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2008年06月30日(月) ■ |
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疲れた魚を元気にする「いけす」 |
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映画「築地魚河岸三代目」(松原信吾監督)から。 主人公が、魚のことを知るために、ある港町へ修行へ行く。 そこで「いけすの魚」を見るシーンがある。 人間と戦ったばかりの魚は、身体も精神もヘトヘトになる。 そのまま、魚市場へ出しても元気がない。 その疲れた魚の元気を戻す場所が「いけす」というわけだ。 「魚によっては水温も変える、暗くもする」 釣った魚にも愛情を注がないと、魚の元気は戻ってこない。 そんな台詞があったと思う。もちろん、私はメモをした。 釣ったばかりの魚が一番元気、そう思っていた。 これからは、水槽に泳いでいる魚を見つけたら、 元気をとりもどしているんだなあぁ、と思うことにする。 「釣った魚にも愛情を注がないと・・」に反応した人、 もちろん、人間でも同じことが言えるよね。(笑)
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2008年06月29日(日) ■ |
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多くの「生前にお世話になりました」に驚かされたよ |
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週末の2日間、親戚2家族の別々の法事だった。納骨と49日。 いつもは、年配の親戚衆を送り迎えする運転手役なのだが、 今回は「車、おいてこいよ」の言葉に甘えて、 2日間とも、まっ昼間っから飲酒。もちろん三種混合。(汗) さて「気になる一言」は、遺族のひとりの台詞をメモにした。 自分たちが知らない多くの人たちからも 「(故人には)生前にお世話になりました」とお礼を言われ、 あらためて故人の偉大さを知らされた、という話だった。 残された家族のまったく知らないところで、 故人はしっかりと他人のために生きてきたことを知るのは、 案外、嬉しいようだ。 それは年齢、性別に関係なく、誰にでも言えそうである。 家族しか知らない「生きてきた証」より、 家族も知らない「生きてきた証」があってもいいな、と思った。 我が家の場合、驚くことばかりかもしれない。(笑)
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2008年06月28日(土) ■ |
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明るいニュース放送、法案可決 |
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新聞の片隅、誰も目にしないような記事だけど・・ 情報源は「ブカレストAFP=時事」 ルーマニア上院は、同国の全てのラジオ局とテレビ局のニュース番組は、 暗いニュースと同じ割合で明るいニュースを流さなければならないとする 法案を全会一致で可決した。 この法案は「良くないニュースは人々の健康や生活に 取り返しのつかない影響を与える」として、与党・野党の議員提案らしい。 もちろん「表現の自由」を考えれば、何を流してもいいし、 法案で強制するなんて・・と思うが、私は新聞を切り抜き、メモをした。 それが「明るいニュース放送、法案可決」 知らず知らずに「殺人」「詐欺」「自殺」「事故」といった 「暗いニュース」ばかりを文字や映像で見ている国民に対して、 こうでもしなければ、何十年先のルーマニアという国は駄目になってしまう、 だからこそ、法案で可決してでも規制したいという、 提案した議員の気持ちが伝わってくる気がしたからである。 世界遺産に落書きしても、大したおとがめもない国とはえらい違いだな、と 久しぶりに記録に残しておきたい世界ニュースてあった。
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2008年06月27日(金) ■ |
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給食は、好き嫌いを無くすためではない |
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職場の栄養士さんに聞いた話。 「給食って、好き嫌いをなくすためにあるんだよね?」 「違いますよ、室長」あっさり否定されて、ちょっと驚いた。 「どうして?」という私の問いに 「味覚は、もっと大きくなってから変わるんです」 が彼女の答えであった。 「食材に興味をもってもらう」「いろいろなものを口に入れる経験」 そんな意味で給食があるらしい。 (これ、聞きかじった私の解釈ですが・・あってるかな?) 何十年来、私が抱いていた疑問が、彼女の一言で簡単に解決した。 実は、どうして小さい頃大嫌いだった「お寿司」が、努力もせずに 今は食べられるようになったんだろう、とずっと考えていたが、 「味覚が変わったんだ」と知ったら、す〜っと理解できた。 だから「うちの子、好き嫌いが多くて困るんです」と悩む母親には、 「気にしなくていいですよ」とアドバイスできるようだ。 小学校低学年、給食がなかなか食べられず、 教室の前で正座して食べされられた私にとっては、 もっと早く知りたかった「給食」の定義である。(汗)
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2008年06月26日(木) ■ |
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観た人が感情的になって欲しい |
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昨晩、映画「クライマーズ・ハイ」の試写会に先立ち、 舞台挨拶をした「原田眞人」監督の台詞である。 場所は、沼津市出身の監督ということもあり、 全面的なバックアップをしている「沼津シネマサンシャイン」。 本当に多くの方が集まっていた。 ストーリーにはあまり触れず、ロケのこぼれ話、 出演者について語っていたが、 今回のテーマのひとつ「親子」について、熱く語った後、 試写会に駆けつけた私たちに向けたメッセージを放った。 これからこの作品を観る人たちへのメッセージかもしれない。 「観た人が感情的になって欲しい」 テレビや漫画で人気になった作品の映画化ではなく、 映画にしか表現できない作品にした、という想いが伝わってきた。 第三者的視点で観るのではなく、自分もその場にいたつもりで、 いろいろ考えてみて欲しい、そんな意味だろう。 確かに、考えさせられました・・が感想である。 公開したら、またメモの中から一言を。(乞う、ご期待!!)
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2008年06月25日(水) ■ |
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今まで誰かがやってくれていたんだよねぇ |
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日曜早朝のテレビ番組「はやく起きた朝は・・・」から。 「森の磯松」のひとり、松居直美さんの台詞。 (他は、森尾由美さん・磯野貴里さん) 彼女が、子どもの学校の役員か何かを引き受けたらしい。 そして、お便りのコピーなどを、初めて経験したようだ。 苦労して、印刷した様子が窺える。 そんな時、大変なものを引き受けちゃった・・と思うところ、 彼女は違う感想を持った。 それが「今まで誰かがやってくれていたんだよねぇ」。 この視点が嬉しくて、さっそくメモをした。 自分がその役を引き受けてみて、はじめてわかることってある。 当然のように印刷されて、配られていたお便りでも、 それはそれは、大変な工程があった。 それだけでも、彼女にとっては大きな発見だったようだ。 そう思っていただけるだけで、私は嬉しかったし、 これからも、縁の下の力持ちをしようって思える言葉だった。
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2008年06月24日(火) ■ |
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手品師が客の前で一瞬だけ種をみせるかのように |
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書籍「「死神の精度」(伊坂幸太郎著・文藝春秋刊・345頁)から。 映画を観たからかもしれないが、原作が読みたくなった。 もちろん、大好きな「伊坂幸太郎」さんだったから。 「陽気なギャングが地球を救う」もそうだったが、 映画も原作も面白かった。 どうして、この人が直木賞を取れないのか、不思議である。 さて、気になる一言は、溢れるメモから選んだひとつ。 正確には「手品師が客の前で一瞬だけ種をみせるかのように、 ワイパーがざっと動いた」であるが・・。 ワイパーが動いた様子を、こんな例えが出来るなんて羨ましい。 そうそう、そんな感じ・・と思ってしまう。 「吹雪後の雪景色のような端正さもあった」もその類だ。 また「グッチのバッグ、ドッグのグッチ」 「無我夢中なのか、五里霧中なのかもわからなくなる。」 そんな言葉遊びも、抜群なのである。 さらに「俺の会う年寄り女の全員『昔は美人だった』と言うんだ」 「人間は何を見ても、人生と結びつけるのだ」など皮肉も忘れない。 彼の作品を読んだ後、困るのは、メモが溢れること。 東北大学法学部の彼は、いったいどんな経験をしてきたのだろう。 とっても、気になる。
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2008年06月23日(月) ■ |
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これ以上、こんな姿を見せたくない、撤収 |
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映画「僕の彼女はサイボーグ」(クァク・ジェヨン監督)から。 ちょっと、ホロリとさせられてしまった作品だった。 観始めは、場面設定に無理があるなぁ、なんて感じたが、 「サイボーグのロボットダンス」に、笑わせられた。 しかし、主人公の彼を守るために、 サイボーグの彼女が、身を呈して守るシーンがある。 彼女の身体は破壊され、機械部品が丸出しになり、 人間でないことが露(あらわ)になる。 感情が芽生えてきたサイボーグの彼女が、 人間の彼に向かって呟く。 「これ以上、こんな姿を見せたくない、撤収」 最後の「撤収」が妙に、機械的であるが、 かえって、グッときてしまうフレーズとなった気がする。 恥じらい・・そんな言葉が、浮かんできたフレーズだった。
PS.おまけの感想 主演の綾瀬はるかさん、ボブカット、似合っていたなぁ。 日本人監督でなかったことも、私の驚き。
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2008年06月22日(日) ■ |
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皮が落ちないのが笹、落ちるのが竹 |
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隣町の長泉町に、全国で一つしかないと思われる「竹林植物園」があり、 見学ついでに、その関係者に今までの疑問を、こっそり尋ねてみた。 「すみません、笹と竹の見分け方を教えて下さい」と。 「それが、はっきりとした区別はないんですよ」と前置きして 「我々は、皮が落ちないのが笹、落ちるのが竹、と説明しています」 そんな答えが返ってきた。 そういえば・・七夕の短冊を吊り下げる時に使う植物は、 皮がついているきがしたな、歌も「笹の葉」だったし。 私はてっきり「パンダが食べるのは笹、食べないのは竹」とか 「かぐや姫がいるかもしれないのが竹、いないのは笹」など ギャグでかわしてくるかと思ったのに(笑)。 でもおかげで、ひとつ雑学が増えました・・ペコリ。 伊豆・富士・箱根って、美術館ばかりだと思っていたら、 意外と博物館なども豊富で、週末の一人遊びには事欠かない。 そろそろ、保育所や子育て総合支援センターのために、 笹を用意しなくちゃ、竹で我慢してもらおうかなぁ。 やばっ、昨日の保育士講演会で「しもさん」で検索して・・って 説明したばかりなんだよなぁ。
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2008年06月21日(土) ■ |
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「忠実」(まめ)やかに |
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地元の保育所、保育園の保育士さんらが集まる総会に、 来賓として、また研修会の講師として、お招きを受けた。 久しぶりに人前で1時間も話したので、ちょっと緊張したが、 なんとか伝えたいことは話せたかな?が感想である。 さて今回の一言は、総会の始めに、会員全員で歌った 「静岡県保母会の歌」の一節。 「忠実」に「まめやか」のルビがふられ、私はその場でメモをした。 もちろん、読めなかったからである。(笑) 帰宅後、辞書で調べたところ、 まじめなさま、心がこもっているさま、誠実なさま、 また、注意が行きとどいているさま、本格的なさま、 いいかげんでないさま、かりそめでないさま、などの意味があり、 「まめやかなもてなし」「まめやかに働く」のように使うようだ。 ただ、調べてみて、ますます気になったのは「送り仮名」。 歌詞は「忠実に」、辞書では「忠実やかに」。 どっちでいいことなんだろうけれど・・う〜ん、気になる。 全体に、ちょっと古めかしい歌詞で、若い保育士には意味不明だろう。 伝統も大切だけれど、意味がわからなくちゃ本末転倒。 「保母」から「保育士」に変わったことだし、変革の時期だな、この歌。 意味がわからず歌っていても「言葉の力」は伝わらないと思うから・・。 (ちょっと過激発言かな? もう50歳だから許して(汗))
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2008年06月20日(金) ■ |
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日本人がHUG(ハグ)しないのは、梅雨のせい? |
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国際化の時代なのに、日本人は会釈やお辞儀をする。 昔からの作法だから・・がその理由だと思っていた。 しかし、書籍「日本の歳時記」を読みこむと、 その原因は「梅雨」にある気がしてきた。 梅雨を終えた、蒸し暑い夏をどう過ごすか? さまざまな工夫こそが、日本の文化の一つである、 「間」を大事にする文化へと繋がっていった、と書いてある。 物を物、人と人がベタベタ、くっつかないようにする工夫、 それが、着物の仕立て、さらりとした料理の味付け、 風通しの良い家造り、絵画の余白、音楽や芝居の沈黙の部分など、 自然と「間」をとる文化が育った、というわけだ。 だから、どんなに親しくても、抱き合うようなHUG(ハグ)を 受け入れないのではないだろうか。 日本に梅雨がなく、サラッとした気候であったなら、 抵抗なく「HUG(ハグ)」が出来たんだろう。 梅雨がないといわれる北海道の人たちは、 HUG(ハグ)に、抵抗がないのではないだろうか。 それにしても、今日は蒸し暑かったなぁ、もうベトベト。
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2008年06月19日(木) ■ |
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携帯メールで始まる恋を「ゆび恋」という(らしい) |
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メモの情報源はたしか「さんまのからくりテレビ」である。 女子高校生が、メールの添削をしてくれるコーナー。 携帯メールで好きな気持ちを告白する若者に対して、 「あっ、そういうの『ゆび恋』って言うんだよ」と サラって言ってのけた。可笑しかった。 それにしても、上手い表現である。 「ゆび恋」というタイトルの本が出そうな予感さえする。 それくらい、短いけれどインパクトのある単語だった。 私の大好きな映画「ユー・ガッタ・メール」は、 トム・ハンクスとメグ・ライアンが主人公で、 「PCメールから始まる恋」だったが、 もっとオシャレなラブストーリーが生まれるかもしれない。 「KY」なんて、訳のわからない言葉は歓迎しないけれど、 「ゆび恋」のような単語は、どんどん生み出して欲しい。 女子高校生の言葉感覚は、するどいなぁ。
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2008年06月18日(水) ■ |
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室長、下さい |
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2年に一度の自己満足誌 「しもさんの『今日の気になる一言』(縮刷版)」が刷り上がってきた。 「もうかれこれ数えて」12年。「なんだかんだいっても」6冊目。 こんな言い回しを調べては書き続けて、ここまできた。 私の発注が遅くて、誕生日には間に合わなかったけれど、 印刷屋さんが「お待たせしました」と運んできてくれたので、 「はい、待ってました」と切り返した。 私が、さっそく出来上がり具合を確かめていたら、 それを見ていた部下のひとりが間髪入れずに「室長、下さい」。 その短いリズムが面白かったのと、 今回も楽しみにしていたんですよ、の気持ちが伝わってきて嬉しかった。 まさか自分の何気ない台詞が、今日の一言とは驚くだろうが・・。(笑) 私の「気になる一言」は、まさに、そんな会話に支えられてきた。 だから、今日を思い出すには、この一言で決まり。 そんなわけで、今日から、注文受け付けます。 「住所、氏名、年齢、職業、携帯番号、体重、スリーサイズ」を明記の上、 「1冊、下さい」とメールして。情報は悪用しませんから。(汗) (これじゃ、女性からの注文は一冊もないなぁ・・きっと)
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2008年06月17日(火) ■ |
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「マジックアワー」は「一日のうちの最高の瞬間」 |
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映画「ザ・マジックアワー」(監督:三谷幸喜)から、もうひとつ。 太陽が沈んでから、本当に暗くなるまでの時間、 それを映画では「マジックアワー」って定義している。 マジックは「神秘的な、魅力的な」という意味があるから、 「陽が沈んだのに暗くならない、神秘的な時間」 そんな意味の使い方なんだと思う。 まさか「手品、奇術の時間」ではないと思うが、 「魔法によるかのような時間」という意味ともとれる。 映画「ALWAYS 3丁目の夕日」で眺める夕日も、 もしかしたら「マジックアワー」だったかもしれない。 もちろん、日が昇る前に明るくなっていく時間も、 同じような光景を目にするが、 これから闇に包まれていく直前の夕景の方が、絵になる。 仕事が終わって飲みに行くとき、目にする景色だからかな?(汗) 「一日のうちの最高の瞬間」という訳・・わかる気がする。
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2008年06月16日(月) ■ |
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見逃したらどうするか? 明日を待つんだよ |
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映画「ザ・マジックアワー」(監督:三谷幸喜)を観た。 テレビなどの前宣伝が強いのか、 笑いっぱなし映画、喜劇のイメージが強いが、 実は、一度きりの人生にテーマを絞った、 なかなか考えさせられる作品だった気がする。 映画タイトルの「ザ・マジックアワー」は、 「陽が沈んだのに暗くならない、神秘的な時間」 「一日のうちの最高の瞬間」として、 誰でも見ることができる。本人が見る気でいれば・・。 しかし、いろいろな用事で見逃してしまう場合がある。 人生に何度か訪れるチャンスと同じかもしれない。 そんなチャンスを逃してしまったら、どうするか? その不安を解決してくれたのが、この一言。 「明日を待つんだよ」 焦らなくても、マジックアワーは、また訪れる。 (人生のチャンスだって、また何度も訪れる) それを信じて、また夕方を待とう。 そんな監督のメッセージを、受け止めた気がする。 喜劇だと思って観たら物足りないけれど、 「最高の人生の見つけ方」に近い感覚で観るといい。
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2008年06月15日(日) ■ |
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「映画」と「テレビ番組」(ボクらの時代)の関係 |
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日曜日の朝、楽しみにしているテレビ番組「ボクらの時代」、 出演者が最新の邦画出演者と重なることが多いことに気づいた。 最近、映画ばかり観ているからこそ、気になったのかも・・。 「ザ・マジックアワー」の三谷幸喜さん・佐藤浩市さんは、 映画の宣伝だな、とはっきりわかったけれど、 女優・江口のりこさん、俳優・伊原剛志さんなどは、 別々の回に出演し、映画とは全然関係ない話をしていたのに、 なぜか「築地魚河岸三代目」では、2人とも出演している。 (伊原剛志さんなんて、今朝観たばかりだった・・) 俳優・温水洋さんなども、まだ記憶に新しい番組回だったと思う。 まったく関係ないところで企画されているのかもしれないが、 私なりの法則を見つけたから、ますます楽しみが増えてきた。 たぶん、旬な俳優さんってことなんだろうから・・ 今まで、バラバラで楽しんでいたものが、繋がってくる楽しみは、 続けることでしか気がつかないことかもしれない。 今度はどんな俳優さんが、映画とテレビで結びついてくるんだろう。
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2008年06月14日(土) ■ |
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「菖蒲」の読みは「しょうぶ」?「あやめ」? |
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すぐ答えがわかる人は、相当の漢字博士。 答えは、(たぶん)どっちも正解。(笑) 歳時記として「(菖蒲)しょうぶ」を調べようと思った。 「かきつばた」は水生植物。「あやめ」は陸生植物。 「しょうぶ」は、水陸両生の植物ということまではわかったが、 やはり、漢字の読みだけは納得できなかった。 「しょうぶ」とタイプしたら「菖蒲」、 「あやめ」とタイプしたら「菖蒲」。(汗) えっ?・・・と私の好奇心は、こちらに移った。 違いを調べていたら、漢字が同じなんて・・。 これって、みんな知ってた? 次に「さつき」と「つつじ」の違いを調べていたら、 「さつき」という植物の正式名称は「サツキツツジ」だった。 そんなことあるの?もう、笑うしかなかたなぁ。 漢字では「杜鵑花」。杜鵑(ほととぎす)の鳴く頃咲くからだって。 そういえば・・「ほととぎす」も、いろいろな漢字があるな。 頭が変になりそうだから、誕生日のお祝いにいただいた 「浦霞(純米大吟醸)」飲んで、寝ちゃおうっと・・。 あっ・・「浦霞」は宮城県だったよなぁ、今回の地震大丈夫かなぁ。 私の連想ゲームは、果てしなく続きそうである。
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2008年06月13日(金) ■ |
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「早くしなさい」「いい加減にしなさい」「勝手にしなさい」 |
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子育てする親が、使ってはいけない3フレーズである。 なにかの本で読んだ気がする。(笑) しかし、今読み直すと、子育てに限らず、 いろいろな場面で使ってはいけないフレーズかな?と思う。 「早くしろ」「いい加減にしろ」「勝手にしろ」 娘が高校生になっても、この言葉を使っていた気がするし、 妻と喧嘩した時も、もちろん使っている。 もしかしたら、職場でも使っていたかもしれない。 こちらのイライラが、相手に伝わる言葉である。 言われた相手が、気持ち良くないフレーズは、 誰が聞いても、気持ち良くない。 それよりも、以前紹介した「幸せに生きるための7つの言葉」 「うれしい しあわせ だいすき ついてる たのしい あいしてる ありがとう」を意識したい。 でも、心配しているからこそ、 「早くしなさい」「いい加減にしなさい」「勝手にしなさい」と 言いたくなるんだよなぁ。
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2008年06月12日(木) ■ |
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詳しくはありませんが、いささか関心がありまして |
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映画「恋の罠」(キム・デウ監督)から。 韓国映画だったが、R15指定の際どい展開に 声を出して笑っていいのか、迷ってしまう映画だった。 (と、いいつつ観客は私1人、メモしまくり(笑)) 文字にするにも恥ずかしいような単語が溢れ、 訳した人は大変だったろうなぁ、と苦笑いした。 さて、冒頭の台詞、どこかで使えるな、とメモをした。 謙虚な言い回しが、私のアンテナに引っかかった。 唐の時代の絵を観て、感想を呟いているシーン。 「詳しいんですね」と感心されたところで、この台詞。 「詳しくはありませんが、いささか関心がありまして」。 ちょっと、かっこ良すぎないか?、と思うくらい、 さらっと言い返した。 誰よりもそのことに詳しくても、あえてそれを自慢しない。 そんな姿勢がいいよなぁ。 いつか、こんな言い方をしてみたい。 でも「詳しいんですね」って言われることがないか。(汗)
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2008年06月11日(水) ■ |
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働く意味は、他人から『ありがとう』を集めること |
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書籍「しあわせ(HAPPY)名語録」 (ひすいこたろう・よっちゃん共著・王様文庫刊・221頁)から。 実際は、渡邉美樹さん(ワタミ(株)代表取締役、CEO)の言葉として 紹介されていた「職業選択」の定義。 「働く意味は、他人から『ありがとう』を集めることにあると思います。」 と、サラッと定義してあったけれど、私には「目から鱗」だった。 さらに、彼は 「何の職業で『ありがとう』という言葉を集めるかが職業選択です。」 と、まとめていた。 今まで、多くの機会を見つけては「働く人の夢」を語ってきたが、 この定義は、私にとって、そしてこれから職を探す人たちにとって、 救世主的な台詞である。 職業に、上下関係はないし、良い悪いもないと思う。 どんな職業に就いたって構わない。 その選択の理由に「この仕事で『ありがとう』という言葉を集める」なら、 私は、収入の多い・少ないも関係ない気がする。 誰かのために何かしたら「ありがとう」と言われた。 嬉しくて、嬉しくて、また言われたくて、この仕事に就いた。 素晴らしい選択ではないかと思う。 でも、身体を壊してまで続ける意味は、私には見つからない。
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2008年06月10日(火) ■ |
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「黴雨」も「ばいう」って読みます |
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昨日の一言「『梅雨』より『黴雨』」を読んだ方から、 さっそく携帯やパソコンに数通のメールが届いたが、 ほとんどのメールが、私の疑問を簡単に解決してくれた。 >「ただ「雨」をどう読むかが書いてなかったので、 >「かびあめ」「かびう」・・気になるところである。 ようするに「黴雨」と入力すれば、 インターネットの辞書やWikipediaなどで、簡単にわかるよ、 しもさんらしくない・・ということなのだろう。 今、こうして考えれば、そうだよなぁ・・なんだけど、 その時は、全然、考えもしなかった。(汗) ただ、嬉しかったのは、 私は全国に「生きた辞書」を何冊も持っていることが実感できた。 札幌雪まつりの準備状況を、携帯カメラで撮影して送ってくれた友がいて、 誰よりも早く、ジャイアンツの先発メンバーを、 電光掲示板に発表された途端、東京ドームから送ってくれる友もいる。 全国に、ライブカメラがあるようなものだ、と感じた時があったが、 今回は、いろいろな角度から調べてくれる「生きた辞書」を手に入れた気分。 情報提供しているつもりが、なぜか助けられ、教えられることが多い。 動く辞書のみなさん、これからもよろしく。
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2008年06月09日(月) ■ |
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「梅雨」より「黴雨」 |
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雨の多いこの時期を「梅雨」と呼ぶ。 梅の実が黄熟するころに、降るところから「梅雨」。 これは誰もが知っている。 しかし、梅の木を目にすることが少ない現代人には、 どうもピンとこない表現だなぁ、と思っていた。 「五月雨」でもいいけれど、もう「六月」だしなぁ。(笑) 書籍「日本の歳時記」で、面白い表現を見つけた。 「黴(かび)雨」 降るような降らないような、はっきりしない天候が 物を黴(かび)させてしまうから「黴雨」とも呼ばれる。 この方が、誰もがわかる表現ではないかと、思う。 ただ「雨」をどう読むかが書いてなかったので、 「かびあめ」「かびう」・・気になるところである。 「カビ」ってこの季節の季語なのかなぁ。
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2008年06月08日(日) ■ |
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いずれわかる |
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映画「チャーリー・ウィルソンズ・ウォー」 (マイク・ニコルズ監督)から。 ネタばれになるかもしれないから、詳しく書けない(笑)。 でも、この映画を通して感じたことは、この一言だった。 私の大好きな「チャーリーズ・エンジェル」達のボス、 それが「チャーリー・ウィルソン」だが、 実は、彼女たちを凌ぐ凄腕の政治家だった。 彼の行動力で、アフガニスタン終結に使う予算を、 500万ドルから10億ドルまで拡大し、 見事に終結させ、ソ連との冷戦に終止符を打った。 しかし・・でも、最後にしくじってしまった、と彼は言う。 終結後のアフガニスタンへ学校を建てたいと、 100万ドルの予算を要求したら、却下されたからだ。 本当に必要なのはこれからのアフガニスタンの復興だ、 と考えた彼、目的を達成した場所への投資は必要ない、 と考えた、映画の中のアメリカ政府。 何年、何十年、何百年先まで、考えて行動することの必要性。 「いずれわかる」は監督からのメッセージと受け止めたい。
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2008年06月07日(土) ■ |
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50ですけど、何か? |
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「せっかく重ねた年齢を言い訳にしていませんか」と書かれた メモの横に、ジャーナリスト、アンリ・ジュロフの名が。 (たぶん、この人の台詞だと思う・・情報源不明ですが) 短い言葉の中に、50歳という誇りとプライドが感じられる。 若い人には絶対負けない、という意地っ張りではなく、 若い人にしかできないようなことをサラッとやり遂げて、 「いくつですか?」と尋ねられたら、 これまたサラッと「50ですけど、何か?」と返す。 50歳の私が、これをやるとおかしいですか? 50歳の私には出来ないと思ったのですか? そんな会話をせず、ただ「50ですけど、何か?」と言う。 しばらく、この台詞使ってみようかなぁ。 「やっぱり、50だなぁ」と言われないようにしながら。(汗)
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2008年06月06日(金) ■ |
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先に少し飲む、佐藤。こぼす、三谷。 |
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なんてことはない、クリームソーダの飲み方である。 日曜早朝のテレビ番組「ボクらの時代」でのワンシーン。 今週末上映の映画「マジックアワー」の監督と主演が、 面白トーク前に飲み物を注文したが、それが「クリームソーダ」。 我ら世代は、喫茶店とか、デパートの食堂に入ると 必ずと言っていいほど頼んだ、飲み物である。 なんだが、とても贅沢をした気分になったものだ。 さて本題は、その飲み方。 主演、佐藤浩市さんは「こぼれないように、少し先に飲む派」、 ストローを入れた途端、溢れるから。(笑) それに比べて、三谷幸喜さんは「わざわざこぼす派」? まわりに「まったく・・」と言われながらも、 「こぼすのが醍醐味なんだ」と言い切ってしまうタイプ。 さて私は・・実は、ちょうど中間。(汗) こぼしたいから、先に「おしぼり」とか下に敷いて、 それから、溢れさせる。 たしかに、子どもみたいだけど楽しいんだ、これが。 そういえば、ビールも、よく溢れさせるなぁ、私の注ぎ方。
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2008年06月05日(木) ■ |
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「芒種」とは、のぎのある穀物を植える時期 |
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カレンダーをみると、6月5日に「芒種」の二文字が。 24節気のひとつ、ということは知識として知っていたが、 恥ずかしながら、意味はあまり理解していない。 たしか、書籍「歳時記」にも載っていたはずと調べてみたら、 「芒」とは「のぎ」、 すなわちイネ科の植物の花の外殻に見られる針状の突起のこと。 「禾」とも書く。(漢字部首の「ノギヘン」の「禾」かぁ) 「のぎのある穀物を植える時期」ということからきた言葉。 とわかった。(やっぱりこの本は役に立つ・・) 私の周りでは、先週には田植えが終わり、 ちょっと「芒種」より早かった。(笑) だんだん、早くなってきているのかなぁ、田植えの時期が。 雑学 (脱線しますが) 田植えをする女性を「早乙女」と呼ぶ。 早乙女の「サ」は「サガミ」(田の神)、田の神に仕える乙女という意。 一番のメモは「既婚でも、年配でも、早乙女という」だった。(笑)
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2008年06月04日(水) ■ |
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50歳は、人生をリセットする年齢 |
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なんと、自分でも信じられないことだが・・50歳を迎えた。 お袋に捜してもらった母子手帳では、 50年前の午後10時3分に生まれている。 お産婆さんは「眞野とくさん」。(生きていれば是非お目にかかりたい) 実は、39歳から40歳になるときは、そんな違和感がなかった。 しかし、不思議なことに、 49歳から50歳は、自分の心の中で大きな変化を感じている。 この変化に相応しい言葉を捜していたら、この台詞とぶつかった。 情報源は、雑誌「HERS・6月号」。 朝倉匠子さんの特集だったかなぁ。 「50歳は、人生をリセットする年齢」が私のアンテナに響いた。 その後に「挑むことさえ止めなければ」と前置きして、 「年齢を重ねることは、さらに楽しいはずよ」と続いている。 人間関係は広がり、自由な時間が増えた、定年まであと10年、 (何もしてないけど)子育ても、とりあえず、ひと段落した。 また違うページで「今、不足しているのは、体力でも気力でもなく、 ポンと肩を押してくれるきっかけだけですね」を読んで、 そうそう、これこれ・・とメモをした。 全てを「リセット」してやり直す、ということではなく、 自分で「取捨選択」して「リセット」ができる50代。 楽しみにしていた世代の仲間入り。新米ですが、どうぞよろしく。
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2008年06月03日(火) ■ |
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YSL (Yoshio Shimoyama Love) (笑) |
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20世紀を代表するデザイナー、 イブ・サン・ローラン氏が他界した。 特に、ファッションに興味があるわけではないが、 なぜか「Y」「S」「L」の文字が絡み合う 「イブ・サン・ローラン」のロゴだけは覚えている。 その理由が、気になる一言。 若い頃、恥ずかしい話、このロゴの意味がわからず、 「Yoshio Shimoyama Love」の略、なんて覚え方をしたので、 意味不明であるが・・今でも、忘れないでいる。(汗) 彼の生き様はテレビ等で紹介されるだろうが、 クリスチャン・ディオールが、突然亡くなり、 21歳の時、後継者になったヒーロー伝説を忘れたくない。 それから独立し、約40年、「モードの帝王」を守り続けた。 今日ばかりは、彼の功績を称えたいと思う。 私が覚えている、数少ない「ロゴ」でもあるし・・。
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2008年06月02日(月) ■ |
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もうちょっと周りの音を聴こう |
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映画「ブラブラバンバン」(草野陽花監督)から。 仲間とともに一度はつぶれたブラスバンド部を復活させ、 ブラスバンドの甲子園「普門館」を目指すという よくありがちなストーリーにもかかわらず、面白かった。 サブタイトル「気持ちよくなきゃ、音楽じゃない!」が 私のアンテナに引っかかったからかもしれない。 合唱も吹奏楽も(沖縄三線も)、「音」があった時の気持ち良さは、 体験したひとにしかわからないかもしれない。 では、どうやって「音」を合わせるか。 指揮者の女子高生・芹生さんが、バラバラの音を出すメンバーに 呟いた台詞、それが「もうちょっと周りの音を聴こう」だった。 さらに「音のバランスを、全身を耳にして聴いてみて」とも・・。 自分の音を出すだけに全神経を集中するのではなく、 周りの音とのバランスを考える。 そこに余裕が生まれるからか、気持ち良い「ハーモニー」となる。 生き方も同じなんだ・・と気がついた。 まぁ、私の場合、自分の音も時々外すからなぁ。(笑)
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2008年06月01日(日) ■ |
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一年って大きいんだね |
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映画「砂時計」(佐藤信介監督)から。 キーワードのように、何回か登場するフレーズがある。 「過去が未来になったよ」 砂時計がテーマだから、当然といえば当然だけど、 今まで、そんな発想したことがなかった。 落ちきった砂時計をひっくり返すことにより、 さっきまでの過去が、未来になる。 だから、過去も未来も大切にして欲しい。 そんなメッセージが隠されているのだろうか。 しかし、私が気になったのは、 作品冒頭と終わりに、3分計、5分計ではなく、 1年計の砂時計が登場するシーン。(ネタばれ?) 主人公が、巨大な砂時計を見上げてこう呟く。 「一年って大きいんだね」 時間を大きさで表現するところが、とても気に入った。 今まで、時間は「長さ」で表現していたし、 この映画に出逢わなければ「大きい・小さい」という概念は 生まれなかったに違いない。 あの砂時計、どこかにあるんだろうか。 あるなら、是非、一度「一年の大きさ」を見てみたい。
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