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■ スタンドアップに勇気
朝の合唱は,今日も響く。 心がどこまで響いているのか。 響かない心・集団に入れない生徒の気持ちと,どう向き合うのか。
午前の授業は全て,分数 上手く写真が撮れないが, こうやって教科書の解法と対比できるのはありがたい。 事件有り。第4時から対応に追われる。 人の心をどう動かすのか,自制心を持つことの難しさ。 さらには集団としてどう育てていくべきなのか。 考えることは多い。
一番遅れているクラスの授業を,自習をもらって消化。 ようやくカッコの付いた方程式の解法。
毎週1回提出させている宿題のノートを点検すると, ある生徒のノートにこんな感想が書かれていた。 「だんだん理解できるようになってきました。 最初のうちはホントにわからなくって, 授業で友達に思い切って 『これ・・・。わかんないから・・・。教えて・・・。』 と言ってみました。 そうすると友達は優しく, 『いいよ,でも説明下手だよ・・・。』と言ってくれました。 だから,今は友達の考えを聞いて, みんなと一緒に考えながら 問題を解くのが楽しくなりました。 なので,もしわかっていない人が 『恥ずかしいから訊かない。』と 思っていたなら, 訊かない方が恥ずかしいってことを わかってほしいです。」
スタンドアップにまた一つ勇気をもらえ,うれしい限り。 生徒がわかる授業を,作っていきたい。 このささやかな実践を,広げるためには, 残り数人になった後半の数分をどうするか。 もう一息のアイディアが欲しい。
帰りの会の前に塩澤先生にいくつかのことを教えていただく。 学年を見る眼が,もう一息の自分。 学校全体を見ることにも,まだまだ引いている部分がある。 生徒の言葉ではないが, 恥ずかしがらずに,いろいろなことを教わろう。
放課後は,対応に追われる。 心を探るやりとりの中で,受けるところは思い切り。 押すところも思い切り,精一杯の言葉を贈る。
さすがに疲れが残る一日。
2004年10月21日(木) 迷いの中に
2005年10月21日(金)
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