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■ あなたの最大の問題
足の自由が利かないというのは,なかなか大変。 毎朝,痛みが少ない歩き方を模索する感じ。 自動車が運転できるだけ,まあいいか。
午前中は登校し,数学の補習。 電話でのやり取りも, その次元にいない生徒にとっては,何の意味もない。 簡単な計算であっても,実はいくつかのステップを踏む。 普通なら理解すれば,覚えると考えるのだが, 理解が難しい生徒は,断片的な知識を手繰り寄せて, 何とか答えを出そうとする。 正解にたどり着くまでには,かなりの距離がある。 あきらめずに同じ問題を2回解かせて,終了。
午後,ローストビーフを作成。 初めてにしてはまずまずの出来。 この手軽さなら,我が家の定番になりそうな感じ。 怪我をしながらも,高根町で肉を買ってきてよかった。
谷澤先生お勧めの本「途上国の人々との話し方」を読んでいる。 こんなくだりは,残念ながらよく見かけるシーンと重なる。
NGOスタッフが私に「村で最大の問題は何か知っていますか」と聞いた。以下はその時のやり取りである。 私 それは何ですか NGO 村人たちの教育程度が低いことです。 私 で,それの何が問題なのですか? NGO 私たちの話を彼らは理解できません。 私 あなたは,村人たちすべてが,あなたと同じように修士号をもっているとか,あるいは,最低大学を出ているとか,期待していましたか。 NGO いや,そんなことはありません。 私 では,村人たちがせいぜい中学を出た程度か,あるいは小学校もろくに出ていないということを,あなたは最初から想定していたわけですね。 NGO そうです。 私 ということは,それがわかっていてあなたの話が相手にわからないということは,あなたのコミュニケーションのやり方が下手なのであって,あなたの言う「村の最大の問題」は,実は「あなたの最大の問題」なのではないですか。
久しぶりに娘とskypで話す。 大学も休みに入り, フランス,ドイツに行っていたとのこと。 美術館巡りをずいぶんした模様。 しばらく話をしていないと,話をしたいと思うが, いざとなると自分はほとんど話すことはなく, 妻と娘の会話を聴いているだけで安心。 何になるのか,なろうとしているのか。 先が見えないことも,力にできるのが若者の強み。 大学時代の自分よりは,いいのかもしれないが。
2010年12月28日(火) 渾身の思いを込めて 2007年12月28日(金) 家族で 2006年12月28日(木) Grapes3Dに感激 2005年12月28日(水) 部分にこだわると 2004年12月28日(火) 作図ツール検定!? 2003年12月28日(日) 卵を10個割ったら次は・・・
2011年12月28日(水)
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