Just for today !
re-invention



 練習させて下さい

今日も朝から部活動。
練習試合の前に,学校で軽く練習。
怪我や体調不良で,昨日よりも参加者が少ない。
目指すチームにはちょっと遠い。
練習では,技をつなぐことを続けているが,
相懸かりを数多くやった方が,生徒達は納得するのかな。

北部体育館へ。市内6校が集まっての練習試合。
相互の礼を行わないのは初めて。
全国へ行くチームならではのことなのか?
男子を中心に見たが,
市内で頭一つ抜けているH中との差は,本当は大きくない。
けれど,生徒自身が自信を無くしているから,
きちんと立ち会えていない。
これを力の差と言うのだろう。
相手を攻めて,起こりをとらえる剣道を目指したいもの。
女子は,ライバル校に僅差で負けてショックが隠せない。
自分は試合を見ていないので,よくわからないが,
合同稽古もなく,ストレスが溜まった状態。

学校で解散すると,女子から,
「明日も練習をさせてください」と詰め寄られる。
「やると言ってくれなければ,帰りませんから」
涙を流して訴える彼女たち。
こんな生徒が今でもいることに感激しつつも,
チームのこと,これからのこと,
何より体調を考えて,譲らないことに。
豊富な練習量で,強くなってきたのだろう。
前の顧問との差も感じていることだろう。
最後はコーチが彼女たちを説得。
ただ,これで心がつながらなくなるとすると,
せっかくの休みも意味がない。
正しいと思っていてもだめで,
相手が納得して初めて正しさが生きてくる。
帰りがけにキャプテンと再度話をする。
「勝ちたい気持ちは同じ」
涙の向こうに笑顔も見えて・・・大丈夫かな。

帰宅して,暫し休息。
自分は大して動いていないけれど,疲れが残る。

昨日の講演会でいただいた冊子に目を通す。
ADHDや高機能自閉症の生徒と,その周辺の生徒達に
きちんと向き合うことの大切さを改めて思う。
これまでの学校の指導について来ない生徒のことを,
どれだけ本気で考えいているのか。
その生徒がダメだからとレッテル付けて片付けていないか。
対象生徒に特別な支援が必要なことは,
まわりの生徒もわかっている。
その子をサポートすることで,そのまわりの生徒も変わってくる。
特別な支援をすると,クラスみんながわかるようになる。

「うまくいく方法は,必ずあると思います。」
と信念を持って語れる教員でありたい。

夜は,息子のサッカーの練習をちょっとだけ見て,
ウェブ進化論」を読み始める。

2005年04月30日(土) 有り余る物に囲まれて
2004年04月30日(金) 準備不足を反省


2006年04月30日(日)
目次