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■ テニス。「破滅へのタンゴ」
今秋には終わると思ってたんですがまだまだ終わる気配なしですね。 親善試合編終わったら何をやるんでしょうか…今さら全国ってのもなぁ、という気がしないでもないですし。
Aパート。 タンホイザーサーブは手塚との試合に取っておいた技らしいですが…先日真田との試合で披露していたような(^^;
ツバメ返しのように地面スレスレに逃げていく球を見て驚くビリー。 そしてマイコーは…。
「考えるな、感じるんだ」
ほわちゃああーー!
流石炎のレッドドラゴン。今さらですがモチーフが分かり易すぎ。
勝者は跡部コールにご満悦気味の跡部。もうすっかり機嫌は直ったご様子。 単純王。
タンホイザーはオペラの主人公の名前。 不二と忍足が、跡部は知ってて付けてるとか解説してるんですが、そんな一行くらいでタンホイザーを語られても…。 跡部がほんとにその理由でつけたかどうかは全く不明。 破滅へのロンドとかいうネーミングを見るに、あんま意味はないとみたほうが正解だと思います。
跡部のタンホイザーサーブを迎え撃つビリー。 すこぶる作画が美しい。こりゃ石井さんの絵っぽい。
どうもタンホイザーサーブは打つごとに体力が削られる技らしいです。 とてもゲームっぽい技ですね。 天才が回転かけるのに腕に負担がかかるから、とか言ってますがどうも違う気がします。 不二自身六角戦で自ら回転かけてましたけどピンピンしてましたし、サーブなら投げ上げながら回転かければいいんですし。 ……サーブだから余計力使うとかなんだろうか。
何とかタンホイザーでサービスキープ。 しかし今度はビリーのサービス。 コートの四人の中で跡部だけが息上がってます。 例えタンホイザーをやらなかったとしても、跡部は体力ない気がするなぁ、他の三人に比べて。 他の三人、体力バカのニオイがしますし。
今度はあっさりアメリカチームがサービスキープ。
何かスタンドプレーしてる跡部に金田の渇が欲しいです。
「あほ部コノヤロウ!敵はダブルスで来てるんだっ!今はシングルスじゃないんだコノヤロウ!」
…ばか澤と違ってもし言ってしまえば「何だとコラ金田ウルァ〜!」くらいじゃ許されそうもありませんが。
カバーに入った真田に文句言う跡部。 「俺のボールだぞ!」 「今は勝つのが先だ、文句は勝った後で聞いてやる」
睨み合う二人の間に何だかラテン音楽がフェードイン。
ええええ何これタンゴー!?(ガビーン)
ハッ…危うくピヨ彦になるところでした。危ない危ない。
「フッ…どこで会ってもそのスカした態度は変わらねぇな」 「それはこっちの台詞だ」 と跡部と真田。
えっと…さっき背景にタンゴ演奏会みたいなポスターが貼ってあった気がしますが、演奏会でばったり会ったって事ですか? でも、彼ら制服着てましたよね? おーい、演奏会に制服着ていくのか。つーかそもそも中学生が一人で鑑賞しに行ったりするんだろうか。 何学校行事か何か? いや、お互い一人だったっぽいし。ああでも跡部は私服着ていくと恥ずかしいから制服の方がいいかも。 それに都心に出向くならまだしも「青春台文化ホール」とか書いてあったような…ローカルな演奏会なのか。 でも真田は神奈川県民だよなぁ…あ、お互い県境に住んでるのか。
ハッ…どうでもいい疑問が沸いて来てここでなぜタンゴなのかという疑問を追及するのを忘れかける所でした。
…何故なんでしょうか。
訳のわからないままCM突入。
Bパート。 急に何故か息の合いだした日本チーム。 ビリーは「好きな女の前でカッコ悪いとこ見せられるか」と益々やる気。
あれ…どっちが主役チームだっけ…。(遠い目)
どうでもいいですけど、今日動き悪いですね…というか見せ方がかなり…こういう時のコンテって大体斗万さんなんですけど、やっぱり斗万さんでした。
リチャードが「スポンサーのご機嫌を損ねてしまうじゃないですか」とお怒りですが、マイコーはスポンサーにバックアップしてもらう必要ない大金持ちですし、ビリーもステフに認めてもらえればそれでいいだけっぽいんで、スポンサー云々はどうでもよさそう(笑)
先々週も言いましたけど、ステフの目線っていっつもビリー向いてますよね。 必ずステフのアップ→ビリーって演出。
再びサービスキープして、ゲームカウント6-5。
「こうして縦に並んでると、あの日の事思い出すな」 いきなり真田に話しかける跡部。
そしてまた例のタンゴのカットが…。
…真田帽子脱いで行ったのだけは良かった。
「フン…確かにな」 それに答える真田。
また新たなカットが…周りは当然私服のお客さんだらけなのに一人制服で鑑賞しに来た中学男子が二人。 不気味すぎて笑うのすら忘れました。
U・S・A!U・S・A!U・S・A!U・S・A!
今回ばっかりは本気でUSAコールします。
方やタンゴ演奏会を思い浮かべてる二人、方や「俺は勝つ、必ず勝つ」と繰り返し呟いてるビリー。(マイコーは微妙) 訳のワカラン二人よりビリー側応援するのはさもありなん、て感じです。
どうでもいいですけど、あの演奏会のステージ……ホントにタンゴの演奏会なんでしょうか。 何かおかしいんですけど、それに聞こえてくる音とステージ上にある楽器の矛盾が(略)
マイコーのサーブ。 リターンした真田のボールがコードボールに。 ネットに詰め寄るマイコーと真田。
「またハイスピードの打ち合いだ」
天才のその言葉を皮切りに二人はドラゴンボールの世界に突入。
そして真田が消えたー!
ヤードラット星人に瞬間移動まで習ってたんですか、真田さん。 流石未来人ニュータイプ、強化人間やオールドタイプとは一味違うね☆
「絶対諦めねーんだよ!!」
マイコーの取りこぼしたボールを必死にダイビングでカバーに入るビリー。
熱いねぇ…だからどっちが主役で(略)
体制を崩したんですが、跡部のスマッシュにショットガンボレーで応戦しようと飛び上がります。
ステフがビリーを見つめてるカットがところどころ入るのが印象的ですね。
しかし跡部のそれはフェイントで、跡部をブラインドにして真田がスマッシュ。 アドバンテージを取りました。 これ、バレーなんかでよくある技ですよね。 以前菊丸もやってましたっけ?
「おい、真田。さっきから俺の頭ん中であの曲が鳴ってんだがなぁ」 アドレナリンの音聞いたり、色々大変な人ですね。 「ああ、俺も同じだ」 とか思ってたらお前もかよ!
Bパート後半に入って、タンゴ鑑賞会ネタが必要だったかどうか意味が見出せない。
「タンゴのリズムは四分の四拍子。二対二の打ち合いとはリズムが似てやがる」
また適当な事を…タンゴのリズムって言ったら、挙げるなら四分の二拍子でしょう。 タンゴワルツとか三拍子系もありますけど。 ラテン音楽会とか忍足が言ってたから、ひょっとしてルンバとかチャチャチャと間違えてるのか。 いや、あれも基本は二拍子系だよなぁ。 あ……跡部的タンゴイメージ=だんご3兄弟(4/4拍子)なのかも。 にしてもあの難しいタンゴのステップをダブルスに置き換えるとは…怖いものしらずめ。
……いくつかタンゴの曲でイメージしてみましたけど、ダブルスで合うとは思えないなぁ。
まあいいです。 そんな感じで、跡部がもう一度スマッシュを打ちにかかるとまたビリーが応戦。 打ち返したところで真田が拾って返球、着地したビリーの握るグリップに当てて弾き、それを受けて跡部が更にスマッシュ。
タイトルと、さっきのタンゴ云々で大体予想できたんですが、破滅へのロンド@ダブルス版。
「俺様たちの美技に酔いな…。さしずめ破滅へのタンゴって所だろ」
は、恥ずかしい…もしこれが全米に放映され(略)
というわけで日本チームの勝利。 「ナイスゲーム!」とか相手を称えてるビリーが良いなぁ。 やっぱバネちゃんタイプだ。 反対に日本チームときたら…(遠い目) 何か言えや。 握手の最中に余所見とは何事だ…ああ、もしこれが全米に(略) 日の丸背負ってる事自覚してください。恥ずかしいから。
ビリーが来賓席を見やると…ステフはいませんでした。 かわいそう…。
「まだまだ修行が足りなかったな」 「ああ」 控え室に引き上げるマイコーとビリー。
控え室前にいたのは…。
あれステフじゃん、こっち見てるじゃん♪
笑って感動したとか言ってるじゃん♪
控え室の前にはステファニーがいました。 いやー、ステフ、おすまし系のお嬢さんなんでてっきりホントに去ってったのかと思いました(酷)
「あなたの試合見て感動したのは始めてだわ」 ビリーに笑いかけるステフ。 可愛い…こりゃ一目ぼれするのも分かるってもんです。 「私もテニスを始めたくなったの。コーチしていただけるかしら?」 だって。 ビリーもビックリ。
「ワーオ!ホントかステファニー!俺でよければ毎日コーチするぜっ!ィヤッホー!」 満面の笑みでステフを抱きかかえるビリー。
アンラッキーが大ハッピー、考え天然ラテン系♪ ナンパしてても本当は、純情ビーム出しまくり♪
わー、こいつら人前で…流石アメリカン、こんなことしても絵になるなぁ。 日本選抜メンツを思い浮かべると…ありえねぇ…。 ビリーもステフも嬉しそうで良いなぁ。 後ろでちょっと笑ってるマイコーも良い人っぽいですね。
ビリー、本気でステフをものにする気ならテニスより勉強のほうに力入れたほうが良いぞ。 帝王学とか、やることたんまりありそうです。
てか、アメリカチームは美少女とカップルエンド。(主役ありがちパターン) 日本チームは野郎同士でタンゴのリズムで勝利。(限りなく虚しい)
負けてる…圧倒的に負けてるよ日本チーム!
さて第二試合。 アメリカチームはグリフィ兄弟。 …だからテリーは女の子に見えるって。 日本チーム。 菊丸、忍足。 コールされてビックリしてた菊丸は何なんだろう…この二人はダブルス以外ありえないってのに。 シングルスでコールされるほうがビックリです。
結局終わってみてもタンゴが必要だったか分かりませんでした。 あまりに唐突すぎましたしね、演奏会なんて。 合宿の跡部vs真田とも全く繋がってなくて(タンホイザーはやってましたけど)、あの試合も何だったのか分からなくなりました。 手塚もいることだし、もうちょっと合宿編を伏線にした試合展開にすれば良かったのに…何故タンゴ鑑賞会なんかに…。
それともう一つ、先週も言いましたけどリー君のキャラ立てはなぁ。 井上さんのキャラ設定解説が物凄く鬱陶しかったってのが印象として強く残ってるんで、何だかなぁと。 設定をベラベラ解説してキャラ立てなんて、あんまりです。 以前ランバ・ラルの話をしたときに言いましたけど、映像で見せて初めてキャラクターになるんですから。 リー君の場合弱肉強食がモットーの父とかどうでもいいような設定省いたほうが良かったなぁ…。
いかに解説だけじゃダメかってのを例に挙げますと、例えば佐伯。 散々キャラ薄いとか顔だけ男とかヘタレとか言ってきましたが、彼に関して全く前情報がなくいきなり六角戦ダブルス1に持っていったとします。 いきなり不二の動きを読んだり菊丸を抑えたりする佐伯。 カチロー辺りが「す、すごい!まるで先の動きが分かってるみたいだ」とか声をあげたらすかさず井上さんが解説。
「六角中の佐伯君…彼は以前から不二君と知り合いで、お互い相手の動きを良くしっている。更に不二君に負けたことのある佐伯君は妥当不二を掲げていたに違いない。それにあの動体視力…相手の動きを読むために剣道まで習っていたという。今の動きはそれによって培われたものだろう」
そんななっがい解説のバックに佐伯のイメージ映像。
まあ、おなじ事です。 井上さんの口だけで説明するか、事前に青学と六角を会わせ、不二と佐伯を親しく会話させることで「古い知り合い」を強調し、スミレちゃん、剣太郎など様々な人から佐伯を語らせる事で佐伯ってキャラが何をしてきたか、ってのを演出する。 方法の違いであって、同じキャラであることには変わりないんです。 が、印象がガラッと変わってくると思います。 井上解説のみだったら更に佐伯って存在感のないキャラになっただろうなぁ、と思います。
目線の分散ってのも大事です。 ビリーの場合、井上さんの解説だけでなくビリー本人が主張していたのでまだマシでした。 ケビンに関しては伏線もあったので、今のところ当然ながらケビンが一番キャラクターが確立してると思います。
六角と青学を会わせた一番の目的はやっぱり剣太郎だったんでしょうけど(vsリョーマのフラグ立て)、各キャラクターの素顔をチラッと見せるって意味では正解だったと思います。 剣太郎の例を見ても分かるように不必要なキャラ設定っていらないんですよね。 ブルース・リーがモチーフならとことんそれでいけば良かったのに…>リー君 記号だけ羅列しても、キャラを立てた事にはなりませんよね。 城成湘南の若人に関してはホント巧みなキャラ演出だったよなぁ…。
冨岡さーん、助けてーー!
思えばテニスもラブコメもまともに書けるのって冨岡さんだけだったような…ステフとビリーに関しても冨岡さんに書いてもらったほうが良かったなぁ。 志茂さんてギャグは結構上手いのに…。 このタンゴは前川さんの所為なのか志茂さんの所為なのか。 グリフィ兄弟はどうなるんだろ。
というか、各人がそれほど力不足とは思えないんで、どうも「どうせオリキャラだから適当にやっとけ」感が漂ってる気がするんですよね。 原作ファンにはあんまりオリジナルのキャラクターって受け入れられない傾向にありますし。 色々、原作つきのしがらみに加えオリキャラに割く時間あるなら既存のキャラ出せ、とか抗議も来たりするんだろうなぁと思うと彼らのモチベーションが下がるのも想像に難しくないんですが……ちゃんと頑張ってほしいです。
CM。 この立海ダブルス、ホントにおいしい役どころもらってるよなぁ(笑)
ED。 作画監督補が四人…こりゃ、相当スケジュールやばいとみた(^^; 原画陣なかなか錚々たるメンバー。凄。 石井さん作監補に入ってたんだ、通りで石井さんっぽい絵がチラホラあったわけだ。 しかしこのメンツであの動き…やはりスケジュールが(略)
提供。 どうでもいい二人ですが、無駄に作画が美しい。 目の辺りが飯塚さんっぽいけど今日は原画に入ってなかったはず、誰かの原画を石井さんが 直したのかな。
次回。 イケメンダブルス。 また投げやりなタイトルを…。
「あいつ引っ付いてきよるから気色悪いんや」by忍足 ごもっとも。
2004年09月01日(水) |
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