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しもさんの「気になる一言」
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2006年10月31日(火)
肩こりの人は、顔の筋肉もこっている

肩こりの治療をしている人でも気がつかないだろう。
面白い視点だと思ってメモをした。
情報源は、先日、講師としていろいろ指導して下さった
全身オイルマッサージを施している先生。
その相関関係を、治療しながら実感しているのだろう。
ということは、私の顔も引きつっているのかな、と
鏡を覗き込んだが、よくわからない。
肩こりも、他人の肩こりと比較したことがないから、
こり方の異常さも本当のところはわからない。
もしかしたら、肩こりじゃなかったりして(笑)。
さらに、顔の筋肉なんて気にしたことがないから、
顔がこってます・・と言われても、???状態。
でも、なんとなくそうかなぁ、と思ってしまうほどの
説得力があるフレーズだった。
肩だけがこっているなんてありえないもんなぁ。
でも・・心だけは、凝り固まらないようにしなくちゃ。



2006年10月30日(月)
トイレの短歌「急ぐとも・・」「耐え忍び・・」

百人一首ではないけれど、上の句を聴けば、
下の句が出てくるくらい有名だと思っている短歌をご紹介。
それも、スナックなどのトイレで見かける短歌である。
男性編は
「急ぐとも 心静かに手を添えて 外に漏らすな 松茸のしずく」
女性編は
「耐え忍び 心静かに舵をとり 左右に散らすな 貝のしたたり」
先日、男女兼用のトイレで、二つの短冊が並んでいたので
思わず、携帯のメモ機能を使ってメモをした。
それも丁寧に「男性編が黒マジック、女性編が赤マジック」で。
何度、読み返しても、にやっとしてしまうのは、
適度に連想できるからだろう。
こんなジョークができるのに、どうして国際社会では
気の利いたジョークが言えないんだろう。
いつもいつも、シモネタばかりでは、話にならないけれど、
まずは、シモネタからでも・・は、私の認めるところである。
ジョークには、センスがいるのだから。



2006年10月29日(日)
しつこい三本〆ではありますが・・

ある団体の懇親会、そろそろ中締めを・・となった。
指名されたものの「僭越ではありますが・・」をパロって、
「せんずりではありますが・・」と言葉を発し外し(汗)、
どんな〆をするのか、楽しみにしていたら、
冒頭の台詞だったので、私は大喜びであった。
最近「関東1本〆」が主流となり、
「よ〜お、ポン」と1回で終るケースが増えた気がする。
なんだか、〆(しめ)として寂しいなぁ、と感じていたので、
久しぶりの「3本〆」で盛り上がった。
その口火を切るフレーズとして、
「しつこい三本〆ではありますが・・」は楽しい。
やっぱり、「〆は三本〆に限るよなぁ」と私は呟いた。
間違って「三三七拍子で〆たいと思います」なんて
言う人がいるけれど。(笑)



2006年10月28日(土)
シャリパチ・シャリパチ

ラジオから流れてきたあるシーンの擬態語であるが、
何の事か、わかるだろうか。
答えは、レコード盤に針を落とした時の表現である。
ジリジリジリ・・が一般的かな、と思っていたら、
この表現を聞いて、うん、面白い・・とメモをした。
みんながみんな、手垢がついたような表現よりも、
その人の感性で、感じたままを文字にする。
これこそ、擬態語の妙であろう。
この「シャリパチ・シャリパチ」を有効に使うことで
短歌になり、詩になり、エッセイとなる。
だから、人と違う感じ方を大切にして欲しいと思う。
デジタル全盛の昨今、アナログを文字にする楽しさを
こんなところで教えてもらった。



2006年10月27日(金)
技能五輪、キーワードは「22歳」以下

昨日、ユニバーサル技能五輪国際大会総合プロデューサー、
残間里江子さんの講演を聴いた。
来年11月、静岡県沼津市で開催される
若手職人のオリンピック、もちろん国際大会である。
話を聴いてメモすればするほど、
教育が荒れている日本に必要な大会なのに、と感じた。
この大会の魅力は、出場資格が22歳以下ということ。
日本人の場合、あまり目的を持たずに大学進学をするが、
技能五輪は、中学や高校を卒業し、大学進学をせず、
目的を持って技術習得に日々努力している若者が主役。
いまどき珍しい、一所懸命生きている22歳以下の若者。
そんな彼らを「温かく見守り、応援する大会」であると思う。
同じ年代の子ども達が走る「箱根駅伝」は、
国民行事のように盛り上がるのだから、今回も是非、と願う。
考えてみると「22歳」という年齢は、日本人にとって、
キーワードになっている数字ではないだろうか。
「22歳の別れ」が、ヒットするのもわかる気がする。
19歳から22歳をどう過ごすか、
この4年間は人生の中でも貴重な期間のような気がしてならない。
大切に、そして一所懸命に何かに取り組んで欲しい。



2006年10月26日(木)
おれはお前にそんなことを教えたか!?

プロ野球の日本シリーズ、日本ハム4勝1敗の優勝で幕を閉じたが、
その影で、暖かい話を知ったので、メモをした。
冒頭の台詞は、阪神・下柳投手が、日本ハム・金村投手に向けて
発した言葉として紹介されていた。
シーズン中「絶対に許さない。外国人の監督だから、
個人の記録はどうでもいいんでしょう。顔も見たくない」と、
痛烈な監督批判したことを受けて、
球団は出場停止処分と罰金200万円を金村選手に課した。
この事件後、かつてのチームメイトである下柳投手から
飲食店に呼び出され、開口一番、怒鳴られたフレーズである。
でも次第に『まぁ、飲め』となって、最後は
『おれたちにも似たようなことはいっぱいあった。
教訓にしていけばいい・・」と激励されたようだ。
「これまでも、このチームでのキャリアが長いこともあって、
首脳陣に対しても言うべきことは、はっきり伝えてきたつもり。
ただ、あんな言い方はない。
我慢しなくちゃいけないことがあるとも思い知りました。
少しだけ大人になれた気がします」と30歳の彼は語っている。
どの世界にも、同じような事があるんだよなぁ、と思いながらも、
「言葉の暴力・癒し」を、彼らは私たちに教えてくれた。
このエピソード、知って欲しい人たちがいっぱいいる。



2006年10月25日(水)
主食は味をつけないんです

ビデオ録画してあったNHK番組「食彩浪漫」の中で
歌手の谷村新司さんが出演していたシーンがあった。
彼が得意とする「お好み焼き」を紹介した後、
中国の料理研究家が、同じ素材を使った料理を披露した。
何気なく、生地を舐め「味付けはしないんですか」と聞いた彼に、
さらっと答えた台詞が、気になる一言。
ご飯でもなんでも、主食になるものには味がないでしょ、
副食で料理に変化をつけるんです・・そんな気持ちが伝わった。
(私の勝手な推測ではあるが・・)
さらに「日本は水の文化」「中国は油の文化」と比較し、
油を絡めて野菜を消毒することも教えてくれた。
茄子にはピーナッツ油、キノコにはひまわり油が合うのよ、と
食材と油の相性を付け加えながら、
中国へ行ったら、油の多さに驚いてきて下さい、と纏めていた。
主食は、誰でも食べれるように味をつけない。
これって、いろいろな場面で使える視点と言えないだろうか。



2006年10月24日(火)
そっとしておいた方がいいんじゃないですか?

昨日、日記を書いていて、気になった台詞。
「そっとしておくのが一番いけない」。
言い換えると、その場で誰かが発するこの一言が
ひとつの命を失うことになると知って、
このフレーズを、気になる一言に取り上げてみた。
今までの知識(素人考え)では、倒れている人を見つけたら
しばらくそっとしておけばいいのでは、と思うし、
素人がやたらに動かしたりしてはいけない、と思っていた。
その「しばらく」何もしないことこそ、命の危機に繋がる。
それを、改めて教えてもらったAEDの講習会だった。
意識の確認、救急車を呼ぶ、呼吸の確認など、
私たちが咄嗟にしなければならないことは沢山あった。
人工呼吸、心臓マッサージ、電気ショック・・
ひとつの命を救うために、
私たちは多くのことを知る必要があるのしれない。
これは、倒れている人だけに限ったことではない。
困っている人、悩んでいる人がいたら、
「そっとしておいた方がいいんじゃないですか?」だけは、
言わないようにしたいと思う。
たとえ、それが大きなお世話になったとしても。(笑)



2006年10月23日(月)
見て、聞いて、感じて、4,5,6・・・10

倒れている人を見つけた時の対処として、
意識の確認や呼吸の確認があるが、その一例。
(AED)を使った応急手当の講習の中でメモした台詞である。
呼吸の確認は、1から10まで、数えるのであるが、
その最初の1,2,3が「見て、聞いて、感じて」となる。
数え方は、その土地によって違うのかもしれないが、
私のアンテナに引っかかってしまったので、メモをした。
「見て、聞いて、感じて」というフレーズを聞くと、
ついつい、観光やまちづくりのキャッチコピーを連想するが、
これからは、1から3までのカウントには、
このフレーズを使ってみたい。(笑)
呼吸確認には「見て、聞いて、感じて」が大切ということ。
しっかりと覚えることが出来た講習会を思い出した。
倒れている人にとって大切なのは、緊急の処置。
そっとしておくのが一番いけないこと。覚えておいて欲しい。



2006年10月22日(日)
「ためらう」って「躊躇う」と書く

今まで、何度か言葉や漢字の面白さを取りあげてきたが、
今回は「へぇ〜」と感じて笑ってしまったので、御紹介。
「躊躇」(ちゅうちょ)という言葉の意味は、
「決心がつかないでグズグズする」
「迷って一カ所をぶらぶらする」など、
まさしく「ためらう」の事なのであるが・・。
では「ためらう」を漢字にすると・・と漢字変換してみたら、
なんと「躊躇う」だった。(笑)
ルビは「た・めら」なのか「ため・ら」なのか、
まだまだ私の好奇心は続くのだけれど。
「躊」も「ためら」と読み「躇」も「ためら」と読む。
そんなことになったら、もっと面白いのに。
パソコンの漢字変換って、時々、私の好奇心をくすぐってくれる。
こうやって書いて、漢字変換するだけで、ネタが増える。(汗)
これだから、私は日記の題材に困ることがない。
溢れ過ぎて、選択するのに困ることは何度もあるけれど。



2006年10月21日(土)
0を発見した人間は、偉大だと思わないかね

映画化された書籍「博士の愛した数式」
(小川洋子著・新潮文庫・282頁)から、気になる一言。
この台詞の後、博士は家政婦の主人公にこう説明した。
「名もないインドの数学者 無を数字で表現したんだ。
非存在を存在させた。素晴らしいじゃないか」と。
数学者の話は、ちょっと変わった人が多くて面白い。
私たちの知らない人種の世界だから、
これってフィクションではなくノンフィクション?と
思わせてくれるほど、引き込まれていってしまう。
バリバリデジタル理数系の人々が、
意外と、生活はアナログで人間味があったり、
私達以上に芸術に詳しかったり、魅力的な人が多いのも事実。
そういえば「国家の品格」の著者・藤原正彦氏も数学者だった。
「0を発見した人間は、偉大」あらためて、唸ってしまった。
存在自体、何も疑問を持たなかった「0」という数字に対して、
ここまで、思い入れがある数学者から目が離せない。



2006年10月20日(金)
彼女の弾く「ショパン幻想即興曲」が好き

通称「ハナキン」、今週末は、ピアノコンサートへ出かけた。
最近、ひとり遊びが好きになってしまったのか、
飲みに行くことがほとんどなくなった。(笑)
ピアニストは、先日、ホームコンサートでお邪魔した、
地元出身の原田治子さん。
セラピー犬を引き連れての演奏は、どこかホッとする温かさで、
来場者をリラックスさせてくれた。
もちろん、ピアノの腕前はワルシャワや、ウィーンなどでも
活躍している国際級だから、大満足の2時間である。
彼女の演奏する「F.ショパン」は、
クラシックに詳しくない私でさえも、いいなぁ、と思う。
その中でも、彼女の弾く「幻想即興曲」は、私のお気に入り。
実は「ショパン」が好きというわけでもなく
たぶん「幻想即興曲」が好きというわけでもない。
ちっちゃな体いっぱい使って、気持ちよさそうに弾く姿がいい。
その想いが、私にも伝わってくるのだろうか、私も気持ちがいい。
だから「気になる一言」として、残そうと思った。
「誰々の○○する●●が好き」って素敵なことだと感じている。
私も「しもさんの書いた日記が好き」って、
言われるような文章が書けるようになりたいな。



2006年10月19日(木)
携帯電話のマニュアルは、携帯電話より重い

静岡県東部地域IT応用研究会の記念講演会に出席した。
講師は、(株)インターネットイニシアティブ技術研究所所長で、
東大名誉教授工学博士、和田英一氏であった。
演題は「情報技術と高齢化社会」。
細い体でニコニコしながら、私たちに呟くように話していた。
若い人は、マニュアルを見なくてもいつしか使いこなしてしまう、
高齢者の私にとって、とっても不思議です・・と。
あまり気が付かない視点だった気がしたのでメモをした。
彼を含む高齢者は、最近の情報機器は使いにくい、と嘆き、
「あまり魅力がない」と感じているようだ。
電話のように、裏方の電話交換機はとても複雑でも、
利用する電話機は誰でも簡単に使えるようなシステムが望まれる。
しかし現在は、裏方のネット環境が簡単になり、
利用する情報機器が複雑になっている、という。
文字放送のテレビやインターネットパソコン、
いろいろな機能をつけた携帯電話は、高齢者に受け入れにくい。
歳を重ねてくると、マニュアルを読まなければならない機器は
面倒くさい・・なんとなくわかる年頃になってきた私。(笑)
商品開発のヒントにならないだろうか。

PS.
「デジタル」は「ディジタル」、「デジカメ」は「ディジカメ」、
言葉には、けっこうこだわっていた和田氏でした。



2006年10月18日(水)
一生忘れません・・あと、何年もないけど(笑)

町民ツアーとして、姉妹都市の関係を結んでいる
カナダ・スコーミッシュ市を訪問した人たちを、
東名高速、集中工事の中、成田空港まで迎えに行った。
旅行中、体調を崩した人もなく、晴天に恵まれ、
カナダの大自然に触れたためか、こんな楽しい旅行はなかった、と
大喜びで、私に今回の感想を話してくれた。
長年生きてきた中で、こんな素晴らしい景色を見たのは初めて。
きっと一生忘れない旅行になりました・・と興奮しながら訴えるが、
必ず、最後に「あと、何年もないけど(笑)」が付け加えられる。
同じパターンの笑いに戸惑いはしたが、これって本音かな、とも思う。
60歳を過ぎると「この感激、一生忘れません・・」と感じても、
あと何年だろうか?という不安も残っているに違いない。
それが、みな同じパターンのギャグになるのだろうか。
ただ、私はその言葉の面白さだけで、メモをした。
一生・・という長さ、人それぞれに違うのだろう。
まだ何十年もあると考える80歳と、あと数年しかないと考える80歳。
生き方も、考え方一つで、どうにでも変えることが出来る。
「一生忘れません・・あと、何年もないけど(笑)」というフレーズ、
形を変えて、いろいろな部分で対応できる気がする。



2006年10月17日(火)
簡単に人を裏切るなよ

自分でも番組録画してあったのを忘れていた、
金曜エンタ特別企画
「本当にあったアタック・ナンバーワン」のワンシーンから。
ビデオテープの整理をしていたら出てきたので、
いつ頃の番組なのかも、見当が付かない。(汗)
時期はずれにこの番組を見ることになったが、
おやっ、と思う台詞があったので、慌ててメモをした。
元全日本の名セッター、中田久美さんに対して、
一所懸命やります、と誓ったばかりなのに、
彼女が見てないと、すぐに練習をさぼってしまう
そんな女子高バレーチームに向かって、彼女が喝を入れた。
それが私のアンテナにひっかかって、どうしても離れなかった。
「裏切る」って、言葉としてとても重いからだと思う。
一度はあなたたちを信じたのに(期待したのに)、
簡単に約束を破られた、ことが悔しい。
そんな想いが「裏切られた」という言葉には
込められているような気がする。
バレーの技術がどうのこうのではない、
人として「簡単に裏切らないで欲しい」との叫び。
私の心には、ズシリと響いた。
「人との約束を守らないと、信用をなくし、
自分との約束を守らないと自信をなくす」
そんな言葉が、ふっと思い浮かんだテレビ番組であった。



2006年10月16日(月)
「オナー」と「オーナー」の違いくらい意識して・・

日曜日の午後、男子ジャパンオープンのゴルフ中継を、
NHKで放映していた。
やはり女子に比べて華がないなぁ・・なんて呟いていたら、
実況中継しているアナウンサーも、知識が足りなかった。
民放の担当者よりボキャブラリーが足りないのは仕方がないが、
専門用語だけは、正確に使って欲しかった。
私の耳に付いて離れなかったのは「オーナー」。
ゴルフでは、前のホールで一番スコアの良かった人から打つ。
一つ前が同じなら、もうひとつ前のホールへ遡って・・と
打つ順番に格付けをするルールがある。(マナーかも)
「オナー」(honor)は「名誉・誉れ」という意味があり、
前ホールの好成績に、他の人が敬意を表す意味がありそうだ。
だから「オナーさん、お先にどうぞ」なんて口にする。
しかし、アナウンサーが何度も口にし、私が気になった
「オーナー」(owner)は「持ち主・所有者」又は 
「プロ野球の球団所有者」「船主・船長」などの意味である。
解説者も放送途中でも指摘して、直して欲しかったな。
ある意味では、ゴルフ場のオーナーの方が偉いけれど。(笑)



2006年10月15日(日)
入り口(口)は1つですが、出口は(排泄)は4つもあるんです

賛助会員で参加させていただいている、
働く女性の会(ATG)の10月例会、今回のテーマは
「健康を保つ秘訣!身体の中から外からキレイにしましょう」。
オイルマッサージの健康増進方法を教えていただいた。
ただ、マッサージ体験が伴っていたので、参加をためらったが
あっけらかんと服を脱ぎ出す女性会員の光景に、
ちょっと銭湯の番台に座っている気分だったのも事実。(汗)
まぁ、存在を気にしないでいてくれるのが、
男の私にとって、嬉しいやら悲しいやら、複雑であるが・・。(笑)
さて、本題のメモの一言。
講師の「アーユルケアTOKI代表、今関梅乃さん」の説明から。
とても簡単なことなのだが、今までなかなか気が付かなかった視点。
よく子供たちに、人の話をよく聞きなさい・・というかわりに、
耳は2つあるのは、話すことより聞くことの方が、
2倍大切なんだと神様が作ったんだよ、と説明していたのを思い出した。
それを引用すれば、人間のエネルギーのインプットは食べる口、1つ。
しかし排泄は、排便、排尿、呼吸、発汗・・と4つ。
どれだけ、老廃物や毒素を出す行為が、人間にとって大切かわかる。
そして、どれか1つでも機能低下すると、健康でいられない。
そのためには、排泄することの意味をしっかり知る必要がある。
私の高血圧も、毒素が溜まっていることを教えていただいた。
病気の原因は、しっかり排泄できていないからだと理解した。
食べることより、4つの排泄を意識した生活をすること。
これが、健康を保つ秘訣なんだと、何度も言い聞かせて帰路についた。



2006年10月14日(土)
瀬戸の花嫁、なんで私なの?

今日は月に1度の合唱練習日、毎回話題は尽きないが、
以前のメモで、どうしても記録に残しておきたい台詞があった。
同級生同士で、練習を早めに切り上げ、午後9時過ぎから
近くのカラオケボックスに繰り出した。
もちろん、歌は「なつかしのメロディ」限定。
(最新曲を知らない、だけかもしれないけれど・・)
「異邦人」やら「木綿のハンカチーフ」をはじめ
「チューリップ」や「かぐや姫」などのナツメロ。
適当に選曲して、似合いそうな人にマイクが渡される。
それなりに、なるほどなぁ、という人が選ばれ、
そのタイミングの妙に、ひとりほくそ笑んでいた。
ところが「瀬戸の花嫁」のイントロが流れ、
マイクを渡された女性が、不満そうに叫んだ。(笑)
この台詞は、面白く私のメモの餌食となった。
結局は、気持ちよく歌いこんでいたのだが、
やはり、彼女を選んだ理由が知りたい。
なんといっても「瀬戸の花嫁」だから。

PS.
無茶を承知で、無謀にも町の芸術祭で発表することになった。
何かを始めたら、必ず最後に発表の場を設ける。
これは、私が長年書き続けて気付いた「自信のつけ方」。
お試しあれ。



2006年10月13日(金)
時代は「ハード」から「ハート」へスライドしている

何かを企画する時、必ず「ハード」と「ソフト」にわけたがる。
別にコンタクトレンズの話ではない。(笑)
建物を建てるときでも、交通事故対策でも
「ハード面では・・」「ソフト面では・・」という言い方をし、
両面から、調査検討することが大切とされる風潮がある。
しかし、この手垢の付いたフレーズよりも、
「ハード」と「ハート」の方が、使い勝手がよさそうである。
勿論、活舌の悪い私にとっては、ちょっと不適切・・思われるが
「ソフト事業」より「ハート事業」の単語を、使ってみたい。
「男女共同参画」や「交通安全」などの意識改革などは、
心へ訴えていく事業として「ハート事業」の方が相応しいと思えるし、
財政難・行政改革が訴えられている昨今、
時代は「ハード」から「ハート」へスライドしている・・の方が
なんとなく、聴衆の耳を傾けやすい気がしている。
県庁職員に教わったフレーズだけど、県知事は挨拶で使うのかな?
ゴルフだって、最終的には「道具」より「メンタル(精神)面」、
ほらっ、やっぱり「ハード」より「ハート」でしょ?



2006年10月12日(木)
女のバッグには、必ず食べ物が入っている

先日、ある女性から聞いたフレーズでメモをした。
「不思議だけれど、ホントなのよねぇ」と笑った。
食べ物といっても、アメやガム等の軽量のものから、
お煎餅、一袋・・なんてのもザラにあるらしい。
人によっては、オニギリまで入っているという。
「必ずですか?」という質問には、
「えぇ、必ず。だから、女性は生命力があるでしょ、
なにか食べ物が入っていると安心するのよねぇ」(笑)。
なんだかわからないけれど、説得力のある理屈だった。
さて、男性は?というと、
確かに食べ物が入っている人は、ほとんどいない。
不思議だよなぁ・・これって日本人だけかな。
えっ、私のバッグの中身?もちろん、入ってました。
レモン味のアメと、ビター味のカカオチョコレート。
やっぱりなぁ、って、私の周りは大笑いである。
でも・・自分の生命力に自信が持てたメッセージとなった。



2006年10月11日(水)
伊勢海老のエビフライが食べた〜い

飲んでいる時の話だけど、真剣に私に訴えていた気がする。
「1度でいいから・・」と前置きをして、こう続けた。
ある伊勢海老専門の料理店で「どんな調理法でもします」
という看板を見つけて「エビフライ」を頼んだら、
「お客さん、それだけは勘弁してください」と言われたらしい。
それ以来「伊勢海老のエビフライが食べた〜い」と
真剣に思うようになったと話してくれた。(笑)
私も「ジャンボエビフライ」は食べたことあるけれど、
たしかに「伊勢海老」じゃなかったよなぁ。
せっかく生で食べても美味しい食材を、
わざわざフライにして欲しい、というお客もお客だけれど。(笑)
でも、この発想、私はけっこう好きである。
決して「ゲテモノ喰い」ではないと思うし、話のネタには最高。
よし、インターネットで探してみようっと。
もし見つけたら、まさか「食べに連れてって」ってことかな。(汗)



2006年10月10日(火)
沼津(南口)ウィングガーデン SANYO・HET-A2000

最近、ちょっとした時間が空くと、
「漫画喫茶」ならぬ「コミックカフェ」に行くことがある。
但し、お気に入りのマンガを読みに行くわけでもなく、
インターネット三昧で楽しむわけでもない。
マッサージチェアで、身体全体をほぐす為である。
購入すると、まだまだ高価なマッサージ器が使いたい放題。
特に、足のふくらはぎまで締め付ける機能付きは、
何時間やっていても気持ちいい。
自宅においてあると、ある程度のスペースが必要になり、
掃除の時、じゃまになる機械も、こうしてコミックカフェや
日帰りのスパなどに設置されている機械を利用すると、
あまりお金がかからず最新機を利用できる、という利点がある。
なぜか私のメモ帳には、サービス内容ではなく
「店名・マッサージ器の機種」が書かれている。(笑)
こんな使い方をしている人、私だけではないはずなんだけどな。



2006年10月09日(月)
負けて掴んだものは、何もない

あれ、誰の台詞だったかなぁ。
(今年のスポーツは負けが多かったので(笑))
冬季オリンピックも、サッカーW杯も、
期待が大きかった分、解説者は困ったに違いない。
選手も言葉少なく「いい経験を積みました」とか
「この悔しさをバネにして」などのコメントをする。
そんな「勝つことだけがスポーツではない、
参加することに意義がある」みたいな発言が
だれかれとなく、繰り返されることとなる。
だから、この発言を耳にした時、おやっと思って
慌ててメモをした。
負けて残るのは「自信喪失」と「周りからのバッシング」、
そんな気がしていたから、私のアンテナに引っかかった。
このフレーズを知ってから、スポーツ選手のインタビューは
勝った選手だけ聞くことにしている。
でも・・・アマチュアのゴルフは、誰かとの勝負じゃないから、
スコアが悪くても、掴んだものはいっぱいあるんだよね。
掴むだけで、なかなかものにならないけれど・・。(笑)
「失敗からしか人間は学ばない」なんてブツブツ言いながら。



2006年10月08日(日)
肉の多い大乃国

『第62代横綱大乃国の全国スイーツ巡業』という本を読んで、
横綱話題に触れようと思っていたら、
テレビ番組「ジャンクSPORT」の中で、大乃国が話題になった。
話題の提供者は、大相撲通のデーモン小暮閣下。
本場所で解説に呼ばれるほどの知識を持ち、
角界では、ちょっと知られた存在のようだ。
その彼が笑いをとろうとしたのか、面白いことを言った。
巨漢の力士「大乃国関」に対して「にくのおおいおおのくに」と
ボソッと呟いた。
これが頭から離れなくなってしまったので、いつものように、
「気になる一言」にしてしまえばいいや、とメモをした。
この番組、いつもならスーパーアスリートが登場し、
彼らから発せられる言葉が、私のアンテナに引っかかるのに、
今回は、なんと「デーモン小暮閣下」の台詞になってしまった。
あっ、この面白さ、わかるよね。
上から読んでも、下から読んでも「肉の多い大乃国」。
正確には「甘いものが大好きな、肉の多い大乃国」(笑)



2006年10月07日(土)
コントラバスに「あら、ごめんなさい」

大好きなピアニスト、原田治子さんの自宅で
ピアノホームコンサートを開いているというのでお邪魔した。
ざっと数えただけでも、40人くらい集まっただろうか、
グラントピアノ2台を置いてある部屋は、とても狭く感じた。
本当は「シューベルトの即興曲」について、
「指が動く限り大切にしたい曲」と語った彼女の言葉をメモし、
気になる一言にするつもりだったけれど、
どうも、今日を思い出すにはインパクトが弱い気がした。
私は、入り口からピアノまで歩く間に、
傍に置かれていた、コントラバスにほんの少し躓いた時に発した、
彼女の咄嗟の言葉がとても印象に残った。
楽器であろうが、なんであろうが、自分の不注意でぶつかったら
まずは謝る。それも、とても自然に。
これって、簡単そうでなかなかできない。だから、メモをした。
部屋の温度が予想以上に暑いからか、更年期障害で体温が暑いのか、
演奏中に扇子をパタパタするのは、マナーに反すると感じながらも、
注意できなかった自分が情けなかった。
それを吹き飛ばす台詞としても「あら、ごめんなさい」は存在した。
今日の日を思い出すのは、やっばりこのフレーズだなと、確信、
人間以外のものに、自然に謝れる彼女は、やっばり私の憧れである。



2006年10月06日(金)
なんだか「しもさんアンテナらしい」

私の気になる一言の情報源に、メル友の日記がある。
顔も名前も、性別も判らない人達もいるけれど、
その日記の内容に、思わず頷くことが多いのも事実。
ただ、彼ら彼女らのコメントを聞くと、
自分たちが主張したいことでもない言葉、
さらっと書いたフレーズに、私は関心を示しているようだ。
最近のネット日記は、強調したい箇所の色を変えたり太字にしたり、
いろいろな機能がついているのだが、私はお構いなし。
「太字でもなく、色が変わってるわけでもない部分から借用って、
なんだか『しもさんアンテナらしい』ような思いがします(笑)」
そんな感想をいただくと、またまた嬉しくなってしまう。
「私らしいアンテナ」って、「私らしい視点」という意味だろうから
これからも、たぶんずっとこんな感覚で、
面白い言葉をメモし続けるような気がする。
私のアンテナは360度、いろいろな一言をキャッチできるように
いつも受信体制万全で望んでいるつもり。
心のアンテナって、使えば使うほど敏感になる気がするな。



2006年10月05日(木)
「ほぐす」を漢字にすると「解す」

昨日の「気になる一言」をメモを見ながら書き上げていたら、
漢字の変換で、これ、いただき・・とまたメモが増えた。
マッサージ好きの私にとって、この発見はとても嬉しい。
私が国語の先生なら、漢字読みテストに出題するくらいに、
にやっとしたくなる読みであった。
問「ほぐす」を漢字で書きなさい、では私でも難しいけれど、
問「解す」の読みを書きなさい、ならなんとかなりそうだ。
「疲れ、ストレス、コリ」などを、指圧やマッサージなどをしながら、
分解していくイメージが伝わってくる。
「解毒」、そんなイメージでもピッタリする「解す」。
「解す」の意味は「とく、ほどく、やわらげる」。
あれっ?「解く」は「ほどく」、「解す」は「ほぐす」、
やばっ、頭が混乱してきてしまった。
でも、これだから、言葉って面白い。



2006年10月04日(水)
は〜い、お・ま・た・せ

伊豆長岡の定宿(常宿)(笑)に泊まり、テレビもつけず
深夜まで、黙々とパソコンを打ちながら執筆活動。
これは、出来る限り続けていきたい、私の趣味のひとつ。
(当日に「気になる一言」の掲載がない時は、
そんな理由で、あっ、今日は泊まりだな、と思って欲しい)
さて今回は食事前に『ひとっ風呂』浴びて、
電動マッサージチェアで、コリをほぐしていた時の実話。
平日のためか、お風呂もマッサージ機も貸切状態。
あまりの気持ち良さに、つい目を閉じてウトウトしていたら、
冒頭の声で目が覚めた。
旦那さんと間違えられたのか、おばさん仲間に間違えられたのか、
恐くて聞けなかったけれど、たしかに私に向けて発せられたようだ。
目を閉じていたので、てっきり相手がいて話していると思ったし、
あまりに長く話していたから、返事をしてあげればいいのに・・、
そんなことを考えながら目を開けたら、
「あっ、違った。ごめんなさいね」と驚かれた。
見回すと、周りには誰もいなかった。
この人、私を誰と勘違いして話し続けていたのか、
とっても、気になってしまったハプニング。
こんなネタが、活字になるんだよなぁ。



2006年10月03日(火)
足にスランプはない

アメリカ大リーグの野球選手、イチロー選手の台詞。
ピッチャーは投げてみなくちゃわからない。
バッターは打ってみなくちゃわからない。
だから野球選手には、好調・不調の波がある。
不調が長く続くことを、人は「スランプ」と呼ぶ。
今シーズンの始め、イチロー選手でさえ、
打撃が思うようにいかず悩んでいるように見えた。
低打率を指摘されても反論せず、
出塁した時には、打撃不調が嘘のように走りまくった。
たぶん、その時のインタビューである。
「足にスランプはない」、なるほどであった。
「打撃力」は好不調が判りづらいから、
先ずは、実力が判りやすい「守備力」で判断する。
これが、先発メンバーを決める監督の基本であるが、
「守備力」より、もっと判りやすい実力が「走力」。
そんなことを教えてもらった気がする。
打てなければ「走る」。守れなければ「走る」。
「足はすべてのスランプに関係なく発揮できる力」
今年も224本安打達成・・足のおかげだな、きっと。
私の仕事や生活で、イチロー選手の「足」に変わるもの、
探さなきゃなぁ〜。



2006年10月02日(月)
勝負に「格下」という相手はいない

世界一の競走馬を決める、フランスの凱旋門賞、
日本の「ディープインパクト」は、3着に終わった。
レース前からマスコミもそれぞれ特集を組み、国を挙げての応援、
対象が損得を考えない人間でない分、久しぶりに
微笑ましくも感じた盛り上がり方だと思っていた。
金持ちの日本人が話題先行でフランスまで行く、とは違い、
今まで彼に儲けさせてもらった「感謝」「お礼」の意味で
すぐそばで応援したいんです・・と飛行機に乗り込んでいった
競馬ファンが、とても素敵に見えた。
しかし、私が気になったのは「レース前の解説」である。
ライバルと称された「ハリケーンラン」「シロッコ」という
2頭にスポットを当て、他の馬は「格下です」と相手にしていなかった。
私が「おや?」と思ったのはその時である。
世界一のレースに出走する馬に対して、その表現はないだろうと。
多くの国民が注目しているからこそ、発言には気を使って欲しい。
どの馬も、勝つことを目標に努力しているのだから。

PS.
レース後、勝てずに肩を落としていた「武豊騎手」に
「立派な3着だと思うんですけど・・・」と声を掛けたシーン、
そっとしておいてあげて、と思ったのは私だけだろうか。



2006年10月01日(日)
祝いとは特別なことに対してするもの

書籍「ミュータント・メッセージ」からの一節。
(マルロ・モーガン著・小沢瑞穂訳・角川書店・213頁)
オーストラリア・アボリジニ族と何ヶ月も旅を続け、
今までの自分の知識・知恵が、
彼らの世界では何も役に立たないことを知った時の不安。
また彼らから教えられた、自然を大切にする生き方。
もちろん私のメモは増えたが、なるほどなぁと感じ、
今日から実践してみようと思った考え方がある。
彼らは言い切る。
「われわれにとって祝いとは特別なことに対してするもの。
歳をとることは特別なことではない。
なにも努力しなくても自然に歳をとっていくではないか」と。
「では、何を祝うの?」と尋ねると「よくなることに」と返事。
「去年より今年の方がさらに賢くていい人間になったら、
それを祝うんだ。それは自分だけしか知らないことだから、
自分でパーティの時期がきたとみんなに告げるんだ」。
この文節は、たぶん忘れられないものとなるだろう。
「誕生日おめでとう」・・が使えなくなってしまうのだから。
1995年初版だけれど、是非、読んで欲しい1冊である。