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■ この世に生を受けた日。
今日は誕生日だった。 「おめでとう」 「ありがとう」 ありがとう? この世に生まれて、ありがとう? 嬉しい気持ちになんかならなかった。 「生」に意味なんてない。平等に与えられるものだから。 生まれたから、いる。ただ、それだけ。
"生にも死にも、理由なんか要らないよね。"
二、三度。倒れそうになった。 得体の知れない、変な感じ。形容するなら、"不快"。 いられなかった。ずっと、ずっと。 色褪せた世界に、足音だけが響いて。 どうして、そんな風に笑えるの? (私だって、笑いたい。) どうして、そんな風に泣けるの? (私だって、泣きたい。)
だけど。 "それ"を望んだのは私だよ? もう、自分のしたいこと、わかんないや・・・。
誕生日プレゼントの、CDアルバム。 「FRIENDS」の「恋じゃなくなる日」(B'z) なんか、好きだ。"何か"感じさせてくれる。 きっと切なさとか、哀しみとかだろう。 音楽が与えてくれるのは、"哀"しかないから。 それでも、感じられる。 よかった、もう少しなら、大丈夫。
今日はすごく寒い。もう、冬なんだ。 寒さは、自分の感覚を無くしてくれる。 大嫌いだけど、大好き。雨と、同じだね・・・。
2001年11月04日(日)
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