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しもさんの「気になる一言」
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2007年02月28日(水)
寝る子は、育つ。読む子も、育つ。

正月にメモした「小学館の学習雑誌とこどもの本」のキャッチコピー。
「今年、キミは、どんな本を読むんだろう。どんなことを知るんだろう。
どんな世界と出会うんだろう。そして、どんな未来を夢見るんだろう。」
こう綴られたフレーズは、私のアンテナに引っかかった。
定期的なメモの整理をしていたら、飛び出してきたのである。
寝る子は、体が大きくなる。読む子は、知識が多くなる。
そう解釈したけれど、いかがなものか。
最近、漢字検定なるものが流行り、
48歳の私ですら、へぇ〜と驚くような難解な漢字を読む子がいる。
しかし、漢字が読めるだけでは、子は育たない。
文章を読みながら、いろいろなことを文字から想像してみるからこそ、
子は育つのだと私は思う。
しっかり睡眠をとって、しっかり本を読む。
親をはじめとした大人ができることは、その環境づくりだろう。
小さい頃は、読み聞かせて寝付かせるに限る。
このキャッチコピーは、そんな感情も入っているのかもしれない。



2007年02月27日(火)
コツコツ・・東国原知事のキーワード

「藝人学生・僕が学びつづける理由」
(そのまんま東著・実業之日本社・263頁)から。
知事になった時、巷では無党派層の支持を集め、泡沫候補が
「勢い」に乗って当選したように騒がれていた。
しかし私は、そんなに選挙は甘くない、と考えていたので、
彼の生き様が知りたくて知りたくて仕方なかった。
そこで、タイミング良く本屋でこの書籍を見つけた時は、
即座に手にとり読みふけった。
私に読んで欲しい・・と訴えているように輝いていたから。
もちろん、メモは溢れた。
ひとつひとつは、タイミングを見つけて紹介していくが、
何度となく文中に登場する言葉が「コツコツ」だった。
「コツコツ身につけていくことの面白さ」
「コツコツやりつづけられるかどうか」
「コツコツ何かを積み上げていく」・・・
彼は見た目とは裏腹に「地道にコツコツ」が似合っていた。
そのコツコツが、宮崎県知事になった本当の理由だと感じた。
女性問題ばかり取り上げる議員は、この本を読んでみるといい。
自分の質問が、いかに愚問かわかるはずだから。



2007年02月26日(月)
「力強さ」とは「地道」のことです

医学気功師・スピリチュアルヒーラー 
中屋高明さんの講演は、私に多くの言葉を残してくれた。
パワー(エネルギー)が出やすい色「エナジーカラー」は、
参加者の誰もがメモしたであろうが、
私は、先生がさらっと口にしたフレーズが気になっていた。
(メモした人はいないかも知れないけれど・・(笑))。
国語辞典では「地道」は「駆け引きなく着実なもの」、
和英辞典で調べてみたら「honest」、
更に「honest」を英和辞典で調べたら「正直な、実直な、正当な」。
と言うことは、言い換えれば「地道」イコール「正直な」。
地道な活動は、正直な心が背景にあることにもつながる。
パワー(力強さ)の源は「正直」。
これって、すごい「気付き」である気がしてならない。
中屋さんの力強さも、地道な活動が支えているんだな、きっと。



2007年02月25日(日)
子どものことより、まずは自分のことを・・

働く女性の会(ATGネット)の定期総会が開催され、
私はとりあえず男性なので(汗)、賛助会員として、
参加させていただいている。
記念の講演会は、医学気功師・スピリチュアルヒーラー、
中屋高明さんの講演だった。
メモは、一回では書ききれないほど溢れたので、
機会を見つけて、随時とりあげていきたい。お楽しみに・・。
さて、今回の気になる一言は、先生を交えた懇親会での1コマ。
講演では、自分のパワーが出るカラーを教えてもらったが、
懇親会では、携帯の写真でもだいたいわかるというので、
先生の周りには、子供や家族の携帯写真が・・・(笑)。
そんな時、先生が呟いた台詞は、なるほどなぁ・・だった。
不思議とほとんどが「夫」の写真ではなく「子ども」の写真。
人によっては「娘」より「息子」の写真。(笑)
(私の場合は、なぜか「妻」であったが・・(娘よゴメン)(照))
まずは、自分がポジティブな考え方が出来て、
より充実した生活ができるようになったら、
家族のことを考えればいいのだろうな・・と思いながらも、
せっかくだから、と携帯の写真を見せてしまう自分が恥ずかしかった。
「青・左の親指」・・判る人にしか判らないキーワード。
まずは、今日の講演会での収穫である。次回、乞うご期待!!



2007年02月24日(土)
和食を食べるなら「梅」コースに限る

「演奏とお話しで世界を巡る親子ふれあいコンサート」と題した
地域ふれあい講座が、町内のある区で開催された。
演奏者は、近隣自治体に住む、宮下義雄さんと細倉民世さん。
なぜか2人とも、私の知人だったので、今日の日を楽しみにしていた。
今回の気になる一言は、演奏と演奏の間に私たちをリラックスさせてくれた
宮下さん独特の笑いネタからひとつ。(笑)
(私の手持ち資料には、彼等のジョークメモが溢れたけれど、
本当は、演奏の素晴らしさも、伝えておきたいと思うのだが、
帰宅してから振り返ると、トークの巧みさが勝ってしまう・・(汗))
さて話を戻すと、和食のランク「松竹梅」で一番おいしいのは「うめ〜」。
それだけなら、単なるダジャレであるが、他の2つは
「松=待つ」「竹=高い(たけぇ〜)」からやっぱり「梅(うめ〜)」となると、
ちょっと高級な言葉遊びとなり、シャレの域を超えている気がした。
面白かったのは、来場していた小さい子供たちが、
トークの度に、声を出して笑う大人たちを嬉しそうに見ていたこと。
地域の大人たちの楽しそうな笑顔は、子供たちにとって大切なビタミン、
そんなことを感じながら「地域の子供は、地域で守り育てる」意味を知った。
彼等もまた「ドレミファソラ・ド」・・「シ」がない公務員である。



2007年02月23日(金)
弘法も 場所の誤り 独狐(とっこ)の湯

伊豆・修善寺温泉の「独狐の湯」が、移転するという話を聞いた。
「独狐の湯」といえば、
川の水で病気の父親の体を洗っていた子供のために、
弘法大師が法具を岩につきさして湯を出させたという逸話が残る
温泉発祥の地なのであるが、川の流れをせき止めているとかで、
「独狐の湯」を河川敷へ移す計画が進んでいるようだ。
正直、私は耳を疑った。
それではただの温泉で「独狐の湯」ではなくなるのではないか、と。
最近話題になった「発掘あるある大辞典」ではないのだから、
観光客だって、弘法大師の逸話が本当かどうかは、問題にはしないはず。
それよりも問題なのは、その逸話で「修善寺温泉」のシンボルてあった
「独狐の湯」を簡単に移転してしまうことの方ではないだろうか。
菊屋旅館によく訪れていた夏目漱石が聞いたら、さぞ悲しむことだろう。
今回は「弘法も場所の誤り」にするつもりが「独狐の湯」を付け足したら
川柳になってしまった。



2007年02月22日(木)
ペットボトルのバーコードは縦印字が常識

ペットボトルのバーコード。
気が付く人は、少ないかもしれないけれど、なぜか縦印字。
数字はそのままで、90度横になっている。
印字する場所がないのかな?程度の知識でいたら、
しっかりと理由があり、納得した。
ペットボトルの周りに巻きつけるラベルに対して、
バーコードを横に印字すると、
ラベルが伸びた時にバーコードの役目を果たさなくなる。
線の幅や間隔で情報が記録されているはずだから、
リーダーで読めなければ、意味がないわけだ。
さらに、これは推測だけれど、レジ等で読み取る時も、
縦印字の方が読み取りやすい。
横では、丸くなって認識しにくいだろうし。
今までの疑問が1つ解けただけで、嬉しくなった。
そんな生活消耗品、一度、気にして見てみて欲しい。



2007年02月21日(水)
「おかしいな」をメモする

最近私のお気に入り番組のひとつ、
NHK「プロフェッショナル・仕事の流儀」から。
「危機管理術」で紹介された、新浪剛士さんの台詞。
彼も、メモ魔であった。(笑)
そして、そのメモを取るコツが、今回の「気になる一言」。
私の新聞投稿の文章は、この「おかしいな」が基本。
特に、全員が同じ意見、同じ方向を向いている時に、
私は「ちょっと待ってよ、おかしくないか?」と思う。
この世の中で「全員賛成」は、胡散臭いと考えているから。
なんでもかんでも反対するわけではないが、
大所高所から眺めると、不思議だなぁ?、おかしいなぁ?
と感じることは、メモすることにしている。
彼の主張する「気持ちをそのまま記録する」は、
大切なメモの取り方であるから、是非、試して欲しい。
その気持ちは、いつまでも色褪せることはないのだから。



2007年02月20日(火)
今やらねばいつできる、俺がやらねば誰がする

(いつものように、情報源不明です・・ごめんなさい) 
携帯のメモに残っていたフレーズであるが・・。
きっとリズムが良くてメモしたのだと思う。
選挙イヤーの年、ちょっと使いたくなるフレーズ。(笑)
「モットーは?」「座右の銘は?」「政治姿勢は?」・・
これでもか、これでもか、と立候補者のプロフィールが
選挙公報などを通じて、有権者に届けられるが、
やはり覚えていただくには、リズムが大切だろう。
このフレーズを聞いたら、その人の顔が浮かぶような
インパクトのある言葉は、これから重要になってくる。
私の蓄積されている「気になる一言」からも、
自分の生き方のピッタリとした言葉があるかもしれない。
立候補を考えているあなた・・是非、ご利用下さい。

気になる一言index(単語で検索もできます)
http://www4.diary.ne.jp/user/446618/



2007年02月19日(月)
キティちゃんには口がない

作品全体としては、なかなか理解しがたい映画だった
「tokyo.sora」(監督・今井寛)からもうひとつ。
少しでも役に立つ台詞、発想を・・とメモしていたら、
この台詞が浮かび上がってきた。
以前、なぜ「キティちゃん」等のキャラクターが受けるのかは、
気になる一言で紹介した。
「キティちゃんにはスキャンダルがない」から、
メーカーとしては、イメージを壊す心配がない。
だから芸能人やスポーツ選手を起用するより長期間、採用できる。
当時、なるほどなぁ、とメモをした。
しかし「数あるキャラクター商品の中で、
どうして『キティちゃん』なんだろう」という疑問は残ったまま。
それを解決してくれたのが、この台詞であった。
「口」の形を自分でイメージすることにより、
悲しい顔のキティちゃんになったり、笑っているキティちゃんになる。
だから、自分の気持ち次第で、一緒に喜んでくれたり、
一緒に悲しんでくれる相手として、そばに置きたくなる。
ヒットの原因は「口がない」ことか・・・なかなか奥が深いな。



2007年02月18日(日)
「己を信じられぬ者は・・」うぁ、書ききれない(汗)

いつものようにメモ帳を傍に置き、楽しみにしながら見始めた
NHK大河ドラマ「風林火山」であったが、
今回は「メモ魔」の称号?を返上したくなったほど、実力不足を露呈。
悔しいけれど、心の叫びを「気になる一言」とした。
台詞が予想外に長いのと、気になる一言が多すぎてメモしきれないのだ。
次から次へと、紹介したくなる台詞が飛び出してきて、間に合わない。
今までも、多くの大河作品に触れてきたが、今回は特別かもしれない。
ホームページで確認しても、私が気になった台詞は載ってないし、
近いうちに、井上靖さん原作の「風林火山」買って確認しようと思う。
ところで、最近、困っていることがひとつある。
本を読んだり、映画を見たり、テレビを見たり、ラジオを聴いたり、
もちろん講演や知人・友人たちの会話からメモされる、
「気になる一言候補」のフレーズが溢れていることだ。
多くの人に「毎日、よく書くことがありますね」と不思議がられるが、
私としては「ひとつに絞る作業の方がストレスが溜まる」と答えている。
部屋が片付けられないと嘆いていたら、言葉も片付けられない。
う〜ん、どうしたものか・・(汗)。自信喪失。(笑)



2007年02月17日(土)
おいし〜い しあわせ〜 気持ちい〜い

週末になると、毎週のように放送される温泉の旅企画。
今日は、一歩も外に出ず、テレビばかり見ていたからか、
気になることをメモにした。
紹介する場所が違うだけで、どうも言葉がワンパターン。
地元の食材を使った料理に舌鼓「おいし〜い」
ゆったりとした時間の流れを感じて「しあわせ〜」
そして露天風呂から自然の景色を眺め、
手足を伸ばしてお湯に首まで浸かる、そして「気持ちい〜い」
せっかくレポーターに選ばれ、画面を通して私たちに
その温泉をPRしようとするのなら、
もう少しボキャブラリーを増やして欲しいと思う。
今回は、ちょっと皮肉を込めて「気になる一言」。
たぶん今のままでは、音声を消しても、この台詞だけ覚えていれば、
温泉企画は楽しめる気がしてならない。(笑)
全国数ある温泉地とどう違うのか、私はそれが知りたい。
温泉のメッカ伊豆に住む私にとっての関心ごとである。



2007年02月16日(金)
上手く書ける人はいっぱいいますから

映画「tokyo.sora」(監督・今井寛)から。
編集者の彼が、板谷由夏さん演ずる作家志望のヨーコさんに呟く。
「自由に、伸び伸びと書いてください」と。
よく私も、エッセイの書き方で、こう教えることがある。
でも、そう教えられた人たちは、決まって
「伸び伸びと書いているつもりなんですが・・」と返事。
そのあとのアドバイスに困った時を思い出した。
映画の中では、こう続く。
「うまく書く必要はないんです。
うまく書ける人はいっぱいいますから」
このフレーズは、なかなか味があるフレーズである。
芸術関連の人は、是非、覚えておいて欲しいと思う。
絵画なら「うまく描ける人はいっぱいいますから」
楽器なら「うまく演奏できる人はいっぱいいますから」
その中で輝くには「自分らしさを出して、伸び伸びと」。
心が軽くなったフレーズである。



2007年02月15日(木)
いろいろ、ありがとうございました

私の亡き父親の大親友だった方が他界され、通夜・告別式へ。
(天国で30年ぶりの再会を果たすことになるのかな。(涙))
何歳になっても私のことを「よし坊」と呼び、
可愛がってくれたことが思い出された。
なにか言葉を残そうと、棺桶に眠る故人に手を合わせ、花を添えたが、
いろいろなことが思い出され、言葉が見つからなかった。
その時、傍にいた女性が、やはり私と同じように手を合わせ、
呟いた一言が、今回の気になる一言。
一緒に話し、一緒に悲しみ、一緒に笑った故人には、
「いろいろ、ありがとうございました」のフレーズが相応しいのだろう。
先月、他界した叔母さんにも、同じ気持ちだった。
なにが・・ということではなく、本当に「いろいろ」であるから・・。
ありふれたフレーズだったけれど、この言葉を呟き、
もう一度、故人の顔を見たら、ジーンと目頭が熱くなった。
あの世で、私の父親とゆっくり酒でも飲んでよ・・と思いながら。



2007年02月14日(水)
伝記は、大人が読むもの

中国では、伝記の類の書籍が溢れているという。
その話を聞いて、思い出したメモを「気になる一言」とした。
裏を返せば「伝記は、子どもが読むものではない」、
「子どもに伝記を読ませても理解できない」ということなのか。
日本では、教育基本法の改正が話題になっているが、
子供たちの教育よりも、大人の教育が必要だと思っていたから、
このフレーズは、いただき・・と感じてメモをした。
今更、大人に「勉強しろ」とは言えないので、
「伝記を読む」という教育はいいかもしれない。
NHK番組「プロジェクトX」の書籍版というか、
「プロフェッショナル・仕事の流儀」の書籍版といったところ。
こんなに頑張っている、同じ大人がいるってことを知るだけでも
「大人」への教育効果はあるだろうと思うのだが・・。
ただ、今の大人が「本」を読むかどうか、それが問題か。(汗)



2007年02月13日(火)
「キャベジン」と「リステリン」、あります?

映画「未来の想い出」(森田芳光監督)から。
(あれ?誰の言った台詞だったろう、メモ忘れ)
たぶん主演の工藤静香さん演ずる金江銀子さんが、
男の人の部屋に誘われた時に使った返事だったと思う。
1992年作られたこの作品、
要所要所に当時流行った歌がBGMに流れていて、
時代を感じさてくれる映画になっていたから、
この台詞も、面白かったのかもしれない。
「最終電車に乗り遅れた」とか「酔いすぎて歩けない」など
異性を部屋に誘う方法はあるのだが、
誘われた女性も「えっ、本当に何にもしない?」と返すくらい。
それが今回は「行ってもいいけど・・」と思わせぶりをして
「キャベジンとリステリン、あります?」と聞き返すシーン、
時代は変わったなぁ、と笑いながらメモをした。
不変の映画もいいけれど、時代を表現する映画もいいな、
そんなことを思った作品である。
今の時代なら何と言うんだろうか?(汗)



2007年02月12日(月)
あのアッコさんでさえ・・

(実は、まだ放送中だけれど・・(笑))
テレビ番組「月曜ゴールデンSP・和田アキ子殺人事件」から。
サマーズ・三村マサカズさん演じる、
和田アキ子さんのマネージャー西田さんが
遅刻したり、挨拶もできない新人を叱るシーンでの台詞。
あの大物歌手のアッコさんでさえ、遅刻などはしなかったし、
スタッフにはしっかり挨拶をするんだ・・と興奮して大声を出す。
番組的にも面白いが、要所要所に「気になる一言」があった。
どの世界にも「大物」とか「カリスマ」みたいな存在の人がいて、
(時には、けむたいこともあるけれど)
業界のルールとマナーを実践し、教え込む役割の人がいることに、
ちょっぴり、ホッとした。
この番組の制作意図からはちょっと違うかもしれないけれど、
仕事をする上での基本的なことは、どこでも同じだな、と
テレビを見ながらメモを取っていた。
そんな人がいるから「あの○○さんでさえ」というフレーズが使える。
さて、あなたの業界の「アッコさん」は誰ですか?



2007年02月11日(日)
「忠義」ではない、「道義」でござる

NHK大河ドラマ「風林火山」から、気になる一言。
使われた場面をうまく説明できないけれど・・。
言葉として、私のアンテナに引っかかったのでメモをした。
【忠義】とは、
主君や国家に対して真心をもって仕える・こと(さま)。
忠節。忠誠。「忠義を尽くす」「忠義な家臣」「忠義者」
【道義】とは、 人としてふみ行うべき道。道徳。道理。
いくら主君の判断であっても、
その判断が人としての道を外れているのであれば従わない。
その行動は、簡単のようでいて、実はもっとも難しい。
しかし、いつもその視点で考えることができる山本勘助を
軍師に抱えた武田軍が強かったヒントがひとつ解けた気がする。
1996/05/19「軍師とは策を練るのではなく、道を説くもの」
この一言が、ふっと頭に浮かんだのは、選挙イヤーの年、
ますます「軍師」の存在が気になるからかもしれない。



2007年02月10日(土)
一度しか人生の経験ない人ってわからんじんね

映画「未来の想い出」(森田芳光監督)から。
死んだはずなのに、10年前に記憶とともに逆戻り、
これから起こることが手にとるようにわかる。
さて、あなたならどうしますか?
「運命なんて最初からないの」とか「私達が思うことが未来よ」
「はじめから決まっていることなんかないの」・・等の言葉が溢れ、
今を大切に生きることの重要性を教えてくれた。
しかし、私がメモしたのは、工藤静香さん演ずる金江銀子さんが、
デビット伊藤さん演ずる倉美タキオさんに呟くシーン。
「一度しか人生の経験ない人ってわからんじんね」
10年先まで知っている彼女が
「これから、必ずボディコンが流行るから・・」と教えても、
いうことを聞かない彼。
ふだん聞かない台詞だったから、メモしたのかもしれない。
人生を二度経験した人の台詞は、奥が深いなぁ。(笑)
「人生は、誰もがみんなアマチュアなんだよ」の台詞が
この一言で吹っ飛んだ気がした。



2007年02月09日(金)
「酔いが醒める」と「目が覚める」

どちらも同じような使い方をしているようだが・・
覚める・・(眠り・夢から)(酔い・迷いから)「目が覚める」
醒める・・(酔い・迷いから)「酔いが醒め(覚め)る」
では「覚醒」(かくせい)は?
目をさますこと、迷いからさめること。
と、なると、もしかしたら「覚醒剤」は?と調べてみると、
「興奮剤の一。眠気をさます薬品。ヒロポン、カフェインなど」。
あれ?私のイメージしていた「覚醒剤」とは違う。(笑)
白い粉で、刑事がぺロッと舐めて・・は、麻薬なのかな。
私の中では「覚醒剤=麻薬」という関係が出来ていたので、
「覚醒剤は、麻薬とは違う」と説明されたところで、
あっ、そうですか・・とならないくらいインパクトが強い。
そう言えば、ブラックガムなども、覚醒のために噛むんだよなぁ。
今日は飲み過ぎたな。
明日「酔いが醒めたら目が覚めるんだろうなぁ」



2007年02月08日(木)
ハモルには、オクターブ下の3度

職場の同僚と飲んだ時にメモしておいたが、今読み返すと、
やっぱり覚えにくいので「気になる一言」として残したい。
「ハモルって、なんだかカッコいいよね、
それも、突然、人の歌っている歌にきれいにハモレルと」
そんなことを、音楽を趣味にしている後輩に呟いたら、
「簡単ですよ、ハモルには、
オクターブ下の3度を歌えばいいんだから、基本的には」
へぇ〜と驚き、その場でメモしたが、しばらくたつと
その意味さえわからなくなってしまった。
主旋律の楽譜から、オクターブ下の3度を意識すれば、
だれでも簡単に「ハモレル」らしい。
そう、簡単に・・(笑)(汗)
この意味がわかった時には、私ももてるんだろうなぁ。
勉強してみようかな、動機が不純だけど。
でも、どうやって練習するんだ、これって・・。



2007年02月07日(水)
何を言うか選ぶセンスが「誠実」なのよ

DVDをレンタルして、映画「キッチン」(監督・森田芳光)を、
なぜか、見直すことになった。
見はじめたら「あれ?観たことあるな」と感じたから、
たぶん、数年前に、ビデオテープで見たのたろうと思う。
その当時には、気がつかなかった台詞だけれど、
今回、私のアンテナに引っかかったフレーズを紹介したい。
桜井みかげ役の川原亜矢子さんに、田辺恵理子役の橋爪功さんが
そっと語りかけるシーンで使われている。
「誠実」という言葉、これまでに何度か定義してきたが、
今回の定義も、なるほどなぁ・・とメモをした。
何でも思ったり感じた事を口にするのは簡単であるが、
その言葉が相手を傷つけることを意識している人は少ない
その点、言葉が少ないけれど、相手のことを考えながら
言葉を選んで話す人は「誠実さ」を感じる。
言葉を刃物として使う人は多いけれど、
誠実さを伝える手段として言葉を使って欲しい。



2007年02月06日(火)
悩んだら、もう夢じゃない

情報源が不確かで申し訳ないが・・
メモの整理をしていたら出てきた「!」である。
たぶん、漫画家・咲坂芽亜さんか、新條まゆさんの台詞。
「やりたいことは悩むことはない」「悩んだら、もう夢じゃない」 
彼女らの言葉として、私のメモに記されていた。
同じようなフレーズだったので、区別できなくなってしまったが、
たしか、テレビ番組での発言だったと思う。
(NHK番組「トップランナー」かもしれない・・)
「夢」について語る機会は多いが、
なかなか私のイメージにピッタリする表現がなかったのだが、
このフレーズは、とてもわかりやすい。
自分が今、一所懸命目指している夢は、
結果が出ないけれど、本当に私の夢なのだろうか?と悩む。
しかし、そう考えることこそ「夢」ではなくなっている証拠。
本当にやりたいことは、悩んだりせず行動あるのみ。
そんなことを教えられた一言である。



2007年02月05日(月)
脂肪吸引した人で、健康になった人はいない

別にエステの営業妨害するつもりのコメントではない。
いつだったか、健康の話を伺った時にメモをした。
加齢とともに、筋肉が弱くなり、
それを支える内臓が下がってくるのは、誰でも同じ。
だから、皮下脂肪は降りてきた内臓を支えるために付く。
その支えるための脂肪を、かっこ悪いから・・の理由で
吸引してしまうけれど、あれは身体に良くないですね。
そんな発言だったと思う。
おなかまわりの脂肪も、根拠があってついているんだ。
なるほどなぁ、とメモしたのは言うまでもない。
脂肪吸引する手間と暇があったら、
トレーニングして筋肉を鍛える方が良さそうだ。
長い歴史を振り返えってみても、
わざわざ脂肪吸引をする時代は最近だからなぁ。
健康と美容、どちらが大切か、わかりそうなものなのに。



2007年02月04日(日)
人は、飲料水の銘柄を変えたがらない

朝から、月に一度の家庭から出る「ビン・缶」回収作業をした。
私は、アルミ缶担当だったが、その多さに驚いた。
逆に、スチール缶が少ないことを、改めて実感したのだが・・。
さて、そのアルミ缶を眺めると、あることに気が付いた。
各家庭から運び込まれる、大量の空き缶、
ほとんど、同じ色、同じ大きさなのである。
ということは、同じ銘柄、同じ飲料水を飲んでいるようだ。
「ビールならビール」「発泡酒なら発泡酒」「酎ハイなら酎ハイ」
「モルツならモルツ」「一番搾りなら一番搾り」「淡麗なら淡麗」
びっくりするほど統一されていて、メモせずにはいられなかった。
人は、飲料水の銘柄を変えたがらないんだな、と思ったから。
(男は・・、女は・・、とは言い切れないけれど・・)
そういう我が家は?と振り返ってみると・・私が好奇心旺盛なのか、
いろいろな飲料水、銘柄を試してみたいと思うタイプであるのか、
缶の色もサイズもバラバラである。
しかし、私はそれでいいと思っている。
季節によって、料理によって、飲む相手によって、
飲みたいアルコール、飲みたい量も変わるのだから・・。



2007年02月03日(土)
ゴルフはスポーツです

最近、ゴルフ関連の書籍を読むことが多い。
いろいろなプロが、いろいろなテクニックを披露し、
そのコツに一喜一憂しているアマチュアゴルファー。
そんな中、私のメモは増える一方であるが、
「球を良く見る」より大切なフレーズ見つけた。(笑)
本屋や図書館に行けば、一目瞭然でわかることだが、
ゴルフ書籍は「スポーツ」に分類されている。
そのことは、上達の基本には練習があることを示している。
それなのに、練習もほとんどせず、本コースばかり行っても、
スポーツであるゴルフは上達しないということらしい。
もちろん、体力をつけるために筋肉トレーニングをしたり、
基礎をみっちり練習することが大事であるということ。
たまたま好スコアが出たとしても、継続できないのは、
普段からの練習不足に尽きるということだろう。
耳が痛いが、趣味だ、レジャーだ、は言い訳に過ぎない。
「健康のため」は、もっとも悪い考え方かもしれない。
もっと、真剣に練習しなくちゃなぁ。
ゴルフは、スポーツなんだから。



2007年02月02日(金)
仕事は、人生のベストタイムを使っている

最近、私のお気に入り番組のひとつ、
NHK番組「プロフェショナル・仕事の流儀」から一言。
「時間活用術」で紹介された、ベンチャー企業経営者、
飯塚哲哉さんの台詞であった。
20代から60代までと言えば、
人間にとって心身ともに充実している年代であるが、
「人生のベストタイム」を意識して仕事してこなかったから、
このフレーズは、私のアンテナに引っかかった。
どんな時でも、いやいや仕事をすることはないけれど、
どうせやるなら、前向きに・・が私の仕事に対する姿勢と考え、
「蒔かれたところで咲きなさい」は、
私の気持ちを的確に表現したフレーズとして、
名刺にも印刷して持ち歩いているのだが・・。
新入社員には、今回の表現の方がわかりやすいかもしれない。
「人生のベストの時間帯を仕事と称して使うわけです。
その時間帯の過ごし方は、
生きることそのものといっても過言ではないですよね」と
彼は、平等に与えられる時間の活用術を教えてくれた。
会社の人事担当には、是非、覚えていて欲しい台詞である。



2007年02月01日(木)
「可愛い顔しとんな」「いえ、それほどでも・・」

平日昼間の日帰り温泉、当然空いているかと思ったら、
意外と混んでいることを知った。
「脳ドック」の帰り、予定よりちょっと早く終わったので、
「平日昼間の日帰り温泉」へ、足を運んだ。
入り口には「入れ墨をしている方、お断り」と看板があるが、
どうやってチェックをして、誰が断るのか知りたくなる。(笑)
さて、私が浴場に入ると、先客は4人。
スポーツ刈りや丸坊主で、体格のいい男性ばかり。
まさかと思っていたら、ちらっと覗いた肩に入れ墨が・・(汗)。
Uターンするわけにもいかず、平静を装って入浴したら、
「おにいちゃん、どこから来たん?」とか
「平日、昼間っからの露天風呂、気持ちええやろ?」と
優しく話しかけてきたので、普通の会話になってしまった。
しばらくして、4人が湯舟からあがると、肩だけでなく全身に入れ墨。
さすがに、動揺は隠せなかったらしく、変な会話をした。
わざわざ近寄ってきて「おにいちゃん、意外と可愛い顔しとんな」
「いえ・・・それほどでも・・」と答えたが、会話になっていない。
「それほど可愛くない」って、意味がわからん、まったく。
でも、本当に優しい人たちでした。よかった・・ほっ。