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re-invention



 やればできることを

後期テスト。
いろいろなことがあり,心配な一日。

午後から,出張。
前半の講演会は,白石三郎氏。
花園出場12回と,静岡のラグビー界をリードされた方。
怪我をされた息子さんとの話は,道徳の副読本にも。
あふれるように出てくる言葉が,
生徒にきちんと向き合って,生徒を育ててきたことを物語る。
先に生まれた者が継承すべきことを継承したい。かたくなに。先に生まれた人間が果たすべきことを果たしていこう。教員というのは,そういう歯止めにならなくてはならない。時代のせいにしていたら,楽にはなるが,それではいけない。そんな感覚で教員が生徒達に接したら,日本は変わるんじゃないか。それは大変なことだが,根負けしないようにしていこう。
今の若い者は・・・と言われるが,昔も今も変わらない。表面的には違うけれど。教員をしていなかったら,そう思わなかったかもしれないが,根っこは変わらない。根っこに行くまでが時間がかかるようになってはいるが。今の子は過剰包装をされている感じ。だからなかなか根っこに行かない。でも,それをしていくのが教員の仕事。時間を掛けて,一枚ずつ剥がしていけば,根っこを見ることができるのは変わらない。そうしているのは大人。
育ちの違いによって,多種多様なからを被されている。でも,それを取るとびっくりするほど純な姿を見ることができる。

後半は,中高の連絡会。
話ができるようでいて,話ができないもの。
それでも,互いに感じていることは同じ。

帰校して,校長・主任と,卒業生の父のお通夜へ。
懐かしい顔や,思いがけない方にもお会いする。
本人,母親にも会える。
健気な笑顔が,何とも痛い。
これからどうなっていくのか,
心配は尽きないが,何を語ればいいのか。
ご冥福をお祈りして,帰校。

テストの採点を3クラス。
文字で表すところが,本当にできていない。
何とかしたいと思って取り組んでいたはずなのに,
あまりのできなさに愕然。
分かった気になってしまうけれど,
でも分からないところか。
積み重ねることを,全部生徒に任せるのではなく,
積極的に宿題として出すべきなのだろう。
方程式計算と応用はまずまず健闘。
間違っていても,わかっていないわけではない。
まだまだ,やるべきことはある。
やればできることをやっていないのは,自分なのだろう。


2004年11月16日(火) 支えてくれる人
2003年11月16日(日) 気持ちが大事だなあ


2005年11月16日(水)
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