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2009年08月31日(月) ■ |
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この人、覚醒剤でもやっていたのかねぇ |
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ベルナール・ビュフェ美術館を訪れ、 企画展「ベルナール・ビュフェってどんなひと?」を楽しんでいたら 観光で来たのだろうか、中年の女性3人の大きな声が耳に入ってきた。 驚いたのは、この台詞。 「覚醒剤でもやっていたのかねぇ」「そうだよ、たぶん・・」 確かに、ちょっと暗い感じの絵ではあるが、そんな発想に顔が引きつった。 酒井法子さんの事件以来、なにかちょっと変わったことがあると、 「もしかしたら・・覚醒剤?」のフレーズが、会話に増えた。 いや「シャブ、やってるよ、きっと」まで露骨になってきた。(汗) それにしても、画家の表現したいことなどを一切考えず、 自分で理解できないことは「おかしいんじゃないの?」という視点、 ピカソの絵なんて観たら、それこそ、 彼は、覚醒剤の常習者にされてしまうに違いない。 美術館は観光ルートかもしれないけれど、 お願いだから、ペチャクチャしゃべりまくっての絵画鑑賞はやめて。 せっかくの絵画鑑賞、印象に残ったのがこの台詞とは・・、参った。
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2009年08月30日(日) ■ |
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井上陽水さんの「傘がない」の気分かな。 |
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久しぶりに私の雑感。 衆議院選挙の結果が出る前に、書いておこうと思う。(汗) 選挙投・開票事務をしなくなった立場だから・・。 投票時間については、低落傾向の投票率向上を狙い、 1998年6月施行の改正公職選挙法で、 原則「午前7時〜午後6時」だったのが、 「午前7時〜午後8時」に2時間延長されたのは周知の事実。 それまで、同じメンバーで1日通していた選挙事務が、 投票時間延長に伴い、選挙立会人や投票事務をする職員が、 前半・後半と分かれて、より多くの人が選挙に関わっていることは あまりの話題にされない。 (それだけ選挙にかかる費用もかかるということ・・) 「期日前投票制度」や「不在者投票制度」も、定着してきたし、 その後の開票作業を考えると深夜になることも予想される。 同僚をかばうわけではないが、開票がどんなに遅くなっても 明日の月曜日も、投票所の片付けをしながら通常事務をこなし、 週末は延期された防災訓練や敬老会、9月議会へと突入し、 疲れをとっている時間さえ与えられない。 確かに、公務員は、広く公衆に奉仕する者の意味の「公僕」だけれど、 生身の人間である。 そんな彼ら彼女らの努力があって、日本の選挙は成り立っていることを、 ちょっとだけ考えてくれたら・・と敢えて、書いてみた。 管理職の私は、選挙結果より、彼らの体調の方が気にかかる。 井上陽水さんの「傘がない」の気分かな。
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2009年08月29日(土) ■ |
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貝だから、木と違って水を吸わないんですよ |
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ATG働く女性の会、8月例会、 講師は大黒典江さん、研修内容は「トールペイント」。 この会に所属していなければ、たぶん経験することはないだろう。 そういう意味では、私にとって貴重な体験が出来る機会である。 さて、話を戻して、今回のトールペイント。 エプロン持参というので、沼津の無印良品で購入して、臨んだ。 貝殻に、絵の具で色付けをしていくだけなのだが、これがなかなか難しい。 水彩絵の具なのに、なかなか色が乾かなく困っていたら、 講師の先生曰く、「貝だから、木と違って水を吸わないんですよ」 なるほど・・とメモをした。(実習なので、メモはこれだけ(笑)) 水彩絵の具では、紙に書くものだと決めつけていた私は、 面白い発見が出来た。 逆に、この吸い込まない性質を利用して、混ぜることも出来る。 色々な表現が可能になることも知った。 出来た作品、妻か娘にプレゼントしようと思うが、 果たして、気に入ってくれるかどうか・・(汗) 私の美的センスが問われる作品だからなぁ、ちょっと緊張するな。
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2009年08月28日(金) ■ |
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壁となって民を守れ |
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映画「レッドクリフ PartI」(ジョン・ウー監督)から。 作品の中に、何度か「壁」という単語が出てくる。 もちろん、作品タイトルが 歴史に残る大激戦、「赤壁の戦い」(レッドクリフ)だから、 「桶狭間の戦い」や「関ヶ原の戦い」のように、 戦場の場所となったことは誰でも想像ができる。 しかし、それだけではない。 兵士が「壁」となって、敵の侵略を出来るだけ防ぐ、 それが、民の避難を助けることになるし、命を守ることとなる。 普段は、民の力を借りて生きている兵士、 いざとなったら、民のために命を懸けて戦う。 その「壁」というキーワードは、公務員として理解しておきたい。 民の安全を守り、安心して暮らせるように努力する。 その行為こそ、民から信頼されることなのだから。 「壁となって民を守れ」とリーダーが叫ぶシーン。 私にとっては、本当に印象的であった。
PS. 間近に迫った衆議院選挙、どんな結果になるにせよ、 新しい政権は「壁となって民を守れ」路線を期待したい。
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2009年08月27日(木) ■ |
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選挙がゲームのようだ |
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地元新聞の夕刊「いま、政治を思う(文化人に聞く)」。 発言の主は「映画監督・篠田正浩さん」。 政治は「理想と哲学語るべき」と言い切っているが、 その中で「選挙がゲームのようだ」と感想を語っている。 そして「一度、政権交代させようと楽しんでいる」と続けた。 私が感じていたことと同じだったので、慌ててメモ。 マスコミは客観的に報道しているというだろうが、 私の目には、ここまできたら・・という雰囲気を感じる。 はっきり言って、政治はゲームじゃない。 実は、各政党のマニュフェストなんて、あまり興味がない。 マニュフェストは「中期計画」、私の知りたいのは「長期計画」。 どんな国にしたい、という政党の理想・哲学を聞いてみたい。 こんなときだからこそ、22世紀の日本の将来像を語って欲しい。 そういえば「美しい国」を掲げた政治家がいた。(笑) 今では「政界を投げ出した首相」として注目を浴びているけど。 「夢のような話」を、大真面目な顔をして演説する政治家は いなくなったのだろうか。ちょっと、淋しい気がする。
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2009年08月26日(水) ■ |
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「携帯ストラップは?」「うなぎパイです!」 |
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先日、いつも持ち歩いている携帯電話が見つからず、 私は焦りまくって、直前に訪れた、ある美術館に問い合わせた。 美術館のスタッフ、落ち着いて、しかし心配そうに、 私の携帯電話の情報をテキパキとメモをしていく。 機種は?(契約会社は?)色は?・・ 私も、わかる範囲で答えていったが、最後に 「携帯ストラップは?」と訊ねられたので、 「うなぎパイです!」と答えたら「えっ?」と驚かれた。 先月、浜松のウナギパイファクトリーの工場見学で、 記念にもらった携帯ストラップは、 ちっちゃな、ちっちゃな「うなぎパイ」。(笑) 私の答え方が、単語だけで、ぶっきら棒すぎたんだな、きっと。 見たことがない美術館スタッフの女性は、 たぶん、気になっているんだろうなぁ。 でも、うまく説明できない・・とほほ。
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2009年08月25日(火) ■ |
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「残業」対策は、仕事以外の楽しみを増やすこと |
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戦後、モーレツ社員と言われた人たちは「残業」当たり前。 その後、マイホームパパが出現し、社会にもてはやされ、 残業する人は仕事を効率よく出来ないと、マイナス評価だった。 しかし最近は、仕事が出来る人ほど仕事が増えて、残業となるから、 またまた、この評価はあてにならないようだ。 さらに、ある会社で「ノー残業デー」を決めて実施したら、 他の日の残業が増えて、経費節減につながらなかったらしい。(笑) これって、笑っていられない現状かも・・とメモをした。 「残業」とは、規定の勤務時間を過ぎてからも残って仕事をすること。 また、その仕事。超過勤務。 そもそも、私は、残業自体があまり好きではない。 (既に管理職で、残業手当もつかないけれど・・) しかし、基本は、仕事を自宅に持ち帰ってまでやりたくないから、 その日やらなければならないことは、 できるだけ、職場で済ましてしまおうと、残業となることもあるが・・。 アフター5:30に、仕事以外の楽しい予定をいっぱい入れておけば、 残業は自ずから減ってくることになる。 それでも「残業」になってしまう人、絶対的な仕事量が多いと思われます。 上司に相談して、残業の少ない「生活」を・・。(汗)
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2009年08月24日(月) ■ |
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悟りを目的に座禅をするのではない |
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映画「禅 ZEN」(高橋伴明監督)から。 言わずと知れた、鎌倉時代初期の禅僧、日本曹洞宗の開祖、道元。 一般には道元禅師と呼ばれている。 その教え、考え方が、物語全体を包み、 鑑賞後、なぜか座禅をしたくなった映画である。(汗) その「座禅」、目的は「悟る」ためだと勘違いしていた。 物語中、何度も繰り返される「悟りを目的に座禅をするのではない」の フレーズが、妙に心に残った。 座禅している姿そのものが仏であり、修行の中に悟りがあるという 「修証一等、只管打坐(しかんたざ)」の禅を伝えた彼らしい表現である。 「喜びも苦しみも涙も…。あるがままに。」だけでは、理解しがたい教えも、 「あなたも坐ってみませんか」と誘うだけ。 ただただ「坐ること」により自分というものを見つめる機会となる。 積極的に「孤独」を体験することで、自分の中に「仏」を見つけることか。 当たり前のことを、あるがままに感じる 「春は花、夏ほとどきす、秋は月、冬雪さえて、すずしかりけり」 目は横につき、鼻は縦についている、という意味の「眼横鼻直」という熟語。 メモは少なかったが、約2時間、まじめに向き合った映画となった。 たまには、こういう映画もいいな。
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2009年08月23日(日) ■ |
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専属の帯同キャディさん、もっとしっかりしなさいよ |
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2日続けての「女子ゴルフ」ネタでごめんなさい。 天候に恵まれた今年の「CAT Ladies」、 書きたいことはいっぱいあるのだけれど、 直接現場に行かないと、なかなか気付かないことを1つ。 トッププロになると、専属のキャディが帯同して、 ゲーム中、いろいろなアドバイスをするケースが目立つ。 そんな中、福嶋晃子プロのキャディは、専属ではなく、 (たぶん)地元・大箱根カントリーのキャディさんだった。 白い布をかぶり、いかにも年配・・という彼女のアドバイスは、 コースの攻め方、グリーンの芝やラインの状態を的確に伝えていた。 初日6バーディ、2日目7バーディ、最終日7バーディ、計20バーディ。 特に、2日目の1番ホールからの5連続バーディを間近で観た私は、 鳥肌が立つほどの勢いがあった。 お互い何かを話しては笑い、リラックスムード満点だった気もする。 バーディをとっても、ハイタッチのような派手なアクションはないが、 お互いが信じ合っている、そんな雰囲気を感じ取れた。 惜しくも優勝は逃したけれど、福嶋プロの、何か心意気を感じた試合。 私が現場で感じたメッセージは、 女子プロと楽しそうに話すのもいいけれど、(ちょっとヤキモチ(笑)) 「専属の帯同キャディさん、もっとしっかりしなさいよ」 私は、地元の年配キャディさんに、プロ意識を教えていただいた。
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2009年08月22日(土) ■ |
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ちょっと、そこのお嬢さん・・頑張って下さい |
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早朝6時に家を出て、箱根・仙石原で開催されている 女子ゴルフトーナメント「CAT Ladies 第2日目」、 大箱根カントリークラブに足を運んだ。 勿論、お気に入りの古閑美保プロ、原江里菜プロの応援である。 スタート前のパット練習から、ずっと追っかけ。(笑) 彼女はこんな練習の仕方をするのか・・とメモしていたら、 朝から酔っぱらったおじさんが、同じくパットの練習をしていた 諸見里しのぶプロに声を掛けた。 すぐ横で聞いていて、呆れるというか、言葉がなかった。 「ちょっと、そこのお嬢さん・・頑張って下さい」 確かに、お嬢さんかもしれないけれど、ゴルフ場で、 それも現在、賞金ランキング1位の彼女をつかまえて 「そこのお嬢さん」は、さすがに笑うしかなかった。 でも酔っぱらいのおじさん・・・手招きした後、数秒後に 「頑張って下さい」と励ましていたから、メモをした。 今回、諸見里プロが調子を崩したら、このおじさんのせいに違いない。 本当は、古閑美保プロのキャップの後ろに印字されている 「午後の紅茶」について書こうと思ったのに・・恐るべし、酔っぱらい。
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2009年08月21日(金) ■ |
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低学年に、教える意味があるのか |
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昨年まで同じ課で働いていた、栄養士の復命書メモから。 正確には「低学年に、赤・緑・黄色を使って、 栄養バランスの話をすることに意味があるのか」である。 そうだよなぁ・・と感じてメモが残っていた。 大人の私たちでさえ、赤・緑・黄色の食材を バランスよく食べれば体にいいことはわかっていても、 なかなか出来ないことなのだから・・。(汗) 大人が出来ないことを、子どもに強制しても無理だろう。 10歳代の少年が、すでに老後の心配をして貯金をしているのと なんら変わりがない。 そんなことより、小学校低学年の児童は、 栄養バランスなんて考えず、出されたものを、 ムシャムシャ音をたてるくらい食べて、 食べ物(食材)の美味しさを教えてあげればいい、と思う。 素人ながらに「食育」って、そういうことじゃないのだろうか、 と思う時がある。 栄養バランスに限らず、小さい頃から教えても意味のないことが多い。 まずは、楽しい人生の生き方、時間の過ごし方を教えて欲しい。 そう思わずにはいられない、最近の教育である。
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2009年08月20日(木) ■ |
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私があなたを見ただけで好きになったら、嬉しいですか? |
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映画「ハンサム★スーツ」(英勉監督)から。 単なるコメディ映画だと思っていたら大間違いだった。 「人は見た目が9割」という本が売れ、 やはり、なんだかんだ言っても「人は見た目」だよなぁ、と 私が呟いたのは、つい最近のこと。 しかし、それはブームに流された私の判断力の甘さがだった。(汗) 異性に「私のどこが好き?」と訊ねられ、 「可愛いから」「美人だから」「格好いいから」「ハンサムだから」 の理由で喜ぶのは、まだ子ども。 「一目ぼれ」も、若いからこそ許される。 いい歳になって、一目ぼれしました・・と告白されても、 確かに、あまり嬉しくないかもしれないな。 だからこそ、この台詞を選んでみた。 「私があなたを見ただけで好きになったら、嬉しいですか?」 また「一緒にいて、笑顔になれる人って誰ですか? 私は、そういう人といたいです」の台詞も輝いていた。 予告・チラシ等で、発想の面白さだけが強調されているが、 なかなか考えさせられた作品だった気がする。 よかった、観ることが出来て、見逃すところだった・・ほっ。
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2009年08月19日(水) ■ |
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ごふじょ、どこですか? |
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市川昆監督追悼の意味で上映された 映画「黒い十人の女」(故・市川昆監督)から。 岸恵子さん、山本富士子さん、宮城まり子さん、 中村玉緒さん、岸田今日子さんら、 今では考えられない女優たちが顔を揃えていた、それも白黒。 船越英二さんも若くて、笑ってしまうほどだった。 当時の映画らしく、気障な台詞が飛び交い、 逆に、今の私にとっては新鮮なフレーズとなってメモが増えた。 しかし・・なんといっても、この台詞には勝てない。 たしかに、大女優が口にした。 (実は、若すぎて誰なのかわからなかった) 「ごふじょ、どこですか?」 う〜ん、モノクロの映像よりも、時代を感じた一言。 あっ、読者でもわからない世代が多いかも。 「ごふじょ」イコール「トイレ」 だから「トイレどこですか?」という意味なんだよなぁ
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2009年08月18日(火) ■ |
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「連立政権」での「政権選択」って? |
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本当は、政治のことはあまり触れたくないが、 あまりに、耳につくフレーズがあったので、仕方なく。(笑) 衆議院選挙が公示されて、新聞・テレビは大賑わい。 「政権交代」がキーワードになって、日本国内は熱気を帯びている。 私にとっては、党首や代表の政見放送から、各党のマニフェストまで、 じっくり比較すればするほど、わからなくなる選挙と言えそうだ。 特に「連立」という仕組みが、日本の政治を複雑にしている。 政党が違うので、セールスポイントも違うはず。 だけど「連立」という枠組み、システムの中で、協力もする。 これが、私にはどうも理解できない。(汗) 諸外国のように、二大政党なら、判断が白か黒か、だから、 政党を選ぶのにわかりやすいが、今の「連立政権」という仕組みで、 本当に国民は「政権選択」の判断できるのだろうか。 ネットで調べた、1955年以降の連立政権は、 保守連立政権、非自民・非共産連立政権、自社さ連立政権、 自自政権、自自公政権、自公保政権、自公連立政権・・こんなにある。 今回の選挙、どういう「連立」の組み方をするかもわからないまま、 「政権交代」の四字熟語(笑)が、一人歩きしている気がしてならない。 その組み合わせがわからないまま・・我々は何に対して投票するのか。 先日「比例区復活」は、落としたい人も落とせない・・ と嘆いていた人がいたことを思い出したが、 「連立」を組んで欲しくない政党・・というのは私たちは選べない。 51歳にもなって・・と怒られそうだが、最近の疑問である。 「連立政権」での「政権選択」って、どう選択すればいいの?
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2009年08月17日(月) ■ |
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社会で働いてこそ、人間の幸せが叶えられる |
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書籍「更生保護」という冊子の巻頭「ずいそう」に、 日本理化学工業株式会社会長・大山泰弘氏の話が 掲載されていて、興味深く読み終えた。 この会社、重度障害者を多数雇用する企業として注目を浴びている。 その文中、彼が禅寺の法事の席での問答がある。 「字も読めない、計算もできないほどの人は、 施設で面倒をみてもらった方が、ずっと幸せなのに、 なぜ休まず会社に来るのか、わからないのです」と彼。 それに答えて、和尚は 「人間の究極の幸せは物やお金ではなく、次の四つです。 一つは愛されること。二つは人にほめられること。 三つは人の役に立つこと。四つは人に必要とされることです。 人間はすべて究極の幸せを求めているのです。 愛以外の三つは、社会で働いてこそかなえられるものです。 福祉施設で暮らすことだけが人間を幸せにするのではなく、 社会で働いてこそ、人間の幸せが叶えられるのです」と。 私の疑問も、すっかり解決できた。 そして今、私たち日本が早急に解決しなければならない課題も、 はっきりしてきた。 国民に働く喜びを教えること。これに尽きる気がする。
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2009年08月16日(日) ■ |
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東海地震だったらよかったのに・・ |
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2009年8月11日午前5時7分に静岡県御前崎市沖の駿河湾海底で 発生した地震。 あれほどの揺れで、それなりの被害もあったのに、 気象庁による正式名称は命名されなかったため、 便宜的に、いろいろな名称が付けられているらしい。 ネットで調べると「静岡沖地震」や「駿河湾地震」などが、多いようだ。 今後も、話題にする時、どう説明すればいいのだろうか。(汗) それに引き換え、まだ起きてもいない地震に「東海地震」の名称がある。 あの揺れを体感した私にとっては、被害の大きさではなく、 是非、名称をつけて欲しいと願う1人である。 さて・・話変わって、今回の震度6弱を記録した地震、 予想される東海地震とは直接関係がないらしく、関係者は口を揃えたように、 「東海地震ではなく良かったです」とコメントしている。 それを耳にしたへそ曲がりの私は「東海地震だったらよかったのに・・」と いつものように、メモをした。 だって、何十年も前から脅かされ続けている「東海地震」が、 予想に反して、あの程度の揺れで済んだら、もうけもの・・だと思ったから。 確かに、言葉は難しい。 「東海地震」でなくてよかったのか、「東海地震」だったらよかったのか、 意味が違うことも承知の上で、書いてみた。 もっともっと大きな揺れが来ます・・と言う意味では、やっぱりあの揺れが 「東海地震だったらよかったのに・・」なんだな、私としては。(笑)
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2009年08月15日(土) ■ |
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小泉首相の靖国参拝、あなたはどう思いますか? |
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映画「靖国」(李纓( リー・イン)監督)から。 多くの映画館が上映を取りやめた作品として、興味があり、 近くの映画館で上映したらどうしても観たい、と思った。 実はそのチャンスが訪れ、メモ片手に映画館に走った。 過激といえば過激だけれど、ドキュメンタリーだから嘘はない。 多くの人が、カメラに向かって、マイクに向かって、 「小泉首相の靖国参拝、あなたはどう思いますか?」の問いに、 「公式も、非公式もない」「靖国は、アメリカでは話題にならない」 「行ったら行ったで言われる。行かなきゃ行かないで言われる」等、 感想やら持論やらを、ぶちまけている。 しかし、カメラを回しながらインタビューしているスタッフは、 同じ質問を返されても、一言も答えず、話題を変えた。 確かに製作側だけど、その沈黙が私にはとても不自然に思えた。 聴くだけ聴いて、それをどう編集しようとしたのか、気になる。 是非、私はこう思います・・くらいの主張が聴きたかったなぁ。
PS. 「靖国参拝」をしなかった首相の支持率が下がっているのは事実。 麻生首相、国民が求めているのは、外国から避難されようと、 靖国参拝をした首相が、支持率を上げていることをご存知かな? 世界に対して、強いリーダーを求めているってことですよ。
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2009年08月14日(金) ■ |
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詩歌の赤ちゃんを、みんなで育てましょう |
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今秋に開催される「国文祭」。 正式には「第24回国民文化祭・しずおか2009」。 国体の文化版、と言った方が判りやすいだろうか。 わが町は「文芸祭・五行歌」を担当し、 「五行歌の魅力を全国に発信する祭典」とも言える。 詩歌といえば、俳句・短歌・川柳・・が主だけど、 その出来てきた背景、歴史から考えて、全て同等には語れない。 そう考えていたところ、なるほど・・と思える話を耳にした。 「五行歌は、詩歌の赤ちゃん」という発想である。 言い換えれば、 「俳句」「短歌」は、既に文化として成熟している。 「川柳」も、歴史は浅いが、それなりに定着してきている。 それに比べ「五行歌」は、まだ生まれたばかりの赤ちゃん。 異論はあるかもしれないが、「俳句」「短歌」という夫婦に、 「川柳」という子どもが生まれ、その家族にまた、 「五行歌」という赤ちゃんが、久しぶりに生まれた。 そんな各々の位置づけが、私の中で整理できた。 日常の言葉を使い、五行で書く以外、制限がまったくない 「五行歌」を、詩歌の赤ちゃんとして、専門家だけでなく、 地域のみんなで育ててみようじゃないか。 それが今回の「国民文化祭」の位置づけのような気がする。 俳句や短歌、川柳より、優れている・・などと考えずに、 「詩歌の赤ちゃんを、みんなで育てましょう」がいいな。 子育てのサポートなら、多くの人が参加できるから。
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2009年08月13日(木) ■ |
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う〜ん、バツ2はどうでしょう(汗) |
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以前紹介した、高橋英樹ファミリーが出演したテレビ番組 「ボクらの時代」での一場面。 ひとり娘の恋愛、結婚の話に話題が移り、 最後には、母親が冗談交じりに 「バツイチ、バツ2でも構いませんから」と口にしたら、 すかさず父親の高橋英樹さんが、 「う〜ん、バツ2はどうでしょう(汗)」と言い返した。 何気ない家族のトークだし、気にすることもないのだが、 間髪入れず、付け足した父親の気持ちが伝わってきた。 離婚回数だけで男を判断するつもりはないが、 2回も離婚したという事実を根拠に、 「結婚」というシステムには向いていない、と考えるのは、 当然あっていいことだと私も思う。 自分の娘を、離婚で悲しく辛い思いをさせたくない、 親として子の幸せを願っているからこその発言だろう。 「2度あることは3度ある」・・昔の人はよく言った。 やっぱり「バツ2」という単語は、気になってしまう。
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2009年08月12日(水) ■ |
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妻も、子どもも、犬もいるもんで・・ |
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(まぁ、基本的にありえないけれど・・・) 異性に誘惑されたら、この台詞を使いたい。(笑) 「妻も、子どもも、犬もいるもんで・・」 実は、わが課の課長の口癖のひとつ。 最後の「犬もいるもんで・・」が効いている。 他にも、年休をとろうとして、年休請求簿を提出すると、 「え〜、淋しいじゃん」 宴席で、ビールを注ごうとすれば 「すみませんねぇ、親戚でもないのに・・」 毎回、同じフレーズだけど、妙にリズムがあって面白い。 最近はあまり耳にしなくなったけど、椅子に片足を掛け、 「俺に惚れるなよ、やけどするぜ」のフリーズも懐かしい。 言葉って、本当に面白いなぁ、と感じる瞬間でもある。 この台詞のコツは、小さい声ではなく、大きな声で言うこと。 そうすると、いやらしく聞こえないから・・。(笑) そのフレーズだけで、周りが明るくなることは間違いない。 毎日、すぐ傍で聞いている私の保証付き。 仕事は暗い話が多いけれど、職場は明るい理由がここにある。
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2009年08月11日(火) ■ |
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「1Q84」が思い浮かんだ、午前5時7分 |
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突然の大きな揺れだった。(私の住む町では、震度4) 夜明け前の薄明かりに、台風接近の大雨とともに、 稲妻の閃光が走り、不気味な光景が目の前に広がった。 その時、何を思ったのか、青豆がホテルの一室で、 リーダーを殺すシーンが浮かんだ。 どうして?って訊かれても、答えは出ない。 しかし確かに、書籍「1Q84」(村上春樹著)を思い出した。 私の頭の中で、静かであるが不気味な場面が 強烈にインプットされていたことを実感することになる。 リーダーは、たしか預言者だったし、 何かが変わる大きな前触れ、ともとれる光景だった。 大雨と稲光、そして地震・・ あまりにも必然のように、この時間に集中した自然現象、 非常に怖い。 それにしても、突然思い出した「1Q84」、 村上春樹という作家の底知れない力を感じた一日であった。
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2009年08月10日(月) ■ |
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年を取れば、好みも変わるよ。それが人生の楽しみだ |
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映画「象の背中」(井坂聡監督)から。 ある日突然がんと診断され余命半年の宣告を受けた主人公の 人間ドラマだから、何度か台詞にもあった 「死ぬまでは生きていたいんだ」を選ぼうと思ったが、 どうも、この映画にピッタリした台詞ではなかった。 今回選んだのは、会社の上司と一緒に 「そばがき」を食べながら話すシーンでの台詞。 「そばがき、初めてか?」「はい」 「まだ知らないことがあるってことは若い証拠だ。 年を取れば、好みも変わるよ。それが人生の楽しみだ」。 何でもかんでも、いつまでも若い頃と同じではつまらない。 それは、いろいろなジャンルで言えることだろう。 食べ物から、読書する本、聴く音楽、好きな異性のタイプまで(汗)、 少しずつでも成長しているんだから、好みも変わっていく。 それを良しとせず、いつまでも1つにこだわっていると、 人生は、思ったほど楽しめないぞ、そんなメッセージと解釈した。 上司は、彼の「余命半年」を知らずに呟いたが、 主人公にとっては、残された「人生の楽しみ方」を感じたはずだ。
PS. しかし・・・男ってバカだよなぁ、と思うシーンも多々。 監督、現実はこんなに甘くないぞ、って何度も心の中で叫んでいた。
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2009年08月09日(日) ■ |
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中むら寅次郎、する? |
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(全国の読者の皆さん、ローカルネタですみません。(汗)) 正確に表現すると「中むら」という北海道料理の店と 「寅次郎」という居酒屋さんのこと。 道路を挟んで、約20歩で行き来ができる。(笑) 「中むら寅次郎、する?」と言えば、 「中むら」で北海道料理と十四代などの美酒を堪能し、 その後、時間があれば「寅次郎」で 「焼酎・レモン・氷が入ったやかん」から、焼酎を飲むこと。 実は、この2店のギャップが、飲兵衛にはたまらなく面白い。 先ほどまで「f函館産のイカを炭火で炙り焼き」に唸ったと思えば、 次の店で「はずれ目」というメニューで「よっちゃんイカ」を噛む。 同じイカでも、この違い。笑うしかない。 寅次郎で、元気のいい女の子に「ご注文は?」と聞かれたら 「枝豆、当たり目、はずれ目」と「め」で韻を踏んで欲しい。 こんな言葉遊びも、また楽しいから・・。 ただ気をつけることは、お店の順番を間違えないこと。 「寅次郎・中むら」では、両方の良さを体験できないから。 (単独なら、どちらでも構いませんが・・)
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2009年08月08日(土) ■ |
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そろそろ、コースへ出られるんじゃない? |
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先日、絶句し、その後、照れ笑いをした一言である。 この時期あまりに暑いので、キャッチボールは中止し、 屋根の下で、ゴルフの素振りをしている。 さらに、キャッチボール用に張られた防護ネットを利用し、 ひとまわり大きい野球ボールを、コツコツ当てる練習。 これでも、ミートの練習には効果があると思うので、 毎日、少しずつだが、ネットを揺らしている。 そんな私の様子を見ていた先輩が、何を思ったか一言。 「そろそろ、コースへ出られるんじゃない?」 「えっ・・・・・・・」(どこまでも続く「・・・」) 確かに、ず〜っと昔、ショートコースへ一緒に行ったかも、 と思ったが、それはないでしょ、とズッコケていたら、 良く一緒にコースへ出かけている同僚は、大笑い。 今年一番の面白ネタ・・と、笑いが止まらない。 それ以来「そろそろコースへ出てもいいんじゃない?」 「あっそれじゃ、まだコースへは出られないな」と冷やかされ、 私も「今度、初めて、コースへ行くんですが、 本コースって、長いんですか?」と返す。 ゴルフを全然知らない人から見たら、 私のスイングは「ダメってこと?」。う〜ん、落ち込む。(汗)
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2009年08月07日(金) ■ |
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「故人・大原麗子」と「酒井法子容疑者」 |
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どちらも、呼び捨てですみませんが・・・ この日を思い出すには、この2人の名前で充分な気がする。 若い頃から好きだった「女優・大原麗子」さんの孤独な病死。 有名な「少し愛して、なが〜く愛して」のフレーズを始め、 あのハスキーボイスに惹かれ、就職当時、彼女の写真を切り抜き、 机のマットに挟んでいたほど、好きな女優の1人だった。(汗) バッチ製造機で、彼女の写真をバッチにしていたこともある。 「ノリピー」こと「酒井法子」さんの笑顔も、 私のお気に入りであったが、こちらも、まさか・・と呟いた。 「覚せい剤」所持で、こんなに大騒ぎするにも関わらず、 しばらくすると、また芸能界復帰するタレントを何人も知っているので、 私たちは、慢性的に「覚せい剤」に、鈍感になっていた気がする。 しかし、その重大さを感じ、行方不明になった彼女の気持ちは、 弁護する訳ではないが、どこかで押しつぶされそうになっているに違いない。 2009年の暑い夏の1日、女優・大原麗子さんが「故人」となり、 タレント・酒井法子さんが「容疑者」となったことは、忘れがたい。 大原麗子さんには「ありがとう、そしてお疲れさまでした」、 酒井法子さんには「みんなが心配しているよ」の言葉を残したいと思う。
PS. 大原さんのかかっていた難病「ギラン・バレー症候群」、 なぜか私は「頑張れ〜」と聞こえて仕方がない。
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2009年08月06日(木) ■ |
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私は糸、あなたは針。一度、通したら二度と離れない |
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お待たせ、久しぶりの木曜日・男女恋愛ネタ。(汗) 映画「ラスト、コーション」(アン・リー監督)から。 舞台は1942年、日本占領下の上海。 敵対する男女同士の恋は、観ていてドキドキさせられた。 禁じられれぱ禁じられるほど、燃えてくる気持ち。 よくある物語といえば、物語なのだが、 この映画を思い出すに相応しい台詞を見つけたのでメモをした。 「私は糸、あなたは針。一度、通したら二度と離れない」 お互い見つかれば死を覚悟しなければならないほど危険な恋、 それでも、2人は愛し合う。 う〜ん、私には、未だ理解できない・・(汗)。 しかし、離れたくない、という気持ちをうまく表現している。 男が糸で、女が針かぁ。 男はエッチだから、ちょっと違う発想なんだけどわかるかな? (針の穴に、男が糸を突っ込む・・なんて感じ(笑)) せっかくの、美しい恋愛ネタを、こんなシモネタにして、 また読者を減らすな、これは。
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2009年08月05日(水) ■ |
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「老老介護」から「認認介護」へ |
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高齢化が進み、高齢者が高齢者を介護する時代になった。 85歳を60歳が介護するケースは、当たり前となり、 それを「老老介護」と呼び、大変な時代になったなぁ、と 笑い飛ばしていたが、最近では「認認介護」へ。(汗) これは笑いごとでは、済まされない。 本来なら介護される立場の高齢者が、 現実は、もっと介護を必要とする高齢者の介護をする。 「認知症」の人が「認知症」の人を介護するとなったら、 事件へ発展する可能性さえあると思うからだ。 介護は、世代と世代が助け合う「年金」のようなもの。 そんな意識で「介護」を考えていかないと、 今後、もっと大変な時代になっていく気がする。 100歳を80歳が介護し、その80歳を60歳が介護したら、 もう「老老老介護」となる。 「認認認介護」は、考えただけで恐ろしい。(笑)
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2009年08月04日(火) ■ |
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「愛情が足りない」は、危険なアドバイス |
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ある本でメモした「発達障害」に関する話題。 子どもが犯罪を犯すと、周りは決まったように 「親の愛情がたりないんじゃないの?」と口にする。 反省した親は、悪いことをするたびに、一所懸命愛す。 それによって、子どもは「悪いことをすると愛される」と 錯覚して、悪いことを繰り返す。 悪いことをすると、親に、愛してもらえるから・・。 笑い話ではない、これが現実の世の中の一面でもある。 「発達障害」で起きた事件を「親の愛情不足」とすりかえるのは、 ますます、事態をややこしくするだけだと思う。 もちろん、一般の人に、そんな専門的な話をしても・・・と思うが、 最低限の知識を身に付けないと、何気ない一言で、 彼らとその家族を追い詰めてしまっていることを、理解したい。 「不器用な生き方しか出来ない人たちがいる」 少なくとも、それだけは覚えていて欲しい。
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2009年08月03日(月) ■ |
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私たちが世間を無視して、何が悪いの? |
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映画「接吻」(万田邦敏監督)から。 小さい頃から、周りに無視され続けてきた男が、殺人事件を起こす。 そして、殺人動機から全てに関して黙秘を続ける。 そんな犯人に親近感を覚え、ひと目惚れした女性の 破滅的な愛を描く異色ラブストーリーであるのだが、 結婚届けを出し、殺人者と夫婦になった時、世間は大騒ぎ。 どこに行っても、マスコミ関係者がマイク片手に追ってくるが、 彼女は、何事もしゃべらず、彼らを無視し続ける。 その時、彼女の口から発せられたフレーズが、 「私たちが世間を無視して、何が悪いの?」だった。 「今まで、無視されてきましたから・・」と淡々と続ける。 私は、その一言で「はっ」とさせられた。 いじめも含めて、無視が一番辛いことを誰もが知っている。 だから、みんなで無視して、いじめるのであろうが・・。 いじめられっ子の方から、無視されることは想定していない。 だから、今まで無視してきた相手から無視されると、 「何だそれ、おまえ、俺たちを馬鹿にしてんのか?」と大声を出す。 そう言うしか、おさまりどころがないからである。 出演は、豊川悦司さん、小池栄子さん、仲村トオルさんの 3人くらいしかいないのに、ちょっと考えさせられる映画だった。
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2009年08月02日(日) ■ |
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ちっちゃい頃「お雛様になりたかった」 |
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見逃した回の放送が、ネットで観られると知って、 暇を見つけては見直しているテレビ番組「ボクらの時代」から。 今回の気になる一言は「女優・深田恭子さん、 俳優・歌手・櫻井翔さん、映画監督・三池崇史さん」。 もちろん、映画「ヤッターマン」関連のメンバーである。 番組後半、小さい頃の夢の話になった時、 彼女が口にした小さい頃なりたかったものは「お雛様」だった。 「お姫様」ではない、「お雛様」である。(笑) その理由が「ずっと、ぼ〜っとしてていいから」。 これには、今までメモしてきた名台詞が吹っ飛んだ。 「でも、なってるね、そう言う意味では・・」と監督がフォロー。 「夢を叶えているかも・・」と笑いながら、撮影現場を思い出していた。 そんな夢でも叶えていた、彼女の天然ボケキャラが面白かったし、 それを支えた2人の男性が大人に見えた。 結局は、観ずに終わった映画「ヤッターマン」だけど、 この3人のトークを観たら、なんだかDVDでも観たくなってきた。
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2009年08月01日(土) ■ |
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仕事と家事が、自分の中で落ち着いてできている状態 |
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たぶん、情報源は、書籍「ミセス」だと思うが・・。 「ていねいな暮らし」特集だったはず。 気になる一言は「ていねいな暮らし」の定義である。 「仕事と家事が、自分の中で落ち着いてできている状態」。 まだその境地に達してないけれど、なんとなくわかってきた。 仕事と家事、どちらもただ忙しくこなしていくのでは、 心に余裕がなく、「ていねいな暮らし」とは言えないことは、 この定義から、一目瞭然。 「自分の中で落ちついてできている」ことが大切なのである。 周りからみると、忙しそうだったり、あわただしい事でも、 本人の中で、落ち着いてできていれば、 「ていねいな暮らし」をしている、と言えそうである。 そのためには、心の余裕が必要と理解できる。 以前「スローライフ」は、ゆっくり過ごすことでない、 「ていねいに生きること」だと定義したのを思い出している。
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