Just for today !
re-invention



 曖昧なスタンス

朝の打ち合わせで,何を話し,何を話さないべきか。
主任不在の中,できることは何だろう。
まだまだ自分のスタンスが曖昧。

授業は,2種類。
進んでいるクラスは,方程式を移項を使って解くもの。

最近は,書けるスクリーンを黒板の右側に配置。
スクリーンが必要なくなって,剥がせば,

このようにそのまま板書を続けてできる。

移項を扱うと,生徒のできが,一気に変わる感じ。
塾等で学んでいるからか,
同類項をまとめることになり,自然な方法だからなのか。



遅れているクラスでは,方程式と恒等式について。
解を代入したら成り立つという,
当たり前のことも,
スタンドアップで徹底させると,
わかっていない生徒がいる。
これまではきちんと理解させずに,
わからせたつもりで
授業を進めていたのだと,
つくづく思う。
生徒の躓きは多様で,
正負の数の計算で引っかかる生徒もいる。
−7+4を−11にする生徒も,実際いるのだ。
スタンドアップだと,そこまで立ち戻って,
借金と財産の話から説明をしている。
相手にわかりやすい説明にするために,
図を書いたり,例をあげたりして説明している。
自分にとっては,当たり前と思っていたことが,
相手にとって当たり前でないとなると,
きちんとした説明が必要になる。
形式だけの理解では,通用しない。
やり方を示すだけでは説明にならない。
そして何よりいいのは,
ほとんどすべての生徒が,
今日の学ぶべきこと(ゴール)まで
たどり着ける点。
「なんで?」「えー??」の声が,
「そうか」「わかったー」の声に
変わり始める。
言う側も,聞く側もうれしい瞬間。
導入だけは惹きつけるが,その後はよくわからないままで
結局,優秀な(始めからわかっている?)生徒だけが
ゴールまでたどり着く授業ではない。

合唱の中間発表会。運営方法がもう一息。
もっと準備を手伝うべきだったと反省。
経験があるのだから,先行してイメージすることが必要。

学年集会。ここでもちょっとしたトラブルあり。
落ち着いたムードを作りたい。
引き続いてのクラスでの合唱練習は,担任が出張のクラスへ。
音取りをきちんとさせつつ,合唱を楽しむ。
聞くことができないと,ハーモニーは生まれない。
最後は拍手で終わり,多くの生徒の笑顔を見る。

放課後,いろいろな情報も入り何とも考えてしまう。
病院にお見舞いに行き,主任からいくつかのアドバイスも。
全体を見ていくことの難しさを感じつつ,
この機会だからできることをやっていこうと思う。

2004年10月13日(水) 悪くはないが,もう一息


2005年10月13日(木)
目次