Just for today !
re-invention



 誰もが参加できるために

テスト前で部活動のない週末。
昨日買ってきた大平さんの「あなたならどうする」を,
中1の娘だけでなく,小4の息子までもがさっそく読んでいる。
いいのか悪いのか,微妙な父親の気持ち。

娘を練習試合のためS中へ送る。同級生も5名同乗。

背中の調子が悪く,そのままカイロプラクティックへ。
姿勢が悪いこと,運動していないことなど,
どうみても,良くならない条件がそろっている。

午後は,ちょっとのんびり。メールをいくつか。
飯島先生に公開していただいた先日のビデオのサムネイルを見て,
ビジュアル的にかなりイケていない教師であることを再認識。
ウム・・・・。

奈良の大西先生のGRAPESを作図ツール的に使う記事をもとに,
GRAPESをいじってみる。

グラフツールでありながら,点をドラッグできるのは
不思議な感覚。
作図ツールとは違って,数式できちんと整理された世界。
高校生ならきっと,おもしろさがわかるだろう。

特に媒介変数表示を理解させるには,
この手のもので,遊ばせるのが一番だろうと感じる。
Grapesの機能をいくつか覚え,得した気分。
点を結ぶ方法が,今まで分からなかったので,
以前も紹介されながらわからなかった折鶴の変形も,
ようやく理解できた。
さらに,先日大きな勘違いをした因島大橋の数式も再確認。
橋の中心から橋脚までの長さの385mになるように,グラフの範囲を調整。


青いグラフは
Y=0.001X^2
パラメーターを変化させるのでは,これが限界のようだ。
自分で数式を打ち込んだものが赤いグラフ。
Y=0.00052X^2
ほぼ教科書の教師用解説書にある数式になることを確認する。

ついでに,先日の卵のカーブの近似も再確認する。
卵のカーブは,下から1/4ぐらいは放物線と考えてもよさそう。
これも,どなたかご存知なのかな?
ネットで検索したが,
キーワードがいまいちなのかヒットしない。

NHKのTV「学校を変えるのは誰だ」をチョッとだけ見る。
学校を公開すること,外部の方がどんどん入ることが,
時流の流れであることを再認識する。
そうするためには教師にかなりの力量が必要になる。
力量だけではなく,求められるものが大きく変わる。
もう9年も前に,3ヶ月も静岡ガスに体験研修に行った際,
自分の代わりに来た,大学を卒業したばかりの臨時講師に対し,
「こうやって授業をしてください」
という具体的なものを全く示せなかったことを思い出した。
3ヶ月間を見通して,3学年分の授業をこうしてくださいとは,
とても言えなかった。
「自分で考えてやってください。後は何とかします。」
夏休み終了日の,数時間の引継ぎでは,
こんなことしか言えなかった。
民間では,仕事のマニュアルがかなり整備されていて,
仕事の引継ぎは当然行われる。
その人がいなければ仕事が進まないなんてことはない。
教師という仕事は,クリエイティブな仕事だとそのときは感じた。
誰もが引き継げる,できるものにしていくためには,
標準化・マニュアル化が必要になる。
マニュアルを考えられる人と,そうでない人。
コーディネーター,指揮者のような役割をする人と,
実際に従事する人,演奏する役割の人。
そんな感じになっていくのだろうか。
教師の仕事から,職人技的な部分が消えていくようで,
一抹の寂しさも感じる。
山積する教育課題を解決するためには,仕方ないことか。
標準化・マニュアル化されても,
「授業のライブ感」が失われないようなものを作らなくては。

自分のやろうとしていることも,
もっとクリヤーにしていかなければと思う。

2003年11月13日(木) ちょっといい日


2004年11月13日(土)
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