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しもさんの「気になる一言」
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2008年01月31日(木)
平和を知らない子どもたち

映画「それでも生きる子供たちへ」を、地元の映画館で観た。
両親の別離、ストリートチルドレン、HIV胎内感染、
少年兵士など、7つの国の子供たちの現実を、
7つの国の監督たちがドラマチックに描いた作品。
「輝く子供たちの未来のためにできることを始めた人たちがいる。
そして今、この瞬間も子供たちは生きのびるためにタタカッテいる」
そんな解説を読むたびに、胸が痛くなるのを感じた。
日本の子どもたちは「戦争を知らない子どもたち」
しかし、世界の多くの子供たちは「平和を知らない子どもたち」。
そんな視点で、この映画を見続けたからだろうか。
平和ボケしている日本の子どもたち(大人も含めて)に危機感を感じた。
7つの作品のひとつ「桑桑(ソンソン)と小猫(シャオマオ)」で
ジョン・ウー監督は「二人の少女は葛藤しながらも
勇気と尊厳を通して自分達自身の強さを見つけ出す。
我々は世界の子供たちを救う話をしているが、
本当は子供たちが我々を救っているのだ。
彼らの強さと愛が世界を変えていくだろう。」とHPで語っている。
久しぶりに、私の心が揺さぶられた作品であった。
日本の子育て支援、本当にこれでいいのだろうか?
ちよっぴり不安になっている、私がいる。(汗)



2008年01月30日(水)
いつのまにか日本は中から腐ってくる

先日、南丘喜八郎氏の講演を聴きに出かけた。
(株・K&Kプレス代表取締役「月刊日本」主幹)
演題は「新春、今年の政局の行方」だった。
ここでは紹介できないような話もたくさん聴いたが、
それは、会場にいた人だけの「ヒ・ミ・ツ」(笑)
冒頭の一言は、私がなるほど・・と思った視点。
ねじれ国会・・の単語が、新聞紙上を賑わせているが、
民主党が政権を握っても、世の中は変わらない、
もしかしたら、ますます悪くなるかも・・と笑わせながら、
その原因と解決策を、こう語った。
「政策と理念が一致した人が集まるのが政党」と定義し、
「一度、自民党も民主党も解散すればいい」と言い切り、
「政党と個人の主張がねじれている、
本来の『政党』に戻すべき、根本的に変えるべき」と。 
「政権とりっこゲーム」をしていると、
「いつのまにか日本は中から腐ってくる」とまで・・。
過激な発言かもしれないけれど、私もそう思う。
与党・野党ではなく、政策での討論をして欲しい。
テレビタックルの場ではなく、国会で。(汗)



2008年01月29日(火)
「アース」は「映像」よりも「音」に感動する映画

映画「アース」(コンダクター・渡辺謙さん)を観た。
サンタの相棒、300万頭のトナカイが移動する音。
昼と夜で、支配する立場が変わる
「象とライオン」の戦い時の音など、
「アース」は「映像」よりも「音」に感動する作品だった。
本物の音がなければCGと間違えてしまう映像は、
私の感覚が麻痺してしまったのか、
なぜか各シーンに感激する場が少なかった気がする。
しかし音だけでも、この作品を観る(聴く)価値がありそうだ。
「美しい地球を 次世代に」と銘打ち、
「こども500円キャンペーン」を実施している映画だからこそ、
是非、学校の授業で、活用して欲しい。
そして、地球の環境を考える題材にして欲しいと思う。
教育にお金をかけるとは、こういうことかもしれない。

PS.言葉としてのメモは「オーロラの光は、
氷に閉ざされた世界に暖かさをもたらしてはくれない」



2008年01月28日(月)
ナレーター大活躍ドラマ「その頃、お城では・・」

月曜日の一言は、恒例となりつつある(放送は日曜日の夜)
NHK大河ドラマ「篤姫」第4回「名君怒る」から。
せっかくメモした名台詞の数々より、
気になってしまった今回の大河ドラマの特徴を発見した。
場面が変わる時、必ずナレーターが説明するのである。
「それから、数日後のこと・・」「ところで・・」
「そして、その夜のこと」「その頃、お城では・・」など、
接続詞入りのメモが溢れた。(笑)
気になりだしたら、止まらなくなってしまったのだが、
わざわざナレーターが台詞にして説明するには
きっと訳がある・・と睨んでいるのだがわからない。
字幕というか、テロップで済むのに・・とも思う。
これがたぶん、脚本や演出の妙なんだろうな。
そういえば、主人公の於一(篤姫)でさえ、
「などと兄は申すのですが・・」と場面切り替えで使った。
う〜ん、気になる、気になる。誰か、教えて、お願い。



2008年01月27日(日)
新聞は買いに行くもの

ATG(明るく楽しく元気よく)働く女性の会の総会。
賛助会員として、またまた参加。(笑)
今回の講師は「日本経済新聞社 編集局
日本金融新聞副編集長 鈴木亮さん」。
演題は「優しい経済新聞の読み方・経済の裏側」。
今、巷で大騒ぎしている「サブプライムローン問題」、
バブル崩壊から現在まで「失われた10年」の話など、
経済知識はまったくの素人の私たちに、
難しい話を、簡単な言葉で、丁寧に解説してくれた。
そんな話とは別に、へぇ〜っと思わせる話題の数々。
「新聞を自宅まで配ってくれるのは、日本と韓国だけ
他の国では、新聞は買いに行くもの」
「折り込みチラシなど当然ない(フリーペーパーで対応)」
「ロンドン特派員、大変なのは『言葉』より『時差』」など。
どれも、私にとっては新鮮なネタだった。
知ってそうで意外と知らない海外の新聞事情だったから・・。
でも、私を驚かせたのは、講師を交えた二次会で、
さっそく日経新聞社(印刷工場?)見学の交渉をしていた
正会員の女性陣。やっぱり逞しかった。(笑)



2008年01月26日(土)
年齢を重ねるってことは、信頼・個性・武器なんだ

午前中に出かけた、次屋妙子さんの講演から、気になる一言。
肩書は、プランニングプロデューサー他いろいろ。
専業主婦だった彼女が、35歳から開花した
サクセスストーリーでもあるようだ。
演題は「30代から夢をかなえるチャンスのつかみ方」
聞き手は、親友の喜多村明子さん(DJ/ナレーター)、
2人のトークショーだったようだ。(汗)
いろいろな言葉が溢れ、私のメモは真っ黒。
その中で、男性も女性も関係ないな、と思える台詞を
取り上げてみた。
自分で納得いかないと、関係者に説明までする彼女が、
しみじみ語った「年齢は、邪魔にならない」。
同じ企画書でも、もっと若かったら採用されなかったかも
と振り返った時に、実感した呟きだろう。
「年齢を重ねるってことは、信頼されることなんだ」
「「年齢を重ねるってことは、個性なんだ」
そしてそれは「武器なんだ」とも・・・。
いい年齢の大人が、真剣に訴えかける。
それは相手に、きっと何かがある、と思わせるに相応しい。
誕生日に、このフレーズ、使わせてもらおうっと。
最後に、ちょっと苦言。
「プランニングプロデューサーなら、講演にも時間配分を」
1時間半の予定が2時間じゃ、シャレにならないから。(笑)



2008年01月25日(金)
話にも「五味」を

何度も登場している「男の器量・女の器量」榎さんの魅力人生爽快学
(TBSパーソナリティ榎本勝起著・大和出版・251頁)から。
たぶん、上手な話し方とか、人を引き付ける話し方の
アドバイスだったと思う。
日本料理の「五味」は、甘く、酸っぱく、塩辛く、苦く、辛い。 
(「五味八珍」って、中国料理店の「五味」だけど・・(笑))
話し方にもいろいろな味を・・という例えであろう。
甘い話ばかりではつまらないし、逆に苦い話ばかりでも困る。
四季の話し方「春ほのぼのと、夏涼しく、秋さわやかに、冬暖かく」
これに通ずるものがあるようだ。
「ごみ」というと「ゴミ」を連想してしまうが、
これからは「五味」を思い浮べようと思う。
「ごみって、どんなものがある?」って尋ねてみて、
「甘く、酸っぱく、塩辛く、苦く、辛い」と答えたらgood.
「プラスチック」「ビニール」「アルミ缶」「スチール缶」
「燃えるゴミ・燃えないゴミ」とか答えたら、まだまだ・・(笑)
「五感」と同じくらい大切な「五味」、覚えておきたい。



2008年01月24日(木)
辛いことを乗り越えるとビールが美味しい

当然、飲み会でのメモ。
(今日じゃないけど・・まぁ、今日も飲んだけど(汗))
一所懸命努力することで、辛い時をなんとか乗り切ると、
本人しかわからないことだけれど、満足感が生まれる。
そんな時飲むビールは、また格別の美味さがある・・
きっとそんなイメージなのだろうと思う。
この感覚、わかるなぁ・・って思わずメモをしたっけ。
大変なことを、組織・チームで乗り切ることだってある。
そんな時は、ビールかけ・・と言いたいところだが、
もったいないし、寒いから乾杯・・かな。
みんな何気なく「とりあえず・・乾杯」をしているけれど、
私は、いつもスタッフと飲めることに感謝をこめて、
乾杯をしているつもり。
だからこそ、ビールがうまく感じられるのかも・・。(笑)
そういえば、昨年11月1日オープンの子育て総合支援センター、
なんと本日、来場者1万人達成。
もちろん、1万人だから1万円の祝儀で、突然の飲み会を決行。
(2万人でも、たぶん1万円だけど・・(汗))
いろいろあったなぁ・・と、気になる一言を噛みしめた。
「辛いことを乗り越えるとビールが美味しい」
なるほど・・たしかに美味しかった。
無事、この日を迎えたことに感謝して、また一人で乾杯。



2008年01月23日(水)
許すとは、心の部屋を一つ空けること

先日観た韓国映画「私の頭の中の消しゴム」
(イ・ジェハン監督・脚本)から、オーソドックスに
一番気になった台詞を取り上げてみた。
韓国語の吹き替えは初めてだったので、
ちょっと違和感を持って観はじめたが、メモは溢れた。
たぶん今回の台詞は、一番伝えたかったことだろう。
「人を許すことは、難しくないわ」という台詞と同様、
ラブストーリーとは違う視点で「許す」が、
大きなウェイトを占めていた。
「許すとは、心の部屋を一つ空けること」
人間の感情の中で「許す」は、難関中の難関であることは、
誰もが気付いていること。
これを、とてもうまい表現で、定義してくれたと思う。
いつまでも、許せない・・と思う相手がいる人に、
そっと、このフレーズをプレゼントしたいな。



2008年01月22日(火)
傷つけたと思うのは、あなたのおごりです

NHK大河ドラマ「第3回・薩摩分裂」から。
歴史に詳しいメル友の日記を読むと、
時系列には、ちょっとずれているらしい。(笑)
若い主人公が、いろいろな人の「叱咤激励」を受け、
いろいろなことに気付き、大きくなっていく。
今回の「篤姫」の前半は「シンデレラストーリー」、
「プリティウーマン」といったところだろうか。
その篤姫に
「私どもは己の生き方に誇りを持っております」と
反論した大久保正助(利通)の母(役・真野響子さん)の台詞。
帰宅して「母親、誇りとは?」と尋ねたところ、
「その人の生き方を支えていくもの」と
諭す母(役・樋口可南子さん)の台詞。
さらに「今日、私はある方を傷つけてしまいました」と
いかにも物分かりのいい言葉を口にした彼女に 
「傷つけたと思うのは、あなたのおごりです」と
ピシャリと言いきった母の台詞。
このシーンは、なかなか感激してメモをした。
やっぱり、言葉には「人を育てる力」があることを実感した。
どれもが「気になる一言」になってもおかしくない台詞ばかり。
今年の大河ドラマは、メモで溢れ選ぶのが大変そうだ。



2008年01月21日(月)
私も土間のシーンで出て居ました。

毎回、楽しみにしているNHK大河ドラマ「篤姫」の
冒頭に「協力・伊豆の国市」って、
テロップが流れるのが気になって仕方がなかった。
「どこで撮影したのでしょうか?」と
地元のNPO法人「フィルム微助人」(びすけっと)の
掲示板に書き込んだら、その返事が、
ハンドルネーム「101匹わんちゃん」さんの
「私も土間のシーンで出て居ました」だった。
私も何度かエキストラで参加させていただいているのだが、
最近、日時の時間帯が合わず、御無沙汰している。
でも、NHK大河ドラマのエキストラだったら、
(出来るだけ、仕事の都合をつけてでも・・内緒でも)
なんとしても、出たかったなぁ・・と思ってしまった。
情報によると>「協力 伊豆の国市」
「島津今和泉家は、江川邸で撮影しました。
1話に出た門・玄関・土間等に見覚えはないですか?
今後は、4〜12話の中で微助人のメンバーも出ていますよ。」
う〜ん、私のエキストラ人生、一生の不覚。(笑)
でも、ますますNHK大河ドラマ「篤姫」が楽しみになってきた。
近いうちに「韮山・江川邸」(反射炉)に行ってみようかな。



2008年01月20日(日)
「お笑い」って、嫌なこと忘れるため

毎年のように、年末年始「お笑い番組」が続き、
もう飽きた・・と思った人はいないだろうか。
最近では、番組の司会者まで「お笑い芸人」。
(もちろん、彼らも勉強していますが・・)
どうしてこんなに「お笑い」ばかりなんだろう、
そう思っていた矢先、ラジオからこんな視点の
フレーズが飛び込んできて、納得させられた。
嫌なことが多い世の中だからこそ、
それを忘れるため、笑いで吹き飛ばそうとしている。
ということは「お笑い」の世界が、
一世風靡していればいるほど、
世の中は嫌なことが増えている、とも言えるのか。
最近の潮流として、正月だけでなく一年中のお笑い。
これでいいのか日本人、と呟いてしまう。
そろそろ「お笑い」に頼らなくても、
心の底から笑いあえる社会になりたいものだ、と思う。



2008年01月19日(土)
「ベスト」(最良)のために「ベター」(良)を切る1年

新年から今日まで、多くの方から
「今年はどんな1年にしたいですか?」
そんなメールやお手紙をいただき、私なりに考えていたことを
フレーズにしてみたら、こんな表現になった。
■2005年10月19日(水) 「最良」の敵は「良」である。
この「気になる一言」を書いた時、私は
「この考え方は、今後の生き方を変えるかもしれないフレーズ、
そんな気がしてならない」とまとめている。
しかし当時より現在の方が、この言葉を理解できる気がする。
そしてまた、自分にとっての「ベター」を切ることは、
思っていたほど難しくないことも、実践の中でわかってきた。
要は「ベスト」(最良)さえ、鮮明にイメージできれば、
時間もお金も、その「ベスト」に充てることを意識するだけ。
もちろん、私も弱い人間だから、
はい、今から全ての「ベター」(良)を捨てます、とは言い切れないが、
出来るだけ、努力してみたいと思う。
結果は、2008年12月31日のお楽しみ。



2008年01月18日(金)
どんなプレイをしてきたんだよ

毎年恒例、職場のある新年会。
場所も毎回同じ、ホテル・サンバレー(伊豆の国市)の宿泊パック。
いつもなら、大きな風呂にゆったりつかりながら、
日頃の疲れを癒すところであるが・・。
今回は、お風呂に入らなかった、
いや正確には、恥ずかしくて入ることができなかった。
実は、定期的に通っているオイルマッサージで、
血の流れが悪いところを、吸引カップで治療してもらった。
真空状態にして、肉が盛り上がる感じの・・。
最近、疲れが溜まっていたのか、予想以上にカップの跡が残り、
くっきり赤いマークが体中を残ってしまった。(汗)
こんな状態で、大浴場に入ったら、何を言われるかわからない。
「なんだ、その身体、どうしたの?」ならまだいいけれど・・。
どんな反応をするか気になり、事前にメンバーの一人にちらっと見せたら、
この台詞が返ってきた。
「どんなプレイをしてきたんだよ」(笑)正直、これには参った。
良かった、無理してでも入らなくて。
どうせ、飲み過ぎてそのまま寝ちゃうんだから同じだけどね。



2008年01月17日(木)
遠くの親戚より、近くのいかりや長介

何の意味があるのかわからないが、
そのフレーズのリズムに、メモをしてしまった。
当然、誰もが知っている
「遠くの親戚より、近くの他人」のパロディであるが・・。
たしか忘年会の時に、教わったフレーズだと思う。
晩年の「いかりや長介」さんを評価する人は多い。
それも限られた性別・年齢層ではなく、
老若男女、誰からも好かれているから、驚く。
「ああいう人が傍にいると、いいいよねぇ」
「うんうん」「そうそう」・・と多くの人が頷く光景は、
私の関心ごとでもある。
「近くの他人」ではなく「近くのいかりや長介」という
その発想と、それに選ばれた「長さん」が凄い。
国民的に愛されていると思っていた
「寅さん」でも「ハマちゃん」でもないところが面白いし、
字余りなのに、それを感じさせない存在感がある。
「遠くの親戚より、近くのしもさん」って言われるように
努力しなくちゃなぁ。(笑)



2008年01月16日(水)
学問したら、考える力がつくんだ

先日鑑賞した映画「たそがれ清兵衛」(山田洋次監督)
(主演:真田広之さん、宮沢りえさん)からの一言。
貧しい武士だった清兵衛は、たそがれ時になると、
一切の贅沢をせず、まっすぐ帰宅し、内職に励む。
この台詞は、清兵衛の娘が炉を囲んで、
「論語」を一所懸命、諳んじている場面だったと思う。
裁縫などの家事は、覚えれば覚えるほど、
生活の役に立つけれど、学問は?・・と感じたのだろうか、
「学問したら、なんの役に立つんだろう?」と
父親の清兵衛に投げかける。
その答えが「考える力がつくんだ」だった。
これからは、自分で判断しなければならない時代が来る。
今までのように、支持・命令されたことを忠実に守って
正確に、そして丁寧に仕上げていけばよい時代は終わって・・。
だから女子(おなご)でも、考える力をつける必要があるんだ。
そんな会話をした時の台詞メモである。
娘が小さい頃「どうして、勉強なんてするの?」と質問されて、
うまく答えられなかった自分を思い出していた。
そうだ、考える力をつけるためだよ、と今度は言える。(笑)
映画には、きらっと光る台詞が多くて私は忙しい。



2008年01月15日(火)
せっかくだから、恐縮しない方がいいよ

昨晩、何気なく見ていた「お笑い芸人のロバート」の一人、
山本博さんがプロボクサーへ挑戦する企画だったが、
予想以上に感激して見続けてしまった。
1年間、本当に大変なトレーニングを続けてきたにもかかわらず、
プロ試験に落ちてしまった彼が、周りを気にせず思いっきり泣いた。
プロと呼ばれる世界が、お笑い芸人がたった1年続けてきたくらいで
受かるような甘い世界でないことがわかり、私は良かったと思う。
もしかしたら、番組では大変と誇張されたトレーニングは、
プロボクサーを目指す人たちにとっては、
楽なトレーニングなのかもしれない。
その試験に受かった人は、もっと苦しい練習を続けてきたに違いない。
そう思ったからである。
試験に落ちて元気のない彼に、同じお笑い仲間の2人が、
世界チャンピオンの内藤選手と対戦させてやることによって、
彼を励まそうとしたが、あまり気持ちがのっていなかった。
そんな彼を救ったのは、チャンピオンの一言だった。
「せっかくだから、恐縮しない方がいいよ」
こんな企画は、君が芸能人だから実現することなんだ、
他の人では経験できない企画なんだぞ。
誰に、何に恐縮してるんだ、もっと気持ちを入れて打ってこい。
私には、そう聞こえた。
厳しいようだが、続けても続けても夢が叶わない人たちだっている。
だけど、自分に厳しく毎日続けることで、彼は何かを掴んだはずである。
今後の彼の行動が楽しみとなった。



2008年01月14日(月)
ライバルは「篤姫・公式ホームページ」担当者(笑)

今まで「気になる一言」に取り上げてきたフレーズの情報源、
第1位は「NHK大河ドラマ」に間違いないところだが・・。
実は、ストーリー自体にあまり関心がないため、
公式ホームページをアクセスすることがほとんどない。(汗)
とはいえ、登場人物・役者名を間違えるのは失礼だからと、
確認のために利用することがある。
今回の「篤姫」についても、今日初めてアクセスしたら
なんと公式ホームページのトップに、トピックスとして
「心に残る名言・語録」のコーナーが出来ていた。
第1回目は「母・お幸のことば」
「この世のものには、すべて役割があるのです。
それは人とて同じこと」が取り上げられていてちょっと焦った。
もちろん「本家本元」と戦っても勝ち目はないと思うが、
出来れば、同じようなことは書きたくない。
これからも私のアンテナにひっかかった台詞を取り上げていくが、
このコーナーが気にならないといったら嘘になる。
だから、一応「ライバル」と位置づけた。(笑)
ところで今回の第2話、私が気になった台詞は
「『つい』で、しゃべることですか」と「それを聞いてどうする?」。
読者から、ライバル視するのは勝手ですが・・と言われそうだ。
でもこの台詞、人間関係では、意外と使えそうなんだよなぁ。
「心に残る名言」でないかもしれないが
生活に使えそうな「ちょっと気になる一言」に、これからもご期待を。



2008年01月13日(日)
成人式に、その「学年の質」を感じる

久しぶりに私の呟きである。
毎年、全国で物議を醸し出す「成人式」。
わが町も試行錯誤を繰り返しながら、
厳粛のうちに式が終わることを願うのだが、
ここ数年、残念なことに式の最中に、僅かながら騒ぐ若者がいた。
実は、今年も白の羽織袴を身にまとった若者が、
例年以上の人数でゾロゾロと受付をしている光景を目にした時、
もしかしたら今年の成人式は荒れるかも・・と私を不安にさせた。
しかし私の心配をよそに、終始、誰一人、無駄口をする若者もなく、
やや長めの主催者や来賓の挨拶にも、しっかり耳を傾け、
拍手する時は拍手し、自分達の成人式を真面目に捉えて
出席していた気がする。
そんな彼らの様子から、あることに気が付いた。
中学を卒業してから「5年後」の成人式であるが、
逆に「5年前」の中学時代、この学年はきっと、
団結力のある、まとまった学年だったんだろうな、と想像できる。
だから「成人式」を素晴らしい式にするためには、
5年前の中学校時代に、
彼らにどれだけ落ち着いた学校生活を過ごさせてやれるか、
それにかかっているかもしれないな、という気付きである。
私にとって、あらためて「義務教育」の重要性を実感させられた
成人式であった。



2008年01月12日(土)
講師やパネラーは「新聞配達(情報伝達)の役割」

地元の文化活動「泉のまちカレッジ100回記念フォーラム」に
パネラーとして話す機会をいただいた。
こうして、いろいろな場面で話す機会が増えると、
どうしても、私は呼ばれた理由を考えたくなる。
(私が「講演やパネラー」を任された意味も・・)
聞いて下さる方に「お土産の言葉」を持たせて帰らせたい、
そんな意味合いを持たせて、自分では話しているつもりだが・・。
実は、それが他人の役に立っているか、とても気にかかる。
そんな時「そこまで求める必要は無いのよ、
講演を始め、他人に自分の考えを話す機会がある人は、
情報を伝達している新聞配達人、と思えばいい」
ある方から、そんなアドバイスをいただいた。
とてもわかりやすかった説明であったので、メモにした。
私たち話し手は、世の中にはこんな事があります・・と
その知識を伝えることに専念する。
それを受けた人が、自分で考え自分で行動し、
知識を知恵として日常生活の参考にしてくれればそれでいい。
なんだか、これからはもっと気軽に
講演・パネラーを受けることが出来そうな気がしてきた。



2008年01月11日(金)
「Say “cheese”」ではなく「Say “sushi”」

写真を撮る時の合図、国柄によって違う。
以前、そんなことを話題をした事を覚えている。
今回は、また違う発見のフレーズ。
「はい、チーズ」(カシャ)は、日本式。
(私の携帯カメラは、本当に「はい、チーズ」と声を出す)
もちろん、英語バージョンは「Say “cheese”」であるが、
昨年、カナダへ行った時、
偶然そばにいた外人にカメラを渡して、撮ってもらったら、
私たちが、日本人とわかったからだろうか、
それとも、日本食が流行っているからだろうか、
「Say “sushi”」と大きな声で叫んだ。
日本式では「はい、お寿司」ということらしい。
たしかに「すし」の「し」は、口角の両方が上がり
笑った顔になる。
「へのへのもへじ」の「じ」と同じ意味だから・・。
日本人なら、日本語で・・これから流行らせようかな。
「はい、お寿司」(カシャ)



2008年01月10日(木)
マッターホルンが見えたら「ようこそスイスへ」の合図ですよ

ある本で見つけた、スイス政府観光局のキャッチコピーである。
「年中無休のスイス直行便」のフレーズもよかったが、
開港が近付いてきた「静岡富士山空港」のキャッチコピーが
以前から気になっていたから、メモしたのかもしれない。
「そうだ、京都行こう」のフレーズ以来、
観光客を誘うキャッチコピーが気になって、
駅のポスター等では、立ち止まってメモすることもある。
どんなに素晴らしい建物、美しい景色でも、
人を引き付ける「言葉」がなかったら、それは観光地とはならない。
さて・・注目の「静岡富士山空港」のHPでは
・国内や世界との「出会いと交流をひろげる」富士山静岡空港
・多様で活発な静岡県の「産業を支える」富士山静岡空港
・「富士山を眺めながら離着陸する」富士山静岡空港
・人と自然にやさしい「緑に包まれた」富士山静岡空港
以上のようなイメージを、分かりやすく親しみやすく表現した
シンボルマーク・ロゴタイプを募集していた。
そんな難しいイメージではなくて、
「富士山が見えたら『ようこそ日本へ』の合図ですよ」
こんなイメージでいいのに・・とひとりで呟いてみた。



2008年01月09日(水)
高得点のためには、何をしてもいいのか?

正月恒例の「新春かくし芸大会」を見て、こう思った。
そもそも「かくし芸」とは「ふだんは人に見せず、
宴会などで披露する素人芸」のはず。
失敗しても、ご愛嬌の世界のはずだが、
最近は、高得点を狙うあまり、危険な道具・技にあえて挑戦することが増えた。
今回の青木さやかさんが演じた「チェーンソー」もその一つである。
私たちが、防災訓練の時に「危険ですから注意して下さい」と
何度も何度も注意を促す道具を使っての演目は、
既に「かくし芸」の域を越えて、単なる「常識知らず」としか言いようがない。
何のために、安全装置を何重にもかけているのか、考えれば分かるはず。
「危険ですので真似をしないでください」とテロップを流す前に、
この芸が、どれだけ、日本の社会に、そして子供たちに影響を与えるかを
検討すべきであったと思う。
2008年、チェーンソーの扱い方の未熟さで、
大きな事故が起きないことを祈るばかりである。

PS.
実は「1月1日」に見終わった後、このまま読売新聞へ投稿しましたが、
採用されなかったみたいですね。残念。



2008年01月08日(火)
健康は「腹6分半」から

昔から、健康を守るためには「腹8分目」と
相場が決まっていたはず。
しかし、満腹感がなくても太ってしまう私は、
不思議で仕方がなかった。
それを打ち砕くようなフレーズを雑誌で見かけ、
そうだよなぁ・・とメモをした。
(情報源は、まったく不明です、ごめん)
科学的に証明されてはいないが、
食べ過ぎは体によくないは誰でも知っている。
しかし、自分の感覚で「腹8分目」、
これほどあてにならないものはない、と思う。
他人から見れば「腹一杯」食べているのに、
本人が「腹8分目」だと言えば、それでいいのだから。
本当の「腹8分目」は、本人の感覚では「腹6分半」。
「ちょっと」というより、だいぶ物足りない量こそ、
健康には、適量なんだと思う。
「美味しいものを我慢するなら、死んだ方がましだ」と
豪語する人に限って、健康には神経質なんかだよなぁ。



2008年01月07日(月)
自分にも他人(ひと)にも恥じない生き方

新しいNHK大河ドラマ「篤姫」(あつひめ)が始まった。
一言で表現するのは難しいが、なぜか爽やかさを感じたので、
「朝の連続ドラマ風大河ドラマ」とでも言っておこうか。(笑)
実は毎年、第1話の中に「今年は続けて見よう」と
思わせる台詞があるかどうかが、私の関心ごとである。
そういう意味では、今回は「合格点」であったと思う。
「天命」を「自分の役割」と言い換えながら、
「この世のすべてに役割がある」と、
母親が幼少の主人公(於一)に諭すシーンを見ながら、
なるほどねぇと、最初のメモをし、1時間で数多くの台詞が残った。
しかし今回は、今回の大河ドラマ主人公を演じる、
女優・宮崎あおいさんが、特別番組でインタービューを受け、
「2008年の抱負」を尋ねられた時のフレーズを取り上げた。
迷わず「自分にも他人(ひと)にも恥じない生き方をしたいですね」
と言い切った彼女が、とても輝いて見えたから・・。
こんな抱負を語れる彼女が演じる「篤姫」、
今年もまた、日曜日午後8時が待ち遠しくなりそうである。
2008年末に、彼女が、どれだけ大きく成長しているだろうか。
そんな楽しみ方もしながら、静かに応援していきたいと思う。
頑張れ「篤姫」!!

PS.
まだ「風林火山」のメモもいっぱい残っているんだよなぁ。(汗)
もったいない気がするので、いつかまた。(笑)



2008年01月06日(日)
行列に並ぶのは、田舎者のすることだ

映画「ALWAYS 続・三丁目の夕日」(山崎貴監督・脚本)を
地元のシネコンで、先日、ゆっくりと観ることにした。
内容は期待し過ぎた部分があって、ちょっと物足りなかったが、
「気になる一言」という視点でいえば、メモは溢れた。
特に「東京タワー」が完成し、昇ってみようと誘われた時、
断った台詞が面白かったから「気になる一言」。
「行列に並ぶのは、田舎者のすることだ」
確かに当時は「お上りさん」という言葉が流行っただろうし、
物珍しいことで行列を作るのは田舎者だったかもしれない。
しかし、時代は変わった。
今では都会人の方が、わざわざ並んでも手に入れようとする。
田舎者は、そんなに待てな〜い・・とばかり、並ばない。
50年後の映画では「行列に並ぶのは、都会人のすることだ」の
台詞が、使われているかもしれないなぁ。

PS.
主題歌「花の名」(BUMP OF CHICKEN)は最高でした。



2008年01月05日(土)
四字熟女

明石家さんまさんが話していた、浅田美代子さんのボケ。
「私『四字熟女』をたくさん知ってるんだ」と自慢。
もちろん、彼は「四字熟語」と勘違い。
(誰だって、同じように間違えると思うけれど(笑))
「どんなの知ってる?」と聞き返したら、
「三田佳子」とか「大原麗子」など、本当に四字熟女。
「吉永小百合」とか「黒木瞳」「薬師丸ひろ子」は、
彼女の中では、もちろん不正解なのだろう。
「島田揚子」「山本陽子」「真野響子」・・
不思議と、私も多くの「四字熟女」が思い浮かんだ。
ところで、私の世代49歳は「熟女」だろうか。(汗)
これが微妙だなぁ、話題にしてもいいのか悩んでしまう。
さて「熟女」の定義、調べてみようっと。
やば・・「淑女」は載っているけど「熟女」は
電子手帳にも載ってない、どうしよう、とほほ。



2008年01月04日(金)
息抜きでき、とても助かっています

仕事が始まった途端、すぐ「子育てネタかい!!」
なんて言われそうだが、御容赦願いたい。
昨年11月からスタートしたばかりの
子育て総合支援センターに、年賀状が届いていた。
どうせ、業者か関係者だろう、と思っていたら、
なんと利用者からの便りであった。
「子どもを遊ばせながら、親は交代で買い物して
息抜きでき、とても助かっています」
この何気ない感謝のフレーズが私を喜ばせた。
子育て支援は、子どもを楽しませる施設だけではなく、
頑張っている親たちを生き抜きさせてあげる施設でもある、
そう思って運営してきたことが報われた気がした。
私の感覚では、無料の公共施設に感謝の気持ちを添えた
年賀状を出すなんて考えられなかったから、
余計に嬉しくなったのかもしれない。
さらに差出人が、町内者でなく近隣市の利用者だったから、
「広域連携の子育て施設」を目指している私たちにとって、
御褒美をいただいたような年賀状だった。
ここで息抜きして、また子育てに頑張ってもらえればいい。
さぁて、今年も多いにリフレッシュしてもらうぞ。

PS.
公共施設への感謝状が、一番公務員をやる気にさせることを
住民が知っていると、とても素敵なまちづくりができるのになぁ。



2008年01月03日(木)
VTRを見直したら、蒲田の定点の踏切で・・

「箱根駅伝」復路、テレビを見ていた誰もが感じた、
10区20キロ過ぎに突然のように倒れていた東海大の棄権シーン。
何があったの?と思っている間に番組が終了し、
モヤモヤだけが残ったまま、正月休みが終わろうとしていた。
yahoo!やスポーツサイトなどにも、詳細が出てこない。
しかし、しかしである。
「☆箱根駅伝超フリートーク」というサイトで、
「VTRを見直したら、蒲田の定点の踏切で荒川君は足を捻っている。
多分これが原因だろう」のコメントを見つけた。
やっぱりインターネットの力ってすごいなぁ、と感じ、
メモして書きはじめた「気になる一言」が変わってしまった。
原因がハッキリしないと大会関係者からは、コメントが出ないだろう。
だからこそ、この書き込みが貴重な気がする。
とりあえず、私の中で、東海大の棄権に対するモヤモヤは消えた。
ネットの情報は全て正しいとは限らないことを念頭に置いてみても、
その速さに驚くしかなかった。
テレビや新聞の正確な情報より、私をスッキリさせてくれたから。(笑)



2008年01月02日(水)
うしろでもらうと、うしろのペースになってしまう

毎年、数々の名言を残してくれる「箱根駅伝」。
瀬古さんの、時々話すトボケたような解説にも慣れ(笑)、
メモと鉛筆を用意しながら、見守った。
平成生まれのランナーの登場や
5区・ゴール直前に昨年の覇者・順天堂大の棄権、と
取り上げたい内容は、今年の往路も溢れていた。
その中で選んだのは、
スタートの1区で20位と出遅れた順天堂大が、
2区、3区、4区になっても、なかなか上位にあがってこない。
どうしたのでしょう?と不思議がるアナウンサーに
その理由を、瀬古さんが的確に表現してくれた。
「うしろでもらうと、うしろのペースになってしまう」
「あまりに遅い順位で襷を受取ると、力のある選手でも
いつもの力が発揮ができないまま、ずるずる終わってしまう。
だからこそ最初が肝心」と私は理解した。
元旦から感じている「スタート・ダッシュ」の大切さ。
今年のキーワードかもしれないな。



2008年01月01日(火)
「正月くらい」と「正月から」

新年の朝、沼津市で開催される「千本浜元旦水泳」に、
同級生が参加するという話を聞き、元旦はどうせ暇だから・・と
興味本位の軽い気持ちで応援に出かけた。
実は、どうしてこんな風の強い寒い日に、
海に入ろうとするんだろう、という好奇心と、
もう今年は50歳なんだから無理するなよ、という
余計な心配を胸に現地に到着した。
今までの私は「正月くらい」ゆっくり過ごそう、と考え、
朝から、お屠蘇を飲み、お雑煮を食べ、テレビを見て・
新聞に目を通して過ごしていたのだが、
元旦の朝から、スタート・ダッシュよろしく、気合いを入れて、
白波の立つ寒中の海へ飛び込んでいく人たちを見て、
なにか「気力」「やる気」みたいなものを感じていた。
「正月くらい・・」と「正月から・・」の意識の違いが、
今年の大晦日には、大きな差となるのかもしれないと思ったら、
なんだか、じっとしていられなくなってしまった私がいた。
五十歳を迎える年に、
気持ちを入れ直す大きな気付きをいただいた寒中水泳大会であり、
見学でも・・と誘ってくれた同級生に感謝したい。