碧のアニメ感想
アニメ雑感


 テニス。「イケメン・ダブルス」


トムとジェリー、仲良く喧嘩しな♪

元ネタは分かりきってますけど、どの辺をモチーフにしたのかサッパリ…。>トムとテリー

Aパート。
このゲームっぽい音楽、アメリカ専用の新作かと思ってたんですが「ゆかいなてにぷり一家」が初出だったみたいですね。

初っ端から騒ぎまくる「ムードメーカー」として選ばれた人、菊丸。
傍から見ればただの騒がしいイタイ人です。
切原にまで絡んでるし…。

リョーマによれば「サインプレー」をかなり煮詰めてきた模様。(ジミーズみたい)
何だ、最初から自分らがダブルス要員だと分かってたのか(^^;
ダブルス2ペアよりマシですね、何か対策練ってきてる分。

受付に桃達が来てたんですが、ああも受付に人がいないのってどうなんでしょう…。
日本はともかく、アメリカは熱狂的ファンが付いてるみたいだからガード甘いと不味いんじゃ。

リチャードの胡散臭さは相変わらずですが、どうもこのチーム判明してるキャラだけ挙げても

ビリー→スポンサー云々はどうでもいい(主目的はステフ)
マイコー→スポンサー云々はどうでもいい(金は有り余ってる)
ケビン→スポンサー云々はどうでもいい(リョーマと対戦できればいい)

リチャードの目論見は失敗する可能性大。

どうでもいいですがやっぱりこのユニフォームアメリカってよりドイツです。
アメリカの今年のナショナルユニっぽくすれば良かったのに…と思ったけどケビンに似合いそうにないからダメか。
赤は日本が使ってますしね。

菊丸に混じってると忍足がかなりいい男に見え…と思ったけど芝さんのカメラを前にちゃっかりポーズ取ってる忍足を見て前言撤回。

控え室に来た大石の口から「イケメン」なんて言葉が出るとは…!(大笑い)
似合わないなぁ…。
グリフィ兄弟はテリーの方が人気あるんですね。
優男が人気ってのは分かるんですが、あの子は優男を通り越して本当に女の子みたいだから微妙だなぁ(^^;

「テリーがラケットを一振りすれば、女の子が感動の涙を流すって噂だよ」
怖っ!
「ホンマかいな…」
心底嫌そうな顔する忍足に共感。
…いつも思うんですが、不本意ながら忍足とはリアクション的に気が合います。


アメリカチーム。
すっかりケビンに愛着沸きました。
視聴者にこれだけ愛着持たれてる時点で悪役を貫くのは無理そう。
トムと言い合いしてましたがケビンの言葉を受け流せず挑発してるトムに対して「おいおい大人気ないなこんな小さい子相手に」と思いましたがそういえば二人とも中学生でしたね。
下手すれば同い年…。
トム老けすぎ!!
と思いましたが、日本チームのほうが老けてる人いるんであんま強く言えません。


またしても煙幕と共に選手登場。
菊丸のリアクションはいかがなものかと思いましたが、このくらい自己アピールはしといたほうが良いかもしれません。
隣で心底頭を抱えてる忍足でしたがさっきのキミんとこの部長に比べれば百倍はマシだから!

テリーは、女の子みたいな顔して脱いだら凄いんですタイプのようで。
てことはパワータイプか。

日本チームはいつの間にかベンチコーチが榊太郎(43)に変わってました。
日本チームの胡散臭さアップ。
ある意味リチャードより胡散臭いよ榊…。
しかも
「アメリカチームはこのゲーム必ず取りに来る。二連続敗退は避けたいはずだ。それだけだ」

ってそれだけかよ!!

ベンチにいる意味あるのかなぁ…この調子だとシングルスになったら手塚が出てくるのか。


試合開始。
テリー君、口調がなぁ…これで口調が男の子っぽかったら良かったんですけど。
不敵に笑うテリーに対して菊丸はおちゃらけ顔でお返し。
ある意味、羨ましい性格してますね菊丸って。

テリーの球が重くて打ち損じる菊丸。
やっぱりパワーのある選手なんですね。

優男系が実はパワー選手というのはかなり良いです。
もちろん普通に桃やバネちゃんみたいなパワータイプも好きですが。
要するにパワータイプが好きなんですが、逆に野獣みたいなタイプは…。
ああいういかにもなタイプは逆に俊敏でカウンター系を得意とするタイプだと面白いんですけど。

1ゲーム目をアッサリキープされてしまった日本チーム。
ベンチの榊はお怒りの模様。
「言ったはずだぞ、相手に乗せられるなと」

嘘はいけねーな、いけねーよ。

言ってなかったじゃんそんな事。


なんか応援サイドに流川親衛隊みたいなのいますね。

菊丸のアクロバティックが出た途端、なんとテリーもアクロバティックで応戦。

空中に逆さ吊りといえばいいのか…なんだか凄いアングルでCM入り。


Bパート。
何だ何だ…空中で回転して股抜きショット!?

凄…てかテリー、声といい喋り方といいルックスといい表情の付け方といいめちゃめちゃ好みなんですけど。

ただし女の子だった場合ですが。(血涙) 

パワーもあってアクロバット系とはまた好みドンピシャだし…女キャラだったらなぁ。

もうちょっと顔が男っぽくて喋り方が男らしかったら凄く好みだと思うんですが。
男は男らしく、女は女らしくないとイヤです。

ちなみに私の好きなタイプの女キャラは風の谷のナウシカ漫画版のクシャナです。
彼女に付き従い命をかけた兵士達の中に混ざりたいと何度思ったことか…(苦笑)

しかし、コートにいる四人が等しくどうでもいいというか…ある意味ある程度アメリカチームを応援していたダブルス2よりツライなぁ。

うーん…、あ、そうか。何か足りないと思っていたら。

この親善試合、こう試合にかかる必死なものがないんですよね。
公式戦と違って負ければどうという事はありませんし。
しかし親善試合とは言え本来は全米選抜vs日本選抜という言わば国の代表として試合をするわけで。
こう、日本選手からそういうのが感じられないんですよ。
自分のため、チームのため、そして日本のため…のしかかるプレッシャー、日の丸を背負っているという自覚、日本選手としての誇り…そういうのが国際試合のミソなんじゃないですか!
それを付け加えればこの試合ももっと臨場感が出ると思うんですけどね…奇しくもこの試合とほぼ同時に五輪シーズンに入ったので選手の生温さが浮きまくり。

国の代表として出てる以上、楽しめばいいという感情を丸出しにされても。
いっそケビンくらいみんなトゲトゲしてくれると良いんですが(笑)

テリーが転んだだけで大騒ぎのギャラリー。
何だかなぁ。テニスの試合自体はどうでもいいんだろうなぁこのファン達って。
……ひょっとしてこれも前川さんのメタだったりして(怖) 

とか思ってたらテリーの回想。
ダブルス2の金持ち二人と違ってこの兄弟、大道芸やって生計立ててたっぽいです。
何か…複雑な家庭の事情とかあるんでしょうか。
そうだよなぁ、貧乏訳アリな選手もいないとリチャードがいる意味ないもんなぁ。

トムは大芸道技を活かしてテリーをブラインドに球を打って撹乱する作戦のようですが、横にズレれば軌道読めるんじゃない?>菊丸、忍足
あんなの四人が縦に並んでる状態でしか通じないと思うんですが。
ショートな球ならまだしもテリーが止まってる状態でめちゃくちゃベースライン付近から打ってますし。

とか思ってたら日本チームはサインプレイ。

菊丸が影分身の術使いになってしまった…!

いや肢曲?残像拳?

いくら反復横とびの学園新記録持ってるからって速過ぎ!

何か、相手を翻弄する作戦でもあるようですが、それって先々週辺りネタで考えた破滅へのプリエ(寒)と同レベルじゃないですか(脱力)

まだ理にかなったテニスしようとしてた冨岡時代が懐かしい。
それにあのフォーメーション、大石と考えた新フォーメーションらしいですがそんなの考えてたなんて一切映像ではありませんでした。
突然出されてもなぁ…そういう練習場面とかちょこちょこ入れてた冨岡時代が(略)

日本チームが押し始めて悲鳴を上げる応援サイド。
だからそこでUSAコールしてのアメリカなのに!
「あたしのテリーが」とか言ってるよみんな。

一度でいいからUSAコール聞かせて…いつも鬱陶しいと思うんですが逆に出ないと気味が悪いです。

観客の盛り上がり具合にリチャードは「このまま負けろ」と指示変更。
同情を誘う作戦ですか。

グリフィ兄弟がどう出るかが見ものです。


ED。
脚本・高橋ナツコ、前川淳。
シナリオは上から発注後、ライターが書いてそれがシナリオ会議という叩き台にかけられるんですが、それで通ってもコンテマンやら何やらに手直しされて原型を留めてないことも珍しくありません。
製作会社の方針とか監督の意向にもよりますけどね。
浜名監督はあんまシナリオに手入れるタイプじゃないっぽいんで、シナリオ面の管理は構成が主となるんですがあまりに手を入れすぎた場合、今回のように連名とすることがあります。(監督やコンテが手を入れた場合も同じく)
…ナツコさんの脚本があまりにアレで前川さんが手を入れたのかな、やっぱり。
この前の「アメリカから来た少年」もあんまりでしたし。
最初から分担してたって事はなさそうですし。

にしてもやっぱり作画スケジュールはかなりヤバそうですね。

提供。
先週に引き続きリアル等身絵柄。
こっちはテリーVS菊丸、忍足VSトムか。
何かタイマンばっかりだなぁ(^^;

次回。
「哀しみのマリオネット」

これを聞いて「陰謀の糸とマリオネット」が頭で鳴り出したアナタ…GWファンですね?
「想いは踊る、パペットに似て…」って句が浮かんだアナタはガサラキファンですね?

いや、単に私が浮かんだやつ挙げただけですが(^^;

珍しく個人的に好きなタイトルなので、面白いと良いなぁ。
池田監督や高橋監督みたいに硬くてストイックな内容だとなお良いんですけど。


2004年09月08日(水)
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