碧のアニメ感想
アニメ雑感


 テニス。「出るのはどっちだ!?」


OPが気に入れば、本編も気に入る可能性が高い。
…なんて、新番組の多いこの時期OPチェックは結構楽しいです。
OPというのは番組の顔でもありますし、監督が直接演出する事が多いので(しないでもチェック入れますし)、OPの雰囲気が気に入れば本編も気に入る可能性は高いんですよね。
更に監督の技量というのもある程度掴めますし。
しかし、優秀な監督は優秀な演出家である事が多いですが、優秀な演出家が優秀な監督であるとは限りませんから軽い目安程度にしかなりませんが(^^;

新番組といえば、1スタの新番組は同じサンライズの料理題材という事でどうしてもかのミスター味っ子と比べられて…池田、今川の二人の天才と比べられる青木監督がちょっと可哀想な気がします。
そんな事気にするような人ではないんですが……。
9スタの新番よりよほど面白かったと思うんですけどね、じゃぱんの一話。



CM。
ケンゾー・テンマfeaturing忍足侑士。

俺様の、歌った歌は、みな売れる。byバショウfeaturing忍足侑士。

…いや流石にバショウは浮かびませんが、テンマがこれをやってると考えたらおかしくて…(遠い目)

勝利だけが、勝利だけが〜♪



Aパート。
二試合も落とした時点でリチャードの目論見は崩れたも同然だと思うんですが、あの根拠のなさそうな自信はどこから沸いてくるのか不思議でたまりません。
日本のチームに負けるようなアメ選手に支援したい企業なんて…いないと思うんですけどね。

まあ、金の有り余ってそうなマイコーとビリーは元々支援はいりませんし、グリフィ兄弟なら何とかなりそうですし(ルックスで)、ケビンはどうでもよさそうだし。
ボビー以外は結構大丈夫な気がします。

しかしあそこまで日本語バッチリで敗者の美学とか日本のわびさびを理解しようとしているリチャードを思うと(曲解)、なんとか頑張ってもらいたい気もするんですが(笑)

とか思ってたら、日本のトランスコーポレーションなる会社の高山さんとかいう女性が契約を持ちかけてきました。
…そんなあなたの一存で決めてもいいんですか?という疑問は抱きつつも、まあいいや。

リチャードは親子二代の対決を看板にしたいようですが、そんな話はあまり関係ないと思うんですけどね…契約するなら活躍する選手のほうが企業としては当然良いですし。
まあ…ひょっとしたらケビンのマイクパフォーマンスは全米に流れてる恐れがあるんで、一応注目されてるかもしれませんが。


リョーマの対戦してきた選手の中に、ちゃんと剣太郎がいて一安心しました。


電光掲示板を見つめる切原。
緊張するよなぁ…、真田が「選ばれようが選ばれまいが、お前にとってこの選抜は精神面を鍛えるいい機会だった」と声をかけてますが、選らばれるのは俺だ、と相変わらずな返事。
良いね、切原はこうでないと!
憎まれ口叩かないようになったらつまらないからその調子でシクヨロ!
…しかし、まあ緊張してるんでしょうが、本音を隠すときの切原の対応が既に読めてるんで(目瞑って顔そらして憎まれ口叩く)、周りにはバレバレだろうな(笑)
そして「はい」は1回でよろしい…実際いたら絶対ムカつくタイプの後輩だコイツ…(笑)

さて、選手、観客の見守る中電光掲示板に表示されたのは…。

ケビン・スミスvs切原赤也。

「やりましたよ、真田副部長!」
ガッツポーズをする切原。
まあ、自分の感情に素直な子だと思えばカワイイ…のかも。

そして掲示板を見た途端「どういうことなんだよ!」とケビン。
キミ漢字も読めるんだ…。
凄い、凄いよケビン…日本語は難しいだろうに…(涙)
ついでにリチャードも…。

「ボス!俺はまだ納得してないぜ!越前リョーマと対戦できるっていうからここまで来たのにこれじゃ…」
「言いたいことがあるなら勝ってから発言したまえ!」
おお、リチャードがまともな事を…(笑)

ま、個々の思惑はどうあれ決まった事は仕方ないですね。
てことで試合です。

シングルス1…最終戦ということでか、演出が派手に(^^;

会場の照明を落として、まず切原にスポットライトを当て、「関東ジュニア選抜チーム、切原赤也!」と場内アナウンスが…。
あれむちゃくちゃ熱いんですよね…周りは見えないし。
よくフィギュアのエキシビジョン等でスケーターに照明当てて滑らせたりしますが、ライトは熱いは見えにくいわでめちゃくちゃ滑りにくいと思います。
ケビンはこんなのに慣れてるでしょうからいいとして、突然のこんな演出に平然としてる切原って…(笑)


Bパート。
「喉かわいたから」とコートを後にするリョーマ。

ギャラリーには「シングルス1なんて切原のヤツ、おいしいじゃん」とブン太をはじめ立海陣が…。

トスは切原が勝ったのか、切原のサービス。
ケビンはまだリョーマとの対戦を諦められないようで試合に集中できてない様子。
当然切原はそれが気に入らないみたいで…そうだよなぁ。
『お前の相手はこの切原赤也だって事を思い知らせてやるぜ…!』
と切原、フォアで強烈な回転。
その球はなんと跳ね際で消えました。

その球の訳は…と仁王の回想シーン。

ってこの入れ方、六角のダブルス2の桃の回想と一緒じゃないか!!

せめて曲を変えようよ…被ってる、被ってるよ演出が…もうちょっとオリジナリティ出そうよ。

まあいいや。
切原は、左利きである仁王に対左の必殺技の特訓に付き合ってくれるよう頼んでいたらしいです。

そ、そういえば切原って対左利きを謳ってたんでしたっけ…。

すっかり忘れてました。てかあれは何年前のことだっただろう…。
そうだ、そうだった…元々対手塚を視野に入れた立海の作戦だったはず。
凄…あの設定死んでなかったんだ…!(笑)
なるほどなぁ…ケビンの左利きには一応切原も視野に入れた設定だったのか…やるね、前川さん。

まあ、それはいいとして。
「ファントムボール」と技の名を口にする切原。
名前まで付けてるのか…ナックルサーブといい、いかにも中学生だなぁ。

しかし仁王って良い先輩ですね。
後輩は左殺しを徹底しようとしてるのに。(※仁王も左利き)
そういや、チームが勝てるなら俺はそれでいいとか言ってましたっけ決勝で……。

跡部の解説によると、ファントムボールは右回転をかけながらクロスに打つことによって左利きの相手がバックに構える事をあらかじめ想定し、跳ね際で左に逃げるので消えたように見える、との事。

かつて身体を狙うボールを打っていた切原が身体を避けるボールを打つようになったとは…と切原の成長を見守る真田。
つーかボディショットを良くないと思ってたなら注意したらよかったのに。

ケビンもファントムの弱点を見抜いたらしく、フォアに構えて対応…が、フェイントも混ぜていたらしく切原がサービスキープ。

焦る中村さん。
でもブレイクされたわけじゃないし、サービスは相手有利だからそこまで悲観する必要は…(^^;

ケビンは「思っていたより強いじゃないか」と切原の実力を認め始めたんです…が。

「フン…強いって聞いてたから楽しみにしてたのによ。お前の実力ってこの程度のモン?期待して損したぜ」
「なにっ!?」
コートチェンジ際にケビンを挑発する切原。
イエイ!性格悪いのちっとも直ってない!!
やっぱ切原はこうじゃないと…!
ま、切原の気持ちも分かります…ケビンは気持ちの切り替えが全然下手ですね。
リョーマに入れ込みすぎというか…。
「まともな試合ができねーんなら、さっさとアメリカに帰んな」
く…それは言い過ぎだ。相手は日本語バッチリ理解してるんだぞ切原よ。
一ゲーム取ったくらいで調子に乗るなよ…。
まあ、ケビンが日本語出来なかったら切原英語できなさそうだしまず会話できなかったでしょうけど…。良かったね、切原。
『く…あのヤロウ、本気で俺を怒らせたな!』
なまじ両者とも似たタイプだからなぁ…ケビンも挑発に乗りやすいというか(笑)

ケビンのサービス。
控え室のモニターで試合を見守る榊太郎(43)と華村先生。
密室に二人きりというのはいかがなもんかと思いますお二方。
いやあの…別にどうということはありませんが…ねぇ(何だ)

榊が切原を選んだ理由…それは左に強いということと、より高みを目指す志を持っていたから、ということですが。
完全実力主義の榊がそんな理由で選ぶなんて…およそ志から遠い人をシングルス2にエントリーさせていたというのに。

まあ、榊の考えはどうでもいいです。
仁王の話によると、切原は最初からシングルス1狙いだったとの事。
やはり例のファントムボールとやらは対手塚用に考案していた模様。
まだケビンを知らない頃、いずれ完治した手塚に挑む、とか言ってましたしね…、更に仁王を使ってくるなんて、ケビン関連は目の付け所が面白いです。
どうしても一番強い選手…ケビンと対戦したくて早急にファントムボールを完成させた切原。
そしていつか…どうしても勝ちたい選手がいる、らしい、との仁王の談ですが。
そいつは右利きなような…。(笑)

ゲームケビン。1-1。
「この試合…ぜったい勝つ!」
「勝つのは俺だー!」
何だかんだでケビンも乗ってきたらしいです。

しかし本家本元だってのに、切原専用のあの凶悪なBGMが出ない…!(笑)

ケビンの打ったボールがコードボールに…、自分のコートに落ちそうで必死に前へ詰める切原。
なんとダイビングしながらファントムを打ちました…ウッソダーン。
とか言ってる場合じゃありませんでした。
何とケビンが切原の方を見ると…そこにはポールとネットの間に顔を挟んだ切原が…!

………………。

一難さってまた一難、ぶっちゃけありえない♪

赤目になったら赤也はむちゃくちゃタフだしぃ♪

テニキュア!テニキュア!
テニキュア、テニキュア、テニキュア、テニキュア♪
テニスでキュアキュア!二人は、テニキュア〜〜♪


…気味悪いですね。

まあ、ぶっちゃけありえちゃったみたいです。一難さってまた一難。

しかし器用に挟まったなぁ…フォアで右回転かけるからあのまま右に転がったんでしょうけど、なんでまた…(−−;

しかも、顔挟まったまま「スイマセン、大丈夫です」とか審判に向かって笑ってみせてるし…。
この状況でそんな笑いを取ろうとするなんて…赤也、恐ろしい子!(違)

なんか、肩をぶつけてしまったみたいです。

「さあ…こっからだぜ。俺のファントムボールをじゃんじゃんおみまいしてやるのは」
とか言ってますが…。


ED。
斗万さんが六角を忘れてないのは分かりました。
それはありがたいです…けどもうちょっとコンテ頑張って欲しいなぁ。

提供。
(無理やり)師弟画像。
乾の逆光眼鏡が怖いです。
長髪宍戸は実に久しぶりです。
仁王と切原はいきなり感がプンプンします(笑)
しかし宍戸達がありなら桃とタカさんもありだと思うんですけど…忘れられてるのか(遠い目)

次回。
肩は大丈夫なんでしょうか…。


2004年10月13日(水)
目次 HOME