実家の母に「お葬式はどこで、どんな風にして欲しい? 死ぬのを待っている訳ではないけれど、イザと言う時のために教えて」と聞いてみた。
昨年、夫の叔父が亡くなった際、夫の従兄が葬儀を仕切っているのを見て「私達もいずれはしなきゃいけないね」と夫と話をしたのだ。私達夫婦は双方既に父はおらず、母がいる。義母については義兄が仕切るのだと思われる。義兄は昔風の長男気質を持ったしっかりした人なので、何かあった時も私達は義兄の指示の元サポートするだけで良いと思う。しかし実家の母の場合、弟と一緒に暮らしているものの、弟は独身なので私達がかなり頑張らなければいけない。
とは言うものの。突然葬儀を仕切るとなると、きっとアワアワすると思う。巷に葬儀社は沢山あれど、どこを使ったものか。そして母は自分の葬儀をどんな風にしたいと思っているのか。
そう説明したところ「あなた達の好きにしたらいいよ」と実家の母。「じゃあ、A社とかB社に頼んで、葬儀場借りて、お坊さん呼んで…って感じでいいの?」と聞いたところ「ああA社は駄目。高いって評判。B社は入ってる仕出屋さんがパッとしないらしくて、食事が美味しくないらしいよ」と母。「じゃあ、どこがいいの?」と聞いたところ「C社にして。あそこなら駅からもそこそこ近いし、食事も美味しいんだって!」
念のため「お坊さんは、お世話になってるところでいいんだよね?」と確認したところ「お経はいらない。音楽葬にして」と母。空いた口が塞がらないとはこのことだと思った。これのどこが「あなた達の好きにしたらいいよ」なのだろう? ある程度、こうなる事は予想していたのだけど予想以上だった。
まぁ、それはさておき。ついでにお金関係の大事な物の置き場所や「連絡して欲しい人」も確認しておいた。
とりあえず母が希望するC社から資料を取り寄せてみることにした。まだまだ先の事ではあるけれど、義母にしても母にしても、いつかは送ってやらねばならない。父の時はバタバタ過ぎてそれどころでは無くて、段取りが悪くて後々まで大変だった。母の時もバタバタはするだろうけれど、ちゃんと聞いておけば、父の時よりはスムーズに、かつ母の希望通りに出来ると思う。
……と葬儀の話はここまで。
今週も無事に終了。寒の戻りで寒い日が多かったけれど、体調を崩すことなく乗り切る事が出来て良かった。来週からは娘の幼稚園もお弁当が始まって通常保育。衣替えだの、放置していた場所の掃除だの、来週は家事強化週間にしたいなぁ……って事で教の日記はこれにてオシマイ。