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■ 自分が怖い。
あなたに。 大好きな人に。 言われた。 「ずっとこのままだったら、関係切るからね。」
驚いた。 その事に、対してじゃない。
一番怖かったはずの言葉なのに。 何より、怖れてたことなのに。
何も、感じなかった自分に。
どうして? ねぇ、どうして? どうして、何も感じないの?
失うんだよ。 逢えないんだよ。 見えなくなるんだよ。
けど、ダメだった。 何も感じなかった。
泣きたかったのに。 叫びたかったのに。
ただ、その意味をなぞってた。
静かに、狂ってたんだ。 静かに、狂わせてたんだ。
酒も、薬も、自傷も、セックスも。 何も与えてくれない。 ただ、通り過ぎていくだけ。
だって、私自身が留めようとしてないんだから。 けど、もう私にもわからないんだ。 どうしたら留められるの? どうしたら感じられるの?
きっと、自殺もダメなんだろうね。 死の恐怖も、感じられないだろうから。 あなたが殺してくれたら、少しは違うかな?
ね、殺して? そしたら解かるよ。
笑えるかな、私。 きっと、笑えるよね。
だって、大好きな人に殺してもらえるんだもん。
泣けるかな、私。 "幸せ"だ。って泣けるかな。
だって、最後にあなたの顔が見られるんだもん。
最後に。 言えるかな。"私"の声で。
"本当に、愛してたよ・・・。"って。
2001年11月14日(水)
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