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■ やればできることを
後期テスト。 いろいろなことがあり,心配な一日。
午後から,出張。 前半の講演会は,白石三郎氏。 花園出場12回と,静岡のラグビー界をリードされた方。 怪我をされた息子さんとの話は,道徳の副読本にも。 あふれるように出てくる言葉が, 生徒にきちんと向き合って,生徒を育ててきたことを物語る。 先に生まれた者が継承すべきことを継承したい。かたくなに。先に生まれた人間が果たすべきことを果たしていこう。教員というのは,そういう歯止めにならなくてはならない。時代のせいにしていたら,楽にはなるが,それではいけない。そんな感覚で教員が生徒達に接したら,日本は変わるんじゃないか。それは大変なことだが,根負けしないようにしていこう。 今の若い者は・・・と言われるが,昔も今も変わらない。表面的には違うけれど。教員をしていなかったら,そう思わなかったかもしれないが,根っこは変わらない。根っこに行くまでが時間がかかるようになってはいるが。今の子は過剰包装をされている感じ。だからなかなか根っこに行かない。でも,それをしていくのが教員の仕事。時間を掛けて,一枚ずつ剥がしていけば,根っこを見ることができるのは変わらない。そうしているのは大人。 育ちの違いによって,多種多様なからを被されている。でも,それを取るとびっくりするほど純な姿を見ることができる。 後半は,中高の連絡会。 話ができるようでいて,話ができないもの。 それでも,互いに感じていることは同じ。
帰校して,校長・主任と,卒業生の父のお通夜へ。 懐かしい顔や,思いがけない方にもお会いする。 本人,母親にも会える。 健気な笑顔が,何とも痛い。 これからどうなっていくのか, 心配は尽きないが,何を語ればいいのか。 ご冥福をお祈りして,帰校。
テストの採点を3クラス。 文字で表すところが,本当にできていない。 何とかしたいと思って取り組んでいたはずなのに, あまりのできなさに愕然。 分かった気になってしまうけれど, でも分からないところか。 積み重ねることを,全部生徒に任せるのではなく, 積極的に宿題として出すべきなのだろう。 方程式計算と応用はまずまず健闘。 間違っていても,わかっていないわけではない。 まだまだ,やるべきことはある。 やればできることをやっていないのは,自分なのだろう。
2004年11月16日(火) 支えてくれる人 2003年11月16日(日) 気持ちが大事だなあ
2005年11月16日(水)
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