せっかく桜が咲いたのに雨降りだなんて味気ない話だ。
今日は御昼間、社用で外出。川の流れる桜スポットの花達は、あっけないほど散り果てて、川面に桜の花弁がワラワラと大慌てな感じで流れていた。
桜の花弁が流れてゆく様を見ると草野心平の『るるる葬送』を思い出す。桜の花の詩でもなんでもないのだけれど、桜の花弁が流れていく光景と、るるるの葬列が、なぜだか私の中では同じ図柄で存在するのだ。本を読むのは大好きだけど、私が好きなのはあくまでね小説でありドラマである。同じ読み物でも「詩」となると、カテゴリーを外れてしまうのだが、草野心平だけは特別な感じ。何が私の心をワシ掴みにしたのだか。現在、持ってる詩集は草野心平、ただ1冊也。
昨日、今日は仕事が落ち着いていて、なにげにノンビリな感じ。来る黄金週間の計画などを考えてみたり。どこか遠いところへ行きたいなぁ。新幹線とか、飛行機に乗って……ちょっと考えてみようと思う。
知人から貰った桜紅茶でも飲みながら、読みかけの本を最後まで読んでしまおうかなぁ……ってことで今日の日記はこれにてオシマイ。