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2009年04月30日(木)
「愛してる・・」「おやすみ、でいいわ」

映画「最後の初恋」(ジョージ・C・ウルフ監督)から。
わかりやすいというか、予想しやすい展開に脱帽。(笑)
これは「マディソン郡の橋」に似ているな、
これは、どこかで読んだ話と似ているなぁ、なんて感じていた。
私の場合、ストーリーとはまったく関係ない台詞に
スポットが当たるから、気にならないけれど。
今回は、浮気がばれて離婚寸前の夫と、その妻との携帯電話。
なんとか寄りを戻したいと「愛してる」を連発する夫。
それに引き換え、冷静に「おやすみ、でいいわ」と返す妻。
この会話は、意外と私のアンテナに引っかかってしまった。
「愛してる・・」「おやすみ、でいいわ」
男と女の違いを、まざまざとみせつけられた気がしたからだろう。
リチャードギアとダイアン・レインのラブストーリーだから、
もっと素敵な台詞があったはずなのに・・とメモを見直したが、
やはりこの会話が一番、インパクトがあった気がする。
「手紙を書いていると、君の呼吸を感じる」という台詞もあったが、
手紙ネタは「P.S.アイラヴユー」に任せようっと。



2009年04月29日(水)
土曜日から始まる(土日月火水木金)カレンダー

朝風呂に入り、半身浴で汗を思いっきり流し「放電」したら、
突然、季節を感じたくなり、湯舟につかりアレコレ思案した。
その結果、選んだのは「月光天文台」のプラネタリウム。
その天文台の企画展として、毎年開催されているのが、
「世界のこよみ展」だが、これが意外と面白かった。(もう15回)
ところが、私の関心ごとは、写真や図柄よりも「曜日」の表記順。
基本的には、地域によって「一週間のはじまり」が違う。
アジア地域は、日本同様、日曜日が週のはじめ。(日月火水木金土)
ヨーロッパ地域は、日曜日が週末。(月火水木金土日)
そしてイスラム教の国(オマーン)は週末が金曜日。
すなわち「土曜日から始まるカレンダー」(土日月火水木金)
特に中近東の国々は、使用する「○○暦」すら違うし、
休日も、表記文字も違うから驚かされた。
これこそ文化だなぁ、としみじみ感じた後に観た「天体観測」は
世界どこから観ても、同じ月、同じ地球、同じ太陽、そして同じ星。
その違いに、ひとりで苦笑いをしながら、メモをした。
さて春の星座は、とりあえずおさらいしたし、
7月22日の皆既日食まで、宇宙に想いを馳せてみようかなぁ。
宇宙規模で考えると、私の悩みなんて、ちっちゃいんだから。



2009年04月28日(火)
「瓶ビールとコップ」大成功でした(^^)/(^^)/(^^)/

先日「歓送迎会だから『瓶ビール』」という一言を書いた。
それを読んだ東京の女性読者が、
「近々、組合の総会が近所の区民集会室を借りて行われるのですが、
洋間ですが、せめて「瓶ビールとコップで」と提案、そう決まりました。
お世話になった先輩方についでまわろうと思っています。
ありがとうね。」とコメントをくれた。
そして、数日後、
「今日無事に終わりました。 テーブルを四角くくっつけたんですけど 、
一カ所だけ開けて中に入れるようにし、
瓶ビールを持って新人役員が年配者についで回りました。
「瓶ビールとコップ」大成功でした(^^)/(^^)/(^^)/
次回も同じスタイルで、となりました。 ありがとうございました。」の
嬉しいコメントが再度、届いた。
新人だから、女性だから、注いで回れ、では、パワハラ、セクハラだけど、
お世話になったから、の気持ちがあれば、
注いで回ることに抵抗はなかったよ、そんなメッセージと受け止めた。
若い人たちからの提案に、年配者たちの嬉しそうな顔が目に浮かぶ。
その気持ちを形にしたのが、年配者からの「祝儀」なんだと思う。
全国に「瓶ビールとコップ」の宴会が、再び広がることを期待したい。



2009年04月27日(月)
団員のプチ情報

GW直前の日曜日、毎年この時期、
恒例の、第24回沼津ウィンドアンサンブルコンサート。
私の楽しみは、選曲・吹奏楽の演奏もさることながら
プログラム裏面に掲載される、団員のプチ情報。
個人情報だから、と敬遠される出身地や年齢などではなく、
毎年、1つのテーマに沿った情報だから面白い。
今年は「私の永遠のアイドル」。
演奏者の名前の横に続けてかかれたアイドルの名前に、
この団体が、老若男女で構成されていることがわかる。
今までも「使っているシャンプー」とか「好きな寿司」等、
観客にはどうでもいい情報なのだが、それがまた面白い。
回を重ねると、幾つかの情報がひとつの人格を形成してくる。
「メリットシャンプー」を使ってて「エンガワ」が好きで、
という具合に。
今年は、どんなプチ情報だろう?そんな楽しみもある。
さて、来年は25回の記念コンサート。
団員のプチ情報も、記念に相応しいのだろうか。(笑)
続けることの楽しさ・面白さを、教えてもらっている
「団員のプチ情報」である。



2009年04月26日(日)
お疲れサワー

ある居酒屋のメニューで見つけた、ナイスなネーミング。
見つけたときは、もう既に相当酔っ払っていたので、
何が入っているのか、記憶にない。
しかし「お疲れさま〜」と「お疲れサワー」が似ていて、
私の笑いのツボにはまってしまった。
どこの居酒屋に行っても、まずメニューを眺め、
面白いネーミングの食べ物、飲み物を探し、
知らず知らずに携帯にメモする癖は、
もう飲み会の流れの一部となっていると言ってもいい。
そんな時、どんな場面で使うと面白いか、考えるのも私の癖だ。
ある程度飲み食いをし、追加のメニューを頼んでいる時に、
誰かが「今日は、お先にあがります」の声を残し帰ろうとする。
そんな時、オーダーを取りに来た店員に向かって
「お疲れさま〜」(お疲れサワー)と、声をかける。(笑)。
う〜ん、一度、試してみたい。



2009年04月25日(土)
この歌を、くさなぎ君に贈ります

沖縄県宜野湾市出身の歌手ジョニー宜野湾さんのコンサート。
ウクレレを弾いて「ケセラセラ」を歌う前に彼が呟いた。
「この歌を、くさなぎ君に贈ります」
そして何度も繰り返す「ケセラセラ、なんくるないさ〜」の歌詞に
何とも言えない温かい気持ちを感じた。
今晩、このフレーズ、全国で多くの人が口にしているかもしれない。
もしかしたら、この動きは、国を変える力になるかもしれない、と
ちょっぴり期待してしまうほどだ。
だって、大不況で困り果てている人たちでさえ、
今回の彼はかわいそうだ、俺たちだって・・などの会話をしている。
これって、最近の日本人が忘れかけていた「おもいやり」が
復活してきた証かもしれない。
誰かのほんの些細な行動から、国民の意識が変わることはあり得る。
もちろん犯罪は犯罪だけど、それ以上に、国民の心を動かした
今回の騒動は、定額給付金以上の波及効果があるかもしれないな。
驚いたことは、酒飲みのほとんどが、経験があるという事実。
この方が、私には大きな興味として残っている。



2009年04月24日(金)
僕は、そんなに信用がなかったのか

あまり、事件、政治については書きたくないけれど、
早朝から深夜まで、草薙くんの話題でもちきりだから、
ちょっと違った視点で、この事件をとりあげたい。
法治国家での行為だから、
彼がしたこと自体を援護するつもりはないのだが・・。
家宅捜索は、やはりやり過ぎ、だと思う。
いくら、動機を調べたかったとはいえ、その行為は
彼が今まで積み上げてきた全てを崩すことになる、とは
考えなかっただろうか。
私の怒りは、彼の自尊心を国が権力を使ってズタズタにしたこと。
今回の一言は、私が草薙君だったら、どう思うか、を
心の叫びとしてフレーズにしてみた。(あくまで私の想像だけど・・)
「僕は、そんなに信用がなかったのか」
彼が、社会に対してしてきた今までの功績を無視し、
大麻でもやっているんじゃないか、と思わせるような家宅捜索。
マスコミ中心に、今後さらに興味本位の特集が組まれると思うが、
本当にそれでいいのか。
彼の心に大きな傷が残ったとすれば「人間不信」「国家不信」。
「信用されていない国」の国策(地デジ普及)には、
今後、復帰しても協力する必要なんてないぞ、と、
心の底でエールを贈ってしまう私がいた。
「一度だって許されないこと」と「二度としてはいけないこと」
「犯罪ではなく、失敗」
そんな言葉が、私の頭の中を駆け巡っている。



2009年04月23日(木)
良家の子女のたしなみです

映画「K-20(TWENTY) 怪人二十面相・伝」(佐藤嗣麻子監督)から。
久しぶりにスクリーンで拝見した、松たか子さん。
役柄は、羽柴財閥の令嬢・羽柴葉子さん。
そんな彼女の口癖が「良家の子女のたしなみです」だった。
大人の男を投げ飛ばしたり、小型ヘリコプターを操縦したりするたびに、
「あんた、すごいなぁ・・」と驚かれるが、彼女は平然とこの台詞。
茶道や華道ばかりが、お嬢様の習い事じゃないのよ、と言いたげである。
男勝りのことをやってのけ、これくらいは良家の子女として当然、と
あの可愛い顔で言われたら、ますます好きになっちゃうな。(笑)
でもこのフレーズ、誰が使ってもいいのになぁ、とメモをした。
(別に、良家の子女でなくても・・)
映画「チャーリーズ・エンジェル」でいつもの3人組が
「君たちがここまでやるとは思わなかった」と言われた時、
「よく言われるわ」の台詞をさらっと返したシーンとダブった。
こういう表現を、イヤミではなく口に出来る女性って魅力的だな。

PS.
「そうでした、じゃなく、ふつうは、ありがとうだろう」の一言も、
私には、気になる一言でした。



2009年04月22日(水)
大人と子どもの「おやつ」は違う

4月から人事異動による配置換えにより、
保育所・幼稚園の先生、栄養士の研修復命書が読めず、
ちょっと淋しい思いをしている。
さて今回は、メモを整理していたら出てきたフレーズ。
たぶん、栄養士の復命書だったと思う。
単に「おやつ」と言っても、その意味が違うらしい。
大人は、朝からずっと使ってきた脳に、
栄養を与えるために糖分を含んだ「おやつ」が必要、
しかし、胃の小さいこどもにとっては、
食事を何回かにわける意味で、
昼食と夕食の間、3時頃に「おやつ」を口にする。
大人に当たる「おやつ」ではない、と書いてあった。
念のため調べてみたら、単語としては「御八つ」。
八つ時(午後3時)に食べることから「おやつ」になった。
意味は「午後の間食」とある。
間違っても「お菓子」を食べるとは書いてない。(笑)
脳の疲れを取るために食べる「おやつ」と、
胃が小さくて、一度に消化できないから分けて食べる「おやつ」。
「カステラ一番、電話は二番、三時のおやつは文明堂」
このフレーズに、騙されたな、だぶん。(汗)
3時は、お菓子を食べるものだと思い込んでいたから。
まてよ・・カステラはお菓子じゃないな、うん。



2009年04月21日(火)
家族に手紙を書いたか?

映画「レッドクリフ PartII ─未来への最終決戦─」
(ジョン・ウー監督)から。
この作品を観ながら、私はなぜか、
日本の戦いである「関ヶ原の戦い」と「特攻隊」を思い出していた。
数では圧倒的に多い西軍を、徳川家康率いる東軍が破った事実、
また、自らが爆弾となって敵の軍艦めがけて突っ込んでいった
第二次世界大戦末期の特攻隊の事実が蘇った。
船と飛行機の違いはあるが、戦いに出る前に武将が兵士たちに叫ぶ。
「家族に手紙を書いたか?」
そして、その手紙が宙を舞った時、彼らは心を決めた。
もう思い残すことはない・・そんな気概さえ感じられたシーンが、
脳裏に焼き付いて離れない。
退路を断つ、とはこういうことなのか、と改めて考えさせられた。
ところで、台詞以外に気になったこと。
映画のエキストラ経験をしている私としては、
この作品のエキストラの人数が知りたくて仕方がなかった。(笑)
また、曹操の元へ男装して潜入していた孫権の妹・尚香は、
あんなにきれいなのに、どうして「女」とばれなかったのか。(汗)
突っ込みどころ満載の映画だったが、最後は「風林火山」。
やっぱり「兵法」だよなぁ。



2009年04月20日(月)
「すみません」から「恐れ入ります」へ

最近「どうも」とか「すみません」って言葉を使い過ぎて、
自分でも、ちょっと言葉が乱れているということに気付いた。
実は、職場では毎朝「あいさつ5則」を課員で唱和するのだが、
電話や窓口で「恐れ入ります」という単語を耳にすることが少ない。
だから今回は、意識して「恐れ入ります」の単語を使ってみた。
はじめは、照れくさかったけれど、慣れると意外といい。
ちょっと、気取ったおばさま言葉かもしれないけれど・・(笑)
気分がゆったりできるのは、不思議である。
「恐れ入る」とは、恐縮するという意味。
使い方によっては、とてもきれいな日本語なんだよなぁ。
「あいさつ5則」は
「おはようございます・お世話になります・お待たせいたしました・
恐れ入ります・お疲れ様でした」
他の4つは、口癖になったけれど、
「恐れ入ります」だけは、なかなか身に付いていない。
たぶん私自身が、使う場面を理解してないからなんだな、きっと。
とりあえず、どんな場面でも口にしてみようかな。



2009年04月19日(日)
人を隠すなら、人の中だ

映画「隠し砦の三悪人」(樋口真嗣監督)から。
物語は、戦国時代、領土争いをしている三国の話。
小国・秋月は、山名という国に攻められ陥落したが、
生き残った雪姫(長澤まさみさん)と
莫大な軍資金・黄金百貫を隠れながら、運び出すのだが、
雪姫は何度も何度も、見つかりそうになる。
(うまくストーリーが説明できず、すみません(汗))
もうダメだと思った時、真壁六郎太と名乗る侍(阿部寛さん)から、
とっさに口から出た台詞だったと思う。(役が違っていたらごめん)
「人を隠すなら、人の中だ」
物陰や暗い場所など、隠れそうな場所ほど、見つかりやすい。
一番見つかりにくいのは「人の中」だという発想が、面白かった。
私はなぜか、以前、流行した「ウォーリーを捜せ」という本を
思い出していた。
同じような服装、同じような体型、同じような人の中に混じれば、
見つけにくい、という視点は、今後、何かに使えそうだ。
覚えておいて、損はないなぁ。



2009年04月18日(土)
張本氏は「いかつい人」

日米通算3086安打を記録。
イチロー選手が、張本勲氏の日本プロ野球記録を更新した。
私の気になる一言は、イチロー選手の張本さんの人物評価。
彼は大先輩を「いかつい人」と表した。
「威厳がある」という意味とは、ちょっと違う。
「いかつい」は「厳つい」と書き、
「ごつごつして、やわらかみがない」の意味。
類語としては「ぶかっこう(不格好・不恰好)・大きい」などがある。
私の感覚では、あまりいい意味で使わない。
それをさらっと表現して、さらに
「僕たちの世代が、そのいかつい人たちを超えていかないといけない」
とも言ったようだ。
テレビ番組で他人のプレーを「あっぱれ」「喝」と吠えている、
そんなイメージが「いかつい」とダブったのではないだろうか。
言われた張本氏は、果たしてどんな感想を持ったのか、気になる。
それ以上に、イチロー選手がどんな意味で使ったのか、是非、知りたい。



2009年04月17日(金)
歓送迎会だから「瓶ビール」

前年度、所属していた課の歓送迎会だった。
私たちのように他課に異動して去る人と、
替わりに配属されてくる人が主役の「歓送迎」である。
「歓迎」とは、喜んでむかえること。喜んで受け入れること。
「歓送」とは、その人の出発を喜び、励まして送ること。
さらに「歓送」とは「歓迎」に対して造られた語らしい。
異動しなかった人たちが、この意味を知っていないと、
「暑気払い」や「忘新年会」と同じような、単なる宴会になってしまう。
私はこう思う。
1年間の思い出を語る機会と、これからの1年の豊富を語る機会とは、
ちょっと違う気がしているから「歓送会」と「歓迎会」は別開催がいい。
会場は「畳の座敷」、飲み物は、ジョッキ禁止。
ごめん、ちょっと座らせて・・と横に座れる、畳の座敷会場が、
こういった会には、欠かせない舞台(大道具)であると思う。
そして宴が始まれば、食べるものなどは軽く済ませ、
去る人が「お世話になりました」と注いで宴席を回ってもいいし、
残る人が「お世話になりました」の気持ちを込めて異動者に注いでもいい。
それが「その人の出発を喜び、励まして送ること」だと思うから。
もちろん、演出する小道具は「瓶ビール」と「小さなコップ」。
だから、今回の一言は「歓送迎会だから『瓶ビール』」とした。
こういったコミュニケーションの取り方は、誰も教えてくれないけど、
宴席で一度も席を立たず、飲むだけなら、参加しない方がいいな。



2009年04月16日(木)
美しきシモネッタ

最近の愛読書、週刊「西洋絵画の巨匠」(小学館刊)から。
今回の巨匠は「ボッティチェリ」。
ちょっと馴染みない人もいるかもしれないが、
「春」とか「ヴィーナスの誕生」の作品は有名である。
その他は、私でもまったく知らなかった。
読み進めていくうちに見つけた、
今回の一言は、彼の作品の1つのタイトルである。
「美しきシモネッタ」
思わず、私がニヤニヤしてメモした様子が浮かぶと思う。
もちろん、シモネッタは、モデルの名前。
彼女は、1480年代、絶世の美女と謳われていた、
「シモネッタ・ヴェスプッチ」のことらしい。
日本にある唯一の彼の作品でもあるとの説明を読んだ。
もう忘れる事がないだろう「美しきシモネッタ」の横顔。
丸紅(株)が所蔵、是非、一度観てみたい。
私も「美しきシモネタ」に挑戦しようかな。

PS.
木曜日恒例の男女ネタ、エッチネタを期待していた読者の皆さん、
残念でした、タイトルだけではわかりませんねぇ。(笑)



2009年04月15日(水)
A4の電池、ない?

電子機器の電池切れほど、役に立たないものはない。
それも、利用していて切れると、
ガス欠で止まってしまった車のような気分になる。(笑)
仕方なく他課の職員に「単4の電池、貸してもらえない?」と
訊ねたつもりだったが、口から出たのは
「A4の電池、ない?」だった。(汗)
みんなわかっているのに「そんなのないよ〜」と返事。
それでも気付かず「一番小さくて細い電池」と説明した。
「もしかしたら単4のこと?」の会話で初めて気がつく始末。
自分で口にして、自分で笑いが止まらなくなってしまうことが、
最近は、よくある。
直前に「A3」や「A4」の用紙サイズの話をしていたから、
なんて、いい訳はせず、この失敗、いただき、とメモをした。
自分の考えていることと、口に出る言葉が違うなんて・・。
ちょっと、やばいなぁ。



2009年04月14日(火)
は〜い、お月さんが、おはようって言ってますよ

映画「パークアンドラブホテル」(熊坂出監督)から。
2008年ベルリン国際映画祭で最優秀新人賞を
いただいた作品なので、是非、観たかった映画の1本であった。
確かに、今まで観てきた映画とはちょっと違った気がする。
ラブホテルを経営している女オーナーが、
その屋上を、地域の人たちに開放して公園にしている。
その発想が面白かったし、夕方、そろそろ閉めますよ、と
利用者に声をかけるシーンが特に印象に残った。
「はいはい、日が暮れたら、人間は帰るものなの」
「は〜い、お月さんが、おはようって言ってますよ」
昔、近くの公園で遊んでいるこども達に、
それぞれのお母さんが迎えにくるシーンが蘇った。
「〜ちゃん、夕ご飯ですよ」に代表されるように、
母親が呼びにくるまで、子どもたちは遊びまくっていた。
それを合図に、みんなしぶしぶ家路につくのだが・・。
今は、子どもたちが遊びまくる場所がない。
あっても、公園の隅で、電子ゲームしているかもしれないが。(汗)



2009年04月13日(月)
48歳と8ケ月

ここ数日間、朝5時に起きてテレビ観戦した
男子ゴルフのメジャー大会・マスターズ・トーナメントも、
振り返れば、あっけなく終わった。
私たち50代の夢を乗せて、48歳8ケ月の
ケニー・ペリー(米国)を応援していたのだが、
最後は、なんとも辛い幕切れとなってしまった。
ゴルフ場の下働きから這い上がってきた彼の人生に、
復活の光が射す、と思った瞬間、女神がソッポを向いた。
本当は、神なんていないんだな、と感じた大会である。
女神にとっては、誰が優勝しようと関係ないのであれば、
今回だけは、彼に勝たせてあげたかった。
ケンタッキー州の田舎町出身の「素朴なおじさん」は、
故郷に自らの出費でゴルフ場を建設したり、
さまざまなチャリティ活動を行ったりしながらも戦い、
誰からも尊敬され、愛される「強い中年おじさん」だった。
負けた瞬間は、もう既に月曜日の仕事準備をしていて、
目にする事が出来なかったが、かえってよかったのかも。
たぶん、私は最後までみてられなかったに違いない。
今回の大会を思い出すキーワードは「48歳と8ケ月」
(アナウンサーが、何度口にしただろうか・・(汗))
まだまだ若い者に負けるな、と応援したのに残念であるが、
「中年ゴルファー」の1人として、
これからも、彼の活躍を見続けたいと思う。



2009年04月12日(日)
歌手になりたいなら、感情のコントロールを学べ

映画「マリアカラスの最後の恋」(原題 CALLAS ONASSIS)
(ジョルジョ・カピターニ監督)から。
映画の冒頭シーン、
太り気味の容姿を審査員に批判され、歌うことも拒否し、
オーデション会場から飛び出した若き日のマリアカラスに、
後に夫となる実業家のバティスタ・メネギーニが諭す。
「歌手になりたいなら、感情のコントロールを学べ」、
この言葉は、一番最初にメモした台詞であったが、
振り返ると、作品の全編に通じるものがあった。
感情の起伏が激しく、海運王アリストテレス・オナシスとも
何度となく喧嘩をし、激しく罵倒しあう。
その度に「幸せになりたいなら、感情のコントロールを学べ」
という台詞が浮かんできたのは私の考えすぎか。
世界中の崇拝と賞賛を集めるオペラ界の歌姫、
「感情のコントロール」をしなかったから、成功したのかも。(笑)
しかし「○○になりたいなら、感情のコントロールを学べ」は、
どんな分野でも通じそうなフレーズだな。



2009年04月11日(土)
香りに頼らずとも勝負出来るのよアタシ

先日「チューリップは匂わない?」と読者に訊ねたところ、
多くの方から回答メールをいただいたのであるが、
その答えが「匂いますよ」「やっぱり匂いません」だったので、
私の頭は、ますます混乱している。(笑)
たぶん・・推測するに「微かに(かすかに)匂う程度」なんだろうな。
県花である新潟のメル友は、ローカル番組で
「チューリップの匂いの話しをしていた」という情報をくれたし、
自宅で育てているというメル友は、
「顔を近づけてみると……たしかに香りはある」と教えてくれた。
あれだけ色鮮やかな花なのに、匂いがないのはどうして?と考えていたら、
「香りに頼らずとも勝負出来るのよアタシ、 そんな気概を感じました」
とコメント。
なるほど・・と納得させられたので、気になる一言。
他の花は「香り」で蜂や蝶を誘うけれど、私は「色(気)」だけで誘えるわ。
日本人なら誰もが知っている花の名だからこそ・・の自信かな?
歩いている途中、知らない花を見つけると、近くに寄って香りを確かめる
においフェチの私にとっては、ちょっと淋しいけれど、
今、話題の「藤原紀香」さんとイメージがタブってしまった。
あくまでイメージ・・なんとなくだけどわかるかなぁ・・この感覚。(汗)



2009年04月10日(金)
最近、また映画の話が多いですね

この「気になる一言」の読者だろうか、
それともメルマガの読者だろうか、
はたまた「mixi」や「Gree」の日記読者かもしれない。
こんなメールが届いた。
「最近、また映画の話が多いですね」と。
私の返信は「よくぞ、気付いてくれました。(笑)」で始まり、
実は・・と理由を説明した。
「たしかに最近、以前に鑑賞した映画のネタが多いけれど、
ちょっと、ジャンル(振り分け方)を変えてみたんだ」と。
あまり話題が重ならないように、新聞・テレビ・飲み会・・と
情報源別に、メモを振り分けていたが、
そうすると昨年観た154本が紹介しきれないことに気付いた。
情報源は「映画」だけど、その気になる一言は、
「人生・生き方」に関することだったり「仕事」に関すること、
「恋愛(男女)」に関すること、「歳時記」に関することなど、
いろいろ分けられることにも気付いたから。
暗闇でメモしながら観た映画の「気になる一言」、
楽しみにしてくれる読者がいたことに感謝し、
封印した一言を、少しずつ復活させていきたいと思う。
1週間、全て情報源が「映画」でも、
ジャンルは違うはずたから、見捨てないでね。(笑)



2009年04月09日(木)
こんな課ですが・・

新しく配属された福祉課の結成式だった。
単なる飲み会とは、ちょっと違う。(汗)
新しい課長のもと、新・福祉課として集められたから、
歓送迎会ではなく、結成式。
とはいえ、まったくの新人が3人加入したので、
横に座ったメンバーが、簡単に説明する形となった。
宴も盛り上がり、課員それぞれの雰囲気がわかってきた頃、
その説明がはじまったので、どんなことを言うのか、
その横でこっそり聞いていたら、異口同音のように
「こんな課ですが・・」。(笑)
この台詞には、たぶん「一緒に頑張りましょう」が続く。
そして、その根底には、
「楽しいけれど大変」ではなく「大変だけど楽しい」が
しっかりと位置づけられているに違いない。
この「大変」は、我慢できる「大変」なのである。
「前良後悪」より「前悪後良」の方が、
言葉としても、印象がいいのは周知の事実だから、
新しいスタッフと「大変だけど楽しい課」にしたい。



2009年04月08日(水)
いい子にしてた? マーリー

映画「マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと」
(デヴィッド・フランケル監督)から。
しつけがうまく出来なかった我が家の愛犬、ジェイクと
この映画の主人公マーリーが、だぶって仕方がなかった。
本当に、驚くようなハチャメチャをやらかしてくれたが、
それが、私たち家族の宝物になっていることは、間違いない。
たぶん、作品の中で、犬のしつけのトレーナーが言っていた
「犬の主人(リーダー)は1人」であるべきだったのに、
我が家は、年代、生活の時間帯などによって、
娘、妻、母、そして私と、彼にとっては4人も主人がいたからだろう。
これでは、誰の指示に従えばいいのか、迷うはずである。(笑)
しかし、その4人が共通して口にした台詞を、作品の中でも見つけた。
それが「いい子にしてた? (マーリー)」
私たちも帰宅して、彼の顔を見るたびに、
なぜか「いい子にしてた? ジェイク」と繰り返すのだが、
それとまったく同じシーンが登場した。
留守番が多く、犬として幸せだったかどうか、気になるところであるが・・。
マーリーが胃捻転を起こして死にそうになったシーン、
飼い主のジョンが、事実だけを伝える新聞記者なのに、
経験をもとに書くコラムの方が、読者の人気を博してしまう設定など、
メモは、驚くほど集まった。
犬好きにとっては、久しぶりに涙が溢れ、なかなか席を立てない作品である。

PS.
[原題] (MARLEY & ME)を、
邦題「マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと」と訳した方、
尊敬と感謝でいっぱいです。



2009年04月07日(火)
チューリップは、匂わない

映画「レンブラントの夜警」(ピーター・グリーナウェイ監督)から。
たしかに、この台詞がメモされている。
えっ?と思ったから、慌てて書いたはずなんだけど、
今、ゆっくり考えると、
チューリップの匂いはあったような気もする。
エッチなシーン満載で、私が書き間違えたとも言えるが、
たしかに、そう言ったはず。
私の性格にしては、すぐ確認しなかったのが不思議。
どんな場面で、誰が言い放った台詞なのかさえ、わからない。
有名な画家が題材の物語だったから、よけいに気になる。
ただ「咲いた、咲いた、チューリップの花が・・」でも、
色は表現されているが、匂いは表現されていない。
もしかしたら・・と思いながら、
賢い読者の知識を頼りにしてしまう私がいる。(汗)
「エンドロール」は「BGMなし」が、一番気になった。



2009年04月06日(月)
「子育てを手配する親」から「子育てをする親」へ

これだけ、全国的に子育てに関する支援が充実してくると、
あの制度も利用しよう、あの優遇も受けたい・・とばかり、
ついつい本来の「子育て」を忘れてしまうのではないか、と
心配してしまう。
自分で手をかけなくても、お金さえあれば、
「子育てを手配」することによって、
狭い意味での「子育て」はできてしまう世の中になった。
それは、誠に恐ろしいことだと思う。
本来「子育て」は、手のかかるもの、と決まっている。
その手間を省くことは、愛情が伝わらないことを意味する。
苦労して育てるからこそ、子育ては楽しい・・と気付いて欲しい。
料理の「ごちそう」(御馳走)だって、
お金をふんだんに使った豪華な料理のことではなく、
「手間隙かけて作った料理のこと」と知ってから、
作った人の愛情を感じる事が出来るようになった。
「子育てを手配する親」から「子育てをする親」へ。
言葉としてはわずかな差であるが、現実には大きな差があり、
将来には、もっとその差は開いているに違いない。
「親孝行 したい時には 親はなし」の子育てバージョン、
「子育てを したい時には 子は育ち」(お粗末・・)



2009年04月05日(日)
人間の寿命は、少し伸ばせても大きくは伸ばせない

映画「ヤング@ハート」(スティーヴン・ウォーカー監督)から。
平均年齢は80才のロックンロール・コーラス隊。
彼らのコンサートは「元気がもらえるコンサート」と大人気。
刑務所でのコンサートは、私の胸を熱くさせた。
お世辞にも、上手いとは言えないコーラスであるが、
92歳の女性が「うぁおう〜」・・と叫び、楽しそうである。
彼らの根底にある考え方は、人生、1回限り、楽しまなくちゃ・・。
「これからもメンバーでいたい。 
神様からお呼びがかからなかったらね」とさらっと言いのける姿は、
観ている私たちに元気を与えてくれる。
メモした中から選んだフレーズは、
「人間の寿命は、少し伸ばせても大きくは伸ばせない」
いくら健康に注意したって、200歳までは生きられない。
それならば、何歳まで生きる、なんて考えないで、
何かやり遂げようよ・・とメッセージをもらった。
彼らの1人が
「運がひらいたら、もう後ろは振り向かないで」と呟く。
振り返るのは、死ぬ時で充分・・そう言いたげだった。



2009年04月04日(土)
それって、ワクワクすること?

ATG4月例会は、サンリ・能力開発研究室、臼井博文さんの
「ツキと運を呼び寄せる法則」と題する講演会。
彼は、北京五輪、ソフトボール女子の優勝を影から支えた
イメージ(メンタル)トレーナーであった。
彼女らの勝因は「氣」を制したからだ、と理解できたし、
「気を蓄える・気を練る・気を締める」ことを学んだ。
その中でも「気を練る」=「ワクワクすること」が印象に残り、
今回のキーワードとして、私の脳に刻まれた。
講師を囲みながらの懇親会では、途中退席する女性に
「(これから行くところは)ワクワクすること?」「うん」
「それなら許してあげる(笑)」みたいな使い方が繰り広げられた。
行動の判断基準を「自分がワクワクするか、どうか」に絞ると、
何かに迷うことはなく、単純明快に判断できることを知った。
「ワクワクすることを夢にしろ」
たったこれだけのフレーズが、人生を変える。
食べることも、飲むことも、運動することも、恋することも、
冷静に「それって、ワクワクすること?」と自問してみたい。
そしてそんなことも意識せず、気がついたらワクワクしている時、
私にとって最高の人生が送れている時なんだろうな、きっと。

PS.
15年間続いている、この「気になる一言」を書いている瞬間、
たしかに読者を意識し「ワクワクしている自分」がいた。



2009年04月03日(金)
あかちゃんと動物は、ずっと見ていても飽きない

日曜日朝7時の「ボクらの時代」から。
家族のほとんどが、役者になった笹野高史さんの台詞。
彼が「あかちゃんと動物は、ずっと見ていても飽きない。
ここに役者の極意があるのかも」と呟いたら、
一番下のお子さんが、なるほど・・とメモしたと言う。
確かに「あかちゃんと動物」は、不思議な存在だ。
同じ人間なのに、どうして赤ちゃんだけ・・といつも思う。
動物は、もっと不思議だ。
動物園にいる動物だけでなく、犬や猫だって同じ感覚。
ずっと見ていても、飽きることはない。
疑いのない目で見つめられたら、こちらが恥ずかしくなるくらい。
でも、これって何かのヒントだなぁ・・と私もメモをした。
しかし、それがどうしてかは、まだ未熟でわからない。
お願い、誰か、教えて。
どうして、あかちゃんと動物は、ずっと見ていても飽きないのか。



2009年04月02日(木)
もしよかったら・・・

映画「赤い糸」(村上正典監督)から。
中学生の恋愛って、こんなだったかな?と
一所懸命、思いだそうとしたが、無理だった。(笑)
今回は、中学校の修学旅行(長崎)の自由時間を、
気の合った仲間たちと計画し決めようとしたシーン。
主人公の敦史が、芽衣(メイ)に向かって投げかけた台詞。
「もしよかったら、2人で一緒に回らない?」
これって、私の感覚では理解できなかった。
付き合っているわけでもなく、告白したわけでもないのに、
仲の良い友だちのいる前で、この会話の展開が・・。
ただ物語中、この言い方が冷やかしの対象となる。
「もし、よかったら・・・」「もし、よかったら・・」
最近、こんな台詞を口にする機会がないからかもしれないが、
断られるかもしれない、という可能性があるから、
私にとっては、とっても勇気がいて、
ちょっとドキドキするフレーズであると思っている。
出来ることなら、なんとか使いこなしたい。

PS.おまけの鑑賞ハプニング
このテレビも見ていない私にとって、場違いの視線を浴びていた。
観客のほとんどは、女子中学生・女子高生。
やっちまったぁ、って感じで、終わってもなかなか席を立てず。
話のネタにはなりますが・・。(汗)



2009年04月01日(水)
フットサルで右往左往しています

どうみても、激しい運動が似合いそうもない女性が
フットサルを続けているというので、
本当にあのコートを走り回っているの?という意味で、
様子を訊いてみた。
その返ってきた台詞が、気になる一言。(笑)
「フットサルで右往左往しています」
なんか表現が、おかしくないか?と笑いながら、
「右往左往」の意味を調べてみたら、
「うろたえてあっちに行ったりこっちに行ったりすること」
「混乱の状態などにいう」とある。
そうか、彼女の場合「右往左往」の使い方、
間違ってないのかもしれない。
ボールを追っかけまわしている姿が目に浮かび、
一人で、思い出し笑いをしてしまった。
うん、たしかに「右往左往」してるんだろうな、納得の表現。
普通では、違和感を感じる表現でも、現実は納得。
言葉の力を感じる瞬間である。