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しもさんの「気になる一言」
しもさん
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2004年03月31日(水)
クッション役、お疲れさん

年度末、明日から新しいメンバーになるので、
今日のうちに・・と送別会を開いてくれた。
2年という短い期間、
思い出すといろいろな事が浮かんでくるが、
そんな私の気持ちを察してかどうか、
普段は憎まれ口ばかり叩く同僚が、
何気なく言った台詞を、気になる一言とした。
(もしかしたら、本人は飲み過ぎで忘れているかもしれない)
だけど、中間管理職の辛さを理解してくれたフレーズである。
些細なことでも上からは叱られ、下からは突き上げられる。
そんな環境で、ストレスが溜まらなかったと言えば嘘になるが、
この一言で、少し救われた気がした。
組織には、必ずそんな役割の人が必要だし、
それで仕事が上手く回るのであれば、それも仕事である。
打たれても打たれても倒れない、精神力だけは身についたし、
いつかこの経験が、何かの仕事に生きてくるに違いない。
勿論、カチンときたり、この野郎・・と思うこともあったが、
わだかまりなく新しい課へ異動することが出来る、と思う。
ふぅ・・・飲み過ぎたし、しゃべりすぎたかな?
明日は、新しい課の歓送迎会、早く役割を見つけようっと。



2004年03月30日(火)
試合の流れを変えるのは守備

人事異動の引継書を書いていた為、家に着いたら
メジャーリーグの開幕戦も残すところ数回の攻撃だった。
途中、折りたたみ傘の骨が折れて、ずぶ濡れになった身体を
ジャイアンツカラーのタオルで拭きながら、
テレビの解説を聴いていたところ、
解説の江川さんと原さんが、気になる一言を連発していた。
その中の一つをとり上げてみたが、いかがだろうか?
劣勢を吹き飛ばし試合の流れを変えるのは、ホームランだと
東京ドームのライト外野席で応援する私は思っていた。
もちろん、今までの応援は攻撃中には立ち上がり、
守備の時に、トイレ等の用件を済ますことが多いのも事実。
(投手を元気づけるという応援もするが・・)
しかし今日の試合、流れを変えたのは「あの守備」と言われ、
そのプレーをリプレイで見たら、なるほどなぁ・・と感じた。
いつものように、ズルズルと点を取られないぞ、という
意気込みが、私にも感じられたからかもしれない。
松井選手がヤンキースで一番驚いたことは、
スター選手揃いのチームでありながら
選手全員で「チームのため」の考えのもと一致団結する、
その姿勢だと語っていたらしい。
「点は取れないけれど、点は与えない技術」、それが守備力。
組織の中で望まれるムードメーカーは、
大きな声で目立つことをするのではなく、
いつもニコニコしながら、メンバーの調子を把握している、
そんな人なのだと思った。
豪快なホームランで、一気に点を取る人より、
ここぞと言う時、ファイン・プレーで点を与えない人に憧れる。
新年度に向けて、私のテーマとしたい。



2004年03月29日(月)
では、なにかありましたらメールで・・

昨晩の松井選手ホームランの興奮覚めやらぬ翌日、
娘の大学合格に合わせて、下宿先探しに奔走した。
歩き回った結果、東京・高円寺に適当な物件が見つかり、
契約をしながら、大家さんの女性と雑談。
その時大家さんが発した台詞を、気になる一言とした。
25年以上も前になる私の時には、考えられない台詞。
それだけメールが生活に密着した証拠であろう。
飲み会で携帯メールのアドレスを教え合うのと同じ感覚。
特に地方に住む親としては、一人娘の大学生活は心配であり、
いつまでも子離れできないと言われようが、
新幹線通学まで考えていた・・が本音である。
しかし、気さくな大家さんと出逢えて、ちょっぴり安心した。
家賃も口座振込ではなく「私の携帯に電話してもらえば、
家は隣なので、入り口まで取りにいきますよ」という調子。
携帯電話の番号とメールアドレスを教えてもらうなんて・・と
笑いながらも、お世話になろうと思った出来事であった。
ただ迷惑メールが多くて最近アドレスを変えたのよね、と
言いながら、なかなか自分のアドレスがわからなかったから
余計におかしかったけれど。
夜、テレビで野球を見終わった頃、さっそくメールが届いた。
「今日は有難うございました。何かございましたら、
何時でも結構ですのでご連絡ください」
これも何かのご縁。妻と彼女とのメール交換が始まる予感がする。



2004年03月28日(日)
(松井と)勝負しろよ〜

実際には松井選手は敵軍、ニューヨークヤンキースなのに、
第3打席、第4打席が、打つことができない四球となった瞬間、
読売ジャイアンツのピッチャーに向けて発せられた台詞。
多くの人が一斉に、そして同時に叫んだから、気になる一言。
1打席目が超感激のホームラン。続く2打席目もヒット。
ランデル、岡島両投手も、当ててはいけないという
プレッシャーはあっただろうけれど
すべての人が松井選手のパッティングを見に来ているはずだ。
そんな雰囲気の中の四球は、プロの投手にとっては、
一番罪が重い気がすると思うのは私だけではないだろう。
勝負にいって打たれるのは、仕方がない。
前2打席を見て、勝負を避けたのか、
ストライクを入れようと思っても入らなかったのか。
どちらにしても、こんな大切な試合の大切な打者に対して
四球とは、なんともはやおそまつ君である。
久しぶりに見た松井選手の成長した姿。
正直、嬉しくて涙が出そうになった。
何度も何度も「ホームラン,ホームラン、松井」を連呼した。
松井選手の貴重な1打席目のホームランを見た私たち。
今年は、さいさきの良い野球観戦でスタートをした。
さて今週の金曜日は、セントラルリーグが開幕する。
また、今週末も東京ドームに行かなくちゃ・・



2004年03月27日(土)
人事異動、戦力外通告の内示かな

この悔しさを、何年かして思い出すように、
日記として「気になる一言」にしておこうと思う。
最近「市町村合併」を話題に新聞紙上を賑わせている
わが町であるが、今後の話になると、決まって
「徹底した情報公開と、広報広聴体制の強化」の文字が
私の目に飛び込んでくる。
そうか・・もしかしたらスタッフ増員かな?と期待していたら
広報広聴担当の私が、異動となってしまった。
これって、事実上の「戦力外通告」。 (汗)
「体制を強化する」と地域住民に対して明言された後の異動は、
来年は優勝を狙ってくれ、と言われ解任された原監督の気分。
(勿論,彼のように期待されていたかどうかは疑問であるが)
この2年間、町の情報発信に力を注いできたつもりだったから、
3年目を迎えることが出来なかった悔しさが込み上げてきた。
また、一緒に頑張ってきてくれたスタッフに申し訳なく思う。
しかし、それも宮仕えでは仕方がないこと。
私の人事異動に対する考え方、誰にでもアドバイスする言葉は
「蒔かれたところで咲きなさい」だから、自分にも当てはめて
また新たな異動先で、思いっきり咲けるように努力したい。
机の中を整理し、事務引継書を書きながら
ふとそんなことを思った土曜日の午後である。
(ジャイアンツVSヤンキース戦in東京ドームで気分転換だぁ〜)

PS.これからは、農業を中心とした産業の話が多くなると思います。
乞うご期待。



2004年03月26日(金)
どうやったら、東大に入れるの? 

私たちにとって近寄りがたい東大生に、
この一言を真剣に聴いてみた人がいるらしい。
その答えは、
(これも、確かな情報じゃないけれど、ごめん)
東大生の多くは、早い時期に、私は将来こうなる、
と決めた人間が多いという。
「夢」というよりも「明確な目標」があったから
例えば、外交官になるために、今日は英単語を五つ覚える・・
といった形で勉強していたようだ。
その割合が定かでないのが残念であるが、
妙に納得させられる話であることには変わりがない。
子育ての基本として「夢」を持たせると同時に、
少しでも早く実現できるよう「目標」に変えてあげる手助け、
それが大切であると思う。
そうか、私はいくつになっても、夢ばかり語っているから、
東大に行かなかったんだ・・いや行けなかったんだ、と気付いた。
但し、人生は東大に入らなくても、夢から目標に変えられる。
そういえば、一番身近にいた、大学一浪の娘、
二浪も覚悟していたのに,なんとか今春から美大生に。
いつ頃から「画家」が夢から目標になったのか聞き出すために、
毎晩、晩酌に付き合わせようとしているのだが、
思うようにいかない。
やっぱり私が、嬉しくて飲み過ぎてしまうからかな。



2004年03月25日(木)
流れ星で夢が叶うと思いますか?

静岡県人づくり推進員の講演会で、
講師は突然、私たち聴衆にこう問いかけてきた。
ネタ元は「子ども相談室」なんです・・と前置きをしながら
説明を続けてくれた。
小さい子ども達に聴くと、多くの子が「は〜い」と手を挙げる。
しかし、年齢が上がるにつられて、その数は減り、
ある程度の年齢になると、誰一人手を挙げなくなるらしい。
しかし、時に「は〜い」と手を上げる大人の人がいる。
勿論、あっという間に消える「流れ星」の速さを知っている大人は、
「どうせ願い事を3回も言えない」と最初から諦めているから、
誰一人、真剣に考えないであろう。
流れ星の速さは「あっ」と思うだけで、0.2秒。
「あいう」まで言えたら、0.6秒の世界であるから。
しかし、それでも「叶う」と手を挙げる人は、
不思議と、願いが叶うらしい。
(すみません、裏のデータは取れてません・・)
彼らは、星が流れてから願い事を考えるのではなく、
いつも夢のことを考えているから、
とっさの時に、すぐに3回言える体制が整っているらしい。
(理論的には無理だけれど・・)
夢に対する考え方の姿勢こそ、夢を実現する秘訣なのかもしれない。
そんな事を教えてくれた話を思い出すために、メモをした一言。
お試しあれ。



2004年03月24日(水)
「ふじ」の漢字は、作者のセンスです

先日、町内で活動している女性団体から頼まれ、
「書くきっかけを探す」を目的に
「メモの仕方」を実践で教えることになった。
向かった先は、富士市の各所。
山部赤人などの歌碑を訪ねながら、
万葉集を勉強しているグループの方々と、
一緒に行動し、その中から気がついた点をメモする。
そんなプログラムとして計画していただき、
教えるはずの私が一番、勉強になった気がする。
さて私の関心は、歌碑に使われていた「ふじ」の文字。
教科書で知っている「冨士」は見当たらず
多くの「ふじ」が使われていることに、驚きかされた。
「不二」「布士」「不自」「不盡」(不尽)
そこで私は、講師の先生に質問をしてみた。
「どうして、冨士の字が違うのですか?」と。
その答えが、気になる一言。
二つのない山、と感じれば「不二」
未来永劫続く、と感じれば「不盡」(不尽)等
作者(詠み人)が、富士山に対してどんな想いがあるのか、
それによって違いがあると言う。
調べると「一首」の中でも違うから、そのセンスが光る。
毎日、富士山を見ている私にとって、
ちょっと面白い、そして反省しなければならない、
「富士山」に対する感じ方であった。



2004年03月23日(火)
いろいろな世代と関わることで、自分自身を遊ばせています

世界のトップモデル、山口小夜子さんの台詞である。
「年齢とか、肩書きとか、
自分に垣根を作らないようにしています。
若い人からは、楽しいことを教わり、
年上の人たちからも、大人の知恵を教えてもらいます」
と話した後の台詞が、気になる一言。
格好いいなぁ、と思って、思わずメモをした。
こんな感覚で、他人と接することができる人だから、
世界に通じる魅力を放ち続けていられるのだと思う。
そういえば、最近になって、
私も老若男女との関わりに抵抗がなくなってきた。
(相手はどう感じているかは知らないけれど・・)
やっと、彼女の考える一部が理解できてきた気がする。
ただ、そんな人間関係の中で、まだまだもがいている。
「自分を遊ばせている」という感覚は、まだわかりにくい。
その感覚が理解できた時、
私ももう一歩成長するのかな、と考えながら、
早くその時が訪れないかなぁ、と心待ちしている私がいる。



2004年03月22日(月)
84パーセントが必要としてない洗濯指数

暑さ寒さも彼岸まで・・と言いながらも、
ここ数日、ちょっぴり冷たい雨がしとしと降っているのを眺め、
以前、お天気キャスター、森田正光さんが
朝のラジオ番組で話していたことを思い出した。
最近の天気予報では定着してきた感のある「洗濯指数」。
実は、彼が以前気象庁で働いていた時に、企画提案して
採用された「指数」だったらしい。
しかし時代は流れ、国民が外に洗濯物を干さなくなってきた。
その割合が84パーセント。
裏を返せば16パーセントの人しか洗濯物を外に干さない。
原因は、下着を盗まれる事件が頻繁に起きる環境変化だったり
共働き等で帰りが夕方になり、洗濯物が冷たくなる現状、
自宅での乾燥機や、布団まで洗えるコインランドリーの普及などが
生活スタイルを変化させたと言ってもいいだろう。
以前この「気になる一言」で紹介した、
私向きの「ビール指数」や「お肌指数」。
これらも、私たちの生活スタイルが変わることにより、
変わっていくのかもしれないな、と苦笑いしながらも、
やっぱり最後は、庭の虫の動きや富士山に被った雲などによって、
天気を判断する昔ながらの予報が続いていくんだろうなぁ、と
嬉しくなった。それにしても、寒い。



2004年03月21日(日)
それが大人の役目でしょ

日曜日恒例、NHK大河ドラマ「新選組!」から。
2週連続で「せめて心だけは武士でありたい」をメモしたが、
今の私に必要な台詞にならず、落選。
今回、私のアンテナに引っかかったのは、土方歳三の実姉、
浅田美代子さん演ずる佐藤のぶさんの台詞。
両親を早くに亡くした土方歳三にとって、母親代わりの存在である。
京へ向かうため、歳三の姉に挨拶に行った際、
彼女が歳三の幼い頃の話を、近藤勇に懐かしそうに話しはじめる。
当の歳三は、小さい頃の話なんて覚えていねぇよ、と照れるが
(本当は、覚えていたのかもしれないが・・)
子どもが忘れているような小さな頃のことを覚えている。
それが大人の(本来なら親の)役目でしょ、と彼女はきっぱり答えた。
ここに、子育てのヒントが隠されている気がしてメモをした。
ただ子どもが欲しいものを与えればいいのではない。
写真やビデオを撮り、成長の記録を貯めればいいのではない。
大切なことは「あなたは小さい頃、こんな子だったんだよ」と
ニコニコしながら思い出し、話してあげられること。
それは、人間として愛情いっぱいに育てられた証であるから、
いくつになっても嬉しいはずである。
広く考えれば、自分の子どもだけでなく、近所の子ども達にも、
本人たちが忘れているような話をしてあげたい、と思った。
それが、地域の子どもを育てる、大人の役目だから。



2004年03月20日(土)
始めることを忘れなければ老いることはない

わが町の出身者ということで、国際エコノミストだった
水野隆徳さんに「心を磨く〜高齢化時代の生涯学習〜」と
題して講演をお願いした。
田原総一朗さんや船井幸雄さんらとも堂々と討論できる
数少ないエコノミストである。
そんな彼が60歳を契機に、今までの地位と名誉を捨てて
安岡正篤哲学と禅に基づいた「水野塾」の塾長になった。
だから、私はとても興味があった。
国際エコノミストの話ではなく、今までの人脈を活かした
人づくりに視点をおいた話が聴けるだろうと思ったから。
そんな中で、日野原重明先生の生き方を紹介してくれた。
私の考えている生涯学習の精神に近いかな・・とメモ、
それが、今回の「気になる一言」。
なんでも、興味を持ったら始めてみる。
とても簡単そうだが、なかなか出来ないことに気付く。
それは、歳を重ねれば重ねるほど、億劫になる。
こんな歳になって、こんなことを始めたらおかしいかな、
まわりの人に、なんて思われるかな、
そんなことばかり考えて、躊躇してしまうことはよくある。
しかし、老いたくなければ、いくつになっても「始める」。
これを意識していくことの大切さを教わった。
ためらっていたことを始めてみようかな・・



2004年03月19日(金)
うちも代行やってますんで・・

気の合う仲間と、楽しい会話、もちろん美味しいお酒。
この三つが揃うと、時間があっという間に過ぎてしまう。
気になる台詞も、いくつかメモして、今日はこれだな、と
私の中では決まりかけていたのに、帰りのタクシー運転手に
突然のように「気になる一言」を奪われた。
それは、ほろ酔い気分の私が話しかけた会話から始まった。
「金曜日の夜だから混むでしょう?」
「いえ、そうでもないですよ、最近は・・」
「あっ、来週はどこの会社も人事異動の発表があるから
今週は控えているのかもしれませんね」
「だといいんですが・・」
「そうか・・最近、代行も安くなりましたからねぇ」
そんな会話をしたあと「実は・・」に続いて発せられた台詞。
そして「よろしかったら、今度利用してみてください」と
代行会社同様、電話番号が記載されたカードを戴いた。
「タクシー会社が代行?」ライバル業種、と思っていた
私の既成概念は、もろくも崩れた瞬間であった。
知らなかった・・と私が額然する時、それはメモより強い。
翌朝、ポケットに入っていた「タクシー会社のカード」を
見ただけで、全ての会話が蘇ってきた。
既成概念を壊される快感は、何度味わってもいいものである。



2004年03月18日(木)
バーレーンと真剣に戦ってもらえますか?

アテネ・オリンピック出場が決まったサッカー日本代表、
今日は、日本対アラブ首長国連邦戦のテレビ観戦。
(雑学(U.A.E)は、United Arab Emiratesの略)
さて日本の山本監督は驚くなかれ、日大三島高校の同級生。
卒業アルバムを引っ張り出してきたら、確かに写っていた。
マンモス高校だったから面識はないけれど、
やはり、地位・役職が人間をつくるんだなぁ、と思いながら
テレビの前で応援していた。
だからといって、ここでサッカーの評論をするつもりはない。
明日になれば、多くの「にわか評論家」が出現するはずだから。
私の視点は、もうひとつのオリンピック出場を狙うバーレーンと
今夜戦ったレバノンチームに、インタビューした報道関係者。
なんと、とんでもないことを尋ねたらしい。
あまりに恥ずかしくて、言葉もなかった「気になる一言」。
こんなことを聴くのは、日本以外にないだろう。恥ずかしい。
そういえば,先日の女子マラソンの高橋尚子さんにも、
アテネオリンピック落選インタビューで
「名古屋を走っておけばよかったと後悔してますか?」
と尋ねた新聞記者がいた。
最近のインタビューは、どうも相手の気持ちを逆なでするような
質問が多い気がする。
選手もサポーター(支援)も一所懸命なのだから、
それを伝えるマスコミ関係者の配慮を期待したい。
少なくとも、ブレイヤーをがっかりさせるインタビューだけは
やめて欲しいと思う。



2004年03月17日(水)
「ギラギラしている人」と「キラキラしている人」

似ているようで似ていない、まったく正反対なタイプ。
この違いは?と問われたら、私はいつものように
濁点があるかないかの差だから・・と考えて、
「ほぼ同じ」とオチをつけて笑わせることを考えてしまう。
しかしこの違いを、とてもうまく表現している文を見つけたので
ちょっぴり悔しいけれど、ご紹介。
その表現とは
「ギラギラしている人」は、エネルギーを吸い寄せられそう。
「キラキラしている人」は、エネルギーを補充してくれそう。
私なりに解釈すれば、
だから、キラキラしている人を見つけましょう。
いやいや、自分がキラキラしている人になりましょう。
そういう意味なのかな、と思いながらメモをした。
さて、自分はどうだろう、気になるところである。
ギラギラしているか、キラキラしているか。
こればかりは、なかなか本人には分かりにくい。
「あなたと話すと、なぜか疲れる」って言われたら、ギラギラ。
「あなたに逢うと元気が出る」って言われたら、キラキラ。
今度、聴いてみよ〜っと。



2004年03月16日(火)
それが「め組」だ!!

最終回を迎えた、消防士を題材にしたテレビ番組
「ファイアー・ボーイズ め組の大吾」から、気になる一言。
火事現場、建物の中には人がいない、とレスキュー隊が確認。
しかし、主人公の「大吾」は、ツバメの巣を見つけて
人がいる、と直感したが、はっきりと言い切れる自信がない。
消防士仲間でも検討したが、結論がでない・・そんな時、
所長の五味(鹿賀丈史さん)が叱咤の一言。
「1パーセントでもいる可能性があるなら,いつでも飛び込め」
そして、今日の一言となった「それが、め組だ!!」と叫ぶ。
この一言で彼らの迷いはふっ切れ、ホームレスを救出するシーン。
こんな時、ダラダラとした長い説明のフレーズはいらない。
誰もが理解でき、短くて自信が持てる台詞、一言だけでいい。
「責任は俺が持つ」この台詞もいいが,どうもピンとこない。
今までやってきた経験から生まれた自信と、
これだけは譲れないという、自分の仕事の根底に流れるポリシー。
俺たちは、こんな考えで仕事をしてきたはずだ、という姿勢、
それは、部外者のまわりの人たちになんと思われてもいい、
そんな台詞が、私のアンテナに引っかかった。
これは、ドラマだけの話ではない。
家庭でも、私達の仕事でも、同じことが言えそうである。
「それが○○だ!!」と言い切れることを目指して生きていきたい。
今の私は「前例がない、だからやる、それが○○だ!!」
この台詞を早く自信を持って言ってみたい気がする。



2004年03月15日(月)
リクエストしてもいいですか・・

あるメルマガ愛読者から戴いたメールのタイトルである。
「いつも楽しく、また興味深くメルマガ拝見しています。
そこでしもさんにリクエストしたくメールしました」で始まり、
あるテレビ番組を紹介し、
「しもさんが、この番組で何を感じ、
どの言葉をメモするかちょっと興味がありますので」と続いていた。
ちょっとマンネリになってきた私にとって、
とても嬉しいリクエストであった。
そうか、こういう展開もありなんだなぁ・・と気付かせてくれたから。
テレビ番組でも、映画でも、そして当然書籍でも、
「私はこれがお気に入りです。しもさんの感想聞かせて・・」
と言われて,嬉しくないはずがない。
素人の文章にも関わらず、熱心に読んで戴いている皆さんへ。
是非、これを機会に私にリクエストして欲しい。
その中から、私の視点・私の言葉で表現してみたいと考えている。
私のアンテナに引っかかった台詞と、
あなたのアンテナに引っかかった台詞、比べてみると面白いだろう。
いろいろな事に気が付くと思うから。
「気付く」って、一人では出来ないことなんだって・・
以前読んだ本に書いてあったのを思い出した。



2004年03月14日(日)
自分たちばっか面白いことして・・

おまたせ、NHK大河ドラマ「新選組!」から。
「浪士組」結成時、一番何かをしたくてたまらない場面、
「俺は心で武士になる」なんて台詞、格好いいなぁ・・
と思ったけれど、ちょっとピンとこなかった。
私が選んだのは、沢口靖子扮する沖田総司の姉、
おみつが「浪士組」の説明を受けて帰ってきた男たちの前に
突然現れて、リーダーの近藤勇にくってかかるシーンだった。
「なんで私を連れていかないの!」と文句をいい、
「だって・・」の答えに、冒頭の一言が続いた。
この好奇心旺盛の勝ち気な女性役、とても輝いていた。
時代は男だけが動かすと思ったら大間違いだぞ・・、
そんなメッセージが隠されている気がしてメモをした。
男の私から見ると、とても微笑ましく眺めた場面である。
女性の視聴者は、この台詞、何も感じなかっただろうか?
さて、今の世の中は女性が元気。
女性が社会を動かしている、そんな気さえするから、
この台詞、いつか私が使おうと思っている。
「なんで女性限定なの?自分たちばっか面白いことして」。
この好奇心が、やがて時代をも動かす源になる。
そう信じて、生きていきたい。



2004年03月13日(土)
演奏者50パーセント、観客50パーセント

昨晩に引き続き、今日は吹奏楽の演奏会。
知人が出演するというので、楽しみにして出かけた。
面白いことに、沼津市を中心に活動する市民吹奏楽団
「沼津ウィンドアンサンブル」が隣町の「清水町公民館」で
気持ちよく音を出し、観客の一部は「裾野市」や「函南町」から、
そんな光景を見て、音楽には国境がないな、とつくづく感じた。
(この場合、市町村合併という枠では考えず・・と解釈して欲しい)
そこで、久しぶりに感想をふたつ。
私が社会教育課に在籍した頃にはじめたコンサートが、
2年の時を経て、119回を数えていたこと。
毎月2回の入場無料のコンサートとして定着し、
わが町が全国に誇れるイベントとなって続いていることに
ただだだ感謝したい。
簡単にも119回というけれど、続けることの難しさは
誰よりも私が一番知っているから。
そしてもう一つ。
演奏会(講演会なども含む)の成功・失敗の鍵は、
聴いている側の観客が握っているということ。
どれだけ音楽を楽しんで参加できるか、これに尽きる。
演奏中は拍手をしない、それはクラッシック中心の聴き方。
吹奏楽などは、手拍子、足拍子をはじめ、知ってる曲は口ずさみ、
ソロ演奏の時は、演奏中でも大きな拍手を送る聴き方。
そんな聴き方の違いを覚えると、もっともっと楽しくなるのに・・
と、真剣に思った。
わが町の「音楽会」は、音楽を楽しむためのテーブルマナー、
そんな位置づけが欲しい。
基本中の基本は「演奏者50パーセント、観客50パーセント」、
あらためて感じたので、気になる一言として残したい。



2004年03月12日(金)
人は誰でも、触っていたいし触られていたい

昨年末から楽しみにしていた、シャンソン歌手・
クミコさんのコンサートを、前から2列目で堪能した。
今回は曲の合い間の彼女のおしゃべりから、気になる一言。
いろいろな経験を重ねてきた彼女の一言は重たかった。
そんな彼女の歌声を聴きながら,感じたこと。
私たちに必要なこと、それは、触り触られること。
(どちらか片方だとセクハラになるけれど)
「ふれあい」って漢字で書くと「触れ合い」ということも
忘れるくらい、触ることが苦手になってきた日本人。
そのつけが,愛情不足となって事件が続発しているのでは?
そんな想いが頭の中をかき回し、とても楽しい時間が過ぎた。
それは恋人に限らず、親子、犬猫でも構わない。
とにかく、触り触られる事で、人は安心する。
こんな単純なことだけど、やっと気が付いた気がする。
最近、シャンソンをよく聴くことがあるが、
彼女のサラッと歌いこなした「愛の讃歌」は新鮮だったし、
「誰もいない海」がシャンソンだとは知らなかった。
今さら恥ずかしくて「愛」なんてなかなか言えないけれど、
シャンソンの歌詞だから・・を理由に口に出せる事もある。
歌詞に素敵な言葉が溢れているシャンソン、
ちょっぴり私向きで、ハマりそうな気がしている。



2004年03月11日(木)
これだから、国立は・・・と呟きたくなる

久しぶりに怒っているから、私のぼやきが、気になる一言。
というのも、先週の土曜日に娘が受験した大学の
一次合格発表が今日、木曜日3時からであった。
遠方(地方)からの受験なので、
どうやって確認するのだろうと思っていたら、
その公表は、東京のキャンパスに掲示するから
午後3時から夕方暗くなるまでに確認すること、であった。
娘は、受験での無理がたたったのか、風邪をひき、
39度の熱を出して、一昨日から寝込んでいるにもかかわらず、
今日は37度まで下がったから、東京へ行って来た、という。
こんなに高度情報化が進む中で、
本当に、そんな合格発表の仕方しかないのだろうか、
国立大学の体質・システム自体を疑いたくなる。
私立では、ホームページや電報、電話でも対応してくれるし、
県立でも自動ではあるがファックスサービスなどをして、
地方からの受験生に配慮しているのに、と思う。
これは、我が子だけの問題ではなく、
そういった、自分で確認するのが当然だろう、という
驕りが私を怒らせている。
両親とも仕事で代わりに行ってやれることも出来ず、
東京にいる友達は、アルバイトで時間の都合がつかない。
やはり、私が・・と出かけていったようだ。
政府もe-Japan構想などと風呂敷を広げる前に、
一番身近な人達のことを考えて欲しいものだと思う。
IT技術って、そういうことに使うのじゃないのかな。



2004年03月10日(水)
ごみ箱に、1300もファイルがありましたよ

仕事中、隣のデスクから悲鳴が聞こえた。
「また、落ちちゃった、最近、よくあるんですよ」
原因を調べてみたら、なんとハード容量のオーバー。
その一端が「ごみ箱を空にする」を知らなかったこと。
点検していたシステム管理者が呟いた台詞が、気になる一言。
今回、それを笑い話にするつもりはない。
右クリックで「削除」すれば、
全て削除されるものだと思っていた、という感覚は理解できる。
特に「ごみ箱」のアイコンが膨らまないウィンドウズでは、
考えられるミスでもある。
(書類が棄てられている雰囲気はあるけれど・・)
マックは、可愛く膨らみ、空にすると蓋までしてくれる。
マックユーザーの私は、当然、職場のウィンドウズPCでも、
わざわざデスクトップの右下にごみ箱を配置して、
右クリックで削除せず、ごみ箱にズルズル〜と棄てる。
その癖は今も直らず、効率が悪いと怒られながらも続けている。
さて、今回のトラブルで得た教訓。
ワードやエクセルの技術講習もいいけれど、
ファイル管理、文書管理などの講習も必要、であった。
相手のPC機種お構いなしに、ワード文書を添付してはいけない、
こればかりは、教えて欲しいなぁ・・。
検索しやすい文書名のつけ方なんかも、役に立つと思うんだけど。
マックユーザーの、ひらがな入力。
時代に乗り遅れているけれど、私には、これしかないかなぁ。




2004年03月09日(火)
人間は、摩擦に出会って、いろいろなことを覚えていく

愛読書の一冊である「クロワッサン」で、
作家の佐藤愛子さんが語っていたフレーズ。
摩擦を避けて通っていると、
自分だけが正しいと思ってしまう。
もまれない為に、人間として成長できず、
自分だけが正しいと押し通す。
己をわきまえることなく、言い放ってしまう。
そんな内容だったと思う。
今、世間を騒がしている事件の大半は、自分だけが正しいと
思って起きている事件ではなかろうか。
ストーカーも、セクハラも、痴漢行為も、飲酒運転も、
じっくり考えれば、自分が正しくないことが判るはずなのに
なぜか減ることがない。
いや、増えているのが現状であるようだ。
それは、小さい頃から人間との「摩擦」を避けてきたから。
そう思えたから、気になる一言としてメモをした。
もちろん、摩擦には痛みがつきものであるが、
それもまた、人間として生きることの醍醐味だとも思える。
摩擦が起きると、エネルギーが発生する。
そのエネルギーにより、心が揺れて、喜怒哀楽を感じる。
そんな過程を踏みながら、人間は成長していくのだと思う。



2004年03月08日(月)
「ビフォー・アフター・アフター」が見てみたい

今、どの分野でも流行の「ビフォー・アフター」。
しかし妻の関心は「アフターのアフター」であるらしい。
昨日録画したテレビを観ていて、ボソッと呟いた。
いくら一流建築士に素敵な家を考えてもらっても、
そこに生活が始まると、またもとの狭さに逆戻り。
そんなケースが絶対にあるはずだから。
ダイエットも、整形も、リフォームも、一時的には
大きな変化を見せる。それが「ビフォー・アフター」。
こんなに変われるのなら・・と私たちの美に対する欲求が
大金を投資して、憧れに近づこうとしてしまう。
けれど暫くすると、以前のほうが良かったね、となる。
これが人間だ、と言えばそうなんだけれど・・。
是非、アフターの追跡調査をして「アフターのアフター」を
特集して欲しい。
私たちをホッとさせてくれるシーンが浮かんでくるから。
それだけ、変わった自分を維持させていくのは難しいということ。
成功例ばかり見せられると、少しだけ意地悪になりたくなる私。
皆さんも見たくないですか?「ビフォー・アフター・アフター」



2004年03月07日(日)
くだらないものを取っておくんじゃない

黒船を見に行った時、浜で拾ったワインのコルク、
ある意味で、お守りのように大切にしていたのに、
そんな近藤勇を、佐久間象山は怒鳴りつけた。
温厚なイメージがあった佐久間の怒りが印象的であったから
気になる一言としてとり上げた。
有名な「東洋の道徳、西洋の芸術(技術)」というフレーズは
「東西の文化の融合により、最終的には民衆・人類の幸福になる」
として後世にかたり継がれているから、今回は外した。
人間は、何かの思い出つくりに、捨てられないものが増えてくる。
しかし、それを「くだらないもの」と決めつけ叱咤するシーン、
ちょっと意外だったけれど、なるほどなぁ、とメモした。
人間、思い出を大切にしすぎると、
何か大きなことを仕掛けようとする時、行動が鈍る。
いつまでも、そんなくだらないものを取っておくんじゃない、
なかなか部屋が片付かない私には、グサリと響いた台詞となった。
この台詞、きっとあとになって意味をもってくるに違いない。
また、自分の子どもにいとおしくて頬ずりする近藤の顔と、
講武所で取り押さえられて、石の上に顔を押し付けられる近藤の顔。
赤ちゃんの温かさ、置き石の冷たさが感じられる画面に
今回は「触覚」が隠れたテーマかな、と一人で喜んで観ていた。
それにしても、気になる「フワフワたまご」料理。
たしかレシビは「新選組!」のHPに載っていたから、
一度、つくってみようかな、と思案中である。
おまけに最後まで残った台詞を一つ。
長倉新八が隠れて働いていたシーン、
「人にはそれぞれ他人にはいえない一面があるんだ」と呟く。
このシーンが今後、どんな意味を持ってくるのか、楽しみである。



2004年03月06日(土)
私って「聞き役」意外と好きかも・・

とてもパワフルな人たちと出逢い、意気投合し夜の街へ、
気が付くと、午前3時を回っていた。
(当然、この「気になる一言」も翌朝書いている・・)
ここ数年、翌日のことを考えたり、自分が眠くなったりで
午前様を過ぎる飲み会がめっきり減ったのは事実。
しかし、昨晩はなぜか、あっという間だった。
お店が閉店でなければ、朝までいたかもしれない。
いつもは、喋り続けるタイプの私が、なぜか聞き役。
しかし、それがなぜか心地よいことに気が付いた。
エネルギッシュな人たちが、私に一所懸命話しかけてくる。
その「熱」みたいなものを受けながら、
グラスを傾けていると、私にもそのパワーがみなぎってくる。
それがハッキリわかったから、たぶん眠たくならなかったし、
もっと話を聞いていたい、と思ったに違いない。
「一所懸命話しかけてくれる顔が好き」
私のメモ帳には、そう記されていた。
タイミングよく突っ込みを入れながらの聞き役。
もしかしたら、私にはこの役の方がお似合いかもしれない。



2004年03月05日(金)
ちゃぶ台・昔のテレビも文化財

この見出しを新聞で見た時、なせが嬉しかった。
以前、愛知県師勝町へ、文化財の視察へ出かけた事が
昨日のことのように思い出されたからである。
視察後、昭和初期の生活道具を企画して展示してもらった。
なかなか好評だったと、記憶している。
どの町も郷土資料館と名がつくと、土器とか農機具とか、
私たちの生活にはあまり縁のない文化財が並んでいる。
それが悪いということではないが、
大量生産されてきた時代の電化製品は、
文化財として扱われることがあまりなかったと思う。
だから、大量生産されたものは大量に消費され、
最後には急速に姿が消えていくことに寂しさを覚えていた。
そんなことを感じていたら、政府が登録文化財の対象を
拡大する文化財保護法の改正案が、取りまとめられ、
ちゃぶ台、洗濯板、昭和初期の扇風機など、
昭和初期の暮らしぶりが登録されることになった。
今のおじいちゃん、おばあちゃんの青春時代が蘇る。
大切なことは、自分たちの過ごした時代を、
孫達に自慢げに説明する「臨時説明員」が誕生するという事。
これって、文字や写真で説明するよりも効果は大きい。
その前に、たぶん「なつかし〜い」と大声を上げ、
昔にタイムスリップすることになると思うけれど。
こんな時代が来ることを待ち望んでいた一人である。



2004年03月04日(木)
ひとりぼっちは孤独じゃない

歌手・加藤登紀子さんがラジオで話していた台詞。
はじめ意味が分からなかった。
しかしその答えを、中谷彰宏さんの著作の中で見つけた。
「孤独というのは、ひとりぼっちでいることではない。
みんなといるのに、だれともつながっていないことだ」と。
以前、いじめられる子が一番恐れているのは
「無視されること」という話を聞いたことがある。
孤独とは、大勢の人がいる中で感じるものなのかもしれないな、
と思ったことがある。
特に、ネットでホームページを開設していると、
アクセス数やメルマガ配信数で、人の気配は感じることが出来る。
しかし、その繋がりがあるからこそ、
毎日ワクワクしながらメールチェックをするのだが、
広告メールばかりの日が数日続くと、なぜか空しくなって、
こんな私でさえ「孤独」を感じる時がある。
逆に、あまり友達もいなく、いつもひとりで行動しているのに、
「孤独」を感じたことがない、という人もいる。
音楽や書籍がある限り、誰とも話さなくても寂しくない、と言う。
まさしく「ひとりぼっちは、孤独じゃない」である。
まわりから見れば楽しそうな大家族の家庭も、一つ屋根の下で、
まったく会話がなければ「孤独」を味わうのだろう。
「無視される」ほど、寂しいことはない。
いじめを理解するキーワードになるような気がする。



2004年03月03日(水)
ちゃんと夢は見ているから大丈夫ですよ

先日、検査入院した結果を聞きに、病院を訪れた。
軽度の睡眠時無呼吸症候群と診断されたが、
本格的な治療は見送り。
寝方を変えたり、ダイエットすることで様子をみることに。
「先生・・、すみません。つまらないことお尋ねしますが」
と前置きし「実は、夢ってのを見たことないんですが・・」と
恐る恐る聞いてみたら(非常に恥ずかしかったけれど)
冒頭の回答。
「ただ、覚えてないだけですね」とあっさりと説明してくれた。
提示されたデータには、たしかに睡眠時にREM状態が何度かある。
嬉しいような、損したような、変な気分だった。
以前、娘に「夢を見ないなんて、人生の半分を損している」と
言われ、私なりに落ち込んだものである。
ただ、さすがに「どうしたら、夢を覚えておくことが出来ますか?」
とは聞けなかった。(45歳・男性の質問としては・・)
そのうちに、見ることが出来るだろう・・と思い直して、
病院をあとにした。
読者にとっては大した台詞ではないけれど、
私にとっては、とても「気になる一言」である。
記録として残しておきたいので、どうか御勘弁を。



2004年03月02日(火)
女っぽさは、身体を閉じる仕草から

いつものように、居酒屋でビールを飲みながら、
なぜかアメリカの「同性愛の結婚」の話になった。
そんな時、同席の女性が
「あの人、体格はいいけれど、気持ちは女だよ」って
体育会系のスポーツマンタイプを指して、こう呟いた。
「えっ?どうしてわかるの?」という私の問いに
「いつも、手の指がくっついているでしょ?(閉じているでしょ?)、
あの仕草は男性にはないものね」と。
以前にも、同じようなことを聞いたことがある。
女性は、上から下まで、無意識に閉じていることが多い。
特に手と足の指は、その傾向があるらしい。
指輪をキレイに見せるには、指は閉じているほうがいいし、
内股なども、閉じたことになるのかもしれない。
外反拇趾などの障害があるにもかかわらず、
わざわざ窮屈そうな先の尖った靴をみると、なるほどなぁと思う。
男には、わかりにくい感覚かもしれない。
ゆったりと着ることが多い男のファッションには、
ウェストを締めたりする女性のファッションが、理解できない。
女性っぽい、ということは、いろいろな部分を閉じるということ。
そんな意味を込めて、気になる一言にしてみた。



2004年03月01日(月)
開発は、先の見えない夜行列車

NHK「プロジェクトX」でメモしておいたフレーズ。
たしか「トヨタ」が危機に面した時の話だったが、
自分の仕事や生活に活かすことがなさそうな台詞だったから
このままお蔵入りかな、と思っていた。
ところが、最近、一度きりの長い人生を考えながら
「あまり前例がない」ことを探している自分に気が付いた。
長い年月でノウハウを積み重ねてきた人たちに、
45歳の手習いが追い付く訳がないことは、何度も経験して
知恵として知っているつもりだし、
趣味人口が少なければ少ないほど、
まだまだ開発の余地があることも、理解している。
だからへそ曲がりの私は、あまり人のやってない分野に関心がある。
もちろん、上達のノウハウはないから、努力は人一倍必要だけれど、
ネットを通じて、調べたりしている。
まだまだ、これというものは見つからないが
もし見つかった時の心構えは「気になる一言」がヒントとなる。
その答えは「度胸を持って走り続けるしかない」。
どんな障害が目の前にあらわれるか、わからないけれど、
自分が決めた道だとしたら、乗り切るのは「度胸」なんだと思う。
仕事でも、全国で例がない新しい事を始めようとしたら、
成功するか、失敗するか、そのキーワードは「度胸」であろう。
先の見えない夜行列車に乗る度胸と、結果が出るまで続ける持続力。
是非、手に入れたいと思う。
生活の環境って、自分でつくるものだと知っているから。