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■ 今のスタイルを振り返り
残念ながら京都行きは止め, 少しだけのんびりとした時間を過ごす。
i-padの発売や教科書デジタル化の是非についての情報が流れ, 刺激を受ける。 計算ドリルやパターン学習は速効性があり、短期的にはあたかも学力が上がったかのような錯覚に陥ります。しかし、そんなことをいくら繰り返しても数学力がつかないことは、私たち大人が経験を通じ、嫌と言うほど実感してきたはずです。 新井紀子氏の主張は,正論だろうが, それだけでは言い尽くせない現実が目の前にある。 同時に,今の自分の授業の在り方を振り返る。
今のスタイルで,多くの従順な生徒は満足している。 でも,それだけでは不足していることも感じている。 学ぶという中で,閉じた小集団の生徒同士の関わりでは, 「わからない」多くの生徒のニーズには答えるが, 安易な解決に終始する可能性もある。 本当の学びを志向する生徒にとっては,刺激が不足する。 考える力が本当に育つのかというと,疑問が残る。 口伝でしか伝わらないもの, 一子相伝のような世界が,ここにもあるのではないかと思う。
限られた時間の中で,迷いながらも進んでいくしかない。 とはいえこの歳になって, 「チャレンジしてます」と言うだけの自分では,何とも恥ずかしい。
2008年05月29日(木) 心を動かす息づかいに 2007年05月29日(火) 「自分が主役」という思い 2006年05月29日(月) いいところを見つけよう 2005年05月29日(日) 諦めてはいけない 2004年05月29日(土) 当たり前のすごさ
2010年05月29日(土)
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