白い木蓮の花の下で  

    〜逝くときは白い木蓮の花の下で〜

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引越し先 白い木蓮の花の下で


2014年04月22日(火) しまっちゃうおばさん。

最近、夫から「しまっちゃうおばさん」と言う呼び名を付けられてしまった。

なんでもかんでも片付けたがるから「しまっちゃうおばさん」なんだとか。その通りなのでぐうの音も出ないのだけど、なんだかなぁ。私が「しまっちゃうおばさん」なら、夫は「置いときたいおじさん」だと思う。夫は何でも保管しておきたがる。結婚してからは私が口うるさいので、夫の保管癖は随分とマシになったと思うのだけど、それでも私からすると忌々しく思う事が多々ある。夫は夫で「しまっちゃうおばさん」の片付け癖を忌々しく思っているに違いない。

私が「しまっちゃうおばさん」になったのには理由がある。

もともと片付けは好きな方だったけれど、娘にハウスダストのアレルギーがあると知ってからは、出来るだけホコリの無い家にしたいと努力している。熱心に掃除するのが1番なのだけど、まずは「ホコリがでにくい家」にするのが最良の道。ホコリが出にくい家……それは物が少ない家なのだ。

……とは言うものの、家族で暮らしていると「少ない物で暮らす」なんてのは幻想なのだと思い知らされる。なかなかインテリア雑誌のようにはいかない。子どもが持ち帰った図画や工作は飾ってやりたいし、本も玩具も定期的に処分してはいるもものの、ジワジワと増えてくる。

夫が「しまっちゃうおばさん」なんて言うものだから、最近では物を片付ける時は「しまっちゃお……しまっちゃおぅねぇ……」とひとりごとを言うようになってしまった。スッキリ・サッパリ暮らしたいのに、それってなかなか難しい。「しまっちゃう」には時間も体力も必要で、生きるエネルギーの全てをそこに突っ込む訳にいかない以上、ある程度の妥協が必要になる。

しまっちゃうべきか、しまっちゃわないべきか。それが問題。

私が理想とする「ホコリのでにくいスッキリした家」への道は遠く険しそうだけど、挫けることなく、しまっちゃっていこう……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。


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【同月同日の過去日記】
2013年04月22日(月) 娘の新しい部屋。
2011年04月22日(金) 花粉症?。ビリーズブートキャンプ。台所仕事。
2010年04月22日(木) スタバのカード
2009年04月22日(水) カレーパーティ
2008年04月22日(火) 空の色に似合う花
2004年04月22日(木) 馴染んでいるし。
2003年04月22日(火) 脱力。
2002年04月22日(月) 売られたピアノと薔薇の花と。

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