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■ ハンター。「良い子?×悪い子?×キルア」
良い子でないことは確実です。
Aパート。 『間違いない…やっぱりアイツが父さんを!』 キルアの動きを見て父の仇はキルアだと確信するアニタ。 いや、まあ…思い込み激しいね。 そりゃこの受験生数百のなかから、キルアをゾルディックの人間だと見抜いたアニタはなかなか優秀だとは思いますけど。
ネテロvsキルア。 会長の腕を掴むものの、顔面にボールぶつけられたりして軽くあしらわれるキルア。 一旦ゴンと交代。
vsゴン。 「よーし、行く!」との掛け声とともに猛ダッシュ。 上着を脱ぎ捨ててのジャンプで撹乱作戦。 これは原作とは違うけどなかなか理にかなってて面白いと思いました。 少なくとも画面上「消えた」ように見える演出ですね。 が、ジャンプしすぎてしまって天井に激突(笑)
休憩をとるキルアに「罪滅ぼしのつもりならやめてちょうだい」とアニタ。 「そんなんじゃない。自分の力を試してるだけさ。俺が捕まえたいのはボールでもジイさんでもない、親父の背中だからな」 キルアの言葉にえ?という表情をするアニタ。 キルアが親父越えしたかったとはしらなんだ(笑) 当面は兄貴越えしたいのかと思ってたのに。ま、この段階で兄貴の事を言うわけにもいかないか。
ゴンも軽くあしらわれて早くもバテバテ。 「二回戦だ、ジイさん」とまた交代。
結局らちがあかず二人一緒に攻撃開始。
懸命にボールを追うキルアに『騙されるもんですか…』と少なからず動揺しているアニタ。 『アイツは私の父さんを殺したのよ…金のためなら誰であろうと殺す、冷酷なヤツなのよ』 あー…アニタごめん、それイル兄かも。 ていうかそれが仕事ですから…むしろキルアは殺し屋としてはアレなんでいまいち当てはまらないかも。 冷酷なのは正解だから、余計タチが悪いけど。
巧みな?コンビプレイで何とか頑張るゴンとキルア。 ゴンが靴を脱ぎ捨てつつ間合いを伸ばして蹴りを入れれば、会長にヒットした所でキルアが足で会長の足を固める。 片手で体を支えた会長が反動でボールを蹴ればゴンがもう片方の靴を蹴り捨ててボールを遠ざける。 なかなか面白い組み立てでした。 会長からも「努力賞、と言ったところじゃ」とのお褒めの言葉。 会長はというと超脚力でやはりゴン達にボールを触らせない。
震えながらキルアが「やばい…」と呟いて、ギブアップだと部屋を出てしまいました。
ゴンはまだやる気満々。 「何より途中で諦めたらアニタさんに悪いもん」 そうだった、アニタの為にこのゲームをするためのアニタ登場だった(笑) 「無理よ!会長、右手と左足ほとんど使ってないもの。今のままじゃ一年中追い掛け回してもボールを奪うのは無理ね」 「ええっ!?」 気付いとったか、ととぼける会長。 キルアを見つけたことといい、アニタの観察眼はなかなかですね。 もう少しレベルが高ければイル兄にも気付けただろうに…あ、でも気付いて歯向かうと返り討ちは必至。 うーん…どっちがよかったんだろ(^^;
「分かったでしょ?私のことはもういいからギブアップして」 「やだ!!」 ネテロ会長の右手くらいは使わせてみせる、とゴン。 アニタは、おそらくキルアを追うために独房に戻る、とその場を後にしました。
「やれやれ、メインの二人が消えてしまったんじゃ本末転倒じゃな」 と会長。 どうもアニタにキルアの事を見せるためにこれをセッティングしたらしいですね。 しかし、そんなことをして何になるんだろう…キルアがゾルディックの人間で殺し屋だった事実は変わらないし、アニタの父親ではなくても沢山の人間を殺してきた事実も変わらないのに。 割と良い子だから許せってか?アホかっての。
一方キルアは…。 「アレ以上やったら本気になっちまう…殺してでもボールを取りたくなっちまう」 とガラス窓に向かって自問自答。
いや無理だから!!>殺してでも〜
そう思うのはキミの勝手だけど、120%返り討ちですよ。身の程を知りましょう。
『あたり前さ、俺はそう育てられた。俺はゾルディック家の息子、生まれながらの殺人マシーンなんだぜ』 「だから、アイツにも言った通り望んだわけじゃない!」 『そうかい』 「アイツは俺が人殺しだって言っても驚かなかった。それどころか俺のことを知りたいって」 『おいおい、笑わせるなよ。死臭が体に染み付いた俺と握手をしてくれるヤツがいると思うのかい?』
ブツブツ訳の分からない自問自答を繰り返すキルア。
「おい、さっきからウルセーぞブツブツと…迷惑なんだよ坊主」 廊下を歩く受験生から当然の苦情が出ました。 寝不足で三次試験になったらどうするんだ?という受験生に「心配しなくていい、アンタは三次試験を受けられない」と振り返ったキルアが…。
連れられて、独房へ戻るアニタ。 「ちょっと待って、靴が…」 とベタ過ぎる作戦で靴紐を結ぶフリをしつつ、SP風のお兄さん二人を気絶させました。 強ぇ…! この人たちって四次試験、受験生の見張りもするようなレベルのはずなのに…やっぱり二次試験程度で落ちる実力じゃないよアニタ。 料理下手すぎたのが運のつき、か…(確定かよ) 「ごめんなさい…私のナイフ、返してもらうわ。本当にごめんなさい」 気絶した二人を近くの部屋に移し、キルアのところへ向かうアニタ。
階段を下りると、倒れた受験生とキルアが…。
アイキャッチ。 アニタ。 いつもアイキャッチはコミックスの余白ページにおまけで乗っているイラストに色をつけたものなんですが、アニタはオリジナル。 正直いままでで一番可愛いアイキャッチでした。
Bパート。 「寝たんじゃなかったのか?」 「それはこっちの台詞だよ」 共にトンパのイビキの所為で寝付けなかったクラピカとレオリオ。 とある部屋の扉の前で鉢合わせ。 「気になるのか?あの密航者の事」 「馬鹿言え!俺はちょっと試験官に意見しにきただけだ!情状酌量の余地があるんじゃねーか、ってな」 からかう?クラピカに慌てるレオリオ。 確かにクラピカはちょっとからかってるような表情なんですが、台詞が…棒読みで…分からないよ(遠い目) クラピカもレオリオと同じ考えでここへ来たらしい。 ドアをノックするレオリオ。 なかなか返事がなく、そっとドアを開けると何といきなりナイフが飛んできました。
「良い度胸してるじゃない…」 そこにはシャワーでも浴びていたのかバスタオル一枚のセクシィなメンチさんが…(笑) しかし手には包丁持ってるよ。怖。 「こんな夜更けに試験官に夜這いをかけようなんて!!」 「ご、誤解だぁ…」 「しっかり覗いておいて誤解も六回もあるか!!」 包丁を構えるメンチ。うーん、髪下ろしても可愛い。 「す、少なくとも私は違う…夜這いだなんてそんな下品な事するはずがない」 「テメー!一人だけ言い逃れしようってのかー!?」 おいおい、そんな言い方したらマジで夜這いに来たみたいじゃないかレオリオよ(笑) そんな言い訳もむなしく包丁をギュンギュン振り回して臨戦態勢にはいるメンチ。 「問答無用ー!」 ついにバスタオル一枚で廊下に出てクラピカとレオリオ追いかけてっちゃったよ…(笑)
一方キルアとアニタ。 「本性を現したわね…やっぱりあなたはお父さんを殺した悪魔だわ!」 『そうだ、俺はプロの暗殺者。それが俺の本質さ…』 まだ脳内自問自答やってるキルア。 『痛みで気を失う事すら出来ず、じわじわと迫り来る死の恐怖を味わうパターンだ』 倒したらしき通りすがりの受験生を見てそう脳内で呟くキルア。 いやそりゃアカンやろ。 仕留めるなら一発で仕留めんかい。だからキミは暗殺者失格なのだよ! 死の恐怖なんて与えてどうするよ…意味ないじゃん。 「あなたを殺すわ。父さんの恨みを晴らす為に!」 ナイフを構えるアニタ。 誰だよこの脚本…この薄ら寒い台詞回しは…もうちょっとカッコイイ台詞あげようよ。 どうもアニタから悲壮感とか必死さが感じられないんですよね、仮にも父の仇(だと思い込んでる)を目の前にしてるのに。 仮にキルアを殺せる実力があったとしても、こんな状態で仇討ちが出来るとは思えない。 「覚悟!」 いや、もう分かったから何度も宣言しなくていいよアニタ…。 まあ、この子もキルアは可哀想な子なんですよ演出のための踏み台だと思えば哀れなんだけど。 『死を望むものに恐怖と絶望を』 また脳内会話しはじめたキルア…、どうでもいいけど死を望んでる人に恐怖と絶望与えてどうすんのさ。
「全く…男前が台無しだぜ」 メンチに散々やられたらしく、窓にうつる自分の姿を見てふてくされるレオリオ。 「別に変わらんと思うが?」 「何だテメー!何でテメーだけお咎めなしなんだよ!!」 振り返ると無傷のクラピカが…(笑) 凄い形相で文句を垂れるレオリオに「見た目…かなぁ?」と失礼な事を本気で考えるクラピカ(笑) 冗談言い合う二人の目に、窓の外でいるゴンが映りました。 え、何で?と私も首をかしげましたがどうやら外に場所を移したらしいです。 場所は飛行船の最後尾のバルコニー。 …いや、おかしいだろ。 そこで飛んだり跳ねたりしてるわけですよ。 飛行船はいくら足が遅いとはいえ、それなりの速度で飛行中です。 あくまで床に足がついていれば、とりあえずそのスピードに乗ることはできますが、空中に浮いてる間はその影響をうけないどころか、飛行船は通常の速度で移動していくんです。 ですから、まず無理ですが着地点を計算して飛ばないと一気に空中ダイブの刑になります。 移動中のKトラックの荷台に乗った事がある人は分かりやすいと思いますが、座ってるだけでもかなりの負担ですよね? ましてあそこに立って、あまつさえジャンプすればどういうことになるか…想像できると思います。 いくら彼らが人間離れしてるからって…変ですよね。 ゲームでも、単純に上へ飛べばマリオだって雲から落ちますよ(笑)
ちょっと速すぎるかもよ♪(Gon-Dash!) 空に落っこちかもよ♪(Gon-Dash!)
古橋…頼むよマジで。
アニタvsキルア。 アニタの攻撃を交わしながら自問自答を繰り返すキルア。 『どこから狙われているか分からない心理状態、これが一番相手の神経をすり減らす事ができる』 闇にまぎれたキルアを探して焦るアニタ。 肢曲無しだったのはこのためか。 『殺せる。ウサギの喉を掻き切るよりも簡単に』 気配を感じて切りかかったアニタのナイフを弾いて手刀を入れたキルア。 倒れたアニタの喉元に指先を突きつけて…普通の格闘だったらここで「まいった」なんだけど…。 『死を…完全なる死を…』 ごちゃごちゃ言ってないで殺るんなら殺れば…? アニタは覚悟したみたいだけど、それなりの使い手なら足場から崩して形勢逆転可能だよキルア君。 そんな時、なにやら感じ取ったキルアは「ゴン…」と呟きました。 今日のキルアは電波入ってるな(^^; 窓の外にゴンの気配を感じて駆け寄るキルア。 場所をバルコニーに移したのはこのためか…くだらない。 「どうしたの?どうして私を殺さないのよ?」 極めて冷静なアニタ。よく分からないお嬢さんだホントに。 「見ろ!あいつまだ戦ってる。お前の為に」 「それがどうしたって言うのよ!?」 そんなアニタにキルアは当身1発。 「お前を殺したらあいつが怒る」 もう何が何だか…。
ネテロvsゴンは…ゴンが勢いあまって船外に落ちかけて、釣竿で生還した隙をついてボールを奪おうとしたものの、会長が両手を使って阻止。 両手を使わせたことで「勝ったーーー!!」とその場に倒れ込むゴン。
いつの間にか気がついていたらしきアニタ。 どこから包帯持ってきたのか、傍で倒れていた通りすがりの受験生の手当てもしてあげてたみたいです。 原作と違ってバラバラにはされなかった様子の受験生。 まあ、キルアにリンチされたってだけでも十分アレだけど。 殺すつもりなら一撃で殺せただろうしなぁ…そういや迫り来る死の恐怖とか言ってたし、嬲って楽しんでたのか? 余計タチ悪いじゃん。
飛行船は第三次試験会場のトリックタワーへ。 アニタは当然強制送還ですね。 「ネテロ会長が密航の事は特に罪に問わないって…ありがとう、あなたのおかげよ」 ゴンにお礼を言うアニタ。 「落し物だ」 と、拾っていたアニタのイヤリングを差し出すキルア。 「これ…父さんからのプレゼントよ!」 「それ、スパイス鉱石の結晶だな。精製されたスパイス鉱石には習慣性がある」 「1度味わったら最後、病み付きになるとか」 「スパイスを買うために私財を投げ打ったヤツも多いって聞くぜ」 キルアの言葉に続けるクラピカとレオリオ。 「うそ…そんなの嘘よ!」 イヤリングを握り締めるアニタ。 「本当のことじゃ…」 会長も念を押す。驚くアニタ。 「知らなかったのか?」 キルアのアップ…の背後にギタラクル兄貴がーー! うわぁ、さりげなくそれでいてさも必然のようにいるよあの人!(笑) 「私のお父さんは優しい人で…父さんの周りにはいつも笑顔の人がいっぱい…」 涙ぐむアニタ。 「お前の幸せは、そういう人々の不幸の上で成り立っていたんだ」 アニタを諭すように言うキルア。
人殺しで生活成り立たせてるヤツに そんな説教されたくねー!!
だから殺されて当然ってか? てか、レオリオすら知ってることをアニタが知らなかったってのが無理がある。 この取って付けたようなオチに脱帽。違う意味で。 最後、畳みかけるようにアニタに言ったクラピカとレオリオの台詞といい、仇討ちを決意したアニタのほうが悪いと言いたげ。 あ、実際そう言いたいのか…。 やだなぁ……監督古橋だってこと忘れそうになってたよ(笑)
「それでも…私にとっては大切なお父さんだったの」 「あのさ、また来年受けなよハンター試験。それで本当のブラックリストハンターになればいいと思う」 ゴンの言葉に泣き崩れるアニタ。 …それで今度はプロとしてキルアを殺しにこいって事かな?ゴン君。
このカットの上部に不自然に映る灰色の足。 そう、その名はギタラクル!(仮名)
ずっと傍でアニタのこと見てたんですよね…。 こりゃマジでアニタの父殺したのイル兄なのかもなぁ…。 アニタ、すぐ傍に仇が逃げも隠れもせずいたのに…惜しかったね。返り討ちにあうだろうけど。 イル兄ならあんな説教しないだろうなぁ。 ま、アニタがホントにブラックリストハンターになって貴方の所にきたら、相手してあげて下さい。
「俺の兄弟かおふくろか…いずれにせよゾルディック家の人間の仕事に変わりはないさ」 アニタに、自分が殺したわけじゃないといわなかったのか?というゴンに恨まれるのには慣れてる、とキルア。 でもアニタのこと殺そうとしてたよね?キミ。
さて、何だかよく分からないままいよいよ第三次試験開始。 そして今回は予告ナシ。そこまで尺取ってやりたかったのかキルア物語(^^;
2005年06月15日(水) |
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