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■ 年越し。
一年が終わる。 長くて、短かった一年が終わる。 私にとっては、苦しいだけの一年が終わる。 あなたに触れて、触れなくなった一年が。 感情を無くし、何も出来なくなった一年が。 様々な人に触れ、傷つき、苦しんだ一年が。
そんな虚しさを抱えて、 それでも、生きている。
日付が変わり、夜も更けて。 一人部屋に入った私は、刃を手に取り血を流す。 落ち着きもしないくせに。
「初自傷?」なんて自嘲してみても、 この笑顔さえ嘘のように思えてしまう。 自分を嘲ることも、もう出来ないのかな。
"新しい年が訪れても、"
"新しい私にはなれない。"
2001年12月31日(月)
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