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2011年09月30日(金)
「出来ない」のを環境のせいにしない

書籍「なでしこの教え」(あきらめない心を作る50の教え)
(早草紀子著・武田ランダムハウスジャパン・142頁)から。
16年以上、なでしこを取材してきた彼女が、
写真も撮り文も書いているからであろうか、妙に迫力があった。
いくつかメモしたフレーズの中で、私は
「『出来ない』のを環境のせいにしない」を選んだ。
仕事でもつい言い訳に使ってしまう、自分の置かれた環境。
彼女たちは、男子のサッカー(Jリーグ等)と比較しても、
その環境は、今でも見劣りする。
しかし「だから勝てません」という言い訳は聞こえてこない。
この立場では・・このメンバーでは・・この仕事量では・・
言い出したら切りがない、社会人の「出来ない」理由に対しても
「まずは、その環境下で結果を出すことを考えることが大事」と
冷静にまとめている。
少なくとも「出来ない」理由は、自分を取り巻く環境ではない、
自分の努力不足にあることを、常に自覚したいものだ。



2011年09月29日(木)
おい、あさりが入ってねぇじゃないか

飲み会の帰り、先輩がラーメン食べたい、というので
一番近いラーメン屋へ千鳥足で向かい、席に着いた。
当然のように、ラーメン食べる前に「ビールと餃子」、
お腹が膨れたところで、ラーメンの注文。
面倒くさいからと、みんな同じ「あっさりラーメン」を頼み、
運ばれてくるまでに、またまたビール。
やっと来たかと思ったら、先輩の一言で大爆笑。
「おい、あさりが入ってねぇじゃないか」(笑)
驚く従業員に「いいからいいから・・」となだめながら、
「先輩、すみません。これネタにさせていただきます」と
おもむろに携帯電話を取り出しメモをした。
この表現で面白さが伝わるだろうか、と心配だけど、
こればかりは誰かに伝えないと、私の頭から離れそうもない。
「ヨガ教室」と「洋画教室」の間違い、と同レベルかな?



2011年09月28日(水)
さぁ、美しい蝶々に変身よ

「3人のエンジェル」(ビーバン・キドロン監督)から。
「チャーリーズ・エンジェル」と間違えて、観てしまったが、
結果的には、面白かったし、元気がもらえたから良しとしたい。
「ドラッグ・クイーン3人が、
全国大会へ向かう途中立ち寄った田舎町を優しさと心意気で
活気づけていくロード・ムービー」の説明に、納得ができた。
時には、私が理解しにくい分野を、こうも簡単に説明してくれる。
「男が遊びで女装するのは、女装趣味。
女性への変身願望が高じて、チン切り手術をするのが性転換者。
ファッションにこだわって派手に着飾るゲイがドラッグクィーン」
なるほど、わかりやすい・・とメモが増えたのは言うまでもない。
その中で選んだ台詞は、彼女ら(彼ら?)が、変身していく時の気持ち。
鏡の向こうにいる、変身前の男の自分に言い聞かせる魔法の台詞。
「さぁ、美しい蝶々に変身よ」
そうか、そんな気持ちで、男から女へ変身していくんだなぁ、と
ちょっぴり理解できた。
また「人生を楽しめない女装坊やはドレスを着ただけのガキよ」と
中途半端な気持ちで、ドラッグクィーンの世界に飛び込もうとしている
少年に対して、厳しい言葉をぶつけるシーンも、印象的である。
どんな形でもいい、他人に何と非難されてもいい、
この世界は「人生を楽しむ」ことが前提条件よ、と諭しているようだ。
意外と多くのことを学んだ作品である。



2011年09月27日(火)
SMC48

日本全国「○○○48」が溢れている。
本家本元の「AKB48/SKE48/NMB48/SDN48」を始め、
自分たちで勝手にネーミングをして楽しんでいる人たちがいる。
まさか、こんな「○○○48」は、ないだろう・・と検索すると
意外や意外、ヒットする時代である。
もはや「便乗させてもらっちゃおう」と割り切った方がいい。
ポスター、パンフレットなどに「○○○48」の文字を見つけると
勘違いして、来場しちゃう可能性もあるから・・(笑)
気になる一言の「「SMC48」は、私の考えたネーミング。
(ShiMizu-Cho)の略。静岡県駿東郡清水町の「SSS」よりはいいだろう。
ちょうど今年は「町制施行48年」だから「清水町48」の略(のつもり)。
実は、行政担当にもこんな遊びが欲しいと思っている。
もちろん著作権に引っ掛からない範囲が大前提だけど、
国民目線で「ネーミング」を楽しんでも悪くない。
「お固い公務員」の「名誉挽回・汚名返上」といきたいところだ。
やばっ、急がないと「SMC49」になっちゃう。(汗)



2011年09月26日(月)
変わりたいと思うなら、今しかないよ

テレビ番組「百年旅行」(Jリーグのある風景)から。
なでしこリーグ「日テレ・ベレーザ」の下部組織である
「日テレ・メニーナ」の女性指導者、寺谷監督の特集だった。
女性なのに「鬼軍曹」と呼ばれ、厳しい指導で、
全日本へも何人も送り出している彼女の言葉は重たかった。
「メニーナ」とは、ポルトガル語で「少女」を意味する。
メンバーのほとんどが、中学生・高校生の彼女たちに
「1回の失敗で学べ」と激を飛ばしながら指導する姿は、
多くのノウハウとして、私の印象に残った。
意外だったのは「選手目線ではダメ」という視点。
「指導者は指導者の目線」で・・これは大変参考になった。
そして、一番多感な時期の彼女たちに、こう呟いた。
「変わりたいと思うなら、今しかないよ」
このフレーズは、一見冷たいような気がするが、
ここで変われなければ、(今、必死になれなければ)
これから先のことを考えたら、辞めたほうがいい、という
鬼軍曹からのメッセージにも受け取れた。
一番伸びる時期だから、一番変われる年代だから、
彼女のメッセージは、私の胸に響いた。
いつか私も、この台詞を職場で使ってみたい。



2011年09月25日(日)
月給分だけで仕事をしたら、文化は広がらないんです

先日話題にした「神津善行の面白音楽講座と音楽会」、
司会進行役の神津善行さんが、最後に嬉しいことを言ってくれた。
「この施設で、このコンサートが、こんな価格で提供できるのは、
佐藤さんという女性館長の熱心さ、あの人の魅力があればこそ。
これからも、みんなで館長を盛り立てていきましょう・・」と。
私も彼女のバイタリティ溢れる行動力に刺激を受け、
お手本にしている方なので、自分のことのように嬉しかった。
そして、神津さんはさらっと付け加えた。
「月給分だけで仕事をしたら、文化は広がらないんです」
そうそう、私も同じ意見です・・・とメモを取り直した。
文化を広げるには、何十億もする箱モノ(施設)ではなく、
そこに働く職員の意識次第なんです、と自分なりに解釈した。
文化は長く続けていくことで、心に溜まっていくもの」、
そんなフレーズが私の心に響いた。
私も、あの人がいたから、と言われるように、努力しようっと。



2011年09月24日(土)
僕は、遅刻する人は信頼できない

書籍「心を整える。勝利をたぐり寄せるための56の習慣」
(長谷部誠著・幻冬社刊・233頁)から。
内容全体は、ちょっと「若いなぁ〜」って感じたけれど、
要所要所で「私も同感」と思える考え方に出会った。
特に「時間」に関しては、若いのにこんな考え方をするのか、と
羨ましく思える考え方である。
私が長年悩んで、たどり着いた結論なのに。(汗)
彼は「僕は、遅刻する人は信頼できない」と言い切っている。
「時間に遅れるのは、どこかに本気で取り組んでいないという証拠だ。
きつい言い方をすれば、
周りに対する尊敬の念が薄いと思われても仕方ない。
またそういう準備不足の人間がひとりでもいると、
組織の士気にも影響を及ぼす」と書いている。
さすがに若くしてキャプテンマークをつけただけあるな、と
妙に感心させられた。
サッカーだけでなく、仕事でも同じことが言える。
仕事の開始時間に遅れなければいいのではなく、
開始時間に100%の力が発揮できる状態にするために、
何分、いや何十分前に出社して、体制を整える心構えが大事である。
体育会系で育ったためか「私も、遅刻する人は信頼できない」



2011年09月23日(金)
甲斐性のある女性がいい

わが町の若手議員の結婚披露宴に出席した。
プライベートなことなので迷ったが、
やはり記録に残しておこう、と思う。(いい意味で・・)
主賓は令夫人を伴ってご臨席の
環境兼内閣府特命担当大臣・細野豪志代議士。
民主党政権前からのお付き合いらしい。
そんな代議士と彼との会話の一部を、挨拶で紹介された。
代議士の「どんな女性がいいんだ?」の問いに
「甲斐性のある女性がいい」と答えたエピソードには笑えた。
「甲斐性」とは、物事をやり遂げようとする気力、根性。
また、働きがあって頼もしい気性。多く、経済的な生活能力をいう。
「甲斐性のある息子」のように使う。
逆に「甲斐性無し」とは、
意気地のないこと。頼りにならないこと。また、その人。
「いつまでも親のすねをかじる甲斐性なし」のように使う。
本来女性が「甲斐性のある男性がいい」というように使うが、
4年に1度、失業する可能性がある地方議員らしい、と思った。
さすがに大臣、笑いのツボも心得ている。
彼が、立派に成長したと感じているからこそ、こんな話が活きてくる。
レベルは違えど、国民・町民の幸せを願い、
東奔西走する両議員の、今後の活躍を期待したい。



2011年09月22日(木)
すご〜い、こんなことになっていたんだね

台風15号の通過に伴い、被害状況を確認しながら・・と考え、
いつものように、徒歩で通勤をしたが、風景がなぜか違う。
竹箒を片手に、朝から掃除している人たちが目についたから・・。
何かインパクトのある言葉に出会いたいな、と思っていた矢先、
柿田川公園入り口ですれ違った、自転車通学の女子高校生が、
信号待ちの友達に話しかけていた。
「すご〜い、こんなことになっていたんだね」
彼女たちが目にした光景は、樹木は何カ所も折れて歩道に散乱、
葉っぱは国道1号の車道に広がり、前日の台風の凄さを物語っていた。
たぶんテレビで台風状況を見ながら、強く叩き付けるような雨音と、
時折、ガタガタと吹き付ける風音に、それなりの不安はあったものの、
まさか、テレビでは台風被害が放送されない、自分の住む町に、
こんなに影響があったとは想像もしなかったのだろう。
彼女たちの驚きの声が、私には印象に残った。
軽いノリの台詞ではなく、何年経っても思い出せる一言として、
この台詞を残したいと思う。



2011年09月21日(水)
計画停電と(突然)停電は、似ているようで別物

夕方から、台風15号に備え、水防体制の職場待機、
それから招集がかかり、雨と風の様子を分析しながら、
本部職員とともに夜9時半頃まで。
汗と雨でびっしょりの身体で帰宅したら「停電」。
遅い夕食も、ロウソクと懐中電灯の光の中で取ることに。
そこで感じたのは「(突然)停電」の不便さ。
今年の春先、不満だらけだった「計画停電」は、
今考えれば、約2時間ほど我慢すれば済む「停電」。
今回は、いつ復旧するかわからない「停電」。
同じ「停電」なのに、気持ちの余裕が違った気がする。
そう考えると、私たちが努力してきた「節電」なんて、
胸を張って自慢することではないな、なんて思ったりして。
結局、帰宅してから書こうと思っていた「気になる一言」も
無線LANのPCでは、ルーターが作動せず、早寝と決め込んだ。
停電を敏感に感じたのは、愛犬・ダックスフントのジェイク。
犬なりに「不安」を感じていたのだろうか、鼻ですすり泣き。
いつもと違って落ち着かない。
自宅にいて、気になる一言を書けなかった記録として、
「計画停電と(突然)停電は、似ているようで別物」の言葉を
残そうと思う。(翌日ですが・・)



2011年09月20日(火)
今日来た人は、ラッキーですね

先週末「神津善行の面白音楽講座と音楽会」
ロシア・日本・オペラ歌手による「歌の饗宴」を聴きに
裾野市民文化センターに足を運んだ。
出演者は、ソプラノ歌手、高橋薫子さん
テノール歌手、ミハエル・ラティシェフさん。
人間の声って、鍛えるとこんな声が出るのか、と
ただただ驚きの連続であった。
私には、その日その時の声の調子がわからないけれど、
司会進行役の神津善行さんが、こう説明してくれた。
「今日来た人は、ラッキーですね。
二人とも、声の調子が上り調子ですから」・・
人間だから、当然、好調・不調があるだろうけれど、
音楽の専門家である神津さんから、
「今日は、今まで聴いてきた中でも特にいいですよ」と言われ、
なんだか得した気分になったから、不思議である。
もちろん、素人の私が聴いても格が違うなぁ、と感じた2人の、
上り調子の声を聴いたからだろうが、
帰りは、幸せな気分になってハンドルを握った。
観客を喜ばす「今日来た人は、ラッキーですね」は、
いろいろな場面で応用がききそうだ。試してみたい。



2011年09月19日(月)
多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛する日

敬老の日、のんびり自宅で過ごしたが、敬老ネタを1つ。
「敬老」とは、辞書によると「老人をうやまうこと」
これは間違いない。
しかし、敬老の日は、国民の祝日に関する法律第2条によれば、
「多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う」
ことを趣旨としていることがわかる。
この違い、敬老の日だからこそ、書いておきたいと思う。
ただ単に、長く生きただけで「敬老の日」だから、と主張するのは、
ちょっと違うかな、ということ。
「こどもの日」「成人の日」があるのに「敬老の日」がないのは
おかしいと声を上げ続け、誕生した祝日と知って納得した。
このため、日本以外の国にはないらしい。
日本は、敬老の日を作らなければ、老人を敬うことを忘れる。
日本以外は、そんな日を設けなくても、常に「敬老」を実践する。
この違いは、恥ずべきことかな、と感じている。
高齢者は「多年にわたり社会につくすこと」を意識し、
若者は「そんな老人を大切にし、年寄りの知恵を借りること」を
意識していれば、こんな日はいらないのに・・と思う。
自分だって、そのうち「高齢者の仲間入り」だからこそ、
社会のために尽くすこと、いつも意識しなくちゃなぁ。



2011年09月18日(日)
豊かな社会とは・・

私の考える「豊かさ」って「選択肢が多い」ってこと。
もちろん、選択肢が少なくても、幸せな生活は送れるし、
「豊かさ」が、幸せとは限らないけれど・・。(汗)
メル友のプログで見つけた「豊かな社会」の定義は、ちょっと違う。
「豊かな社会とは、自分の理解できない価値観に基づいたものが、
たくさんある社会のこと」
だから「異質なものは基本的に認めるという」スタンス。
なるほどなぁ、うまい表現だなって、メモをした。
誰もが同じ価値観しか持たなければ、それは逆に怖い。
どこかの国のように、強制的に同じ価値観にさせられている場合、
それは「豊かな国」とは、言えない気がしているからだ。
これからの国づくり、まちづくりでは、
改めて「豊かさ」がキーワードになる気がしている。
もちろん「モノが豊か」ではない、違った意味の「豊かさ」。
自分なりに定義を持っていないとなぁ。



2011年09月17日(土)
人生はまるでネット上のボールだよ

映画「マッチポイント」(ウッディ・アレン監督)から。
主人公クリスが、元プロテニス・プレイヤーだったためか、
物語の要所要所に、テニスに関わる単語があり、
へぇ〜、こんな使い方が出来るのか・・とメモが増えた。
飲食の後、会計をしようと伝票に手が伸びると
「フォアハンドはどけろ」なんてフレーズが出てくる。
ある女性を積極的に口説こうとすると
「あなたって攻撃的なゲームをするのね」
「運より努力よ」と堅実な人生を歩もうとする人たちに
「努力も大事だが、運を軽くみちゃいけない」と諭す。
そんな中で、やはり際立っていたのは
「人生はまるでネット上のボールだよ」である。
このフレーズこそ、冒頭のテニスシーンから
ラストの大どんでん返しまでと、延々と貫かれている。
ボールがネットにかかり、どちらに落ちるか、
これは努力ではなく、まさしく運であろう。
ただし・・手前(自分側)に落ちたからって、不運とは限らない。
なるほど・・人生と同じだ。



2011年09月16日(金)
みんな、仲間じゃないか

映画「11ぴきのねこ」(前田庸生アニメーション監督)から。
先日、わが町の16ミリ同好会が開催した、おやこ映画会の作品であるが、
非常に多くの親子が集まり、私を驚かせた。
調べてみると「11ぴきのねこ」は、馬場のぼるさんが著作した
絵本シリーズのアニメ版らしい。
しかも、アニメ版は現在リバイバル上映は一切無く、
ビデオとDVD等の発売されていない幻の名作となってしまった作品。
それを同好会の方々が、カタカタ回る16ミリ映写機で上映してくれた。
11匹のねこたちが力を合わせ怪魚を捕まえる物語で、
リーダーのトラネコ大将の声が、郷ひろみさんだったので笑えた。
さて、気になる一言は、11匹いることによる集団心理と言うべきか、
バラバラになった時の「みんながいてたくれたらなぁ」であったり、
団結力を生む「みんな、仲間じゃないか」のフレーズを選んでみた。
実は、管理職になった私が、今でも時々使う台詞だったので、
メモを整理しながら、ニンマリって感じである。
私は「仲間」って単語に弱いことが実証された作品とも言えるなぁ。

PS.
上映前と休憩中の間、私も夢中で観ていたTV番組
「マルモのおきて」主題歌「マル・マル・モリ・モリ」を
BGMで流したら、本当に多くの子どもたちが踊りだし可愛かった。



2011年09月15日(木)
「ファルマ」って意味、教えて

「富士山麓先端健康産業積」と訳していた「ファルマバレー」。
静岡県東部地域を中心に、県が推進するプロジェクトのこと。
英語では「pharma valley」と綴る。
しかし驚いたことに「pharma」という単語がみつからない。
類似で見つけた「pharmacy」意味は、薬局。薬店。
読み方も「ファーマシー」、「ファルマ」と読む単語がない。
ホームページには「ファルマとは、医薬を意味する言葉ですが、
このプロジェクトは、もちろん医薬だけでなく、
広く健康関連の産業や技術を対象としています」とあるが、
納得のいく説明ではない気がする。
「恵まれた交通インフラや自然環境、健康関連産業の集積を背景に、
世界レベルの高度医療・技術開発を目指して先端的な研究開発を促進し、
医療からウエルネス産業にいたる先端健康産業の振興と集積を図るもの」
こう書かれた説明にも「ファルマ」の意味にはほど遠い。
これからも、関わりを持っていく構想・プロジェクトだからこそ、
自分の中でスッキリとした理解がしたい、そう思っただけ。
誰か「ファルマバレー」について説明をしてくれないかなぁ。



2011年09月14日(水)
今年の秋は「夏バテ」より「節電バテ」

以前「夏バテ」って言葉は、夏の暑さを超えた秋に出る症状、
夏バテは暑さでばてるのではなく、夏の疲れが秋に出ること。
そんな日記を書いた気がする。
しかし、インターネットや辞書によると、
「夏の暑さで疲れ、動作や思考力が鈍くなること。夏負け」とあり、
医療のホームページには「夏バテは病名ではなく、
夏季の疲れに起因するもろもろの慢性的な病態の総称。
すなわち胃腸症状からメンタルヘルスの症状まで多種多様」と
詳しい説明があったので、まんざら、秋のことでもなさそうだ。
でも・・・私の解釈によれば、これからが「夏バテ」のシーズン。
夏の間、出来る限り電灯を消し、射し込む太陽光で仕事をしたので、
なぜか、いつもの秋より目がかすむ。
ディスプレイに「自然光」は、バランスが悪いようだ。
昨年より暑くないはずなのに、ビールばかり飲んでいたから、
メタボリックが進んだ気もする。
これら症状を私は「節電バテ」と呼んでみたい。
節電しても、身体を壊しては意味がない気がするのですが・・。



2011年09月13日(火)
マンデラに会えばわかる

映画「マンデラの名もなき看守」(ビレ・アウグスト監督)から。
マンデラとは、もちろん「南アフリカ初の黒人大統領となった
ネルソン・マンデラ」のこと。
彼の担当となった白人看守が、彼の発言・行動に触れることで、
人間の大きさ、懐の広さを感じたのだろう。
「昇進より大事なことがある」と言い切り、昇進を棒に振る。
妻に「なぜ、こんなことになってしまったの?」と問いつめられた時、
「マンデラに会えばわかる」と言い返すシーンがある。
この場面が、私には一番印象的だった。
その後も彼は「黒人びいき」と白い目を受けながらも、
マンデラの理解者として、看守と接していくのだが、
反政府運動の指導者の魅力に惹かれていく姿が映し出される。
そして1990.2.11、27年ぶりの自由を得たマンデラを、
看守の奥さんが初めて目にするシーンへと続く。
その時、夫の言った「マンデラに会えばわかる」の意味が
彼女には理解できたのだろう、とても優しい顔になっていた。
派手なアクションもない、静かな映画だが、素敵な作品である。



2011年09月12日(月)
プロジェクトに必要なもの「金・知恵・情報・人脈・汗」

書籍「非常識力」(中村文昭著・PHP研究所・223頁)から。
彼は、経験から感じ取ったのだろうか、
「プロジェクトに必要なもの」を、こう説明している。
「お金を出す人、知恵を出す人、情報を出す人、
人脈を出す人、汗を出す人」が必要だと。
なるほど、とメモをしながら、私の知る限りの組織に当てはめると、
どれも、大切な人たちであり、どれが欠けてもいけないことがわかる。
ひとり何役をこなすのもいいが、出来れば違う人がいい。
言い換えれば、最低5人が本気になれば、
そのプロジェクトは成功する、と言えるのかもしれない。
同じような人ばかり集めては、プロジェクトは成り立たない。
そう読み替えてもいい。
プロジェクトなんて、大袈裟なものでなくても、
イベントでもお祭りでも、同じことが言えそうだ。
あなたの所属団体には、この5つの役割をする人たちがいるだろうか、
もう一度、組織のメンバーを見渡してみて欲しい。
そして足りなければ、出来るだけ「補充」する努力を・・・。



2011年09月11日(日)
あれは英断でした

TV番組「9.11 世界を変えた日」(NHK・BS)から。
もう10年の月日が流れたのか、と驚くばかりであるが、
マスコミも、毎年この時期に「9.11特集」が組まれ、
それを毎年毎年、目にすることで、この事件については
テロの話も含め、知った気になっていた。
しかし今回「200人以上の人がビルから飛び降りた」事実と
その衝撃のシーンや、落ちて叩き付けられた音に触れ、
あぁ〜、私は何も知らなかったな、と強く心が痛んだ。
「大統領と副大統領」は、もしものときのために、当初、
お互い離れていたほうがいいと判断し、行動していたことや、
ハイジャックされた航空機を特定するために、
アメリカ上空に飛んでいた「全ての航空機」に着陸命令を出して、
それに従わせるなど、政府のリーダーシップが浮き彫りにされた。
それを10年後に振返って、彼ら本人たちの口から出た台詞が、
「あれは英断でした」
英断とは「きっぱりと事を決めること。また、すぐれた決断」のこと。
日本も何年か経過して、あの時のあの判断は素晴らしかった、と
思える「英断」を期待したい。

PS.
ネルソン・マンデラが27年ぶりに釈放されたのは、1990.2.11でした。



2011年09月10日(土)
俺たち、気持ちはもう完全にエビフライだからね

映画「南極料理人」(沖田修一監督)から。
冒頭のシーンから「やられた・・」(笑)
最初から最後まで、目が離せないほど面白かった。
お笑い芸人出演のテレビ番組よりも、私にはウケた。
その中から、気になるフレーズを選んでみたが、
貴重な食材「伊勢海老」をどう料理するか、を
南極隊員8人で決めるシーン。
料理担当は、せっかくの「伊勢海老」だから、
「刺身でしょう、普通」と説得するが、
他の7人は「海老」と言えば「エビフライ」と決め付ける。
「でかすぎます」「他にあるんじゃないんですかね、ゆでたり」
そんな料理人の忠告にも耳を貸さず、とどめの一言は
「俺たち、気持ちはもう完全にエビフライだからね」。
仕方なく、伊勢海老をエビフライにして、テーブルに出すと
「なんか遠近感、狂うな」と呟きながら、最後には
「やっぱ、刺身だな」「うん、刺身だよ」と口にする。
これは、ホンのひとコマ。
極限の状態で生活していると、判断を迷うんだよなぁ。



2011年09月09日(金)
しもさんだけを意識していますから

先日、ある女性にこう言われた。
「しもさんだけを意識していますから」
フレーズだけ読むと、色恋の艶っぽい話になるが、
ところがどっこい・・Twitterの話。
私にTwitterを勧めてくれた1人なので、すぐフォローしたものの、
朝起きると「彼女の呟き」で、私のTwitter画面が溢れている。
「今日は、友人と○○へ来ています」「今、みんなで○○を食べています」
「今晩の夕飯は○○です」・・それをずっと丁寧に読んでいたら、
彼女のストーカーになった気分で(笑)、ちょっとヤバいなと感じた。
そこで「とりあえず、1度フォローを外してみたよ」と伝えたら、
「知人にフォロー外されたのは驚いた」と笑いながらも淋しそうだった。
(実は、呟きを丁寧に読む人が少ないようだ。(笑))
Twitterの使い方って、人それぞれだな、と思う。
毎日、生存確認の意味で「おはよう」と呟く人もいれば、
彼女のように「最新の感情・行動・居場所など」を呟く人もいる。
私みたいに、日記の更新をお知らせする手段として、呟く人もいる。
(ただ私の場合、ほぼ毎日更新なので、その必要もないけれど・・)
先日、彼女に会ったら、Twitterの呟き回数を意識しているらしい、
私に「呟きが多すぎる・・」と言われたことが気になるようだ。
そんな意味で言ったんじゃないんだけどなぁ。
みんなどんな使い方をしているんだろうか? ちょっと気になってる。



2011年09月08日(木)
(朝番組は)「隣近所との朝のおしゃべり」よ

映画「恋とニュースのつくり方」(ロジャー・ミッシェル監督)から。
やっぱり、ラブコメディは私の好きなジャンルだな、と確信した。
気になる一言は、朝の(ワイドショー)番組に対して、
キャスターの2人が口論するシーン。
ハリソン・フォード扮する、伝説的なニュースキャスター、マイクは
「朝のワイドショーが、ニュースを報道するか?
見てるのは、リモコンをなくした奴か、寝返りを打てない病人だ」と
ばっさり切り捨て「朝番組は、存在自体が問題だ」とまで。(笑)
実は、私も朝からテレビをじっくり見ることはない。
新聞、ラジオ、インターネットで情報は充分であり、
テレビの前に陣取り、ゆっくり時間を過ごしいる余裕もない。
そんな私たち(男性陣)の意見とは裏腹に、
ダイアン・キートン扮する、女性キャスター、コリーンが呟く。
(朝番組は)「『隣近所との朝のおしゃべり』よ」。
これには参った、というより納得させられた感じがした。
そういう感覚で、テレビを観たことがなかったので、
とても新鮮な表現だった気がする。
だから、ニュース番組というより、ワイドショーなんだな。



2011年09月07日(水)
アマチュアは4本脚、プロは3本脚だね

庭師さんの仕事ぶりを見て、隣で呟いた人たちがいる。
「やっぱり、3本脚の方が安定するんだよ。
アマチュアは4本脚、プロは3本脚だね」
脚立や梯子、その他、高いところの作業する時、
どんな足場を組むのが、一番、安定しているか、という話に
その場にいた人たちが共通して頷いた視点がこれ。
職人は職人の経験から生まれた知恵で、足場は「3本脚」。
植樹したばかりの細い木だって、支えるのは「3本の支柱」。
たぶん、会話だって、話題が尽きないのは、3人。(汗)
日本人は、そんな「3」という数字を昔から大切にし、
生活の知恵としてきたに違いない。
そう言えば、野球選手のサインボールは、3本の脚に載っている。
当然のように、カメラの三脚も・・・。
一番安定しているのは、やっぱり「3本」なんだな。



2011年09月06日(火)
着物の帯は補正下着の役割も?

先日の着付け教室後の懇親会で、参加したメンバーから
なるほど・・と思う意見をいただいたのでご紹介。
「日本人は、きものの帯結びや、髪を後ろで結いあげることで、
体の前後のバランスを取っていた」
この感想が妙に引っ掛かったので、私なりに考えてみた。
着物をキレイに着ている人は、姿勢が良い。
それは、誰もが思うことだが、実際に着てみるとわかるが、
実は、自然と姿勢が良くなってしまうのである。
逆に言うと、姿勢が悪くなることが出来ない。(笑)
普段の生活では、背骨が猫背に代表されるC字形になりがちだが、
帯という、一見窮屈そうにみえるものを、丁寧に巻くことで
背骨をS字形に補正している、そう理解できたからだ。
そこで気になる一言は、私の推測「着物の帯は補正下着の役割も?」
日本文化の代表とも言える「着物」が、見直されているのもわかる。
胃拡張や胃下垂、さらにはメタボリックシンドロームなども、
着物を着て、帯を巻くだけで防止出来るのでは?と期待してみたり。
この効用、私が実験台になって、もう少し調べてみようかなぁ。



2011年09月05日(月)
スキのない装いは、出来る女を引き立たせる

映画「ワーキング・ガール」(マイク・ニコルズ監督)から。
さすが1988年アメリカ映画、(ハリソン・フォードが若い(笑))
女性のヘアースタイルからファッションまで、
25年前ってこんな時代だったよなぁ、と思い出しながら、
特に、コンピュータが古すぎて笑えた。
(ディスプレイにグリーンのギザギザ文字が懐かしい)
さて、今回の気になる一言は、
「スキのない装いは、出来る女を引き立たせる」
作品の中では、シャネルの言葉として紹介されていたが、
妙に納得してメモしてしまった自分が可笑しくて。
管理職の仕事をしていると、どうしても部下の服装が気になる。
男性でも女性でも、仕事と家庭(プライベート)との切り替えを
朝の身支度でするはずだから。
それがそのまま、仕事の意欲として表れる気がする。
朝の出勤時間から装いまで、管理職のチェック項目は多い。
気になる一言を裏返せば、こうも言える。
「スキのある装いは、出来ない女を引き立たせる」
厳しいようだが、もう一度、なるほどなぁ、とメモに追加した。



2011年09月04日(日)
男は、着物姿の女性に弱いです

働く女性の会・ATG8月例会(9月だけど・・)は
『和装・カンタン帯結び 粋な大和なでしこ大作戦』。
講師は、井村雅美先生(小林豊子きもの学院 静岡学院長)
さすがの私も、女性陣の着付けを目の前でみる勇気もなく、
袴の着付けを教えていただけるということで、
例会終了間際に、のこのこと会場に脚を踏み入れた。
題して、特別講座「しもさん(だけ)の袴着つけ講座」。 
一巻きごと、丁寧に締めることで、背骨が伸びてくること、
身体が喜んでいることを実感として、味わうことができた。
さて「気になる一言」は、2次会・懇親会での私の台詞。
自己紹介・近況報告をしながら、最後に本音を付け足した。
「男は、着物姿の女性に弱いです」
さらに付け加えるとすれば「あなた」と呼ばれ、
髪の毛をアップでもすれば、もうイチコロです・・。
(この表現、女性差別ではありません、あしからず)
単純かもしれないけれど、それだけ女性の着物姿は魅力的、
そう解釈して欲しい。
結婚式でも、お葬式でも、着物姿の女性が多い式は、
式自体の格が上がるのよ、という先生の呟きは、的を得ていた。
着物姿の女性、もっと増えて欲しいなぁ。(男もだけど・・)



2011年09月03日(土)
「節電」の次は「節食」

今年の夏は、国民みんなで「節電」に取り組んだ気がする。
そして「節電」も、やれば出来ることを世界に実証してみせた。
せっかく根付いた、この「節〜」を、違った視点でも活かしたい、
そう考えたら「節食」しか浮かばなかった。
食べる量へ減らせば、食料自給率は上がるんじゃないかと思って。
食料自給率とは、1国内で消費される食料のうち、
どの程度が国内産でまかなわれているかを表す指標。
日本の食料自給率(平成22年度)は、カロリーベース総合食料自給率で39%、
生産額ベース総合食料自給率では69%となっている。
(なぜか、世界で日本だけ、カロリーベース総合食料自給率を発表している)
残飯率はたぶん世界一なのだろうから、これからは、残さない・・
を念頭に「節食」をしたらどうだろうか。
電気と同じように「15%節食」を目標に・・。(笑)
なかなか進まない「地産地消」よりも、より現実的な取組みと言える。
飽きるほどたくさん食べることを意味する「飽食」から、
美味しいものを少量、丁寧に、ゆっくり食べる「節食」へと移すだけ。
もちろん、健康にもいいだろうし、食費の減により、家計も助かる。
電気代より多額な食費を節約するだけでなく、残版も減らす。
だから私は「食育」を前提にした「節食」を提案したい。



2011年09月02日(金)
被害がなければ、自然現象

いつものように、メモを整理していて見つけたフレーズ。
たぶん「台風」「地震」に対するメモだと思う。
大きな被害をもたらした「東日本大震災」、
これが、どんなに大きな地震でも、国民に被害がなければ、
地球規模の「自然現象」で終わった、という視点。
台風や猛暑も、みんな「自然現象」で片付けられる。
それを忘れて、大騒ぎしてははいけないな、と思う。
地震や津波は、ちょっと予知・予想が難しいけれど、
台風や猛暑は、突然、やって来るのではない。
人間が、経験により得た知恵をもとに、シミュレーションして
被害がでないようにすることは、可能ではないだろうか、と
大雨警報が出ているにも関わらず、海に魚釣りを行ったり、
山の登山を決行したりして、遭難するニュースを耳にすると、
これは「災害」ではなく「人災」だな、とつくづく思う。
この気になる一言でも、口をすっぱく何度も書いているが、
台風の中を実況中継する放送だけは、即刻、中止して欲しい。
誰かが、怪我をする前に。



2011年09月01日(木)
原子力は、消える時のエネルギー

学習会「食品と放射能汚染」(講師・唐沢裕史氏)から。
今更・・と思うが、私の知識不足を実感したので、
学習内容の序章で知った、発電の仕組みをご紹介。
「質量の変化がエネルギーに変わる」という法則は、
学生の頃に教わった気がする。
たぶん、超有名な相対性理論で「E=mc2」だったかな。
(違っていたらごめんなさい、これしか覚えていないので・・)
火力発電は、石炭や石油などの化石燃料を燃やすことで、
その質量をエネルギーに変える仕組み。
水力発電は、段差を利用した水の勢いをエネルギーに変える。
では、原子力発電はどんな質量変化をエネルギーに変えたのか、
簡単に説明できるだろうか。
その答えが「ウランが消える瞬間のエネルギー」となる。
だから「原子力は、消える時のエネルギー」と言えそうだ。
長崎に落とされた原爆は、ウラン1グラムが消えたエネルギー、
1円玉1つ分が、消えた時のエネルギー、となるようだ。
ウランを燃やすわけじゃないからなぁ。(汗)