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しもさんの「気になる一言」
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2006年09月30日(土)
親が「元気」なうちにするのが孝行

たしか、以前紹介した「本気で言いたいてことがある」
(さだまさし著・新潮新書・222頁)に書かれていたはず。
親が他界すると「もっと親孝行しておけばよかった」と嘆く。
「あの時、もっと優しくしてあげればよかった・・」などと
後悔するのが、子どもというものである。
「孝行は、生きてるうちにしなければ意味がない」
そんな言葉は、よく耳にする。
しかし、さだまさしさんは、こう言い切っていた。
「孝行は親が生きてるうちにしたんじゃ遅い」と。
それに続くフレーズが、私にとってなるほどなぁ、
だったから、気になる一言。
「親が『元気』なうちにするのが孝行」って、
簡単そうで実は大変難しい。
親が元気でなくなれば、こちらも優しくできるものも、
親が元気なうちは、いつまでたっても、子ども扱い。
だから、時々頭にきて衝突してしまう。
だけど、せっかくこの台詞に出逢ったのだから、
元気な今のうちに「孝行の真似」でもしようかなとも思う。
う〜ん、上手くできるかな?、やっぱり自信がない(笑)
妹が、実践してくれているから、良しとするか。(汗)



2006年09月29日(金)
忘れたものは取り戻せる

あれ?誰の台詞だったろう、メモは残っているのに
情報源不明、すみません。
正確には「失ったものは取り戻せないけれど、
忘れたものは取り戻せる」だったと思う。
小さい頃、描いた夢は、時の流れによって忘れただけ。
決して、失ったわけじゃない。
だから本人がその気なら、いつでも取り戻せる。
そう解釈して、私はメモをしたんだと思う。
ついつい、もう歳だから、を理由に諦めていたこと。
もう一度、思い出してみよう。
ワクワクする気持ちが残っていたら、それは忘れていただけ。
「忘れたものは取り戻せる」
そうだよなぁ、あんなこと考えていたっけ。
無くしたんじゃない、忘れただけなんだ、と気付いたら、
なんだか毎日が楽しくなってきた。



2006年09月28日(木)
ティッシュは、2枚重ね

「えっ〜、知らなかったの?」と店内に響く声で驚かれた。
ティッシュペーパーって、どうして1枚引っ張ると、
次の分まで続いてくるのか、を話していたときである。
「現在を引っ張ると、未来もついてくるんだよ」と
訳のわからない定義で、誤魔化そうとしていたのだが・・。
隣りにいた女性が、突然
「そういえば先日、ティッシュ1枚頂戴」と言われ、
わざわざ剥がしてあげたわよ」というフレーズで
同席した人を笑わせていた。
実は、私にはその意味と、面白さがわからず困惑状態。
「ねぇ、今の話、何が面白いの?」と尋ねると、
ポケットティッシュを出して説明してくれた。
「あ〜、ホントだ。みんなに教えてあげよう」とおどけると、
「みんな知っているわよ」と呆れられた。
そのあと話は「なぜ、2枚なんだろう・・」という話題へ。
私って、やっぱり常識、なさ過ぎ?(笑)
どうせ「とろ」という魚がいると思っていたし、
甘柿と渋柿は、一年交代で実がなると思っていましたよ(汗)。



2006年09月27日(水)
お先に・・から4パット(涙)

ある団体の方々にお誘いを受けて、近場のゴルフ場へ。
午前中は雨だったからか、ボールは止まるし、
グリーンも重くて、濡れながらも雨は気にならず、
初めてのゴルフ場にしては、そこそこのスコアが私を喜ばせた。
これも練習の成果だな、と午後のハーフへ期待を寄せた。
ところが、昼食をとっている間に、天気は一転して快晴。
グリーンは、あっという間に乾き、高速グリーンへと変貌。
もちろん、スコアは紹介できる数字には程遠くなった。
「昨日まで大会を開催していたから、今日は一段と早いんです」
そんなキャディーさんの慰めも、もう耳に入らない。
「さわるだけ・・」のアドバイスを守ったにもかかわらず、
ボールは、私の気持ちに反して、転がり続ける。(汗)
でも、とてもいい勉強になった、と感謝したい。
まったく面識のない3人とラウンドするのも初めてだったが、
19番ホールと呼ばれる懇親会では、1日のプレイを振り返り、
大笑いするほど仲良くさせていただいた。
プロゴルファーのパットの凄さを実感できた記念に、選んだ一言。
このフレーズで、何年経っても今日のプレイは忘れないだろう。
ゴルファーなら、この意味をわかってくれるはずである。(笑)



2006年09月26日(火)
安倍内閣の人事で「論功行賞」を教えてはいかが?

政治評論家たちは、今回の安倍総理の組閣人事に対して
「論功行賞人事」と大きな声で呟いているが、
それって、当然のことじゃないの?と私は、思う。
「温故知新」の言葉どおり、天下分け目の「関ヶ原の合戦」は
その「論功行賞」を明確に実践している。
敗者の西側・石田三成についた武将は、ほとんど領地没収。
西から東側・徳川家康に寝返った武将たちも同じ。
その中で増えたのは、寝返ったにも関わらず
勝利の最大の立役者となった、小早川秀秋氏15万石のみ。
今回の総裁選も、選挙といえども「戦い」に違いない。
だから、安倍総理誕生に向けて、東奔西走した人たちが評価され、
重要なポストに就くのは、至極当然・・と思っている。
論功行賞狙いの「安倍応援団」は、土壇場では当てにならないし、
いつまた違う大将に寝返るとも限らないから、要注意人物となる。
私が社会の先生なら、こんな機会をとらえて、
関ヶ原の合戦に触れながら、もっともっと「論功行賞」について
ゆっくり説明することができるのになぁ。

PS.
話はずれるが、戦場で東軍に寝返ったとされる脇坂安治(豊臣系大名)の
石高(淡路3万石)が減らなかったことは御存じだろうか。
戦前に通款を明らかにしていたため、
裏切り者ではなく当初からの味方と見なされ、所領を安堵された。
本当に?といつも思う。歴史に詳しい読者、是非教えて。



2006年09月25日(月)
意中の球団はどこだったんですか?

高校生を対象としたプロ野球の新人選手選択(ドラフト)会議、
夏の甲子園準優勝の田中将大投手(駒大苫小牧)の交渉権は
「楽天」が獲得したことを、ニュースで何度も流していた。
本人も「指名してくれるならば、どこでもいきます」と
明言していたし、東北楽天イーグルスの野村監督も大歓迎。
久しぶりに、すっきりしたインタビューだったと思っていたら、
どこかのインタビュアーが、彼に聞き返した。
その質問に私は怒りながら、メモをして、その台詞を選んでしまった。
彼が答えにくい質問を、やじ馬根性で訊ねるのはどうも好かない。
当の田中君も楽天球団も、これからの夢を語っているというのに、
本当の気持ちを聞かせて・・という類いの質問は愚問であると感じる。
そんなことを聞いてどうするの?と、逆に質問者に訊ねたくなった。
結婚披露宴で「本当は、誰が好きだったんですか?」と聴くに等しい。
私の「気になる一言」に何度も登場する、訊ねる側のモラル。
「何か波乱を巻き起こすようなネタ探し」からはじまり、
「ハッピーエンドではいけないような風潮」、私はどうも嫌いだ。
「質問者よ、空気を読め!」とは、言い過ぎだろうか。



2006年09月24日(日)
少しでも成長した自分をお見せできれば

ゴルフを楽しむ機会が増えてきた。
今までは「スコアより楽しければいいや」と
練習もそこそこ、コースへ足を運んだが
最近は、ちょっと違う。
ナイスショットに快感を覚え、もっと上手くなりたい、
もっとスコアを縮めたい、そう思うようになった。
(今頃かい?というツッコミにも負けないくらいに)
今まで数人で行っていた打ちっぱなし(練習場)も、
ひとりで、自分のペースで行けるようになった。(笑)
おかげで、今まで以上に多くの方に誘っていただき、
迷惑がかからない程度には、回ることが出来そうだ。
今の気分は?と尋ねられれば、アメリカからの帰国後、
初戦で優勝した女子プロゴルファー・宮里藍さんの台詞を
引用したい。
(彼女は、今週も優勝してしまった、当然のように・・)
技術的にも、精神的にも、ちょっぴり成長したプレイを、
お世話になった人たちに見て欲しいとコメントした。
「少しでも成長した自分をお見せできれば・・」
私も、謙虚にそして丁寧に、秋のゴルフを楽しみたい。



2006年09月23日(土)
いつからでも、どこからでも

桑田投手が、ジャイアンツの退団をHPで語った。
(読売巨人軍公式サイト「桑田真澄 LIFE IS ART 18」 )
他の球団は知らないけれど、私の好きなジャイアンツは
有力選手の呟きにも似た日記が掲載されていて、
時々、覗いては「へぇ〜」とか「ほぉ〜」とか言いながら、
選手ウォッチングをしていた。
選手自身の心境がわかり、彼らの歴史がそこには詰まっている。
今回はその中から、桑田選手、2000.6.15の日記。
自己中心型の元木選手が、突然変わったことに驚いている。
その日の日記のタイトルが「いつからでも、どこからでも」。
「彼に何があったのかわからないし、聞こうとも思わない」と
綴りながら、
「人は、いつからでも、どこからでも変われる」と纏めている。
「もう年だから、まだ若いからではなく、今からだ。
そして、どんなに辛い状況からでも変われるんだ。
彼の頑張っている姿を見て、僕はそう思った。
元木君の頑張りに負けないように僕も頑張りたい」と6年前に。
私は今、この日記に今回の退団の意味を見つけたような気がする。
野球を辞める、野球界を引退する、とは書いていない。
本人さえその気なら「いつからでも、どこからでも」変われることを
私たちに実践して教えくれるはずだ。
きっと、違った形で、私たちの前に現れてくれるに違いない。
楽しみに待っていたいと思う。



2006年09月22日(金)
仕事の後のお酒が一番、うまい

ネットで知り合った、ある女性の呟き。
「仕事を辞めてから一番悲しかったのは
『お酒』の味が変わったこと。
主婦をしながら一日の最後にビールを飲んで
『ウマイ!!』とはなかなか唸れないもん。
仕事の後のウマイお酒の味を知ってしまうと、
良い主婦にはなかなかなれないものですな・・・」と続く。
主婦が仕事をしていない、というわけではないので、
専業主婦の方、ご理解のほどを。(汗)
でも、確かに味が違う気がする。
仕事の後、スポーツの後、休日の夜・・(昼間からの時も)
結局、毎日飲んでいるわけだけど・・
やはり仕事の後が一番美味しい気がする。
喉が渇いただけじゃ、駄目なんだよなぁ、これが。
仕事という緊張感から解き放たれるからだろうか(一応)。
そういえば、また働き出した妻も、アルコール弱いくせに
毎晩、真っ赤な顔して飲んでいる。(笑)
「ふぅ〜、おいし〜い」と、独り言のように呟きながら。
(「仕事して、家事した後の方がうまい、やってみる?」
と言いかねないので、尋ねられないけれど・・)
大学生やニートの諸君、緊張した仕事しなけりゃ、
本当の意味で「美味しいお酒」は味わえないんだよ。
どうだ、働く気になったか・・。



2006年09月21日(木)
チャームポイントは「年齢」よ 

たしか、パラパラめくっていた女性雑誌で、
女優(歌手)の夏木マリさんが言っていた台詞だと思う。
また、違うページには、
「どうしたら、女性としていつまでも輝いていられるのでしょう。
ファッションが素敵だから、メイクが若々しいから、
それとも打ち込める何かを持っているから・・。
素敵な女性は、年齢を言い訳にはしない」と書かれていた。
そうだよなぁ、年齢を重ねなければ出来ないことがある。
いつも、そう言い続けてきた私にとっては、
「年齢」について、またひとつフレーズが増えた。(笑)
年齢は、その人のチャームポイントになりえる。
そう気付いただけで、とても嬉しくなった。
「目」や「脚」、そんな身体の一部ではなく、
〇〇年間、一所懸命生きてきた私自身がチャームポイントなの・・
という表現も出来る。これからは堂々と言おうっと。
チャームポイントは「年齢」です。



2006年09月20日(水)
ぶれずに、そして逃げずに

何年か前の気になる一言「踊る大総裁選」は覚えているけれど、
今回は、あまりインパクトのあるフレーズが少なかった。
自民党総裁選挙、結果はどうあれ、
何年に一度のことだから、気になる一言を残そうと
候補者のスピーチに、いろいろ耳を傾けていたのだが・・。
そこでメモしたのは、谷垣氏が何度も繰り返していた
「ぶれずに、そして逃げずに」であった。
自分が伝えたいことは、短く、何度も・・が基本。
そういった意味では、安倍氏も麻生氏にも、
自分のポリシーみたいなフレーズがなかった気がする。
何年か後に、この総裁選を思い出すのは、
たぶん、この「ぶれずに、そして逃げずに」だと思いメモをした。
選挙には負けたけれど、私の心の中では谷垣氏の圧勝だった。(笑)
きっと言葉の力を知り尽くしているブレーンがいるに違いない。
今回の総裁選、ラジオから流れてきた川柳
「大きめの どんぐり選ぶ 総裁選」が一番、インパクトがあるかも。



2006年09月19日(火)
金5万円、申し付けます

久し振りに出かけた東京、六本木ヒルズ前で見つけた
違法駐車に対する罰金予告みたいな看板。
「ここは有料駐車場です。無断で駐車した場合・・・」
という決まり文句であるが、値段が大きく違っていた。
私の住む静岡県東部地域に限って言えば、
「1万円」が相場だと思っている。
時々「1万5千円」の表示を見つけることもあるが。(笑)
こんな看板でも、私のような小心者には効果がある。
1万円がもったいなくて、絶対に無断駐車しないもの。
それがなんと、東京では「5万円」。これには参った。
それくらいの値段でなくては、
東京都民は「たか〜い」と感じないのかもしれないな。
物価の違い、金銭感覚の違いを感じた地方人である。
あなたの街の「無断駐車違反」はいくらかな?



2006年09月18日(月)
この披露宴会場、5階だったよね

親戚の結婚披露宴に参列するため、親族一同で上京した。
司会は「NHKのど自慢 」の司会でお馴染みの宮本隆治さん。
友達からのスピーチや余興などはほとんどなく、
席を立って他のテーブルへお酌に行く人は皆無。(両親もご挨拶だけ)
新郎の姉がBGMでピアノを弾き、
時折、タイミング良く、そして心地よく流れる音楽は、
「PINKISH」という女性4人のコーラスグループの生ハーモニー。
「ドレスから着物へのお色直し」も意外だけどシャレた企画だし、
どれをとってもスマートな、そして驚きの結婚披露宴だった。
その極め付きが、ホテルニューオータニ東京の日本庭園。
会場は5階。(確かにエレベーターで昇ったから間違いない)
しかし、私たちの目の前には、400年余りの歴史を有し、
江戸城外堀に囲まれた広大な日本庭園が広がっている。
眼下に望む庭園風景を想像していたので、度肝を抜かれたのだが、
その驚きを表現した台詞は、隣に座った従兄弟から発せられた。
このフレーズは「地方人の驚き・尊敬・ため息」かもしれない。
いつもなら「トイレどこですか?」と係の人に気軽に尋ねるのに
今日ばかりは「化粧室はどちらですか?」なんて発した私。
こんな世界があるんだなぁ・・とちょっと驚きをメモにした。



2006年09月17日(日)
「箱根寄木細工」と色合いが同じ「ナスカの文化」

これ「気になる一言」でも何でもないけれど、
久しぶりに私の感覚を、記録に残そうと思う。
朝から「第4回・静岡おだっくい祭り」が見たくて静岡市へ。
その後「トラスンアメリカ」という映画を一本観たあと、
楽しみにしていた県立美術館へ向かい「世界遺産・ナスカ展」。
駐車場はもちろん満車、大勢の人で賑わっていて身動きが取れない。
しかし私は一人行動だから、静岡鉄道で移動し、
マイペースで「ナスカ展」を堪能できたから、大満足である。
巨大な地上絵で有名なナスカ文化であるが、その遺物を観た瞬間、
私が感じたことは「あれ、箱根の寄木細工みたい」だった。
もちろん、日本の伝統民藝品と南米ペルーのナスカ文化に
共通項や接点はないだろうけれど、その「色合い」は似ていた。
自分が「ブラウン」(茶色)が好きだからだろうか、
どの遺物を観ても、その感覚は残ったままであったからメモをした。
縄文人とのつながりは?、そんなことが気になりながら、
隣の県立図書館で時間を使い、のんびり夕方帰宅。
とても充実した連休ど真ん中であった気がする。
明日は、ホテルニューオオタニ(東京)で親戚の結婚披露宴。
なにか、素敵な言葉に出逢えるといいな。ワクワク。

PS. 昨日の気になる一言・・訂正しました。
  聴覚障害者に対し、配慮が足りなかった、と反省しております。
訂正前「お笑い番組には、文字のテロップやめて」
訂正後「お笑い芸人は、文字テロップに頼らないで」



2006年09月16日(土)
お笑い芸人は、文字テロップに頼らないで

午後から後輩に誘われて、御殿場市まで
「爆笑!お笑いバトル2006」を見に行ってきた。
しかし、なぜか消化不良で帰宅することになった。
出演者は「アンガールズ」「いつもここから」から
「パペットマペット」「小梅太夫」まで、
お笑い番組「オンエアバトル」や「エンタの神様」などでも
お馴染みの人たちだから、期待し過ぎたのかもしれない。
気になったのは、何が面白いのかわからなかったこと。
いつも、テレビでは口調に合わせて文字のテロップが流れる。
ついつい目で追ってそれを読んで、面白いと思ってしまった。
しかし、テロップの流れない生の舞台では、
その面白さが、どうしても私には伝わってこなかった。
基本的には、活舌の良い会話で私たちを楽しませるのが
お笑いの世界だと思っていたから、残念である。
今回のお笑いブームは、映像の世界が作り出したな、
と実感したのも、事実である。
楽しみに見にきていた子供たちのためにも、
ゆっくりとわかりやすく、会話の面白さを伝えて欲しい。



2006年09月15日(金)
雷は、大気の不安定を解消するために起こる

通勤中のカーラジオから流れてきた、
お天気キャスター森田正光さんの台詞である。
今週末もお天気が崩れそうだが、今週始めに、
大きな雷を伴う激しい雨が降ったのを覚えているだろうか。
その雷の原因について語った彼のコメントであるが、
「親爺のカミナリ」と重なって面白かったのでメモをした。
親爺がカミナリを落とすのは、
勿論、落された私たちの行動・発言に非があるのだが、
もしかしたら、親爺の気持ちの不安を解消するために、
落しているんじゃないのか、とも思えるからだ。
カミナリを落した親爺は、
その後、意外とスッキリした顔になっている。
「雷は、大気の不安定を解消するために起こる」は
「親爺のカミナリは、自分のイライラした気持ちの
不安定を解消するために怒る」と読み替えれば、
なんとなくわかる気がする。(笑)
父親が他界してから30年以上も「親父に怒られていない」、
「親父に怒られたい」・・これって変な願望かな。
娘には、自分の感情だけで怒ってはいけないな、と
ちょっと反省しながら、このメモを読み返した。



2006年09月14日(木)
考えているうちは、身に付いていないということ

米大リーグ、奇跡的な復活を遂げた
ニューヨークヤンキース・松井選手のコメントを、
一日おいて、客観的にゆっくり読んでみた。
「こういう時でないと、できないことがあった。
何かを考えることは大事。
でも、考えているうちは、身に付いていないということ。
考えなくなるまで反復する」
このコメントが、私のアンテナには引っかかった。
私がよく話しをすることと近いからかもしれない。
物事、上達にはレベルがある。
一番低いのは、考えているレベル。
その上は、わからなくなるレベル、考えなくなるレベル。
そして、一番上のレベルは「あっ、わかった!!」というレベル。
きっと、松井選手も分からなくなるまで反復して、
最後に「あっ、わかった!」の境地に達したのだと思う。
小さなドリル、小さな練習の積み重ねが、自信となって
大きな成果を生む。
私が失いかけていてた自信を、松井選手が蘇らせてくれた。
「松井選手に感謝!!」



2006年09月13日(水)
最近、野球ネタ、少ないッすね

う〜ん、読者の多くがそう思っているらしい。
時々、心配して、同じようなメールが届く。
それらを代表して、ついに「気になる一言」に登場。(汗)
確かに今年前半は、WBCの台湾戦や
オープン戦のVSソフトバンク、開幕戦2試合など、
例年以上に良い観戦スタートを切ったのに、
楽しみにしていた連休後の楽天(仙台)交流戦を、
知人の葬儀で行けなった頃から、話題が減った。
それにあわせるかのように、ジャイアンツの成績が低調。
夏の高校野球でちょっぴり盛り上がったものの、
やはり私の気持ちは、もとに戻らなかった。
運動不足解消のために再び始めたゴルフの方が、
やっただけの成果が目に見えて面白くなったからかも。
それとも、週末の野暮用が増えたからかな。(笑)
「ゴジラ、復帰4-4」でも、話題が見つからない。
どうして、こんな素晴らしい結果が出せたのか、
人間「松井秀喜」には、今でも興味があるけれど・・。
携帯着信音は、今でも巨人時代の松井選手の応援歌だしね。



2006年09月12日(火)
ちょっと養命酒、飲んじゃったよ

公務員の飲酒運転事故が、最近の巷の話題である。
もちろん、地方公務員の私たちでさえ、飲むとその話。
自転車もダメだぞ、道路交通法違反だからな・・から、
ノンアルコールも、アルコール入っているからな(?)まで、
飲酒運転に関わる話は、話題が尽きない。
そんな中「体調不良で『養命酒』飲んでるんだけれど、
やっぱりダメかなぁ」と呟いた先輩がいた。
正直、返答に困った。(笑)
でも、いつでも思い出せるように、この言葉を選んでみた。
少しでも、アルコールを帯びて事故をしたら、懲戒免職?。
今、公務員は「酒」という言葉にビクビクしているようだ。
私としては、前日に自分を失うくらい飲みすぎて、
翌朝まで体内にアルコールが残っている二日酔い、
頭がガンガンする状態で、運転は危険すぎる気がする。
公務員だけでなく、飲酒運転を平気でする人間を育てた親、
どう思っているのだろうか、その方が気にかかる。



2006年09月11日(月)
あの時、何をしていたのか、覚えている日・9.11

テレビの特集番組「NYテロ5年目の真実」で、
キャスターの筑紫哲也さんが、何度となく繰り返した台詞。
「世界中の人々が・・」を付けたり付けなかったり。
正直なところ、この事件をどこで誰と一緒に見たか、
この日、どんなことがあったか、なんて忘れていた。
しかし、長く続けているだけでも日記は便利である。
5年前の私が、文字としてそこに姿を現した。
「2001.9.11」
私は静岡県生涯学習推進会議にパネラーで招かれ、
県西部地域にある「生涯学習センター」で持論を述べていた。
翌日「2001.9.12」
NYのテロ事件をよそに、テレビで流れていた「ビューティ7」、
最終回の話題で盛り上がり、まったく他人事である。
その後も、それほど日記に登場することもなく、過ぎている。
そして12月に入ると、その年最後のG1レース「有馬記念」、
「2001.12.25」「マンハッタンカフェ」と「アメリカンボス」が
1着・2着となって「アメリカ同時多発テロ」を思い出させた。
馬連1-4・48,650円の最高配当を記録したことも読み取れる。
こんな日、こんな1年だった、とメモのお陰で、思い出せた。
さて、あなたはどんな一日だったか、思い出せますか?
番組途中で流れた「それぞれの判断が運命を決めていく」
このフレーズも、心に残った一言であるのだが・・また今度。(笑)



2006年09月10日(日)
私にとって、痛みはとても大切なものです

(両足)義足のランナー島袋勉さんの講演を聴いた。
演題は「夢をあきらめない」。
出来ないことを探すのではなく、出来る方法を考えよう。
言い換えれば、不便なことはあるけれど、出来ないことはない。
これが、彼の根底に流れているプラス思考であった。
両足義足でホノルルマラソンを完走したのは、彼しかいない。
そんなメモだらけの手帳から、気になる一言に選んだのは、
「血が流れていても、痛みがないから気付かないんだ、
足の指がなくなっても気付かないんです」と話した後に、
サラッと呟いたけれど、私の心のアンテナには響いた台詞。
さらに「だから、痛みには感謝するんです」と付け加えて・・。
健常者は「出来ることなら痛くない方がいい」と思う。
身体的な痛みだけでなく、心の痛みだってそうだ。
しかし、神経が麻痺している障害者にとって
痛いという感覚は、他人に指摘されなければ、
血が流れているのさえわからず、生命の危機にもなる。
それほど、痛いという感覚は、大切なもののようだ。
「体も心も、痛いということは、生きているって証拠」
そんなフレーズが頭に浮かんできた講演会であった。



2006年09月09日(土)
何もしないほうがいい、という日本人の考え方

映画「日本沈没」のメモが、鞄の中からひょっこり出てきた。
今、韓国では、週末興行で大人気だったとか。
酷評すれば、安っぽい「アルマゲドンの日本版」、
これが私の感想だった。
空か海かの違いはあるけれど、ストーリーも似ている。
さらに、手に汗を握るはずのラストシーン、
一回しかないチャンスを奇跡的にものにしてしまう。
おいおい、ウルトラマンじゃないんだから、呟きたくなる。
しかし要所要所の台詞は、私のアンテナに引っかかった。
総理大臣が、このままでは日本がなくなってしまう、と
いろいろな分野の有識者(ブレーン)に解決策を求めたが、
分野の違う何人かの人が共通の考えを示し、驚いた。
それが「何もしないほうがいい」だったというシーン。
本当に「日本人らしい」考え方だと思う。
欧米では、なんとしても生き延びようとするはずなのに、
日本人は「何もしない」という選択肢を見つける。
あと1日で死ぬ、と宣告されても「何も残したくない」
という人が多いんだろうな、日本人って。
何もしないという行動は、決して消極的ではないことを
私に気付かせてくれた台詞であった。



2006年09月08日(金)
ここにいてください、逃げないでね

「心に残る一言」をテーマに、
講演の機会を与えていただいた。
場所は、冨士市文化会館(富士ロゼシアター)中ホール。
「愛鷹こうねん大学」という厚生年金受給者の団体である。
定員700人がほぼ埋まっていたので(2階は除いても)
聴衆は500人を超えていたかもしれない。
今までにも、何度か講演はさせていただいているが、
さすがに、この人数には驚き、控え室で緊張していた。
そんな私の様子が伝わってしまったのか、
スタッフのひとりが、「あとで呼びに参ります」に続けて
この一言を付け加えた。(笑)
迎えにきたら、講師がいなかった・・なんてならないように、
お願いしますね、の意味が込められていたようだ。
結果的には、話し始めると聴衆が多すぎたからか、
緊張もせず、1時間10分の時間がとても短く感じられた。
この日を思い出すには、相応しい言葉かもしれない。
多くの方に迷惑を掛けながらの講演であったが、
貴重な体験をさせていただいたことに感謝したい。



2006年09月07日(木)
まずは「しもさん」を抜くことだな

職場の後輩が、ゴルフを始めたというので、
面白がって「とりあえず目標は?」と尋ねてみた。
私は、本コースへ出た時のスコアを期待していたら、
この台詞が返ってきた。(笑)
やや拍子抜けの回答であったが、
「目標にされて光栄です」と返事をしてみた。
その話を面白おかしく「目標にされちゃったよ」と
笑いながら他の後輩に自慢して話したら
「それって、目標じゃないでしょ、単なる通過点」と
またまた鋭い後輩の指摘に、大笑いしてしまった。
「まぁ、出来ることなら頑張ってくれたまえ、
しかし、私も抜かれないように努力するからね」と呟き、
切磋琢磨しようと誓った。
私も、抜く人を見つけようっと。
目標ではなく、通過点となる人を、それも身近に。



2006年09月06日(水)
皇位継承は、血のリレーである

評論家・大宅壮一さんの言葉であると、ある本に紹介されていた。
「皇室典範」改正問題について、
説明する時に利用したいと、とっておいたフレーズである。
わかりやすく言えば「天皇という血」を襷(タスキ)に見立てて
繋いでいく駅伝みたいなもの・・とでも表現すればいいのだろうか。
先祖から受け継いできた「血」を、私たち世代の判断で
簡単に「棄権」してしまっていいものだろうか?と考えていた。
毎年正月になると、箱根駅伝で必死に襷を繋ごうとする選手に、
私たちは声援を送り、それに応えて頑張る選手に感動するけれど、
皇室も「天皇という血」を、必死に繋いできたとは言えないだろうか。
そんなことを考えたら、今の私たちに出来ることは、
皇室のじゃまをしないこと、それに尽きると思うのだが・・。
今日、紀子さまのお子さまに「男子」が誕生したけれど、
しっかりと血のリレーを繋げてもらいたいと思う日本人の一人である。
生まれたばかりで、プレッシャーも何も感じないと思うけれど、
日本をよろしく・・と呟いてしまった私がいる。(汗)



2006年09月05日(火)
人の幸せを願うのが「愛」、自分の幸せを願うのが「恋」

情報源は、テレビ番組「男と女のバトル・恋する特別企画」。
月末恒例のメモ整理をしていたら、見つけてしまった台詞。
たぶん、その日に他の面白いフレーズがあって落選した
「気になる一言」候補のひとつだったに違いない。
でも「愛」と「恋」の違いは?と尋ねられた時、
意外と判りやすい定義だなぁ、と思って復活させてみた。
「夫婦愛」「親子愛」「兄弟愛」「祖国愛」「人類愛」・・
そう考えてみると、自分の幸せよりも、もっと大きな視点で
「幸せ」を願っているのが「愛」だと言える。
逆に「恋」の場合は、匹敵する「〇〇恋」は見つからない。
「恋愛」って、自分と相手の幸せしか考えてないからなぁ。
う〜ん、では「愛に恋してる」って表現、
人の幸せを願っている自分に酔っているのかな(笑)



2006年09月04日(月)
裸のお付き合いから始めましょう!

久しぶりにはまった、いたずら・迷惑メールのタイトル。
いゃ〜、恥ずかしながら、中を覗いてしまった。
もちろん、本文だけですが・・ (汗)
こんなこともメモするのですか?と言われようが、
私のアンテナに引っかかってしまったのだから仕方ない。
以前にも書いたけれど、読んでもらわなければ
目的が達成できない、いたずら・迷惑メールだから、
メールの題名は、とても大切な要素である。
だから「言葉の力」を勉強している私には、
こんなメールも「教科書」になる。
「裸のお付き合いから始めましょう! 」
なんだか「メル友から始めてくれませんか?」と
お願いされている、そんな気になってしまった。
言葉って、本当におもしろいなぁ〜。
クチビルコミュニティ「クチコミ」は次点かな。(笑)



2006年09月03日(日)
手を振り合うのは女性だけなんだってよ

午後、沼津駅北口で、ある女性と待ち合わせをした。
(私の尊敬する年上の女性の1人であるのだが・・)
沼津駅へ降りるのは初めて・・とばかり、
さっそく、南口と北口を間違えてしまったようだ。
私は、約束の時間に姿が見当たらないので、
不安いっぱいで探したら、遠くに彼女の姿を見つけた。
近寄って「久しぶり、ここだよ」と手を振って合図したら、
相手も、手を振って返してくれた。
ただ、それだけのことなのだが、あとで聞いたら、
近くにいた高齢者の女性たちが変な顔して見ていたらしい。
私と彼女との不釣り合いな年齢差が気になったのか、
それとも、手を振りあって近寄った仕草が気になったのか、
定かでないが、不自然だったようだ。
私には誰でも知っている人を見つけると、手を振る癖があり、
振られた方は、ちょっぴり照れるらしい。(笑)
「見つけると嬉しくなって、つい・・」と言い訳したら、
「手を振り合うのは女性だけなんだってよ」と返された。
いいじゃん、どうせ、おばさんなんだから・・と笑いながらも、
明日から、ちょっと気をつけよう・・と思ってみたりしている。



2006年09月02日(土)
占い師は、物を売らない

占い師と詐欺師の違い・・と尋ねられたら、
こう答えるのが正しいようだ。(笑)
確か、占いで有名な新宿の母が出演していた番組。
説明の仕方も面白いし、リズム的にも良い。
「うらないしは、ものをうらない」
逆に解釈すれば、占い結果をネタにして物を売るのは
「詐欺師」となる。
とても判りやすい気がしたのでメモをした。
姓名判断とか、運勢占い・・などきっかけに、
運を良くするためには、あれを買いなさい、
これを持っているといいです・・と言われ、
藁をもすがる思いで、購入しました・・・。
これが、詐欺に引っかかるパターンのようだが、
今回のワンフレーズを覚えておくだけで、
占い・運勢を理由に詐欺に引っかからなくなる。
簡単で覚えやすい「占い師は、物を売らない」、
詐欺予防のポスター、キャッチコピーで使おうっと。



2006年09月01日(金)
用事じゃないのですが・・・

思わずメモしてしまった、知人からのメールタイトルである。
メールって、何かの用事がある時に送るもの。
そう思い込んでいたから、驚いたし嬉しかった。
ただ「ふっと思い出したから・・近況報告です」
そんな感じの内容だったけれど・・。
年賀状でもない、暑中見舞いでもない、誕生日でもない、
別に何かの記念日でもないけれど、
なぜかメールしたくなったのよ・・そんなイメージ。
そうやって思い出していただけるのも、実は嬉しい。
私は「とりとめもない話」って、けっこう好きだから、
こんなメールも大歓迎である。
返信を期待されると、ちょっと辛いけれど・・(汗)。
「用事じゃないのですが・・・」とメールを戴いたら
いたずら・迷惑メールと勘違いして、読まずに削除は駄目。
きっと、自然にニコニコしてくる内容に違いない。