(出崎統監督)から。 野球大好き少年にとっては、テレビもマンガも野球ばかりだった。 「巨人の星」「ドカベン」「あぶさん」は特に有名だが、 今回の「キャプテン」や「侍ジャイアンツ」「野球狂の詩」 「ガッツ・ジュン(実写)」等、挙げたらきりがない。 (「タッチ」が野球マンガかどうかは、個人的には疑問が残るけど・・) 今回の「キャプテン」は他の野球マンガに比べて地味であるが、 なぜか、谷口・丸井・五十嵐などの選手名から、 ライバルの名門中学「青葉」の名も覚えていた自分が不思議だった。 「努力」の言葉そのものである、谷口キャプテンは、 他人の知らないところで、必死に努力を積み重ね、その満足感が 「やるだけのことはやった」というフレーズを生み出している。 だから結果は、勝とうが負けようが、関係ないという気持ち。 若い頃、結果より過程が大事と思ったが、 社会人になって、過程より結果が大切と思うようになった。 しかし、また年を重ねたためか「過程」を重要視している私。 「やるだけのことはやった」 なんだかわからないけれど、妙に心に響いたフレーズである。
P.S. 青葉野球部監督・森山周一郎さん、谷口の父・ハナ肇さん そして、谷口の母・麻生美代子さん(「サザエさん」のフネ役) 30年以上前のアニメに豪華な声優だなぁ・・と嬉しくなった。
|
2012年06月11日(月) ■ |
|
愛機「iMac」瀕死の状態・・(涙) |
|
2003年6月21日から、私の部屋に住み続けているパソコン、 「IMac」(デスクトップ型)が、息絶え絶えの状態に陥っている。 2008年11月、ノートパソコンの「MacBook」に変えるまで 私の「気になる一言」を支え続けてくれた。 いつものように「映画」のDVDを観るために立ち上げたら、 「コンピュータを再起動する必要があります。 パワーボタンを数秒間押し続けるか、 リセットボタンを押してください」のメッセージが、 突然、Display画面に現れ、未だ、復旧の目処は立っていない。 以前「Sad Mac」と呼ばれる「泣いているMac」が画面に出た時、 涙が止まらなくなった、あの時の気持ちに似ている。 3年半前に、無線LANを備えたフットワークの軽い「MacBook」に 変えてからも、お気に入りの音楽を奏でたり、写真整理をしたり、 映画(DVD)のミニシアターとして、いつも私の傍にいた。 パソコンショップで、現状を告げ、可能性を訊ねたら 「たぶん・・ダメでしょうね」という回答があったが、 ずっと大切にしてきたパソコンだけに、まだ私は諦めていない。 この数日、睡眠不足になるのを覚悟で、いろいろな方策を練っている。 後悔したくないから、出来る限りのことはするつもり。 「それだけ使ったら、寿命ですよ」の台詞を信じたくないから。 だって、まだ「9年しか」使ってないもの・・
|
2012年06月10日(日) ■ |
|
東京電力福島第1原発事故を教訓に・・ |
|
今の時点で「原発」の賛否を声高に表明するほど、 情報も勉強も不足しているので、コメントは控えるが、 言葉として意味が違うのでは?と思ったので、気になる一言。 Yahoo!のトピックスを眺めていたら、飛び込んできた 「大飯原発3、4号機『安全は確保』福井県専門委が報告書案」 気になって詳細を読み始めたら、 結論として「東京電力福島第1原発事故を教訓に、 想定すべきとされる地震、津波が襲っても、原子炉の安全を 確保するために必要な対策は確保されているものと評価できる」 私の認識では、福島第一原発の教訓は、地震・津波に限らず、 あらゆる事態(外国からの攻撃・小惑星等の衝突・人工衛星の落下・ 竜巻や雷などの異常気象)でも耐えられることが、安全の評価であり、 地震・津波以外で事故が起きたら、また「想定外」と言い訳をする。 それでは「教訓にした」と言えるのか、言葉として疑問である。 辞書によれば「教訓」とは、教えさとすこと。また、その内容・言葉。 (あれ?「教訓とは、ある経験から得た知識や知恵」じゃないのか(汗)) 福島原発の事故が、私たち日本人に何を教え、何を諭してくれたのか、 もう一度、考えてみる必要がありそうだ。 「安全だ」と言い切る人は、自分の家族を原発の近くに住まわせればいい。 そうすれば、反対派も少しは、理解を示すかも・・。(無理かな)
|
2012年06月09日(土) ■ |
|
いいものに(たくさん)出会いたい |
|
第151回泉のまちカレッジ、講師「木版画家・牧野宗則さん」 演題「自然の命の輝きと木版画の世界」(伝統のモダン)」から。 昨年「木版画展」を開催したいただいた時から、 わが町の芸術活動には欠かせない存在となった彼の話は、 小学校5年の頃、絵の魅力(役割・力)を知ることになった、 父親の病気から始まり、中学校時代の浮世絵版画との衝撃的な出会い、 そして高校時代、版画の魅力に取り憑かれ、夏・冬・春休みに、 毎回、京都まで足を運び、職人に可愛がられた話など、 普段は、ひとり黙々と作業を続ける芸術家の心のうちを、 ちょっぴり垣間見ることができて、あっと言う間の2時間であった。 いつものように、私のメモは溢れたが、今回の講演で気付いたことは、 彼の「行動の判断基準」とでも言うべき、生き方であった。 講演の後半、何度も口にした「いいものに(たくさん)出会いたい」。 表現こそ違うが「いい出会いのために、一所懸命生きている」 「自分の技量にあった、いいものを探したい」 「いい作品のためには、いいものに出会いたい」 職人にありがちな「飲む・打つ・買う」は一切せず、 道楽という道楽もせずに、絵を描き、木を彫り、和紙に刷る。 時には頭の中で「葛飾北斎」と会話をしながら・・・。 先日、54歳を迎えた私も、未熟ではあるけれど、 「いいものに(たくさん)出会いたい」という考え方を念頭に、 いい音楽、いい景色など「いいものとの出会い」に没頭してみたい。 悪いものが入ってくる隙もないくらいに・・。 お気に入りのものに囲まれて、いいものとの出会いを求める生き方、 何かに迷った時の「判断基準」も、きっとこれでいいはず。 最近、モヤモヤしていたものが、吹っ切れた講演会であった。(感謝)
|
2012年06月08日(金) ■ |
|
「肝っ玉」ってどうしたら大きくなるの? |
|
久しぶりに、私の呟きである。定例議会中盤の一般質問2日目。 議員の一般質問に対して答弁する立ち場であり、 どんな質問でもどうぞ・・と言いたいところだが、 質問の通告を受けた時点で、もう心配事ばかりが頭をよぎる。 普段、偉そうに課員や家族にも、物事をプラス思考で・・と 口にしているにもかかわらず、不安は当日まで引きずって、 朝食には、胃が痛くなる始末。(笑) 終わってみれば、大したことなかったけれど、 やはり、自分の「肝っ玉の小ささ」に呆れるばかりだった。 「肝っ玉」は、本来は「きもだま」(肝玉/肝魂) 意味は「肝と魂。特に、物に動じない精神力。胆力。きもだましい」 類語では「心胆・胆力・勇気・度胸・根性・性根」 よく使われる「肝っ玉が大きい」とは「大胆な・豪胆な・肝っ玉の太い・ 胆の大きい・度胸のある・ハラの据わった・ (少々のことでは)動じない・どっしり構えた・太っ腹の・気が大きい」 逆に「肝っ玉が小さい 」とは「臆病な・小心な・気が小さい・胆の小さい・ 度胸のない・ハラの据わらない・びくびくする・ (些細なことで)くよくよする・ケツの穴が小さい」など。 まさしく、今の私は「肝っ玉が小さい」のであるが、 これって鍛えてどうにかなるものなら、努力してみようと思うが、 もしかしたら、持って生まれたもの?という疑問さえ浮かぶ。 だから、私の疑問を一言にしてみた。 「『肝っ玉』ってどうしたら大きくなるの?」 毎回、胃が痛くなったら困るから真剣に悩んでます、 誰か良いアドバイスを・・。(汗)
|
2012年06月07日(木) ■ |
|
作っている連中は「NZT48」って呼んでる |
|
映画「リミットレス」(ニール・バーガー監督)から。 原題の「limitless」、直訳すると 「果てしない」「無限の」「無制限の」。 ある薬を飲むと、脳に限界がなくなり、脳が万能となる。 その時、どう動くかが試されることになる。 ほとんどの人間は、欲望が限界に向かって走り始めるようだ。 さて、今回の気になる一言は、その薬の名称であるが、 「何という薬か?」の問いに、 「作っている連中は『NZT48』って呼んでる」と答えるシーン。 「NZT」でもおかしくないのに、なぜか「48」が付いている。 日本では「AKB48」というように「48」が流行だが、 偶然だろうか、物語とは関係ないところで、引っ掛かった。 もちろん私のことだから「NZT」が、何という言葉の略なのか、 それさえも気にかかる。(笑) この作品「限界知らずの能力をもった男の物語」であるが、 逆に「能力をコントロールできなければ、死ぬだけだ」の台詞が 浮かび上がってきた。 ラストシーン、見事に能力をコントロールした主人公が、 かっこよかったなぁ。(飲み続けているなんて・・)
|
2012年06月06日(水) ■ |
|
「和らぎ水」と「バース・コントロール」 |
|
最近、知った「新しい呼び名」である。 読者は、何のことかわかるだろうか。 「和らぎ水」は、飲み屋で友だちに教わった。 美味しい日本酒を何種類か口にする時、 しっかり味わいたくなり「水」「チェイサー」を お店の人に頼むことがあるが、もっと通になると 「和らぎ水」と呼ぶらしい。 日本酒の口直しには相応しい呼び名だと思う。 では「バース・コントロール」とは? これは、薬局で目にした「コンドーム」の別名。 何気なく通り過ぎたところ、プラーク・コントロールと 勘違いして、新しい歯磨き?と思って手にしたら、 なんと「コンドーム」だった。(汗) たしかに直訳すれば「出産調整」ともとれるので 露骨な表現よりいいかな、と感じながら、 へぇ〜、今はそんな言い方をするのか?と、 私は、その売り場の前で思わずメモをした。 知らないうちに、呼び名が変わっていることに気付き、 買うものがなくても、好奇心のアンテナを張り、 「街角ウォッチング」の必要性を感じた。 今回覚えた「和らぎ水」と「バース・コントロール」、 飲み会のネタには使えそうだな。
|
2012年06月05日(火) ■ |
|
君を愛してる・・・家族の次に大切に思っている |
|
映画「ロング・グッドバイ」(ロバート・アルトマン監督)から。 故人となった松田優作さんの「探偵物語」を彷彿させる作品、 いや、正確には彼が、この作品の探偵をイメージしたらしい。 ニヤッとするような行動や発言は、観客である私たちを飽きさせない。 愛猫の好物「カレー印の缶詰」がなくなったので、買いにいったら、 あいにく品切れ、わざわざ似たような缶詰を買ってきて、 カレー印の缶詰に中身を移し替え、猫を騙そうとするシーン。 片時もタバコを離さず、画像なのに煙たさまで伝わってくる作品。 自殺しようとする人を追いかけて海に入るのだが、 なぜか慌てて「ネクタイを持っててくれ」とネクタイを外す場面。 聴かれたくない話をするために、傍にいた女性に怒鳴る台詞。 「あっちへ行って、眉毛でも抜いてろ」 どれもがハードボイルド路線からは、ちょっと外れた言い回しに 私のメモ帳は、真っ黒になったが、とりわけこの台詞が好きだ。 「君を愛してる、君ほど惚れた女はいない」と愛を語った後、 「家族の次に大切に思っている」と真面目顔で答えた時は、 「やられたぁ」と笑わずにはいられなかった。 普通の男女が愛を語る話なら(不倫関係でも同じだけど・・) 「君を愛してる、君ほど惚れた女はいない」で終わるけれど、 「家族の次に大切に思っている・・」とは、笑うしかない。 せっかくの作品、こんな会話をメモする人も少ないんだろうなぁ。
|
2012年06月04日(月) ■ |
|
全国の地方新聞紙、投稿掲載に挑戦 |
|
今年もまた、6月議会の真っ最中に、誕生日を迎えた。 なんと、この私が「54歳」・・自分が一番驚いている。 出来ることなら、長いスパンで楽しめる目標を、と 議会の答弁調整をしながら、考えてみた。(汗) 考えに考えて、思いついたのはこれ。 「全国の地方新聞紙、投稿掲載に挑戦」。 先月、家族で松本に訪れた時の様子を「気になる一言」で書いたが、 (たしか、若い人たちの挨拶の素晴らしさについて) 「その気持ちを長野の人たちに伝えたらどうですか?」 というお便りを読者から戴き、信濃毎日新聞のホームページを 確認したら、県外者でも投稿できることがわかった。 気持ちの良い挨拶のおかげで、楽しい旅行が出来ました、 後日、そんな感謝の気持ちを込めた内容の投稿をしたら、 先月25日の金曜日・朝刊に掲載されたらしく、 お礼の品と掲載紙が2部、自宅に届いた。 自分は家族との旅行を終え、自宅の静岡県に戻り、 地元の地方新聞を読むことが出来ないので躊躇ったが、 こうして掲載された記事を読み返すと、 観光客ならではの視点で、投稿ができる楽しみを知った。 「よそ者、若者、ばか者の話に、どれだけ真剣に 耳を傾けられるかが、まちづくりの基本」という言葉を 思い出している。 これからも、旅行した地を散策し、よそ者の意見として、 訪れた街の良さを伝えていきたいな、と感じてしまった。 こうなったら、54歳の誕生日に決めた目標のために、 頻繁に旅行に行かなくちゃなぁ。(汗)
|
2012年06月03日(日) ■ |
|
この街では不思議と手をつなぎたくなる |
|
先日、薬局の待合で立ち読みした本に書かれていた。 (たぶん)イタリア・トスカーナの特集と記憶している。 こういうフレーズに、敏感に反応してしまう癖がある私は、 これ、いいなぁ〜とメモをした。(笑) 「この街では不思議と手をつなぎたくなる」 まず「不思議と」という単語が好き。 うまく説明できないけれど・・という意味が込められ、 アンニュイな部分が、五感を刺激してくれる。 街全体の雰囲気というか、そこに住んでいる人たちが 醸し出している雰囲気が、このフレーズに繋がっている。 「この街では不思議と○○したくなる」 「○○」にいろいろな単語を入れるだけで、魅力的な街になってくる。 「挨拶をしたくなる」「ボランティアをしたくなる」 「カフェをしたくなる」「自分を大切にしたくなる」など何でもいい。 是非、自分の住む街に相応しい「○○」を見つけて欲しい。
|
2012年06月02日(土) ■ |
|
映画レビュー500作品、達成ですね |
|
映画ファンの方から、メールが届いていた。 それが「映画レビュー500作品、達成ですね」 そう言えば、昨年同じようなメールを戴いたなぁ、と探したら、 「2011年11月06日(日) 映画レビュー400作品、達成ですね」 という「気になる一言」を書いていた。(汗) ほんの7ヶ月の間に、100作品を観たってこと?と、 自分でも苦笑いしながら、数え直したら確かに観ていた。 私の場合、映画を観ながらメモをして、(映画館の場合は暗闇で) そのメモ帳から、走り書きの汚い字をパソコンに打ち直して、 数あるフレーズからインパクトのあるフレーズを選ぶ。 映画だけは「気になる一言」を、そのまま続けて書き終え、 さらに「映画.com」というサイトの「作品レビュー」コーナーに アップして・・やっと1作品が終わる。 本来なら「気になる一言」にそのまま紹介したいのだが、 日記が映画だらけになるので、最近では、タイミングを見つけて 少しずつ紹介することにしているのだが・・。 最近では「一言に選ばなかったメモを教えてください」という 嬉しいような恥ずかしいような、そんなメールまで届くようになった。 私の場合、楽しかった、面白かった、怖かった、眠かった・・という 観たあとの感想ではないので、作品紹介にもならない。(笑) さらに、500作品観たからって、俳優に詳しいわけでもない。 ただ、インパクトのあるフレーズを覚えているだけなのに、 意外とストーリーを覚えていて、自分でも驚くことがある。 普段は、物忘れがひどくなったというのに・・・。 さて「映画レビュー600作品、達成ですね」のメールは、 いつ届くことになるだろうか、今度こそ、ぼちぼち観ます。(汗)
|
2012年06月01日(金) ■ |
|
営業は、何の取り柄もありませんという代名詞 |
|
地元新聞朝刊の連載小説 「55歳からのハローライフ」(村上龍著)から。 タイトルに惹かれ読み始めたら、毎朝の楽しみとなった。(笑) 第3話の主人公が、早期退職をした後、再就職先を探すのだが、 なかなか思うように見つからない苦悩が描かれている。 そんな一場面の原文、実はもう少し長い。 「営業って資格もないし、客観的というか、 数値で評価されないだろう。 これがフォークリフトや大型二種の免許があれば ちょっと違うんだ。税理士や薬剤師なんかは当然求人は多い。 でも営業っていうのは、何の取り柄もありませんという 代名詞みたいなものなんだよ。愕然としたよ」 この会話をじっくり読んで感じたことは、 公務員も同じじゃないか、という不安であった。 「公務員は、何の取り柄もありませんという代名詞」 そう読み替えたって、なんの不自然さも感じないところが、 私のアンテナに引っかかり、メモした理由である。 今更、就職に直結する資格をとろう、という意欲はないが、 なにか、取り柄(取るべきところ・用うべき点)となるものを 探しておこうと思う。 公務員30年以上勤めましたって「誇り」にしたいんだけどなぁ。
|
|