|
|
■■■
■■
■ GC活用研究会第1弾
今日も朝清掃から。 歴史のある前任校は,歴史がある分だけ大きな木があり, この季節は毎日掃き掃除の必要があった。 比較的新しく,校地に大きな木の少ないこの学校では, この季節でも,落ち葉を掃くところがない。 それはそれで,なんとなく寂しいもの。
授業変更をしていただき,2時間の授業。 休み時間を含めて, 生徒の日記にコメントしたり,宿題の点検をしたり, 何とも慌ただしい時間の中。 それでも、授業の始めに,先週見つけたS君の「等式を立式する理論」 を語れたのは満足。 過不足の問題の立式の大きな手がかりになる発想。 多くの生徒が納得の様子。
お菓子の問題で表作りを理解させ,速さの問題へ。 「一当たり量」を軸に,数量関係の把握を学ばせる授業。
生徒のノートに直接に丸を付けるのが日課になりつつあり, 生徒の授業写真を撮れなくなっている! それが授業者本来の姿。 スタンドアップで,生徒にとって難しい速さの文章題も 「そうだったのか,わかった!」の声が上がる。 分かれば生徒は楽しい。 分からせる側は,もっと楽しい。 でも,それだけでいいのかという心の中の声も聞こえてくる。 パターン化している分だけ, 違うパターンではできないことだろう。 思考力は磨かれているのだろうか。これも心配。 測定できるものを,測定して検証したいもの。
妻に学校まで来てもらって,駅へ送ってもらう。 今日は4年目のGC活用研究会。 いつも刺激的な提案をいただく会。今年はどうなるのか。 新幹線の中で読んだ数学教育12月号の 仮説実験授業について書かれた内容に納得がいかない。 この方は,ゴルフボールとピンポン球の落下を, 本当に実験されているのだろうか。 それで生徒は納得しているのだろうか。
遅れて愛教大附属中へ。 DSを生徒が活用した授業が始まっている。 生徒個々の追究をどう集約しどう広げていくのか。 もう10年以上も前に,紙で生徒に問題を作らせ, それを解き合うドリルをやったことを思い出す。 コメントを書き込むのは面白いが, 式や図を書けないことが難点かもしれない。 兵庫に行ったH先生にお会いできたのは驚き! しばし授業について話をする。
後半は,本題のGCを活用した授業。 授業はじめに指名した生徒が,正解を言う。 予想外の生徒の反応に,参観者はドッと受けるが, それが他の生徒の混乱を招いたのかもしれない。 一番の混乱は授業者だろうが。 授業は生き物。だから面白いが,だから難しい。 授業を見せていただいて,一番感じたことは、 「できること」と、「やりたいこと」に差があること。 「やりたいこと」がもっと前面に出てほしい。 間違っていても、うまくいかなくてもいいから、 それを見たいもの。 今の自分の理想とする授業は、 問題を解いておしまいではない。 それでは満足できなくなっている。 まずは、全員が授業に参加しているのだから, ここまではというラインまで到達させたい。 そして何らかの追究の後、 時間を余して、自分の追究を振り返り、 さらに生徒が何らかの問いを発し,次につなげる。 教師が語ってしまう授業では,つまらない。 こう書いていくと,今の自分の授業とはほど遠い。 玉置先生の「まだこんなことを・・・」という言葉は, 授業者へのものだけではなく, 自分を含めた参観者にも深く突き刺さる言葉。 答えを出さなくては。 外心のおもしろさ扱うのなら,やはり2時間扱いか。 禁じ手かもしれないが、Voyageも使ってしまおう。 結局,作図ツールが面白いのは,生徒が操作するから。 図形が思いのままに動くから、問いも生まれ探究心も育つ。 一人に一台を常としたい。 来年度はこれで科研費を取ろうと決意。
懇親会では,相馬先生にも一昨年の自分の実践を紹介できた。 そんな授業を,昨年・今年は開発できていないことも自覚。 がんばらなくては。 忘れ物をして,飯島先生に名古屋駅まで送っていただく。 申し訳ない。 21:30ごろの新幹線で静岡へ。
2005年11月13日(日) 健全育成大会に 2004年11月13日(土) 誰もが参加できるために 2003年11月13日(木) ちょっといい日
2006年11月13日(月)
|
|
|