|
|
■■■
■■
■ 純白。
軽井沢へ行って来た。 祖父と祖母の引率のため。
行きたくなかった。 症状が悪化するの解かりきってるもの。 だけど、他に行ける人がいない。 だから、私が行くしかない。
自分を殺す決断。 自分を演じる決断。 大丈夫。ずっとこうして生きてきたんだから。
久しぶりに、口にした。 「頑張らなきゃ。」って。
苦しかった。 なんで、笑わなきゃいけないんだろう。 なんで、偽らなきゃいけないんだろう。
だけど、すぐに感じなくなる。
辛くない、苦しくない。 笑った。笑えた。・・・大丈夫。 まだ失くしてないもの。 それが何か解からないわけじゃない。
だけど、少しだけいいこと。 雪が見られた。 空気も冷たく感じれた。 触れても、やっぱり冷たくて。 手のひらに乗せたら、すぐ溶けていく。 "・・・あの人みたい。" 儚いものだから。 すぐに水に還ってしまうから。
それでも私は雪が好き。 名前の"しずく。"っていうのも、雪を意識してつけたもの。
だけど。 "この雪に血をたらしたら綺麗かな?" そう思ってしまう私は、雪みたいに綺麗な存在にはなれない。
"降り積もる白。"
"何ものにも犯されない清廉さ。"
"一面を紅に染めてみれば、"
"少しは私も満たされるのかな?"
2001年12月26日(水)
|
|
|