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re-invention



 問いが生まれる醍醐味

朝方,あまりの風雨に起きてしまう。
木造3階建ての我が家は,揺れが大きい。
台風でもこれほどゆれることはないのではないかと思う。
6時過ぎには,雨も止みいい天気に。

公立校の逆襲 いい学校をつくる」が面白い。
毎日拝見している堀田先生ブログでも紹介された。
一気に読みたいところだが,やることが多く,セーブしつつ読む。
藤原さんの本をさらに2冊,ネットで注文。
学校統合から,お金を生み出すシステムは,教員ではできない発想。
でも,こういう経営感覚がこれからは必要になる。

まずは今月受験する生徒の調査書と推薦書作成。
たった二人分なのに,意外に時間がかかる。

息子との時間も,少しだけつくる。
父親として,彼らからどう映っているのだろうか。

夕方から夜にかけては,進路検討会資料のための下準備。
調査書作成のためのWORD&EXCELシートもつくりたい。

昨夜の市の数学部の会での,S先生の言葉がよみがえる。
「普通の授業を極めたいと思っている。
 昔ながらの,課題を提示して,学習問題が成立し,皆で考える
 そんな授業をきちんとやれる教師でありたい。」

GCを自分に紹介してくれたS先生。
何のためのテクノロジー活用なのかということを,
自分に言いたかったのかもしれないし,それもよくわかる。
今年,M先生とTTをさせていただいたことで,
自分がテクノロジーに惹かれる理由が明確になりつつある。
高専でのグラフ電卓活用は,グラフと仲良しになることがメイン。
数学(関数)そのものを探求する道具としての活用。
これまでの自分が追求してきた作図ツールを使っての選択も,
見かけは,図形と仲良しになることがメインかな?
でも,自分が行っている(目指している)のは,
テクノロジーの活用で,「問いが生まれる」授業。
最初は遊び心から。
でも,テクノロジーがあるから
こうしたらどうなるのかな,という思いを具現化できる。
その連続が,問いを明確に先鋭に育てていき,
いつしか追求してみたいという自分のテーマに昇華していく。
何もなしでは,それができる生徒はごくごく限られてしまう。
多くの生徒にチャンスを与えられる。そこが何よりいいのだ。
新たな何かを発想する瞬間,問いとして昇華していく瞬間を
多くの生徒が味わえるのだ。
この醍醐味を,広めていきたい。

2003年12月05日(金) 統合的にとらえる力を育てたい


2004年12月05日(日)
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