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■ 思いとのズレを
朝の練習では,まだまだ変化が見えない。 声を掛ければがんばるのだが,それでは本物になれない。 自分達でチームを動かす気概をどう育てればよいのか。 旗に向かって声を出し切る3本の素振りはいい!
風邪で欠席していた生徒も,ようやく登校。 朝の空気はいつもより冷たい。
授業は一次関数の2時間目。 教科書の水道の問題を扱う。
どうしてもこちらが語る部分が多い。 多様な見方を,小さな問の連続で繰り返し積み上げる。 経験させて教えようと割り切っていた以前に比べると, 迷いが出ている。 主たる原因はデータを分析するスタイルでなく, 一次関数そのものの学習に留まっているからか。 でも,一次関数をきちんと学ばせたい思いはある。
一クラスはテストを返却。 いつものようにmimio+d-bookで解説。 トータルとして統計を取るとできているように見えるが, 決して調査の狙い通りではない。
放課後は学年部会。 思いを込めるのはいいが,もう少しスッキリ話したい。 支えてくださる先生方に感謝。
オランダでは「数学」のことを「Wiskunde」という。 その意味を教えていただく。 Wiskundeは、フランドルの数学者・科学者Simon Stevin (1548-1620)によってつくられた語で, 「確実なことについての科学(the science of what is certain)」 を意味し,形容詞wisは「確実な、確かな」を意味する。 名詞kundeは、「知識、科学、学問、理論」を意味する。 またkundeは、技術や芸術を意味するkunst (英語のart)とも対比されるとのこと。
誇りを持って「確実な科学」を推進する文化はすごい。
2007年01月13日(土) 積み重ねたものだけが 2006年01月13日(金) わかることとできること 2005年01月13日(木) ブース形式はおもしろい 2004年01月13日(火) イメージせずに
2009年01月13日(火)
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