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しもさんの「気になる一言」
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2008年12月31日(水)
2008年の熟語は「映画」に決定

昨年から、毎年恒例の世相を表す「漢字1字」に対抗して、
プライベートながら、1年を表す「熟語」を考えている。
エントリーした熟語候補は
1月・三線 (独特の音に興味を示し、沖縄三線を習い始めた。自分でも驚き)
2月・映画 (本格的に目標を決めて観始めたのはこの月からだった)
3月・卒業 (娘の大学卒業等、いろいろな分野から卒業してみた)
4月・演奏 (三線コンサートに参加、初めて人前で楽器演奏をし拍手をもらった)
5月・銀婚 (結婚25周年・四半世紀、今でも・・・・・)
6月・半世紀 (50歳を迎えた。人生をリセットする機会となった)
7月・送別 (転勤・他界など、送る機会が多かった)
8月・OFF.J.T (研修講師などをしながら、この単語を頻繁に使った)
9月・交流館 (こども交流館開設、またまた「館長」の兼務が名刺に増えた)
10月・講演会 (五日市剛さん、林真理子さんなど、講演会の秋を過ごした)
11月・MacBook (パソコン環境、久しぶりのリニューアル。快適・快適)
12月・五行歌 (仕事として、五行歌の魅力に触れた。来年、爆発の予感がする)
■選考委員長(私自身)の弁
50歳って、40代とこんなに違うものかと実感した1年となった。
体力的な衰えと反比例するように、精神面では充実感があった気がする。
その根底には「続けるコツ」が身に付いているから・・と自己分析してみた。
最終的には「映画は映画館で」鑑賞作品、154を数えた。
来年もやってみろ、と言われたら出来ない気がする。(笑)
その歳(年)しか出来ないことって、とっても面白かった。
もっと前から、始めればよかったなぁ、こんな生き方。

PS.
一年間、ご愛読、ありがとうございました。
来年も、ありがとうございます。



2008年12月30日(火)
自分なりの成果を書き出してみる

大晦日を明日に控え、
けじめを付けずに、新年を迎えるのも良いけれど、
やはり自分のために、1年間の成果を書き出してみたい。
2008年(平成20年)を、どれだけ頑張ったか、
自分で自分を誉めてやるためにも、是非、1度試して欲しい。
私の2008年は、もちろん「映画館での映画鑑賞154作品」が、
今年を代表する成果となったが、実はそれだけではない。
突然、沖縄・三線を購入し、地元の三線愛好会に入会しながら、
とりあえず2曲は弾けるようになった。これも成果である。
中学校の同級生で月に一度の練習ながら手に入れた合唱曲、
「モルダウの流れ」「蕾」も、私の成果と言える。
執筆活動に目を移せば、
2年に一度の「しもさんの気になる一言(第6巻)」を発刊、
また京都の「いろは出版」の企画、「働く人の夢」の1人に選んでもらい、
全国デビューまで実現してしまった。
仕事面では、昨年オープンした「子育て総合支援センター」に、
静岡県知事が視察にこられたこと。
また新たに児童図書を揃えた「子ども交流館」の立ち上げ・オープンに
関われたことも、私の公務員生活には記録として残されるに違いない。
大きな怪我・病気もなく、またこうして1年が振り返られることは、
この上ない成果であると思う。
とにかく、手帳を取り出して、書き出してみて欲しい。
これが来年に向けて、大事なステップとなること間違いなし。



2008年12月29日(月)
渡りを付けてください

NHK大河ドラマ「篤姫」の総集編、でメモした台詞。
このシーン、見逃したなぁ、きっと・・と思うフレーズだった。
結婚したはずなのに、なかなか夜の営みがなく焦ったのだろう。
篤姫から徳川家定へ、直々にお願い。(あり得ないと思うけれど・・)
「渡りを付けてください」(周りにいた女性陣の驚いた顔が印象的)
予想はつくが、一応調べてみた。
「渡りが付く」と言えば、
話し合いがつく。交渉が成立する。関係がつく。「技術提携の渡りがつく」
「渡りに船」と言えば、
必要な物がそろったり、望ましい状態になったりして好都合なこと。
「渡りに船の申し出」
そして「渡りを付ける」と言えば、
話し合いをつける。交渉をする。関係をつける。
「訴訟にならないよう渡りを付ける」などの使い方をする。
そう考えると、この台詞、とても凄い言葉を口にしたことになる。
女性から男性へ「エッチして」と、大勢の前で叫んだことになるのかぁ。
さすが「篤姫」、もはや「天晴れ!!」としか言いようがない。
時代背景もさることながら、こんな史実があったのか?と調べたくなる。(笑)
脚本家のちょっとした遊びなんだろうなぁ、たぶん。
インパクト、強すぎるもの、この台詞。




2008年12月28日(日)
川口浩って誰ですか?

今年最後(のつもり)の忘年会だった。
私が所長・館長を務めている、
子育て総合支援センター、子ども交流館のスタッフが、
今年最後の仕事を終え、午後7時過ぎ、やっと全員が顔を揃えた。
普段、交代で休みを取るので、全員がこうして顔を揃えるのは
年に何度もあることではなく、
慌ただしく、しかし楽しく過ぎた1年を振り返り、美酒に酔った。
さて、気になる一言は、2次会のカラオケでの1コマ。
先日、サインをもらった嘉門達夫さんのヒット曲から
「ゆけゆけ、川口浩」を選び(やや風邪気味だが)絶叫する予定だった。
が・・スタッフの半分から「川口浩って誰ですか?」の問いかけ。
これには、自分で笑ってしまった。
この歌は「川口浩探検隊」を知らなければ、面白さが半減する。
いや、半減どころか、歌う意味がない・・のかもしれない。(汗)
「じゃ、ジュリーの歌にしようかな」「名前は、聞いたことあるけど・・」
こんな会話の繰り返し・・。これだけで私のメモを増えた。
こんな若い女性たちと、ちょっと薄暗い部屋で2時間もいられるなんて、
幸せ者だな。きっと。

PS.おまけ
嘉門さんの歌って、カラオケ向きじゃないな、
歌詞が最初に出てしまい、落ちがわかっちゃうもの。やっぱ、ライブだね。



2008年12月27日(土)
これからどうするの?

映画「地球が静止する日」(スコット・デリクソン監督)から。
今年の1月「アース」を観て、地球温暖化の現状を知り、
そして12月、この映画で、何も変わっていないことに愕然とした。
「人類が滅亡すれば、地球は生き残れる。」というメッセージに対し、
「私たちに変わるチャンスをちょうだい」と哀願する。
「窮地になるから、進化する。進化するチャンスを奪わないでくれ」
と表現を変えても同じことを言っている。
「私たちは変われる」と地球人、「もう我慢できない」と宇宙からの使者。
そして「助かるには、私たちが変わるしかない」と言い切るのだが・・。
「地球人は、破壊的だ」とまで宇宙からの使者に言われ、現実は確かに厳しい。
実はこの映画を観て、黒沢明監督の「生きる」を思い出した。
「お通夜」「葬式」の時は、主人公が命をかけて頑張った姿に奮起し、
明日から僕たちも・・と気勢をあげる。
しかしその現実は、また元の生活に逆戻り。人間の弱さを表現した。
たぶんこの映画も、私たち地球人に対する問題提起だろう。
だからこそ敢えて、子どもがぼそっと呟いた台詞を取り上げた。
「これからどうするの?」
「私も同じことを考えていた」とキアヌ・リーブス演じる宇宙からの使者。
大切なことは、この映画を観た後の、私たちの行動にあるのだろう。
「人間は、窮地になって、本当に変われるのだろうか?」
私の疑問である。



2008年12月26日(金)
元気をいただいた「篤姫」総集編

久しぶりに、心身ともに疲れて帰宅した、御用納めの夜、
それを吹き飛ばしてくれたのは、
NHK大河ドラマ「篤姫」総集編(薩摩、青春の日々)だった。
自分が、この番組を見てメモしていた台詞の総集編かと思うほど、
その展開は私を喜ばせてくれた。
こんなことで・・と自分でも思うが、たしかに元気になった気がする。
言葉の大切さ、インパクトのある言葉の力を、伝えてきた私が、
「篤姫」に登場する台詞に励まされた形となった。
言い方を変えると、ちょっぴり自信が戻ってきた感じがする。
体調を崩すと、どうしても、心身ともに疲れてしまいやすいが、
自分のメモした台詞に、間違いがなかったという自信。
そして、その言葉が物語後半の「キーワード」となってくる誇り。
この快感は、私だけが味わえる「ほんの幸せ」だとわかっていても、
やはり嬉しい。
変な趣味、と言われながらも、しつこくメモを取っていてよかった・・
と思える瞬間でもある。
言い古された言葉であるが「たかがメモ、されどメモ」。
今日の番組は、どんな病院の薬より効いた。



2008年12月25日(木)
寄る年波には勝てない

連夜の忘年会疲れか、昨日の午後から突然、体調を崩した。
50歳を超えてから、無理がきかなくなった気がする。
飲み過ぎの二日酔いより、午前様の寝不足の方が辛い。
昨夜からの下痢は、今までで経験したことがないくらいひどかった。
気がつかないうちに、出ていそうで、
何度、パンツをチャックしたことか・・。(汗)
こんな私を見て「しもさんでも、寄る年波には勝てないね」と
表現した人がいた。
そこで帰宅してから、さっそく調べてみると【年波】
「年齢が重なるのを波にたとえていう語」
年を取ること。また、経て来た年数。 
だれも寄る年波には勝てない
Nobody can win out against the onslaught of time.
ついでに・・・【節節】
からだのあちこちの関節。
体の節々が痛い I have pains in my joints.
若いと思っていても、体は正直だなぁ・・と実感した。

PS.告白
生まれて初めて、パンツ持参で出勤しました。(笑)
出るものは全て出たのか、全然、平気でしたが、やはり節々が痛い。



2008年12月24日(水)
人間だからミスすると思う人は、ミスをする

先日見たテレビ番組、NHK「プロ魂」(王監督のメッセージ)から。
「プロ魂」と題するだけあって、メモを増えた。
王監督の「プロ」に対する持論は、非常に厳しかった。
「人間だからミスすると思う人は、ミスをする、
そして、同じミスを繰り返す、さらにミスの回数も多い」
「プロは、ミスしてもいい、と考えてはいけない。
プロなら、ミスするな」
「周りは、ミスは仕方ないと言うが、自分では言ってはいけない」
そして最後に「プロの世界は、どう取り組んだってことではない、
結果で評価される」と言い切った。
また「結果は自分で掴め」とも言う。
さすが、王監督、ますます好きになった番組であった。
以前の日記にも書いたけれど、私たちも「地方公務員のプロ」。
最初から「ミスを前提とした仕事はしてはいけない」
心に刻もうと思う。



2008年12月23日(火)
意識して時間を作らないと、自分が後回しになるよ

あれ、誰の台詞だろう?
またまた、いつものメモ忘れである。(汗)
忙しい、忙しい、を口にしてる人にアドバイスしよう、と
携帯のメモ機能に残していたに違いない。
自分を大切にしよう、と言いながら、
一日を振り返ってみると、自分以外のために使う時間がほとんど。
しかしその時間も大切、となると、
意識して自分のための時間を作るしかない・・はずである。
それでも、そんな事言ったって・・という人がいる。
自分の一日を書き出してみたことはあるだろうか。
(多くの著者が、まずは自分を知るところから・・と主張している)
本当に、30分くらいの時間は、誰にでもいくらでも転がっている。
30分で出来ることを見つければ、自分の時間はグッと増える。
毎日の30分の積み重ね、一年経つと驚くほど長い時間になることは
それに気がついた私が保証する。
まずは騙されたと思って・・・実行するしかない。
癖がついたら、次のアドバイス差し上げます。(汗)
是非、是非、お試しあれ。



2008年12月22日(月)
「延長どうします?」「30分!」「えっ、3時間ですか?」

気になる一言か迷ったけれど・・。
職場の忘年会、1次会は、私のオススメで「中むら」へ。
コース料理が終わらないうちに、アラカルトで頼んで、満腹、満足。
さて2次会は、恒例のように、カラオケのSHIDAXへ。
2時間で予約し、楽しい時間が過ぎて、時計は10時半。
フロントから、延長確認の電話。
幹事は受話器を取りながら「延長どうします?」。
周りを見回したが、誰も判断しそうもなかったので、
私が「30分延長」の合図として、3本の指を立てて「30分!」を指示した。
周りも、みんなそう理解したと思っていた。
しかし驚いたことに「3時間延長」と勘違いしたメンバーがいた。(汗)
食べ過ぎて、飲み過ぎて、もうヘトヘト・・なのに、
「10時半」から3時間延長したら、午前1時半近くなる。
さすがに、私には考えつかなかったけれど、
そういう発想をしただけでも、記録に値すると、メモをした。
以前、長嶋監督が元木大介選手にノックして「捕れたか?」の問いに、
元木選手が出した「OKマーク」を「あと3本か?」と勘違いした
長嶋監督を思い出した。
しかし・・結局「30分延長」を「3回」ほど繰り返し、終了は午前様。
みんな、パワーあるなぁ。



2008年12月21日(日)
否定し、拒否し、怒り、落ち込み、受け入れる

書籍「た・か・く・ら」(嘉門達夫著・扶桑社刊・196頁)から。
先日、著者本人の握手とサイン入りでゲットし、やっと読み切った。
仲の良かった同級生「高倉」の死を必死で受け入れようとしている、
可笑しくも切ない友情物語。
その中で、選んだのは・・この流れ。正確には
人は、余命を宣告された時、
まず最初は「そんなはずはないよ」と否定し、
「それは間違いだろう!」と拒否し、
「何故、自分なんだ!」と怒り、
「どうしようもないのか!」と落ち込み、
最後に「仕方ない」と受け入れるべきらしい。という一連の表現だった。
人間の心の動きが、短いフレーズの中に、凝縮されている。
同じ年代に生きた者しかわからない、大阪万博の思い出も蘇ってきた。
私が彼の歌を好むのは、私と同じ視点の人間ウォッチングが多いから。
笑い飛ばすようなフレーズの後ろに、なんだか切なさを感じるからだ。
「人生スポットライト1回説」に納得しながら、
どれだけ、そのスポットライトを浴び続けることが出来るか、
いつ、そのスポットライトを浴びるのが幸せなのか、
そんなことを考えながら、読み終えた。
親友の死をテーマに書かれた私小説なのに、なぜかスッキリ感が残った。
是非、御一読を。



2008年12月20日(土)
思秋期

たしか、作家・島田雅彦さんのメッセージだったと思う。
「少し体調も崩れたり、精神的なストレスがたまって、
今までやってきたことに大きな疑問を抱く時期」を、
彼は「思春期」に対抗して「思秋期」と表現した。
「思春期」は辞書によると
「二次成長があらわれ、生殖可能となる時期。
11〜12歳から16〜17歳までぐらいの時期。春機発動期」とある。
「思秋期」は、もちろん辞書には載っていない。
しかし、妙に今の自分にピッタリした表現だったので
思わずメモをした。
人によって違うが、45〜55歳くらいだろうか。
(今は寿命も延びているから、70歳くらいまでかな?)
みんな同じようなことを口にするので、
まんざら的外れではないと思う。
かえって「思春期」の方が、本人は意識もせず
知らないで通り過ぎることが多い気がする。
「思秋期」は、誰もが必ず意識する年代だと思う。
同じような症状を「更年期」という言葉で片付けるが、
私は「思秋期」の方が、素敵な表現だと感じる。
よ〜し、広めちゃおうっと。



2008年12月19日(金)
あっ、先ほどは、ありがとうございました

今年3度目のサンタ役は、
子育てアドバイザーの方々が企画したクリスマスイベント。
所長を務める「子育て総合支援センター」で変身となった。
クリスマスの寸劇「どうぞのいす」でサンタ登場となり、
なんとか無事に大役を終えた・・・・と思う。(汗)
その後、着替えも終わり、普段の事務服に戻り、
事務連絡で、ちょっと場所が離れた「こども交流館」へ。
その事務連絡も終え、またもとの場所へ移動している途中、
大駐車場の中を歩いている時だった。
若い女性が、突然、私に声をかけてきた。
「あっ、先ほどは、ありがとうございました」と。
何が起きたのか把握できず、慌てていると、
その女性の後ろから、先ほどサンタがプレゼントした
「お絵かき帳」を持った子どもがいる。
「あっ、先ほどは、(サンタ役))ありがとうございました」と
いう意味かと理解して、軽い会釈で挨拶をした。
しかし、サンタの服を着ているわけでもないのに、
どうしてわかったんだろう?と不思議でしかたがない。
どんな服装をしても、サンタにみえてしまうってこと?(笑)



2008年12月18日(木)
女のやきもち、嫉妬は可愛いもの。

控訴審も懲役2年の実刑判決だった鈴木宗男代議士が、
以前聴いた講演の中で呟いた台詞。
もちろん「男のやきもち、嫉妬は大変です」が続く。
彼が浮気でもして・・の話ではなかった。(笑)
今、政界で起きている事件のほとんどは、
「男のやきもち、嫉妬」から端を発した「権力争い」。
その「権力争い」に巻き込まれた彼だからこそ、
このフレーズは、重く、意味があった。
政界だけではなく、いろいろなところで
男の権力争いは行われ、女よりもドロドロした
やきもち・嫉妬が足を引っ張る形で行われているようだ。
小さい頃から、男の遊びは、勝つか負けるかの勝負ごと、
陣地を増やすことに夢中になっていた。
そのためには、手段を選ばす・・は、確かにあったかも。
でも「権力より強いのは、魅力」と説明したくなる私は、
あまり「権力」に興味がない。(汗)
「魅力」を磨けば、「権力」なんてなくても、
いろいろなことが実現できるはずだから。



2008年12月17日(水)
今ですか?金魚に餌をやってます

映画「たみおのしあわせ」(岩松了監督)から。
さすがと言うべきか、困ったと言うべきか、
女優・大竹しのぶさん、冨士真奈美さんら、
脇役がインパクトがあり過ぎて、全体的には印象が薄い。
オダギリジョーさん(民男)の陰が薄く感じたのも仕方ないこと。
さて今回は、大竹しのぶさん演ずる「宮地雪枝」が、
原田芳雄さん演じる「神埼伸男(民男のお父さん)」との愛人関係に飽きて、
しつこくかかってくる携帯電話で答えた台詞。
たぶん「今、何してるの?」と訊かれたに違いない。
本当は、違う男と買い物を楽しんでいる最中なのに、こう呟いた。
「今ですか?金魚に餌をやってます」
出たくない場面だったら、電話に出なければいいのに、
わざわざ出て、この台詞は笑えた。「気がつけよ」って意味かな。
もう迷惑なんだけど・・という意味なのか、妙に印象に残った。
「今、何してる?」と訊ね「金魚に餌をやってます」という返事だったら、
気をつけなくちゃなぁ。(笑)



2008年12月16日(火)
三島CC この先

すみません、今日の体験を記録に残したくて。
実は、ある方々とゴルフの約束があったのだが、
仕事の調整がうまくつかず、ドタキャンとなってしまった。
ただし、夜はおつきあいしますから・・と宣言して、
用事が済み次第、彼らがプレイしている「三島CC」へ向かった。
ところが、三島駅からバスで向かったにも関わらず、
乗り合いバスが途中で故障してしまい、乗客は身動きできず、
それならば、・・と日大三島高校の先から、歩くことにした。
歩き出したら、しばらくして電信柱には「三島CC この先」の表示。
なんだ、意外と近いんだ・・と思いきや、
結局、約1時間半、ずっと急な登り道。これには参った。
たぶん、車では「この先」の距離なんだろうが・・・。
この「三島CC この先」だけを信じ続け、歩いた、歩いた。
正月2日の箱根駅伝、往路5区(箱根の登り)を思い出したが、
到底、走る角度ではないことに気付いて、マイペースに登り続けた。
以前紹介した「もうひと頑張り」「もう一息」と同じくらいに
看板に励まされたようで、嬉しかった。
なんとか登りきって、三島CCの待合室で見た駿河湾に沈む夕日。
そんな風景を眺めて、妙な達成感が、私をおそった。
「本当に歩いてきたんですか? 変わってますね」が、
私に対する褒め言葉として聞こえてきた。



2008年12月15日(月)
本当の自分を見つけるには東京に行くしかなかった

映画「陰日向に咲く」を先に観て、その後、
原作「陰日向に咲く」(劇団ひとり著・幻冬舎・220頁)
を読み終えた時のメモが出てきた。
感想は「映画と小説は、別物だぁ」かな?。
映画にはなかった(たぶん・・)フレーズを、メモにした。
登場する女性の一人が、どうして、東京へ?・・という
自問自答に対して、こう記していた。
「病気を治したければ、病院。
勉強したければ、学校。
本当の自分を見つけるには東京に行くしかなかった。」と。
東京に住む人にはわからない感覚だと思うが、
地方に住む人にとっては、うんうんと頷く人たちが多いと思う。
地方に生まれ、地方で育ち、地方で働く。
特別な期待もないけれど、特別な不安もない。
そんな中で、本当の自分を見つけるのは難しいかもしれない。
一度、親元を離れて、ひとりで生活をしてみる。
中途半端な刺激では「自分発見」なんてできないと思う。
やはり「東京」なんだろうなぁ、そういう意味で。



2008年12月14日(日)
ポケットに忍ばせれば、語りたい放題

ATG12月例会「モルト&ショコラ」は、目から鱗の連発だった。(笑)
「ウィスキーの世界へようこそ」と題された講義は、
沼津のGATO BARを舞台に、あっという間の1時間半だった。
当日のメモをパソコンに打ち直すだけでも、ウィスキーの香りが蘇る。
(ショットグラスでマッカランを飲みながらだから、当たり前だけど・・)
ウィスキーの魅力、これから少しずつ、紹介していこうと思う。
(ウィスキー・アンバサー(大使)でもないのに・・(汗))
今回は、サントリー静岡支店からお招きした講師の一言。
「(この資料1枚を)ポケットに忍ばせれば、(ウィスキーについて)語りたい放題」
彼らからいただいたA4の資料は、
まさにウィスキーを語るには欠かせない貴重な資料となった。
「ウィスキーは割り方によって楽しめるアルコール」
「水を足すと、雨が降ったバラのような香り」
「12年もののウィスキーを飲む時は、
少なくとも12秒間、自分の人生を振り返ってください」など、
ウィスキーの蘊蓄を語るにも、愛を語るにも必要となりそうなメモは溢れた。
そして参加者がメモするたびに、講師は「(この表現)使ってください」と微笑む。
とてもお洒落な、そしてゴージャスな時間を過ごした気がする。
「とりあえず、ビール」は仕方ないにしても、
それ以外は、料理にあったアルコールを選んでみたいと思う。
人生が豊かになること、間違いない。



2008年12月13日(土)
「ねぇ、少しはいい話ないの?」「竿、変えました」

朝早くから夜遅くまで、行動し過ぎたのか、メモが溢れた。
前日の二日酔いを感じながらも、朝早く起きて、
書き始めた小説の展開を考えながら、半身浴で汗を流し、
血圧の薬がなくなったからと、かかりつけの医者に行って薬をもらい、
帰宅後、愛犬の抜け毛が気になっていたので、
これまた、愛犬かかりつけの医者へ連れて行き、
待合室で「ジェイク14歳」がみんなの話題の中心になる。
さらに、地元のショッピングセンターに、
大好きな歌手の「嘉門達夫」さんが来ると言うので、見に行く。
もちろん、彼のベストアルバムと私小説を綴った本を買い、並んでサインもらい、
そのまま「子育て総合支援センター」と「子ども交流館」に顔を出しながら、
「沼津市の図書館」まで徒歩。
その後「ATGの12月例会」に参加し、2次会はキャンセルして、
沖縄「なんくる三線愛好会」の忘年会へ。
騒ぎに騒いでただ今、帰宅。連日の午前0時30分。(汗)
増え過ぎたメモを整理する気力もなく、一番最後にメモした台詞を選んだ。
「ねぇ、少しはいい話ないの?」「竿、変えました」
愛好会のメンバーは、なぜか独身が多いので、絡みやすい。
当然、年配者らしくお決まりのように訊ねる。「ねぇ、少しはいい話ないの?」
少しは期待しながら、返答を待つのだが「竿、変えました」には参った。
いやいや、そういう話ではなくて、彼女が出来たのか、
の問いに、さらっと答えて欲しかったのに・・。
三線の「竿」の部分を変えたからって、いい話とは言えない気もする。
私のいい話って、結婚決まりました、とか、彼女が出来ました、程度の話題。
しかし、酔っぱらうと、こんなネタが妙に面白かった。
「ねぇ、少しはいい話ないの?」「竿、変えました。(弾きやすいですよ)」
「ねぇ、少しはいい話ないの?」「竿、取りました。(タマタマあるけど)」
う〜ん、微妙。(汗)。
自分でも何を書いているのか、わからなくなったので、これくらいで。



2008年12月12日(金)
電子ゲームは「玩具」ではない

今の子供たちにとって「おもちゃ」といえば「電子ゲーム」。
「おもちゃ」の言い方を変えれば「玩具」。
広辞苑には「子どものもてあそびもの。
娯楽を助け、また活動を誘導するのに役立つもの。おもちゃ」
漢字源では「子供が持って遊ぶ道具」とある。
さらに「玩」は「もてあそぶ・丸く囲んだ手の中で転がして遊ぶ。
大切にして楽しむ」
「物事のおもしろみや意味をじゅうぶんに理解して、味わう。
何度も触れて楽しむ。めでる」「遊び半分に扱う」
「大切にして味わって楽しむもの」・・などの意。
「両手をまるめてその中で玉を転がして感触を楽しむこと」が
玩具とある。
さて今の電子ゲームは、遊び方が1つしかない。
というより、マニュアル通りやらないと高得点が出ない。
自分で工夫して遊ぶはずの「玩具」。
だから、私は敢えて言いたい。
「電子ゲームは『玩具』(おもちゃ)ではない」と。



2008年12月11日(木)
女性は、本当は男性の優しさが欲しくてしょうがないんです

久しぶりの木曜日「恋愛・男女ネタ」ですが・・。
ベストセラー書籍「求めない」の著者でもあり、
詩人・墨彩画家でもある、加島祥造さんの記事を読んだ。
60歳の日記として、人生の中から、惨めさを消すには、
人に求めないことだ、と書いたらしい。
求めない・・すると、ペコペコしなくなる
求めない・・すると、キョロキョロしなくなる
求めない・・すると、ガヤガヤしなくなる
求めない・・すると、オドオドしなくなる
求めない・・すると、ベトベトしなくなる
これはこれでなるほどなぁ、と思ったが、
今回紹介するのは、もっとなるほどなぁ・・であった。(笑)
「女性は、本当は男性の優しさが欲しくてしょうがないんです」
そんなことはない、と断言できる女性はいるだろうか?
社会全体が、女性の自立、男女共同参画、などを掲げているから、
口に出しにくいだけで、本音は・・なのではないか、と私は思う。
そうならそうって言ってくれれば・・が、実は男の本音かもしれない。
これまた、優しくしたいのに、なかなかな優しく出来ないのも男だけど。
でもさ、この一言を覚えていると、優しくできるもんだよ、男ってやつは。

PS.私の勘違いだったら、ごめんなさい。



2008年12月10日(水)
ごめん、今日はジェイクの誕生日だから・・

我が家の愛犬ミニチュアダックスフント「ジェイク」の誕生日である。
一人っ子の娘が、小学校4年の時に飼いだしたから、
もう14年間、一緒に過ごしていることになる。
娘が小さい頃は本人が世話をし、娘が中学・高校になる頃は妻が、
大学に行くようになると母が、いつも彼の傍にいた。
そして今は散歩を母が、帰宅すると私が彼と同じ時間を過ごしている。
目も白内障なのか白く濁ってきたし、時々、ハゲたように毛が抜ける。
以前ほど活発には動かないけれど、
なぜか、朝と夕の2回の食事時間だけは正確に覚えていて、
「ワンワン」というより「くう〜ん」って感じで要求してくる。
糞をシートの上にした時も、早く片付けてくれとばかりに吠え、
片付け終わると、早く寝よう・・と催促する。
昼間、ひとり(一匹)でいることが多いためか、淋しいのだろう。
今日ばかりは、賞与とノー残業デーの好条件を我慢して、
誘われた飲み会の台詞に、この一言を返した。
「ごめん、今日はジェイクの誕生日だから・・」(笑)
(家族の誕生日でも、こんなこと言ったことないのに・・)
途中のディスカウントショップのペットコーナーで、
プレゼントの「犬用安眠枕」を買って帰宅した。
これで、私の腕枕で寝るのはやめてくれないかぁ。



2008年12月09日(火)
生き残りたいんじゃない、生きたいんだ

映画「WALL-E ウォーリー」(アンドリュー・スタントン監督)から。
人間たちは、ゴミだらけになり、とうとう地球を見捨てて宇宙へ。
何もかもロボットがやってくれ、歩くことすらしない。
物語の設定は、29世紀だったけれど、その兆候は今でも・・と怖くなった。
快適な暮らしは人間を退化させることを、この映画で私は感じていた。
そして、なんの生き甲斐もなく、ただ生かされていることに気付いていた
宇宙船の船長が、自己主張しながら呟く。
「生き残りたいんじゃない、生きたいんだ」
この台詞に、私のアンテナは反応してしまった。
主人公はゴミ処理ロボット「ウォーリー」とピカピカのロボット「イヴ」だけど、
私には、人間性を取り戻そうとする「人間」たちのような気がしてならなかった。
「手をつなぐ」といった、いちばん基本的な愛情表現すら忘れ、
ロボットの「ウォーリー」と「イヴ」に、その大切さ、温かさを教わるのは、
人間として情けないかもしれないが、逆に、同じ人間に教わるよりはいいのかも。
キスやセックスより、手を握る、手を繋ぐことの方が大切に思える。
帰りには、誰かと手を繋ぎたくなってしまう作品である。(笑)

PS.
「ウォーリー」の太陽エネルギー充電完了の音は、MACを起動する音と同じ。
アメリカ人にとっては、おなじみの音なのだろうか。
MAC派の私にとっても、なぜか嬉しい音となった。



2008年12月08日(月)
それを訊いてどうなさるのですか?

久しぶりに、NHK大河ドラマ「篤姫」から。
一日遅れでも「篤姫」ネタを・・のメールがあり、
今年の前半、この日記を賑わせてくれたお礼に書くことにした。
最終回を次回に控え、小松帯刀が篤姫に恋心を告白する場面。
「あなたをお慕いしていました」
「知っていました」
「もし・・の話がなかったら、どうだったでしょうか?」
(大事な部分を聞き逃しましたが、徳川に嫁ぐ話がなかったら、かな)
彼女は逆に「それを訊いてどうなさるのですか?」と聞き返す。
さらに「私の答えは、亡き夫、家定に相談いたします」と続けた。
「ずるいですよ」・・そんな会話だった。(・・と思う(汗))
今更、その時の私の気持ちを知って、どうするの?
私もあなたも、その頃には戻れないのよ・・と諭すように答えた。
また、徳川家定に心から愛された喜びが伝わってきたが、
せっかくの小松帯刀が、台無しになってしまって残念である。
今だから教えて・・というケースは、私たち生活にも良くあること。
しかし、ほとんどが、それを知ったところでどうにもならない。
だから、この台詞が生きてくる。是非、うまく使いこなしたい。
さて・・来週は最終回。また「役割」の話が出てくるのかな。
今回は「大奥を閉じる役割」を演じていたが・・。楽しみである。



2008年12月07日(日)
うちの職場の人間は、やっばり冷たいな

(久しぶりに、NHK大河ドラマ「篤姫」の話題を書こうと思ったが・・)
昨日の駅伝の話題で、もう1つ、書きたかったことがあるのを思い出した。
今回、うちの職場から2人の職員が、この大会にエントリーして、
当日、寒風の中、疾走した。
職員の子どもまで含めれば、11人中3人。
しかし、彼らを応援しに静岡まで足を運んだのは、ほんのわずか。
もちろん強制ではないけれど、この事実は、わが職場の結束力のなさを
顕著に表しているように思う。
その現実を、気になる一言として残しておこうとメモをした。
1人は、今年入庁(奉職)したばかりの新人。
仕事を一所懸命覚えながら、毎日、緊張とプレッシャーの中で、
机に向かっているに違いない。
(仕事ぶりは、まだまだ満足できるものではないかもしれないが・・)
そんな彼が、町の代表として走るのだから、私たち先輩が出来ることは
「頑張れ」「もう一息だぞ」「ラストスパート」等と声をかけることだけ。
職員の意識改革が、まちづくりの大きなテーマだとしたら、
「頑張っている若い職員」を全員で応援できる結束力の強い組織を目指したい。
これは愚痴ではない、私からの提案である。



2008年12月06日(土)
自衛官は「自粛」して欲しいよねぇ(汗)

今年もまた、第九回しずおか市町村対抗駅伝の応援に出かけた。
もう十二月の恒例行事となっている私であるが、
毎回、沿道を駆け抜ける選手たちに「頑張れ」と声をかけながら、
本当は自分が「元気」をいただいて帰ってくることに気づいた。
さて、今回の一言は、私の横で大きな声を張り上げていた、
どこの市町の人かわからない女性の台詞。
「自衛官は『自粛』して欲しいよねぇ(汗)」
そうそう、と私も頷いてしまったから、取り上げることにした。
この大会、市民ランナーが毎日、仕事・学校、家事に追われながら、
自分なりの時間を作って練習し、この晴れ舞台に出てくるから
感動が生まれるのだと思う。
それを、毎日、仕事として鍛えている「自衛官」が快走して、
市民ランナーを抜き去っても、何も面白くない気がする。
もちろん、彼らも市民・町民に変わりはないが、
ここは一般人にスポットライトを当てる手助けをして欲しい。
このまま続くと、せっかくの大会が、つまらなくなる。
ちょっと過激な発言かもしれないけれど、
自衛官選手を抱えない市町応援団のぼやきである。(笑)



2008年12月05日(金)
やった人には、いい結果がでるチャンスがある

テレビNHK「プロ魂」(王監督のメッセージ)から。
王監督語録みたいな内容だったが、メモは増えた。
「勝利の女神は、一所懸命の人に微笑む」のメッセージも
気にはなったが、今回はこの一言。
「努力すれば、必ず報われる」は、言葉として美しいが、
実際は、そんな甘くない。だから、このフレーズは好まない。
努力した人全員が、良い結果を掴むわけではない、
しかし「やった人には、いい結果がでるチャンスがある」は、
妙に説得力がある。
いい結果がでるチャンス、挑戦権があるだけで、
それを掴むのは、また別の問題だ、と言いたげであった。
裏を返せば「努力しない人には、いい結果がでるチャンスもない」
そういう意味である。
いい結果を手に入れたければ、少なくとも、努力しなさい。
彼の長い経験から掴んだフレーズとして、大切にしたいと思う。
何も努力せず、いい結果だけを欲しがる人、耳が痛いかなぁ。



2008年12月04日(木)
結婚は修行。人と暮らせば苦労は増える

あれ・・誰の台詞だったかなぁ。
(情報源不明、メモ忘れ、ごめんなさい)
結婚については、いろいろな定義があるもんだと思う。
今回は、最近の人たちがなかなか結婚したがらない、
その理由のひとつとして納得したから、メモをした。
「結婚には、バラ色の人生が待っているよ」と声をあげても、
「嘘ばっかり。楽しそうにしている人、見たことない」と
反論されてしまう。結婚に夢がもてないようだ。
しかし、逆に、最初から
「結婚は修行。人と暮らせば苦労は増える」と言っておいて、
「でもね・・・」と、結婚の良さを伝えるほうが、
少しは、聴いてもらえそうな気がするから、
このフレーズ、覚えておこうかなぁ、とメモをした。
修行と思えば、苦労も苦労と思わないで済むし・・。(笑)
だけど、結婚って、本当にいいもんだよ・・と私は思う。



2008年12月03日(水)
還暦ってなるんだ?

テレビ「ボクらの時代」から。
たしか、脚本家・筒井ともみさん、歌手・森山良子さん、
衆議院議員・小宮山洋子さんの回だったと思う。
なぜか、突然のように「還暦」の話になった。
もう、そういうお年頃らしい。(笑)
ある方は「そろそろ還暦、うふふ」とほくそ笑み、
またある方は「還暦ってなるんだ?」と、言葉遊びをしていた。
そう、巷では「還暦になった」という言い方をするが、
還暦はなるのではなく、迎えるのかな、とメモをした。
還暦の意味は(60年で再び生まれた年の干支に還るからいう)
「数え年61歳の称。華甲。本卦還(ほんけがえり)」
さらに「華甲」(カコウ)とは、61歳のこと。
華の字を分解すると、十の字6個と一の字になることから。
甲は、十干(年次・年齢を数えるときに用いる)の第一で、歳。
「還暦」って深い意味があるんだなぁ。
あと10年で還暦か、どんな人生が待っているのやら。



2008年12月02日(火)
やな時代に生きて、やなことをしたものです

映画「私は貝になりたい」(福澤克雄監督)から。
ストーリー的には、やや物足りなかったけれど(笑)
この映画を思い出すには、この台詞かな、と選んでみた。
従軍中の事件の戦犯として、拘留される部屋にいたのは、
なんと、SMAPの「草薙」くんだった。
今回の気になる一言は、そんな彼の台詞である。
「やな時代に生きて、やなことをしたものです」
重たい雰囲気の中、ボソッと呟いた言葉に力があった。
「士官の命令は、陛下の命令だ」と過酷な命令を出す辛さ、
そしてそれを実行しなければならない辛さ。どちらも辛い。
そう考えれば、今の時代、確かに違った意味で辛いこともあるが、
戦時中の彼らに比べれば、まだ耐えられる時代だと思う。
彼(草薙)が絞首刑にされる前日に出逢い、一晩で別れを迎える。
「一晩だけでしたがこれも何かの縁でしょう」の台詞が、
妙に面白くて、重い映画なのに笑ってしまった。(汗)
リバイバルとあって、ストーリーがわかっているのも、
ちょっと、新鮮さに欠けた理由かもしれない。



2008年12月01日(月)
「撮りたくなるよね」「はい、送りたくなります」

昨日の朝、三島駅まで歩いている途中、
雲ひとつない青空に、真っ白な雪をかぶった富士山を見て、
しばらく感激しながら眺めていた。(いつも見ているのに・・)
そして携帯電話のカメラを利用して、夢中で撮っていたら、
犬の散歩している見知らぬおじさんが、
「撮りたくなるよね、今年一番だ」と話しかけてきた。
私は思わず「はい、こんな富士山は久しぶりですから」と答え、
「全国の友達に送りたくなります」と返していた。
勢いで、携帯のメールアドレスを知っている知人・友人に送信したら、
予想外に、大喜びのメールが戻ってきた。
こんなメールのやり取りは、実に嬉しい。
携帯の電源が減ってきて、全員に送れなかったが、
プライベートの「ふるさと歳時記、携帯版」は、
私の心を温かくしてくれるシステムとなりそうだ。
プライベート・ライブカメラ、お試しあれ。

PS.
今朝「柿田川に、鮎が大量に遡上していて、川が真っ黒だったよ」