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しもさんの「気になる一言」
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2005年08月31日(水)
常に三者の比較をしなさい

作家、司馬遼太郎さんの台詞だったと思う。
どっちが優位か、メリット・デメリットは?
たしかに、「一対一の比較は誰でも出来る」けど
三者を比較することってなかなか難しい。
恋愛でも同じことがいえる。
あの人とこの人、どちらが好き?という問いに対しては
案外簡単に答えが出せるような気がする。
しかし、あの人とこの人とその人、どの人が好き?と
問われると、その回答は意外と難しいと思う。
書いていて、今気が付いたけれど、
ジャンケンなんか、このいい例かもしれない。
こちらには強いけれど、あちらには弱い・・が3パターン。
どれにもいいところがある。
いつでも、三者を比較する習慣をつければ、
まずは相手のいいところを探す考え方が身につくのかも。
さすが司馬遼太郎さん。奥が深い・・。



2005年08月30日(火)
電車の一両は19ヤード 電柱の間は30ヤード

ゴルフ雑誌で見つけた、ちょっとしたヒントである。
ゴルフで必要になるグリーンまでの距離感。
もちろん、コース内にも「グリーンまであと〜ヤード」という
大まかな目印はあるけれど、100ヤード以下は自分の感性。
その100ヤード以下の距離感が、
ゴルフのスコアを左右するといっても過言でないくらい大切。
しかし、その距離感は何度もコースへ出ることがないから、
なかなか掴みにくいことも事実である。
その距離感は、ゴルフ練習場で覚えるしかないと思っていた。
しかし日常生活で意識できたら、それは大変嬉しい。
「日常生活で養う距離感」が1番確かな練習方法だから。
私は、徒歩か自転車で通勤だから「電車の一両」は
実感できないが「電柱の間は30ヤード」は、実践してみたい。
こんなことでうまくなったら、儲けものである。



2005年08月29日(月)
8画にこだわり「トヨダ」から「トヨタ」へ

ある講演で面白い裏話を聞いた。
しっかり裏が取れないので、どうしようか迷ったけれど、
酒の肴程度の話題として、提供したい。
日本、いや世界を代表する自動車メーカー「トヨタ」。
創始者は、御存知「豊田佐吉」さん。
本来なら名前を会社名にするなら、当然「豊田」か「トヨダ」。
しかし、会社として考えた場合、八画の末広がりにこだわって
カタカナの「トヨタ」になったというのだが・・。
カタカナでも画数があったのか・・という驚きと、(笑)
会社のためなら、自分の名前なんて使わなくてもいい、と
英断できるトップ。
こればかりは、今まで使ってきた地名がなくなるのは嫌だ、と
合併がまとまらない地域の人に聞かせてあげたい話である。
実を取るか、名を取るか。
迷ったら、こんな話を思い出して欲しい。
最近の「夫婦別姓」も、同じかな?(汗)



2005年08月28日(日)
「生きる」を茶化さないで

ずっと見ていたわけではないけれど、
今年もまた「24時間テレビ・愛は地球を救う」ネタ。
この時期、感動の押し売りは止めてほしい・・と感じ、
毎年、厳しいコメントをしてしまうのであるが・・。
丸山弁護士の完走は、テレビを見ている私たちには感じえない
何か胸を打つものがあったからこそ、みんな涙するのだろう。
しかし、番組終了後に続いた「行列のできる〜」という番組で
もう、そのネタで笑いをとっていたのには、呆れてしまった。
ほんの数分前に、みんなで感動して抱き合ったシーンは
何だったの?、いい加減にしろよ・・と独りで怒っていた私がいた。
だからあえて「気になる一言」として残すことにした。
黒澤明監督の「生きる」も、ラストシーンは同じだった。
死んだあの人の分まで明日から頑張ろう・・と誓った翌日には
またもとの生活に戻ってしまう人間の弱さ、ずるさを
彼は「生きる」という映画で表現しているが、それとまったく同じ。
この感動が翌日からの行動変化につながって欲しいと願う。
もうひとつ、この番組を見て思うことがある。
15回から始めたチャリティマラソンのチャレンジャー達、
多くの人に支えられて走って、何かを感じたはずの芸能人は、
全て集合して、今年のチャレンジャーを応援して欲しいと思う。
間寛平さん、ダチョウクラブさん、赤井英和さん、
山口達也(TOKIO)さん、森田剛(V6)さん、錦野旦さん、
トミーズ雅さん、研ナオコさん、西村知美さん、山田花子さん、
そして、杉田かおるさん。
私は走る前とは変わった、芸能人たちの行動を見たいのであって、
また元に戻るのであれば、止めた方がいい。
私の願いは、3億近くの募金が集まるより、
明日からゴミのポイ捨てがなくなる方がもっと嬉しい。
ストロー1本でも車椅子の方は転ぶことがあるのだから・・



2005年08月27日(土)
こんなことで、運を使いたくないから・・

いつもは、エキストラ手配でお世話になっている
「フィルム・微助人」のスタッフを、少しは支援しようと、
サポート会員のメンバーが、ボーリング・カラオケ大会を企画した。
少しでも、彼女らに楽しんでいただけたら、が本音のところである。
成績は二の次、親ぼく親ぼく・・と思っていたら、
意外とまじめに取り組んでいるので驚いたりもした。
さて、ボーリング終了後、カラオケ会場に向かう前に
ゲームセンターに置いてある、UFOキャッチャーに皆で挑戦した。
理事長も私も、勿論取れなかったけれど、その言い訳が面白い。
「ちぇっ」と言いながら、ボソッと呟いた台詞が私の記憶に残った。
仕事でも生活でも、全てちょっとした運によって、左右される。
だから、ゲームセンターのUFOキャッチャーで
いろいろな物が取れたということは、
大切な運を少しだけ、減らしたことになる、という言い訳。
これって、大切な発想であると思う。
私の運は、大きなチャンスが来た時、一気に吐き出す。
だから、UFOキャッチャー程度には、私の運は使えない・・。
もちろん冗談だろうけれど、視点としては合格点。
ただ問題なのは、その大きなチャンスが
いつくるかわからないということであろう。(汗)
失敗したり、思うように事が運ばなかった時、この台詞。
「こんなことで、運を使いたくないから・・」
う〜ん、いいかもしれない・・・



2005年08月26日(金)
温泉に入ってお酒を飲みたい。それも日本酒・・

御存知、宇宙飛行士・野口さんが、大役を終えて
地球へ帰還後の台詞である。
どうして、こんな有名なフレーズを今更、取りあげたのか。
それは、この台詞の中に、伊豆の活性化につながる要素が
いっぱい詰まっていると思ったからだ。
簡単に言えば「宇宙」という現場で働いてきた人が、
今したいことは・・・と「温泉」を挙げたことになる。
それだけ「温泉」には「癒し効果」があることを、
彼のフレーズで、再認識させられたわけだから。
このチャンスを逃す手はない、と思う。
もちろん「日本酒」メーカーだって同じである。
「ビールより日本酒ですね」、そんな発言と解釈。
やっぱり、日本酒は日本人の疲れを癒す飲み物となった。
「温泉」を観光とする地域、「日本酒」を特産品とする地域。
どちらも、絶好の機会である。さて、どうなることやら。



2005年08月25日(木)
差出人(送信元アドレス)が固定されました

この「気になる一言」をメルマガでも毎日配信しているが
実は、先月配信システムが変わってから、
ちょっとしたアクシデントがあり、サポート局に問い合わせた。
「差出人(送信元アドレス)」が固定されず、読者の方から、
ウイルス防止のためのフィルターに引っかかり、
携帯やパソコンアドレスを登録しようにも、
毎回違うのでは受信に困る・・という内容だったのである。
その問い合わせに対して、7月11日付け回答のメールは、
「大変申し訳ございませんが、発行システム上、現時点では
全ての差出人アドレスを統一する事ができなくなっております。
誠に恐縮ではございますが、1件ずつのアドレス指定を行って
いただけますようお願い申し上げます。
対応に向け、検討させていただきます。
貴重なご意見誠に有難うございました。」だった。
どうせ、発行者の我侭な意見なんて通らないんだろうな、
と思っていたら、なんと以下の説明が表示されていた。
「ランダム表示となっていたメールマガジンの差出人
(送信元アドレス)を固定いたしました。
これにより、マガジンの指定受信が可能になります」。
もちろん、私以外のメルマガ発行者からも、
同じような意見や苦情が届いたのかもしれないが、なんだか、
自分の意見に対して、対応してくれたようで妙に嬉しかった。
このフレーズを見つけた時の感激を記録に残したくて、
今日の気になる一言としてみた。



2005年08月24日(水)
へぇ、これ(囮)「おとり」って読むんだぁ

立て続けに漢字ネタですが・・。
職場の同僚から借りていた
アメリカのテレビ番組「24」(SEASON3)(DVD版)を
(12巻24時間分)やっと見終わった。
もちろん日本語吹き替えでなく、字幕スーパーで見ているから
時々、ステキな台詞、面白い漢字に出逢うことがある。
今回も、その1つ。
このストーリーは、事件解決のためなら何でもする。
人質を「囮」として利用することなど驚くことでもないが・・。
ストーリーやアクションの派手さも見応えがあるけれど、
どうしても私は、言葉や文字に敏感に反応してしまうようだ。
はじめこの字幕の訳を見て「当て字」かと思った。
相手を囲いの中で化かすのが、おとり捜査だから。
その意味を漢字にしたのが「囮」というわけか。(笑)
一字だけで、その意味が分かる漢字、面白かった。
また、私の好奇心対象が増えてしまったのは言うまでもない。



2005年08月23日(火)
部屋の中と頭の中は同じ

何気なく見ていたテレビから流れてきた台詞である。
インテリアも含めて、部屋の中と頭の中の整理は似ている、
そんな話だったと思う。
(出演は、女優・水野美紀さんだったかな)
気分がイライラしていたり、モヤモヤしていると、
なぜか頭の中が、すっきりしていないと感じる時がある。
そんな時は、不思議と部屋の中も片付いていない。
ケースバイケースなので全てがそうだ、とは言い切れないけれど、
私の場合、その相関関係は、あるな・・と納得してメモをした。
「シンプル・イズ・ベスト」、その意味が理解できた。
頭の中が、妙にスッキリしている時、なぜか、仕事もはかどる。
やりたいことが整理されていて、どんどん片付いていく。
イライラしてきたら、何も考えず部屋の整理をしてみよう。
きっと、気分が落ち着くはずだから。
う〜ん、今はどうだろう・・。



2005年08月22日(月)
「習う」は「自らの羽で飛ぶ」こと。

久しぶりに、漢字バージョンの気になる一言。
(なにかの研修で聴いてメモしたのだけれど、
すみません、情報源が不明です、とほほ(汗))
さて・・「習」という字は「羽に白」と書く。
しかし、パッとみると「羽に自」にも見える。
本当は、この組み合わせの方がいいのかも知れない。
そんな話を聞いた気がする。
「自」に「羽」をつけること、それが「習う」こと。
「学ぶために、自分に羽をつけること」を「学習」という。
だから成長したければ、自分に羽をつける努力をする。
「習う」ことに「慣れる」ことを「習慣」というのも
なにか意味がありそうな気がしてならない。
そして、一番大切なことは、
自らの羽で飛ぶことの楽しさを知ることであろう。
「他人の作ってくれた羽」ではなく「自分の羽」で。
私の「習う」は、1本横棒が多い・・。
外字登録しちゃおうかな。



2005年08月21日(日)
m・kg・s・A・ K・cd・mol

これだけで、なんのことか判ったら、凄い。(拍手)
実は、東京上野の国立科学博物館へ行ってきた。
夏休みまっ只中の日曜日、研究課題だろうか、
手帳を持った子供たちで、会場は溢れていたのだが・・。
私の場合、夏休みの宿題なんてないけれど、
かねてから気になっていた「縄文VS弥生」を観たかったから。
しかし私の好奇心は、企画展よりも常設展に移ってしまった。
博物館地下3階、科学の基本中の基本「はかるということ」が
とても判りやすく説明されていた。
今回の気になる一言は、その中でも特に大切な単位7つである。
(m)は長さの単位、(kg)は質量の単位、(s)は時間の単位、
(A)アンペアは電流の単位、(K) ケルビンは温度の単位、
(cd)カンデラは光度の単位、そして(mol)は物質量の単位。
特に(kg)には驚いた。実験で体感した1kgは予想以上に重たかった。
男性の体重1〜2kgなんて、毎日のように変わるから、
大した重さではないだろうと、思い込んでいた。
騙されたと思って、1kgを袋に詰めて持ってみて欲しい。
1kgに対する考え方を変えなくちゃいけないな・・
真剣にそう思ったので、記録として「気になる一言」にしてみた。

PS.本当に試してくれると、私は実に嬉しい。



2005年08月20日(土)
美術館に郵便ポスト常設を望む会、会長

47歳の誕生日だった6月、これからの人生を考えた時、
なにか自分にあった活動がしたいな・・と思った。
今してみたいことは、ゆっくり「週末の美術館めぐり」。
ただ名画を鑑賞するのではなく、普段の生活から離れた空間、
その時間を大切にしたい、とずっと思っていた。
美術館へ行き、展覧会に合わせて、絵はがきを2枚買う。
(切手も売っていればもっといいけれど・・)
1枚は自分宛、もう1枚はその場で思い付いた人宛。
併設された喫茶コーナーで、紅茶又はビールを飲みながら、
お気に入りのボールペンで、その時の気分を書いて投函。
これが、最近の私の夢であるが、なかなか難しい。
せっかく絵はがきを売っているのに、ポストがないところが多いから。
だから、今、欲しい役職名を、気になる一言にしてみた。(笑)
これからの週末、美術館へ行きながら、少しずつ調べてみようかな。
文化って、そんなところから芽生えてくるような気がする。
あれ、もしかしたら「郵政民営化」で、
私の考えたばかりのこの夢は、実現できないのかな?(汗)



2005年08月19日(金)
「乾燥」って、お尻を拭いた後に押すんですよ

最近、あまり見なくなったウォシュレットの「乾燥機能」。
我が家では、まだまだ健在である。
しかし、その使い方が間違っていることに最近気が付いた。
排便の後「おしり」(洗浄)のボタンを押す。
(最近は「ムーブ」とやらもあるが、使い分けがわからない)
さらに「やわらか」ボタンは、どう使うのか・・(笑)
興味本位で「ビデ」ボタンも、押すときがあるが・・(汗)
さて本題の「乾燥」ボタン。
私は排便の後「洗浄、乾燥、紙で拭く」の順と考えていたら
「洗浄、紙で拭く、乾燥」が正しいらしい。
紙で拭いた後、サラサラ感を出すための「乾燥」なのだろうか。
この台詞、ある飲み会のシモネタで盛り上がった時の話なので、
その真偽は確かでないが、妙に説得力がある。
たぶん、取扱説明書に書いてあるんだろうけれど、
今度、直接メーカーに聞いてみようかな。



2005年08月18日(木)
この後すぐ

フィンランドで開催されていた世界陸上、ヘルシンキ大会。
毎晩のように、テレビ画面ではこの台詞が飛び交っていた。
俳優・織田裕二さんの決まり文句となっていたようだ。
しかし面白いことに「この後すぐ」は「すぐ」ではない、
そんな特集をテレビでやっていた。
「〇〇選手の出場する〇〇決勝、この後すぐ」
たしかに、よく耳にした台詞であるし、
この「すぐ」に騙され、何時間も眠たい目をこすって
競技開始を待ったのは、記憶に新しい。
最長では、彼の「この後すぐ」から4時間以上かかって
始まったレースもあるらしい。
ただし、寝苦しい真夏の深夜に同じフレーズを信じて、
誰も文句を言わず待ち続けたことが面白く、メモをした。
「言葉の力」を、こんな瞬間に感じて嬉しかった。
すぐは「直ぐ」と書き、 副詞。
「時間的に間を置かないさま。ただちに」なんて意味があるが、
時間の長さに変換できず、面白い単語である。
「この後すぐ」・・また飲み会で使おうっと・・(笑)。



2005年08月17日(水)
バカにするな、星野なるならOBやめる

yahoo!トピックスの見出し(情報源・夕刊フジ)である。
この台詞の主は、巨人大物OBの広岡達朗氏。
なぜ、取り上げたか・・実は、私も同意見だから。
今年のジャイアンツ、確かに優勝はおろか、
最下位の可能性だってあるチームになってしまっている。
しかし、弱くたって好きだから、何度も東京ドームへ足を運ぶ。
確かにアンチ巨人の人たちからは、
何度となく「外様監督」の必要性を訴えるメールが届く。
球団創立71年目にして、過去巨人軍OB以外に
監督を任せたことが1度もない球団を知らないかのように。
それは、どのチームにも真似のできない「伝統」であると思う。
彼は、低迷の原因を、巨人流が時代遅れになったのではなく、
巨人の伝統をないがしろにしているから−と言い切っている。
71年の歴史から考えれば、ここ数年の低迷はたいしたことはない。
目先の観客動員数や、テレビ視聴率などに惑わされることなく、
監督は「巨人軍OB」のみを貫いて欲しい。
現役時代「打倒巨人」で頑張ってきた人たちも、嫌いではない。
いや、一時代を築いてきた彼等に、魅力さえ感じることもある。
しかし、これとそれとは、話が違う次元のこと。
「バカにするな、星野なるならファンやめる」
そんな台詞を呟いてしまいそうだ。



2005年08月16日(火)
的つき小便器 オフィスや学校に

メル友から「面白い記事見つけたよ〜」と連絡があった。
「8月3日の読売新聞朝刊、25ページ」と情報源まで。
「生活探偵」というコーナー。
タイトルは「つい狙って・・汚れ減る」
そしてサブタイトル的小見出しが、気になる一言。
小便器に、ハエや炎のマークをつけるだけで、
男性の闘争心が燃えるのか、そのマークをめがけて
オシッコをするので、便器の周りの汚れが減る、という訳だ。
女性にはわからないだろうけれど、
男性の場合、チンチンを自分で手の指で摘むので(笑)、
その放尿の向きは、自由自在となる。
さらに男はなんでもゲーム、勝負にしてしまう習性から、
目標があれば、それに向かって・・・わかる気がする。
小便器の前に「一歩前へ」とベタベタ貼られる紙よりも、
なかなか気が利いたアイデアであると思う。
「的つき〇〇」って、男性には意外と受ける商品となる予感がする。

PS.もちろん、女性については・・・ノー・コメントです。



2005年08月15日(月)
「刺客」の意味、知っていて使ってますか?

世界的に注目している「9.11」に、衆議院議員の選挙。
巷の話題は、郵政法案よりも、どこの選挙区に
誰を「刺客」にさしむけるかで、盛り上がっている。
この「刺客」という単語、今回は明らかにマスコミから
あおっているように見えて仕方がない。
意味は、もちろん「 暗殺をする人」なんだけれど、
8月15日、終戦記念日に「選挙は戦い・戦争である・・」と
いうコメントをする議員がいたりして、がっかりしている。
世界の中では、本当に暗殺が起こったりしているというのに、
気軽に「刺客」という単語が溢れているテレビ・新聞を見ると、
今日だけは「戦い」という単語に敏感になって欲しい、
まわりの雰囲気を感じ、配慮して欲しい、と嘆きたくなる。
本当に「刺客」以外に、相応しい単語はないだろうか?
この単語が毎日のように、私の目に触れるだけで、
正直、気分が滅入ってしまいそうだから。
子どもたちに「ねぇ、『刺客』ってどういう意味?」と聞かれて
その意味と、今回の使い方をうまく説明できるだろうか。
あんまり使って欲しくない単語の一つである「刺客」。
そんな私の想いを、気になる一言にしてみた。



2005年08月14日(日)
生中継なのに、ほんの少しのズレ発見

東京ドームのあまりの熱気にいたたまれず、
私にしては珍しくライトスタンドをしばらく離れ、
ちょっとでも感じられる風を求めてドーム内をさまよった。
たぶんこのままでは9回までもたないな、と判断したから・・。
そんな不可思議な行動中にふと足を止めたのは、
NHKデジタルハイビジョン放映中の大型スクリーン前だった。
あまりの画面の鮮明さに驚きを隠せなかった、が本音。
もちろんプレーしている選手や審判の顔をはじめ、
バックネット裏や外野スタンドで応援しているファンまで
ハッキリ映し出されているのである。
もしかしたらあの人かも・・という会話はなくなるかもしれない、
はっきり本人だと確認できるから(笑)。
さてそんなテレビ画面を眺めていて、不思議な現象に気付いた。
生中継なのに、ドーム内のテレビで見る画面がワンテンΓテ遅い。
ドーム内がどよめいた後、追っかけるようにテレビ画面・・。
そのズレが妙に面白く、しばらく見入ってしまった。
耳からは現場の音、目からは編集した映像だったから。
たぶん撮影したカメラ画像を一度局に飛ばして、
改めて受信するから起こる現象なのだろう。
実は、そんな仕組み・理屈はどうでもいい。
その場でしか気付くことが出来ないことを発見した時、
なぜか、人に教えたくなっただけのことだから。
信じられない人は是非一度、東京ドームで確認して欲しい。
きっと、誰かに話したくなるはずだから・・。



2005年08月13日(土)
清原・ローズいなくても勝てるじゃん

2試合連続のサヨナラ勝ちをしたジャイアンツ、
それも首位・阪神タイガースから(喜)。
久しぶりに意気揚々と帰る途中に寄った男子トイレで、
子供たちの間から、この台詞は聞こえてきた。
夏休みだからだろうか、午後10時半を過ぎても、
東京ドームには、小学生が溢れていた。
子供は素直なのか、思ったことをすぐ口にするから恐い。
大人は「ジャイアンツって、こんなに強かったっけ?」とか
「こんな戦力で、対当に戦ってますよ〜」と笑いながら呟く。
彼等のあまりにストレートの表現に顔を引きつりながらも、
鋭〜い・・と心の中でメモをしてしまった。
職場の仕事ぶりを、子供たちがストレートに表現したら
どんな言葉が返ってくるのか、ちょっと興味がある。
「しもさんいなくても、仕事まわるじゃん・・」の台詞が恐くて
なかなか休みが取れないというのに・・・(汗)
でも、時には子供たちの声に耳を傾けるのも必要かもしれない。
意外と、問題解決のヒントが隠れているかもしれないから。
実は、(高橋)由伸選手もいないんだよなぁ・・
それでも勝ってしまった不思議なチームであることを知った。
東京ドームライト外野席のトイレは、絶好のネタ探し場所かな。



2005年08月12日(金)
よくわかんないけど凄いっ!

昨年オープンしたばかりの、金沢21世紀美術館の企画展、
マシュー・バーニー「拘束のドローイング9」を鑑賞した。
この展覧会だけは金沢に寄ったついでに、観光気分で・・では、
通用しないパワーを感じてしまった。
(日本では、ここ金沢でしか見られないから、観る人も真剣そのもの)
次は、ソウル・サンフランシスコと巡回するから、
その前にどうしても観たい、という娘の焦燥さえ感じられた。
映像を観た直後、正直、その意味さえ解らず、頭が真っ白になった。
私からみれば残虐的なシーンが、なぜか牽テ術として評価され、
目を何度もつぶってしまうほどの場面にもかかわらず、
隣に座っている娘はしっかりと見続けている。(これまた焦った)
私は気がおかしくなり発狂しそうだった。
しかし、時間が経つにつれて、また観たい・・と思ってしまう私の
呟きにも似た台詞を気になる一言にしてみた。
アーティストって神秘性の粉を投げかけて、
観客の心の中にそっと埋め込んで、
展覧会場を出た後からうわっと発狂させてしまうような、
そんな仕苅テけが巧みな人のことを言う・・とある本で読んだ。
その通りである。
5時間、電車を乗り継いで帰宅した頃、彼の作品の凄さが解ってきた。
とにかく凄い・・今回はなかなか文字に出来ないカルチャーショック。
観ることができてよかった・・娘に感謝である。



2005年08月11日(木)
衝動は神の声なんですよ

「どうしても、行きたい美術館があるんだけど・・」と
娘が突然言い出し(妻が行けず)急遽、私が行くことになった
何十年か振りに訪れた金沢は、今でも素敵な街だった。
娘が調べた資料には、面白い喫茶店がリストアップされている。
その中で、作家・五木寛之さんが直木賞受賞の連絡を受けたという
純喫茶「ローレンス」の女店主は、彼の思い出を語ったくれた。
「いつも、そこの席に座ってました。
その席に座ると、なぜか筆が進むそうです、座ってみますか?」
なんて話を淡々と話してくれた。
今でも飲み物には、お菓子がついてくるサービスぶり。
そんな彼女が私と娘に語ってくれた台詞が、気になる一言。
「衝動は神の声なんですよ、 してみたい・・と思ったら
誰にも話さず黙って行動する・・それは神にも止められないんです」
金沢美術工牽テ大学を卒業したという彼女の話は、
亡くなった父親譲りか、ちょっと哲学的な話が多かったけれど、
時間を忘れるくらい楽しく会話が弾んだ。
そんな彼女が帰りがけに「またいらっしゃい、人生は創造ですから」
と語りかけてくれたフレーズが、気になって仕方がない。
印象に残る街には、インパクトの強い人物がいる。



2005年08月10日(水)
健康食は、健康のときから始めてください

テレビから流れてきた「ローヤル・ゼリー」の宣伝。
ははは、なるほどなぁ・・と思ってメモをした。
当たり前と言えば、当たり前だけれど、
けっこう耳に残ったフレーズであった。
いつだったか「人間ドックは、健康の人が受けるもの。
病気の人は、病院で受診してください・・」といわれた
医療関係者のメッセージが思い出された。
健康食品は体調が悪くなってから、飲み始めても駄目。
ふだんからの健康的な食生活が、常に健康を保つ秘訣。
サプリメントも同じだろう・・。
自分の食生活を意識し、自ら改善しようとするその心構え。
それが、健康へつながるのだと思うから。
「ボク、健康のために牛乳飲んでます」という青年に
「それなら、牛乳配達しろよ」と薦めた私。
アドバイスとして、おかしかったかな(笑)。



2005年08月09日(火)
ベトベトの湿気対策は、日本の文化

テレビをなんとなく眺めていたら、耳に入ってきた台詞。
四季がある日本ならではの文化が育った、と言う。
障子などは湿気を吸い、ジメジメした体感を少しでも和らげた。
他にも、湿気対策らしい対策が講じられているという。
暑ければ、家の前に打ち水をしたり、季節に応じて対応してきた。
しかし最近、その日本の文化、
言い換えれば「風土」がなくなっていると思う。
と言うことは、その風土に合わせた日本人の「対応能力」が
赤信号ということでもある。
日本人は、四季を感じながら「工夫する」ことを得意としてきた。
しかし、生活が西洋化することにより、暑さや寒さを我慢したり、
工夫することを忘れてしまったのかもしれない。
残したい日本の文化、後世に伝えていきたい日本らしさ、
それにしても、暑い。(汗)



2005年08月08日(月)
参議院は本当に必要なのか?

公務員のくせに、今さら、何をいいたいんだ・・と
怒られるかもしれないけれど・・ふと思ったから。
郵政民営化について、可決した衆議院が解散。
否決した参議院は、そのまま。
もう一度、衆議院に戻さなかった総理の意図は?
どこかおかしい・・と感じる今回の解散である。
任期6年、解散なし、厳しい選挙選を経験せず、
比例代表制で議員になった参議院議員が多くいることも事実。
(もちろん、地域別の選挙で議員になった人たちもいるが・・)
やはり彼等には、国民(支持者)の意見を代表している、
という使命感・存在感・危機感が感じられない。
だから敢えて、私の疑問を気になる一言した。
今回の選挙の見どころは、YES or NO の投票ではないのに
本当に「郵政民営化」についての国民投票となるのか。
9月11日、秋の行楽シーズンで、
投票率が50パーセントを超えなかった場合、どうか。
また、平成の大合併が進んだ後のはじめての国政選挙として、
その地区割りは、適切なのかどうか。
なかなか市町村合併が進まない静岡県東部の地区割り、
実は、郵政民営化より関心がある。
(これ、あくまで私見です。誤解なきように(汗))
私なりの焦点をもって、この解散・選挙を見届けたい。



2005年08月07日(日)
風か半分になるといいんだけどなぁ

イベント2日目、恒例の狩野川河川敷の花火大会。
またまた今年もスタッフとして、対岸の打ち上げ場所へ。
昨年、8月8日(日)
「来年はもっと大きな花火もって来るから・・」と
約束した花火屋さんが、今年もやってきてくれた。
風が吹かなくても困るし、吹き過ぎても困るんだ、
だから花火は難しいんだよ・・と呟いていた。
そして、今年のやや強めの風を肌全体で感じながら、
私に話しかけてくれた台詞が、気になる一言。
流石、花火業界らしい言葉の使い方、とメモをした。
風か強い・弱い・・は使うけれど「半分」という単位が
妙に私のアンテナに引っかかったのかもしれない。
ほとんど、真下から花火を見ることになるが、
最後の「超特大スターマイン」は、火が消えないまま、
バラバラと私の上から落ちてくる大迫力。
突然顔の横を2つの火が通り過ぎた時、彼らが言った。
「よかったねぇ、今のが直接当たったら、火傷していたよ」
その瞬間、花火は「きれい」より「熱い」と認識を変えた。
ふう〜、この話題でこの夏はもつな。きっと(笑)



2005年08月06日(土)
とにかく、短く、言い切ること

誰でも知ってる無線の使い方であるらしい。(笑)
今日は、地元のイベント当日、朝から晩まで忙しかった。
チョットしたトラブル、いやハプニングはあったものの
天気が晴れだっただけでも、大成功であった。
イベント会場内のスタッフ同士の連絡は、
今年から無線で対応したけれど、
どうやら、私の無線の話し方はなってないようだ。
一言でいえば、
形容詞が多すぎる。何をいいたいのか、わからない。
滑舌(カツゼツ)が悪く聴きにくい。
マイクとの距離が、近すぎる、遠すぎる、
指示なのか、質問なのかもわからないらしい。
どれもこれも、私の欠点だと本人も自覚しているのだが、
意識してもついつい出でしまう癖みたいなもの。
それを直すには、やはり訓練しかないのだろうか。
文を書く人間は、ついつい形容詞を付けたくなるのだが・・。
「短く、言い切る」・・少しずつでも、学習してみようっと。
みんなに、おっ、少しはうまくなったじゃん・・
と言われたいから。



2005年08月05日(金)
はい、左向いて、それから手を振って

明日の地元のお祭り準備を終え、
ち〜っと軽く行くか?・・とばかり、帰り道のラーメン屋へ。
大きな交差点の角地で、車の往来が窓越しに見える場所。
ふと見ると、同じ職場の同僚が偶然横断歩道を渡っている。
そこで、あわてて彼の携帯へ電話した。
私たちがどこにいるかも知らせないまま、電話を苅テけた。
その第一声を、気になる一言、に選んでみたが・・。
ある人を誘拐し、身代金要求をし、こちらからの指示を待て、
のパターンがよくあるが、今は犯人の気分。
犯人から、身代金を持って指示どおりに動いている相手が見える、
しかし相手からは犯人の居場所がわからない、なんてケースは、
よく見かけるドラマや映画のワンシーンである。
今回、彼はがこちらの指示どおり、左を向いた先には、
同じくて手を振り、大笑いしている私たちがいた。
待ち合い場所を指定せず、近くにきたらまた指示するよ・・は
意外と面白い待ち合わせ方かもしれない。
さて約束どおり、ち〜っと軽く飲んでお開き。
明日も、暑いんだろうなぁ・・きっと。



2005年08月04日(木)
本当は甲子園は(県大会で)勝っていくところ

高知県代表の甲子園常連校・明徳義塾高校が、
野球部員の喫煙や部内暴力が判明し、
夏の甲子園大会出場を辞退したことを受けて、高知県決勝で、
明徳義塾高校に負けた高知高校の出場が決まった。
時事についてのコメントは、あまりしたくないが、
スポーツの世界では敗者復活戦で勝っても、ちっとも嬉しくない。
そんな気持ちを代表した高知高校のコメントを拾ってメモをした。
プロ野球のパリーグ・プレイオフも同じ感想を持っている。
(なんとセリーグも検討しているようだが・・)
プロ野球日本シリーズは、両リーグのペナントレースの覇者だけが
出場できる試合であって欲しい。
2位や3位でも、運によっては出場できるのはやはりおかしい。
これだけは、断固として譲れない、私の考え方である。
高校野球の甲子園は、予選で負けを知らないチーム同士が、
県の誇りを背負って戦うから、見ている私たちを感動させる。
組み合わせが決まってからの処分も納得いかないが、
不戦敗扱いをせず「繰り上げ出場」を決めた日本高校野球連盟の判断、
本当に良かったのだろうか?、私は反対である。



2005年08月03日(水)
昨日、聴きましたよ・・ラジオ

先日、スタジオ収録したラジオ番組が昨夜流れた。
(これって「生」ってことになっているんだっけ?)
地元のコミュニティFMだから、聴いている人は僅か。
職場で聴いている人なんていないだろうな、
そんなことを思っていたら、なんと朝から立て続けに
同じような台詞を言われたので、気になる一言。
私なんて、ふだん運転するときしかラジオは聞かないし、
放送している時間、そして番組まで絞ると、
聴いたこと自体、すごいなぁ・・と驚いてしまう。
それにしても、ラジオから流れてくる自分の声を聴くと、
とてもがっかりすることが多い。
「え〜、こんな声?」と不満げにぼやくと
ほとんどの人に「いつもの声じゃん」と言い返される。
「ボイス・トレーニング」真剣に習おうかなぁ・・。
異性を口説くことはないかもしれないけれど、
いい声にはなりたいものねぇ。
いつかDJするかもしれないし・・(笑)



2005年08月02日(火)
「痴呆公務員」から「認知症公務員」?(笑)

介護保険法等の一部改正で「痴呆」の用語を見直すことになった。
「痴呆」を「認知症」に、「痴呆性老人」は「認知症である老人」、
「痴呆性老人介護加算」は「認知症老人介護加算」へと改正された。
この話をしていたら、職場の先輩が
「では役場の職員も『認知症公務員』に変えなくちゃ」と言い、
職場は、笑いの渦に包まれた。
地方公務員を誹謗中傷するインターネットの掲示板では
「痴呆公務員」という単語が溢れ、その度に嫌な思いをしていた。
「痴呆」の言葉の意味は「おろかなこと(もの)・ばか」だから、
今から考えれば「痴呆症」とは、誠に失礼な単語だったと思う。
ただし今度の「認知」とは、認め知ること。
これで、あの症状を表したことになるのか、ちょっと疑問である。
今までの「痴呆」という言葉のイメージが強かったためか、
どうもしっくりこない。
アルツハイマー病は、痴呆の一つだけれど、
全体を表現するものではない。
う〜ん、もう少し、わかりやすい呼び名はないものだろうか?



2005年08月01日(月)
「どう生きるか」ではなく「なぜ生きるか」

NHK番組「新日曜美術館」、私のお気に入りの番組であるが
日曜日夜は、サッカーや野球などに心を奪われ、
どうしても録画で見ることが多くなってしまう。
(本来は、午前9時からの番組なのであるが、やはり家にいないから)
もちろん、今回も内容の紹介ではない。
「シリーズ戦後60年 〜戦没画学生、カンバスに込めた青春の思い」 で
「無言館」館長の窪島誠一郎氏が、呟いた台詞をメモにした。
今、本屋・図書館に溢れているのは「どう生きるか」というもの、
恥ずかしながら、私の本棚にも何十冊も並んでいる。
言い換えれば「生きるヒント」的なタイトルが所狭しと並んでいる。
しかし、生きて帰って再び絵を描くことを望みながら死んでいった、
400人近い画学生たちの絵からは、どうやって生きるか、という
生き方のノウハウではなく、生きたいというメッセージが伝わってきた。
私たちが忘れていた「生きる」ということへの執念を、
再認識させられるフレーズであった。
難しい世の中を「うまく生きる」という処世術ではなく、
ついつい、敬遠しがちな「なぜ生きるのか」というテーマについて、
これからは、ちょっぴり前向きに考えてみたいと思う。