碧のアニメ感想
アニメ雑感


 テニス。「ベイカーのシナリオ」


一週遅れでスミマセン。

今までの映画などのパロならまだしも、自らの作品をパロるというのはいかがなものか>ベイカーのシナリオ
やる気のなさというか投げやりな感じがタイトルからも伝わってきて…こう書くとアレですが前川さんが真面目にやってこれだとはどんなに低く見積もってもあり得な、いやこんなもんなのかな。
うーん。


Aパート。
選手達が控え室で見てる映像、あれは単なる控え室用カメラでTV中継でないことを祈るばかりです。
もし全米もしくは西海岸ローカルに流れているのだとしたら…(震)

臨時ヒロイン?ステファニーがめちゃくちゃ可愛いってだけでもこの試合は収穫があったかもしれません。
てか、ビリーが王道的な主人公街道を突っ走ってるってどうなんだろう(^^;
脇の脇キャラなのに。いや、結構好きなんですけどビリー。

リー君にワンポイント取られて「コラー、日本人もしっかりしろー!」と叫ぶ堀尾の顔がオモシロイ。
オリンピックシーズンなので、今日本中に堀尾みたいな人がいるとみた(笑)

「俺は自分の手抜きは嫌いじゃねーが、相手に手を抜かれるのは大嫌いなんだよ!!」

跡部ぶっちゃけたー!

凄い、これがアトベイズムってヤツですか!
あはは…いかにも跡部らしくて笑っちゃった。
良いね、キミ!
そこまでぶっちゃけてくれるといっそ清々しいよ、うん。
成る程、俺様は手を抜いても良いが俺様相手にナメた真似するのは許さん、と。
素晴らしい!
ジャイアンもビックリです。
いっそ不二もこのくらいぶっちゃけてくれれば少しは好きになれるかもしれません。

しかし切原専用BGMでカッコよさげにやるのはやめて欲しい…と思ったら逆にビリーがやり返してくれました。
いいぞビリー!

「ショットガンボレー」byビリー

ショットガンボレーかよ!!

もっと捻れよUSA!ま、まんまだからこそUSAって気もしますが。
妙に凝って破滅へのロンドとかヒグマ落としとか付けられてもアレですし。

ショットガンボレー。
相手のスマッシュをダイレクトに叩き落すというあり得ないボレー。
イメージ映像は西部劇の早撃ちでした。
だからもっと捻れよU(略)

アメリカチーム控え室。
テリーがやっぱり女の子にしか見えない。
喋り方もさ…翻訳が間違ってるということにしとこうかな。

ベイカーのシナリオは始め負けておいて逆転する(盛り上げるため)らしいですけど、それは狙ってやるんじゃなく自然と起こるから盛り上がるんです。
奇しくもオリンピックやってるからよく分かると思うんですが。
あ…でもあまりそれ(逆転)を連発すると興ざめですよ、いくら狙ってなくても。
桃の試合とか桃の試合とか桃の試合とか。
妙な策めぐらせずに最初から大差で勝ったほうがいいですよね。
しかし…観月と違ってリチャードにコマにされてるUSAチームは何となく哀れだなぁ。

ロンドを連発する跡部。
しかし例のショットガンボレーでまたも返されて、盛り上がるUSAサイド。
頭を抱える堀尾。

堀尾像はとてもいいんですが、USAガール、USAコールしてこそアメリカだと思うんですが、どうでしょうか?
みんなスタイルはとても良いんで、そこはOKですが(笑)
一度くらい聞きたいなぁUSAコール。

ステフにウインクを送ってそっぽ向かれたビリー。
ステフのおすまし具合も可愛いけど、この程度じゃめげなさそうなビリーも良いなぁタフそうで(笑)

「試合中にキョロキョロするな」
「あそこに俺の勝利の女神が座ってるもんでね」
「…(ヤレヤレ、というリアクション)」

この二人なかなか良いペアかも。

めげるどころかここからエンジン全開宣言するビリー。
凄…ポジティブシンキン。落ち込むとかいう事はなさそうな子だ。

そのビリーのもう一つの必殺技は「ブルロープサーブ」

井上さんの話によると、ビリーは西部の大農場の出身で州のロデオ大会でよく優勝争いしていたとのこと。
うわちゃー…イメージカウボーイとガンボーイでまんま西部劇かよと思いつつロデ男もかけてたのかビリーのキャラ設定!
や、やられた…。

しかし12のときに父の仕事の都合でロスに移ったとの事。
え…あの映像12歳の頃なんだ、さすがアメリカ人、老けすぎ。
ってそんなことはどうでもよくて。

ビリーはおのぼりさんが張り切っちゃってるキャラと言う事が判明。

しかもそのBGMはいつぞやの「荒野の王子様」のダビデ登場でかかっていたヤツではあーりませんか。
ダビデの似合うだろうなぁ、西部劇スタイル。

都会に馴染めなかったビリーを変えたのがステフとの出会いらしいですが、何か、パーティらしき場所で出会ったようなんですが、これってどういう事なんでしょうか?
おおかた父は農場の次男辺りで別方の仕事のためロスに来て、その会社関係のパーティって所かな。

一目合ったその日から、恋の花咲くこともある。

何だやっぱりステフにホの字(寒)だったのかビリー!
彼女につりあう男になるため頑張ってるのか!
すっかりステフにZokkon命(ラブ)かよ!感動じゃん!最高じゃん!(だから寒い)

ステフはニューヨークの名門のお嬢さん…ってニューヨーカーかよ。
ロスから遠いよ!日本いくつも入っちゃうよ!
しかしだからってプロテニスプレイヤーになろうってのが単純思考というか…こ、これが若さ、か。
そういうお嬢さんならもう既に婚約者とかいるかもしれないってのに。
更に「頂点に立ったとき彼女を迎えにいく」って、ステフに拒否権はナシかい?それとも自分ルール?
思い込み激しいなぁ…こ、これが(略)

しかしわざわざ日本まで見に来てくれてるって事はステフも実はビリーが気になってるのかもしれませんね。
微妙にストーカー気質のある男ビリー、嫌いだったら視界に入れたくないはずですし。

にしても「日本人のイメージするアメリカン」の典型を絵に描いた様なキャラ設定なビリーですが、奇しくも同じ日のプラネテスで「日本人はみんな忍者」「黒帯持ってる」という勘違い外国人が出たわけですが、向こうから見たらこんな感じなんだろうなぁ(^^;


「このままじゃ勝てないにゃー」
とは菊丸談。
多分、ダブルスとしてダメとダブルス専門から見た意見でしょうけど、不二とリョーマが分かってないのはともかく忍足まで分かってないとはどういう事だ。
そして早くも背景と化してる切原…一人だけ座ってるよ(^^;


Bパート。
マイコーを敵視してる真田。
彼からのボールは自分が打ち返すつもりみたいですが、「これは俺のボールだ」と跡部から文句が。
…いや、真田がリー君に執着してるって事を外しても、あれは真田のボールだと思うんだけど(^^;
かなり走ってきて更にバックでしか打てないですし、跡部の位置から。

とか思っていたのもつかの間、なんだか凄いことがコート内で勃発しました。

お互いネット際で激しく打ち合う真田とマイコー。
なんだかいやな予感がしたんですが…。

打ち合いはラウンド2へ突入。

飛び上がる真田とマイコー。

舞空術を使い激しい気攻波を打ち合う二人。

あ、ありえねえ…!いつの間に舞空術なんて覚えたんだ真田!
滞空時間が長すぎるなんてもんじゃない、何発打ち合ってるんだ。怖。

さ、さすがニュータイプに目覚めた人は違うな。
てことはリー君は強化人間か。

ロブをあげたリー君の球を追いかけて跡部コートにダイブ。しかし届かず。
ずっこけ姿を晒してくれるなんて珍しいですね。

「怒るなよ、任せろって言ったのはお前だぜ」
そして早速言い訳。
跡部…(苦笑)

ま、まあ跡部はまだ普通の人間でしょうからあの打ち合いにあっけに取られてロブを追うどころじゃなかったってのも分かりますけどね。

井上さんによるとマイコーは中国からアメリカに渡った大富豪の一人息子だそうです。
…これまたまんまだな。
どこからどう見ても例のヌンチャクの人をモチーフにしていることはハッキリ分かるのでやられた感もないし。
とか思ってたらほんとにカンフー習ってたらしい…。
マイコーの父親のポリシーは「弱肉強食」。
またベタな…マイコーに関してはキャラ設定失敗しまくってる気がするなぁ。
下手に説明いらないって、もうちょっと尺取ってキャラ掘り下げてくれるならともかく。

コートチェンジする時になにやら跡部に英語で喋りかえたマイコー。
「ゼアイズ〜」ってカタカナ表記できるような喋り方でした。
日本語より英語の下手なアメリカ人。
…はっ、そうか国籍はアメリカでも中国人だから…ってこの子アメリカ生まれのアメリカ育ちだよなぁ、うーん。

跡部ご機嫌ナナメ。
だからヤツにダブルスなぞやらせるなとあれ程…!

次は日本のサービスゲーム、サーバーは跡部。
ご機嫌ナナメかと思ったら、今度はいきなり腰を反らせ始めました。
え、エビゾリサーブ?
そんな梶本君のお株が…でも全然腰硬いね、それじゃ梶本君には勝てないよ。(そういう勝負じゃない)

とか思ってたら跡部のサーブは地面スレスレの所を逃げていきました。
何これ…ツバメ返しのサーブ版?

「名づけて…タンホイザーサーブ」

ってワーグナーかよ。(脱力)

USAの分かりやすい名づけ方のほうが良いかも。

跡部はラケットを天に向けて一言…「俺様の美技に…酔いな」

こんなのが次週への引きなんてイヤだ…!


提供。
真田がマイコーに執着してるから必然的に跡部はビリーの相手をするわけですが、こうしてみると合いませんね。
気も合いそうにないし。
跡部がムキになってボールぶつけようとしてるのが笑える。
ビリーは中身は清純かと思いきや意外にもバネちゃん・桃タイプなんで…見た目は大石だし、結構好きだなぁ。
本気でUSAコールしようかな(止せ)
そして華村先生…お顔が崩れてます(涙)


次回。
破滅へのタンゴ、タンゴ、タンゴ♪(黒猫のタンゴで)

タンゴかよ!!

何、ステップ踏みながらレシーブでもするんでしょうか。

もうこの際破滅への〜シリーズでも作ってみましょうか。

破滅へのピボット……回転しながらボレー。遠心力を使う。
破滅へのプリエ……手が空いたらコマネチのポーズを取ってみる。相手の動揺を誘う効果アリ。
破滅へのベリーダンス……腰を回しながらリターン。相手の動揺を(略)
破滅へカタック……小刻みにステップを踏みながらコート内を移動。特に効果はない。
破滅への(もういい)


2004年08月25日(水)
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