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re-invention



 「感謝」とはほど遠く

久しぶりの県外遠征。
「感謝」を「感動に」をテーマに掲げるが,
どこまで伝わっているのか。
バスの中で,ビデオを見て以前の試合を振り返る。
差し違えがと思った試合が,実はそうではなかったり,
思わぬタイミングで仕掛けてきている技の深さに,
自分は感嘆するのだが,
その意味を理解できない生徒が多く残念。
中学生だから仕方がないことなのだが,
でも,その程度なら県外遠征などする必要はない。

平塚総合公園は,とても良い感じの場所。
静岡からも多くの学校が集まっている。
いつものように自分は男子を中心に見て,
メンバーを順に交代する。
自分勝手な思いでの打突は,全く通用しない。
磨いてきた攻め込んでの面は,良い感じで決まるが,
力の差が少しでもあると,一気に流れが変わる。
自信を付ける場にできたのは2名のみで,
あとは,打ちのめされて終わる。
まだまだ修行不足。
遠目から見ている女子も,流れはもう一息。
攻めること,誘うこと,その両方が必要だと感じる。
最後の申し合わせでは,女子につく。
本当に強いチームはあるもので,その中ではまだまだ。
その意味をどこまで感じているのか。

反省会が具体的にできるはずの帰りのバスでは,
あまりのいい加減さに思わず声を上げる。
そもそもバスの座席自体が間違っている。
試合内容を一番伝えたい2年生が後に座っているようでは,
その時点で話にならない。
構えができていない者に何を伝えても伝わらない。
「感謝」というテーマとはほど遠い時間。
あの時,県大会で勝っていたとしたら,
もっといい加減なチームになっていただろうとも。
負けて当たり前だし,これでは勝つ資格はない。

生徒には厳しく言葉を投げかけながらも,
結局のところ,それも指導者の差。
指導者として,自分がもう一段高まらなくては。


夜は終了間際に,市の数学部同好会へ。
話したい人,話したいことはたくさんあるのだが,時間切れ。


2005年12月01日(木) テストを採点して
2004年12月01日(水) 生きているということ
2003年12月01日(月) 雨・雨・雨


2007年12月01日(土)
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