昨日は和歌山で暮らす夫の祖母に会いに行ってきた。
夫の祖母は104歳。長男の子ども一家と暮らしている。100歳までは畑に出ていたけれど、人も今はほとんど寝たきり状態。寝たきりとは言うものの、頭はしっかりしているし、意外にもガッツにあふれている。
朝早く車で家を出て、まずは夫の実家へ。義母を乗せて一路和歌山へ。敬老の日の日の義母へのプレゼントも、娘の暇つぶしグッズも手土産も完璧に用意したのに、途中で義母に渡す敬老の日のお祝いが入った祝儀袋を入れ忘れたのに気がついた。途中のコンビニで調達。新券じゃないけれど、そこは目をつむることに。
道中、回転寿司を食べて、駐車場を出ようとしたらタクシーの運転手さんに声をかけられた。なんと義母の弟(夫の叔父)だった。「どうしたんだ?何かあったのか?」と義母の弟。「いえいえ。おばあちゃんに会いに来ただけ」と義母が言うと「そりゃあ、喜ぶわ」と言って、義母の弟は去っていった。あんなところで出会うだなんてビックリだった。
そして祖母宅へ。祖母は夫の姿を見ると「よう来た。よう来た」と涙を流して喜んでくれた。お喋りをしたり、皆で写真を撮ったり。「握手した時、手が痛かった」と娘。100歳まで畑に出ていただけあって、祖母はいまでも力強かった。
私は知らなかったのだけど、祖母は孫達が結婚するときに、布団を作って送っていたらしい。夫は最後に結婚した孫で、もうその頃は祖母も弱っていたため、布団は貰っていないのだけど、相当なお年寄りになるまで現役では働いていた人なのだなぁ……と改めて感心させられた。ちなみに、祖母の作った布団は修理を重ねて、孫達が大切に使っているとのこと。
祖母と話をして、寝たきりになっても祖母はいまだに一族の要なのだと実感した。
けっこうなハードスケジュールだったけれど、祖母に会いに行って良かったと思う。私も夫も祖母から元気をもらった気がする。また祖母が元気なうちに会いに行きたいなぁ……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。