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しもさんの「気になる一言」
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2003年11月30日(日)
メーカーさん、女性はこういうものが欲しいのよ!

ちょっと長いけれど、時間つぶしに買ってしまった書籍名。
(こう書房・952円+税)
「あったらウレシイ!」を一般公募!ナマの声が185連発」
この帯にも負けてしまったのかもしれない。
内容は、本屋にでも行った時に、立ち読みでもして欲しい。
(買うほどの内容ではない、という事ではないが・・)
イラストが半分以上占めているこの本に、
わざわざ手を伸ばしたのは、ネーミングの勉強になったから。
また、女性ってこんなこと考えているのか?って笑えたから。
その中でなるほどな、って思ったものを少しご紹介。
上下厚さの違うパジャマ、画面が鏡になる携帯電話、
ベビーカーに付けられる扇風機、リップライナー付き口紅、
スケルトン冷蔵(凍)庫、ハンカチプレス、
ミルクを売ってるコンビニ、ベビー用ミルク自動調乳器等。
大量生産は出来ないかもしれないけれど、
なんだか試作品くらい出来そうなものも、数多く紹介されていた。
そういえば、もう何年も前であるが、
静岡県東部アイデア教室の代表をしていた頃が懐かしく蘇った。
リンス入りシャンプーが、
「リンプー」と言うネーミングで商品が売り出された時は驚いた。
私は、シャンプー入りリンスで「シャンス」として遊んでいたから。
発想とネーミングの勉強には、試作品づくりが良い。
そんなことを思い出させてくれた書籍名であった。



2003年11月29日(土)
疲れない為には、カート道の沿った方向に打つ

久しぶりのゴルフだから「しもさんの開眼」は、果てしない。
それを聴きたくて、私と回りたい、と言う若者までいて大笑い。
その期待に応えて、打つたびに懲りずに「開眼」をするのだが、
「え〜、そんなことも知らなかったの?」と呆れられてしまう。
その中でも、今回のお気に入りの開眼を、紹介したい。
以前は、ハーフ9ホールで3キロ近い距離を歩いた。1日約6キロ。
2日間で、12キロ。2〜3日後に出る筋肉痛が心配であったが、
最近では、電動カートに乗りながらプレーする事が多いようだ。
(3年ぶりのゴルフ、以前はバックだけが電動カートだった気がする)
ところが、私たちも乗れるカートは、コースの片側しか通行しない。
だから、ゴルフ場で設定されたカート道と反対側にボールが飛ぶと、
使いそうなクラブを2〜3本持って走ることになるので、疲れる。
(自分のショットで、あまり時間をかけてはいいけないと思うから)
しかしカート道側に打つと、次のボールの位置までカートに乗れる、
そして、次のショットもカート道側に打つと、
ほとんど歩かないでグリーン近くまで行くことが出来ることになる。
しかし、計算どおりいかないのが、私のゴルフ。
日頃の運動不足を解消させようとしてくれているのか、
不思議とカート道とは反対の方向へ方向へと、ボールは飛び、
その度に年甲斐もなく走り、足がつりそうになった。
そこで、突然開眼したのが、気になる一言。
ただし「そんな技術があるのなら、もっとスコアがいいでしょ?」と
切り返されて、私の開眼は風前の灯となりつつある。
若い人に誘ってもらえるうちが華だから、来年も頑張らなくちゃ。



2003年11月28日(金)
一緒に回った人が良かったから・・

3年ぶりのゴルフで(それも1泊2日のツープレイ)
空振りだけはしませんように・・と望んだわりには、
神風が吹いたのか、最年長なのにドラコンまでとらせていただいた。
(なぜか、敬語?になってしまったけれど・・)
私より若い13人の職員は、なによりもそれが悔しかったようだ。
(スコアは、やはり3年ぶり・・ご紹介できない)
1日目、同じ組のメンバーが、ナイスショット連発。
その度に、私は「どうしたの?いいねぇ。なにかあったの?」と
意味ありげに尋ねる。
そして後輩たちに「無理矢理」言わせる台詞が、気になる一言。
プレー中、しゃべりまくっている私は、彼らにとって
「うるさいなぁ、少しは静かにして下さいよ」という存在かも。
しかし、私としては自分のスコアそっちのけで、
若い人たちの目覚ましい上達が、なぜか嬉しくなってしまった。
もちろん距離を競うドラコンも、本来なら彼らの方が断然有利。
だけど、フェアウェイキープが前提条件だから、私がとった。
「ドラコンも、飛ばせばいいってもんじゃない」と自慢すると、
「どうして、ドラコンとれたんですか?」と聞き返された。
もちろん私の答えは「一緒に回った人が良かったから・・」
私なんか、1日のうち1回満足のいくショットが出来ればOK、
「ご自慢のショット」として、それだけをプラス思考で
ずっと覚えておくことが出来るから。
毎日の「気になる一言」がその典型的だから、簡単なこと。
この一言で、彼らの笑顔が思い浮かぶ、楽しいゴルフとなった。



2003年11月27日(木)
透明人間になんてなりたくないよ

ちょっと遅い夕食をとりながら観ていたテレビ番組。
その中でのアンケート項目に
「透明人間になれるとしたら、何したい?」があった。
男性の1位は「女風呂を覗きたい」。
予想したとおりだが、こんなことしか思い付かないとは
同じ男として情けないなぁ、と苦笑い。
女性の1位は「タダで旅行に行く」。
なるほど、どこまでも現実的な発想だ、とまたまた苦笑い。
女の考えることは、夢がないよなぁ・・と呟く私に
「え〜っ、せっかく旅行に行って誰にも見られないなんて」と
言いながら続けた台詞が、気になる一言。
これには参った。確かに一理ある。
誰もが「透明人間」になりたがっている、という前提条件は
アンケート設定をした側の思い込みが入っていると思うから。
誰でも一度は憧れる話として取り上げられる「透明人間」、
別になりたくない、という人がいることも忘れてはならない。
そんな非現実な話、という視点ではなく、
なれるとしてもなりたいと思わない、という視点は大切である。
素敵な風景をバックに写真が撮れないなんてつまらない、
せっかくオシャレをしたのに、誰にも観てもらえないなんて・・
こんな発想も女性ならではなんだろうなぁ、とメモをした。
そういえば、今日のYahoo!トピックスで
「女装して女風呂に入って捕まった男」が記事になっていたが、
男の場合、誰にも気付かれなければ「女風呂」に入りたい、
そう考えるものなのだろうか?
タイミング良すぎる記事に、思わず吹き出しそうになった。



2003年11月26日(水)
仕事で妥協したから、打ち上げはしたくない

昨年同様「ふるさとCM大賞」の制作にとりかかったが、
締切りが1か月早まったことと、静岡国体や町勢要覧DVD作成、
町制40周年記念式典、衆議院選挙と続いた超多忙の仕事量のため、
やや準備不足のまま、最終調整に突入したのは事実。
もちろん仕上がりは、昨年以上のできであると確信しているが、
どうも、満足感が昨年とは違うことを感じていた。
締切りといった時間の制限や、いろいろな条件で
ちょっとした部分の「まぁ、いいか」「これくらいでいいだろう」
という妥協があった気がする。
いつもなら「仕事に妥協はしない」と言い切る私が、
今回は妙にものわかりのいい上司を演じてしまったのかもしれない。
昨年よりいい作品ができたから、は妥協の理由にならない。
今、制作している作品にOKの合図が出せるかどうか、
で判断するべきだったと反省している。
しかし、1つの仕事をやり遂げたのだから・・とケジメとして
「打ち上げをしよう」と広報スタッフに声を掛けた。
ところが、返ってきてた台詞は予想外のきつい、気になる一言。
こいつも成長したなぁ・・と内心喜んでいると、さらに
「今日飲んでも、ビールおいしくないですよ、きっと」と追い打ち。
作品の出来と、自分達の満足感って合わないな、と感じながら、
時間をかければいいものが出来るわけではないことも教えたい。
グランプリを獲得して、頭からビールを掛けてやりたくなった。
この日の「気になる一言」を酒の肴に笑いながら・・。



2003年11月25日(火)
STRESSでストレスを吹き飛ばせ

87歳の現役精神科医、斎藤茂太氏が提唱しているフレーズ。
(メモしたけれど、情報源は不明、すみません・・)
最近、なにかにつけ「ストレスが溜まって」と言い訳をする私。
自分でもよくないなぁ、と感じているけれど、
その対処法が見つからなかったのも事実。
そんな時に出逢った「STRESS」の6文字の英単語。
S(スポーツ)T(トラベル・旅行)R(レクリエーション)
E(イート・食べる)S(スリープ・睡眠)S(スマイル・微笑み)
女性の場合、S(ショッピング)でもいいらしい。
自分に適したストレスの発散方法を見つけるヒントの6単語。
なるほどなぁ・・とメモをしたが、
私の場合「何でも思いきり」が生き方の基本だから、
ヤケドをしたり怪我をすることがありそうだなぁ、と苦笑いした。
出来ることなら、一人で出来るものがいいな、と最近思う。
マイペースで、誰にも迷惑をかけずに、出来るもの。
他人からどう思われようと、自分が楽しめること。
そんなマニアックな趣味に没頭し、他人とは違う人生を生きること、
それが一番のストレス発散ではないかと思う。
以前「私、ストレスが溜まらないタイプなんです」って
自己紹介した頃が懐かしい。
私もやっと、一人前の人間らしくなったかな。



2003年11月24日(月)
毛利さんの「うぁ〜」「お〜っ」

「白い大地の黒い太陽」で表現された南極の皆既日食。
ハイビジョンで映し出されたダイヤモンドリング、コロナ等
自宅にいて見ることが出来るなんて、科学技術って凄い。
そう感じていたら、何度も宇宙から地球を眺めてきた
元宇宙飛行士・毛利衛さんも同じコメントをし、嬉しかった。
「なんと南極の空気が澄んでいるんだろう、
まだまだ地球も捨てたもんじゃないな」というメッセージが
とても印象に残った。
皆既日食が始まった時、ほとんどの人がその現象に注目した。
しかし彼だけが「あれは金星ですね」と、空全体を眺め呟いた。
とても広い視野で、この「日食」を捉えていることを感じた。
その尊敬する彼が発した驚きの声「うぁ〜」「お〜っ」を
「気になる一言」として取り上げることにした。
白夜の皆既日食、ペンギンなど動物たちの変化が紹介されたが
一番面白い反応をするのは「人間」だということも知った。
中には、感動で泣き出してしまう人たちもいる、という。
殺伐とした世の中にあっても、こういった「宇宙現象」は
自分達が動いている天体の上で生きていることを実感する機会、
として、感動の映像とともに、何年経っても忘れることなく
私たちの心に記憶されていくに違いない。



2003年11月23日(日)
宴・○( 円)・縁

昼食を兼ねて、同級生の国際結婚を祝う立食パーティに出席し、
今まで体験したことのない、外人との英語を楽しんだ『宴』。
夕食をとりながら見ていた、NHK「新日曜美術館」の再放送、
六本木・森美術館の企画展、私の心が動いた作品は、やはり『○』。
さらに見続けた「NHKスペシャル」は「松井秀喜選手」の特集、
彼の口から発せられる台詞で、私の書く意欲が再び湧いてきた、
私なりの彼との『縁』を強く感じた日となった。
どれも捨てがたく、どれも言葉に残したく、嬉しい迷いとなった。
数年後、この日を思い出す為のキーワードを探していたら
なぜか「えん」という音にたどり着いたから、気になる一言。
ひとつの漢字ではなく、3つの文字が揃った時、
私は、今日という日を鮮明にフラッシュバックできる気がした。
(あっ!「艶」が足りなかった・・と、途中で気付いたけれど・・)
拙い英語でも、外国人と会話し、同じタイミングで笑えた喜び、
曼陀羅に代表される「○」で感じた、私の生き方の形、
そして松井選手の活躍が私の仕事にまで影響した不思議な「縁」も
すべて表現できている気がした。
松井選手の目標は、野球の成績ではなく、
子供たちに夢を与えることだと知って、ますます彼が好きになった。
私も言葉の力を通して、誰かに夢を与えることがしたいな、と
素直に思った一日であった。



2003年11月22日(土)
新聞社は、情報産業ではなく知識産業

約20年ぶりの再会となった大学ゼミ同窓会。
新聞学科のゼミらしく、
飲みながらも話題は世間を騒がせた事件の話になる。
卒業生の多くが新聞社、出版社に就職先を求め、
現在、各紙のデスクとして活躍している彼らは、
オウム関連の松本や東京地下鉄のサリン事件も、現場にいた。
そんな彼らの口で語られる話は
文字からでは読み取れない緊張感が伝わってくる。
そのうち、インターネットがこれだけ普及した中で、
ニュースを取り扱う新聞社の役割は?という話に展開された。
そこで拾った新聞社の定義が、気になる一言。
新宿京王プラザのバイキングがおいしかったのか、
ワインの飲み過ぎか、その後帰宅までの記憶が定かではないが、
とても充実した時間が過ごせた気がする。
知識産業とは、知識の普及・伝達にかかわる産業のこと。
情報産業とは、情報の生成・収集・加工・提供および
コンピューター情報システムの開発などを行う産業の総称。
(広く解釈すれば、同じ意味になるけれど・・ )
すなわち新聞社とは、読者にニュースを提供するのではなく
知識として伝える役割がある、という結論は、
ホームページと広報紙の役割の違いで悩んでいた私にとって
広報の方向性について考える大きなヒントとなった。
広報誌は、住民の欲しがる情報の提供だけでなく、
行政として伝えなければならない知識を住民に普及する、
そんな紙面づくりをしなければいけないな、と
改めて感じさせてくれた一言となった。



2003年11月21日(金)
あんまり好きじゃないよ、手間が掛かるから

TBS「さんまのからくりTV」が、わが町にやって来る。
今日はリハーサルというか、予選というか・・
本番の26日を前に、出場者を決めるのだろうか、
番組ディレクターが、一人ずつコメントをいただいていた。
その中で、会場を沸かせた回答が、気になる一言。
質問は、お決まりの「好きな女性のタイプは?」。
会場を埋めた80歳以上の高齢者は、男女とも大笑いだった。
「趣味・カラオケ」と自分で書いておいて、
「長生きの秘訣は?」「趣味は?」と尋ねられた時に
「別にこれっていうものはないなぁ」と切りかえすセンスは
意識的にできるものじゃないなぁ、と苦笑い。
さてさて誰が選ばれるのか、興味津々であるが、
撮影当日は、ホームページの研修で私は不在。(残念無念)
今年は、撮影と編集の機会が多かったと振り返りながら、
最後の仕上げは、昨年同様「ふるさとCM大賞」の制作。
どうやったら、インパクトのある作品が作れるのか、
「さんまのからくりTV」も参考にしたい・・と思う。
プレゼンテーションの力、今年の私の収穫だったから。
ところで、手間の掛かること、私は大好きなんだけれどなぁ。



2003年11月20日(木)
間違ったときは素直に謝って

ある新聞に載っていた「夫婦関係」をめぐるアンケート結果。
既婚の男女に50の選択肢から選ぶというだけの調査。
「夫に望むこと」の第1位は「整理整頓をもっと上手にして」
「妻に望むこと」の第1位は「身の回りのことは自分でして」
この項目の対比に、
思わず「お〜い、○〜○」と妻に声を掛ける自分が重なった。
しかしもっと注目する結果は、男女ともに第2位となった項目。
それを目にして、思わず笑いながら、気になる一言にした。
選んだポイントは、お互いがそう感じていることである。
自分のことを棚にあげて、相手に望んでいるのか、
相手が一応謝っているのに素直じゃない、と反発するのか、
なかなか分析が難しいな、と思う。
このフレーズを選択した人には、2つの想いが混じっている。
「素直に」なのか「謝って欲しい」なのか。
「俺は謝っているよね」と言えば「素直じゃないけれど・・」
こんな私たちみたいな夫婦も、この項目を選んだかもしれない。
どちらにしても、夫婦間で謝ることの難しさは伝わってきた。
やっと「感謝する気持ち(ありがとう)」だけは、
口に出来るようになったと思ったのに・・
今度は「ごめんなさい」か・・、ふぅ。なかなか言えないなぁ。



2003年11月19日(水)
どうも、ピンとこない

頭の中の回線が、うまく繋がってないんじゃないか、
最近、そう思うことがある。
今もこうして、パソコンの前に座っていながら、
「気になる一言」が浮かんでこない。もう30分も悩んでいる。
以前なら、題材に困ることはなかったし、
いざと言う時のためのストックは、驚くほど抱えている。
しかし、こうやって画面に向かってキーボードを打ち出すと
私の心のアンテナに引っかからず、途中で萎えてしまう。
「男性の更年期障害なんだよ」の言葉で解決できるほど、
簡単な問題ではなさそうな気がする。
うまく表現できないが「ピンとこない」のである。
花札の絵合わせで、ピンは1月「松」のことをさし、
役札である「シッピン」(4と1)、「クッピン」(9と1)、
「トッピン」(10と1)になりやすい「ピン」の札を欲しがる時、
「ピンよ、来い」などと呟くが、その感覚かもしれない。
「ピンがこない」と「ピンとこない」、
発音が似ているから語源を推測してみたが、これもピンとこない。
作家は、自分のスランプさえ話題にするという話を聴いたが
こんな短い文章を書く私でも、同じことをしている。
書くことにもがき苦しんでいる自分が、
これからどうなっていくのか、ちょっと楽しんでみたい。
こんな経験は、WEBで書き出してから初めての感覚だから。
(読者の期待を裏切ったらゴメンなさい・・)



2003年11月18日(火)
試行力は、試行を積み重ねることでしか鍛えられない

「40歳からのサバイバル心理学」の著者、和田秀樹氏のメッセージ。
彼は、試行錯誤をする能力を「試行力」と定義している。
たとえば、従来のやり方が通用しなくなった時などに、
新しい方法論を考えて、とりあえずそれを試してみる力。
それを「試行力」と呼んでいる。
今の時代、求められているのは「試行力」の高い人だと思う。
つまり、失敗を怖がらずに新しいことにチャレンジし、
何度でも立ち上がって別のやり方を試せる人間が求められている。
何でもやってみる前から、浅い知識と少ない経験を根拠に
「どうせ・・」と口にする人は多い。
たぶん失敗すること、傷つくことを恐れているのであろう。
世の中、試してみなければわからないことは、いくらでもある。
「思考力」は考える能力。「試行力」は試してみる能力。
やっぱり「生きる力は試行力」であると言い切りたい。
「可能性は試みる人だけのもの」、
私はいつも、そんなことを考えている。
一度だけの人生だからこそ、自分の可能性を試してみたほうがいい。
人間には、もっといろいろな可能性があるはずだから。
そして、もっともっと豊かな人生が送れるはずだから。
私もいつまでも「試行力」の高い人を目指していきたいと思う。



2003年11月17日(月)
ゆっくり上げて、ゆっくり振る

今月末の何年かぶりのゴルフを前に、打ちっ放しに行った。
埃だらけのキャリーバックから、取り出したクラブは、
以前から使っていた堅いクラブ。シャフトはS。
これはドラコンを狙うには、最適のクラブで、何度か
自分でも信じられない距離を生み出してくれた記憶が蘇る。
しかし、時間をかけて何度も挑戦したが、
自分でイメージしたような、距離と弾道が出ない。
悩んでいたところへ、もう若くないんだから、柔らかいシャフト、
高齢者とか、女性が使っているようなしなる堅さRにしたらどう?
とアドバイスを受けた。
それも、ゆっくり上げてゆっくり振る、岡本綾子プロのように。
騙されたと思ってやってごらん、と。
ゆっくり振って、遠くへ飛ぶはずがない、と思いながらも
最近、人のアドバイスに耳を傾ける謙虚さが私にも身についたのか、
騙されたと思って、クラブを借りて試してみた。
今まで、ゆっくり上げて素早く振る、しか頭になかったのに、
結果は、驚くほどの距離と弾道を生んだ。
「久しぶりの開眼だ」と叫んだら、また「開眼ですか?」と返された。
私の開眼は100を越えているので、誰も信じてくれない。
「どうせ、西伊豆海岸ぐらいでしょ?」とかわされてしまう。
しかし今度こそ、好成績を導く開眼としたい。
結果は今月末。お楽しみに。



2003年11月16日(日)
お願いだから、笑顔を見せないでおくれ

高橋尚子選手のマラソンを、テレビにかじりついて見ていた。
約2時間半。結果はご承知の通りの2位。
このレースを記憶に残す言葉を探していたが見つからず、
結局は、私の心からの叫びとなってしまった。
「途中から足が棒になっちゃいました」「あ、足が止まった」
「途中でエネルギーが切れた」など、いろいろメモしたが、
どれも私にとっては、アンテナに引っかかる台詞ではなかった。
私は、以前「笑顔について」
元手が入らない、しかも利益は莫大。
与えても減らず、与えられたものは豊かになる。
一瞬間見せれば、その記憶は永久に続くことがある(後略)・・
などと紹介したことがある。
しかし、今日の彼女の笑顔を見ることは、とても辛かった。
痛い時は痛い、辛い時は辛い、そう叫んで欲しかった。
国民の期待を真っ向に受けて走った、最後のトラック一周は
なにを考えているんだろう・・と私は目頭が熱くなった。
そしてゴール、彼女の引きつった笑顔がブラウン管いっぱいに
映し出された時、私はその瞬間の想いをメモにした。
若干31歳、31番のゼッケンをつけた胸に込み上げてきたものを
考えると、私たちはもの凄いプレッシャーを彼女に与えている。
そんな気がしてきて、申し訳なくなってしまった。
レースが終わった今夜、どこかで思いっきり泣いていて欲しい。
負けることだってあるさ、彼女もひとりの人間なんだから・・。
私たちに弱さを見せた彼女、もっと強くなる予感がする。



2003年11月15日(土)
見て、驚きと、(・。・)目が点・・・

タイトル「感想をよろしいでしょうか。」のメールが届いた。
あれ、また変なコラム書いちゃったかな?と、
ドキドキで開いたら、自分の無知さに顔が赤くなってしまった。
「いくつか今までも今も取っているメルマガはありますが
配信者の名前も何も入ってなくて内容だけ、というのは
初めて見させていただきました。」と書かれていたから・・。
そういえば私のところへ届くメルマガは全て、ヘッドとボトムに
いろいろな情報が入っているなぁ・・と反省しきり。
原因は、メルマガ配信が、個人メールの交換から始まったこと。
「TO」でひとりずつアドレスを入力していた時代を経て、
メルマガに移行したので、読者は、友人・知人に限られていた。
(一時は、そのコラムにあったmidi(BGM)まで添付していたなぁ、
と懐かしくなったけれど、覚えている人いるかな?)
またWEBで書いて、そのままメルマガとしてコピー・ペースト、
そのまま配信、続いて日記更新の報告。
何も考えず一連の流れで処理していたことをとにかく反省。
正直、とてもありがたいアドバイスだった。
私のことを大切に考えているからこその助言であると感謝したい。
どうしてもこの「叱咤」を記録に残したくて、気になる一言。
まだまだ未熟な私ですが、今後とも宜しく。

今日から、メルマガ「気になる一言」にはボトムに、
ちょっとだけ情報を入れます。お楽しみに・・



2003年11月14日(金)
ハンガリーに行きたくなった「ジプシーヴァイオリン」

金曜日の午後、やっと仕事が落ち着いた午後3時頃、
「今日の夜、空いてたらコンサート行かないか?」と、
チケットを2枚いただいた。
「え〜、今からでは一緒に行く彼女を探すのが大変だよ」と
返事をしながら「ジプシー」という単語につられて、
三島文化センターに足を運んだ。
演奏は「古館由佳子とジプシー楽団」。
人間の音に一番近いと言われている、ヴァイオリンの音色、
クラシックとは違う、なんとも切ない音色を聴かせていただいた。
ある時は「草笛」、そしてある時は「ひばり」の音まで
絶妙な演奏で再現してしまう彼女らは、
観客以上に、ジプシー音楽を楽しんでいる、そんな気がした。
ハンガリーでは、こんな演奏が街のあちこちで開かれているんです、
是非、ヨーロッパにご旅行の際は、ハンガリーにお立ち寄り下さい。
そんな台詞を噛み締めながら聴いた「ハンガリー舞曲」、
(正確には「ハンガリー民族舞曲第5番」/ブラームス作曲)
本当に本場ハンガリーの雰囲気を味わいたくなってしまったのは
私だけではないだろう。
帰りの車の中で、コンサートの感想を妻に尋ねたら
「恋したくなったね」だった。どう解釈したらいいんだろうか?
それくらい「心にしみるコンサート」だった気がする。



2003年11月13日(木)
頂点を極めれば、そこが新しい原点になる

なんと、メルセデス・ベンツ、新聞広告の一節である。
キャッチコピーは「頂点だと思う。原点だと思う」
「辿りついた、と思う。はじまりに過ぎない、と思う」
「あなたの人生の次の原点へ、そして、さらなる頂点へ」
こんな台詞が、広告いっぱいに散りばめられていた。
最先端を目指して開発してきて、いつしかそれが常識となった、
だから、また新しい最先端に挑んでいく・・
そんなニュアンスが伝わってくるフレーズであった。
イメージ的には「世界新記録より、自分新記録」かな。
目標に達したから・・、満足のいくものができたから・・、
それで終わっていたら、いつしか誰かに追い越されていく。
だから、メルセデス・ベンツと言えども、常に挑戦していく。
これが、今まで自らの理想を実現してきた自信なのかもしれない。
もちろん私は技術屋ではないけれど、
生き方としてこんな台詞がさらっと言えたら、カッコイイと思う。
一つひとつを確実に理想を実現して、新しい生き方を示していく。
憧れる生き方のひとつであることには、違いない。
まずは、ひとつずつ。
焦らずに、頂点を極めていきたい、心からそう思う。
その後だな、次の頂点を探すのは・・



2003年11月12日(水)
行政が作ったとは思えない

嬉しいメールが携帯に届いたので、気になる一言。
先日、わが町が制作した「DVD」を知人に送付した。
(勿論、見てみたい方には誰にでも送付しますよ、
感想は強制しませんからご心配なく・・)
「届きました」のメッセージとともに送られてきた台詞。
「清水町ベスト20見ました。(中略)
僕のベスト1は、このようなDVDを作ってしまった役場ですかねぇ。
NG集はいいですね。遊び心満載です。」に続けて書かれていた。
「行政が作ったとは思えない」
まさに、私たち広報スタッフが狙った企画どおりのコメントが
戴けて、私としては大満足のコメントだった。
DVDパッケージもオシャレに・・を合言葉に、
業者泣かせの注文をギリギリまで出して完成した作品。
そのうちDVD売り場にこっそり行って平積みしてきちゃおうか、
そんなことまで考えているほどの自信作。
その裏コンセプトが「脱・行政らしさ」。
ところで「行政らしさ」ってなんだろう?
これは、私が仕事していく上での未だ解決しない疑問だけれど、
彼のメッセージで、ちょっとわかったような気がしてきた。
「正統派の中の異端児」
そんな存在になれればいいな、と私は思う。
はみ出し過ぎてはいけない。けれど、はみ出そうとする努力は必要。
この感覚がだんだんわかってきた今日この頃である。



2003年11月11日(火)
こんな炎になりたい、と思えてきます

静岡県出身のジャズボーカリスト、鈴木重子さんが
独特の雰囲気をもった写真で朝日新聞に掲載されていた。
舌足らずな感じでのんびり話す彼女が、
「ろうそくの炎」について語っていた部分をメモしてみた。
「ろうそくの炎はユラユラ揺れてどんなに形を変えても、
必ず元に戻る。
ぼうっと見ているとだんだんリラックスしてきて・・」に
続けて言った台詞を、気になる一言にした。
彼女らしい視点だなぁ、と感心しながらも、
彼女の歌を聞いているとだんだんリラックスして・・と
置き換えてもおかしくない表現だな、と思った。
彼女が持ってる「癒し」と呼ばれる雰囲気は、確かに
ろうそくの炎とも似ている気がしたから、可笑しかった。
現在38才の彼女も、司法試験を目指していた東大法学部から
ジャズシンガーになるまで、心はユラユラ揺れてきたに違いない。
しかしどんな辛い体験をしても、自分と言うものを見失わず、
必ず元気な時の自分に戻ろうとしたからこそ、
今の活躍がある、と振り返っているようにも見えた。
本気で「ろうそくの炎になりたい」と考えているのかも。
ふと、そんなことを思わせる彼女は、浴場の照明を消して
今日もアロマテラピー用のろうそくを灯して1時間、
ゆっくりお風呂に入るという。なるほどなぁ。



2003年11月10日(月)
40代はブランデー

「女性はブドウに例えられる」という話を聴いた。
10代はフレッシュな果実。20代は甘酸っぱいジュース。
30代はしゃれたワイン。そして40代はブランデー。
ほぉ〜とため息をつきながら、
私の関心は、50代は?、60代は?、であったし、
女性に限らなくても、男性だって同じことが言えるのに・・
であったから、ちょっとムッとした。
「人間の一生はブトウに例えられる」でも充分理解できる
面白いたとえなのに・・とも思う。
たぶん、こんなフレーズに影響されやすい私は、
自分の年代である40代はプランデーか、と想像を膨らませ、
この次から飲みにいく時、
ちょっとだけブランデーが気になるに違いない。
そういえば最近、ブランデーの置いてあるようなバーには
ご無沙汰しているなと感じながら、ふと気付いたことがある。
いろいろな味に変わる「ブドウ」にとらわれていたが、
もしかしたら、その飲み物を置いてある
お店の雰囲気に相応しい年代、という解釈はできないだろうか?
10代、20代では、ショットバーなども似合わないだろうし、
一人遊びが出来るようになる40代こそ、重厚なカウンターで
「ブランデーをロックで・・」の台詞が似合うのかもしれない。
私も早く「とりあえずビール」から少し成長したいなぁ・・



2003年11月09日(日)
夫婦で選挙行くのは初めてだね

結婚して21年もなるというのに、そういえば・・と思いながら、
ちょっと意外な妻の台詞が、気になる一言。
小さな町の地方公務員は、ほとんど毎回選挙事務に従事する。
と、いうことは当日、投票所で選挙することがない。
事前に不在者投票を済ませておく必要があるから・・。
ここ数年、管理職になって投票事務から外れても、
何か用事があって不在者投票をしてしまうことが多かった。
それが今日に限って、何も用事がなかったから、
事前に不在者投票する理由も見つからない。
彼女は、午後から友達と逢うというので、
10時半頃、2台の自転車で投票所へ向かった時に言われた台詞。
後輩達が選挙投票事務をしている中、夫婦で行くのは照れるし、
立会人さんも知っている人の場合が多いから、
なんとなく、敬遠していたのかもしれない。
そういえば、夫婦で行くのが初めてと言う前に、
就職してから投票所で選挙をするというのが、初めてである。
これは確かに記念だな・・・と改めてメモをした。
差し入れたお菓子は足りたかなぁ、なんてことがやけに気になる
私の「夫婦で選挙投票、初体験」であった。
選挙公約も大切だけれど、夫婦や親子で行きやすい、
投票所の雰囲気づくりも、投票率アップにつながる大切なこと。
ちょっぴり照れたけれど、一緒に行ってよかった。
さぁ、開票事務のお手伝い。準備をしなくちゃ・・。



2003年11月08日(土)
後輩が誉められると、なぜか嬉しい

町芸術祭と併行して開催されている「公民館まつり」。
今年は、夏日にも近い天候で、予想以上の賑わいであった。
職員も総出、ポップコーン、うどん・そば等の売店で盛り上げる。
その中のひとつに「お好み焼き」があり、元公民館職員として
「私にやらせてよ」と無理矢理参加させてもらった。
大学の時、ずっとアルバイトしていたから「お好み焼き」だけは
手際よく引っくり返し、最後の味付けをする技を身に付けている。
また、お客さんのお決まりの台詞、
「仕事辞めても食べていけるね」を聴きながら作る楽しさは、
誰にも渡したくない役柄であったから・・。
しかし今回はその役を後輩に譲り、私は裏方に徹してみた。
焼くまでの材料準備であるが、これがなかなか忙しい。
差し入れのコーヒーや麦ジュースすら飲む暇がないくらいだから。
時々焼き手のまわった後輩が、小麦粉で汚れた私の背中越しに、
お決まりの台詞を受けているが、なぜか嬉しかった。
彼が誉められれば誉められるほど、嬉しかった。
現在の広報の仕事でも同じ。部下が誉められるのが一番嬉しい。
自分が誉められるより嬉しいと思うことが最近は多い。
そんな心の変化を記録に残したくて、気になる一言。
もっともっと誉められて、もっともっと自信を付けて欲しい。
たぶん私も、誰かに助けられながら自信を付けていったのだから。



2003年11月07日(金)
どうすれば「オバさん」になるのを防げるの!?

時間調節のつもりで入った本屋で見つけた特集のタイトル。
先月も紹介した「マイ・フォーティーズ」12月号(主婦の友社)。
立て続けに、何人かの女性が手にしてレジに向かったので
何の本だろうと近寄ったら、実はこの本だった。
表紙は秋野暢子さん、ピンクの文字で書かれた文字は
とてもインパクトがあった。
特集「いつから、どうなったら"オバさん"なの?」の
やや小さめのサブタイトル続いたフレーズが、気になる一言。
ページをめくると、こう書かれてあった。
「若くても"オバさん"な人はいます。
年をとっても、"オバさん"ではない人もいます。
つまり"オバさん"とは、年齢に関係なく
『女性としてなりたくない、
ある基準を越えてしまっている』人のこと」と。
面白い定義だな、とメモをしたのは、言うまでもない。
そして、自分は"オバさん"じゃないと思っているけれど、
本当はちょっと気になる40歳代の女性には、
読んでみたくなる見出しに違いない。
男性は、オジさん、オヤジと呼ばれても、あまり抵抗はないが
女性は"オバさん"と呼ばれることに、大きな抵抗があるようだ。
だからこそ、このフレーズが女心を刺激するのだろう。
見出しの付け方、とても勉強になった。
(内容は、読んでのお楽しみ、ということで・・)



2003年11月06日(木)
自宅の屋上に露天風呂をつくりたい

帰宅して、何気なくテレビのスイッチを入れたら
女優・冨士眞奈美さんが「クイズ・ミリオネア」に出演していた。
シルバー大会とやらで、彼女が65歳だとはじめて知った。
そんな彼女の「1000万円を取った時の使い道」が、気になる一言。
テレビでは、自宅のイメージイラストが映し出されたが、
私は自宅を知っているものねぇ・・と心の中でひとり喜んだ。
仕事とはいえ、彼女の自宅にお邪魔してしまった私は、
あの家の屋上に露天風呂、の映像がハッキリと浮かんでしまった。
結局は途中で「ざんね〜ん」の声を聴き、実現しなかったが、
人を引き付ける話し方、みのもんたさんを見つめる表情、
あぁ、あの時と同じだぁ、と嬉しくなった。
一問一問、彼女の決断は早い。
「ダメならダメでいいわ、楽になるし・・」という台詞が印象深い。
そうそう、あんないい方をしながらも、本当は繊細なんだよなぁ、
などと感じてしまった。恋人でもないのに・・
出来ることなら、先日完成した「わが町自慢のDVD」を、
事務所に郵送するのではなく、自分の手で届けたいと思っている。
彼女の趣味である、俳句のひとつでも作っていきたいな、
そう思う。




2003年11月05日(水)
「またやってる」から「まだやってる」へ

愛読書「編集会議12月号」の巻頭ロングインタビューは
みうらじゅんさんだった。
「みうらじゅん大図鑑!(宣伝会議刊)」を見た感想が
気になる一言。
「やってることがずっと変わってないんだなぁ」に続けて
このフレーズ。
そして「濁点が入った分、重みが増してますね」とまとめた。
(内容は説明しきれないので、買って読んで欲しい)
私も若い頃、よく言われた。「また、変なことやってる」
そして、今も言われる。「まだ、変なことやってる」。
だから、このフレーズが気になったし嬉しかった。
この「まだ、やってる」って大切なことだと思う。
そこには「もう、とっくにやめたと思った」という皮肉と
「いいなぁ、続けられるものがあって」という憧れが入っている、
そう思うからだ。
「また、やってるよ」は異端児扱いだけれど、
「まだ、やってるよ」は尊敬に値する扱いだと感じている。
変なこともずっと続けていると、世間に認められるんだよ。
私は、そう理解した。
生涯学習のキーワードは「変わる」だと講演して歩きながら、
私自身の目指している「変わる」にピッタリの表現かもしれない。
素敵な言葉にめぐり逢えた、と心から嬉しくなってメモをした。



2003年11月04日(火)
楽しみにしていた人達に申し訳ない・・

久しぶりに、大きく凹んでいる。
理由は1つ。私の写真知識の未熟さが生んだトラブル。
現像・プリントされてきた写真を見て、私は愕然となった。
露出不足で、まともに撮れていたのが少なかったから。
先週ホッケー(スポーツ)を被写体としたので、絞り優先で撮影。
我ながら、スピード感のあるシャープな写真、とばかり
オート撮影よりマニュアル撮影に限るよね、と自負していたのに
室内撮影では、その自信がまったく裏目に出た気がする。
撮影途中で、なにか変だな?と気付き、モードを「A」にしたが
ここでまたも私の知識のなさが顔を出した。
デジカメでは、オート撮影は「A」、
一眼レフでは「P」(プログラム)というパターンがあったのに、
とりあえず、オート撮影にしたから大丈夫、と何枚も撮影した。
そしてプリントされてきた写真を見て、思い切り落ち込んだ。
取材する私たちは、毎日写真を撮っているが、
撮られる人達は、一回限りの晴れ舞台、というケースが多い。
だから、私の知識・技術のなさの為に、
記念に残る写真がなくなったのでは、誠に申し訳ない。
本当に、反省している。(デジカメと併用していて助かったけれど)
二度とこんなことがないように、
知識を増やし・技術に磨きをかけたい、と心に誓った一日だった。
こんな日も思い出すために、気になる一言として残すことに決めた。



2003年11月03日(月)
同級生の活躍が一番の刺激財

町制施行40周年を記念して行われた、
カナダ・スコーミッシュ市との姉妹締結の式典で
通訳として登場したのが、高校の同級生だった。
ほとんど同時通訳で大役をこなした彼と、
式典終了後に、ちょっとだけ会話をした。
(もちろん、日本語で・・)
今は、英語を中心に外国語を教える会社を経営しながら
フリースタイルスキーの技術代表・A級審判員をこなし、
最近では、地元ロータリークラブの会長までしている。
一つひとつの分野で、確実に活躍している彼を見て、
ほんのわずかな悔しさと、
席を隣にしていた仲間がこうして活躍している嬉しさが
こみ上げてきた。
以前なら、自由な環境で活躍している彼が羨ましくて、
「ちくしょう」という感情が先にたっていたはずなのに
今回は「あんな活躍をしている彼と親しいんだ」
という誇りのほうが強かった気がする。
私の中で生じたこの感情の変化を、記憶に残したかった。
勿論、私も負けてたまるか、という気持ちも込めたかったので
気になる一言に残すことにした。
しかし「刺激剤」ではなく「刺激財」。
お互いが財産と感じることができる存在でいたいなぁ、と思う。
「よ〜し、俺も・・」とやる気をくれた彼の活躍に乾杯。



2003年11月02日(日)
門限10時なんだよ・・・・・明日の。

古典的なギャグなんだろうけれど、TPOによっては
私の笑いのツボに入ってしまうフレーズである。
久しぶりに同級生が集まる勉強会&飲み会だったが、
やはり午後9時を過ぎると、家庭が心配なのか
女性陣は「お先に」と帰るメンバーも出てくる。
だから「今何時?」と訊かれて「9時40分だよ」と答えた。
そしたら「えぇ、大変」と慌てたから、帰るのかと思ったら
気になる一言。
たぶん、その間の良さは、うまく伝わらないかもしれないが、
やっぱりインパクトあったので、取り上げてみた。
「俺と付き合うと楽しいよ・・・・・俺が」的発想が盛り込まれ、
その応用場面は多いはず。
単に、良くあるギャグじゃないか、で終わるより、
タイミングよく口に出せた方が良いと思う。
いくら言葉を沢山知っていても、TPOに合わせて使えなければ
その言葉は生きてこない。
気に入ったら、周りにバカにされても使ってみることである。
そして使うタイミングを体験の中で身につけて欲しい。
恐がっていてはいけない、はずした時のし〜んとした雰囲気を。



2003年11月01日(土)
プログラムは正常に動いている間は目に見えない

存在すら気が付かない。
マトリックスリローデッド(キアヌ・リーブス主演)の中に
何度となく繰り返されるフレーズである。
(実はお昼に2時間ちょっと暇になったので、急いでビデオを見た)
プログラムは根源(ソース)に戻る、なんていい方もしていた。
映画の話だけではない、
生活・仕事をしていても、同じことが言えそうだ。
何かトラブルになった時、初めてそのプログラムミスに気付く。
それまでは、結果オーライでも気が付かない。
正常に動いているように見えるからだ。
しかし、人間関係のトラブルは簡単に修復できない。
解決しようと思えば思うほど、複雑に絡み合い抜け出せなくなる。
そのトラブルの最終的な解決方法が「Reload(リロード)」。
(実は、そのリロードする決断が難しいし、勇気がいるが・・)
そう解釈したのだが、タイトルにやや疑問が残った。
「Reload(リロード)」とは、銃であれば弾の「再装填」、
コンピュータ用語では「再読み込み」や「再起動」を意味するが、
その過去形にはどんな意味があるのだろうか?
誰か教えて欲しい。

PS.その他の映画メモ。
あなたは既に選択してる、理解するのよ
「否定」は、人間によくある反応だ
希望は、人間の典型的な妄想。
  それは最大の強さであり、弱さの源である。
彼はどこだ? スーパーマンしてます。