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2012年02月29日(水) ■ |
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稲妻が話しかけて、雷が返事してるの |
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映画「サウンド・オブ・ミュージック」(ロバート・ワイズ監督)から。 先日のコンサートで、Rロジャースの「私のお気に入り」を聴いて、 「そうだ京都、行こう」を思い出しながら(笑) 映画音楽としても有名だから・・と観直すことにした。 3時間近い作品で、1時間半を超えた頃、 「INTERMISSION」(休憩)の字幕が画面に出たかと思えば、 しばらくして「ENTR'ACTE」(幕あい・開始)の字幕まで登場する。(汗) 残り2分くらいまで手に汗握る緊張感が続き、 最後は、修道女たちの「告白します。私に罪を」「私も罪を」 の台詞でホッとさせられる。 ところで今回選んだ台詞は、ジュリー・アンドリュース扮する 「修道女マリア」が、厳格なトラップ家の7人の子供たちと、 心を通わせるシーンとなった場面。 外は大雨、稲光と雷の大きな音は、彼女の部屋に集まった 子どもたちを不安にさせ、「あの音は?」と問いかける。 それに答えた台詞が「稲妻が話しかけて、雷が返事してるの」。 ほぉ〜っとメモしたのは、言うまでもない。 素敵な音楽と台詞で温かい気持ちになった、やはり名作だ。
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2012年02月28日(火) ■ |
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私たちは「土器を時間軸」に使います |
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「平成23年度 清水町歴史講座(2回目)」 講師「日本考古学協会会員・小金澤保雄氏」 演題「遺跡から見つめる清水町の歴史」から。 今回は2回目とあり、町全体の大きな話が聴けて ますます、この町が秘めてる可能性の大きさを感じた。 聴講していて感じたことは、発掘に携わっている人は、 物語を紡ぐ、ロマンチストだな、ということ。 科学者は、ある仮定を立てて、実験を繰り返し、 莫大なデータを分析して、それを説明していく。 考古学者は、ある物語を想定して、 現在の土地に残された遺跡から歴史を繋ぎ、 その物語をフィクションからノンフィクションへと導く。 そこには、壮大なドラマが展開される。 特に、自分たちの住む場所が、どんな歴史をもち、 どんな人たちが住んだのか、大変興味があるところ。 そんな講師の説明をメモしていて、へぇ〜と思った台詞、 「私たちは『土器を時間軸』に使います」。 その土器の持っている情報(特徴)から「時代」を特定し、 さらに、どんな身分の人たちが使っていたか、まで、 言い当ててしまう、その豊富なデータの積み重ねに、 驚くばかりであった。 「ここからは、私の強引な推測ですが・・」を前置きし、 彼の口から語られる物語は、聴講者を喜ばせた。 やはり、歴史は面白い。
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2012年02月27日(月) ■ |
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自分が美しいと思い、作りたいと思ったものだけ |
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展覧会「陶の華 辻輝子の世界」(佐野美術館)から。 三島市制70周年記念、佐野美術館創立45周年記念、 陶芸作家、辻輝子さんの卒寿記念である。 卒寿と言えば「90歳」(大正9年生まれ)だが、 彼女の作品から、私の方が元気をいただいた。 さて、気になる一言は、彼女が貫き通した製作の想い。 「自分が美しいと思い、作りたいと思ったものだけ」を 作り続けて70年余が過ぎた。 波乱万丈の人生は、けっして誰にも真似できないが、 「完璧な自然の美を少しでも写しとりたい」という 創作意欲が、ガラスケース越しに鑑賞する私にも、 なぜかしっかり伝わってきたから、驚くばかりである。 難しいことはわからないが、葉っぱなどの緑の中に、 紅色がしっかり存在感を示している作品は、 私の好きな色の組み合わせだったんだ、と気付かされた。 そういえば、私の気になる一言も同じだな。 「自分が面白いと思い、書きたいと思ったものだけ」を 書き続けている気がするから。(レベルが違うけれど) そんなことが許されるのも、歳を重ねたからだな、きっと。
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2012年02月26日(日) ■ |
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一粒で2度おいしい感覚が味わえる |
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先日紹介した、ピアノとソプラノの演奏会で 演奏されたプログラムの中に、何曲か映画音楽が・・。 映画が、クラシック音楽を主題曲に選んだという説明の方が、 本来なら正しいと思うのだが、つい「映画音楽」と言ってしまう。 私の好奇心は、ここからが出発する。 演奏された曲の説明に、映画の話題があれば、必ず翌日には DVDのレンタルショップに行って、あれば借りてくる。 今回は、映画「愛情物語」F.ショパン「ノクターン」 映画「サウンド・オブ・ミュージック」R.ロジャース「私のお気に入り」 映画「王様と私」R.ロジャース「シャル・ウィ・ダンス?」など。 そして映画と音楽、両方を楽しみ、好きなだけメモをしまくる。(笑) そういえば、最近、書籍も同じ方法で楽しむことが多い。 映画化された原作や、これから映画化が決まった本は、必ず先に読む。 それから、ゆっくり映画鑑賞すると、これまた両方楽しめる。 数え切れないほどの作品の中から、これは・・選んで観るのだから、 なにかキッカケがあると、一粒で2度おいしい感覚が味わえる。 映画音楽とクラシック・・・驚くほどの組み合せである。
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2012年02月25日(土) ■ |
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人はみな、生きている限り「星守る犬」だ。 |
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映画「星守る犬」(瀧本智行監督)から。 タイトルや予告をみても、その意味がわからなかった、 「星守る犬」という言葉が、気になって仕方なかった。 作品の中で、こう説明している。 「『星守る犬』って言葉、知ってるかい? 決して手に入らない星を、ずっと眺め続ける犬のことだ。 これ、高望みをする人を表わす例えに使うらしいよ」と。 へぇ〜とメモしながらも、ちょっぴり違和感があった。 「手に入らないものなんて、眺めているだけでムダだよ」と 言い返す主人公に、祖父はサラッと呟く。 「あのね、生きるってことは、所詮ムダだらけなんだ。 君のように、殻に閉じこもって生きるよりも、 高望みを続ける人生の方がいいと、僕はそう思うよ」 そんなシーンを観ても、この「星守る犬」の単語が、 しっくり私の心に入ってこないまま、観続けた。 そして、ラストシーン。 「望んでも、望んでも、叶わないから、望み続ける。 ただ、それだけ、それでいい。 人はみな、生きている限り『星守る犬』だ」の台詞で なるほどなぁ・・と納得した。 最後に、忠告。犬好きの人で、今飼ってない人は、 この作品はお勧めしない、飼いたくなってしまうから。
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2012年02月24日(金) ■ |
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叱る回数を1回減らしましょう |
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子育ての本を読むと「感情に任せて『怒る』のではなく、 子どものために『叱る』を意識しましょう」とか、 「『叱らない』で『誉めましょう』などと書かれてある。 しかし、自分の子どもとなると 「わかっているけど、怒っちゃう(叱っちゃう)んだよねぇ」 という本音の声も聞こえてくる。 そんなことを感じていたら、数年前のある講演会でメモした 発想の転換となるフレーズが見つかった。 それが「叱る回数を1回減らしましょう」。 突然、明日から「誉めよう」としても、 なかなかできるものではないことは、体験から知っている。 子どもが少しずつ大きくなるように、親も完璧を求めずに、 少しずつ成長していけばいいのだから。 その手始めが「叱る回数を1回減らしましょう」 たった1回減らすだけ。これなら私でもできそうな気がする。 なんでも「たった1回減らすだけ」で成長するのなら・・ 飲み会でもゴルフでも・・・・う〜ん、厳しい。(汗)
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2012年02月23日(木) ■ |
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必要とされるチームでやりたい |
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メジャーリーガー、松井秀喜選手の去就について、 きっと、どこかのチームへ移籍すると思っている。 その理由は、松井選手が数年前に語っていた一言にある。 それが「必要とされるチームでやりたい」。 ヤンキースからエンゼルスへ移籍が決まった時に、 そうだよなぁ、とメモしたのが残っていたのだが・・。 これは、彼に限らず、人間だったら誰でも思うはず、 その気持ちを、ヤンキースをはじめとした、 メジャーリーグの球団は理解できなかったようだ。 彼の運動能力を高く評価はしていても、 「どうしても、我がチームは彼を必要としている」という 欲望にも似た気持ちは、伝わってこなかった。 たぶん、これだけメジャーで活躍した松井選手にとって、 もう年棒なんて、どうでもいいことに違いない。 これこそ彼の野球を支えている考え方ではないだろうか。 体力的には衰えてきているかもしれないが、 自分の野球人生だからこそ、自分で選択すべきだろう。 今でも同じ気持ちをもち続けているのなら、 素晴らしい選択だと、私は評価したい。
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2012年02月22日(水) ■ |
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男は「、」があり、女は「、」がない。 |
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先日、紹介した、缶コーヒー・ジョージアのCM。 公式HPから、今回は「ウィンター篇」だと知ったし、 歌も、エルヴィス・プレスリーだと気がついた。 YouTubeでも、パロディの動画がいくつも流されている。 メモした「男は、○○○」を書き出してみると、 「男は、しんどい。男は、張りあう。男は、アホだ。 男は、無理する。男は、気まずい。男は、耐える。 男は、素直だ。男は、怠ける。男は、単純だ。 男は、計算しない。男は、笑える。男は、口下手だ。 男は、つるむ。男は、女に弱い。男は、張りあう。 男は、凹む。男は、はしゃぐ。男は、汗だくだ。 男は、惚れる。男は、懲りない。男は、踊る。 男は、サイテーで、そして、男は、サイコーだ。 男ですいません。」 好奇心ついでに探した「女ですいません。」は以下。 「女は朝に弱い。女は欲張りだ。女は疲れる。 女ははりきる。女は運命に弱い。女は集う。 女はすぐ泣く。女は気にする。 女は最低で、そして、女は最高だ。女ですいません。」 やっぱり、男と女は違うよなぁ、とメモをして気付いた。 男は「サイテー」、女は「最低」 男は「サイコー」、女は「最高」 さらに、男は「、」があり、女は「、」がない。 偶然だろうか、この句読点の違い、とても気になる。
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2012年02月21日(火) ■ |
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靴を脱いで向きを変えたのは、もたいさんだけ |
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映画「プール」(大森美香監督)から。 独特の間を持つ俳優さんたちが演ずる作品は、 一度ハマってしまうと、なかなか抜け切れない。(笑) タイ・チェンマイ郊外にあるゲストハウスが舞台であるが、 メモをしながら、出演者の動きを観察していたら、 ストーリーとは関係ない、とても変なことに気付いてしまった。 宿泊者の共有スペースは、草履やサンダルといった履物を 手前で脱いで上がるのだが、もたいさんだけ、特別な動きだった。 履物を脱いだまま、そのままの向きで上がってくる人たちと違い、 もたいさんだけは、脱いで上がり、そのまま腰を下ろして振り返り、 履物の向きをくるっと変えて、揃えて置き直した。 それは演技なのか、いつもの彼女の習慣なのか、私にはわからない。 けれど、そのシーンが私の脳裏に非常に強く残っている。 こんなところにも、昔の日本人の「礼儀作法」が美しかった。 また「犬は近視なのよ」とか「猫はね、意外と遠くまで見えるのよ」 といった雑学的な話も、子どもにとっては大発見に違いない。 どこかのんびりした雰囲気の漂う、私の好きな映画パターンである。
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2012年02月20日(月) ■ |
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男子、頑張らないと「主旋律」、奪っちゃうよ |
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今年で7年目を迎える同級生だけの混声合唱団、 今年の練習曲は、荒井由実の「卒業写真」と、 スピッツの「空も飛べるはず」に決まり、さっそく練習。 特に「空も飛べるはず」は、私もカラオケで何度も口ずさみ、 少しは自信があったのに、指導者の同級生は、手厳しい。 前半、ソプラノ・アルトの女性陣をバックコーラスに、 主旋律は、私たち男性陣の聴かせどころなのだが、 あまりひどかったのか、練習修了間近、私たち男性陣に向かって、 (もしかしたら、私に向かって)、こう語りかけた。 「男子、頑張らないと『主旋律』、奪っちゃうよ」 楽譜では「男声パート」だけど、出来次第では「女声パート」に 主旋律を渡しちゃうからね、と笑いながら、しかし目は本気?(笑) こうなったら、やるしかないね、と男性陣は奮起するに違いない。 ひとりで歩きながら「空も飛べるはず」を歌っている中年を見つけたら、 たぶん私です、声を掛けずに通り過ぎてください、 これでも、けっこう真剣ですから。(汗)
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2012年02月19日(日) ■ |
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年上の方のお祝いにお招きいただいて・・ |
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NPO法人清水町文化協会創立30周年記念式典・祝賀会を 地域交流センターで開催した。 式典の後、第2部では、文化協会らしい記念演奏会が開催された。 出演してくれた女性たちは、高校の同級生で2人とも26歳だとか。 気になる一言は、ピアノ・小池冴佳さん、ソプラノ・河合英梨子さんが、 演奏に先立ち、全て年上の私たちに向けた簡単な挨拶から。 筆記用具がすぐ取り出せなかったので、正確ではないけれど・・ たぶん「年上の方のお祝いにお招きいただいて・・」みたいな ニュアンスの表現をしてくれた。 「自分達の年齢(26歳)よりも以前から活動している(30歳)、 歴史ある団体の祝賀会にお招きいただいて光栄です・・」 そんな意味に理解して、その例えが気に入り、拍手を送った。 こういう若い人たちに刺激をもらい、彼女たちを側面から支え、 応援していくのも、歴史と伝統をもった団体の役割なんだと 感じた記念演奏会である。 アンコールのハプニングも、さらっと笑顔で対応して 私たちのミスをカバーしていただいた気がする。 ふたりのこれからの活躍に、乾杯。
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2012年02月18日(土) ■ |
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迂闊にも、9248歩 |
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1月24日に途切れた「1日1万歩」も、 その後順調に、連続記録更新を目指して、歩き続けた。 昨日も、夜の予定を計算して、昼間のうちに出来るだけ歩き、 韓国料理店のお店に腰を下ろした時、約9000歩。 お開きになって、自宅まで歩いて帰れば、楽勝で1万歩を越えて、 連続記録を1つ増やせるな、そして土・日もいつものように、 早朝から散歩に出れば、記録更新も間違いないな、と ひとり、ほくそ笑んでいたら、迂闊にも(不覚にも?)失敗した。 今朝、帰宅後外した万歩計を確認したら、9248歩。 そんなことはない、絶対に1万歩を越えているはずだと、 何度も何度も確かめたが、デジタル数字で「9248」を示している。 逆に、まだ歩いていないはずの今日が「1664」の数字。 そうか、お店にいる間に日付が変わってしまったのか、と気付き、 7日まで履歴が表示される、最近の万歩計の機能に降参をした。 私の考える1日は、起きてから寝るまで。 万歩計の考える1日は、午前0時から24時間。 もう歳なんだから、飲んでても午前様の前に、帰りなさい、って 神様がアドバイスしてくれたんだなぁ、きっと。(汗)
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2012年02月17日(金) ■ |
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オール・ザット・ジャズ「何でもあり!」 |
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映画「シカゴ」(ロブ・マーシャル監督)から。 映画化しても、そのリズムやテンポは変わらないのだろう、 ミュージカルの魅力満載で、あっという間の時間だった。 その中で、ストーリーの最初に紹介された曲であり、 たぶん作品の根底に流れているテーマだろう、と観終わっても フレーズが耳に残った曲「オール・ザット・ジャズ」。 『オール・ザット・ジャズ』(ALL THAT JAZZ)は、 1979年のアメリカ映画で、ボブ・フォッシーの自伝的作品だが、 私のメモは、その英語の翻訳「何でもあり!」が気に入った。 「愛人を射殺して刑務所に送られるが、そのスキャンダルを利用して スターになろうとする、ロキシー」そのものが「何でもあり」だから。 そう言えば、現役の競走馬に「オールザットジャズ」という馬がいたはず。 勝つためには「何でもあり」で必死に走るという意味だろうか、 汚い手段さえ使わなければ、これを機会に応援しなくちゃなぁ。
P.S もう1つ、使えそうなフレーズをお裾分け。(笑) 「お楽しみは長く、スカートは短く、ホットに行こう」
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2012年02月16日(木) ■ |
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右折待ちの車を後ろから追い越す右折車 |
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意味が通じるだろうか、このフレーズで・・ 「右折待ちの車を後ろから追い越す右折車」 歩いていて、最近続けて見かけた、危険な車である。 交差点で、直進車両が途切れないため、 右折のウィンカーを点灯している車がいたのだが、 その後ろの車が、我慢できないのか、さっと前の車を追い越し、 強引に右折した。前の車の運転手の驚いた顔が忘れられない。 正直、目を疑ったが、そんなシーンを1日に何度か目にしたので、 気になる一言として、残しておこうと思った。 今まで、交差点のルール違反と言えば、信号無視。 「赤」でも侵入してきてしまい、横断歩道を渡っている歩行者を 巻き込みそうになったシーンは、日常茶飯事のように起こっている。 しかし最近、車同士(運転士同士)のルール無視が蔓延っているようだ。 運転士は原則、前を見て操作しているのに、突然、右の視界に 同じ方向へ曲がろうとしている車の影が映る。 予想してもいない影に驚き、これほど恐いことはないだろう。 今の日本、本当に恐ろしい時代に入ってきたことを実感するシーン。 事故になったら、誰が責任を取るというのだろうか。
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2012年02月15日(水) ■ |
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「7年目の浮気」ならぬ「3年目の居眠り」よ |
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映画「キス&キル」(ロバート・ルケティック監督)から。 映画の本筋とはほど遠い、女性同士の会話。 夫婦仲の話題だったと思う。 夫婦という関係、一番最悪の関係は、 どちらかの「浮気」なのかと思ったら、違ったようだ。 彼女らに共通していたのは 「『7年目の浮気』ならぬ『3年目の居眠り』よ」 日常生活に慣れきってしまって、会話がないこと、 これこそ、夫婦にとって、一番最悪な関係のようだ。 私にとっても、このフレーズは耳が痛い。(汗) ただし、これは夫にだけに適用するのではないらしい。 「肩の力が抜けて油断して、すね毛は生え放題、 下着はババシャツ・・」と自分たちの反省もしている。 「浮気」は、流行歌にならって「3年目」だと思いきや、 「7年目」というのも、笑えた。 そうだよなぁ、3年目で浮気するくらいの関係って、 やはり夫婦としては微妙な関係だものなぁ。 最後に、夫に浮気された妻が、呟く。 「泥棒ネコは、セックス語が堪能よ」、これは笑えた。
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2012年02月14日(火) ■ |
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男ですいません。 |
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テレビを眺めていたら、突然流れてきたコマーシャル。 缶コーヒー、ジョージアのCMだったと思う。 「男はサイテーで、サイコーだ。男ですいません。」 久しぶりに、インパクトのあるフレーズだった。 最近、妙に「おねえ系」のタレント・芸能人が増え、 なんだかうまく表現できないが、スッキリしなかった。 男女の「区別」が「差別」と勘違いされ、 まともに、コミュニケーションがとれなくなった現代、 その中間に位置する人たちが重宝がられている、 そんな潮流を感じないわけにはいかない。 だからこそ、今回の一言は、私の感じている男性像を うまく表現していると思ってメモをした。 「男はサイテーです。」、そう思う時がよくある。 「男はサイコーだ。」、そう感じる時もよくある。 そういう意味で一言にすると「男ですいません」。 「お詫び」と「誇り」が入り混じり、いいフレーズである。 最低のことをしても「男ですいません」 最高のことをしても「男ですいません」 久しぶりに「男」という単語が、輝いていていいな。
P.S. ネットで調べたら、面白い情報が山盛り。 近いうちに、またこのネタで・・(笑)
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2012年02月13日(月) ■ |
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この遺跡は、どうも普通じゃないな |
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「平成23年度 清水町歴史講座(1回目)」 講師「日本考古学協会会員・小金澤保雄氏」 演題「遺跡から見つめる清水町の歴史」から。 今回は、昨年10月に彼が中心になって発掘調査した 「恵ケ後・谷口遺跡・発掘調査の概要報告」が主題である。 自宅のすぐ近くの話題なので、妻も連れて参加した講座だが、 彼の説明を聞くほどに、私たち、凄い場所に住んでいるな、と 実感させられる話題であった。 気になる一言は、調査が進むにつれて感じていたことらしい。 3つの異なった時代の遺跡が出ている地域であり、 出土された遺物から想定できるのは、その場所で作らずに、 他の地域で作った遺物を運んできて使っていたようだ。 別の文化で作られた瓶(かめ)が多く、 調査員としても想像を絶する成果が得られたという。 それを表現すると「この遺跡は、どうも普通じゃないな」となる。 多くの人たちを動員したと思われる遺跡が物語っているのは、 西日本の人たちと交流があった、有力者の住まいを想像させる。 最後に、「歴史の教科書に載るかもしれない遺跡」 「地方ではなく、全国レベルで考えていかなければならない遺跡」 と最高級の賛辞をいただいた。 大昔は、自然災害を始めとした、大きな災害も想定しながら、 土地を選んで住んでいたはずだから、ここは昔からいい場所ですよ、 と彼は、何度か口にし私たちを喜ばせてくれた。
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2012年02月12日(日) ■ |
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三遊亭の語源は、飲む・打つ・買う |
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知人が好きだという「三遊亭歌之介」さんのホームページで見つけた。 落語の一門は、桂、林家、笑福亭・・等、お馴染みのものが多いが、 どの一門より、私の頭にパッと浮かんだのは「三遊亭」。 芸人の苗字に当たる名前を亭号というらしい。 「芸人は、亭号だけを呼んでも誰だかわからないし、 そもそも亭号はその噺家がどの芸流に属しているかを示すもので、 姓とは全く異なるもの」との説明も見つけたが、あまり面白くない。 そんな時、冒頭の噺家のホームページで見つけたのが 「三遊亭の語源は、飲む・打つ・買う」 う〜ん、この方がわかりやすい。(笑) 逆に推測すれば「飲む・打つ・買う」の三拍子揃った噺家が、 「三遊亭」に所属していると考えれば、もっと面白い。 アルコールが飲めない噺家、バクチ・ギャンブルをしない噺家、 女遊びができない真面目な噺家は、三遊亭には相応しくない。 その遊びこそが、芸の肥やしになる・・なんて意味を付けて、 遊びまくっている噺家の方が面白いに決まっている。(汗) 今度は、そんな視点で「三遊亭」の噺家をウォッチングしてみようっと。
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2012年02月11日(土) ■ |
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母と娘は、行ったり来たり。 |
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映画「50歳の恋愛白書」(レベッカ・ミラー監督)から。 「中年女性のラブストーリー」と解説にあったが、 私には、その恋愛場面では、引っ掛かるものがなく拍子抜け。 逆に、母と娘の微妙な距離感に、頷くものがあった。 主人公とその母、もちろん、主人公とその娘との関係は、 父親とその息子との距離感とは、ちょっと違う気がする。 血の繋がっている女性同士の関係は、未だに謎の部分が多い。 そんな関係を上手く表現した台詞が「母と娘は、行ったり来たり。」 さらに「いつも揺れ続ける、逆の方向へ」と続く。 仲がいいのかと思えば、こちらが驚くようなケンカしたり、 仲が悪いのかと思えば、べったりくっついていたり。(汗) 他にも「母がショートする日があった。電池切れだ」とか 「母の気分が私を支配した」 「母の正体を知るのに、私は16年かかった」など、メモは尽きない。 それでも、一番身近な同性として、離れられない関係なんだから、 ずっと仲良くすればいいのに・・は、息子であり夫であり父親の私の弁。 適当な距離で、見守るしかなさそうだな。
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2012年02月10日(金) ■ |
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クギか画鋲かセロテープ |
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タイトルだけで、何のことかわかるだろうか? 昨年末から家の掃除を少しずつしていて、気付いたこと。 我が家を始め、妻の実家も同じだったので、ご紹介。 答えは「高齢者の好きなもの」(笑) 何かを飾りたい場合、どうしたら柱や壁を傷つけずに きれいに飾ることが出来るかを考えるのかと思えば、 ほとんどが「クギか画鋲かセロテープ」。 どうして、こんなに好きなんだろうか?と疑いたくなるほど。 柱や壁には、クギや画鋲やセロテープの跡が残り、 とりあえず・・という気持ちがわかるほど、その跡は多い。 祖父母や父母といった高齢者と一緒に住んでいる読者は、 きっと、うんうん、と頷いてくれると思うが、違うだろうか。 もしかしたら・・大型のいろいろな製品に、 油性マジックで購入した日付などを書いてなんていないよね。
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2012年02月09日(木) ■ |
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雪下ろし対策は、国家プロジェクトで |
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久しぶりに、コラムニストを目指す、私の呟きである。(笑) テレビのニュースで、東北地方の雪下ろしシーンを見ると、 いつも考えさせられてしまう。 だからといって、私には、多くの人たちが勝手に言い放つ、 雪下ろしのアイデアや、雪が積もらないアイデアが あるわけではない。 私が不思議なのは、小惑星探査機「はやぶさ」を始め、 宇宙に人間を送り込む、科学技術があるにもかかわらず、 本当に長い間、北国の人たちが苦労している 「雪下ろし」を解決する技術やアイデアが開発されないこと。 インターネットや自動車のナビゲーションなどの方が、 よっぽど、大変な技術だと私は思うのだが・・。 機械だとお金もかかるし、誰かが雪の下敷きになったら、 それこそ危ないから、人力が一番安全なんだ、と呟きながら、 一日中、雪を下ろしている高齢者をみると、胸がつまされる。 働ける生活保護者や、職がないと嘆く若者たちに、 高い賃金を払って「雪下ろしの仕事」を斡旋したり、 みんなが幸せになるシステムで、解決すべきであろう。 「2番目ではダメなんですか?」で有名になった 事業仕分けをする前に「雪下ろしをなくす方法」を 「国家プロジェクト」で考えるべきではないだろうか。
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2012年02月08日(水) ■ |
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妻を守るのは、君ではなくて、僕の役目だ |
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映画「ミッション:インポッシブル ゴースト・プロトコル」 (ブラッド・バード監督)から。 映画タイトルが出るまでの、言わばプロローグ(導入部)で、 既にこの映画の持つスリルとスピードを味わい、 最初から最後まで、ハラハラどきどきの135分間だったが、 私が選んだのは、一件落着したあとのシーン。 前作で、確か結婚したんだよな、と思っていたから、 妻が死んだ・・という展開に、えっ?そんな、と絶句してしまった。 その妻の護衛役を任されていたのに、きっちり仕事ができず、 彼女を守れなかったということで苦しんでいたチームの仲間に、 トム・クルーズ扮する「イーサン・ハント」は、きっぱりと言う。 「妻を守るのは、君ではなくて、僕の役目だ」 この台詞、横で観ていた妻は、どう思っただろうか、と気になり チラリと視線を移したが、何もなかったように画面に夢中だった。(汗) しかし鑑賞後「ねぇ、どんな台詞が気になった?」と訊いてきたので 「妻を守るのは、君ではなくて、僕の役目だ」かな、と答えたら、 ちょっぴり嬉しそうだった。 「スパイアクション」なので、つい秘密兵器に目がいってしまうが、 本当は、人間味溢れるヒューマンやラブストーリーなのかもしれない。 この感覚こそ、他のアクション映画にはない「温かさ」を感じるとともに、 とかく駄作になりやすいシリーズ作品でも、 質を落とすことなくヒットを飛ばす秘訣、と私は感じている。
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2012年02月07日(火) ■ |
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ガンとは、お礼を言える病気なんだよ |
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講演会「静岡県東部社会教育委員研修会」、講師「田邊哲氏」 演題「貧乏神を追い払う『笑い』とよい『口ぐせ』の効用について」から。 元森町社会教育委員長を始め、数多くの肩書きを持つ彼の話は、 私たちの度肝を抜く格好で登場し、笑いっぱなしだった。 なぜかその面白さは、なかなか文字では表現しにくい。 溢れたメモから、私がなるほどなぁ、と思ったのは、 「癌」という病気に対する考え方。 「ガン」という病名は暗いから「ポン」に変えよう、と真面目顔で話し、 前向きに、そして明るく生きる大切さを教えてくれた。 ニコニコしながら語ったので、気付いた人が少なかったかもしれないが 「ガンとは(今までお世話になった人に)お礼を言える病気なんだよ。 クモ膜下出血とか脳溢血は、突然だからお礼がいえない」と呟いた。 ガンは余命何ヶ月と宣告されるけれど、突然死ぬことはない。 もちろん、死ぬことは恐いし別れは辛いだろうけれど、 自分の周りの大切な人たちに、お世話になったね、と伝えられる病気。 そんな前向き、プラス思考が、再発を予防するのだろうか。 これまた、なるほどなぁ、の一言であった。
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2012年02月06日(月) ■ |
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ハッキリとした上下関係が出来上がっている |
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書籍「9割がバイトでも最高のスタッフに育つディズニーの教え方」 (福島文二郎著・中経出版刊・287頁)から。 最近、地方自治の最前線である行政でも、臨時職員が極端に増え、 3年〜5年程度で人事異動してしまう正規職員より、知識も経験も多い、 こんなケースがどんな職場でも増えているのではないだろうか。 う〜ん、何とかしなくちゃなぁ、と思い悩んでいた時、ふと立ち寄った 書店に平積みで並んでいたので、つい・・手にしてしまった。(汗) 参考になったのは「教える側と教わる側という、 ハッキリとした上下関係が出来上がっているので、 叱ったほうが良いと思えば、遠慮なく叱ります。 叱られる側も、これは育てるという愛情の延長だと思っています。」 だから、バイトがバイトに対して叱る時もあるという。 もしかしたら、バイトが正規職員に対して、叱ることも・・・。 この関係がどの職場でも出来たら素晴らしいのに、とため息をついた。 もちろん、賃金の差があったりして、納得できない分もあるだろうが、 「ミッション」さえ明確ならば、それは二の次であり、 まずは、対象にしている人たちの「笑顔」を求めて、 全員・全力であたることの喜びと、この職場に勤めていることの誇り、 そんなものが「職場の風土」として根付いた時、 ディズニーランドのようなスタッフが育つような気がする。 まずは、自分から変わらなくちゃ。
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2012年02月05日(日) ■ |
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いかなる世でも、美しく生きることが私の志 |
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NHK大河ドラマ「平清盛」から。 いくら私が今年の大河ドラマが気に入ったとしても、 みんな観ているだろう、を前提で「気になる一言」を書くのは、 私のおごりであるし、時代背景、人間関係を説明していては、 それだけで、何十文字も費やしてしまうので、 観ていない読者にもわかるような一言を選ぶようにしたい。(汗) さて番組の前半、日本の将来を左右する若者3人が、 飢えた世の中に対し、各々の「志」(こころざし)を語るシーンがある。 源義朝は「武士の力を示す好機ととらえ、強さを磨きたい」といい、 佐藤義清(のりきよ)(のちの西行)は「美しく生きたい」といい、 平清盛は「おもしろく生きたい」と語った。 私が同感したのは、武芸も闊達、歌にも通じた佐藤義清の考え方。 矢が的に当たるのも、真ん中に的中するのが一番美しいし、 歌も上句、下句のバランスがとれた歌が美しいと感じるところだ。 彼は「いかなる世でも、美しく生きることが私の志」と言い切った。 「いかなる世でも・・」の台詞に、私の心のアンテナが反応した。 社会が複雑になればなるほど、志の持ち方も難しいと考えがちだが、 それは逆で、複雑になればなるほど、とてもシンプルな表現こそ 生き方としてわかりやすく、大切なことだと私は思う。 心も体も美しく、そして国全体が美しければ、 どれほど、汚いものを取り除く手間とお金が要らなくなるだろうか。 そう言えば、安倍晋三元総理は「美しい国・日本」を 本気に目指していたなぁ、と急に思い出した。(汗) 私も「美しい心」「美しい暮らし」「美しいまち」を目指したい。
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2012年02月04日(土) ■ |
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彼らも、同じ日本列島で生きているかけがえのない仲間です。 |
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映画「日本列島 いきものたちの物語」(出田恵三監督)から。 公開日初日、初回の上映時間に合わせて、映画館に足を運んだ。 今年、楽しみにしていた映画の1つであったから・・。 「えっ、これが日本?」と疑いたくなるほどの風景と、 CGと見間違うほどの景色の移り変わりが、私を驚かせた。 屋久島では、猿が落とした木の実をシカが食べるといった、 日本列島ならではの、いきものたちの「絆」も紹介されていたし、 ストーリーとはまったく関係のない、いわゆる「間」の部分でも カタツムリが葉っぱを移るシーンや雲の流れなど、 撮影だけでなく編集にも手を抜かない、製作スタッフの気持ちが 観ている私たちを喜ばせたのだろう、あっと言う間の95分である。 世界のいきものに関する映画は、何度となく観てきたが、 日本列島に絞った「いきもの」と考えると、貴重な映像が多い。 私が心の中で「頑張れ、メダカ!!」と叫んだ直後に、 ナレーターの黒木瞳さんが「頑張れ、メダカ!!」と呟いた時、 隣に座っていた妻には申し訳ないが、妙に嬉しかった。(笑) この作品を思い出すため、ラストシーンに流れた台詞を残したい。 「彼らも、同じ日本列島で生きているかけがえのない仲間です。」 そう、日本列島には人間だけが住んでいるわけではない。 「日本列島ならではの、人間も含めた、いきものたちの絆」、 世界に胸を張って紹介したいものである。
P.S 「共同プロデューサー・小野泰洋」は、私の幼なじみ。 彼の名前をエンドロールで確認して、妻に自慢してしまいました。 「あいつ、いい仕事してるなぁ」、私も負けられないな・・(汗)
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2012年02月03日(金) ■ |
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今年の節分は、いつもより待ち遠しかった |
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今年は絶対、豆まきするぞ、と早く帰宅した。 昨年の節分、もう近所のどこの家でも豆まきの声がしないし、 我が家は、子どもも大きくなっていないし、 そもそも、52歳の私が「鬼は外、福は内」と声を出すのも 恥ずかしいから・・と小さい頃から長年続けてきた豆まきをやめた。 その時は何も感じなかったが、こうして1年を振り返ると、 家族が大病したり、愛犬が亡くなったり、と悲しいことが続いた。 ただの「偶然」と片付けるのもいいが「恥ずかしい」を理由だけで 節分の豆まきをやめた自分を責め続けた。(汗) だからこそ、今年の節分はいつもより待ち遠しかった。 「豆まき」というよりも「鬼やらい」「追儺(ついな)」の表現の方が 立春の前夜、悪魔を追い払い、福を呼ぶ神事に相応しい気がする。 旧暦では「立春イコール新年」だったから「節分イコール大晦日」。 そういう意味では「立春」は1年の始めでもあったから 「節分」は新しい年を迎える大切な行事でもあったに違いない。 明日からは、手紙、メール好きの私にとって 「立春とは名ばかりで、まだまだ寒い日が続きますが・・」 と書き始める手紙のシーズンでもある。(笑)
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2012年02月02日(木) ■ |
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マナーモードではなく、電源をお切りください |
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裾野市制施行40周年及び裾野市民文化センター開館20周年記念事業 「ウクライナ国立オデッサ歌劇場管弦楽団」演奏会から。 ピアノ演奏は、1989年生まれ、金子三勇士(みゅうじ)さん、 さらに「オール・チャイコフスキー・プログラム」とあって、 約1,200席の大ホールを埋め尽くした観客は、 生の演奏に心が震えるのを押さえ切れずに、拍手を贈り続けた。 私たちが慣れていないのか、拍手をやめるタイミングがわからず、 指揮者や演奏者は、何度も舞台に出たり引っ込んだり・・。(汗) ところで、今回の素晴らしい演奏会を支えたフレーズがある。 演奏前から、キラリと光った主催者のご案内が2つ。 入り口で渡されたパンフレットには「コンサート一口メモ」と題し、 「拍手のマナー」や「本日のコンサートの聴きどころ」が記載。 これによって、時々気になる、楽章と楽章の間の拍手は起きなかった。 また、通常なら「携帯電話をお持ちのお客様は・・」と告げたあと、 「電源をお切リになるか、マナーモードにするようお願いします」なのに、 今回は「(携帯電話は)、マナーモードではなく、電源をお切りください」。 演奏中に、たったひとりでもほんの短い間でも、携帯電話がなったら、 単に「不注意」ではすまされず、この演奏会が台無しになる、という スタッフの意気込みが感じられたフレーズである。 曖昧な表現ではなく「はっきり言い切ること」の大切さを教えられたし、 演奏者も観衆もスタッフも、誰もが素晴らしかった演奏会であった。
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2012年02月01日(水) ■ |
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今の私があるのは、この逸品のおかげです。 |
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書籍「戦士の逸品」 (テレビ東京報道局編・日経ビジネス人文庫刊・201頁)から。 テレビ番組(テレビ東京・BSジャパン)の書籍化らしい。 日本を代表する経営者たちが過去に格闘した日々を振り返りながら、 ビジネス戦士たちの苦しい時代を支え続けた逸品を紹介している。 ■戦士はこれで、チャンスをつかんだ ■戦士はこれで、自らを奮い立たせた ■戦士はこれで、傑作を生んだ 電卓からポーリングの球、そろばんなど、いろいろな逸品があるけれど、 共通しているのは「愛着」があるってこと。 「壊れるまで使います、だって僕の人生の一部だもの」 「これが私の原点ですから。」と堂々と紹介している姿が眩しい。 そんな内容をワンフレーズにするメモを探していたら 「今の私があるのは、この逸品のおかげです。」となった。 人生を変える「人」との出会いがあるのと同じように、 人生を変える「モノ」との出会いがあるのも頷ける。 誰にも、自分だけの宝箱にいれてある逸品があるはずである。 もう一度、自分の人生を振り返り、自分というものを支えているモノに 興味を向けてみたらどうだろう。 私の場合・・何でも書き込んでしまう「手帳」かな。
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