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しもさんの「気になる一言」
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2003年08月31日(日)
防災訓練終了、わかれ!! 「ワン」

残暑厳しい8月最後の日曜日、朝7時からの訓練は
やっとの思いで、お昼前に終了。みんな暑さでグッタリ状態。
最後の総評を聞き、指揮の号令で解散であるが、
もう早く終わらないかなぁ・・なんて考えていたと思う。
そんな時、指揮の解散を意味する号令「わかれ!!」を耳にした
災害救助犬が、返事をするタイミングで「ワン」と吠えた。
緊張していた雰囲気が解け、最後には周りでクスクス笑い。
防災訓練とはいえ、怪我があってはいけないと
張りつめていた気持ちが、一気に解き放たれた感じであった。
しっかりと躾されている災害救助犬、訓練では倒壊家屋から
人間を発見し、知らせる役割をしっかりこなしていたし、
最後の整列も、人間の横にしっかり待機し周りを驚かせていた。
そんな彼等が「ワン」と吠えただけなのに、私のアンテナには
しっかりと引っかかり、何年か経過した時も、
「あの時、犬が吠えた時の防災訓練」として、記憶が蘇ってくる。
こんな覚え方であるが、これが記憶を呼び戻す方法であるから、
是非、お試しあれ。



2003年08月30日(土)
気になるのは「子どもの声」より「蝉の声」

朝から夕方まで、わが町自慢をDVDに残そうと、撮影スタッフと
暑さの中を飛び回っている。
日焼け止めをしっかり塗っても、赤くなってしまうほど
ここ数日の残暑は、厳しい。
しかし、プロである撮影スタッフと同行するだけであるが、
身体の疲れとは逆に、とても多くのことを学ばせていただいた。
今回は、音声さんの一言。
ある方にインタビューをしていたら、
子ども達が、そばで遊んでいて「うぁ〜」って大騒ぎをした。
撮り直しかな?と思っていたら、同じことを感じたのか、
ディレクターの方が、音声さんに「子どもの声、気になる?」と
声を掛けた。
ヘッドフォンをして、必死に音を拾っている音声さんが
私たちに返してくれた台詞が、気になる一言。
「この日は暑かった」と思い出させるには、最高のフレーズだった。
たぶん、集音マイクを通して彼の耳に入ってきた雑音は、
子どもの大騒ぎをする声よりも「アジィ〜、アジィ〜」と聞こえる
蝉の声だったのだろう。
このフレーズを見るだけで、この日の暑さが蘇ってくる。



2003年08月29日(金)
困った、困った、こまどり姉妹。

私の記憶の中では、
「困った、困った、こまどり姉妹。しまった、しまった、島倉千代子」
とリズムで覚えてしまった。
実は、視聴覚ライブラリーといって、町の視聴覚教材として
どんなビデオがいいか、何本も鑑賞して、選定する仕事をした。
午前中だけで10本以上のビデオ作品を立て続けに見て、
「いじめ問題にはこれかな」「人権問題はこれだな」等、
自分なりの選定理由を考えて事務局に提出するのだが・・
その中の一本の作品、
子ども達に向かって、中年の男性が呟いた台詞がこれ。
内容にはほとんど関係ないし、普通であれば、聞き逃してしまう場面。
なぜか、私の頭の中で
「何かに上書きされるまで、残ってしまったリズム」であった。
感動する言葉ばかりてではなく、こういったリズムによって
身体にしみついてしまったフレーズは、なかなか忘れられない。
また、このフレーズをタイミング良く使う場面を、いつも探している。
ばかばかしい・・と思うけれど、この台詞で和やかになったり、
元気のない人たちが元気になることも、ありえる。
(もちろん、こまどり姉妹、島倉千代子は知らない世代には、
チンプンカンプンだろうけれど・・)
単なる言葉遊びでおわらず、機会あるごとに使ってみたい。
くだらな〜い、と思うけれど、こういう笑いが欲しかったなぁ・・。



2003年08月28日(木)
「切れ悪くなった」と実感したから・・

ニュースステーション。久米宏キャスター降板、会見。
「余力持って辞めたいと思った」
この台詞が、クローズアップされているが、
私は、もうひとつの感想を、とり上げたい。それが「気になる一言」。
18年間という時間、継続は力なり、なのか、継続はマンネリなのか。
今回に関しては、その評価は自分がした、と言える。
周りは、まだまだ彼のコメンテーターとしての発言に一喜一憂し、
その影響力は、彼本人が一番知っていたと思う。
しかし、コマーシャル直前に呟く辛口コメントが影を潜めた頃から
これはまずい、と感じていたのだろうか?
自分の実力は自分が一番知っている。そして、その評価も。
だから、思いきって潔く、身を引く。
その影には、古館伊知郎さんのめざましい活躍がある気がしている。
そろそろこいつに任せても・・そんな気持ちになってもおかしくない。
しかし彼のイメージは、ニュースキャスターではなく、コメンテーター。
どこまで、早く、正確に伝えられるか、
彼の評価はこれから決まる、と思って間違いない、視聴者によって。






2003年08月27日(水)
「自動シートベルト装着装置」を映画の中に見つけた

帰り道で、シートベルトの未装着、一斉取締りをしていた。
あぁ・・なんとシートベルトをしていない人が多いことか、
それだけで罰金なんて、可哀想に・・と眺めていた。
そんな時、ふと(本当に突然)、映画のシーンが蘇ってきた。
「彼女をみればわかること」
キャッチコピーは「しあわせの、かすり傷」。
(五人の大物女優がそれぞれの生き方を綴った映画だったかな?)
私の記憶が正しければ、第三話。ホリー・ハンター主演。
向いの家に越してきた男性アルバートに声を掛けて、車に乗るシーン。
運転席に座り、エンジンをかけたら、自動的にシートベルトが
前の方からスルスルと動いてきて、セットされた。
(だれか、詳しい人、確かめてくれませんか?)
へぇ・・と思ったからだろうか、メモは取らなかったけれど
インパクトの強いシーンとして、残っていたのだろう。
話をもとに戻す。もし、映画のシーンが普通の生活であるのなら
どうして、日本で「自動シートベルト装着装置」が話題にならないのか、
それが不思議だったから「気になる一言」にとり上げてみた。
(厳密にいうと「気になるシーン」だけれど・・)
地図のナビゲータもいいけれど、まずは安全装置。
もしかしたら、壊れやすくて、メーカーが作りたがらないのかな、
私の疑問は、大きくなるばかりである。



2003年08月26日(火)
大学受験は「志望動機」より「進学の目的」

朝日新聞で見つけた、
お茶の水女子大学学長、本田和子(ますこ)さんの考え方。
「高校時代に自分の将来を決めてしまうのは無理。
理系で入学しても、文系の面白さに気付くこともある。
必要なことは、大学側が転学部、転学科を容易に出来る体制。
だから、大学の志望動機なんて、そんなに大切じゃない」
そんなことが書かれていたので、嬉しくなってメモをした。
ただ、目的もなく進学を選んではいけない、とも語っている。
「自分を知りたい」「社会にとって自分の存在意義を探りたい」
そんな大学進学の目的でいいらしい。
大学を「模索と試行錯誤が許されるとても贅沢な場所」と位置づけ、
勉強オンリーの大学生に警鐘を鳴らしているようにも感じた。
「世界には色々なことが起こり、色々な人々がいて、
それぞれ懸命に生きているのだと気付く機会を持って欲しい」と
まとめた言葉に、私はとても感激した。
浪人生の娘を抱え、最近少しイライラしていた私にとって、
貴重なアドバイスをいただいた気がする。
私も「四年間で自分探しをしてきて欲しい」と思うようになれた。
大学時代、どれだけ多くの人と逢ったり、好きな本を読んだり、
映画を観るといった時間の使い方が出来るか。
そんなことが、大学に行く目的なんだな、と彼女の言葉で知った。



2003年08月25日(月)
のようなもの

ある方の日記サイトで見つけた、気になる一言。
「よく殺人事件なんかのニュースで聞くセリフ。
『刃物のようなもので・・・・』『バットのようなもので・・・・』
ようなもの、って・・・・刃物やバットそのものじゃないんですか。
『バット』って言って、ものすごーく対象絞ってるのに、
また『ようなもの』でチョロマカスんですか・・・・。」
と書いている。
断定できないから、というわけなんだろうけれど、
確かに曖昧が好きな日本人らしい表現だなぁ・・とメモをした。
ついでに、yahoo!で「のようなもの」で検索した結果は、
なんと約699,000。
(文中で使われていればヒットしてしまうけれど・・)
どんなWEBがあるのか、興味津々で眺めてみたら
「日記のようなもの」とタイトルがつけられた日記。
「詩のようなもの」と書かれた詩など、
ほとんど「のようなもの」ではなく、そのものであった。
自信がないから? 気を引くため? それとも・・。
どうして「のようなもの」という曖昧な表現が好きなのか、
おかしな国民性だな、と苦笑いをした。
英語の look like とは、ちょっと違うような気がするが・・。
もし、私が使うとしたら
「口の周りに口内炎のようなものができて・・」
というような場合だろう。
自分の知識では知らないものを、自分が知っているもので例える。
それが「のようなもの」の使い方であろう。
これからは、新聞記事やニュース番組を注意して観たい。
「のようなもの」という表現がされていても、
思い出して笑わないで欲しい。



2003年08月24日(日)
SEXシーンより、指を絡めるシーン

これだけでわかったら、よっぽどの映画好きか、
昨晩のテレビで映画「ゴースト~ニューヨークの幻」を観た人。
私は、この作品でデミ・ムーアが好きになり、
「アンチェイド ・メロディー」が何度も聴きたくて、
サントラ盤のCDを買った思い出がある。
あとの曲は、幽霊を感じさせる暗い曲ばかりだったけれど。
そして、何度となく、この作品を観ているが、
毎回毎回、私の気になるシーンか違うから、これまたおかしい。
さて今回は・・・
先週、今週とDVDで映画を観まくっているせいか、
SEXシーンがやたらと画面を賑わせていたが、どれも感じなかった。
一番艶っぽいと感じたのが、この「ゴースト」の冒頭シーン。
ろくろを廻しながら、ふたりの指が粘土質の材料で汚れながらも
絡み合う場面だと、私は思っている。
そして、振り向きながらキスをする場面・・やっぱり最高だった。
愛の表現にはいろいろあるが、
直接的なシーンより間接的な表現の方が観ている人の想像が膨らみ、
私は好きである。
自画像のような人物写真より、人の気配を感じさせる風景写真の方が、
なぜか暖かみを感じる私である。
言葉でも、そんな表現を目指したいと思っている。
(暑さで、頭がぼ〜っとしていてるわけではありません、あしからず)



2003年08月23日(土)
Off the record (率直に言って・・)

映画「I love trouble」をDVDで観た。
(ニックノルディ、ジュリアロバーツ主演)
ストーリーもアクションも、なんだか中途半端だった気がする。
内容についての感想は、もっともっと詳しい人にお任せする。
私の場合は、その中で気になった場面だけれど・・
ライバルの二人は張り合っているけれど、気になる存在。
なかなか自分の気持ちを伝えられずにいるが、ある時、
同じ部屋で寝ることになる。
そこで、ジュリアロバーツから「私のこと、嫌いだと思うけれど・・」
の台詞のあと、Off the record と前置きをしてから
「実は、私、嫌いじゃないのよ、全然」と告白するシーン。
日本語吹き替えは「オフレコだけど・・」字幕は「率直に言って・・」
私の感覚では、ちょっと違う気がしたので、気になる一言。
(本人を前にして)「これ、内緒だけれど・・」とか
「本人がいないから言うけれど・・」
みたいな感覚なんだけれどなぁ、私としては。
新聞記者らしく「オフレコ」という単語をうまく訳して欲しかった。
ところで、最近、DVDで見始めてから気が付いたけれど、
日本語吹き替えでプレイ、さらに日本語の字幕を出すと
訳し方が違うことに。(?)
これって、どうして? わかる人、是非教えて。



2003年08月22日(金)
○○さんって、使い捨てですよねぇ

焼き肉を食べ、ビール飲みながら聞いた話だけど・・、
私の笑いのツボにハマってしまったので、気になる一言。
言った女性、てっきりコンタクトの話だと思い込んでいた。
言われた男性「へぇ? はぁ?」と動揺を隠せない。
それはそうだよね「あなたは使い捨てですか?」って聞かれて、
なんと答えていいのか、わからないのが普通だから。
単語が足りない話って、こんな勘違いを生むんだという笑い話だった。
それくらい言わなくてもわかっているだろう、から生まれた誤解。
夫婦や親子には、よくあることである。
そういえば「ねぇママ、水」と言った子どもに
「飲むの?かぶるの?」と聞き返した親がいたことを思い出した。
わかっていたけれど、子どもの躾のために、聞き直したという。
実は、とても大切なことである。
いくら、親しい仲だって、意思が通じないこともある。
だからこそ、常日頃から、大切な言葉は略さない、
そんな癖を身に付けたいと思う。
ただ、全員がコンタクトレンズの話をしていた時は、逆に
このフレーズ、是非聞いてみたい。
「うん、私は使い捨てだよ」と返事があれば、思わずニヤリである。
「ふ〜ん、○○さんって、使い捨てなんだ・・」と聞き返そう。
相手の反応が楽しみである。



2003年08月21日(木)
「当たり前」を楽しむ境地

犠打の世界記録を達成した、ジャイアンツ川相選手、
記事の扱いは、どの社もタイ記録に比べ小さかった。
その中で・・私たちに役立つコメントを・・と
探してみた、そしてメモをした。
「21年続けてきた中でつかんだ極意とは?」の問いに
「極めるには数をやらないと。
数をやるには練習しなくてはいけない」
そんなメッセージが、私のシステム手帳には記された。
中でも、私のアンテナに強く引っ掛かった言葉を紹介したい。
「僕が出てくれば『決めて当たり前』と思われるじゃない。
逆にそれが楽しいんだよね。そういう中で決める喜びもある」
だった。
単純に「期待される」という喜び方もあるけれど、
「期待されて期待どおりの結果を出す」喜び方もある。
しかし、期待もされず「当たり前」「当然」と思われている中で
普通の人がやれば、本当は難しいことを、
ごく普通のようにやり遂げることに喜びを感じる。
その境地こそが、彼の偉大さを表現するに相応しいな、と思った。
どうしたら、こんな境地に立てるのだろうか。
やはり、数をこなすしかないのだろうか、なぜか羨ましかった。
私も職業に就いて、彼と同じ21年を越えたからこそ、
なにか、あいつがするんなら当たり前だよ、という特技を
持ちたいな、と心から感じたメッセージであった。



2003年08月20日(水)
自分の体験を話すだけでも、社会貢献となる

静大主催の社会教育主事講習会の講師とパネラーを頼まれ、
「はい、いいですよ、私でよければ・・」と軽く受けてしまったが
実際は、久しぶりの緊張、島倉千代子だった。(このギャグ古い?)
受講生に、私の想いがうまく伝わったかどうか、心配ではあるが
お土産の資料は持たせてあげられたかな・・と振り返った。
最近、町内より県内で、私を必要としてくれる機会が増えている。
「すいませんね。こんなところまで・・」と声を掛けてくれるので
私も、つい「私なんかでよければ、使って下さい」と切り返す。
そして「お役に立つなら、どこへでも・・」と続く。
誰かの役に立っている・・その感覚がとても心地よい。
社会貢献って、こんなことなのかな?と思いながら、マイク片手に
自分の経験を話すことに夢中であった。
なにも、ボランティアでスコップを持って汗を流すことだけが、
社会貢献とは限らないことを、私は体験の中で気が付いた。
私のつまらない説明も、真剣にメモを取ってうなづいてくれる。
講義が終了しても、わざわざ質問に来てくれる。
そんなひとつひとつが、私も少しは役に立っているのかな・・・と
気付かせてくれた、受講生に感謝したい。
自分の住む小さな町に留まらず、私を必要としてくれるところがあれば、
自分の成長のために、出かけていきたい、と心から思った。



2003年08月19日(火)
港区刊行物、晴れ着集団も「差別」

産経新聞に取り上げられていた記事が気になった。
その見出しが、気になる一言。
今、私の中では「男女共同参画の定義」で疑問が溢れている。
関心ごとではあるが、やや否定的な立場なので、ご了承願いたい。
まずは最近のポスターやパンフレット、注意して見て欲しい。
わざわざ、男女の数を同じにしたり、洋服の色まで気を使って
製作しているケースが多く見受けられる。
背の高い男性、髪の長い女性のイラストでさえ、
「差別や偏見を助長する」を理由に指摘を受ける時代である。
(本音は、これさえ理解できないが・・)
成人式を彩る女性の晴れ着姿は、男性も参加しているのに・・と
指摘を受ける。
保育所の送り迎えのシーン、男性だって送り迎えすべきだから・・と
指摘を受け、スーツ姿の男性が保育園の園庭に複数登場。
女性も、ショートカットに黒のパンツスーツ姿で描かれ、
子どもと手を繋いだ母子のシーンは削られた。
私たちが目指す男女共同参画社会って、本当にそうだろうか?
ポスター、パンフレットは、全体の雰囲気を伝えるものだと思う。
成人式だって、艶やかなお祝いの雰囲気を伝えるために、
晴れ着集団にカメラを向けてしまう。これって変ですか?
そもそも他人の「意識改革」なんて、簡単に出来るものではない。
だから私は「個人の意識を変えるのではなく、周りの雰囲気を変える」
ことをお奨めしている。
その積み重ねが、自然と意識改革に繋がってくる、と思っているから。
やはり、男性側の一方的論理だろうか?



2003年08月18日(月)
いつもの場所、いつものメンバー

義父の49日法要が終わるまでは、野球観戦は控える。
自分なりのけじめとして、8月末までの東京ドーム行きを
泣く泣くキャンセルした。その数、6試合。
毎試合、毎試合、午後5時半には先発バッテリーの報告、
そしてテレビ放映が始まるまでの間の試合経過が、
一緒に行くはずだった友人から、携帯にメールが届く。
昨晩は、携帯画像のオマケ付き。
雰囲気だけでも・・とライト外野指定の雰囲気や、
行くたびに近い席になる人たちの顔などを送ってくれた。
「おっ、また来てるね。今日も大声出して応援しようよ」と
声を掛けたくなる画像であった。
自宅や職場から離れた場所、正確な名前すら知らない人たちなのに
「いつもの場所、いつものメンバー」というメールタイトルが
とってもぴったりだったので、今日の一言。
得点が入れば、オレンジのタオルをまわし
ハイタッチをしたり、大騒ぎしている光景が、なぜか目に浮かぶ。
「早くおいでよ・・待ってるからね」「今度は一緒に」
そんな言葉が、聴こえてきそうな画像だった。
最近、私が東京ドームへ応援に行く度に負けていたので
「いつもの結果」が付いてなくてよかったなぁ・・と
一人で携帯の着メロ「ビバ、ジャイアンツ」を音量6で鳴らしながら
苦笑いしていた私にとって、素敵な場所、素敵な仲間である。






2003年08月17日(日)
コミュニケーションは、言葉以外でなんとかなりますよ

私も時々、ゲストでお招きを受けている地元FMラジオ番組。
今日の出演者は、モロッコへ青年海外協力隊のシニア版として
(すみません・・メモし忘れました・・)派遣されている女性。
モロッコの文化など、私にとっては知らないことばかりで
あっという間に、30分が過ぎてしまった。
走り書きのメモを眺めると、フランスの植民地だったこと、
隣国が地続きで、7か国語くらいの言葉が入り交じっていること、
そんなことが書かれていた。
私がラジオの前でメモを取りながら、パーソナリティの先輩、
是非、これだけは聞いて欲しい・・という想いが通じたのか、
「さすがに7か国語も覚えられないでしょう、
共通の言葉がないとお互いの意志が通じないでしょ?」と尋ねてくれた。
そして、私がショックを受けた答えが、今日の気になる一言。
以前、レストランでも指をさせばなんとかなる・・と教わったのに、
私はもう忘れてしまったのかと、情けなくなってしまった。
言葉の力を信じ、その大切さを伝えたい気持ちに嘘はないが、
つい「まずは言葉ありき」になってはいなかっただろうか?
夏休みの最後に、大いに反省させられたフレーズだったと思う。
言葉は、コミュニケーションのひとつ。他にもいっぱいある。
そんな簡単なことを忘れていた自分に喝をいれ、
明日からの仕事、夏休みボケか?と言われないよう努力したい。



2003年08月16日(土)
協力 新宿二丁目の皆さん

娘の朝晩三島駅送迎役が終り、久しぶりに夜更かし。
溜まっていた映画のDVDを観まくった。
「小年たちは花火を横から見たかった」
「チャーリーズ・エンジェル」「ヘドウィグ アンド アングリ」
「メリーに首ったけ」「アイズ ワイド シャット」
「ハッシュ」計6本。
作品には、なんの脈略もなく、
そばにあったDVDを観たに過ぎないのであるが、どれも面白かった。
内容についてのコメントは、ここではしないが、
最後に観た「ハッシュ」は、ゲイに関するシーンが多かった。
ゲイになりきり、男同士で抱き合っている役者の演技を観て、
さすがだなぁと感心させられたのだが、
最後のテロップに流れてきた文字で、大笑いしてしまった。
何度か、巻き戻して確認したから、間違いないと思う。
だからあえて「気になる一言」にとり上げてみることにした。
最近、特に地方で映画を撮影する環境が整ってきた。
お手伝いするボランティアも増えてきたと聞く。
こんな取り組みが、映画をより身近に感じさせる方法なんだと、
ワクワクしながらも、やっぱり笑わずにはいられなかったテロップ。
6本の作品で私がメモした名台詞を吹き飛ばしてしまうインパクト。
時々ある最後のおまけみたいなシーンを見損ない為にも、
やっぱり、テロップの最後まで見るに限るな・・・と苦笑いした。
私は、何を楽しみに映画を観ているのだろうか。
(やっぱり「言葉探し」かな)



2003年08月15日(金)
「終戦記念日」より「終戦の日」

何年も前から、呼び方で論議されてきたから、
そろそろ統一しているかと期待したが、今年もバラバラだった。
毎年この日、私はこのふたつの単語に注目している。
「記念日」は、どうしても「その日を祝う」というニュアンスが
含まれていると感じるから、私は「終戦の日」を支持したい。
しかし、インターネットの暦関連のWEBでは、
ほとんど「終戦記念日」と掲載されているし、検索すれば
圧倒的に「記念日」の方が多くヒットするのも事実。
確かに、戦争に負けた日として記憶にとどめなければいけないが
あまりにも、無関心になり過ぎていると私は思う。
「今日は何の日か知ってますか?」と街頭インタビューされた大学生、
「知らなかった・・興味ないもん」と一言で片付けたが
2000年8月15日、私の「気になる一言」は
「戦争は、大昔のことではない」と記されている。
まだ、体験した人が多く残っているのに、まだ58年前の事件が
遠い昔の歴史のように語られことに、いらだちを覚えた。
大雨が日本列島を覆い、「冷夏」という言葉が溢れていた今日、
長袖を着て過ごした私の耳に残っているのは、
街頭インタビューに答えていた高齢者の一言。
「昭和20年の今日は、もの凄く暑い日だった」であった。



2003年08月14日(木)
ラーメンセット(ワンコイン500円)

娘を駅まで迎えにいく途中で見かける、この看板が気になっていた。
この「ワンコイン」という響き。
私は、なぜかとっても気に入っている。
ワンコインで、全て片が付く。プラスもマイナスもない。
財布もいらない、ワンコインをGパンのポケットに入れておくだけ。
O型の私らしい発想だろうか・・
最近では、自治体が循環バスなどを運行し、
料金はほとんど、ワンコイン。消費税込みの100円。
安いか高いかは、利用者の判断だけれど、面倒くさくなくていい。
10円以下のおつりは、いつも募金箱行きだから・・。
今、日本銀行が新しいお札を刷りはじめたけれど、
私としては、お札より1000円硬貨が欲しかった・・・と思う。
2000円札より、もっともっと社会に流通したような気がするから。
500円硬貨は、新旧あって使いにくかったけれど、
自販機でなければ、利用に支障はないのだから、
500円商品を増やせばいいのに・・といつも考えている。
そういう意味で、500円のワンコインは、流行る予感がする。
使い出すと便利な500円玉。
さっそく、ラーメンセット食べてみようかな・・と考えている私。



2003年08月13日(水)
親に愛されていると思いますか? たぶん・・

少年犯罪が続く中、テレビで彼等の心の動きを知ろうと
ごく一般の子ども達にインタビューしていた。
その中のひとつの質問。
「あなたは、親に愛されていると思いますか?」
そして、その答えが「たぶん・・」
それをモニターで見ていた両親は、愕然とした。
母親は「はい、もちろん」と答えて欲しかったに違いない。
その後もインタビューの中で、父親の話題は一度も出なかった。
父親は「楽しく付き合っているつもりだったのに・・」と嘆く。
ごく普通の、どこにでもいる、しあわせそうな家族、
両親と12歳の子どもの関係が浮き彫りにされていて、思わずメモをした。
そういえば、チャゲ&飛鳥の「始まりはいつも雨」の中に
「愛してるかい?愛せてるかい?」というフレーズがあったのを
急に思い出した。
親として、一所懸命わが子を愛している、それは間違いない。
だけど、その愛がわが子に伝わっているかどうかは、わからない。
こんなに愛しているのに・・・と嘆く前に、
自分の愛を、子どもが感じてくれているのか、確かめてみるといい。
子どもに限らず、愛する人がいる人は、尋ねてごらん。
「私はあなたを、うまく愛せていますか?」って。



2003年08月12日(火)
野球というゲームは、27個の「死」で構成される

ジャイアンツの川相選手が、大リーグの犠打記録に並んだ。
全国紙をはじめ、地方の各紙まで、その記録を讃えて記事にした。
どの新聞が、どんな扱いをするのか、私の関心ごとであった。
タイ記録で記事にかるのか、新記録で記事にするのか、
記録に注目するのか、人間川相にスポットを当てるのか、
夕刊扱いか、朝刊扱いか、写真の有無は・・。
驚いたことに、朝日新聞が一番とり上げていた、4回も関連記事が。
中でも、人間川相昌弘を「ひと」で紹介し、
彼のコメントをうまく使いながら、野球を知らない人でも、
人間性を充分理解できる内容であった。
「いかにバットの芯を外してボールの勢いを殺すか。
差はボール一個分。そこに自分の技術のすべてを賭けてきた」
このフレーズがとても印象に残っている。
さらにページを変えてスポーツ欄。
「犠牲に込めた勝負魂」のタイトル。
そして私が選んだ「犠打」イコール「死」という視点。
さらに「川相は自らの『死』に息吹を吹き込むことで、
チームの勝利を目指し続けた」という表現。う〜ん、と唸った。
ほとんど選手は「死」(アウト)が嫌で、努力する。
川相選手は、その「死」の為に、努力する。
プロ(野球)という世界、生き残るには人と違った才能が必要であると
あらためて実感した記録であった。



2003年08月11日(月)
期待されるってことは、幸せだ

元ノルディクスキー複合選手、荻原健司さんの
甲子園レポートだった。
「甲子園は重圧とともに」の題字も自筆の新聞エッセイである。
期待される球児のプレッシャーと、
冬季五輪の時の自分が感じたプレッシャーについて。
その中で彼は、競技をやめた今だから言える、と前置きしながら
「期待されることが、どれだけ幸せなことか。
絶対、いい経験になる」と言い切っていた。
以前、駅伝の選手に「期待されることって凄いことなんだよ」と
話していた監督を思い出したが
彼は、それ以上に「幸せ」なことだと定義した。
期待もかけてもらえない・・これは淋しいこと。
期待とは「よい結果や状態を予期して、その実現を待ち望むこと」
だから、そのの大きさではない。
自分以外の誰かが、自分のよい結果を望んでいてくれる。
このことが、幸せなのだ、と言いたかったのだろうか。
期待と同じ大きさで、不安が存在する。
だから「不安だ」と言われるのは、
「期待しているよ」という裏の表現でもあると考えてみよう。
不安に抱いていること・・もしかしたら、期待してませんか?
そんなことまで、考えてしまったフレーズだった。



2003年08月10日(日)
撮影に邪魔なロープは、背泳ぎ用とフライング用

地元の水泳大会ということで、台風一過の中、プールへ取材に出かけた。
暑い日差しの中、ドーム形の屋根を開放しているとはいえ、
蒸し風呂、サウナ状態だった。
25メートルのプールであるが、潜ると25メートル先が見える、と
利用者の声。けっこう自慢らしい。
できれば、飛び込みのシーンを撮りたいと、絶好の位置を決めると、
プールを横切るロープが3本、どうしてもフレームに入ってしまう。
いくら子供達が多く参加する水泳大会だからって、
国旗をつけるわけじゃあるまい、と考えていたら、
競技プログラムが進み「背泳ぎ」になって初めてわかった。
両端にあったから、あと5メートルの目印であることが・・。
しかし、理解できなかった真ん中のロープ。
読者の方はご存じですか? 
フライングに気付かずに泳いでしまった選手を止めるためにあることを。
実際、低学年のレースでは使いそうになったので、自分の目で見て納得。
先日の水泳世界選手権に、そんなロープあったかなぁ・・と苦笑いした。
また、ひとつ新しいことを知った。それが嬉しい。
知らないことだらけだけど、いろいろなことに疑問を持つと、
教えてくれる方が、自然に、そして偶然現れる。
「その歳になって、そんなことも知らなかったの?」と言われても
私はめげずに質問し続ける。こんな私におつきあい下さい。



2003年08月09日(土)
偶然、映っちゃったらどうするんだろうね

朝から、台風情報をテレビで見ながら、自宅待機。
いつ、職場から非常召集がかかるかわからないから・・。
画面は、全国各地の駅や空港を映し出し続けている。
そんなシーンを見ながら、妻が横で呟いた。それが気になる一言。
大学生くらいの若いカップルが那覇空港で足留めされている。
友達と行く・・と家族に言ってきて、実は彼氏と旅行、
そんなシチュエーションを想定してしまった妻。
「秘密の確率」×「偶然、映ってしまう確率」×「家族が見る確率」、
どれくらいあるのだろう、と考えた私。
まぁ、こんな日はニュースで流れる可能性が高いのだから、
そんな行動をしないに限るね、と意見は一致した。(笑)
まさか、妻がそんな視点でテレビ画面を見ているとは思わなかった。
推理小説やサスペンス映画の見過ぎとしかいえないな、
それとも、単なるゴシップ好きの中年おばさんだよ、それでは。
しかし、肖像権、プライバシーの権利が叫ばれる中、
ニュースや新聞に偶然掲載されてしまう可能性があるということは、
そこから始まる事件もあるということ。
出来るだけ「広報」の腕章を身に付けて、写真を撮るけれど、
気をつけなくちゃいけないな、と実感させられた一言であった。




2003年08月08日(金)
規則正しい生活は「早起き早寝」

愛読書の「クロワッサン」に載っていた健康法のひとつ。
昔から規則正しい生活と言えば「早寝早起き」だったけれど、
自分の意志でコントロールできる起床時間を一定にする
早起きの方が大切だし、
よく眠れるかどうかは、毎朝の起床にかかっている。
そんな内容だったと思うが、私の注目は「プラス思考」だった。
横になれば、あっという間にいびきをかき出す私は、
就寝時間もコントロールできるけれど、ほとんどの人は
寝ようと思ってもなかなか眠れない・・なんて話をしている。
しかし「起床時間」は(目覚まし時計をかけたりするかもしれないが)
自分の意志で、何時に起きようと決められる。
私も、最近「早寝早起き」をしていると自慢していたが、
実は「早起き早寝」だったことに気が付いた。
寝る時間が遅くなっても、決まった時間には目が覚めて起きる。
これが、規則正しい生活だったんだと気が付いたから、メモをした。
これからは「体調はどうですか?」と聴かれたら
「勿論いいですよ、早起き早寝ですから・・」と答えたいと思う。
そして「早寝」より「早起き」の効用を伝え、みんなに薦めたい。



2003年08月07日(木)
大人の自由研究をしてみませんか?

ラジオから流れてきた会話だったので、前後を聞き逃したけれど、
面白そうだな・・とメモをした。
推薦図書の読書感想文も、何かについて徹底的に調べる自由研究も、
学生の時は嫌だったけれど、今なら楽しく出来るかもしれない。
誰に提出すると言うわけでもないけど、
せっかくの夏休み、ただ寝てテレビ見て、ビール飲んで
気が付いたら終わっていたという厚生休暇より、
なにか自分しかできないものを見つけて、
自由研究に纏めるのも悪くないな・・そんなことを思った。
子どもの時より本が読みたいし、子どもの時より勉強したい。
映画の感想文でもいいから、なにか形に残したい、と思う。
たぶん、何をしたいのか、それを見つけるのが一番大変で
課題が決まったら、意外と簡単に出来るような気がしている。
別に焦ることもないし、短いけれど冬休みもあるのだから。
今は毎年、少しずつ自分の生きた証を貯める事が私の楽しみ。
それは誰かに自慢できることでなくてもいい。
自分に自信をつける為だから。
市町村合併が騒がれはじめ、私たち地方公務員ができることは、
ひとり一人が力を蓄えておくことじゃないのかな?
大きな組織に埋もれないために。



2003年08月06日(水)
本文は「読ませるもの」タイトルは「見せるもの」

編集会議九月号、今回の特集は「文章力」。
実は、次号発売までに読みきれるだろうか、と心配になっている。
それくらい読み応えがあるので、騙されたと思って
880円出して欲しい。絶対、損はさせない自信あり。
(若い売り子から買う東京ドームの生ビール800円とは比べられないが)
今回も、とりあえず大きな見出しから・・といつもの調子で
何気なくペラペラめくったが、なぜかタイトルを見るたびに止まる。
これはたまらない、と感じながらも、私はその理由を知りたかった。
ところが、その答えもこの本の見出しのひとつになっていたから、
思わず、これだけは伝えたい、とメモをし取り上げてみた。
説明は要らないかもしれない。
ただ、読者が「読みて〜っ!!」と思わせるタイトルは、
東スポではないが、瞬間的に目に飛び込むキレの良さが要求される。
そんなことが書いてあった。
私の場合「気になる一言」イコール「タイトル」だから、
あまり意識したことがなかったが、自然とキャッチの方法を
学んでいたのかもしれない。
今でも、何年か前に書いたコラムが、タイトルだけで思い出せるのも
頭ではなく、目とかリズムなどで記憶しているに違いない。
「タイトルに惹かれて、読んじゃった」と言われるのが一番嬉しい。



2003年08月05日(火)
北口は、ベテランの運転手が多いんですよ

静岡に打ち合わせに出かけて、いろいろな台詞をいただき、
私のメモは溢れていたのだけれど・・
帰り、静岡でちょっと一杯・・となって、遅くなった。
そのうち窓の外は雷とともに、雨が降り出してきて、大慌て。
新幹線で三島駅に着いたものの、北口のタクシー乗り場は、
突然の雨で困った人たちがごった返している。
とっさの判断で、南口のタクシー乗り場へ切り替え、事なきを得た。
「突然の雨は、タクシーの稼ぎ時ですね」と笑いながら話しかけたら、
「北口で待機のタクシーは稼ぐんですよ」と返ってきた。
理屈は簡単。南口のタクシー利用者は、市内や隣町の近距離が多い。
それに比べて北口は、裾野や御殿場など、
三島駅から長距離の利用が多く、料金メーターは増え続ける。
そして、その配置は新人ら経験が少ない運転手は南口。
経験の多い年配者は北口と、暗黙の了解のようになっているようだ。
うまく言えないけれど、こんな仕組みを知ると誰かに教えたくなる。
だから、あえて打ち合わせのメモより、この台詞を取り上げてみた。
その業界だけで通じる仕組みやルール。
これからも、発見した時点で、どんどん紹介していきたい。
雑学とは「役に立つ無駄な知識である」と言った人もいるから・・。



2003年08月04日(月)
その帽子、開幕3連戦ですよね

週末のイベントは、予想以上に忙しく、予想以上に暑かった。
もう、やってられないよぉ・・と愚痴をこぼしたくなったその時、
一人の若者がそばに寄ってきて、私の頭を指差し、こう呟いた。
もちろん、私の頭には東京ドーム開幕3連戦、ライトスタンド席しか
手に入らないGマーク入りのキャップが、のっている。
確かに、この帽子は欲しくてもなかなか手に入らない品物だけど、
飾っておく手はないと、私は機会ある毎に愛用している。
まさか、自分の住む町で、この帽子の貴重さを知って、
わざわざ声を掛けてくれる人がいるなんて、信じられなかった。
「実は、私も持ってます、その帽子をみつけたら何だか嬉しくて・・」
というのが本音のようだった。
二人は知らず知らずに握手をし、再会を誓った。
こんな地方で、たぶん私しか知らないな・・と思っていたことなのに
同好の人がいると知っただけで、ニコニコ顔になった。
わざわざ大きな声で「私はジャイアンツファンです」
「実はタイガースが大好きです」なんて言わなくても、
わかる人にはわかるマニアックな情報。
これって、絆を深める一番強い要素だと思う。
また、そんな情報を共有していると、とても信用できる関係になれる。
違うだろうか?



2003年08月03日(日)
あら、お名前に覚えがあるわ・・

午後から、沼津JC主催の
「まちづくり市民電子会議室 議長育成第1講座」に参加した。
今回のテーマは「市民会議の必要性を考える」。
隣町の人間が、そして行政の人間が参加するのは場違いだった?
なんて考えながらメモをとったが、グループワークもあって
とても和やかに2時間が過ぎた。
もちろん、講座の中から「気になる一言」を・・とメモしたが
冒頭の台詞に、私の心のアンテナが向いてしまった。
講座の後、講師の先生を交えてお茶でも・・と流れ、お決まりの
名刺交換。
その時、ある女性が「はじめまして」と渡す私の名刺を見て、
このフレーズが飛び出した。嬉しかった。
話をしていて思い出したが、3年以上前に一度だけお合いし、
名刺交換をした記憶が蘇ってきた。急に恥ずかしくなった。
もちろん、私も思い出しはじめたら、芋づる式に・・・
たぶん、その記憶量は、彼女も驚くほど思い出したが、
その記憶を呼び起こす「メモリーペグ」(記憶の杭、釣り針)が
私の中で、しっかり整理されていなかったことが情けなかった。
名前とか、顔、雰囲気、話し方・・。
人によっていろいろなindexの付け方があるだろうが、
保存したデータを、ケースバイケースで呼び出せなければ、
情報としての価値がないことと同じである。
決して、女性に名前を覚えていただいたというだけではない、
嬉しさがあった。
私も、こんな台詞がすらっと言える男性になりたい、と思う。



2003年08月02日(土)
大人の無邪気なピースも悪くない

イベントの取材で、1日写真を撮りまくった。
最近、事務仕事が多くて、撮影はスタッフまかせだったが、
昨日は、スチームカメラ、デジタルカメラ、デジタルビデオ、
三台抱えて、町内を飛び回った。
今日の一言は、そうした体験の中での私の雑感。
「柿田川ウォーク」と題して、柿田川周辺を歩くイベント。
普段は見る人が出来ない施設見学もあり、参加者は大喜び。
私は、重い機材をぶら下げて、同行取材。
確かに、水辺に遊ぶ子供達の笑顔は、絵になるし楽しい。
しかし、今回は私のカメラに向かって、無邪気にピースする大人、
特に歩くのが大好きな高齢者のおばさま方。
とても、素敵な笑顔で、フレームの中に収まってくれる。
自然体の姿を撮りたくても、カメラがむくと「ピースサイン」。
何度も撮っているうちに、ピースサインも悪くないな、と思えた。
ピースをしている時の顔って、不思議とみんな楽しそうだから。
「ピースサインだらけの広報紙」
あってもいいのかなぁ・・と思いながら、写真を撮り続けた。



2003年08月01日(金)
電子メール一週間停止、離婚より衝撃的

欧米企業の技術者850人対象の調査結果を新聞で見た。
34パーセントの人が、離婚や交通事故より精神的ショックが大きい。
24時間も止まれば自分の首が危ういと思っている人が五分の一。
そんな内容の記事だった。
欧米の話だろ?と笑っていられない私がいる。
最近では、携帯メールも含めて、
大切な用件もメールですることが多いのは、事実。
深夜、早朝は、特に利用頻度が高い。
だから、一週間メールが停止したら、
気になって、仕事が手に付かないかもしれない。
しかし、だからこそ、夏休みの3日間くらいメール漬けから
離れてみようかな?とも思う。
今、メールのない生活がどんなだったのか、思い出せない。
ほんの数年前までは、それが普通の生活だったのに・・。
同じ新聞に「男はつらいよ」のテレビ放映CMが掲載されていた。
ねじり鉢巻姿の人なつっこい、渥美清さんの写真が・・。
そしてその横に、なぜか不思議なキャッチコピー。
「メール? 男なら、ラブレターだろ」
これには、参った。そして、頷いた。