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しもさんの「気になる一言」
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2008年08月31日(日)
痩せる努力をせず、太る努力をサボる

ぼ〜っと見ていたテレビだったかな、メモが残っている。
たぶん「ダイエット特集」だった。
いろいろなダイエットが紹介されていたが、
私の興味関心は、せっかく痩せたのに、それ以上に太ってしまう、
「リバウンド」にあった。
そんな時、出演者の誰かが、
「ダイエット」について面白いことを言ったのでメモをした。
「痩せる努力をせず、太る努力をサボる」
「痩せる努力を一所懸命するから、続かなくて太ってしまう」
そうではなく「太る努力(間食とか食べ過ぎ)をサボればいい」と。
なるほどなぁ、であった。
どうして太るのか、その原因を調べて、その習慣を止める。
それだけで、痩せられるのに・・という。
太り気味の方、一度、心に刻んでおいてはいかが?



2008年08月30日(土)
ありがとう、これ、お駄賃

今日は、朝から大雨洪水警報が出ている。
いつ職場から呼び出されてもいいように、自宅待機としたが、
そのわりには、雨はパラパラで、拍子抜け。(まだ気が抜けないが・・)
では・・ということで、今日から上映の映画「ハンコック」を鑑賞し、
帰宅後、中学同級生限定の掲示板を覗いたら、私宛の書き込み。
内容は、幼なじみが書いた本「コウノトリ、再び」を読み終えたら貸して。
もちろん、そのまま彼女の携帯へ電話。
「今、どこにいる?」「うちだよ」「わかった、今から行く」
自転車で50回も漕がないうちについてしまう距離である。
「お〜い、いる?」「あっ、はやいじゃん」
「はいよ、これ、本」「ありがとう、これお駄賃」
なんと、缶ビール2本を、自転車漕ぎ100回以内でゲット。(笑)
私はサンダル履きで、気取った挨拶もせず、
掲示板を覗いてから、この間、わずか3分くらいかな。
さすが地元だなぁ、さすが同級生だなぁ、なんて一人で喜んでしまった。
50歳になってもらったお駄賃、いいもんだな。



2008年08月29日(金)
古老肉

先日、中華料理を食べに行ったら、こんなメニューを見つけた。
「古老肉(スブタ)」
もちろん、店内には掲示されておらず、外されていた。(笑)
誰かが、中国人の店主に指摘してあげたのだろう。
確かに、スブタは「古老肉」と書くらしい。
「酢豚」は「古老肉」(グーラオロウ)の日本名らしい。
しかし、日本では「酢豚」の漢字の方が流通しているし、
いくら「古老肉」が正式だとしても「古く老いた肉」では、
食べ物として、美味しく感じられないだろうと思う。
さすが中国、食べ物に、こんな名前をつけるななんて、と
笑いながら、メモをした。
ついでに、私の名前を北京語で教えて・・と頼んだら、
「しゃーさん・いーふ」だと聞き取れた。
中国人には「しもさん」ではなく「しゃーさん」。
また、新しいことを覚えて、嬉しいな。



2008年08月28日(木)
ジェインは結婚後を描かない

映画「ジェイン・オースチンの読書会」
(ロビン・スウィコード監督)から。
何人かで、同じ作品を読み、感想を語り合う読書会。
これって、この映画を機会に、流行りそうな予感がする。
私が「ジェイン・オースチン」の作品を読んだことないから、
なんとも言えないけれど、この感想は面白かった。
たぶん、1冊だけでなく、どの作品もそうなのだろう。
出演者の一人ひとりが恋愛で悩みながら、物語が進む。
中には「結婚して20年、本当に心の絆が保てるの」、
「難しいのは別れ方ね」など、結婚に関しては、
否定的な意見が飛び交う中、この台詞がキラリと輝く。
(だから)「ジェインは結婚後を描かない」。
「腐ってもオースチンでしょ」「オースチンは心の薬だわ」
こんなフレーズも溢れていた。
「ジェイン」と呼ぶ人、「オースチン」と呼ぶ人。
何か、作者の意図が感じられるが、わからずじまい。
う〜ん、気になる、気になる。



2008年08月27日(水)
グッデイですか?

ラジオから流れてきた北京オリンピック取材。
テレビなどは、ついつい「今のお気持ちは?」と、
なるべく長く話してもらおうとするが、さすが、ラジオ。
メダルを取った北島選手、朝原選手などへの質問も、
さらっと一言「グッデイですか?」
答える選手も嬉しそうに「もちろん、グッデイです!!」
短いフレーズの中に、その気持ちが詰まっていた。
言葉は、短いほど、インパクトがあるなぁ、と思った。
また「ナイスデイですか?」でないところがいいな。
「ナイス」は「たまたま」とか「偶然」などの意味があることは、
カナダでゴルフをした時に、同伴者に教えてもらった。
「ナイスショット」より「グッドショット」(グッショ)の方が、
喜ばれることを、実体験で知ったから。
会話としては、英語まじりで変な質問だけど、
今回ばかりは「グッデイですか?」は、私の心に残った。
これはオリンピックインタビューに限らない。
日常の挨拶で使ってもいい。
「いいことあった?」の代りに「グッデイですか?」。
是非、読者も試して欲しい。



2008年08月26日(火)
市民もやる。市民がやる。市民とやる。

「協働」(コラボレーション)という言葉を、
もっとわかりやすく表現できないものだろうかと、
言葉を探していたら、こんなフレーズにぶつかった。
「市民もやる。」・・・行政がやるから、市民も手伝って。
「市民がやる。」・・・市民だけでやるから、行政は手を出さないで。
「市民とやる。」・・・企画から運営まで、行政と市民、対等でやろう。
最後の「市民とやる。」、これこそが「協働」なんだと思う。
言葉として、とてもわかりやすいフレーズを見つけたとメモをした。
ただ、実際に行うとなると、これが意外と難しい。
お互いが遠慮したり、お互いが仕切りたくなる。
または、不思議と上下(主従)関係を作りたがる。
行政と住民は、対等です・・これを理解できないから、
なかなか「協働」のイベントが進まない気がしている。
お互いの得意分野を、労力として提供する。ただ、それだけ。
お金を出す方が偉い、ってこともないのになぁ。(ぼそっ)



2008年08月25日(月)
「関白宣言」は「女大学」の再定義?

2カ月に一度の、働く女性の会「ATG」例会、
今回の講師は「富士常葉大学講師・光藤あさ美」さん。
演題は、大学講義という感じの「男女共同参画社会論」。
「男は仕事、女は家庭」という言葉が生まれたのは、
ほんの40〜50年前の出来事に過ぎないことを、
歴史を検証しながら、丁寧に教えていただいた。
今回の気になる一言は、江戸時代の初期に生まれたという
「女大学」に書かれてある内容の説明を受けた後、感じた感想。
妻は夫より早く寝てはいけない、
妻は夫より早く起きなければいけない、嫉妬もしてはいけない、
そんなことが書かれてあり、
「女性の鑑」として「良妻賢母」の教育書となったようだが、
「男尊女卑」として後世まで悪影響を及ぼしたとされる「女大学」が
言葉にリズムをつけること(歌にすること)により、受け入れられたこと。
歌って、すごいなぁ、と改めて感じた瞬間である。
歴史を勉強すると、いろいろなことが見えてくるなぁ。

PS.
そういえばSMAPの「世界に一つだけの花」も
「どの花みてもきれいだな」と歌われる「チューリップ」の再定義?



2008年08月24日(日)
計画するのが好きだなぁ

映画「ベガスの恋に勝つルール」(トム・ヴォーン監督)から。
キャメロン・ディアス演じる、主人公ジョーイは、
何でも計画し、完璧にこなしてきたキャリア・ウーマン。
「プランをたてるためのプランをたてる」ほど。
しかし彼氏に「逢えば楽しいけれど、結婚向きの女性じゃない」
と言われる。
いつも計画ばかりで「息が詰まる」ということらしい。
この性格を指摘するシーンが、何度も何度も出てくるが、
計画好きの私にとっては、理解できない台詞となった。(汗)
「計画するのが好きだなぁ」と映し出されるスクリーンの字幕を見て
「えっ、どこが悪いの?」と考えてしまったからだ。
計画するだけではなく、着実に実行することで、
大きなものではないが、計画どおりの成果が手に入る。
これって、今流行りの、血液型では分類できないかもしれない。
ただ「計画好き」だけど「完璧主義」ではない。
計画通り進まない自分を責めたりもしないし、落ち込むこともない。
その頃にはまた、新しい計画を立てているに違いない。(笑)
または「今日は計画を立てないという計画」を立てている気がする。
「計画好き」で、悪かったねぇ・・



2008年08月23日(土)
「金(きん)しかいらない」と「神様からのプレゼント」

北京オリンピック、野球の星野ジャパンが、
アメリカに敗れ、4位に終わりメダルなしとなった。
解説者も含め、まわりが腫れ物に触るような扱いを
野球ファンの私は、ちょっと違和感を感じ、テレビを観ていた。
野球に関するコメントは、ちょっと避けたかったが、
書いておかないと悔いが残る気がして、あえて厳しいコメントを。
数年前、星野監督が「北京五輪代表監督」に決まった時、
彼が、こう呟いたのを覚えている。「金(きん)しかいらない」。
WBCならいざ知らず、オリンピックでこの発言はないよなぁ、と
当時メモしたのを覚えている。
今回も、メダルに限らず、自己ベスト更新をしただけで喜ぶ選手、
入賞をしただけで大喜びの選手や家族を目にするたびに、
金メダルだけがすべてじゃないな・・という思いを強くした。
野球選手たちに奮起を促すメッセージであったのか、
負けたらどうしよう、という不安の裏返しだったかもしれない。
勝負事には不必要というかもしれないが、
「謙虚さ」を持った選手が、活躍したオリンピックだった気がする。
「去年やめてなくてよかったなぁ」と大喜びした陸上の朝原選手は
「神様からのプレゼント」と、悲願のメダルを手にした。
本当に、神様はいるのかもしれないな。



2008年08月22日(金)
オリンピック開催中の「引退宣言」反対

今回の北京オリンピック、気になっていることがある。
だから今回の気になる一言は、久しぶりに私の雑感。
もちろん、以前のオリンピックでも
同じことが繰り返されているのだが、今回は特に・・。
柔道でも、レスリングでも、水泳でも、
その種目が終わると、勝負の結果に関わらず、
マスコミは、今後の身の振り方をインタビューし、
「現役続行」「引退示唆」などの見出しが、翌日の朝刊で賑わう。
しかし、オリンピックは続いている。
競技日程の関係でまだ「出番」を待っている選手たちもいる。
そんな人たちへの配慮は、微塵も感じられないのが残念でならない。
身の振り方を発表するのは、北京オリンピック全日程が終了し、
閉会式を無事終えたあとでもいいのに、と私は思う。
それが、選手団を組み、みんなで参加している意味だから。
総括は、オリンピックが終わってからすればいい。
特にマスコミの取材攻勢は、過熱ぎみではないか。



2008年08月21日(木)
エッチ好きな担当者様にお知らせです。

お待たせ、木曜日、男女恋愛エッチネタ。(笑)
久しぶりに、いたずら、迷惑メールの面白タイトルである。
普段は、何も見ずに「削除」なんだけど・・。
ちょっと、気になるフレーズだった。(汗)
よく考えると、何の担当者なのか、わからないけれども、
なんだか中身を読みたくなってしまったフレーズ。
開けてみたら、(当然だけれど)やっぱり
いたずら、迷惑メールの類だったけれど、天晴(あっぱれ)だった。
毎日、毎日、何通も送られてくるメール。
以前、知人のメールが「迷惑メール」に入ってしまったことがあるので、
それ以来、タイトルだけはチェックしている。
まぁ、こんなことするために、生まれてきたわけじゃないだろうに、
百害あって一利なしの迷惑メール。たばこより、害があるかもしれない。
こんなに進歩した情報技術の分野なのに、
本当に迷惑メール発信者を特定できないんだろうか?。
そんなことを以前、書いた気がする。
でも「エッチ好きな担当者様にお知らせです。」のタイトルに、
反応してしまう私のような人間がいる限り、無くならないのかな?



2008年08月20日(水)
気になる「?」と「服装」表現

前回の芥川賞受賞作「乳と卵」を読み終え、どっと疲れた・・と
感想を述べたら「だったら、これ、読む?」と貸してもらった
書籍「スイッチ」(さとうさくら著・宝島社文庫発刊・330頁)から。
今回は、面白いメモが溢れたため、読み終えるのに時間がかかった。
ただ、もう一度、読み返すと、この作品を思い出すことができる、
インパクトのあるフレーズが選べなかった。
それよりも、作者の文体、というべきなのか、気になる表現がある。
質問や、疑問でもないのに、最後に「?」がついている会話が多い。
例えば「どんな人?」「あぁ、苫子知ってるよ?」「え?」・・
真中の「?」の意味が、私にはわからなかった。
また、登場人物の服装(上下)や靴の描写をこと細かに説明されている。
例えば「苫子は、ボウリングシャツに、カラーデニムのスカートと
ピンヒールのサンダルをはいていた。」とか
「胸を強調したみせ下着の上に、同じく下着のような
膝上のワンピースを着て、ロングブーツを履いた瑠夏」とか、
「胸元にもブランドのシルバーのネックレスをして、
半袖のサマーニットにプリーツスカートをはいた結衣に、
華奢なシルバーリングは本当に似合っていた。」など、満載。
男性の私には、その服装にどんな意味があるのかまでは、
理解できなかったが、女性の場合、性格、その日の気分で、
服装が変わるんだろうな、と理解して本を閉じた。



2008年08月19日(火)
光が「稲妻」、音は「雷」

書籍「日本の歳時記」から。
雷といっても季節によって「春雷、熱雷、秋雷、寒雷」。
夏の雷「熱雷」は、地面の加熱によって発生する。
秋の雷「秋雷」は、寒冷前線が急激な上昇気流を伴うために起こる。
すなわち「上昇気流が空中で起こす放電現象。」
ピカッと光る光景を見たら「あっ、稲妻だ」と表現し、
ゴロゴロ、ドッカンと音で感じたら「あっ、雷だ」と表現する。
今まで、閃光が目に入っても「あっ、雷だ」と呟いていた。
これを知ったからには、これからは使い分けようと思う。
稲妻が「稲の実り」をもたらすと考えられていたから、
「稲の夫」(古代日本語では夫も「ツマ」)という意味で
イナヅマと呼び、「稲妻」の字を当てるようになったという雑学より、
もっと大切なことを知った気がする。
せっかく覚えた「日本語」(笑)、忘れないようにしたい。
これから大気が不安定になるから、思い出して欲しい。



2008年08月18日(月)
私が重視するのは、成績ではなく将来性だ

映画「大いなる陰謀」(ロバート・レッドフォード監督)から。
大学教授役のロバート・レッドフォードが、呟く。
「私が重視するのは、成績ではなく将来性だ」
現在の成績ではなく、この学生は将来伸びるかどうか、
そんなことを重視しながら教えている、と言いたそうだった。
今の世の中、会社によっては「昇進」のための試験がある。
しかし、それは「現段階の成績」を比較しているに過ぎないし、
試験ではわからない可能性は、加味されることはない。
その将来性、可能性を見極めるのが、登用する側の先見性だろう。
ただ、この台詞とは対照的なフレーズもメモをした。
「将来性、可能性は、気まぐれだ」
なるほどなぁ、それも事実だ、と暗闇の中でメモしながら苦笑い。
何を重視するのか、それはトップの考え方次第だな。
古今東西、今もなお結論が出ない問題だけど、
その結論の成果は10年後、20年後に出るところに面白みがある。
さて・・あなたの職場は?



2008年08月17日(日)
卓球とパンケーキの集い

北京五輪の卓球(団体男女)をテレビ観戦していて思い出した映画がある。
それが「燃えよ!ピンポン」(ロバート・ベン・ガラント監督)。
痛快爆笑・・あまりストーリーを考えず、
ただただ笑い転げるだけの映画も、実に面白い。
大きな映画館では、決して上映しないような作品。
単館系、ミニシアター系・・と呼ばれる映画に多い。
今回も、場面設定もめちゃくちゃ、ありえない展開。
その中でも、私がはまってしまった
「卓球とパンケーキの集い」と題される「卓球大会」。
真剣に卓球をしている横で、パンケーキを焼いている。
その光景が面白すぎた。(みないとわからないかも・・)
「娯楽としての映画」という表現も、わかる気がする。
私の場合「ホラー映画」や、
撃ち合い・殺人シーンが多そうな作品は、極力観ない。
お金払って、憂鬱な気分になりたくないもの。
常に、前向き、明るい映画が好き。だから「ラブ・コメディ」。
ラブ・コメといえば、メグライアンやキャメロンディアス。
今上映中の「べガスの恋に勝つルール」、痛快でした。(笑)



2008年08月16日(土)
フルスィングの威力

午前11時から、夏の高校野球(準々決勝)に釘づけとなった。
静岡県代表「常葉菊川」と、和歌山県代表「智弁和歌山」の熱戦。
例年、準々決勝では、そんなに打ち合うことはないのだが、
結果は、13−10で、常葉菊川の逆転勝ち。
その勝因は、解説者が何度も口にした「フルスィングの威力」。
空振りの三振でも、フルスィングは、相手に威圧を与えるらしい。
出てくるピッチャーにプレッシャーを与えるには、思いっきりの良さ。
応援していても、その「力いっぱい」に胸が熱くなった。
これは、私たちに何を教えてくれるのか。
中途半端に生きると、つけ込むスキを与えるが、
「フルスィング」(一所懸命)で生きていると、
悪い道に引きずり込もうとする奴らに大きなプレッシャーとなる。
そんな意味として、受け止めたらどうだろう。
相手がフルスイングだからこそ、自分もフルスイングで対抗する。
これが、13−10という、稀に見る好試合となった気がする。
そのあと見続けた、オリンピックの各種目も、同じだった。
大きな気付きを与えてもらった高校野球。明日も楽しみとなった。



2008年08月15日(金)
今、ラジオの生放送終わったばかりなんだよ

最近、先輩がパーソナリティを務める地元ラジオ番組に、
月に1度くらいの割合で、ゲストとしてお招きを受けている。
今晩は、三島市のお祭りと重なり、スタジオ周辺は人だかり。
放送終了後は、祭りの夜店を眺め、歩きながら帰路についた。
しかし50歳の男性がひとりで、ブラブラしていたからだろうか、
数人の知人に逢ったが、みんな口を揃えたように
「あれ?どうしたんですか?」と訊ねたあと、
「今から、誰かと待ち合わせですか?」と続いた。
その度に私が答えた台詞が、
「今、ラジオの生放送終わったばかりなんだよ」。
何も正直に答えなくても良かったのに・・と帰宅してから苦笑い。
「そうなんだよ、実は彼女と・・」と小指でも立て
「内緒にしてて」と口止めの真似をする。
相手がどんな反応するか、観察すれば良かったなぁ、と後悔。(笑)
でも、私を知らない人がそばで聞いていたら、
ちょっとかっこいいなぁ、このフレーズ。「ラジオの生放送」。
また、使っちゃおうっと。

歩きながら飲んだ缶ビールが、効いてきたかも・・。
北京五輪・日本対オランダの野球テレビ観戦。
まだ5回なのにもう眠たい。



2008年08月14日(木)
これが自分色のメダルですね

この台詞は、残しておきたいなぁ、と思った北京五輪ネタ。
もちろん、競泳男子200メートルバタフライ、銅メダルの
松田丈志選手の台詞である。
「自己ベスト更新だけを考えていた」とその思いを語り、
「アテネ(五輪)以来の(練習)過程に満足していた」と言い切った。
比較する相手は、驚異の記録を出す外国人選手ではなく、
4年前の自分だったのだろう。
「これが自分色のメダルですね」・・(う〜ん、いい台詞だな)
彼にとっては、何色のメダルでもよかったのかもしれない。
その気持ちが「自分色」という単語を生み出した。
自分にとって「満足感」「充実感」「達成感」を感じる色であれば、
「空色」でも「藍色」でも「桃色」でもかまわない。
常に努力を続けてきた自分へのご褒美のメダルとでも言おうか、
「自分自身を褒めてあげたい」というフレーズと重なった。
負け惜しみではなく、心の中から口に出た台詞だったから、
応援していた私たちの心も動かされたのだと思う。
さて、あなたの「自分色」は何色ですか?



2008年08月13日(水)
ポニョが女の子になって戻ってきた

もちろん映画「崖の上のポニョ」(宮崎駿監督)から。
名付け親は、主人公5歳の少年・宗介。
「ポニョっとしているし、魔法が使える」から。
その「ポニョっとしている感じ」ってのがいい。
もしかしたら「フニャ」とか「ペチャ」になる可能性があった。(笑)
子どもの感性で「ポニョ」となったけれど、
いつのまにか「ポニョ、ポニョ、ポニョ、魚の子」と
口ずさんでいる大人を見かけると、嬉しくなってしまう。
物語としては、アンデルセンの「人魚姫」を、彷彿させる。
金魚のポニョが困っていたところを、人間の子ども宗介に助けられ、
お互い好きになる。魚が人間になるには・・・これ以上は映画館で。
「僕、お魚のポニョも、半漁人のポニョも、
人間のポニョもみんな好きだよ」。
この台詞だけで、どんなに優しい映画かはわかるはず。
夏休み親子連れの中、私はひとりでメモしながら観たけれど、
思わず、笑みがこぼれ、心温まる映画だと思う。
なにはともあれ、この夏の思い出に、ご覧あれ。



2008年08月12日(火)
「規範意識」は、幼で「芽生え」小で「育つ」

幼保の連携強化も大切だが、幼保と小学校の連携も大切。
そんな話を何度も耳にするが、どうして?という問いに対して、
はっきりとした連携するものがわからなかった。
幼稚園の先生が、ある研修会で覚えてきた役割は、
幼稚園は「規範意識の芽生え」、小学校は「規範意識を育てる」。
教育界では常識なのかもしれないが、私にはなるほど・・であった。
実は、小学校になったら「規範意識」を教えると思っていた。
しかし、小学校は「規範意識を育てる」場所。
そのもとは、幼稚園にあると知って、なぜか嬉しくなった。
幼稚園だけに留まらず、保育所でも同じことであろう。
就学前の大切な時期を任されていることになる
「こども育成課」内「子育て支援室」の役割。
考え方一つで、日本の教育再生のお手伝いが出来る、と嬉しくなった。
私も頑張らなくちゃな、頼りない室長だけど(汗)。



2008年08月11日(月)
サイバー犯罪課

映画「ブラック・サイト」(グレゴリー・ホブリット監督)から。
([原題] UNTRACEABLE)
警察から「サイト調査」の依頼を受けるFBI。
それが「サイバー犯罪課」。
架空のセクションなんだろうけれど、
実は、私が今一番必要と思う部署である。
今回のストーリーは、いたって簡単。
世界中の人が、そのサイトを見れば見るほど、
カウンターがあがり、その数である人を殺害する仕組みの殺人。
そのシーンを見るなって言われれば言われるほど、
見たくなる人間の心理を、悔しいほどうまく付いている。
「誰も罪悪感がなく、好奇心でサイトを見る」
しかし、その行為が「殺人の共犯者」となってしまう。
ラストシーンこそ、監督の伝えたかったことかも。
(こればかりは、ネタばれになるのでご勘弁を)
毎日、迷惑メールの削除をしていると、いつも思う。
こんなことして、何が面白いんだろうって。
こんなことするために、生まれてきたわけじゃないだろうに。
本当に、逮捕されるとなったら、彼らは止めるのだろうか。



2008年08月10日(日)
オリンピックは挑戦することに意義がある

「オリンピックは勝つことではなく、参加することに意義がある」
小さい頃から教えられてきた「クーベルタン男爵」の言葉。
しかし、私の心の中では、どうもしっくりこなかった。
やはり、勝たなければ・・という思いが強かったのかもしれない。
北京オリンピック初日の成績、選手のコメントから、
そのヒントを探そうと早朝から新聞を読んでいたら、
読売新聞の一面コラム「編集手帳」に、その答えはあった。
勝利に向かって、前進し続ける努力に価値を認めた表現、
「オリンピックは挑戦することに意義がある」は、
私にとって、長年のモヤモヤを払拭してくれたフレーズである。
もちろん、スポーツはオリンピックに限らない。
午前中、同級生(50歳)が参加するというので応援に出かけた、
本当に、ちっちゃなちっちゃな「水泳大会」に足を運んだ。
そこで見つけたのは、飛び込みすらできない小学校1年生から、
ほのぼのとした泳ぎをする、70歳を越える高齢者まで。
しかし参加するだけでいい・・そんな顔の人は誰一人いなかった。
勝負というより、自らの持つ記録に挑んでいる姿だった気がする。
「挑戦し続ける」ことは、誰にでも出来ること、本人がその気ならば。



2008年08月09日(土)
前を向いて歩こう

北京オリンピックが盛り上がっていく前に、昨日紹介した
沖縄の歌手、ジョニー宜野湾さんの持ち歌から。(笑)
御存じ「上を向いて歩こう」をもじっているが・・
私は、この曲を聴いた時、涙が出そうになった。
「前を向いて歩こう 涙がこぼれてもいいじゃないか
思い出す 夏の日 一人ぽっちじゃない夜
(中略)
幸せは雲の上なんかない 幸せはここにあるのさ」
原作より、心が動かされた。
替え歌は、所詮、替え歌・・なんて考えはこの瞬間捨てた。
原曲「上を向いて歩こう」は、永六輔さんが、
女優・中村メイコさんにふられた時に出来た曲だから、
ちょっと前向きじゃない。
「上を向くより、前を向く」この方が、私も好きだ。
これからは、この曲を聴いたら
「前を向いて 歩こう・・」と歌うに違いない。
できれば、私のテーマソングにしたいな。
今度、カラオケで歌ってみよ〜うっと。



2008年08月08日(金)
オリンピックより、私を選んでくれてありがとう

沼津にある、南来流(なんくる) <沖縄民芸・沖縄食材専門店>で、
ジョニー宜野湾(ぎのわん)さんのライブコンサートがあった。
泡盛を手にする観客?の前に登場した彼は、
始まって間もなく「俺だって、オリンピック見たいですよ」笑わせ、
この会場にいる人たち以外は、たぶんどこかで、
北京オリンピックの開会式を目にしているんだろうな、と思わせた。
(コンサートの話は、近いうちに、別の話題で・・)
そして終盤、北京では開会式が始まった頃、また呟いた。
「オリンピックより、私を選んでくれてありがとう」
彼なりの、照れも混じっていたが、とても心に響いた。
そう、この北京オリンピック開催期間中も、
一所懸命歌っている人がいる。手拍子しながら聴いている人がいる。
そんな些細なことでも、私はスポットを当てていきたと思う。
私にとっては、北京オリンピック観戦より大切な時間がある。
こちらこそ、オリンピックより、私たち(観客)を選んでくれてありがとう。
そう、ジョニー宜野湾に伝えたい。
のんびり帰宅したら、なんとまだまだ開会式は続いていた。(笑)



2008年08月07日(木)
愛はこどもを大人にし、恋は大人を童心に戻す

おまたせ、木曜日、恋愛・男女ネタ。(汗)
こういうのに限って、なぜか興奮してしまって
情報源を書き忘れてしまうんだよなぁ。ごめん。
しかし何度読み返しても、なかなかの名言。
(ちょっと、照れて恥ずかしいけれど・・)
「愛はこどもを大人にし、恋は大人を童心に戻す」
さて、読者のあなたは、どちらかな?(笑)
こどもを大人にする「愛」は、「恋愛」もそうだけど、
「親子愛」「兄弟愛」「人間愛」「郷土愛」・・
そんな「愛」を受けながら、だんだん大人になっていく気がする。
その点、大人を童心に戻す「恋」は盲目の場合が多い。
今まで、大局的、広角的に物事をみることができたはずなのに、
「恋」をした途端、なぜか視界が狭くなるようだ。
周りが気にならなくなるというのか、そんな感じなんだろう。
山本モナさんと話題になった、衆議院議員・細野剛志さんも、
我らがジャイアンツ・二岡智宏選手も、
きっと彼女と出逢って童心に戻ってしまったんだよなぁ、と理解した。
男の勝手な言い訳かもしれないけれど、わかる気がする。
男だけではないはず・・女だって・・(汗)
(また女性の読者、減るかなぁ)



2008年08月06日(水)
遅くても5時には起きてます

伝えた相手が悪かった。(笑)
業務終了後の残務処理中、ちょっとキリがよかったので、
「最近、5時半に起きるんだ」と自慢してみた。
(これくらい早く起きると、いろいろなことが出来るんだよ。
例えば・・読書、英会話、インターネット等々)の続きを考えて。
「へぇ、凄いですね」と驚きの声が返ってくると思っていたら、
「主婦は、もっと早く起きてますよ」とさらっと返された。
わが職場、女性、それも既婚者が多いから、
子どもや主人の世話、自分の身支度・・家事全般と大忙し。
「遅くても5時には起きてます」ととどめを刺された。
早い女性では、4時・4時半とか。(汗)
よく考えてみれば、我が家も、母、妻とも朝が早い。
共働きの女性って、いつ寝るんだ?
なに、今頃、気がついたの?と言われそうだが、
気付いただけでもいいとしてください。



2008年08月05日(火)
迎えるって、勝手にきただけやろう

お約束の・・最新より一回前の第138回芥川賞受賞作、
「乳と卵」(川上末映子著、文藝春秋刊・112頁)から。
読み終えた感想は「疲れたぁ、てこずった」から始まり
「普通の小説が読みたい」まで、あまりいい印象がない。
とにかく、読みにくい。句読点があまりなく、
いつ呼吸していいのか、タイミングがとりにくい作品だった。
文体も、若い人らしい(?)のか、ついていけなかった。
選評は(石原慎太郎さんを除いて)、そこが計算されていい、と絶賛。
しかし最後まで、私には受け入れられなかった作品である。
それでも・・と数少ないメモから選ぶとしたら、
「初潮を迎えた。」と書かれたあとに心の中で呟く
「迎えるって、勝手にきただけやろう」のフレーズだった。
特に気に入った・・という訳ではないが、思い出すために。(汗)
「いやという漢字には厭と嫌があって、
厭のほうが本当にいやな感じがあるので、厭を練習した」など、
時折「ほぉっ〜」と思わせる表現はあるのだが・・・。
素人の私が、芥川賞受賞作に文句をつけるのもおかしな話。
ここは「選者」たちの声を、もう一度、じっくり、読もうと思う。
何か、書くためのヒントが隠されているかもしれないから。



2008年08月04日(月)
満杯だと思ったら、満杯に出来ない

映画「ドラゴン・キングダム」(ロブ・ミンコフ監督)から。
カンフー映画って、けっこう好きかもしれない・・そう思った。
これでも(笑)、高校の時、少林寺拳法を習い、
驚くなかれ、黒帯初段(准拳士)まで持っている。
ブルース・リー、ジャッキー・チェンも大好きで、
彼らが主演の映画を観終わると、
映画館を出て、必ず高い場所を蹴りたくなったものだ。
カンフー映画って、拳を極める時以外にも、
なにか悟りをひらくような言葉が隠されていることが多い。
今回は、酔拳の達人(ジャッキー・チェン)がお酒を注ぐシーン。
溢れるのを気にせず、思いっきり注ぐ。当然、溢れる。
瞬間「あっ」と声を上げた主人公に、彼が呟く。
「満杯だと思ったら、満杯に出来ない」・・ほぉ〜、とメモをした。
最初から、満杯を意識していたら直前で手加減をする。
すると、結果は「満杯」にすることが出来ない。
だから、満杯にしたかったら、思いっきり溢れさせろ。
そうすれば、満杯になるぞ。そう教えられた気がした。
最後まで、手を抜かない・・そういう意味かもなぁ。



2008年08月03日(日)
人は人によって磨かれるんですね

プロ野球、玉砕覚悟の清原選手と今年引退した桑田投手、
故・赤塚不二夫さんのトキワ荘時代で出会った漫画家たち。
どちらも一人だったら、お互いここまでやってこれたかどうか。
ずっと、そんなことを考えていた。
この話題は、たぶん多くの人が書くだろうと避けていたが、
やはり「ライバルであり、親友であり、時には敵として」戦った
彼らのことを忘れないために記録として残したいと思っていた。
しかし、新聞やインターネットの見出しを眺めても、
私のアンテナに引っかかる、短いフレーズが見つからず、
諦めかけていた矢先、渡邉美樹さん(ワタミ(株)代表取締役)が、
TVでこんな事を云った。
「人は人によって磨かれるんですね」これだ、と思った。
そして、この言葉は「K・Kコンビ」や「トキワ荘仲間」に限らず、
私たちにも通じる言葉として、気になる一言に選んでみた。
今の自分があるのは、多くの人によって磨かれた結果。
ただ、知らず知らず、少しずつだから、気がつかないだけ。
そういう視点で、眺めて見よう。多くの人に感謝できるから。
今年の大河ドラマ「篤姫と幾島」も、同じような関係だったなぁ。



2008年08月02日(土)
私が将来、慙愧することは恐らくあり得まい。

同級生に借りて、前回の第138回芥川賞、受賞作「乳と卵」を読んだ。
正直な感想「悪戦苦闘してます」とメールしたら、
また違う同級生から「選評読む?」と文藝春秋が届いた。
活字好きの読者は、もうとっくに読んだかもしれないが・・。
選者となった「池澤夏樹氏」「小川洋子氏」「村上龍氏」「黒井千次氏」
「高樹のぶ子氏」「宮本輝氏」「川上弘美氏」「山田詠美氏」らは絶賛。
ただ一人「石原慎太郎氏」だけは、候補作全般に「薄くて、軽い」と
酷評したあと、「受賞と決まってしまった(乳と卵)を、
私は、まったく認めなかった。」と振り返っている。
「一人勝手な調子に乗ってのおしゃべりは、不快でただ聞き苦しい。
この作品を評価しなかったということで、
私が将来、慙愧(ざんき)することは恐らくあり得まい。」とまで。
「慙愧」とは「ざんき」と読み「恥じ入ること」の意味がある。
だから、この作品を、芥川賞に選ばなかったことを将来にわたって
恥じ入ることはないだろう、と言い切っている。
他の選者の選評も参考にはなったが、今回ばかりは、
石原慎太郎氏の選評に「一票」を投じたい。
あれっ、まだ「乳と卵」から選んだ一言を書いてなかった気がする。
実は、メモもあまりない。近いうちに、記録として。(汗)



2008年08月01日(金)
映画の日に、観たい映画が残っていない(汗)

毎月、1日は映画の日。久しぶりに私のぼやき。
どんな映画でも1,000円なのに、観たい映画が1つもない。
いや、観たい映画が残っていない、が正確な理由。
近隣市町の映画館情報も集めたけれど、ほとんど観てしまった。
あと残っているのは、子供向けのアニメか、
わざわざ、お金を出してみたいとは思わない、
殺しあうシーンが続く映画やホラー映画くらい。
最近、周りには呆れられてしまうけれど、
いろいろな約束をキャンセルしてまで、映画を観ているわけではない。
今まで、本などを読んでいた時間を、映画に振り替えただけ。
といいつつ、映画の日、映画館独自の会員割引、メンズテー、
レディースデー、カップルデーと1,000円の日は気になる。
逆にその日を選んで、鑑賞日を決めている人たちが増えているようだ。
いっそ、全て1,000円にすればいいのに、と思うのは私だけだろうか。
1,800円だと、DVDのリリースを待つけれど、
1,000円なら、観てもいいなぁ、という人たちが多いのも事実。
映画って、ガラガラ・貸切より、一人ずつでも集まって
大勢で鑑賞した方が楽しいよ。映画館の雰囲気があるからね。