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■ 溝。
昨日の一件以来、親と口を聞いていない。 別に怒ってるとか、そんなんじゃない。 ただ、もう言葉を交わす気すらない。 きっと、親の目には「怒ってる。」ように見えるんだろう。 ほっとけば治まる。みたいに思ってるんだろう。 そんな感情もうないよ。ずっと前から抱いてないよ。 ・・・何回言ったら解かるのさ。
だから、もういいよ。 言っても解からないならもう言わない。
もう演じる気もない。 ・・・演じられないよ、私。
"私"を知ってくれた人はたくさんいる。 知ろうとしてくれた人もいた。
けれど、一度だって良い方に向かった事はない。 全部、逆。ますます自分を見失っただけ。
それでもなお、他人が欲しいと思う私は馬鹿でしかない。
"死んでみたい。"
"死にたい、とはまた違う言葉。"
"その微妙な違いに、気づく人なんていない。"
*AM01:10、雨が降ってる。
"・・・もし、空から降る雨が紅かったら。"
"紅雨に打たれ、紅く染まった私を少しは嘲笑えたのにな。"
2002年01月15日(火)
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