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2006年03月19日(日)

フライ,ダディ,フライ



2日続けてDVD鑑賞。
これも公開時に観たかったんだけど、邦画はなるべく映画館では観ない方針なので、レンタルで我慢。だって、セリフが聞き取れないんだも〜ん!!(同じ理由で、「有頂天ホテル」もDVDが出るまで我慢。なんせ、尺が足りなくて、でもカットできる箇所はないから、セリフを早口で言え!という映画なのでw)


家族(妻と高1の娘)を大切にしている、ごくごく普通の中年サラリーマンの鈴木(堤真一)。平凡ながらも幸せな日々を過ごしていたが、ある日、愛娘が殴られて入院するという事件が起こる。相手は有名政治家を親に持つ、高校ボクシングチャンピオンの石原(須藤元気)だった。権力をカサに事件をなあなあで済ませようとする学校側と、全く反省してない石原、そしてそれに何も対抗できない鈴木。娘はそんな父親を見て心を閉ざし、家族は崩壊寸前に。
鈴木は包丁を手に石原の学校に殴りこむが、実は近くにあった全く別の高校だった。鈴木はあっさりと在日高校生のスンシン(岡田准一)に倒されてしまうが、事情を知ったスンシンと落ちこぼれグループの面々が、「打倒石原!」の協力を鈴木に申し出る。そして鈴木は翌日から会社を休んで、スンシンからの40日間に渡る過酷な特訓を受け始める。
家族の絆を取り戻すために・・・



序盤はかなりシリアスで、いや〜なムード満載なのですが、途中からは明るくなります。つーか、一歩間違えれば「トンデモ」映画です。間違えなくてもそうか・・・。

情けないおっさん役の堤真一がとにかく良いです。つんつるてんの学校ジャージ着てる姿は最高。役者ってこんな格好悪いこともやらなきゃならないんだなあ〜、っていうか格好悪い役も演じられてこそ役者だよね、と堤さんの力量に改めて感じ入る。

師弟関係の岡田君と堤さんの掛け合いも良かったな〜。岡田君は堤さんに負けてませんでした。格好良い役だったけどね。

平凡なおっさんが目標に向かって日々強くなっていく話、一言で言えば「大人のファンタジー」です。たまにはこういう夢を見たっていいじゃない?

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岡田君もそうだけどさ。
無理がありすぎやしないか?




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