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re-invention



 橘小での授業研究会

常葉大附属橘小学校を会場にした授業研究会に。
残念ながら写真撮影は×ということなので,
今日の日記は,写真なしで。

角替副学長あいさつ
授業とはこういうものだということを
深く理解していただきたい。
学力はドリル的な訓練を積み重ねればいいというものではない。
本当の意味で,学ぶ意欲を育てなければ。
授業一時間をいかに魅力あるものにするか。


橘小の校長先生の話の中で,
常葉大の教員養成システムについて紹介があり,驚く。
・2年生では,観察実習を毎週水曜日に。
・3年生では,1ヶ月の教育実習を。
・4年生では,さらに公立の学校での実習を。

これは凄い。

そして,筑波大附属小の山本良和先生の授業。
授業時間20分前から,生徒をつかみを始める。憎いほど上手い!
・自分の名前を書いて,読ませる。
・いつも何と呼ばれているかを当てさせる。
・最初に言った子の名前を挙げる。まず子供を認める。
・そこから一気に子供から,いろいろな声が出る。
緊張感が解け,和やかな雰囲気に
・正解を言う。
・「常葉大学附属橘小4年2組・いいクラスだね。」
相手のことをきちんと言い,認めていることを示す。
・「頭をやわらかくして」と言いながら,
頭を押さえている子を見つけ,
「これでやわらかくなったら,たいへんだぞ」子供は大爆笑!
・そこから,一気に導入問題へ。
・分かったら先生のところに来て,ひそひそ話で言う方式。
これも,楽しいだろうなあ。
・うれしそうに,前に出てくる子供たち。
・4人目ぐらいで正解が出る。思わず「やったー」いい笑顔。
・正解が出たら,それを確かめる係りをその子に次々にやらせる。
・自分のところへ「来い来い」と言う子供たち。
・正解すると「やったー」「やったー」
・まだ座っている子に,「好きな数を言ってごらん。」
・あとはみんなにせーので言わせる。
声を出させることで,安心させる。
・最後に解説・・・・・ここまで20分。

また授業の中で,みんなが賛成した意見に対して,
「わけを隣同士で話をしなさい。話をしたら立ちなさい。」
これも,上手い。
いつも自分はできたら座る方式をとるが,
立つ方が勇気がいる。でも,ちょっと気持ちいい。
立っているから,緊張感もある。

次から次へと追求すべきものが表れ,
子供の活動・思考が引き出されていく授業。
子供を惹きつける技術は,真似したくなる。
でもそれが,気になることでもある。
授業は本当に難しい。

午後から北部体育館へ。
明日の大会のための会場準備,つまりは畳ひき。
こういうときに積極的に働く生徒であって欲しい。
終了後,軽く練習。
まずまずといったところか。

遅くまでかかって,
松下教育財団の研究助成申請書を何とか書き上げる。
今年も,ぜひともと思う。
まだまだ小さな夢だが,自分にできる精一杯。
なんとか実現したい。


2004年01月29日(木) ちょっといいムードで


2005年01月29日(土)
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