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■ 銀魂。「てめーらァァァ!!それでも銀魂ついてんのかァァァ!」Part4
まさか各パートごとに分けなければならないほど長くなるとは思いませんでした。 流石SP。 もうしばらくお付き合い下さい。
Dパート。 何とかして鉄格子を破ろうとする新八。 神楽が協力してくれればすぐ破れそうなのに食べるのに夢中。 ため息をついた新八の目に映ったのは、同じく忍び込んでいたエリザベスだった。 「エリザベスさん!どうしてここに!?」 「おっ、ということはズラも一緒か!」 「ズラじゃない、桂だ」 この人登場するたびに自分の名前主張するのかな……。 桂は銀さん達が大騒ぎしてる隙に裏から忍び込んでこの大使館を探っていたらしい。 そこで例の密談の資料を入手。 カトケンの契約書ではなく資料を桂に手渡され、細かい字弱いから分からないとか言う銀さん。 ……大丈夫なのかなぁこの主役。 桂によれば、カリヤは自国のからくりを用い、地上げ屋と連んで地震をおこし、江戸を崩壊させてまとめて地上げする計画らしい。 天人の技術を使用してない建築物は脆いからひとたまりもないとな。 ま、日本は地震大国なんでその昔から地震に強い建造物の設計に努めてきた訳ですが……いくら宇宙人でも母国が地震なけりゃそういう被害想定しないだろうから技術がどうのこうの言われてもなぁ。 それに史上希に見る大地震に堪えうる建造物なんて……ってそんなツッコミはいいか。 そのからくりを使って地震のツボを刺激し、地震をおこすつもりらしいが桂にはその場所がどこか見当がつかないらしい。 そこで、ひらめいたのが銀さん。 この人カンで動くタイプか。 「神楽、もう食っただろ?とっとと檻ぶっ壊せ!」 「はいよっ!」 二つ返事でアッサリ鉄格子をぶち破った神楽。 すげー、でも出られるならもっと早く出ようよ。
一行が向かったのはカトケンの自宅。 銀さん曰く「ようするにヤツらの目的は江戸を更地にしてまとめて地上げするって寸法だろ?だったら何でカトケンの家、先に地上げするんだ?」と。 カトケンのリストラも全て仕組まれていた事だったということですね。 スクーターでニケツしてる銀さんと新八がちゃんとヘルメット被ってる辺りは偉い。 私は定春に乗りたい。気持ちよさそう。
カトケンの家。 先に東村山一号で到着したドリフターズ。 早速地震発生器?なるものの指導を開始。 目標到達まであと十分。 が、さっき山崎が本部に連絡を取ったらしく真選組ご一行様もカトケンの自宅に到着。 どうでもいいけどドリフターズの演技力が素晴らしい。 万事屋、真選組とチーム対抗したら間違いなく一等。
獅子村を筆頭に真選組に立ち向かう浪士組。 「ほう、真選組と知って刃向かうか。面白い!近藤勲、参る!」 「土方十四郎、参る!」 「沖田総悟、参る!」 無駄にカッコ良く決める真選組の面々。 しかし所詮パロだと思えばカッコイイとはあまり思えない。てかレギュラーなのかこの人達は。 土方はいっそ三刀流にしてみないかい? そこまで突き抜けるとかえって面白いと思うんだけど。
まあいいや、とにかくチャンバラが拝める!と思ったのも束の間。 カリヤに止められてしまいました。 ここはドリフト星の所有地だから立ち入るな、と。
「治外法権てやつか…」 呟く土方にくそぉと唸る近藤。だが 「って、治外法権って何だ?」 ……こんなのが警察で良いのかなぁ。 余裕の高笑いをするドリフターズにバズーカを構える沖田。 「それはつまりこの家がなくなっちまえば中に入れるってことでしょう?」 一休さんかお前は!と土方がツッコミを入れている所にどこからともなくスクーターの音が……。
「露払いご苦労!真打ちの登場だぁ!!」 チッ、こいつ狙い澄ましたかのようにカッコイイ登場しやがった。 主役特権使いまくりだなオイ。 「後は任せろっ!万事屋銀ちゃんが万事解決してやっからよー!」 そんなことを言いつつ大暴れする三人。 「成る程、旦那だったらやり放題だ!」 山崎が嬉しそうにしてますが、アカンやろ。 お前等責任もってしょっ引けよ(笑) つか万事屋は真選組とも知り合いなんですね。
騒ぎが大きくなってきたんでカリヤを中に連れて行こうとするプー。 「待てッ!」 銀さんが追おうとしたらそこに立ちふさがったのは獅子村。 「お前とは決着を付けたかった!」 「ハンッ、ライバルぶってんじゃねーよ、余興の練習くん!」 うわ、やばい生意気つかムカツクのにカッコイイぞ銀さん。 しかしここで何か引っかかるものが。 この声、この喋り方……凄くモヤモヤする。 あ、そうだ子安だ。と気付いたのはいつだったか。 子安氏にちょっと似てると思ってからは結構良いなと思ってた銀さんの声の後ろに色々な子安キャラが浮かんできてしばらく悶絶したりしてました。 その後ハルヒの憂鬱で延々と喋りまくるこの声を聞いて全てがどうでも良くなりましたけど。 それと銀さんの衣装は凄くアクション映えすると思います。 動きやすい服装に着物羽織ってるから動きが出しやすい。 どうでもいいですが原作の銀時ならまず間違いなく獅子村の事忘れてましたね。 お前と決着〜→あんた誰?って流れのはず。 獅子村の掛け声がアイーンなのは仕様です。
家の中に戻ったカリヤ。 「目標ポイント到達まで後五分」 「よし、震源ポイントアプローチと同時に離脱だ。マシーン浮上!」 地味にこういうやりとりが純粋にサンライズって感じで好き。 で、マシンで家の屋根を突き破ったカリヤ達。 あーあ、家が壊れちゃった。 いきなり世界観壊すようなメカだよSPだからって調子に乗ってるよと神楽と新八が突っ込んでましたが、今更世界観も何もねーよと突っ込んでやりたい。
目標到達まであと三分。 新八達は浪人に捕まって身動きが取れない。 が、何故かマシンの近くにカトケンが行っていた。 ……影が薄くてみんな気付かなかったらしい。
「行けぇカトケン!お前が止めるんだ!!」 銀さんぜったい余裕ぶっこいてるだろオイ。 あんなに獅子村見下してたくせにさ。 ここはカトケンを活躍させたいからだと好意的に見てや……らねーよコンチクショー! ドリフターズを前にびびりまくるカトケン。 「フン、切り捨ててくれるわ」 カリヤが懐から出したのは……ビームサーベルだー! 危ないよなぁこれに木刀で向かっていけというほうが酷。 「逃げるんじゃねぇ!」 って銀さん酷だってば。 「まずはお前が変われ!じゃなきゃ何も変わらねぇ!逃げても逃げ切れるもんじゃねぇ、特に、忘れたい事からはな!」 銀さんの言葉にカトケンの頭の家族のことがフラッシュバック。 「私は……私は……変わる!」 一大決心でカリヤに向かっていくカトケン。 「うおおおおお、心頭滅却すれば顔まで猪木ーー!!」 「何ぃぃぃ!」 「元気ですかー!」 「ハ、ハッタリだー!」 肘を脇から離さない感じでえぐり込むように突くべし!と神楽の教えを違う方向に活かすカトケン。 が、お約束のように躓き、その勢いでビームサーベルをよけてカリヤに剣先がクリーンヒット。 「だめだこりゃ!」 お約束な台詞と共にカリヤKO。 このノリがなんだかなぁと思う反面面白かったからいいや。
「何してるカトケン!早くからくりを止めるんだ!!」 カトケンの活躍に口元を緩めたあと、またそんなことをいう銀さん。 いやお前が何してるんだよ、とっとと獅子村倒せよ。
さて目標到達まであと一分。 カトケンが慌てて押したのは倍速ボタン。 目標到達まで一気にあと二五秒になって焦りまくるカトケン。 漸く始動レバーに気付き、レバーを降ろそうとしたがお約束のように折れる。 もうどうしようもなくなったところでやっとやる気になった銀さんが木刀を片手に気合い入れてカトケンの所へ向かう。 「待て、まだ貴様との勝負は――」 立ちふさがる獅子村だったが 「うっせーんだよ三下ぁ!うだうだやってるヒマはねー!」 銀さんに顔面を踏み台にされ一撃でKO。あーあ。 その勢いで豪快に三段ジャンプしてからくりに木刀を突き立て、ヒビを入れる銀さん。 勢いに乗ってカッコイイと思うけど跳びすぎだよなぁ(笑) 残り五秒でからくりが止まり、脱出と同時にドカンと炎上。
まさしくドリフコントのように頭爆発で脱出してきたドリフターズは家の外で待機していた真選組にそのままお縄。 そして今頃走ってきた桂が「さ、流石だな、銀時」と一言。 車くらい買えよな、とプラカード持ってるエリザベスはやっぱり乱馬1/2。
家が崩壊して黄昏れるカトケン。 そんなカトケンの肩に手をかける銀さん。 「さ、坂田様……」 「なに、家なんてなんとでもなるって」 ならねーよ。 「でも……」 「あんたはもう、変わったんだろ?」 「……はい」 清々しく笑う銀さんとカトケン。 くっそ、爽やかでカッコイイ。いやなやつだ(笑)
しんみりしている所へ一匹の黒猫が。 それは数日前から探していたクロミちゃんだった。 一転して黒猫を追いかけ、いつものギャグに戻る銀さん達三人。
それから月日は流れ……。 またいつものように長椅子に寝転がってジャンプを読む銀さん。 「あーあ、俺も卍解とかそういうのがあればなー」 後番組の宣伝かよ(笑) 漫画で言えばどうにも銀さんと一護の髪型は似てると思います。後キルア。 だからとても天パとは思えない。 長椅子の近くのテレビからは「サンバ、OH〜カトケンサンバ、ちょっとだけよとサンバ♪」とそんな歌声が。 驚いてブラウン管を凝視する神楽と銀さん。 「あー、カトケンさん。最近歌って縛れる演歌歌手として芸能界をのし上がってきたんですよ」 そこへ買い物から帰ってきた新八が解説。 さすがアイドルオタク、芸能界詳しいな(笑) ていうか縛りかよ!さっちゃんのおかげだな(笑) 「いい顔してるじゃねーか」 テレビの中のカトケンを見て笑う銀さん達。
万事屋のテーブルの上には「家族が帰ってきました。ありがとうございました」と写真付きのカトケンからのハガキがあった……。
てことでSP終了。
ED。 てかこれまんまZZじゃねーか!! 流石パロは高松監督のお家芸だな! ……いかん勢い余って思い出したくもない台詞思い出しちゃったよ。 あのEDって高松演出だったっけなぁ……自作をもパロると。
桂はアレだな、美形でシリアスだと思わせてギャグキャラだよなこれ。 まともな美形かと思われた土方はゾロだしなぁ。 この二人が特に美形なのは史実から流用か。 凄く世界観に合ってて、EDも良い感じ。 OP・ED・本編とトータルでまとまってていい仕事してます高松監督。
予告。 時はさかのぼり一年前……。 ってやっぱり新八と銀さんの出会いからやるのか……。 そうだよなぁずっとオリジナル路線でいくわけないもんなぁ。 あのるろ剣の劣化コピーからわざわざやるのか……。 それに正直、銀魂のキャラはその場その場で定まってないし立ってもいないし記号通りって感じなのでアニメではその辺の独自性に期待してるんですが。 アクションにも期待してるんですが……高松監督アクション駄目だしなぁ。 シリーズ構成に大和屋息子ってどうよとか先行き不安でもありますが期待してます。 作画も原作が凄く巧いとどうしてもアレな感じもしますが、銀魂はかえって良かったのではないかなと思います。 一話SPは凄く好きでした。アニメの銀さん良いな。 思わず感想を書こうと思ったほど良い感じだったけど、銀魂のアニメ感想は多分最初で最後です。 ジャンプフェスタの方の感想は書くかもしれません。
2006年04月07日(金) |
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