空虚。
しずく。



 溝。

昨日の一件以来、親と口を聞いていない。
別に怒ってるとか、そんなんじゃない。
ただ、もう言葉を交わす気すらない。
きっと、親の目には「怒ってる。」ように見えるんだろう。
ほっとけば治まる。みたいに思ってるんだろう。
そんな感情もうないよ。ずっと前から抱いてないよ。
・・・何回言ったら解かるのさ。

だから、もういいよ。
言っても解からないならもう言わない。

もう演じる気もない。
・・・演じられないよ、私。

"私"を知ってくれた人はたくさんいる。
知ろうとしてくれた人もいた。

けれど、一度だって良い方に向かった事はない。
全部、逆。ますます自分を見失っただけ。

それでもなお、他人が欲しいと思う私は馬鹿でしかない。


"死んでみたい。"

"死にたい、とはまた違う言葉。"

"その微妙な違いに、気づく人なんていない。"



*AM01:10、雨が降ってる。


"・・・もし、空から降る雨が紅かったら。"

"紅雨に打たれ、紅く染まった私を少しは嘲笑えたのにな。"



2002年01月15日(火)
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