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しもさんの「気になる一言」
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2006年08月31日(木)
どうしてこんな事が起こったのか

先日の「2歳児が指9本を切断のシュレッダー事故」。
この事件を受けてか、某番組で特集を組んでいた。
いかにもメーカーが悪者のように扱われていたが、
どうも私は納得がいかない。
「どうしてこんな事が起こったのか」と尋ねられれば、
「親がしっかり見ていなかったから」と言い返したくなる。
「母親が目を離した隙に」というが、
2歳児から母親が目を離すこと自体が事故の原因、と思う。
極端な意見だということも承知で、書いている。
機械で事故があれば、メーカーの責任。
学校で事故があれば、先生の責任。
公共の場で事故があれば、自治体の責任。
あまりに、親は無責任ではないのか、と私は言いたい。
まずは、一番目を離してはいけない年頃の幼児から
理由はどうであれ、目を離した親の責任をまず前提として欲しい。
「産む」より「育てる」方が大変・・ではなく、
「産む」より「育てる」方が大事。



2006年08月30日(水)
おなかいっぱい走りましたから

パリ世界陸上女子マラソン銅メダルの千葉真子選手が
北海道マラソンを最後に、先日引退した。
レース前、何かメッセージを残してくれるかな、と期待したが
「今、話すと張り詰めた気持ちがゴールまで持たないから」と
その理由を語ってはくれなかった。
最後のレースは、痛めた脚をかばいながらの、
ちょっぴり辛い42.195キロとなってしまったが、
レース前に録画した彼女のインタビューが、私を引き付けてくれた。
「おなかいっぱい走りましたから」は、私のアンテナに響いた。
オリンピック選考では、何度となく苦渋をなめたし、
思い出すといろいろなトラブルが彼女にはついて回った。
しかし、最後に残してくれたメッセージが、本音かもしれない。
こう言い切れるほど、走ってきたんだなぁ、と羨ましくもあった。
仕事でも趣味でも恋愛でも、このフレーズはなかなか言えない。
彼女のことだから、きっとおなかが空いてきたら走りたくなると思う。
そんな時は、好きなものを好きなだけ食べて欲しい。
もう、誰とも争う必要はないのだから。

PS.
一度没にしたフレーズでしたが、どうしても残したくなって。



2006年08月29日(火)
ナイスオン・・はい、パター

週末の出勤が多かった為に、振り替え休日をとった。
目的地は、富士宮市の「朝霧カントリークラブ」。
そう、ストレス発散のためのゴルフである。
スコアはいつものように「ひ・み・つ」だけれど、
牛の馬糞の匂いだろうか、独特の匂いの中でのプレーは
私のアンテナに引っかかったが、それ以上に気になった言葉がある。
と、いうよりも、気持ちが良かった台詞をメモにした。
朝霧カントリーゴルフ、OUTコース、7番ホール。
156ヤードのショートホールは、私を満足させた。
8番アイアンで打った打球は、見事1オン、ピンそばに付けた。
そのショットを見て、同伴の一人が呟いた台詞である。
ショートホールで1オンした場合、次に使うクラブはパター。
何気なく差しだされたパターは、なぜか嬉しかった。
この感覚、ゴルフをしている人にしか、わからないかも知れない。
結果は「バーディ」、最高のスコアであった。
何気なく人を喜ばせてくれる台詞や行為は、大歓迎である。
やっぱり、嫌みを言い続けられるゴルフより、
和気藹々の楽しいゴルフが、私は大好きである。
「ナイス、パーオン」「バーディトライですね」・・
そんな同伴者の声がとても嬉しい48歳。
ゴルフの楽しさがやっとわかってきた気がする。(笑)



2006年08月28日(月)
笑うのは「口」からではなく「目」から

面白い視点の指摘だと思ってメモをした。
たしか、吉本興行の誰かの台詞だったと思う。
「テレビ寺子屋」という番組の一コマかな。
つい「もっと笑って」「ほら、笑ってごらん」と
言われると、口を開けて、時には声を出して、
引きつった笑いになってしまう。
しかし、わざわざ笑おうとしなくても、
目をニコッとするだけで、自然な笑い顔ができる。
嘘だと思ったら、これを読みながら試して欲しい。
笑うのは「口」ではなく「目」だということを
実感できるはずである。
こんな発見は、いくつになっても嬉しいもの。
また、みんなに教えちゃおうっと。



2006年08月27日(日)
みんなが同じ見方をすることを「宗教」と呼ぶ

この定義、当然といえば当然だけれど・・
私が例えたのは、最近のマスコミと国民の反応。
少し前の「韓国フィーバー」に似ている、と思う。
マスコミが先導するように、ブームを作り出す。
それに呼応して、国民がうぁ〜と盛り上がる。
このパターンが、あまりに多すぎる気がしてならない。
それが国内だけなら、仕方ないと諦めるけれど、
他の国にも迷惑がかかるような過熱気味のフィーバーは
日本人として恥ずかしい。
「早実・斎藤、松井秀に会えず」の見出しを見て驚いたし、
彼の夢を日本の大人たちが邪魔しているとしか思えない。
「テレビ局が佑ちゃんに殺到!」の見出しでは、
いつから「斉藤投手」を「佑ちゃん」と呼ぶほど、
馴れ馴れしい関係になったのか?と不思議で仕方がない。
これだけ大騒ぎしておいて、日米野球で打たれたら
やっぱり「駒大苫小牧の田中の方が上」なんて言いそう。
みんながみんな同じ方向を向かないことを望みたい。
「日本国民教」なんてまっぴら御免である。



2006年08月26日(土)
太ってる大きな犬が、氷水を飲んでいる

カナダへホームスティに行っている中学生が
今晩帰ってくるという時間まで、意外と暇だったので、
なんとなく漢字を眺めていたら、
くだらないことが気になってしまった。
まさしく「点」を打つ位置によって、
意味が全然違うなんて・・という類いの関心事。
きっと調べれば、もっともっとあるんだろうなぁ。
でも、外国人向けの漢字テストには使えるかも・・
そんなこと考えながら、書き出してみた。
問。意味が通じるように、必要なら「ヽ」を打ちなさい。
「大ってる大きな大が、水水を飲んでいる」
正解は「太ってる大きな犬が、氷水を飲んでいる」。
こんな楽しい漢字テストならいいな、と思いながらも、
以前紹介した
問。次の□の中に、適当な漢字を埋めなさい。
「□も八丁手も八丁」「良薬□に苦し」
とあまり変わらない・・と苦笑い。
やっばり、日本語って面白いなぁ。
こんなことに関心を持つ私も変わっているけれど・・。



2006年08月25日(金)
穴の開いた方がお尻側です

別に変な趣味があるわけではない。(汗)
実は職場の健康診断で「便潜血」が確認されたので、
早いうちに検査しようと思い、病院へ行った。
「注腸X線検査」
レントゲン写真により大腸の状態を診断する検査であるが、
簡単に言えば、お尻からバリュウムを入れて調べる。
検査始まる前に、女性の臨床検査技師から渡されたパンツ、
噂には聞いていたけれど本当に「穴が開いていた」。(笑)
初めての検査、忘れないために、この一言を選んだ。
朝から何度となく排便し、腸を空っぽにすることって
こんなことなのか、と実感できた。
(残念ながら、うまく文字にできないけれど・・)
検査の時だけではなく、定期的に体の中を空っぽにすることも、
健康のためにはいいかもしれない、そんなことを思った。
本当に体が軽くなったのがわかるから。
やばい・・変な快感を覚えてしまったかな。



2006年08月24日(木)
「google」や「yahoo」の検索で「しもさん」を知りました

ほとんど、いたずら・迷惑メールの類い、と削除しているが
時々、全然知らない人から、真面目なメールが届く。
それ自体は、驚くことではないけれど、
今日も同じような内容のメールが2通届いていて、不思議だった。
手前味噌だけど、気になったのでメモをした。
どうやら毎日書いている「しもさんの『気になる一言』」が
いくつかの単語を重ねると、ネット検索で上位に引っかかるらしい。
毎日、ひとつのフレーズを取り上げて書いているだけだが、
内容が、政治ネタからエッチネタまで広く浅いから、
脈力のない単語で検索すると、引っかかってくるのかもしれない。
どうやら1か月の日記単位で、ひとつのサイトとなっているようだ。
30日分の日記が1ページとなると、相当の文字数になるから、
なんらかのキーワードでぶつかるのかもしれないな。
また、ある単語で検索すると、専門のタイトルが並ぶ中で、
「しもさんの『気になる一言』」と平仮名が多いタイトルは
目立つようだ。(笑)
今流行りのブログで人気者になっている訳でもなし、
まさか、単なる文字だけの日記が検索されているとは・・。
でも正直、嬉しいよ。
私の選んだ言葉が、誰かの役に立っているなんて・・。



2006年08月23日(水)
《リレー献血》が始まりました!

日本赤十字社から届いたメールタイトルである。
献血40回を超える私としては、
献血は元気な人ができるボランティアと考えているから、
足りなくなったら、いつでも連絡下さい・・という気持ちで
メールアドレスを登録している。
「暑い日が続き、献血者が減ってとても困っています。
だから、みなさまのパワーを分けてください」ならわかる。
いつでも駆け付けて、どうぞ、使って下さい・・腕を出すけれど
「《リレー献血》を始めました。
ご家族・お友達等を【3人】ご紹介ください。
ご紹介いただきますと、記念品をプレゼント!!」の内容では、
どうも協力できない。
記念品なんてもらわなくても、一所懸命探すよ、
なんなら、私の血3人分、取ってもいいよ、と言い返したくなる。
私たちの善意を「記念品をプレゼント!!」と一緒にして欲しくない。
お願いの仕方が違うんじゃないの、日本赤十字社さん。



2006年08月22日(火)
描いた眉が汗でとけたら、なお恥ずかしいから

ある女性団体に頼まれて「思い出作り」をテーマに
「短い文章の書き方」を教えている。
今日も生徒さんのひとりが、開始ぎりぎりになって
汗を拭いながら、なにやら呟いて教室へ入ってきた。
「今日はスッピンよ、恥ずかしいけれど」と前置きして
続けたフレーズが面白かったのでメモをした。
音で拾ったから「書いた眉」なのか「描いた眉」なのか、
わからないけれど、その発想が可笑しい。
私には「忙しくてお化粧もする暇がなかったの」しか
スッピンの言い訳は思いつかなかったから。
そういえば女性雑誌は、決まったように、それも定期的に
「眉の描き方」を特集している。
いたずら書きの代名詞「へのへのもへじ」も、
眉の「へ」から描き始めるところをみると、
顔にとって、眉は一番大切なバランスなのかもしれない。
ちょっと笑ってしまうかもしれないけれど、
描いた眉が汗でとけた顔、見てみたかったなぁ(笑)。



2006年08月21日(月)
ハンカチ王子様・斉藤くん

みんなが感動したという、昨日の高校野球決勝戦を、
生中継で見なかったせいか、なんだか乗り遅れてしまった。
他のスポーツニュースや「熱闘甲子園」は見たが、
ダイジェストだから、そのドキドキ感までは伝わってこない。
ちょっと、損した気分になって今朝を迎えた。
「誰もが覚えている37年ぶりの決勝再試合!!」と大声を上げて
説明しているアナウンサーがどうみても30代前半。
「あんたは産まれてなかったんじゃないの?」と突っ込みたくなった。 
さて、私の天の邪鬼アンテナは帽子の「W」と「K」のマークに反応、
まさしく「早慶戦」のような盛り上がりだぁ、と興奮していた。
台詞的には、勝利監督インタビュー(早稲田実業・和泉監督)の
「駒大に強くしてもらいました」が印象に残っている。
どうやら秋の大会で負けたらしく、いいコメントであったと思う。
しかし巷では、汗をハンカチで拭うというより、押さえる仕草をする
早実のエース・斉藤選手を「ハンカチ王子様」と呼んでいるらしい。
10年以上過ぎて、日本中が感動したという試合は忘れても
さわやかな「ハンカチ王子様」は覚えている気がした。
インパクトの強いこの単語を、今年の高校野球の総括としたい。



2006年08月20日(日)
なんかいいよね、箱根って。

久しぶりに、妻と箱根の「ポーラ美術館」へドライブ。
本当に、ひ・さ・し・ぶ・り。(笑)&(汗)
美術館に併設されているレストランで、
遅いランチをとりながら、眺めていたガイドブックに、
今回の観光キャッチコピーが掲載されていた。
あっ、そうそう、そんな感じ・・と納得してしまったから
迷わず、今日の「気になる一言」。
有名なのは、JR東海の「そうだ 京都、行こう。」
(「そうだ、京都へ行こう。」と間違って覚えている人も多いが)
奈良は「いま、奈良に います。」だったかな。
箱根は、自然、温泉、歴史、美術館・・何でも一通り揃っている。
だから、ふところの深さを感じさせるフレーズとなっている。
どんな天候でも、どんな年齢でも、そしてどんな国の人でも、
このキャッチコピーに納得してしまいそう。
魅力が多すぎて伝えきれないけれど、
「なんかいいよね、箱根って。」呟きそうな場所に間違いない。
生活大国の「豊かさ」って「多様なニーズに応えられること」
だろうから、箱根が好かれるのも頷ける気がして帰路についた。
わが町の観光キャッチコピー、考えてみようかな。



2006年08月19日(土)
世界バスケは、ファンを増やす気があるのか・・

私の土曜日は朝から夜まで、スポーツ三昧。
熱闘甲子園、夏の高校野球は、白熱の準決勝2試合。
全米オープンゴルフは、予選ハイライト。
高校総体、競泳なども、放映している。
夜には、プロ野球と女子バレーワールドグランプリ。
昼は麦茶、夜はビールで、大満足の週末になる予定だった。
ところが、気になったのは、2006世界バスケの放送。
私は学生時代、バスケット部だったから、
大体のルールはわかるけれど、経験のない人たちには
実況中継、解説者が大騒ぎしているとしか映らなかった。
せっかく日本で開催される世界大会なのだから、
落ち着いた解説と、バスケットの面白さを伝えて欲しい。
そして少しでも、バスケットファンを増やす努力を望みたい。
そんな訳で、久しぶりに私のボヤキが「気になる一言」。
この機会に漫画「スラムダンク」を読み返すのもいい。
でもやっぱり・・私の時代は「谷口選手と結城選手」だな。
(知ってる人は、少ないと思うけれど・・)



2006年08月18日(金)
子どもを商品化しないで

アメリカの事件なのに、なぜか日本のマスコミは
「ジョンベネちゃん」の話題で盛り上がっている。
それもほとんど同じ視点で。
犯人の人間性などに興味関心を集めながら・・。
そんな中、注目はされないけれど、ある番組で語った
北野大さんの「子どもを商品化しすぎですよ」が私を頷かせた。
今回のような精神異常者が増えていることを知りながら
もう一方では「美少女コンテスト」なるものを頻繁に開催。
幼稚園児が、メイクとファッションでこんなに変わるのか、
と思うくらい色っぽくなる。
これでは、精神異常者を刺激しているとしか思えない。
アメリカだけでなく、日本でもアイドルの低年齢化が進み、
小学生が人気を集めているが、誰一人、ちょっと待て!と
声を上げる人がいないことが寂しい。
有名になるかも・・の期待だけで、子どもを商品化したら
多くの異性の目に触れる危険性を考えたほうがいい。
子どもを商品化した両親には、本当に非はないのか?
「子どもは、子供らしく」・・これが一番だと思う。



2006年08月17日(木)
夫婦の価値観は違ってもいい

ミセス9月号の特集「夫のおかげ、妻のおかげ」の中で、
ベストセラー「国家の品格」の著者である
藤原正彦さんと美子さん夫妻の話が掲載されていた。
子育てに関して、夫婦の価値観が違い、戸惑っていたら
「夫婦の価値観は違ってもいい。
子どもも複眼的な視点を持つようになるから」と正彦さんの一言。
子育てについて考え方が違い、喧嘩もしたようだが、
その言葉で「楽になりました」とコメントしていた。
私は、夫婦になる最低条件として「価値観が同じ」を挙げていた。
美しいものを美しい、美味しいものを美味しい・・
そう思える価値観だけは、一緒であるべきだと、主張してきた。
しかし、子どもの教育の視点に立てば、選択肢が多い環境こそ
最高の家庭であるとも言えそうだ。
私にとっても、妻にとっても、楽になった一言かもしれない。
人間だもの、夫婦だからって全て同じ価値観ってありえないものね。



2006年08月16日(水)
あれは「静岡県沼津市」の風景じゃない

話題の映画「日本沈没」(樋口真嗣監督)を観に行ってきた。
評判が良すぎたのか、私には期待はずれだった。
全体に共通する感想は、妙にリアル感がない・・である。
ストーリー最初に登場する地名が「静岡県沼津市」、
たぶん私が気にしすぎるのかもしれないが、
画面に出てくる風景が、沼津市っぽくない。
場面が変わる直前、主人公2人が眺める火山風景は
どこの山なのか、私には想像がつかなかった。
だから今回は、私の呟きが「気になる一言」になった。
富士山にしては、沼津からあんなに見える場所はない。
ちょっと作りすぎじゃない?という気持ちが
冒頭から頭の中を駆け巡ったためか、
妙に、全体を通じて、映画そのものに入り込めなかった。
降り続ける火山灰などで髪は汚れているはずなのに・・
服も、土砂でもっともっと汚れているはずなのに・・。
う〜ん、口紅なんて塗っている暇ないだろう(笑)。
そんな思いばかりが先行して、ちょっとがっかりした。
「静岡県沼津市」の人が観ることを、意識して欲しい。



2006年08月15日(火)
私が知りたいのは、韓国・中国以外の反応

「小泉首相・靖国参拝」の話題は避けたかったが・・。
読者が期待している話題について書くことも、
コラムニストを目指している私の役目かな、と思う。
ただ「賛成」「反対」という個人的な意見を書くのではなく、
こんな視点で、この話題をみてみたら・・という助言をしたい。
まず注意したいのは、テレビ・新聞を始めとしたマスコミは、
必ず、バランス良く「賛成」「反対」の意見をとりまとめ、
どちらからも不満が出ないような番組編集・紙面構成をするから、
「インタビュー」=「国民の意見」と鵜呑みにしないこと。
また、毎年恒例のように映し出される「韓国人」と「中国人」の
「興奮した口調の強い抗議」も「一部の国民の意見」かもしれない。
そんな視点で、今回の靖国問題を眺めてみたらどうだろう。
私の一番の関心は、欧米を始めとした、世界の国々の反応である。
かつて植民地政策をしていたイギリスやフランス。
日本に2発も原爆を落とした、アメリカ。
逆に植民地となっていた、アジアやアフリカの国々の意見を知りたい。
問題解決の方法は、自分達の枠外にある気がしてならないから。



2006年08月14日(月)
「身体に悪いよ」「いいよ、もう悪いから」

同級生が集まると、いつも言いたい放題の会話が飛び交う。
「タバコの吸い過ぎ」「お酒の飲み過ぎ」から始まって
「甘いものの取り過ぎ」「ダイエットのし過ぎ」まで、
健康ネタは48歳の私たちにとって、絶好の話題である。
そんな話をしながらも、タバコをプカプカしているのを見て
もう一人が「身体に悪いから、もうやめなよ」と助言。
それを受けて「いいよ、もう悪いから」と言い返す。
「身体は、もうとっくに壊れているから好きにさせて」と
いいたげだった。
そのリズムある会話が、漫才ネタになりそうでメモをした。
「そんなに使うとお金がなくなるよ」「いいよ、もうないから」
「口悪いね、友達いなくなるよ」「いいよ、もういないから」
このパターン、いろいろな場面で使えそうだ。
でも、なんだか悪いパターンになってしまうなぁ。
良いパターンだと、なんだか自慢になっちゃうし・・。
う〜ん、難しい・・。さて、あなたなら、どう使う?



2006年08月13日(日)
コンタクトの保存液も、機内持込禁止です

今週末から、わが町の中学生がカナダへホームスティに出かける。
感受性豊かな年代に、外国の文化を肌で感じ、
彼等なりにカルチャーショックを受けてくることは大賛成である。
しかし出かける前から、海外の恐ろしさを事前説明会で受けた。
テロ未遂事件が発覚したのを受けて、機内持ち込み手荷物の規制強化が
予想以上に過敏であることを知った。
カナダ当局からの要請とはいうものの、その徹底ぶりは私を驚かせた。
機内持込不可の物品は「全ての液体物、及びジェル状の物品」。
飲料水はもとより、シャンプー。日焼け止めローション、クリーム類、
練り歯磨き、ヘアジェル・・等など。
ということで「コンタクトの保存液」も液状ということで持込禁止。
「エッ?こんなものまで」と思うものもあるが、
それだけ世界はテロに対して、機敏になっている証である。
これは、彼等が今まで生きてきた環境では想像できないことだろう。
無事に帰国した時、世界の国々や日本の治安について考えて欲しい。
それにしても、大変な世の中になってしまったものである。



2006年08月12日(土)
「ある苦」を「ある喜」に変える一足。

新聞広告で見つけた、
「いいもの王国・ミズノ」が共同企画した靴だった。
「どんどん歩けるウォーキング専用靴」らしい。
久しぶりに「なるほど」と思ったキャッチコピーである。
実は、私にとって靴の性能はあまり関心がない。
男性としては足が小さく、コンプレックスをもっているが(笑)。
言葉として「苦」を「喜」に変えてみませんか?という視点が面白い。
ただ、もう一歩進んで「喜」より「ある喜たい」にしたらどうだろう。
「ある苦」はちょっと義務的な感じがするけれど、
「ある喜たい」なら、自分の気持ちが反映されているから。
「か苦」(書く)と思うと大変だけれど、
「か喜たい」と思っているから続けていられる・・そんな感じである。
いろいろな単語を「苦」から「喜」に変えてみよう。
面白い発見があるかもしれない。



2006年08月11日(金)
「頑張る」の反対語は「感謝する」

へぇ〜と思ってメモをしたのが残っていた。
「頑張る」の反対語は「怠ける」だと思っていたから。
これも、たしか「うつ」に関する本か、テレビで見つけたと思う。
「うつ」の人に「頑張ってね」と声をかけるのが一番良くない、
そんな話を耳にしたから。
いつだったか「頑張る」の反対語は?と訊かれたから、
「頑張らない」と答えて笑いを取ろうと思ったら、
「そうそう」と頷かれて、「さすが、言葉の力を知っている」と
名回答のように誉められたことがあった。
しかし、今回の「感謝する」という発想まではできなかった。
「感謝する」って、いろいろな言葉の反対語になるなぁ、と思う。
それくらい「感謝する」は、意味が広い素敵な言葉である。
でも・・よく考えたら「怠ける」の反対も
その分誰かがカバーしているはずだから「感謝する」なのかな(笑)



2006年08月10日(木)
ONOFF(オノフ)に憧れて

ゴルフ好きの人でも、なかなか知らないゴルフブランド。
釣りメーカー・DAIWAが提供している。(笑)
今、私の愛用クラブは、この「ONOFF(オノフ)」。
難しいクラブらしいのだが、なぜか私に合っているようだ。
(スコアは、いまだに「大波小波」だけれど・・)
当然、言葉好きの私は、この「オノフ」の意味が知りたくなり、
ネットで調べてみた。
もちろん「ON」と「OFF」を組み合わせた造語で、
ON(仕事)、OFF(遊び)の切り替えをバランスよく行える
「大人のためのゴルフブランド」という意味だとわかった。
う〜ん、私が憧れている生活・・とますます、好きになった。
「『ONOFF』は単にスペックを追い求めるのではなく
ルール、マナーに立脚した上質なゴルフの本質を
スタイリッシュに提案する大人のためのゴルフブランド」。
あれ?、ちょっと私のイメージと違う。(笑)
でも「マッキントッシュ」や「巨人ファン」など常に少数派。
変わっていると言われると、嬉しいんだよなぁ、私。
これからも、大切にしていきたいゴルフブランドかな。



2006年08月09日(水)
親善試合なんて存在しない

職場の暑気払いを早めに切り上げて帰宅したものの、
気になるのは、明日の天気と高校野球、サッカー日本代表の結果。
「サッカー日本代表、東京・国立競技場で
トリニダード・トバゴ代表と国際親善試合を行い、
三都主の2ゴールでオシム監督新体制の初戦を2-0の勝利で飾った」
と書かれたインターネット記事を見つけて、
私は、サッカー日本代表に就任した「オシム監督」の、
初めての記者会見を思い出した。
もちろん多くの台詞をメモしたが、特にこの一言。
正確には「みんなが『親善試合』と呼ぶ試合は、
私の中には存在しない」だったと思う。
気になってインターネットで調べてみても
「親善試合」という単語は存在しなかった。
誰が作った言葉か知らないが、スポーツマンにとって
「親善」を目的にする「試合」なんてありえない。
そういうことだろうか。
日本も、そろそろ「親善試合」という単語から
本格的に脱皮する必要があるのかもしれない。
2か月ほど前に感じた「悔しさ」を繰り返さないためにも・・。
結果よりも、言葉に反応してしまった私である。



2006年08月08日(火)
新書は「テーマ・タイミング・タイトル」が命

情報源不明(たぶん、テレビ番組からだと思うけれど)。
「国家の品格」や「バカの壁」に代表される新書。
今や本屋でも、広いスペースを確保しているようだ。
その「新書」、ベストセラーになるコツがあるらしい。
それが、今回メモした3条件(3T)が揃うこと。
「芸能人は『歯』が命」は、ちょっと前のCMだが、
「新書は『テーマ・タイミング・タイトル』が命」だと言う。
儲け幅が少なく「薄利多売」が基本だから、
実は、書店泣かせのジャンルには間違いなさそうだ。
巷で流行している話題をテーマにおいて、
なおかつ発売日は、早からず遅からずがいい。
中身も小説とは違うのだから、ある仮定に基づいて展開する。
だから、読者が手を伸ばしてくれるかどうかは、
本のタイトルに、掛かっていることとなる。
「しもさんの『気になる一言』」、これじゃ無理だな(笑)。



2006年08月07日(月)
コクがある。キレがある。新・生チタン

やっと夏のイベントも終了し、これでゴルフに行けるぞ、
と思いながら、パラパラめくったゴルフ雑誌の中で見つけた、
ミズノのドライバーCM。(ちょっと古いかも・・(笑))
はじめ、この言葉を目にした時、
おいおい、ビールのCMじゃあるまいし、と正直思った。
しかし、どうやってゴルフ用品と関連づけるのか、
その方が私には興味があった。
まさか、アサヒビール・スーパードライを飲む世代が
ターゲットなのかな?と思ってみたり・・。(笑)
「コクのある打感。キレのあるシャフト」
そんな説明がついていたが、私がゴルフが下手なのか、
その感覚がどうも伝わってこない。
やっぱり「コクがある。キレがある。」は飲み物でしょ。
私の場合、人間ドックのバリュウムを飲んだ後に
冗談で言ったら受けたっけなぁ。
「このバリュウム、コクがあるし、キレもありますねぇ、
すみません、おかわり・・」



2006年08月06日(日)
ネコの癒しの力って大きいですよ

たぶん先日観た、NHK番組・ETVワイド「女のうつ」から。
「うつ」だという女性が、コメンテイターの誰かが言った
この台詞で「うん、うん。わかる、わかる」と頷いた。
(横で見ていた妻まで・・(笑))
今まで「イヌ」しか、飼ったことがない私にはわからない。
あんまりなつき過ぎず、適度に寄り添ってくる。
そんなところが「癒し」になるようだ。
イヌももちろん、可愛いけれど、
少しだけあっちへ行ってて・・と感じる時も、近付いてくる。
こちらが落ち込んでいるときも、しっぽを思いきり振って。
まぁ、ひとつの考え方だけれど、落ち込んでいる時だからこそ、
元気づけてくれるイヌの方が好きなのだが・・。
実は、今、同級生に頼まれて「子猫の里親探しています」。
「ネコの癒しの力って大きいですよ」で頷いた人、
是非、連絡してください。子猫の写真、送りますから。



2006年08月05日(土)
気持ち良くライブさせていただきました

わが町の夏の最大イベントである「湧水まつり」に、
シンガーソングライターの高橋知秀さんを招いた。
1998年9月より横浜駅西口駅前にてストリートライブをはじめ、
現在横浜、川崎、大宮他、関東を中心に活動をしているようだ。
2001年4月に日本武道館で行なわれたコンテストで2万人の中から
『審査員特別賞』と『グランプリ』を獲得した実力派。
そんな経歴を持った彼が「ライブ」の言葉すら知らない地方人に、
その楽しみ方を教えくれた気がする。
等身大に生きることをモットーとしている彼のライブは、
演奏途中でも「鼻がムズムズする」を理由に中断し、
最初から弾き直すという行為を、自然にしてしまう魅力がある。
本来なら、プロとして恥ずかしいことなのかもしれないが、
それをサラッと実行し、拍手をもらってしまう彼の人柄に驚いた。
今回は、演奏を終えて、観客に向けたメッセージをメモとした。
スタッフとしては、こんな嬉しいフレーズはない。
私も「気持ち良く書かせていただきました」をどこかで使いたい。



2006年08月04日(金)
OLの方にも人気ですが、LLの方にも人気です

ホンジャマカの石塚英彦さんと言えば、
どんなものでもおいしく食べる芸能人として、
私の好きなキャラクターのひとりである。
そんな彼が、OLに人気のお店を取材する番組だったと思う。
(すみません、番組名、忘れてしまいました(汗))
ダジャレ連発は、頭の回転が速い証拠、と尊敬している。
今回も、OLに人気だというパスタを食べて、一言。
私なりに、けっこうはまってしまったのでメモをした。
たしかに、言葉遊びだけれど、簡単に浮かばないフレーズだし、
「肥満」を「LL」に例えるところなんて、気が利いている。
ただ・・・気になったのは、
石塚さんは、LLじゃないでしょ、XLでは?という疑問。(笑)
本当なら「OLの方にも人気ですが、XLの方にも人気です」、
この言い回しの方が、もっと面白いと思ったのですが・・。
駄目ですかね、私の発想では。



2006年08月03日(木)
「鬱陶しい」って「うつ」の症状と似ている

NHK番組・ETVワイド「女のうつ」を録画してあったので見直した。
以前、私は自分が恥ずかしくなるくらい無知だったことを知り、
その時は、たぶん妻にも優しくなったはずだが、
またしばらくすると、忘れかけていた・・が本音である。
まずは「うつ」について、国語辞典で調べてみた。
「心にわだかまりがあって、気持ちの晴れ晴れしないこと。ゆううつ」
あれ?、待てよ、それって「うっとうしい」ってこと?
私の頭の中で、わからなくなってしまった。
イメージとして平仮名だと思っていた「うっとうしい」は、
なんと「鬱陶しい」と書く。
「重苦しく陰気である。心が晴れ晴れしない。
じゃまでわずらわしい。妨げになってうるさい」という意味がある。
男の私には、なかなか理解しにくい「女のうつ」の症状らしいけれど、
「うっとうしい」という感情なら理解できる。
自分が体験したことがないことを、無理矢理、理解しようとすると、
反発することでも、自分の体験で知っている感情に合わせて考えると
なんとなく理解できる気がする。
「『うつ』とは、気分障害である」・・これでいいのだろうか。



2006年08月02日(水)
残り3分、目を離さないでください

久しぶりの飲み会も、早々切り上げ、楽しみにしていた
世界ボクシング協会(WBA)ライトフライ級王座決定戦を
ボクシング好きの妻(笑)と2人で、テレビ観戦をした。
(もちろん「巨人・阪神戦」の結果を気にしながら・・)
結果は、亀田興毅選手が初の世界戦で王座に就いた。
気になる一言は、11R終了後の実況アナウンサーの台詞。
11R、やや疲れがみえてきて、相手に打たれてしまった様子を見て
もしかしたら、勝利をあきらめてしまった一言かもしれない。
残り1ラウンド・3分。大逆転があるかもしれません・・
そんな思いが込められたフレーズだったかもしれない。
1R後「ダウンで始まった、夢の始まりです」と興奮して話し、
11R途中「リングサイドから『根性』の声が聞こえました」と伝え、
11R終了後、トイレに立った私に投げかけるように言い放った台詞。
この日の試合を思い出すに相応しい言葉として、メモをした。
世界タイトル戦の厳しさを、亀田親子、亀田兄弟をはじめ、
全国の「にわかボクシングファン」に伝えるいい試合だったと思う。
これから「亀田興毅選手」の試練が始まる。楽しみにしたい。



2006年08月01日(火)
情けない3番を4番が助けたホームランでした

久しぶりに、本当に久しぶりに、すかっとした
ジャイアンツ4番打者、イ・スンヨプ選手のサヨナラHR。
テレビの前で、大騒ぎした家庭も多いはず。(笑)
8回での上原投手降板に納得がいかないまま迎えた9回。
3番・二岡選手のバント失敗に、なに弱気になってんだよ・・と
ブツブツいいながら見ていたら、4番打者のHRで幕を閉じた。
それもカウント1-3になったところで、
江川さんと掛布さんの両解説者が、これで85〜90%歩かされます、
と話していた直後のサヨナラホームラン。
これには、私でさえ声を挙げてしまうほど、喜びを隠せなかった。
ところが勝利監督インタビューで答えた、原監督の一言は
「情けない3番を4番が助けたホームランでした」。
(すみません、興奮したまま書いているので、
コメントが正確じゃないと思いますが、許してください)
えっ、いつもヒーローになった選手を誉める原監督なのに・・と
このインタビューが気になる一言になってしまった。
そうとう、イライラしていることが画面でもわかったし、
疲れていることが理解できたけれど、
この場面で、3番・二岡選手への叱咤はどんな意味があるのだろうか?
是非、このフレーズの持つ意味を知りたいと思った。
久しぶりの野球ネタなのに、そんなこと感じたのは私だけだろうか。
ちょっと、悲しい勝利監督インタビューであった。