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2004年06月30日(水) ■ |
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下山さんって、どんな人ですか? |
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自費出版した本の取材を・・と某テレビ局から・・。 「はい、いいですよ。宜しく御願します」と私。 雷雨・大雨で荒れている空模様を横目に、撮影敢行。 いつ、水防の配備があるのか、ヒヤヒヤしながら。 内容も本の紹介だけでなく「頑張っている人、紹介」 (たぶん仕事以外に・・)みたいなコーナーらしい。 私は、自分のことだから、覚悟はしていたけれど、 自分のことで、職場の人間が取材され、冒頭の質問をされた。 「どんな人って言われてもねぇ・・」が本音かもしれない。 本人の目の前で、コメントするのって難しいだろうし、 言われている私本人も、ちょっぴり照れてしまったのだから。 だけど、よ〜く考えたら、こんな機会は簡単に巡ってこない。 他人が自分のことをどう感じているのか、 (勿論、ヨイショも含めて、の話だけれど・・・) 知ることが出来る、絶好のチャンスと捉えることにしてみた。 撮影カメラの前で(自分も含めて)みんな「緊張島倉千代子」。 いつもの笑顔が消えて、引きつっている姿がまた楽しかった。 真面目顔で「ねぇ、私ってどんな人?」って訊きにくいけれど、 「取材」というフィルターを通すと「大体、こんな人」という イメージを話してくれるから、是非、試して欲しい。 但し、尋ねる場所には、要注意。 職場がいいのか、居酒屋がいいのか、答えが違ってくるから。
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2004年06月29日(火) ■ |
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自分は探すものではなく、作るもの |
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自費出版の取材を新聞記者から受けていて、感じたこと。 たしか、誰かが言った台詞だったよなぁ・・と思ったが、 なかなか思い出せずにいるが、え〜い・・気になる一言。 今まで何も疑問をもたず「自己発見」をテーマに生きてきた。 自分の隠された能力を、試行錯誤により発見し、 あぁ〜、自分にはこんなことも出来るんだ・・と喜ぶ。 だから「生きる」ということは「自分探し」だと。 しかし今の私は、自分が自分の判断で選択してきた成果、 言い換えれば、自分で自分を作ってきたのではないのか?と 思えるようになってきた。 理想の「自分」は自動的に手に入るものではなく、 自らが意識して作らなければならないものだと知ったから。 その取り組む姿勢が「自分らしさ」となってくるのだろう。 自分探しは、思ったより難しいけれせど、 自分づくりは、予想以上に簡単。 作ってみて、シックリいかなかったら、やり直せばいい。 何が自分なのかわからずに、自分を探すことは時間の無駄。 今の自分から、どんな自分になりたいか、を決めて、 行動に移していく。 その過程が、自分を作っていくことに繋がるのだ、と 私も胸を張って言い切れる。 輝いている人は、自分で書いた設計図に従って マイホームを立てるように、コツコツと作り上げてきた。 やっぱり、自分は作るもの。そう確信した。
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2004年06月28日(月) ■ |
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〜瞬間の 胸の鼓動焼きつけろ |
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土曜日に楽しんだ、おじさん達のコンサート(笑)、 フォークソングに酔いしれたけれど、なぜかアンコール曲は 「プリプリのDIAMONDS<ダイアモンド>の替え歌」。 帰宅して、どうしても気になったので、歌詞を調べてみたら、 案の定、私の好きなフレーズが替え歌になっていた。 正調は「針がおりる瞬間の 胸の鼓動焼きつけろ」 彼らは「ギター鳴らす瞬間の 胸の鼓動焼き付けろ」 これって、自分らしい生き方を追求する人の基本かな、と おもわず、メモをした。 それは、どんな瞬間でも構わない。他人にどう思われようと。 このドキドキ感が、人生を豊かにする隠し味となるのだから。 歌詞は、こう続く。 「それは素敵なコレクション もっともっと並べたい 眠たくっても 嫌われても 年をとっても やめられない」。 あの瞬間の胸の鼓動を、何度も味わいたくなるから 寝る時間を惜しみ、後ろ指を指され、いい歳なのに、でも続ける。 その瞬間を持っている人は、いざという時に精神的に強いと思う。 そして、最後に有名なこのフレーズへと続く。(途中の AH略) 「ダイアモンドだね いくつかの場面 うまく言えないけど宝物だよ あの時感じた予感は本物 私を動かしてる そんな気持ち」 もしかしたらこの曲、日々の生活に追われて心に余裕のない 40代半ばの私たち男性に向けて作られたのかな、と思うほど、 素敵な曲だったことを、あらためて実感した。
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2004年06月27日(日) ■ |
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たのしみは ネットの友の送りくれし自家製本を開き見る時 |
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やっと「気になる一言(第4巻)」の印刷・製本が完了したので、 メールで連絡をいただいた方々に発送作業を開始した。 今回は、男性からの要望が多くて、なぜか嬉しい。 「無料の代わりに、読んだ感想をお願しますね」の メッセージを同封するつもりが、これまたあわてん坊の私、 しっかり入れ忘れてしまい、本だけ送ってしまったけれど、 無事に届きました、とメールをいただき、ひと安心。 そんな中、ネットで知り合った方が発行している 1通のメルマガが届いた。それが今回の、気になる一言。 「江戸末期の歌人「橘曙覧(たちばなのあけみ)」に真似て 日々の生活の中から、「たのしみは・・・」で始まり、 「・・・時」で終わる短歌(独楽吟)を作っています。 前向き思考が自然に身についていくことを願って・・・」が 彼女のメルマガの姿勢。 もちろん毎回、楽しみにしているけれど、 まさか自分のことが1首になるなんて・・と大喜びである。 150回を越えたメルマガは、きっと彼女の宝物になると思うので、 その中の1首でも、光栄である。 私のつたない素人コラム「気になる一言」に選ばれただけで 喜んでくれた人たちの気持ちが、ようやくわかってきた。 そういえば、もうすぐ1000回を迎える、私のメルマガ。 別に、取り上げられたからって威張れることじゃないけれど、 あなたは、何回登場しましたか? 何気ない台詞が、私に輝いて聴こえた時、それは活字になる。 そんな楽しみ方も、私との付き合い方のひとつかもしれない。 これからも、話題提供、よろしくです。
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2004年06月26日(土) ■ |
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いいなぁ〜、俺も入れてくれよ |
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一つ年上の先輩から、メールでお誘いを受けたので、 夕飯のビールを我慢して(笑)食事付きのコンサートへ。 え〜、あの先輩がギター?音楽?、という本音と、 なぜ始めたのか?という理由が知りたかったので、足を運んだ。 それは、あるコンサートで見つけた、 同級生がギター抱えて歌っている姿だったらしい。 30年以上ぶりの再会を果たし、中学時代を思い出した。 「こいつ、まだ歌ってんのか」という驚きとともに、 同時に発せられた先輩の台詞が、気になる一言。 40歳代後半を過ぎると、面白そうだなぁ、と思っても、 なかなか、子供の頃のように「入れて」「かてて」などとは 言えなくなってくるのに、私以上に好奇心旺盛の先輩は、 某大学教授で多忙の上、体調を崩していながらも、 参加し、やり遂げてしまうバイタリティーがある。 他のメンバーも、日本の鉄道を全て乗りつくした人あり、 東京・沼津間を自転車で何回も往復した人あり、いろいろ。 「なんで、そんなかったるいことするの?」 と訊かれることが多い彼らの答えは「理由はいらないよねぇ」。 彼らは「寿大学の学芸発表会」と謙遜していたけれど、 NSPの「あせ」で始まり「さようなら」で終わる、 11曲のフォークソングを歌いきり、とても満足げに見えた。 (アンコール曲はなぜか「プリプリのダイヤモンド」の替え歌) 私も面白そうなことが見つかったら、年齢など関係なく 「いいなぁ、私も仲間に入れて」といってみようかな。 (これ以上、何をする気?と周りから言われそうだけれど・・)
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2004年06月25日(金) ■ |
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長いエンディングロールの意味が知りたい |
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もう一度、映画「ラスト・サムライ」を見直した。 2回目は、監督がこの作品で何を伝えたかったのか探し。 気になったのはスタッフ・キャスト等制作関係者の名前が、 画面の下から上へ流れていくエンディングロールの文字。 予想以上(異常)に長かった、と感じたのは私だけだろうか。 以前から、あの文字が最後まで消えるのを見届けている。 それが監督に対する礼儀かな、みたいなこだわりがあって。 あの淡々と流れる画面も、ストーリーの一場面と考えている。 作品の余韻を楽しむ時間、と言えるかも知れない。 しかし、それにしても長かった。 これでもかと続く文字の羅列に、何か意図的なものを感じたが 私の思い過ごしだろうか?誰か教えて欲しい。 ついつい映画ファンの人とは、違う視点で観てしまいがちだが、 小雪さん演ずる「たか」という女性が、 夫を殺したアメリカ人の大尉を少しずつ許していくのではなく、 人として認めて好きになっていったことも理解できたつもり。 ところで、作品を見終わって、テレビに切り替えたら、 ちょうど相撲力士が話をしていた。 「インタビュールームで答える力士が、 あまり饒舌に取り組みについて話さないのは、 負けた相手に対する思いやりなんです」と聴いた時、 あれ・・力士には武士道が残っている、と感じてしまった。 これからはそんな目で、相撲を観てみようと思う。 自分の周りで感じる「武士道」、気付いたらメモしてみたい。
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2004年06月24日(木) ■ |
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死に様を聞かせて欲しい・生き様をお話しましょう |
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話題になった映画「ラスト・サムライ」を 深夜、何回も台詞を確認するために、ビデオで観た。 オープニング最初の台詞、 「彼らは、今や忘れられたこの言葉に命を捧げた・・ 『名誉』に」で、すぐSTOPボタン。 続いて「すぐ、クビになったよ。 誰も言わない国で、ハッキリものを言いすぎてね」で またまたメモ。 こんな鑑賞の方法で面白いのか?と訊かれるが、 私としては、非常に楽しい。 もちろん、大画面で観る映画も捨てがたいけれど、 暗闇でメモが取れないし、巻き戻しも出来ないから、 今のところ、この方法が私には合っている気がする。 メモした台詞は、残念ながら紹介しきれない。 「運命が、明かされるまで、自分の最善を尽くす」 「人も桜も、いつか死ぬ」も気になる一言候補だった。 しかし、今回はこの台詞。 最後の侍・勝元について、天皇は「死に様」を知りたがった。 しかしトムクルーズ演じる大尉は「生き様」を伝えたかった。 人としてどちらの様を話して欲しいか、考えてみよう。 やはり、私は生き様なんだろう、と思う。 どのように死んだかではなく、どのように生きてきたか、 死を意識して、今を大切に生きるということに違いない。
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2004年06月23日(水) ■ |
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やっぱり、4番が打たないと勝てないよ |
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「4番の差がでたねぇ〜」と、以前にも書いた気がする。 今年のジャイアンツ、史上最強打線、と言われているが、 そのチームの4番は、高橋由伸選手である。 私がドームで喉をからして応援していた試合、 両チームの4番バッターに、チャンスがまわってきた。 その機会を得点に結び付けることが出来たか、出来ないか、が 勝負の分かれ目となった気がしていたら、 一緒に観戦していた知人が、やはり同じことを呟いたので 気になる一言。 4番バッターは、単なる4番目のバッターではない。 チームの沈滞している雰囲気を変える役割もあるし、 勢いを与える役割もある。選手の風よけにもなる時がある。 その役割をこなした時、周りが「さすが4番」と評価をする。 悲しいかな「タイガースの金本選手」にその姿を見てしまった。 相手チームの応援団が、打席に入るだけで 「嫌だなぁ〜」「打たれそうだなぁ」と感じるその風格を・・。 さて仕事でも同じことが言えないだろうか?と考えてみた。 どこの職場でも、あの人が4番だな、という人材がいるだろう。 その人が、4番の役割を果している時、 職場は、知らず知らずに活性化しているに違いない。 4番が活躍すると言うことは、チームが勝つと言うこと。 これだけは、覚えておきたい。 さて、今日の札幌ドームでの試合は? ねっ、気になる一言でしょ。 チーム一丸となって、4番バッターが輝く方法を考えて欲しい。 それが、自分も活躍する最良の方法だから。
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2004年06月22日(火) ■ |
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梟 フクロウ 不苦労 |
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ちょっと夏向きに暖簾でも替えようかな、と仕事帰りに ショッピングセンターへ寄った。 なぜか、目に入ったのが「ふくろう」のデザインである。 以前から、旅行先の土産売り場でよく見かけたが、 なぜ、この地に関係ないのに「ふくろう」なんだろう、と いつも不思議に思っていた。 色紙などにも、ふくろうの絵柄が描かれていることがある。 ふくろうのこけしや、置物などなど。 なにか縁起でもいいのかな?程度の認識であったのだが、 今回、その謎がちょっとだけ解けた。 前述の暖簾に書かれていた三つの単語によって。 「不苦労」(苦労せず)は、誰もが望んでいるもの。 その代名詞として「ふくろう」が選ばれているとしたら 納得できる気がした。 私の集めている「耳掻き」にも、確かにあった。 こっそり、ふくろうの絵を練習して、 結婚式や還暦等、お祝いの機会に披露したいな、と思う。 ところで、どんな形をしていたっけ・・。(笑)
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2004年06月21日(月) ■ |
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困った時は、お互い様だよ |
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NHK月曜ドラマシリーズ「農家のヨメになりたい」が 最終回を迎えた。 主役の女優・深田恭子さん独特の演技に魅了されたのか、 それとも農政担当として、タイトルに惹かれたのか、 はたまたロケ地が伊豆市・三島市だったからか、 毎週、月曜日午後9時15分が楽しみになった番組であった。 最終回の今回、私のメモ帳は、気になる一言で溢れた。 「野菜を育てている奴に、根っからの悪い奴はおらん」 「そんなに甘いもんじゃないよ、農家ってもんは」 「ワシも村の人間だ、力を貸さないとな」 「今の時代、いい加減な気持ちで農業をやれないしね」 「うちの畑の野菜は、絶対に裏切らない」・・・ その中で私が選んだのは、ごくありふれた台詞。 昔はよく使ったのに最近は聴かなくなったなぁ、と感じたから。 この台詞のシーンを、くどくど説明する必要はない。 今「農業とは?」と尋ねられたら、まだ3か月にも満たない 行政担当者であるが、このフレーズを使いたい、と思ったから。 農繁期にみられた「結い」という独特の仕組みも 誰にでもわかる言葉にすると、このフレーズになってしまう。 折しも台風6号の通過、自分では田植えをしていないのに、 町内のたんぼの稲が心配になった新米農政担当の私。 もちろん農家の人は、大雨の中を何度も植えたばかりの稲を心配し、 見回りに出ているに違いない。 なにか、私でも力になれることはないだろうか? 「困った時は、お互い様」、短いけれど、素敵な台詞である。
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2004年06月20日(日) ■ |
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日曜日・東京駅発22:10こだま号は、コスプレ列車 |
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行き先は、静岡。 しかし、多くの乗客が三島駅で降りるようだ。 最終電車だと、到着が0時近くになってしまうからだろうか、 23時前には、到着するこの電車が好まれている。 ただし、明日からの仕事を気にしながらも、 興奮冷めやらぬ人たちが、そのままの勢いで乗り込んでくる。 もちろん、首都圏での野球観戦を終えた人たち(特に男性陣)は、 ひいきチームのユニフォーム姿で。 (勝ったチームの応援団は堂々と、負けた方はオドオドと・・) サッカーでも同じ光景が・・。 その他、品川駅では、コンサートなどの帰りと思われる女性陣。 上から下まで、真っ黒の衣装を身にまとった人たちは、 どこかの新興宗教かと間違えるほどの存在感がある。 しかし今日の「上から下まで、ショッキングピンク」の姿をした 女性に、誰ひとりかなう人はいなかった。 彼女はちょうど私の前に座ったが、後姿しかわからなかったので、 髪にピンクのリボンだったから、てっきり若い子だと思っていた。 ところが偶然にも彼女の携帯に、電話がかかってきて、 話し声を聞いたら、どう見ても40歳過ぎの私くらい。(笑) 途中の駅で降りる人たちも、クスクス笑いながら横を通るだけ。 いつもなら、アルコールの勢いを借りて話しかける私でさえ、 何かのコンサート帰りですか?と聞けないほどの驚きだった。 私は、彼女の存在を否定することはしない。むしろ肯定したい。 それほど夢中になれるものがあることは、 誰が何と言ったって、素晴らしいことだと思うから。 三島駅の新幹線プラットホーム、 「KIYOHARA」と「IMAOKA」が仲良く歩いていた。 彼らは、球場のどこで応援したのだろうか? 最後にちょっと気になったシーンを見て、記録に残そうと思った。
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2004年06月19日(土) ■ |
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只今 お客様 募集中 |
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夕方からの東京ドーム観戦を前に、 午前中の早い時間に上京し、娘との買い物を楽しんでいる。 今回は「下北沢」の街。 彼女曰く、アンティークを売っているお店が多いらしい。 そんな下北沢の街をブラブラしていたら、 通り沿いの喫茶店(?)かな、食べ物屋さんの看板を見つけた。 若者の街らしく「アルバイト募集」「スタッフ募集」の 貼り紙に見慣れていたから、思わず笑いが出てメモをした。 確かに「お客様に来て欲しい」けれど、お店の前で 呼び込みをする訳にもいかないから。 「年中無休」より「定休日、2月30日」の方が面白いし、 「商い、ますます繁盛」より「春夏冬、二升五合」。 だから今回も、言葉遊びとして、 私のアンテナには引っかかってきたフレーズを紹介した。 それにしても、彼女ご推薦のアンティークショップ、 入った途端、時刻は、ちょうど午後2時。 少しずつズレながら鳴り出した「掛け時計」の音は うまく言葉に表現出来なく申し訳ないが、歴史を感じさせた。 最近の電子音ではない、時計全体から共鳴して聴こえてくる 「ぼ〜ん、ぼ〜ん」という音の深さ。 この体験をするまで「何が面白いんだろう?」と思っていた アンティークの世界、ちょっとだけ羨ましくなった。
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2004年06月18日(金) ■ |
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シワのない24歳の樋口一葉に戸惑い |
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新五千円札に選ばれた、樋口一葉。 印刷が4か月も遅れた理由は、彼女が若かったから・・。 お札は、偽造防止の為に、本当に精密に肖像画を描くが、 24歳で亡くなった彼女には、あまりシワがなかったのだろう。 色白だったと思われるから、余計である。 だから、彼女の肖像画作成に時間がかかったらしい。 (本当の理由は、ハッキリしないけれど・・) 私の本音は、 それくらいのことは最初から調べておいてよ、であった。 お札に選ばれた人たちは、 時代を代表し年齢を重ねた人たちに相応しく、 顔のシワや髭などといった特徴があるのは、知っていた。 こんな素人の私でさえ・・。 だからこそ、今更そんな理由で 印刷が遅れるなんて信じられない、と思ったのである。 そういえば、昭和天皇崩御の時、私はプログラマーをしていた。 最終的には元号が「平成」(H)で決まったから良かったが、 (S)で始まる元号が候補に残っていたのを知った瞬間と似ている。 昭和の(S)とどう区別するんだ・・と16年前に感じた憤りと同じ。 誰でもわかるようなことに気が付かない国のお役人さん。 もう少し、生活者レベルで物事を判断して欲しい。 さて、11月には印刷が完了し、新札が社会に出回るらしい。 樋口一葉の24歳のシワを見つけてみようかな。
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2004年06月17日(木) ■ |
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そんなことよりな・・ |
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仕事でお世話になっている人が、入院をしているので、 ちょっと顔を見せながら・・と見舞いに行った。 農業一筋で生きてきたような頑固な人だけれど、 時々見せる笑顔が、とても優しく感じられる人である。 私は、病状が心配だったので 「食欲ありますか?」「夜、寝られますか?」 「どこか、痛いところはありませんか?」と尋ねたが、 返ってきた台詞が、気になる一言。 田植えの時期に倒れてしまったこと、 育てはじめた野菜をそのままにしてきたことなど、 自分の身体のことより、心配していることに気が付いた。 子供たちの給食に、とびっきりおいしいジャガイモを 食べさせようとしていたことも知った。 外を見ては、まだ掘るには早いな・・ いいか、葉っぱが青いうちはまだまだだ、 大切な養分がしっかり下がっていないんだ。 葉っぱが黄色くなったら、養分がさがった証拠だからな、 今月の末くらいだろう」みたいな話を、ずっとしてくれた。 最近、私は涙もろいのか、ちょっとウルウル状態。 この人は、根っからの農業人、土いじりが好きなんだなぁ、 そう思わずにはいられなかった。 また田や畑で楽しそうにしている姿を見たいから、 早く回復して欲しいな、と願っている。
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2004年06月16日(水) ■ |
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人の繋がりは、時の長さではない |
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やっと録画してあったNHK大河ドラマ「新選組!」を観た。 いつまでも、芹沢鴨を筆頭局長を立てようとする近藤勇に 「それは逃げだ! あんた1人で組を引っ張っていく覚悟がないんだ」と、 土方歳三が言い切るシーン、グッときた。 真のリーダーたるもの、その覚悟が必要なんだと教わった。 いつまでたっても煮え切らない、自分達のリーダーを叱咤する。 なかなか出来そうで出来ない会話だと思ったから。 しかし「生きるヒント」として残しておきたかった教訓が そのシーンを追い越してしまった。だから「気になる一言」。 人間関係でつまづいたら、このフレーズを思い出して欲しい。 何年も前から知っているから・・以前、お世話になったから、 そんな理由だけで、人間は繋がっている訳ではない。 もちろん親戚だから、幼なじみだから、同郷だから、でもない。 短い間でも、同じ時間や同じ空気を共有することで、 人って言うのは、心の中で繋がっているのだと思う。 どれだけ長い時間を一緒に過ごしたか、ではなく、 どれだけインパクトのある瞬間を一緒に体験したか、であろう。 もう一度、自分を中心に他人との距離を書き出してみるといい。 意外な人が、もの凄く近くにいたり、 親友だと思っていた人が、実は、とても離れた距離にいたり。 名刺の整理もいいけれど、1年に一度は人間関係を見直したい。 きっと同じ情報をどれだけ共有しているかが、ポイントとなる。
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2004年06月15日(火) ■ |
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敗因は「佐々木を見たい!」ジャイアンツファン(笑) |
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43年ぶりの静岡・草薙球場での横浜ベイスターズ戦。 もちろん、私のお目当ては、ジャイアンツの勝利。 しかし同行者は、ベイスターズの佐々木も見てみたい、と言う。 と、言うことは、ジャイアンツが9回に劣勢を意味する。 「そんな試合展開は望んでないよ」とつっぱねたものの、 その想いが通じてしまったのか、9回表に佐々木投手が登板。 なんとジャイアンツ側スタンドからも、大拍手。 その多さに驚いてしまった。これだな、負けた原因は。 私だけかな、佐々木投手の出番を望んでいなかったのは・・。 さて、話がちょっとずれるが、気になったことを指摘したい。 政令指定都市を目指す「静岡市」としては、 プロ野球・ジャイアンツ戦はまだ荷が重すぎた気がする。 あまりに交通網を始めとしたハード整備が対応で来ていない。 帰りの電車の切符、事前に買っておいたのに、 最寄りホームに殺到する人たちが多すぎて改札にも入れず、 次駅まで歩くことになった。みんなでゾロゾロと。 20時50分には終わっていた試合なのに、 自宅に着いたのは23時過ぎ、という連絡網の悪さが目についた。 東京ドームでの観戦より、帰宅に時間がかかった。 なかなか静岡開催がない理由が、ちょっとわかった気がする。 ソフト充実の前に、その企画に合ったハード整備が必要である。
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2004年06月14日(月) ■ |
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さ、ごほうび ごほうび |
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最近、テレビで流れている 麒麟ビールのCMキャッチコピーである。 以前、女子マラソンの有森選手で話題になった 「自分自身を誉めてあげたい」より、ちょっとカジュアル。 でも、私のアンテナには、ピッタリしたフレーズだった。 平日なら無茶苦茶忙しい仕事を終えて、夕食前に飲むビール。 土日なら地域活動に参加して、思いきり汗かいてからのビール。 本当に軽い気持ちで、自分に対しての御ご褒美を・・。 毎日飲むのはいけないとわかっているけれど、 350mlの缶ビールくらいいいだろう、と言うのが私の考え方。 私の場合、飲む・飲まないで体調管理するより、 ビールの量で体調管理、があっているようだ。 飲めなくなったら体調が悪い。 飲む場合も、一週間単位のアルコール量で調整していく。 そんな生活があっている気がする。 私の場合ビールだけれど、人それぞれにご褒美が違うはず。 人から与えてもらうご褒美ではなく、毎日の生活の中で、 自分から自分へのご褒美を探してみるといい。 きっと「小さな幸せ」を感じられるから。 是非、騙されたと思ってお試しあれ。損はさせません。
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2004年06月13日(日) ■ |
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はじめまして、2度目まして |
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以前、何気なく聴いていたラジオから流れてきた曲に 私が一方的に感激し、ファンになった2人の若い女性デュオ。 時々、携帯メールを交わす関係になっていた。 そんな彼女たちが、私の住む地元のコミュニティFMに 出演すると聴いて、楽しみにラジオのボリュームを上げた。 彼女たちのグループ名は「FAVORITE Angel」 初めて出演する「空」さん、再び登場した「海」さん。 そんな2人の第一声が、笑いのツボに入ってしまったから、 気になる一言。 若い人たちの間では、何気なく使っているのかもしれないが、 46歳の私には、とても新鮮に記憶に残ってしまった。 私の「気になる一言」は、いつもいつも、みんなが頷く 真面目なフレーズとは限らないから、ご容赦を。 ほんの僅かな出演時間であったが、 マイクの前ではしゃいでいる2人が想像できる挨拶であった。 「会話に出できたイニシャルの『Sさん』って私?」 って番組終了後に携帯メールしたら「もちろん!!」の返事、 それって、けっこう嬉しかった。(笑) ダンスの練習さぼって、逢いに行けば良かったなぁ。 でも、ガッカリさせても悪いから、これでいいか。 今、汗をいっぱいかいて帰宅。彼女たちのCD曲を聴いて、 これからビールで身体を潤すことにした。 2人の活躍に乾杯。( ^_^)/q□☆□p\(^_^ ) カンパァーイ!
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2004年06月12日(土) ■ |
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「代行」って、普通、夕方からですよ |
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職場後輩の結婚披露宴にお招きを受けたが、 ちょっと野暮用があって車で駆けつけた。 お昼を挟んでの宴席、おひらきは2時半くらいだった。 送っていきましょうか?、と声を掛けてくれた同僚に いつもの調子で「いいよ、代行で帰るから」と返事をした。 さて、駐車してある場所まで来て、 何枚も持っている代行のカードから一枚を選び、 電話しようと思ったその瞬間、営業時間が目に入って来た。 「午後5時から・・」 まさか、と思って他の代行サービスを確かめたら、 やはり時間は違うけれど、夕方や夜から。 結局、同じ職場の人間に事情を話して送ってもらう。 このハプニングを話し返ってきた台詞が、気になる一言。 この歳になって、また新しいことを知った。(笑) でも裏を返せば、 結婚式など昼間アルコールを飲む機会がある場所限定で 代行サービスを展開すれば、競争激しい代行運転の業界で 生き残れるかも・・とほろ酔い気分で思った。 「普通〜ですよ」という台詞の裏に、 普通じゃない、常識外の部分に、 ビジネスチャンスが転がっている気さえした。 夜からの「ホタル祭り」のイベント終了後、当然打ち上げ。 結局、昼間の駐車場まで行って、代行で帰宅した。
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2004年06月11日(金) ■ |
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失敗から立ち直る方法は? 忘れる |
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あるテレビ番組で、 ニュースキャスターの鳥越俊太郎さんが言った台詞。 一問一答形式のインタビューだったと思う。 「忘れる」って、私の中ではマイナスイメージだった。 現実逃避、そんな言葉とダブっていた。 しかし、積極的に「忘れる」ことが出来たら、 それはプラスイメージへと変わることを知った。 失敗、落ち込み、凹みをいつまでも引きずらない、 頭の中ではわかっているが、心がついてこなかった最近。 しかしそんな時、何も考えず メモでびっしりの手帳をペラペラと眺めていたら、 このフレーズが、私の心のアンテナに引っかかってくれた。 二つの漢字「忙」と「忘」。 両方とも「心を亡くす」と書くけれど、 「忙しいから忘れる」のか「忘れるぼと忙しい」のか、 ちょっと微妙な関係が気にかかる。 私の記憶能力には限界があるから、 新しい言葉を吸収するために、積極的にどんどん忘れよう。 嫌なことは、忘れるに限る。そう考えることに決めた。 また、3000語に近い私の拾い集めた「気になる一言」は、 時には、自分の心の「薬」にもなることを知った。 初心にかえって、1ページ目から読み直してみようと思う。 ちょっぴり失いかけている自信を取り戻すためにも。
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2004年06月10日(木) ■ |
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(すみません、言葉が見つかりません) メモした「気になる一言」は、いっぱいあるのに、 自分の気持ちを素直に表現しようと思ったら、 突然、書けなくなった。 小説家は、自分のスランプ状態すら言葉にする、 と聴いたことがあるが、私には出来そうもない。 文字にすると、その言葉が一人歩きしそうで怖い。 やはり、この日のこの気持ちを閉じ込めるには この沈黙を表わす表現しか見つからなかった。 一日24時間を忘れる為に使ってみたが、 やはり、言葉は浮かんでこなかった。 他の言葉で埋めたくなかったので、ごめんなさい。
PS.時々、気になる一言の感想をメールでいただくが 精神的なダメージがちょっと残っているので、 今回ばかりは、ご容赦願いたい。 次回から、また元気に復帰するから・・
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2004年06月09日(水) ■ |
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夢に日付けを入れなさい |
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全国チェーンの居酒屋「和民」の社長、 渡邊美樹さんは、成功の秘訣をこう語ってくれた。 何気なく見ていたテレビ番組だったから、 番組名も時間帯すらメモをし忘れてしまったけれど・・。 とても短いフレーズだけれど、とてもわかりやすい。 私が「夢を目標に変える努力を」と言っているのと同じ。 いついつまでに、この夢を叶える、と決めた時点で 成功に一歩近づいたこととなる。 そんな彼のスケジュール管理は、手書きの手帳。 やることを書き込み、実現すると真っ赤に塗り潰す。 だから、彼の手帳には迫力があった。 「電子手帳では、気合いが入らない」と言い切った。 私も、同感である。 いつでも、どこでも、手帳一冊で自分が管理できる手帳。 (最近では、システム手帳すら持ち歩かない・・) 携帯やパソコンでスケジュール管理もしていたが、 やはり私は、手帳(GIANTS手帳)がお気に入り。 日付けと時間を、常に意識して行動することが、 夢を目標に変える第一歩だと私は思う。 「夢に日付けを入れる」 簡単そうで実はむずかしい、そう思い込んでいた。 しかし、もしかしたら本当は むずかしそうで実は簡単なことなのかもしれない。 本当の夢であれば、何でも出来る、勇気も出る。 そんな気がしてきた一言であった。
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2004年06月08日(火) ■ |
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匿名の誹謗中傷だけは許せない |
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佐世保の児童殺傷事件に関して、長崎県教育委員会や 佐世保市教育委員会へ、メールが殺到しているらしい。 その殆どが、匿名で 「長崎県は(佐世保市は)殺人者を育てているのか?」 というような内容のコメント。 早朝、インターネットで怜美さんの父親の手記を読んで、 涙が止まらなかった私は、 これ以上この事件に触れたくなかったが、やはり書いておく。 ネットの怖さを分析する傍らで、そのネットの特性を利用し 誹謗中傷のメールを受けた相手の気持ちも考えず、 感情だけで送りつけてくる、その無神経さが私は嫌いだ。 私も以前、短期間であるが、広聴の仕事に携わっていただけに、 反論する機会を与えられず、ただただ謝るのみの体制には 疑問を抱いている。 教育関係者というだけで、彼らに対して、 自分の不平不満、感情をぶつけたところで何も解決しない。 彼らのストレスを考えたことがあるだろうか? 特に今回は、こういったネットの負の部分から発生した 事件にも関わらず、その行為を反面教師にするのではなく、 同じような行動で、彼らをいじめていることを知るべきである。 まずは名を名乗り、 次に、こうしたら同じような事件を防げるのでは・・と提案、 そして、大変だろうけれど頑張って下さい、と締める。 これが常識ある大人のメールではないのか・・と思う。
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2004年06月07日(月) ■ |
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「瀬戸朝香」は「峰不二子」 |
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なかなか寝付かれず、深夜番組を見ていたら 女優・瀬戸朝香さんが、彼女のいろいろな行動から 性格分析され、最後のまとめ方が、今回の気になる一言。 他人に借りをつくりたくないタイプの彼女を、 性格分析に詳しい先生が、こう表現した。 「ルパン三世」でお馴染みの「峰不二子」みたいだと。 敵か味方かわからないあのキャラクターの口癖は 「借りにしておくわ」「借りは返したわよ」。 ストーリーの中に、何度となく登場するフレーズで、 峰不二子のイメージを表現するには、ピッタリな台詞。 作者も意識して、使っているのかもしれない。 なるほどなぁと感心したのは「人を人に例える」表現方法。 動物や乗り物、楽器等に例えるケースは、よく見かけるが、 人の場合、例えられる人が、 誰もが知っていて個性的な性格でなければならない。 これっても簡単そうで難しい気がする。 グラマーでイロっぽいと言った外見で例えるのではなく、 彼女の性格や行動パターン、口癖等で例えたところが 私のアンテナに引っかかったのだろう。 そんな意味で、アニメキャラクター「峰不二子」に例えた、 センスの良さがうかがえる。 私も例え話の題材探しとして、マンガ読みあさろうかなぁ。 もっと表現方法が増える予感がするから・・。
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2004年06月06日(日) ■ |
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6月4日は清原記念日 |
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ジャイアンツの清原選手が2000本安打を達成した日を いつまでも覚えておきたい、と思っていたら、 テレビ番組「ザ・サンデー」の中で、 アナウンサーの徳光さんが明快なフレーズでまとめてくれた。 それが今日の、気になる一言。 「この味がいいね」と君が言ったから七月六日はサラダ記念日、 は、俵万智さん。 「男だねぇ」と徳さんが言ったから六月四日は清原記念日、 は、私の愚作。(笑) プロ入り前の高校通算本塁打は64本。母・弘子さんは64歳。 だから「64」は、彼にとっても縁起のいい数字。 ところで「三振」の数も「死球」の数も、誰にも負けない。 これは、2000本安打以上に評価されてもいい数字である。 硬球でキャッチボールをしてみれば、その堅さはわかるから。 いろいろな怪我やアクシデントを乗り越えて、 19年間プロ選手としてプレーをし続けているということは、 私たちには想像も出来ない「節制」をしている証拠だと言える。 「当然と思われている中で結果を出すのは大変なんです」と 高校時代からの親友、桑田投手は彼の偉業を称えた。 今は名台詞となってしまった、お立ち台で言った言葉 「ファンの温かい声援が、枯れかかった僕に水を与えてくれた」 を東京ドームで聴いた時、本当に心から涙が出た。 そんな彼が、調子の上がらなかった高橋由伸選手に贈った言葉は 「苦しいときだからこそ、くいしばれ」だったと言う。 あの日の試合、6-4だったら面白かったな、と今になって思う。 「6月4日は清原記念日」、うん、いいフレーズだ。 (すみません、今日もまとまらなくなっちゃった(汗))
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2004年06月05日(土) ■ |
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掲示板とチャットの区別もつかないなんて |
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佐世保の小6女児同級生殺害、 いつものように事件についてのコメントは避ける。 いろいろな意見に対して、バックデータもないし。 しかし、今回もマスコミ各社、番組制作者の ネットに関する知識のなさに驚かされた。 彼女たちのトラブル原因の一つとなった、 悪口を書かれたのはチャットなのか、掲示板なのか。 (私は掲示板と認識しているのだが・・) 掲示板のイメージ画像が伝えにくいのか、 チャットの画面が、事件の原因かのように映し出される。 ネットは、とりあえずひとまとめ。 こんな感じ・・を表現したのかもしれないが、 ここに大きな間違いがある気がしてならない。 そもそも、掲示板とチャットは、その役割が違うのだから。 チャットで悪口を書かれた場合と、掲示板に書かれた場合では 全く違うダメージを受けると思う。 私も、掲示板やチャットにお世話になっているから 実感として、ものすごく理解できる。 行政のホームページが掲示板を設置しない理由もそこにある。 いつ、どんな時間に何を書かれても責任を持てないし、 勝手に削除すら出来ない掲示板。 ネットに関する犯罪が増えてきたのだから、 掲示板、チャット、メーリングリスト等の違いを理解し、 なぜ彼女たちは掲示板の書き込みが殺害の原因になったのか、 ネットを使わない年代層の人たちにも、 わかりやすく伝えて欲しい。いや、伝えなければいけない。 使い分けをすれば、生活にはとても便利なシステムを 「危険」という枠でイメージするような表現は避けて欲しい。 そう願うネット利用者のひとりである。
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2004年06月04日(金) ■ |
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件名:おめでとう 本文:誕生日 清原2000本安打 |
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今日は、携帯もPCもメールの嵐だった。 タイトル(件名)は、ほとんどが「おめでとう」 本文を見て、はじめてどちらのお祝いかがわかる。 (勿論、両方おめでとう・・も多かったけれど・・) 「すごい誕生日プレゼントになっちゃいましたね」とか 「四六時中忙しい46歳ですね」など、 楽しく・嬉しいメッセージがたくさん届けられた。 (親愛なる清原様、思い出に残る一日になりました。 9回のホームラン、神宮球場で「侍ジャイアンツ」を 大声で歌いたかったです、ありがとうございました) 彼の記録に対しては、 また別の機会にコメントを残したいと思っている。 今日は、気になる一言になっていないな、と感じつつ 何回もテレビを観て、46歳の誕生日を終えた。 今日が始まってすぐにメッセージをくれる人あり、 終わろうとする2分前に送ってくるわが子あり。 「忘れたころにやってくる 一日の終わりに、特別の日の終わりに。 HAPPY BIRTHDAY 2004 無理せず 楽しく 野球狂もほどほどに もうすぐ始まる 同じようで違う一日 頑張って いきましょ〜〜〜うd(^ー^)」 なんだ、忘れているのかと思った・・。 今日は、記憶より記録だな。読者のみなさん、すみません。
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2004年06月03日(木) ■ |
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惚れられて育つタイプ |
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雑誌AERAに、NHK大河ドラマ「新選組!」脚本の三谷幸喜さんの インタビュー記事が掲載されていた。 その中で彼は「誉められて育つタイプ」と自己分析をしている。 確かに「叱られて、なにくそ!と奮起して育っていくタイプ」と 「誉められて、何でも挑戦していくタイプ」がいる。 彼は、まさしく後者、 周囲に叱られていたら、才能を発揮できなかったかもしれない。 これを機会に、自分がどちらのタイプなのか、考えてみるといい。 意外な人が、意外な才能の伸ばし方で驚くことがあるから。 ところが最近、いつもの居酒屋で飲みながらそんな話をしたのだが、 私は、酔っぱらっていたのか、なにを間違ったのか、 「私も、どちらかというと『誉められて育つタイプ』だな」と 言うつもりが「私は、惚れられて育つタイプ」と言ってしまった。 その場は、笑いの種、酒の肴にされてしまったが、 自宅へ戻りもう一度考えてみたら、(酔いを冷まして) けっこう気に入ってしまったので、気になる一言。 「どんな人が好きですか?」と訊かれて「口の堅い人」と答える、 このギャグからの脱皮ができる時がきた。 私なりの新しいギャグを見つけたような気がしているから。 「惚れる(ほれる)」と「惚ける(ぼける)」も同じ字だから、 「惚けられて育つタイプ」と言わないように注意しようっと。
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2004年06月02日(水) ■ |
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沸いているいるんですよね。熱いんですか? |
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ニュースステーションなどで取り上げられるせいか、 柿田川について問い合わせが続く時期がある。 質問のほとんどが、水中花の「三島梅花藻」は咲いていますか? 自然の蛍は、もう見え始めましたか?など。 もちろん観光シーズンを前に、全国の旅行会社・バス会社からも 柿田川に関する質問も寄せられる。 その中で最近、課員が受けた(ウケタ)質問を取り上げてみた。 普通、電話での会話は、 「柿田川って湧き水なんですよね」 「えぇ、富士山に降った雨や雪の伏流水なんですよ」 「へぇ〜、どれくらいの量なんですか」などのパターンが主。 しかし、今回は違ったようだ。 たぶん、旅行会社の新人さんだったのかもしれない。 「柿田川は、沸いているって聴いたのですが・・」 「はい、湧いてますよ」 「と、いうことは、熱いんですよね」 「えっ・・・・・・」 (そばで聴いていても、いつもと違って話が通じてなかった) まさか、川が沸騰しているとは思っていないのだろうが 笑わずにはいられなかった一言。確かに「わいている」。 温泉じゃないんだから・・と大笑いになったけれど、 言葉の妙・面白さに触れた、問い合わせだった気がする。 「だから・・沸いているんじゃなくて、湧いているんです」 そう答えてあげればよかったな。
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2004年06月01日(火) ■ |
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それは、もうちょっと親しゅうなってから・・ |
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ビデオ録画で観たので、ちょっと遅くなりましたが・・。 NHK大河ドラマ「新選組!」から、気になる一言。 香取慎吾さん扮する「近藤勇」と、 優香さん扮する、近藤の京都の恋人「深雪太夫」の会話。 前後の二人の会話は記録するのを忘れたが、 なぜかこの台詞だけをメモしていたから、笑える。 「うちらだけの秘密ということに・・」と深雪太夫が言う。 その後「近藤勇」が何かお願いしたら、この台詞。 意味深だけれど、男なら憧れる台詞に違いない。 まぁ、そういう場面に遭遇しなければ、聴けないけれど。 耳元で囁かれたら、ゾクゾクってする台詞。 これからも、こんな一言も取り上げていきたいと思う。 不思議だよなぁ、今までなら間違いなく 「『誠』は『試みる』にも見えなくもない」という一言が 採用されたに違いないから。 人を初めて斬った沖田総司に、 「武士は、人を斬って喜ぶものじゃねぇ」 「嬉しそうにいうことか」なんかも候補だったな。 まぁこれも私の一面ということで、これからも乞うご期待。 私のアンテナに引っかかった艶っぽい台詞にご注目。
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